JP6038411B1 - 通信装置、通信方法及び通信システム - Google Patents

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Abstract

複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、通信装置と複数の無線子局との間の中継段数及び複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、ネットワーク構成情報及び遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、を備える。

Description

本発明は、無線通信を行う通信装置、通信方法及び通信システムに関する。
特定小電力無線局(電波法施行規則第6条第4項第2号)を使用した、大規模ネットワークでのデータ収集が検討されている。大規模ネットワークでのデータ収集は、遠隔地の測定量を伝送して別の場所で表示又は記録するテレメータリング(telemetering)又は大規模工場内でのモニタリングが例示される。
上記のネットワークは、IEEE 802.15.4で規定されている物理層(PHY)及びメディアアクセスコントロール層(Medium Access Control、MAC)が使用されている。そして、上記のネットワークは、無線マルチホップネットワーク(wireless multi-hop network)として構成されて、広範囲及び多数の端末からデータを収集することができる。
無線マルチホップネットワークには、アドホックネットワーク(ad hoc network)又はメッシュネットワーク(mesh network)が含まれる。
無線マルチホップネットワークは、無線親局と無線子局との間の通信において、無線親局と無線子局との間で直接通信する伝送経路と、他の無線子局を経由して通信する伝送経路とを、伝送環境に応じて自律的に選択して使用することが可能である。
無線親局と無線子局とが1対1で通信するスター型ネットワークでは、無線親局と無線子局の伝送経路は固定である。従って、伝送環境が劣化した場合には、直ちに通信品質が低下又は通信が不能になる。
一方、無線マルチホップネットワークでは、他の無線子局を経由する迂回伝送経路での通信が可能となる。従って、伝送環境が劣化した場合であっても、通信を継続して行うことが可能である。
また、無線マルチホップネットワークでは、無線子局数が多い場合には、伝送経路の選択肢が複数得られる。従って、伝送経路の冗長化が図られ、通信品質を安定にすることが可能である。
無線マルチホップネットワークでは、上記の特徴により、実際の伝送経路が、無線子局の台数、設置環境及び伝送環境に依存する。そのため、通信周期を決定することが困難であった。
関連する技術として、下記の特許文献1には、操作端末と無線親局及び複数の無線端末にて構成する伝送環境評価装置において、操作端末から指定されたタイミングで、一斉に通信ルートの構成を設定されたものへと切替えた後に、伝送路環境を計測するルートや繰り返し計測実行周期等のパラメータを設定して計測を実施する伝送環境評価装置が記載されている(段落0039から段落0052まで)。
また、下記の特許文献2には、情報配信サーバが、実効伝送速度及び接続された端末総数に応じて、データサイズ及びデータ送信間隔を制御するマルチホップ無線ネットワークが記載されている(段落0056から段落0058まで)。
特開2008−228186号公報 特開2006−174263号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、通信経路が端末台数、設置環境及び伝送環境に従って変化することが、考慮されていない。そのため、次のような問題があった。
通信周期が短く設定されてしまった場合には、無線ネットワーク全体のトラフィックが逼迫することになり、無線区間でのデータ衝突が発生し、伝送品質が劣化することがあるという問題があった。
一方、無線ネットワーク全体のトラフィックに余裕があるにも関わらず、通信周期が長く設定されてしまった場合には、データ収集に時間がかかってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線区間のデータ衝突を抑制するとともに、データ収集時間の遅延を抑制することが可能な通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、通信装置と複数の無線子局との間の中継段数及び複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、ネットワーク構成情報及び遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる通信装置は、無線区間のデータ衝突を抑制するとともに、データ収集時間の遅延を抑制することが可能になるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる通信システムの構成を示す図 実施の形態1にかかるシステムの無線親局の構成を示す図 実施の形態1にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャート 実施の形態1にかかる通信システムにおける第1の通信周期の算出を説明する図 実施の形態1にかかる通信システムにおける第2の通信周期の算出を説明する図 実施の形態2にかかる通信システムの無線親局の構成を示す図 実施の形態2にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャート 実施の形態3にかかる通信システムの無線親局の構成を示す図 実施の形態3にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャート 実施の形態4にかかる通信システムの無線親局の構成を示す図 実施の形態4にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャート 実施の形態5にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる通信装置、通信方法及び通信システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成を示す図である。通信システム1は、無線親局2と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと、を含む。無線親局2と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hとは、無線マルチホップ通信を行う。つまり、通信システム1は、無線マルチホップネットワークである。
