JP6995732B2 - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6995732B2
JP6995732B2 JP2018229233A JP2018229233A JP6995732B2 JP 6995732 B2 JP6995732 B2 JP 6995732B2 JP 2018229233 A JP2018229233 A JP 2018229233A JP 2018229233 A JP2018229233 A JP 2018229233A JP 6995732 B2 JP6995732 B2 JP 6995732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication device
data
connection
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018229233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020092355A (ja
Inventor
咲絵 長久保
連 佐方
浩喜 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2018229233A priority Critical patent/JP6995732B2/ja
Priority to US16/551,813 priority patent/US11240725B2/en
Publication of JP2020092355A publication Critical patent/JP2020092355A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6995732B2 publication Critical patent/JP6995732B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/34Modification of an existing route
    • H04W40/36Modification of an existing route due to handover
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/03Reselecting a link using a direct mode connection
    • H04W36/033Reselecting a link using a direct mode connection in pre-organised networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/08Reselecting an access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • H04W36/302Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data due to low signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • H04W36/305Handover due to radio link failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/04Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明の実施形態は無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムに関する。
無線通信装置により送信されたデータを、周囲の無線通信装置が受信して再送信することにより、集約装置までデータを送信するマルチホップネットワークが従来から知られている。マルチホップネットワークでは、伝搬路の時変動の大きさに応じて、一度通信失敗が発生したとしても通信品質が回復する可能性が高い経路と、長期的に通信品質が回復しない経路とが存在する。
特開2016-54349号公報 特開2004-297381号公報
しかしながら、従来の技術では、伝搬路の時変動の大きさが異なる環境では、接続先との通信品質が劣化した際に、接続先へ再送を継続するべきなのか、接続先を切り替えるべきなのかを判断することが難しいという問題があった。
実施形態の無線通信装置は、通信制御部と判定部とを備える。通信制御部は、第1の無線通信装置とデータを送受信する。判定部は、前記データの送受信結果に基づく送受信情報と、前記データの受信信号強度のばらつきとを算出し、前記送受信情報と前記ばらつきとに基づいて、第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定する。前記判定部は、前記送受信情報が第1閾値よりも小さい場合、前記第1の無線通信装置との接続を、第2の無線通信装置との接続に切り替える判定をし、前記送受信情報が第1閾値以上であり、かつ、前記ばらつきが、第2閾値よりも大きい場合、前記第1の無線通信装置との接続を維持する判定をする。前記通信制御部は、前記判定部による判定結果に従って通信を制御する。
第1実施形態の無線通信システムの装置構成の例を示す図。 図1の無線通信システムをネットワークトポロジーの形態で示した模式図。 第1実施形態の無線通信装置の機能構成の例を示す図。 第1実施形態の無線通信装置の動作方法の例を示すフローチャート。 第2実施形態の無線通信装置の機能構成の例を示す図。 第2実施形態の無線通信装置の動作方法の例を示すフローチャート。 第3実施形態の無線通信装置の機能構成の例を示す図。 第3実施形態の無線通信装置の動作方法の例を示すフローチャート。 第4実施形態の無線通信装置の機能構成の例を示す図。 第4実施形態の無線通信装置の動作方法の例を示すフローチャート。 第1乃至第4実施形態の無線通信装置及び集約装置のハードウェア構成の例1を示す図。 第1乃至第4実施形態の無線通信装置及び集約装置のハードウェア構成の例2を示す図。
接続先との通信品質が劣化し、通信失敗が発生した場合、接続先を切り替えるため探索処理を実施すると、接続先の切り替えにより、通信品質が良好な接続先を選択できる。しかし、時変動が大きく頻繁に通信失敗と通信成功を繰り返す経路では、探索回数が増加し、消費電力の劣化を招いてしまう。一方で、探索処理ではなく、接続していた接続先へデータを再送する場合、頻繁に失敗と成功を繰り返す経路ではデータ送信に成功するが、長期的に通信品質が回復しない環境では、不要な再送処理を継続し、データ送信可能な接続先へ接続するまで長い期間を要してしまう。これにより、データ収集率や電池寿命の劣化を招いてしまう。
