JP2013062776A - 適応変調符号化方法、及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信側と受信側の負荷が共に低い適応変調符号化方式を提供する。
【解決手段】送信側である測定端末102と受信側である測定情報集約局101で独立に測定可能な、共通の伝搬路品質情報を指標とする変調符号化方式の遷移条件を作成し、受信側から送信側に送信(502)し、遷移条件を送信側と受信側で共有する。これら品質情報と遷移条件に基づいて送信側と受信側が各々の判断で変調符号化方式を切り替え、受信側は候補となる変調符号化方式のうちの一部のみを受信処理(504)の対象とすることで、送信側と受信側の負荷が共に低い適応変調符号化方式を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は無線通信システム及び無線通信装置に係り、特に適応変調符号化による通信制御技術に関する。
近年、ボイラーや火力タービンといった設備の監視や保守、または構内のエネルギー消費量のモニタリングを、現場から離れたセンタ側から遠隔で実施することの需要が高まっている。この際、末端のモニタリング用のセンサ各々に通信用のケーブルを接続するとコストが増加することや、モニタリング対象が移動する場合があることから、センサのデータを無線通信で一旦基地局装置に集約する構成が注目されている。
一方、一般に無線通信は有線に比べて伝搬路品質の変動が大きい。これに対し、伝搬路品質に応じて変調符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)を適応的に選択することで、パケット到達率を維持しつつ伝送データ量を増加させる、適応変調符号化方式(AMC:Adaptive Modulation and Coding)が知られている。前記の遠隔監視システムにおいても、AMCを適用することでセンサあたりの通信速度を改善し、通信時間の短縮を図ることができる。
AMCの効果をより高めるため、MCSの選択に関してはさまざまな方式が提案されている。例えば特許文献1及び特許文献2では、端末の平均伝播路品質を測定し、その品質に対応するMCSを中心にAMCで候補とするMCSのセットを選択することで、MCSの候補の総数を増加させずにAMCの効果を高める技術が開示されている。また、特許文献2では、基地局装置で測定した端末の移動速度に応じてMCSの決定に用いる受信信号品質(SINR:Signal to Interference and Noise Ratio)の平均時間などを切り替える技術が開示されている。また、特許文献3では、SINRとMCSの対応テーブルの閾値に対して、現在のパケットエラー率に応じたオフセットを適用することで、短期的な伝搬路変動(フェージング)の影響を低減する技術が開示されている。また、特許文献4では、通信先のノードの情報をノード間で交換することにより、CSMA(Carrier Sense Multiple Access)における隠れ端末問題のAMCへの影響を低減する技術が開示されている。更に、特許文献5では、高次の変調方式から順にBlind Decodingを行い、成功した時点で打ち切ることでBlind Decodingの処理負荷の低減を図る技術が開示されている。
特開2010−081594号公報 特開2011−049829号公報 特開2005−204276号公報 特開2009−177481号公報 特開2004−519178号公報
送信側が複数のMCSの候補から1つを選択するAMCにおいて、復調や復号のような受信処理を成功させるためには、受信側が、送信側が選択したMCSで受信処理を行う必要がある。これは、例えば送信側が、データとは別にMCS情報を受信側へ通知することで実現できる。この場合、通知されたMCSで受信処理を行えば良いため受信側の負荷は低いが、MCS情報の分だけ送信データ量が増加し、その送信処理や送信時間の分だけ送信側の負荷が高くなる。一方、送信側がMCS情報を通知せず、受信側が候補となるMCS全てについて受信処理を試行(Blind Decoding)しても良い。この場合、送信側の負荷はAMCを行わない場合と同等だが、成功するまで受信処理を繰り返すため、受信側の処理負荷が増加する。このように、MCSを合わせるために送信側もしくは受信側いずれかの負荷が高くなることがAMCの課題であった。