なお、通信システム1は、無線マルチホップネットワークに限定されない。通信システム1は、通信周期が無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hの台数だけでは一意に決定できない無線ネットワークであれば良い。
無線親局2が、本発明の通信装置に対応する。
無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hは、無線親局2との間で、データを送受信する。データは、センサ情報が例示される。
無線子局3Aは、伝送経路C1を介して、無線親局2と直接通信を行う。無線子局3Bは、伝送経路C2を介して、無線親局2と直接通信を行う。
無線子局3Cは、伝送経路C2、無線子局3B及び伝送経路C3を介して、無線親局2と通信を行う。無線子局3Dは、伝送経路C2、無線子局3B、伝送経路C3、無線子局3C及び伝送経路C4を介して、無線親局2と通信を行う。
無線子局3Eは、伝送経路C2、無線子局3B、伝送経路C3、無線子局3C、伝送経路C4、無線子局3D及び伝送経路C5を介して、無線親局2と通信を行う。
無線子局3Fは、伝送経路C7を介して、無線親局2と直接通信を行う。無線子局3Gは、伝送経路C7、無線子局3F及び伝送経路C8を介して、無線親局2と通信を行う。
無線子局3Hは、伝送経路C2、無線子局3B、伝送経路C3、無線子局3C及び伝送経路C6を介して、無線親局2と通信を行う。
また、通信システム1は、プログラマブルコントローラ(JIS B 3502:2011、programmable controllers(PLC))4と、コンピュータ5と、を含む。
PLC4は、有線ネットワークN1を介して、無線親局2と通信を行う。有線ネットワークN1は、Ethernet(登録商標)が例示される。PLC4は、無線親局2が受信したデータを定周期で受信する。
コンピュータ5は、有線ネットワークN2を介して、PLC4と通信を行う。有線ネットワークN2は、Ethernet(登録商標)が例示される。コンピュータ5には、データを監視及び制御するアプリケーションプログラムがインストールされている。
また、コンピュータ5には、エンジニアリングツールプログラムがインストールされている。エンジニアリングツールプログラムは、PLC4、無線親局2、並びに、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hのパラメータ設定を行う。また、エンジニアリングツールプログラムは、PLC4、無線親局2、並びに、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hのエラー情報の表示を行う。また、エンジニアリングツールプログラムは、産業機械を制御するためにPLC4で実行される制御プログラムを作成して、PLC4に送信する。
通信システム1では、無線親局2、並びに、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hが、伝送環境に基づき、自律的に伝送経路を構築する。伝送環境は、伝送品質又は無線親局2と無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hとの間の中継局数が例示される。
通信システム1は、メッシュネットワークの機能を有する。無線親局2、並びに、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hは、伝送環境が劣化した場合には、通信不能な状態に陥る前又は陥った後に、代替の伝送経路を探索し、伝送環境が劣化した場所を迂回する伝送経路を構築する。
従って、無線親局2と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと、が通信する伝送経路は、図1に示す伝送経路C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7及びC8に固定されない。つまり、無線親局2と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと、が通信する伝送経路は、伝送環境に応じて、時々刻々と変化する。
無線親局2と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと、の間の伝送経路の変化により、無線親局2と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと、の間の中継局数が変化し、無線親局2と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと、の間の応答時間も変化する。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるシステムの無線親局の構成を示す図である。無線親局2は、無線通信を行う無線通信部10と、有線通信を行う有線通信部20と、を含む。
無線通信部10は、無線送信フレームをRF(Radio Frequency)信号に変調する無線送信部101と、受信したRF信号を無線受信フレームに復調する無線受信部102と、無線送信フレームの生成及び無線受信フレームの解析、並びに、送受信のタイミング制御を行う無線アクセス制御部103と、を含む。
また、無線通信部10は、無線親局2と無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hとの間の中継段数の最大値である最大中継段数及び無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hの総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部104と、電波を送受信するアンテナ105と、を含む。