また、スループットに基づいて接続先を切り替え、十分なデータ量送信可能な接続先に対して接続を維持することができる。しかし、伝搬路の時変動が小さく、受信信号強度が緩やかに下降していく場合、長期的な通信失敗が発生する直前までの通信品質が良好であることから、スループットが劣化したと判定するまで長い期間を必要とする。これにより、長期的なデータ通信失敗が発生するため、データ収集率劣化を招いてしまう。
以下の実施形態の無線通信装置は、例えば過去の受信信号強度に基づいて伝搬路の時変動の特徴を考慮して、接続先との接続維持及び切替を判定することにより、伝搬路が異なる環境で、より適切な接続維持及び切替を可能とする。
以下に添付図面を参照して、無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
はじめに、第1実施形態の無線通信システムの装置構成について説明する。
[装置構成の例]
図1は第1実施形態の無線通信システム100の装置構成の例を示す図である。第1実施形態の無線通信システム100は、無線通信装置10A~10P、及び、集約装置20を備える。以下、無線通信装置10A~10Pを区別しない場合は、単に無線通信装置10という。
無線通信システム100では、所定の範囲内に配置された無線通信装置10及び集約装置20は、互いに無線通信が可能である。各無線通信装置10により送信されたデータは、他の無線通信装置10を介して、または、直接、集約装置20に送信される。集約装置20は、各無線通信装置10から送信されたデータを集約する。なお、伝搬路の環境の違いは、無線制御システム100全体での違いでもよいし、部分的な違いでもよい。伝搬路の環境の違いが、無線制御システム100の全体で判断される場合は、伝搬路の環境の違いは、例えば無線制御システム100全体の設置環境(例えば森林、川及び市街地等)の違いによる。伝搬路の環境の違いが、部分的に判断される場合は、伝搬路の環境の違いは、例えば、それぞれの無線通信装置10の設置環境の違いによる。
図2は、図1の無線通信システム100をネットワークトポロジーの形態で示した模式図である。アルファベットは無線通信装置10(無線ノード)を示し、根は集約装置20(根ノード)を示す。また、矢印はデータの伝送経路を示す。矢印の元はデータの送信元(子ノード)を示し、矢印の先はデータの送信先(親ノード)を示す。親ノードは、自ノードよりもホップ数が1小さいノードで、自ノードの送信先ノードである。子ノードは、自ノードよりもホップ数が1大きいノードで、送信先ノードを自ノードに決定しているノードである。
なお、無線通信システム100の通信方式は任意でよい。第1実施形態の無線通信システム100は、例えばマルチホップネットワークである。
次に第1実施形態の無線通信装置10の機能構成の例について説明する。
[機能構成の例]
図3は第1実施形態の無線通信装置10の機能構成の例を示す図である。第1実施形態の無線通信装置10は、通信制御部1及び判定部2を備える。
通信制御部1は、接続先(第1の無線通信装置)とデータを送受信する。通信制御部1は、判定部2による判定結果に従って通信を制御する。
判定部2は、データの送受信結果に基づく送受信情報と、データの受信信号強度のばらつきと、受信信号強度の遷移を近似する直線の傾きとを算出し、当該送受信情報と当該ばらつきとに基づいて、接続先との接続を維持するか否かを判定する。送受信情報の詳細については後述する。
[動作方法の例]
図4は第1実施形態の無線通信装置10の動作方法の例を示すフローチャートである。通信制御部1が、接続先からの送信データの受信待ち受けを行う(ステップS1)。接続先は、例えば集約装置20、無線通信装置10の親ノード、及び、無線通信装置10の子ノードである。
次に、判定部2が、通信制御部1で接続先との通信失敗が発生した場合(ステップS2)、所定の期間の間に送受信されたデータに基づいて、送受信情報を算出する(ステップS3)。
送受信情報は、データの受信回数、データの受信成功率、データの受信量、データの送信回数、データの送信成功率、データの送信量、及び、接続先との接続のスループットの少なくとも1つを含む。データの受信成功率は、データ受信を試みた回数でデータ受信に成功した回数を除算した値である。データの送信成功率は、データ送信を試みた回数で接続先に送信成功した回数を除算した値である。なお、送受信情報は、通信が成功した場合に算出されてもよい。
次に、上述のステップS3の所定の期間の例について説明する。
所定の期間は、例えば無線通信装置10の再送上限期間(無線通信装置10が送信対象のデータを生成してから、データの再送を継続できる期間)である。
また例えば、所定の期間は、無線通信装置10でバッファオーバーフローが発生するまでの期間(無線通信装置10の送信対象のデータを保持するバッファに、1通信周期毎に送信対象のデータが蓄積された際に、データ溢れが発生するまでの期間)である。
また例えば、所定の期間は、無線通信装置10が持つ最も再送上限期間に近いデータの残再送期間(無線通信装置が保持する送信対象のデータの中で、最も長く再送を継続しているデータが再送上限期間に達するまでの期間)である。
また例えば、所定の期間は、無線通信装置10が持つ最も再送上限期間に近いデータを送信するために必要な送信期間(無線通信装置10が保持する送信対象のデータの中で、最も長く再送を継続しているデータを送信するために必要な通信回数に通信周期を乗算した期間)である。
また例えば、所定の期間は、無線通信装置10が持つ送信対象の全データを送信するために必要な送信期間(無線通信装置10が保持する送信対象の全データを送信するために必要な通信回数に通信周期を乗算した期間)である。
また例えば、所定の期間は、上述の再送上限期間から、無線通信装置10から接続先に送信されたデータが集約装置20へ到達するまでの期間を減算した期間である。
また例えば、所定の期間は、上述のバッファオーバーフローが発生するまでの期間から、無線通信装置10から接続先に送信されたデータが集約装置20へ到達するまでの期間を減算した期間である。
また例えば、所定の期間は、上述の残再送期間から、無線通信装置10から接続先に送信されたデータが集約装置20へ到達するまでの期間を減算した期間である。
また例えば、所定の期間は、上述の最も再送上限期間に近いデータを送信するために必要な送信期間から、無線通信装置10から接続先に送信されたデータが集約装置20へ到達するまでの期間を減算した期間である。
また例えば、所定の期間は、上述の送信対象の全データを送信するために必要な送信期間から、無線通信装置10から接続先に送信されたデータが集約装置20へ到達するまでの期間を減算した期間である。
また例えば、所定の期間は、上述の所定の期間の組み合わせでもよい。