特許文献1−4は、いずれもAMCの効果を高めるものであり、これらの処理負荷を低減できない。また、特許文献5は、送信側が低次の変調方式を用いた場合はほぼ全てのMCSを受信処理することや、高次のMCSを受信したと誤認した場合、低次のMCSを受信処理せずにAMCを打ち切り、受信に失敗することという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決するため、送信側と受信側の処理負荷が共に低い適応変調符号化方法及び装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明においては、送信側と受信側で無線通信を行うシステムにおける適応変調符号化方法であって、送信側と受信側で独立に測定可能な共通の伝搬路の品質情報を指標とする変調符号化方式の遷移条件を共有し、送信側と受信側それぞれ独立に測定した品質情報と、共有した遷移条件に基づいて、送信側と受信側が各々変調符号化方式を切り替え、受信側は候補となる変調符号化方式の内の一部を受信処理の対象とする構成の適応変調符号化方法を提供する。
また、上記の目的を達成するため、本発明においては、測定端末装置と無線通信を行う集約局装置であって、変調符号化方式を用いる無線送受信部と処理部を備え、処理部は、測定端末装置と共有した、当該集約局装置と測定端末装置で独立に測定可能な共通の伝搬路の品質情報を指標とする変調符号化方式の遷移条件と、当該集約局装置で独立に測定した品質情報に基づき、変調符号化方式を切り替え、候補となる変調符号化方式の内の一部を受信処理の対象とする構成の集約局装置を提供する。
更に、上記の目的を達成するため、本発明においては、集約局装置と無線通信を行う測定端末装置であって、変調符号化方式を用いる無線送受信部と処理部を備え、処理部は、集約局装置から受信し、集約局装置と共有した、当該測定端末装置と集約局装置とで独立に測定可能な共通の伝搬路の品質情報を指標とする変調符号化方式の遷移条件と、当該測定端末装置で独立に測定した品質情報に基づき変調符号化方式を切り替える構成の測定端末装置を提供する。
本発明によれば、自律分散的に送信処理および受信処理に使用するMCSを一致させることが可能となり、送信側がMCS情報を通知しなくても、受信側は受信処理を行うMCSを限定できる。これにより、送信側と受信側の処理負荷が共に低い適応変調符号化方式を提供出来る。
各実施例における遠隔監視システムの全体構成図である。 送信側がMCS情報を通知する形態のAMCの動作シーケンスを示す図である。 受信側がMCSを指定する形態のAMCの動作シーケンスを示す図である。 MCS情報をやり取りしない形態のAMCの動作シーケンスを示す図である。 第一の実施例の遠隔監視システムの動作シーケンスを示す図である。 各実施例において共有するMCS遷移条件テーブルの一例を示す図である。 第一の実施例における測定端末の動作フローチャートを示す図である。 第一の実施例における測定情報集約局の動作フローチャートを示す図である。 第二の実施例における測定端末の動作フローチャートを示す図である。 第二の実施例における測定情報集約局の動作フローチャートを示す図である。 第三の実施例の動遠隔監視システムの作シーケンスを示す図である。 第三の実施例における測定端末の動作フローチャートを示す図である。 第三の実施例における測定情報集約局の動作フローチャートを示す図である。 第四の実施例の遠隔監視システムの動作シーケンスを示す図である。 第四の実施例における測定情報集約局の動作フローチャートを示す図である。 第五の実施例における測定情報集約局の動作フローチャートを示す図である。 各実施例における測定端末の機能ブロックの一例を示す図である。 各実施例における測定端末の装置構成の一例を示す図である。 各実施例における測定情報集約局の機能ブロックの一例を示す図である。 各実施例における測定情報集約局の装置構成の一例を示す図である。
以下、本発明の種々の実施形態を図面に従い説明する。図面において同じ符号を付したものは同じ動作を示し、そのため記述を省略する。本明細書において、伝送路の評価指標を、伝送路品質情報、あるいは単に、品質情報と呼ぶこととする。なお、以下に説明する種々の実施形態は、センサ等の測定情報を監視センタにて監視する遠隔監視システムを例示して説明するが、本発明は、その他の無線通信を利用する通信装置に利用可能である。
図1に、まず各実施例における遠隔監視システムの全体構成図を示す。各実施例における遠隔監視システムは、無線ネットワーク105を介して接続される測定情報集約局101及び測定端末102、ネットワーク104及びネットワーク104を介して測定情報集約局101に接続される監視センタ103を含む。ネットワーク104はローカルネットワークであっても広域ネットワークであっても良い。測定情報集約局101は例えば無線ネットワークの基地局装置であり、測定端末102は、例えば無線ネットワークのセンサ端末装置である。