ネットワーク構成情報は、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hの接続相手を示す情報と、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと接続相手との間の伝送品質情報と、を更に含む。伝送品質情報は、受信電界強度が例示される。
無線送信部101は、無線アクセス制御部103から入力される無線送信フレームをRF信号に変調し、アンテナ105を介して、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hに送信する。
無線受信部102は、アンテナ105を介して、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hから受信したRF信号を無線受信フレームに復調し、復調した無線受信フレームを無線アクセス制御部103に出力する。
無線アクセス制御部103は、無線送信フレームの生成及び無線受信フレームの解析、並びに、送受信のタイミング制御を行う。
無線ネットワーク制御部104は、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hまでの伝送経路の維持及び構築を行うために、伝送経路の監視を行う。そのために、無線ネットワーク制御部104は、伝送経路の監視を行うための無線ネットワークフレームの生成及び無線ネットワークフレームへの応答の解析を行う。
有線通信部20は、アプリケーション送信データを無線通信部10に送信するデータ送信部201と、アプリケーション受信データを無線通信部10から受信するデータ受信部202と、を含む。
また、有線通信部20は、通信の遅延時間を含むパラメータを記憶するパラメータ管理部203を含む。
パラメータは、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hが中継を行う際の遅延時間である中継遅延時間と、無線親局2と無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hとの間の通信時の応答の遅延時間である応答遅延時間と、を含む。
また、有線通信部20は、ネットワーク構成情報及び通信の遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部204を含む。
また、有線通信部20は、有線フレームに基づいてアプリケーション送信データを生成し、アプリケーション受信データに基づいて有線フレームを生成するアプリケーションデータ制御部205と、有線フレームを受信する有線受信部206と、有線フレームを送信する有線送信部207と、を含む。
有線受信部206は、有線ネットワークN1を介して、有線フレームをPLC4から受信し、アプリケーションデータ管理部205に出力する。
アプリケーションデータ制御部205は、有線フレームに基づいてアプリケーション送信データを生成して、データ送信部201に出力する。
データ送信部201は、アプリケーションデータ制御部205から入力されたアプリケーション送信データを、無線通信部10の無線ネットワーク制御部104に出力する。
データ受信部202は、無線ネットワーク制御部104から入力されたアプリケーション受信データを、アプリケーションデータ制御部205に出力する。
アプリケーションデータ制御部205は、アプリケーション受信データに基づいて有線フレームを生成し、有線送信部207に出力する。
有線送信部207は、有線ネットワークN1を介して、有線フレームをPLC4に出力する。
アプリケーションデータ制御部205は、無線ネットワークの伝送品質、伝送状態又は伝送異常を監視するために必要な制御メッセージの生成及び制御メッセージに対する応答の解析を行い、生成結果及び解析結果の有線フレームを有線送信部207に出力する。
無線ネットワークの伝送品質、伝送状態又は伝送異常の解析結果である有線フレームは、有線ネットワークN1、PLC4及び有線ネットワークN2を介して、コンピュータ5に送信される。コンピュータ5で実行されるエンジニアリングツールプログラムは、無線ネットワークの伝送品質、伝送状態又は伝送異常の解析結果を表示する。
通信周期算出部204は、データ受信部202を介して、ネットワーク構成情報を無線ネットワーク制御部104から取得する。
通信周期算出部204は、ネットワーク構成情報を無線ネットワーク制御部104から取得し、中継遅延時間及び応答遅延時間を含むパラメータをパラメータ管理部203から取得する。
そして、通信周期算出部204は、通信周期を算出し、算出した通信周期をデータ送信部201へ出力する。データ送信部201は、通信周期算出部204から入力された通信周期に基づいてアプリケーション送信データを生成し、無線ネットワーク制御部104へ出力する。
また、通信周期算出部204は、通信周期をアプリケーションデータ制御部205へ出力する。通信周期は、アプリケーションデータ制御部205、有線送信部207、有線ネットワークN1、PLC4及び有線ネットワークN2を介して、コンピュータ5に送信される。コンピュータ5で実行されるエンジニアリングツールプログラムは、通信周期を表示する。
図3は、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャートである。
無線親局2の通信周期算出部204は、ステップS100において、パラメータをパラメータ管理部203から取得する。
通信周期算出部204は、ステップS102において、データ受信部202を介して、ネットワーク構成情報を無線ネットワーク制御部104から取得する。