次に、判定部2が、上述の送受信情報が閾値(第1閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4の判定処理に使用される閾値は、送受信情報が、データの受信量または送信量の場合、例えば所定のデータ量である。所定のデータ量は、例えば無線通信装置10が送信(受信)しなければならないデータ量である。無線通信装置10が送信(受信)しなければならないデータ量は、例えば無線通信システム100(無線通信装置10)の設計時などに定められる。
また例えば、ステップS4の判定処理に使用される閾値は、送受信情報が、データの受信回数または送信回数の場合、例えば所定の送信(受信)回数である。所定の送信(受信)回数は、例えば無線通信装置10が送信(受信)しなければならない回数である。無線通信装置10が送信(受信)しなければならない回数は、例えば無線通信システム100(無線通信装置10)の設計時などに定められる。
また例えば、ステップS4の判定処理に使用される閾値は、送受信情報が、データの送信成功率の場合、例えば所定の送信回数を再送上限に達するまでの送信回数で除算した値、及び、所定の送信回数をバッファオーバーフローが発生するまでの送信回数で除算した値等である。
また例えば、ステップS4の判定処理に使用される閾値は、送受信情報が、接続先との接続のスループットの場合、無線通信装置10が保持する送信対象の全データ量を、所定の送信周期で送信するために必要なスループットである。
上述の送受信情報が閾値より小さい場合(ステップS4,No)、判定部2は、接続先との接続を、他の接続先(第2の無線通信装置)との接続に切り替える判定をする(ステップS12)。
上述の送受信情報が閾値以上の場合(ステップS4,Yes)、判定部2は、受信信号強度のばらつきを算出する(ステップS5)。具体的には、受信信号強度のばらつきは、例えば受信信号強度の散らばりの度合いを示す標準偏差である。また例えば、受信信号強度のばらつきは、受信信号強度の振幅の幅等である。また例えば、受信信号強度のばらつきは、受信された受信信号強度の分散でもよい。また例えば、受信信号強度のばらつきは、受信信号強度の遷移(測定値)を近似する近似式(例えば、直線の式)を求め、当該近似式と当該測定値の二乗誤差の和でもよい。
次に、判定部2は、受信信号強度のばらつきが、閾値(第2閾値)以下であるか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6の判定処理に使用される閾値は、例えば無線通信装置10の起動時(電源投入時)に読み込まれる予め設定された値である。また例えば、ステップS6の判定処理に使用される閾値は、集約装置20から通知された値である。
受信信号強度のばらつきが、閾値よりも大きい場合(ステップS6,No)、判定部2は、接続先との接続を維持する判定をする(ステップS11)。
受信信号強度のばらつきが、閾値以下である場合(ステップS6,Yes)、判定部2は、受信信号強度の遷移を近似する直線の傾きを算出する(ステップS7)。受信信号強度の遷移を近似する直線は、例えば複数の受信信号強度の測定値を最小二乗法によって近似した直線である。また例えば、受信信号強度の遷移を近似する直線は、最も新しい受信信号強度と次に新しい受信信号強度とをつなぐ直線である。また例えば、受信信号強度の遷移を複数の方法で直線に近似し、複数の直線から得られたそれぞれの傾きを組み合わせて判定に使用してもよい。
次に、判定部2は、ステップS7の処理により算出された傾きが負であるか否かを判定する(ステップS8)。傾きが負である場合(ステップS8,Yes)、判定部2は、接続先との接続を、他の接続先との接続に切り替える判定をする(ステップS9)。一方、傾きが正又は0である場合(ステップS8,No)、判定部2は、接続先との接続を維持する判定をする(ステップS10)。
最後に、通信制御部1は、判定部2による判定結果(ステップS9~ステップS12)に従って通信を制御する。
なお上述のステップS7及びS8の処理は省略してもよい。具体的には、判定部2は、送受信情報が閾値(第1閾値)以上であり、かつ、ばらつきが閾値(第2閾値)以下である場合、接続先(第1の無線通信装置)との接続を、他の接続先(第2の無線通信装置)との接続に切り替えてもよい。
以上説明したように、第1実施形態の無線通信装置10では、通信制御部1が、接続先(第1の無線通信装置)とデータを送受信する。判定部2は、データの送受信結果に基づく送受信情報と、データの受信信号強度のばらつきとを算出し、当該送受信情報と当該ばらつきとに基づいて、第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定する。通信制御部1は、判定部2による判定結果に従って通信を制御する。
第1実施形態の無線通信装置10は、接続先からの過去の受信信号強度を用いて算出された特徴量(例えば、ばらつき)を使用して、伝搬路の時変動の大きさを予測する。これにより第1実施形態の無線通信装置10によれば、伝搬路の時変動の大きさが異なる環境でも、接続先の維持又は切替をより適切に判定できる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態について説明する。第2実施形態の説明では、第1実施形態と同様の説明については省略する。
[機能構成の例]
図5は第2実施形態の無線通信装置10-2の機能構成の例を示す図である。第2実施形態の無線通信装置10-2は、通信制御部1、判定部2及び変更部3を備える。第2実施形態では、変更部3が追加されている。
変更部3は、上述の送受信情報を算出する際に、データの送受信結果を参照する期間(所定の期間)の長さを変更する。変更部3は、例えば通信を連続して失敗した回数が、閾値(第3閾値)以上の場合、所定の期間を所定の減少量短くする。また例えば、変更部3は、通信を連続して成功した回数が、閾値(第4閾値)以上の場合、所定の期間を所定の増加量長くする。
通信制御部1は、所定の期間が変更された場合、接続先から送受信された新たな所定の期間分のデータの送受信結果を判定部2に入力する。
[動作方法の例]
図6は第2実施形態の無線通信装置10-2の動作方法の例を示すフローチャートである。ステップS21及びS22、並びに、ステップS23~S32の説明は、上述の図4のステップS1及びS2、並びに、ステップS3~S12の説明と同様なので省略する。
判定部2は、通信を連続して失敗した回数を算出する(ステップS22-2)。具体的には、判定部2は、通信制御部1から、受信した親ノードの送信データ情報や、通信の成功又は失敗を示す情報を受け付けることにより、通信を連続して失敗した回数を算出する。
次に、判定部2は、通信を連続して失敗した回数が、閾値以上であるか否かを判定する(ステップS22-3)。通信を連続して失敗した回数が、閾値より小さい場合(ステップS22-3,No)、処理はステップS23に進む。
