JP6039404B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
このような構成によれば、サイドフレームとインナーフレームの間に配置した伝達機構の一部に対して左右方向内側から物が侵入するのを抑えることができるので、伝達機構を良好に動作させることが可能となる。
このような構成によれば、インナーフレームの左右への変形を抑制し、インナーフレームの剛性が高くなるので、シートクッションの変形をさらに抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記インナーフレームは、左右の両方のサイドフレームに対応して設けられ、左右の前記インナーフレーム同士を前記屈曲部の後側において連結する連結部材をさらに備えることが望ましい。
このような構成によれば、インナーフレームの剛性が向上するだけでなく、その剛性が向上しているとともに距離が近い部分同士を連結部材で連結するので、インナーフレームの左右への変形を抑制し、インナーフレームの剛性を非常に高くすることができる。このため、シートクッションの変形をより一層抑制することができる。
請求項4に記載の構成によれば、サイドフレームとインナーフレームの間に配置した伝達機構の一部に対して左右方向内側から物が侵入するのを抑えることができるので、伝達機構を良好に動作させることが可能となる。
請求項6に記載の構成によれば、インナーフレームの剛性が向上するだけでなく、その剛性が向上しているとともに距離が近い部分同士を連結部材で連結するので、インナーフレームの左右への変形を抑制し、インナーフレームの剛性を非常に高くすることができる。このため、シートクッションの変形をより一層抑制することができる。
シートバックS2の右側の肩口(上縁の右端部)にはシートベルトSBをガイド孔111から引出可能に支持するベルトガイド部材110が設けられている。
図2〜図4に示すように、シートクッションフレームF1は、左右のサイドフレーム10と、左右のサイドフレーム10に対して前後動および傾動可能な可動部材20と、シートバックフレームF2の傾動動作を可動部材20に伝達するために、可動部材20とシートバックフレームF2とに連結される伝達機構30とを備えている。
また、インナーフレーム40は、最も後の屈曲部44の後側の後端部45において、連結ビーム51から前方に離れた位置で、左右のインナーフレーム40同士を連結する円筒状の連結パイプ(連結部材)53により連結されている。
後ブラケット150は、サイドフレーム10の後部に溶接されている。前ブラケット170は、上ブラケット171と下ブラケット172により構成され、上ブラケット171がサイドフレーム10に溶接され、下ブラケット172は、上ブラケット171にネジ止めにより固定されている。
シートクッションフレームF1は、サイドフレーム10が、スライドレール機構140に支持されることで、左右方向にスライド移動可能となっている。具体的には、図示しない前後スライドレール機構のスライダに、左右方向に延びる横レール141が固定されており、この横レール141に対しスライド移動可能に係合した横スライダ142が左右のサイドフレーム10に固定されている。
そして、凸部132Hは、固定部131F,132Fと、ピン160の間に設けられている。
図3に示すように、シートクッションフレームF1の一対のサイドフレーム10の内側には、サイドフレーム10と接続して前後に延びるインナーフレーム40が設けられているため、サイドフレーム10の剛性を高くすることができる。そして、車両の衝突時などにシートベルトSBに大きな引張荷重が掛かって、ガイド孔111に前方および下方への大きな力が掛かり、シートクッションS1に伝わったとしても、この荷重をシートクッションS1のサイドフレーム10とインナーフレーム40が受け止めることができる。ここで、ガイド孔111は、左右方向において、右のサイドフレーム10とインナーフレーム40とが配置された範囲Wに位置しているため、シートベルトSBから掛かる荷重は、サイドフレーム10とインナーフレーム40の間に向かうため、シートバックS2やシートクッションS1が捩れにくく、サイドフレーム10とインナーフレーム40が安定して荷重を受け止めることができる。これにより、シートクッションフレームF1の変形を抑制することができる。
20 可動部材
30 伝達機構
40 インナーフレーム
43 前端部
44 屈曲部
45 後端部
46 後端
51 連結ビーム
52 連結パイプ
53 連結パイプ
60 ブラケット
81,82 サイドフレーム
83 上部連結部材
90 パンフレーム
110 ベルトガイド部材
111 ガイド孔
120 タング
121 バックル
122 アンカー
130 下部ガイド
131 レール部材
131A 案内板
131C フック部
131D 開口
132 カバー部材
132H 凸部
140 スライドレール機構
141 横レール
142 横スライダ
150 後ブラケット
160 ピン
170 前ブラケット
171 上ブラケット
172 下ブラケット
F シートフレーム
F1 シートクッションフレーム
F2 シートバックフレーム
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
SB シートベルト
Claims (6)
- シートクッションと、前記シートクッションに支持されたシートバックと、シートベルトとを備えた乗物用シートであって、
前記シートバックは、肩口に対応する位置に前記シートベルトを引出可能に支持するベルトガイドを備え、
前記シートクッションは、左右に離間して配置され前後に延びる一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレームのうち、前記ベルトガイドが設けられた側の一方の内側に設けられ、当該一方のサイドフレームに連結され前後に延びるインナーフレームとを有してなり、
前記インナーフレームは、前端部が前記一方のサイドフレームと連結され、後側にいくにつれ前記一方のサイドフレームから離れていき、後端部において前記一方のサイドフレームから最も離れており、
前記ベルトガイドは、少なくとも一部が、左右方向において前記一方のサイドフレームと前記インナーフレームとが配置された範囲に位置していることを特徴とする乗物用シート。 - 前記インナーフレームは、後側が内側にずれるように屈曲する屈曲部を複数有していることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- シートクッションと、前記シートクッションに支持されたシートバックと、シートベルトとを備えた乗物用シートであって、
前記シートバックは、肩口に対応する位置に前記シートベルトを引出可能に支持するベルトガイドを備え、
前記シートクッションは、左右に離間して配置され前後に延びる一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレームのうち、前記ベルトガイドが設けられた側の一方の内側に設けられ、当該一方のサイドフレームに連結され前後に延びるインナーフレームとを有してなり、
前記一対のサイドフレームの各後端部は、左右に延びる連結ビームによって連結されており、
前記インナーフレームは、前端部が前記一方のサイドフレームと連結されて前記一方のサイドフレームとともに閉断面構造を構成し、後端部が前記一方のサイドフレームから左右方向内側に離れた位置で前記連結ビームに連結され、
前記ベルトガイドは、少なくとも一部が、左右方向において前記一方のサイドフレームと前記インナーフレームとが配置された範囲に位置していることを特徴とする乗物用シート。 - 前記シートクッションは、前記サイドフレームと、前記サイドフレームに対して前後動および傾動可能な可動部材と、前記シートバックの傾動動作を前記可動部材に伝達するために、前記可動部材と前記シートバックとに連結される伝達機構とを備え、
前記伝達機構の一部は、左右方向において前記サイドフレームと前記インナーフレームとの間に配置されることを特徴とする請求項3の乗物用シート。 - 前記インナーフレームは、左右の両方のサイドフレームに対応して設けられ、
左右の前記インナーフレーム同士を連結する連結部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記インナーフレームは、左右の両方のサイドフレームに対応して設けられ、
左右の前記インナーフレーム同士を前記屈曲部の後側において連結する連結部材をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
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2012
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