通信周期算出部204は、ステップS104において、ステップS102で取得したネットワーク構成情報に含まれている最大中継段数と、ステップS100で取得したパラメータに含まれている中継遅延時間と、に基づいて、第1の通信周期Aを算出する。具体的には、通信周期算出部204は、最大中継段数と中継遅延時間とを乗ずることにより、第1の通信周期Aを算出する。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる通信システムにおける第1の通信周期の算出を説明する図である。第1の通信周期Aは、図4に示すように、無線親局2から全ての無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hまでの中継段数が、ネットワーク構成情報に含まれている最大中継段数であると仮定して、算出される。図4では、最大中継段数は、「4」であるが、最大中継段数は、「4」に限定されない。
再び図3を参照すると、通信周期算出部204は、ステップS106において、ステップS102で取得したネットワーク構成情報に含まれている無線子局数と、ステップS100で取得したパラメータに含まれている応答遅延時間と、に基づいて、第2の通信周期Bを算出する。具体的には、通信周期算出部204は、無線子局数と応答遅延時間とを乗ずることにより、第2の通信周期Bを算出する。
図5は、本発明の実施の形態1にかかる通信システムにおける第2の通信周期の算出を説明する図である。第2の通信周期Bは、図5に示すように、無線親局2から全ての無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hまでの間の中継局数が0、すなわち無線ネットワークが中継の無いスター型ネットワークであると仮定して、算出される。
再び図3を参照すると、通信周期算出部204は、ステップS108において、第1の通信周期Aと第2の通信周期Bとの内の長い方を、通信周期に決定する。
通信周期算出部204は、算出した通信周期をデータ送信部201へ出力する。データ送信部201は、通信周期算出部204から入力された通信周期に基づいてアプリケーション送信データを生成し、無線ネットワーク制御部104へ出力する。また、通信周期算出部204は、通信周期をアプリケーションデータ制御部205へ出力する。
通信周期は、アプリケーションデータ制御部205、有線送信部207、有線ネットワークN1、PLC4及び有線ネットワークN2を介して、コンピュータ5に送信される。コンピュータ5で実行されるエンジニアリングツールプログラムは、通信周期を表示する。
上述した実施の形態1では、無線親局2は、第1の通信周期Aの算出に最大中継段数を用いたが、平均中継段数を用いても良い。
また、上述した実施の形態1では、無線親局2は、第1の通信周期Aの算出に中継遅延時間を用い、第2の通信周期Bの算出に応答遅延時間を用いた。しかし、無線親局2は、中継遅延時間又は応答遅延時間に代えて、無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hと無線親局2との間で送受信するデータサイズ及び無線区間の再送回数の一方又は両方を用いても良い。データサイズが大きくなると遅延時間が大きくなる関係がある。再送回数が大きくなると遅延時間が大きくなる関係がある。そこで、無線親局2は、中継遅延時間又は応答遅延時間に代えて、データサイズ又は再送回数を用いても良い。
更に、無線親局2は、算出した通信周期にマージンを加えても良い。
以上説明した実施の形態1にかかる無線親局2は、次の効果を奏する。通信周期が短く設定されてしまった場合には、無線ネットワーク全体のトラフィックが逼迫することになり、無線区間でのデータ衝突が発生し、伝送品質が劣化することがあるという第1の問題があった。一方、無線ネットワーク全体のトラフィックに余裕があるにも関わらず、通信周期が長く設定されてしまった場合には、データ収集に時間がかかってしまうという第2の問題があった。
無線親局2は、第1の通信周期Aと第2の通信周期Bとの内の長い方を通信周期に決定することにより、無線区間のデータ衝突を抑制するとともに、データ収集時間の遅延を抑制することができる好適な通信周期を決定することができる。これにより、無線親局2は、上記第1及び第2の問題を抑制することができる。
また、無線親局2は、通信周期を、予め記憶されているパラメータ及び予め取得されているネットワーク構成情報に基づいて算出する。従って、無線親局2は、通信周期の算出に際して、サーベイ又は複雑な計測及び制御を不要とする効果を奏する。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる通信システムの無線親局の構成を示す図である。実施の形態2にかかる無線親局2Aは、実施の形態1にかかる無線親局2の構成に加えて、有線通信部20内に、非周期データ量算出部208を更に含む。
非周期データ量算出部208は、非周期データのデータ量を算出する。非周期データは、定周期に送受信される周期データとは異なり、非周期に送受信されるデータである。非周期データは、メッセージ通信のデータが例示される。
非周期データ量算出部208は、実際に送受信された非周期データの単位時間当たりの送受信回数又は単位時間当たりの総送受信データ量を、アプリケーションデータ制御部205から取得する。そして、非周期データ量算出部208は、実際に送受信された非周期データの単位時間当たりの送受信回数又は単位時間当たりの総送受信データ量に基づいて、周期データのデータ量に対する非周期データ量の比である非周期データ量比を算出する。
非周期データ量算出部208は、算出した非周期データ量比を、通信周期算出部204に出力する。通信周期算出部204は、ネットワーク構成情報、中継遅延時間及び応答遅延時間に基づいて算出した通信周期と、非周期データ量比と、に基づいて、通信周期を修正し、修正後の通信周期をデータ送信部201に出力する。
図7は、本発明の実施の形態2にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、ステップS100,S102,S104,S106及びS108は、図3に示したフローチャートと同様であるので、説明を省略する。
図7のフローチャートにおいて、ステップS108の後に、ステップS110及びS112が追加されている。
非周期データ量算出部208は、ステップS110において、実際に送受信された非周期データの単位時間当たりの送受信回数又は単位時間当たりの総送受信データ量に基づいて、周期データのデータ量に対する非周期データ量の比である非周期データ量比を算出する。非周期データ量算出部208は、算出した非周期データ量比を通信周期算出部204に出力する。