通信を連続して失敗した回数が、閾値以上の場合(ステップS22-3,Yes)、所定の期間を所定の減少量短くする(ステップS22-4)。所定の減少量は、例えば無線通信装置10の1通信周期である。
ステップS22-3の判定処理に使用される閾値は、例えば無線通信装置10の起動時に読み込まれる予め設定された値である。また例えば、ステップS22-3の判定処理に使用される閾値は、集約装置20から通知された値である。また例えば、ステップS22-3の判定処理に使用される閾値は、集約装置20から無線通信装置10の再送上限回数である。また例えば、ステップS22-3の判定処理に使用される閾値は、無線通信装置10が持つ最も古い送信対象のデータの残再送上限回数とする。
上述の図6のフローチャートの説明では、所定の期間の変更例として、所定の期間を、無線通信装置10の1通信周期分、短くする場合について説明したが、所定の期間の変更方法は、これに限られない。
変更部3による変更により設定される新たな所定の期間は、上述の第1実施形態で説明した内容に加え、設定された所定の期間よりも短い期間、設定された所定の期間よりも長い期間、設定された所定の期間から無線通信装置10が接続先を切り替える際に経過する期間を減算した期間、設定された所定の期間から無線通信装置10が接続先を切り替える際に経過する期間を加算した期間、設定されている所定の期間よりもn通信周期(nは1以上の整数)長い期間、または、設定されている所定の期間よりもn通信周期(nは1以上の整数)短い期間としてもよい。
連続して通信失敗する場合は、通信品質が良好な接続先ではないと予想されるため、過去の受信信号強度を評価する期間を短くする。これにより、通信が連続して失敗する前のデータが評価対象から除外され、接続先との連続する通信失敗をより多く含むデータで評価することになり、接続先を切り替える判定をする可能性が向上することが期待される。一方で、連続して通信成功する場合は、過去の受信信号強度を評価する期間を長くし、より多くのデータをもとに判定することにより、判定の正確性が向上することが期待される。
なお、上述のステップS22-3の判定処理を、他の方法により行ってもよい。判定部2は、例えば接続先に対して接続を維持すると判定した回数、及び、接続先に対して接続を切り替えると判定した回数を判定してもよい。この場合、変更部3は、接続先の切り替えを判定した回数が、閾値(第3閾値)以上の場合、所定の期間を所定の減少量短くし、接続先の維持を判定した回数が、閾値(第4閾値)以上の場合、所定の期間を所定の増加量長くする。
また例えば、判定部2は、直前の判定結果(接続/切替)を判定してもよい。この場合、変更部3は、判定部2により接続先の切り替えが判定された場合、所定の期間を所定の減少量短くし、判定部2により接続先の維持が判定された場合、所定の期間を所定の増加量長くする。
以上説明したように、第2実施形態の無線通信装置10-2によれば、無線通信装置10との接続状況に応じて、適切な所定の期間のデータを用いた接続維持及び切替の判断を実現することができる。データの取得期間が必要以上に長いまたは短い場合、伝搬路の特徴を評価できないという問題が存在するが、第2実施形態の無線通信装置10-2によれば、適切な所定の期間のデータを用いることができるので、より正確に伝搬路の特徴を評価することができる。
(第3実施形態)
次に第3実施形態について説明する。第3実施形態の説明では、第1実施形態と同様の説明については省略する。
[機能構成の例]
図7は第3実施形態の無線通信装置10-3の機能構成の例を示す図である。第3実施形態の無線通信装置10-3は、通信制御部1及び判定部2を備える。
第3実施形態の判定部2は、受信信号強度のばらつきを判定する前に、接続先から受信された受信データ数が閾値(第5閾値)以上であるか否かを判定する。
[動作方法の例]
図8は第3実施形態の無線通信装置10-3の動作方法の例を示すフローチャートである。ステップS41及びS42、並びに、ステップS45~S51の説明は、上述の図4のステップS1及びS2、並びに、ステップS5~S11の説明と同様なので省略する。
判定部2は、通信制御部1で接続先との通信失敗が発生した場合(ステップS42)、所定の期間に受信された過去の受信データに対して、受信成功したデータ数を算出し、当該受信データ数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS42-2)。この時、判定部2は、通信失敗した場合に限らず、通信成功した場合に、受信成功したデータ数を算出してもよい。
ステップS42-2の判定処理に使用される閾値は、例えば無線通信装置10の起動時(電源投入時)に読み込まれる予め設定されたデータ数及び送受信成功率等である。また例えば、ステップS42-2の判定処理に使用される閾値は、集約装置20から通知されたデータ数及び送受信成功率等である。
受信データ数が閾値以上である場合(ステップS42-2,Yes)、処理はステップS45に進む。
受信データ数が閾値より小さい場合(ステップS42-2,No)、送受信情報を算出する(ステップS43)。次に、判定部2は、上述の送受信情報が閾値(第1閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS44)。受信情報が閾値以上の場合(ステップS44,Yes)、判定部2は、接続先との接続を維持する判定をする(ステップS44-2)。送受信情報が閾値より小さい場合(ステップS44,No)、判定部2は、接続先との接続を、他の接続先との接続に切り替える判定をする(ステップS44-3)。
最後に、通信制御部1は、判定部2による判定結果(ステップS49~ステップS51、ステップS44-2又はステップS44-3)に従って通信を制御する。
以上説明したように、第3実施形態の無線通信装置10-3では、受信データ数を評価してから、データ送受信量、ばらつき及び傾きで評価する。具体的には、第3実施形態の無線通信装置10-3の判定制御は、十分なデータ数(受信データ数が閾値以上)により、ばらつき及び傾きにより正確に評価できる場合と、データ不足(受信データ数が閾値未満)により、ばらつき及び傾きで評価できず、送受信情報による評価が必要な場合とに分けて実行される。これにより、伝搬路の時変動の大きさに応じた判定の正確性をより向上させることができる。
(第4実施形態)
次に第4実施形態について説明する。第4実施形態の説明では、第1実施形態と同様の説明については省略する。
[機能構成の例]
図9は第4実施形態の無線通信装置10-4の機能構成の例を示す図である。第4実施形態の無線通信装置10-4は、通信制御部1、判定部2及び強制切替部4を備える。
強制切替部4は、所定の接続期間、第1の無線通信装置との接続が維持された場合、接続先(第1の無線通信装置)との接続を、他の接続先(第2の無線通信装置)との接続に切り替える。
[動作方法の例]
図10は第4実施形態の無線通信装置10-4の動作方法の例を示すフローチャートである。はじめに、判定部2が、接続先との接続を維持すると判定し(ステップS61)、当該判定結果を強制切替部4に入力する。次に、強制切替部4は、判定部2から、接続先との接続を維持することを示す判定結果を受け付けると、連続して接続を切り替えていない期間を算出する(ステップS62)。
次に、強制切替部4が、連続して接続を切り替えていない期間(一度も接続切替を実施していない期間)が、所定の接続期間以上であるか否かを判定する(ステップS63)。この時、所定の接続期間は、例えば無線通信装置10の起動時(電源投入時)に読み込まれる予め設定された値である。また例えば、所定の接続期間は、集約装置20から通知された値である。
所定の接続期間より小さい場合(ステップS63,No)、処理を終了する。
所定の接続期間以上の場合(ステップS63,Yes)、強制切替部4は、接続先との接続を、他の接続先との接続に切り替える(ステップS64)。具体的には、強制切替部4は、新たな接続先を探す探索処理を、通信制御部1に指示する。通信制御部1は、強制切替部4から探索処理の指示を受け付けると、新たな接続先を探す探索処理を実施する。
なお、強制切替部4は、通信失敗回数が閾値以上の場合、新たな接続先を探す探索処理を指示してもよい。この閾値は、例えば無線通信装置10の起動時(電源投入時)に読み込まれる予め設定された値である。また例えば、この閾値は、集約装置20から通知された値である。
以上説明したように、第4実施形態の無線通信装置10-4によれば、接続先との接続を維持し続ける場合において、より通信品質が良好な接続先を探す機会を与えるべく、省電力性が劣化しない範囲で探索をさせ、無線通信装置10-4間の通信品質向上を実現する。
最後に第1乃至第4実施形態の無線通信装置10(10-2,10-3,10-4)及び集約装置20のハードウェア構成の例について説明する。
[ハードウェア構成の例1]
図11は第1乃至第4実施形態の無線通信装置10(10-2,10-3,10-4)及び集約装置20のハードウェア構成の例1を示す図である。図11の例1では、無線通信装置10及び集約装置20は、CPU(Central Processing Unit)101、主記憶装置102、外部記憶装置103、通信インターフェース104及び無線装置105を備える。CPU101、主記憶装置102、外部記憶装置103、通信インターフェース104及び無線装置105は、バス120により接続されている。
CPU101は、外部記憶装置103等の記憶媒体からプログラムを読み出し、当該プログラムを主記憶装置102上で実行する。
主記憶装置102は、プログラム、当該プログラムの実行に必要なデータ、及び、当該プログラムの実行により生成されたデータ等を記憶する。主記憶装置102は任意でよい。主記憶装置102は、例えばRAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、及び、SRAM(Static Random Access Memory)等である。
主記憶装置102は、プログラム及びデータ等の情報を記憶する。データは、例えば他のノードから受信したデータ(例えば他のノードにより取得されたセンサデータ等)である。
また、主記憶装置102は、OS(Operating System)、BIOS(Basic Input Output System)、及び、各種のミドルウェア等の情報を記憶してもよい。
外部記憶装置103は、プログラム、当該プログラムの実行に必要なデータ、及び、当該プログラムの実行により生成されたデータ等を記憶する。これらのプログラム及びデータは、当該プログラムの実行の際に、主記憶装置102に展開される。外部記憶装置103は任意でよい。外部記憶装置103は、例えばハードディスク、光ディスク、フラッシュメモリ及び磁気テープ等である。
なお、無線通信装置10及び集約装置20で実行されるプログラムは、例えば外部記憶装置103に予めインストールされていてもよい。また例えば、外部記憶装置103が、別の有線又は無線ネットワークにより他の装置から集約装置20に送信されたプログラムを記憶することにより、外部記憶装置103に当該プログラムをインストールしてもよい。
通信インターフェース104は、外部のデバイスと通信するための汎用I/Fである。通信インターフェース104は、例えばUART、I2C、SPI、CAN、RS232及びEthernet(登録商標)ポート等である。
無線装置105は、無線通信装置10及び集約装置20が、他の装置と無線通信するための装置である。また、無線通信装置10及び集約装置20は、複数の無線装置105を備えていてもよい。
次に実施形態の無線通信装置10及び集約装置20のハードウェア構成の例2について説明する。
[ハードウェア構成の例2]
図12は第1乃至第4実施形態の無線通信装置10(10-2,10-3,10-4)及び集約装置20のハードウェア構成の例2を示す図である。図12の例2では、無線通信装置10及び集約装置20は、CPU101、主記憶装置102、外部記憶装置103、通信インターフェース104、入力インターフェース106及びグラフィック処理装置107を備える。CPU101、主記憶装置102、外部記憶装置103、通信インターフェース104、入力インターフェース106及びグラフィック処理装置107は、バス120を介して接続されている。
また、図12の例2では、センサ108及び無線通信モジュール109が、通信インターフェース104に接続されている。入力装置110が、入力インターフェース106に接続されている。また、ディスプレイ111が、グラフィック処理装置107に接続されている。
CPU101、主記憶装置102、外部記憶装置103及び通信インターフェース104の説明は、上述の図11と同じなので省略する。
入力インターフェース106は、入力装置110により受け付けられた入力操作に応じた操作信号を、入力装置110から受け付ける。入力装置110は任意でよい。入力装置110は、例えばキーボード及びマウス等である。
グラフィック処理装置107は、CPU101により生成された映像信号及び画像信号等に基づいて、ディスプレイ111に映像又は画像を表示させる装置である。ディスプレイ111は任意でよい。ディスプレイ111は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)、CRT(ブラウン管)、及び、PDP(プラズマディスプレイ)等である。
センサ108は任意でよい。センサ108は、例えば照度センサ、温湿度センサ、加速度センサ及び角速度センサ等である。また、センサ108は、擬似的なセンサでもよい。疑似的なセンサは、例えばデータを出力する別のコンピュータ装置である。なお、集約装置20は、無線通信装置10からのデータを集約する装置なので、センサ108を備えていなくてもよい。