通信周期算出部204は、ステップS112において、ステップS110で算出された非周期データ量比に基づいて、ステップS108で決定された通信周期を修正する。
通信周期算出部204は、非周期データ量を送受信する分だけ、ステップS108で決定された通信周期を長く修正することが好適である。
具体的には、通信周期算出部204は、通信周期を、
(新たな通信周期)=(ステップS108で決定された通信周期)
×(1+非周期データ量比)・・・(1)
の式で修正することができる。
通信周期算出部204は、修正後の通信周期を、データ送信部201に出力する。
上述した実施の形態2では、非周期データ量算出部208は、実際に送受信された非周期データの単位時間当たりの送受信回数又は単位時間当たりの総送受信データ量に基づいて、非周期データ量比を算出した。しかし、パラメータ管理部203が、単位時間当たりの非周期データ送受信回数及び単位時間当たりの総送受信データ量の一方又は両方をパラメータとして予め記憶することとし、非周期データ量算出部208が、パラメータ管理部203にパラメータとして予め記憶されている、非周期データの単位時間当たりの送受信回数又は単位時間当たりの総送受信データ量に基づいて、非周期データ量比を算出しても良い。また、パラメータ管理部203が、非周期データ量比をパラメータとして予め記憶していても良い。
以上説明した実施の形態2にかかる無線親局2Aによれば、非周期データ量比に基づいて、通信周期を修正することができる。従って、無線親局2Aは、非周期データが送受信されることによる、無線ネットワークのトラフィックの逼迫を抑制し、周期データの送受信の伝送品質の劣化を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3にかかる通信システムの無線親局の構成を示す図である。実施の形態3にかかる無線親局2Bは、実施の形態2にかかる無線親局2Aの構成に加えて、有線通信部20内に、テストデータ応答時間算出部209を更に含む。
テストデータ応答時間算出部209は、テストデータを無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hとの間で送受信することにより、テストデータの送信からテストデータの受信までの時間であるテストデータ応答時間を算出する。
アプリケーションデータ制御部205は、テストデータの送信時刻及びテストデータの受信時刻を、テストデータ応答時間算出部209に出力する。テストデータ応答時間算出部209は、テストデータの送信時刻とテストデータの受信時刻との差分を算出することにより、テストデータ応答時間を算出することができる。
テストデータ応答時間算出部209は、算出したテストデータ応答時間を、通信周期算出部204に出力する。通信周期算出部204は、テストデータ応答時間と、パラメータ管理部203にパラメータとして予め記憶されている第1の応答時間閾値ThRTと、を比較する。
通信周期算出部204は、テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT未満の場合は、通信周期に、パラメータ管理部203に予め記憶されている補正値αを乗じることにより、通信周期を修正する。通信周期算出部204は、修正後の通信周期をデータ送信部201に出力する。
テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT未満であることは、無線ネットワーク全体のトラフィックに余裕があると考えられる。そこで、通信周期算出部204は、1より小さい補正値αを通信周期に乗ずることにより、通信周期を短く修正することが好適である。
また、通信周期算出部204は、テストデータ応答時間と、パラメータ管理部203にパラメータとして予め記憶されている第2の応答時間閾値ThRTと、を比較する。なお、ThRT>ThRTである。
通信周期算出部204は、テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT以上の場合は、通信周期に、パラメータ管理部203に予め記憶されている補正値αを乗じることにより、通信周期を修正する。通信周期算出部204は、修正後の通信周期をデータ送信部201に出力する。
テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT以上であることは、無線ネットワーク全体のトラフィックが逼迫していると考えられる。そこで、通信周期算出部204は、1より大きい補正値αを通信周期に乗ずることにより、通信周期を長く修正することが好適である。
図9は、本発明の実施の形態3にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、ステップS100,S102,S104,S106,S108,S110及びS112は、図7に示したフローチャートと同様であるので、説明を省略する。
図9のフローチャートにおいて、ステップS112の後に、ステップS114,S116,S118,S120及びS122が追加されている。
テストデータ応答時間算出部209は、ステップS114において、テストデータ応答時間を算出する。
詳細には、テストデータ応答時間算出部209は、テストデータの送信時刻及びテストデータの受信時刻をアプリケーションデータ制御部205から取得し、テストデータの送信時刻とテストデータの受信時刻との差分を算出することにより、テストデータ応答時間を算出する。テストデータ応答時間算出部209は、算出したテストデータ応答時間を通信周期算出部204に出力する。
通信周期算出部204は、ステップS116において、パラメータ管理部203に予め記憶されている第1の応答時間閾値ThRTを取得し、テストデータ応答時間と応答時間閾値ThRTとを比較する。
そして、通信周期算出部204は、テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT以上であると判定したら(Yes)、処理をステップS120に進め、テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT未満であると判定したら(No)、処理をステップS118に進める。
通信周期算出部204は、ステップS118において、通信周期に、パラメータ管理部203に予め記憶されている補正値αを乗ずることにより、通信周期を修正し、修正後の通信周期をデータ送信部201に出力し、処理を終了する。
テストデータ応答時間は、全無線子局3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G及び3Hへテストデータを送信した場合のテストデータ応答時間の平均値でも良いし、最大値でも良い。
また、応答時間閾値ThRTは、任意の値に決定しても良いし、最大中継段数及び中継遅延時間に基づいて決定しても良いし、無線子局数及び応答遅延時間に基づいて決定しても良い。また、決定した応答時間閾値ThRTに、マージンを加算しても良い。
更に、補正値αは、任意の値に決定しても良いし、テストデータ応答時間に対する応答時間閾値ThRTの比に基づいて決定しても良い。また、決定した補正値αに、マージンを加算しても良い。
通信周期算出部204は、ステップS120において、パラメータ管理部203に予め記憶されている第2の応答時間閾値ThRTを取得し、テストデータ応答時間と応答時間閾値ThRTとを比較する。
そして、通信周期算出部204は、テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT以上であると判定したら(Yes)、処理をステップS122に進め、テストデータ応答時間が応答時間閾値ThRT未満であると判定したら(No)、処理を終了する。
通信周期算出部204は、ステップS122において、通信周期に、パラメータ管理部203に予め記憶されている補正値αを乗ずることにより、通信周期を修正し、修正後の通信周期をデータ送信部201に出力し、処理を終了する。
応答時間閾値ThRTは、任意の値に決定しても良いし、最大中継段数及び中継遅延時間に基づいて決定しても良いし、無線子局数及び応答遅延時間に基づいて決定しても良い。また、決定した応答時間閾値ThRTに、マージンを加算しても良い。
更に、補正値αは、任意の値に決定しても良いし、テストデータ応答時間に対する応答時間閾値ThRTの比に基づいて決定しても良い。また、決定した補正値αに、マージンを加算しても良い。
また、実施の形態3では、図7に示した実施の形態2のステップS112の後にステップS114,S116,S118,S120及びS122を追加したが、図3に示した実施の形態1のステップS108の後にステップS114,S116,S118,S120及びS122を追加しても良い。
以上説明した実施の形態3にかかる無線親局2Bによれば、テストデータ応答時間及び応答時間閾値ThRT及びThRTに基づいて、通信周期を修正することができる。これにより、無線親局2Bは、テストデータ応答時間を加味した、より好適な通信周期を決定できるという効果を奏する。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4にかかる通信システムの無線親局の構成を示す図である。実施の形態4にかかる無線親局2Cは、実施の形態3にかかる無線親局2Bの構成に加えて、有線通信部20内に、送信時間算出部210を更に含む。
送信時間算出部210は、無線アクセス制御部103より出力された各無線フレームの送信バイト数及びパラメータ管理部203に予め記憶されている無線通信の伝送速度に基づいて、各無線フレームの送信時間を算出する。送信時間算出部210は、各無線フレームの送信バイト数を無線通信の伝送速度で除することにより、各無線フレームの送信時間を算出することができる。
送信時間算出部210は、各無線フレームの送信時間を積算し、単位時間当たりの送信総和時間を算出する。
送信時間算出部210は、送信総和時間と、パラメータ管理部203にパラメータとして予め記憶されている送信総和時間閾値ThTTと、を比較する。
送信総和時間閾値ThTTは、無線通信の規格で定められている、単位時間当たりの送信総和時間を採用することができる。また、送信総和時間閾値ThTTは、無線通信の規格で定められている、単位時間当たりの送信総和時間よりも短い時間を採用することができる。
送信時間算出部210は、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTT以下の場合には、通信周期を修正しない。
一方、送信時間算出部210は、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過した場合には、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことを、アプリケーションデータ制御部205及び有線送信部207を介してコンピュータ5に通知するとともに、通信周期算出部204に通知する。コンピュータ5で実行されるエンジニアリングツールプログラムは、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことを表示する。
通信周期算出部204は、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことの通知を送信時間算出部210から受け取ったら、通信周期に、パラメータ管理部203に予め記憶されている補正値βを乗ずることにより、通信周期を修正する。通信周期算出部204は、修正後の通信周期をデータ送信部201に出力する。
送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことは、無線ネットワーク全体のトラフィックが逼迫していると考えられる。そこで、通信周期算出部204は、1より大きい補正値βを通信周期に乗ずることにより、通信周期を長く修正することが好適である。
図11は、本発明の実施の形態4にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャートである。無線親局2Cは、図3、図7又は図9に示す処理の後に、図11に示す処理を実行する。
送信時間算出部210は、ステップS200において、単位時間当たりの送信総和時間を算出する。