無線通信モジュール109は、上述の図11の無線装置105の役割を果たす。無線通信モジュール109は、必ずしも上述の無線装置105とハードウェア構成が同一ではない。また、無線通信装置10及び集約装置20は、図11の無線装置105と同様に、無線通信モジュール109を複数備えていてもよい。
なお上述の図11及び図12のハードウェアの電源は任意でよい。上述の図11及び図12のハードウェアの電源は、例えばバッテリ、発電機、発電モジュール及び商用電源等である。
ただし、無線通信装置10の電源は、無線通信装置10の省電力性に係わるため、バッテリ及び発電素子等によるエネルギー供給で駆動することを主に想定している。しかしながら無線通信装置10の電源が、商用電源であっても、上述の第1乃至第4実施形態の無線通信方法により、消費電力を抑制する効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 通信制御部
2 判定部
3 変更部
4 強制切替部
10 無線通信装置
20 集約装置
100 無線通信システム

Claims (17)

  1. 第1の無線通信装置とデータを送受信する通信制御部と、
    前記データの送受信結果に基づく送受信情報と、前記データの受信信号強度のばらつきとを算出し、前記送受信情報と前記ばらつきとに基づいて、第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部は、前記送受信情報が第1閾値よりも小さい場合、前記第1の無線通信装置との接続を、第2の無線通信装置との接続に切り替える判定をし、前記送受信情報が第1閾値以上であり、かつ、前記ばらつきが、第2閾値よりも大きい場合、前記第1の無線通信装置との接続を維持する判定をし、
    前記通信制御部は、前記判定部による判定結果に従って通信を制御する、
    無線通信装置。
  2. 前記判定部は、前記送受信情報が前記第1閾値以上であり、かつ、前記ばらつきが前記第2閾値以下である場合、前記第1の無線通信装置との接続を、第2の無線通信装置との接続に切り替える判定をする、
    請求項に記載の無線通信装置。
  3. 前記判定部は、前記送受信情報が前記第1閾値以上であり、かつ、前記ばらつきが前記第2閾値以下である場合、前記受信信号強度の遷移を近似する直線の傾きを算出し、前記傾きが正又は0の場合、前記第1の無線通信装置との接続を維持する判定をし、前記傾きが負の場合、前記第1の無線通信装置との接続を、第2の無線通信装置との接続に切り替える判定をする、
    請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記ばらつきは、前記受信信号強度の遷移を近似する直線と、それぞれの前記受信信号強度との二乗誤差の和、前記受信信号強度の標準偏差、前記受信信号強度の分散、及び、前記受信信号強度の振幅の幅のいずれかである、
    請求項に記載の無線通信装置。
  5. 前記受信信号強度の遷移を近似する直線は、最も新しい受信信号強度と次に新しい受信信号強度とをつなぐ直である、
    請求項に記載の無線通信装置。
  6. 前記判定部は、前記送受信情報、前記ばらつき及び前記傾きを、所定の期間の間に、前記第1の無線通信装置との間で送受信されたデータに基づいて算出する、
    請求項に記載の無線通信装置。
  7. 前記所定の期間は、
    前記無線通信装置が送信対象のデータを生成してから、送信対象のデータの再送を継続できる期間を示す再送上限期間、
    前記無線通信装置の送信対象のデータを保持するバッファに、1通信周期毎に送信対象のデータが蓄積された際に、バッファオーバーフローが発生するまでの期間、
    前記無線通信装置が保持する送信対象のデータの中で、最も長く再送を継続しているデータが再送上限期間に達するまでの期間を示す残再送期間、
    前記無線通信装置が保持する送信対象のデータの中で、最も長く再送を継続しているデータを送信するために必要な送信期間、
    前記無線通信装置が持つ送信対象の全データを送信するために必要な送信期間、
    前記再送上限期間から、前記第1の無線通信装置に送信されたデータが集約装置へ到達するまでの期間を減算した期間、
    前記バッファオーバーフローが発生するまでの期間から、前記第1の無線通信装置に送信されたデータが集約装置へ到達するまでの期間を減算した期間、
    前記残再送期間から、前記第1の無線通信装置に送信されたデータが集約装置へ到達するまでの期間を減算した期間、
    前記最も長く再送を継続しているデータを送信するために必要な送信期間から、前記第1の無線通信装置に送信されたデータが集約装置へ到達するまでの期間を減算した期間、または、
    前記送信対象の全データを送信するために必要な送信期間から、前記第1の無線通信装置に送信されたデータが集約装置へ到達するまでの期間を減算した期間である、
    請求項に記載の無線通信装置。
  8. 通信を連続して失敗した回数が、第3閾値以上の場合、前記所定の期間を所定の減少量短くし、通信を連続して成功した回数が、第4閾値以上の場合、前記所定の期間を所定の増加量長くする変更部、
    を更に備える請求項に記載の無線通信装置。
  9. 接続先の切り替えを判定した回数が、第3閾値以上の場合、前記所定の期間を所定の減少量短くし、接続先の維持を判定した回数が、第4閾値以上の場合、前記所定の期間を所定の増加量長くする変更部、
    を更に備える請求項に記載の無線通信装置。
  10. 前記判定部により接続先の切り替えが判定された場合、前記所定の期間を所定の減少量短くし、前記判定部により接続先の維持が判定された場合、前記所定の期間を所定の増加量長くする変更部、
    を更に備える請求項に記載の無線通信装置。
  11. 前記送受信情報は、前記データの受信回数、前記データの受信成功率、前記データの受信量、前記データの送信回数、前記データの送信成功率、前記データの送信量、及び、前記第1の無線通信装置との接続のスループットの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の無線通信装置。
  12. 前記第1閾値は、
    所定の送信データ量、
    所定の受信データ量、
    所定の送信回数、
    所定の受信回数、
    前記所定の送信回数を、再送上限期間までの送信回数で除算した値、
    前記所定の送信回数を、バッファオーバーフローが発生するまでの送信回数で除算した値、及び、
    前記無線通信装置が保持する送信対象の全データ量を、所定の送信周期で送信するために必要なスループット
    のいずれかである、
    請求項に記載の無線通信装置。
  13. 前記判定部は、接続先から受信された受信データ数が第5閾値以上である場合、前記ばらつきに基づいて、前記第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定し、前記受信データ数が第5閾値より小さい場合、前記送受信情報に基づいて、第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定する、
    請求項1に記載の無線通信装置。
  14. 所定の接続期間、前記第1の無線通信装置との接続が維持された場合、前記第1の無線通信装置との接続を、前記第2の無線通信装置との接続に切り替える強制切替部、
    を更に備える請求項に記載の無線通信装置。
  15. データを集約する集約装置と、複数の無線通信装置とがネットワークに接続された無線通信システムであって、
    前記無線通信装置は、
    第1の無線通信装置とデータを送受信する通信制御部と、
    前記データの送受信結果に基づく送受信情報と、前記データの受信信号強度のばらつきとを算出し、前記送受信情報と前記ばらつきとに基づいて、第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部は、前記送受信情報が第1閾値よりも小さい場合、前記第1の無線通信装置との接続を、第2の無線通信装置との接続に切り替える判定をし、前記送受信情報が第1閾値以上であり、かつ、前記ばらつきが、第2閾値よりも大きい場合、前記第1の無線通信装置との接続を維持する判定をし、
    前記通信制御部は、前記判定部による判定結果に従って通信を制御する、
    無線通信システム。
  16. 第1の無線通信装置とデータを送受信するステップと、
    前記データの送受信結果に基づく送受信情報と、前記データの受信信号強度のばらつきとを算出し、前記送受信情報と前記ばらつきとに基づいて、第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップによる判定結果に従って通信を制御するステップと、を含み、
    前記判定するステップは、前記送受信情報が第1閾値よりも小さい場合、前記第1の無線通信装置との接続を、第2の無線通信装置との接続に切り替える判定をし、前記送受信情報が第1閾値以上であり、かつ、前記ばらつきが、第2閾値よりも大きい場合、前記第1の無線通信装置との接続を維持する判定をする、
    無線通信方法。
  17. コンピュータを、
    第1の無線通信装置とデータを送受信する通信制御部と、
    前記データの送受信結果に基づく送受信情報と、前記データの受信信号強度のばらつきとを算出し、前記送受信情報と前記ばらつきとに基づいて、第1の無線通信装置との接続を維持するか否かを判定する判定部、として機能させ、
    前記判定部は、前記送受信情報が第1閾値よりも小さい場合、前記第1の無線通信装置との接続を、第2の無線通信装置との接続に切り替える判定をし、前記送受信情報が第1閾値以上であり、かつ、前記ばらつきが、第2閾値よりも大きい場合、前記第1の無線通信装置との接続を維持する判定をし、
    前記通信制御部は、前記判定部による判定結果に従って通信を制御する、
    プログラム。
JP2018229233A 2018-12-06 2018-12-06 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム Active JP6995732B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018229233A JP6995732B2 (ja) 2018-12-06 2018-12-06 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
US16/551,813 US11240725B2 (en) 2018-12-06 2019-08-27 Wireless communication device, wireless communication system, wireless communication method, and computer program product

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018229233A JP6995732B2 (ja) 2018-12-06 2018-12-06 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020092355A JP2020092355A (ja) 2020-06-11
JP6995732B2 true JP6995732B2 (ja) 2022-01-17

Family

ID=70970303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018229233A Active JP6995732B2 (ja) 2018-12-06 2018-12-06 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11240725B2 (ja)
JP (1) JP6995732B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220146656A1 (en) * 2019-08-01 2022-05-12 Denso Corporation Distance measurement system, and distance measurement method

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11463301B2 (en) * 2019-05-10 2022-10-04 Qualcomm Incorporated On-demand beam failure recovery resources
US11456793B2 (en) * 2019-05-24 2022-09-27 Qualcomm Incorporated Beam failure recovery techniques

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013121011A (ja) 2011-12-06 2013-06-17 Fujitsu Ltd 無線通信端末、無線通信システム、及び無線通信方法
JP2018019169A (ja) 2016-07-26 2018-02-01 株式会社テイエルブイ 無線通信システム
JP2018523334A (ja) 2015-08-12 2018-08-16 グーグル エルエルシー 利用可能なネットワークの品質に基づいたネットワーク間の切替え