詳細には、送信時間算出部210は、無線アクセス制御部103から出力された各無線フレームの送信バイト数を取得する。そして、送信時間算出部210は、各無線フレームの送信バイト数及びパラメータ管理部203に予め記憶されている無線通信の伝送速度に基づいて、各無線フレームの送信時間を算出する。更に、送信時間算出部210は、各無線フレームの送信時間を積算し、単位時間当たりの送信総和時間を算出する。
送信時間算出部210は、ステップS200の処理を、逐次実行する。送信時間算出部210は、ステップS200で単位時間当たりの送信総和時間を算出した都度、ステップS202以降の処理を実行する。
送信時間算出部210は、ステップS202において、パラメータ管理部203に予め記憶されている送信総和時間閾値ThTTを取得し、送信総和時間と送信総和時間閾値ThTTとを比較する。
そして、送信時間算出部210は、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTT以下であると判定したら(Yes)、処理をステップS204に進め、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過していると判定したら(No)、処理をステップS206に進める。
送信時間算出部210は、ステップS204において、通信周期を修正せず、処理を終了する。
一方、送信時間算出部210は、ステップS206において、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことを、アプリケーションデータ制御部205及び通信周期算出部204に通知する。
通信周期算出部204は、ステップS208において、通信周期に、パラメータ管理部203に予め記憶されている補正値βを乗じることにより、通信周期を修正し、修正後の通信周期をデータ送信部201に出力する。
補正値βは、任意の値に決定しても良いし、送信総和時間に対する送信総和時間閾値ThTTの比に基づいて決定しても良い。また、決定した補正値βに、マージンを加算しても良い。
以上説明した実施の形態4にかかる無線親局2Cによれば、単位時間当たりの送信総和時間及び送信総和時間閾値ThTTに基づいて、通信周期を修正することができる。これにより、無線親局2Cは、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過することによる電波の停止を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5にかかる無線親局2Cの構成は、図10に示した実施の形態4にかかる無線親局2Cの構成と同様である。
図12は、本発明の実施の形態5にかかる通信システムの無線親局の処理を示すフローチャートである。図12に示すフローチャートは、図11に示した実施の形態4にかかるフローチャートのステップS208に代えて、ステップS210を含む。無線親局2Cは、図3、図7又は図9に示す処理の後に、図12に示す処理を実行する。
実施の形態5では、送信時間算出部210は、送信総和時間が閾値ThTTを超過している場合に、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことを、アプリケーションデータ制御部205及び有線送信部207を介してコンピュータ5に通知する。コンピュータ5で実行されるエンジニアリングツールプログラムは、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことを表示する。
アプリケーションデータ制御部205は、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことの通知を送信時間算出部210から受け取ったら、非周期データの送信を停止又は制限する。
図12を参照すると、送信時間算出部210は、ステップS206において、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことをアプリケーションデータ制御部205に通知する。
アプリケーションデータ制御部205は、ステップS210において、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過したことの通知を送信時間算出部210から受け取ったら、非周期データの送信を停止又は制限する。
アプリケーションデータ制御部205は、非周期データの送信を制限する場合に、周期データと非周期データとの比が任意の比となるように制限をしても良い。また、アプリケーションデータ制御部205は、非周期データの送信を制限する場合に、周期データと非周期データとの比が送信総和時間に対する送信総和時間閾値ThTTの比となるように制限しても良い。
以上説明した実施の形態5にかかる無線親局2Cによれば、単位時間当たりの送信総和時間及び送信総和時間閾値ThTTに基づいて、非周期のデータの送信を停止又は制限することができる。これにより、無線親局2Cは、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過することによる電波の停止を抑制することができるという効果を奏する。また、無線親局2Cは、送信総和時間が送信総和時間閾値ThTTを超過することによる、周期データの伝送品質の劣化を抑制することができるという効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 通信システム、2 無線親局、3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3H 無線子局、4 PLC、5 コンピュータ、10 無線通信部、101 無線送信部、102 無線受信部、103 無線アクセス制御部、104 無線ネットワーク制御部、20 有線通信部、201 データ送信部、202 データ受信部、203 パラメータ管理部、204 通信周期算出部、205 アプリケーションデータ制御部、206 有線受信部、207 有線送信部、208 非周期データ量算出部、209 テストデータ応答時間算出部、210 送信時間算出部。

Claims (14)

  1. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    を備え、
    前記パラメータ管理部は、
    前記無線子局が中継を行う際の遅延時間である中継遅延時間と、