JP2018182434A (ja) 2017-04-06 2018-11-15 富士電機株式会社 電波品質測定装置及び電波品質測定方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004297381A (ja) 2003-03-26 2004-10-21 Sony Corp 無線通信方法及び無線通信中継装置
US8767695B2 (en) * 2012-06-27 2014-07-01 Google Inc. Measurement-based network selection
JP2016054349A (ja) 2014-09-02 2016-04-14 株式会社東芝 無線通信装置、無線通信システム、及びスロット割当て方法
KR101925742B1 (ko) * 2015-04-21 2018-12-05 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 통신 장치, 통신 방법 및 통신 시스템
JP6707570B2 (ja) 2018-01-04 2020-06-10 株式会社東芝 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013121011A (ja) 2011-12-06 2013-06-17 Fujitsu Ltd 無線通信端末、無線通信システム、及び無線通信方法
JP2018523334A (ja) 2015-08-12 2018-08-16 グーグル エルエルシー 利用可能なネットワークの品質に基づいたネットワーク間の切替え
JP2018019169A (ja) 2016-07-26 2018-02-01 株式会社テイエルブイ 無線通信システム
JP2018182434A (ja) 2017-04-06 2018-11-15 富士電機株式会社 電波品質測定装置及び電波品質測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220146656A1 (en) * 2019-08-01 2022-05-12 Denso Corporation Distance measurement system, and distance measurement method
US12055619B2 (en) * 2019-08-01 2024-08-06 Denso Corporation Distance measurement system, and distance measurement method

Also Published As

Publication number Publication date
US11240725B2 (en) 2022-02-01
US20200187079A1 (en) 2020-06-11
JP2020092355A (ja) 2020-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6995732B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
US7924758B2 (en) Energy-aware routing apparatus and method
CN102474462B (zh) 向网络的节点传播链路状态信息
US20170264532A1 (en) Resource Aware Multi-Task Routing in Multi-hop Heterogeneous Wireless Networks
US7133373B2 (en) Wireless network with improved sharing of high power consumption tasks
Förster et al. Froms: A failure tolerant and mobility enabled multicast routing paradigm with reinforcement learning for WSNs
JP5029002B2 (ja) ネットワークシステムおよびデータ転送方法
CN103001879A (zh) 减少链路状态通告洪泛次数的方法及设备
JP2016500495A (ja) インテリジェントネットワークの動作
Lalani et al. REFER: A reliable and energy-efficient RPL for mobile IoT applications
JP2013062776A (ja) 適応変調符号化方法、及び装置
CN105634964A (zh) 一种移动自组织网络及其组播路由方法
US10855605B2 (en) Throttling to control thermal properties through a node
CN109587754A (zh) 网络设备节点选择方法、装置及计算机可读存储介质
JP2009206872A (ja) 通信システム
JP6707570B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
TWI717023B (zh) 中央處理裝置、資料收集系統及資料收集方法
CN105142175A (zh) 一种无线网络设备间快速链路状态检测的方法
JP7013523B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
US11871343B2 (en) Optimized parent and path selection for battery powered devices within a wireless network
JP7059149B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
CN116112974A (zh) 一种基于路由条目数的rpl路由负载均衡方法
CN103312603A (zh) 网络拥塞信息传输方法和装置
Li et al. A real-time routing protocol for (m, k)-firm streams in wireless sensor networks
JP2016201654A (ja) 通信装置及びパケットの中継方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211215

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6995732

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151