    前記通信装置と前記無線子局との間の通信時の応答の遅延時間である応答遅延時間と、
    を記憶することを特徴とする通信装置。
  3. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    を備え、
    前記無線ネットワーク制御部は、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数の最大値である最大中継段数を取得し、
    前記パラメータ管理部は、
    前記無線子局が中継を行う際の遅延時間である中継遅延時間と、
    前記通信装置と前記無線子局との間の通信時の応答の遅延時間である応答遅延時間と、
    を記憶し、
    前記通信周期算出部は、
    前記最大中継段数と前記中継遅延時間とを乗ずることにより算出した第1の通信周期と、前記無線子局数と前記応答遅延時間とを乗ずることにより算出した第2の通信周期と、の長い方を前記通信周期に決定する
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    非周期に送受信される非周期データのデータ量を算出する非周期データ量算出部と、
    を備え、
    前記通信周期算出部は、
    前記非周期データのデータ量に基づいて、前記通信周期を修正することを特徴とする通信装置。
  5. 前記非周期データ量算出部は、
    周期データのデータ量に対する非周期データ量の比である非周期データ量比を算出し、
    前記通信周期算出部は、
    前記非周期データ量比に基づいて、非周期データ量を送受信する分だけ、前記通信周期を長く修正する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. テストデータの送信からテストデータの受信までの時間であるテストデータ応答時間を算出するテストデータ応答時間算出部を更に備え、
    前記通信周期算出部は、
    前記テストデータ応答時間に基づいて、前記通信周期を修正することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    テストデータの送信からテストデータの受信までの時間であるテストデータ応答時間を算出するテストデータ応答時間算出部と、
    を備え、
    前記パラメータ管理部は、
    前記テストデータ応答時間と比較するための閾値である応答時間閾値と、
    1より小さい補正値と、
    を更に記憶し、
    前記通信周期算出部は、
    前記テストデータ応答時間が前記応答時間閾値未満の場合に、前記通信周期に前記補正値を乗ずることにより、通信周期を短く修正する
    ことを特徴とする通信装置。
  8. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    テストデータの送信からテストデータの受信までの時間であるテストデータ応答時間を算出するテストデータ応答時間算出部と、
    を備え、
    前記パラメータ管理部は、
    前記テストデータ応答時間と比較するための閾値である応答時間閾値と、
    1より大きい補正値と、
    を更に記憶し、
    前記通信周期算出部は、
    前記テストデータ応答時間が前記応答時間閾値以上の場合に、前記通信周期に前記補正値を乗ずることにより、通信周期を長く修正する
    ことを特徴とする通信装置。
  9. 単位時間当たりの送信総和時間を算出する送信時間算出部を更に備え、
    前記通信周期算出部は、前記送信総和時間に基づいて、前記通信周期を修正することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  10. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    単位時間当たりの送信総和時間を算出する送信時間算出部と、
    を備え、
    前記パラメータ管理部は、
    前記送信総和時間と比較するための閾値である送信総和時間閾値と、
    1より大きい補正値と、
    を更に記憶し、
    前記通信周期算出部は、
    前記送信総和時間が前記送信総和時間閾値を超過した場合に、前記通信周期に前記補正値を乗ずることにより、通信周期を長く修正する
    ことを特徴とする通信装置。
  11. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報を取得する無線ネットワーク制御部と、
    通信の遅延時間を記憶するパラメータ管理部と、
    前記ネットワーク構成情報及び前記遅延時間に基づいて、通信周期を算出する通信周期算出部と、
    単位時間当たりの送信総和時間を算出する送信時間算出部と、
    前記送信総和時間に基づいて、非周期データの送信を停止又は制限するアプリケーションデータ制御部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  12. 前記パラメータ管理部は、
    前記送信総和時間と比較するための閾値である送信総和時間閾値を更に記憶し、
    アプリケーションデータ制御部は、前記送信総和時間が前記送信総和時間閾値を超過した場合に、非周期データの送信を停止又は制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  13. 複数の無線子局と無線通信を行う通信装置が実行する方法であって、
    前記通信装置と前記複数の無線子局との間の中継段数及び前記複数の無線子局の総数である無線子局数を含むネットワーク構成情報と、通信の遅延時間を含むパラメータと、に基づいて、通信周期を算出するステップを備えることを特徴とする通信方法。
  14. 複数の無線子局と、
    前記複数の無線子局と無線通信を行う、請求項1から1までのいずれか1項に記載の通信装置と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
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