測定情報集約局101はネットワーク104を介した監視センタ103との通信機能及び無線ネットワーク105による1ないしは複数の測定端末102との通信機能を有する。測定情報集約局101は無線ネットワーク105により1ないしは複数の測定端末102から通知されたセンサ測定情報を集約し、ネットワーク104を通じて監視センタ103に対して通知する機能を持つ。また測定情報集約局101はネットワーク104を通じた監視センタ103からの制御に応じて、無線ネットワーク105を通じて測定端末102の動作を変更する機能を持ってもよい。
測定端末102はセンサ機能及び無線通信機能を有する。測定端末102はセンサ機能を用いて測定を行い、測定の結果得たセンサ測定情報を無線ネットワーク105を介して測定情報集約局101へ通知する。ここでセンサ機能とは例えば温度センサや湿度センサ、加速度センサといった独立動作可能なセンサであり、またはGPSを用いた位置センサ等の外部からの信号入力を利用するセンサであり、または音声や静止画、動画を取得する監視装置のいずれかないしは組み合わせを指す。また、測定端末102は、測定情報集約局101からの制御に応じて、センサ機能及び無線通信機能のいずれかもしくは両方の動作を変更する機能を持ってもよい。ここで変更される機能とは、例えばセンサ機能における測定に用いるセンサの種類であり、またはセンサ機能における測定の頻度であり、または無線通信機能における通信の頻度である。
監視センタ103はネットワーク通信機能を有し、ネットワーク104を通じて測定情報集約局101にて集約されたセンサ測定情報を受け取る。監視センタ103は受け取ったセンサ測定情報を記憶する記憶装置、センサ測定情報を解析する解析装置、センサ測定情報を表示する表示装置のいずれかもしくは複数を持っても良い。また監視センタ103は測定情報集約局101及び通信端末102の一方もしくは両方の動作を制御する機能を持っても良い。このような構成、機能を備える監視センタ103は、通常のネットワーク通信機能を備え、処理部であるCPU(Central Processing Unit)、記憶部であるメモリ、表示部であるディスプレイを備えるコンピュータで構成可能であり、上記の解析装置としての機能及び制御機能はCPUによるプログラム処理で実現することができる。
ネットワーク104は例えば物理層にIEEE802.11やIEEE802.3を用いたLANであり、または例えば物理層にIEEE802.16を用いたMAN(Metropolitan Area Network)であり、またはセルラ網であり、或いはそれらの組み合わせからなる無線ないしは有線のネットワークである。
無線ネットワーク105は例えば物理層にIEEE802.15.4や特定小電力無線方式を用いたPAN(Personal Area Network)であり、または例えば物理層にIEEE802.11を用いたLAN(Local Area Network)であり、またはセルラ網であり、或いはそれらの組み合わせからなる。
以下、本明細書においては無線ネットワーク105の物理層にIEEE802.15.4を、ネットワーク104の物理層にIEEE802.3のLANを用いることを前提に記述するが、これらの物理層に用いる方式が前記の組み合わせ以外であっても各実施例は適用可能である。また、前記のように遠隔監視システムにおいて無線ネットワーク105を介してセンサ端末からのデータを収集する構成を主な対象とし、送信側は測定端末102、受信側は測定情報集約局101とする。なお、測定情報集約局101はIEEE802.15.4におけるコーディネータの機能を有する。また、特に断りがない限り、MCSを更新した際にはエラーのカウントを初期化する。
図2から図4を用いて、種々のAMC方式の動作形態を説明する。説明の簡略化のために以下の動作シーケンスではひとつの処理の流れのみについて記述するが、複数の処理の流れをパイプライン的に実行してもよい。
図2に送信側がMCS情報を通知する形態のAMC方式の動作シーケンスを示す。電源投入処理201が行われた場合、測定端末102はまず測定情報集約局101に対してPANへの加入要求202を通知する。測定情報集約局101は、自らの管理するPANに測定端末102を追加可能であるかを判定し(203)、可能な場合は加入許可204を通知する。加入要求202及び加入許可204は、各々IEEE802.15.4におけるAssosiation Request及びAssosication Responseに相当する。以上により、測定端末102が測定情報集約局101の管理するPANへ追加され、以降測定端末102はIEEE802.15.4が規定するCSMA(Carrier Sense Multiple Access)方式に則ってセンサ測定情報であるデータ205を測定情報集約局101へと送信する。
測定情報集約局101は、データ205と共に通知されたMCS情報206に基づいて受信処理207を行い、受信の成否をACK/NACK情報208として測定端末102へと通知する。これを受けて測定端末102はAMCにおける伝送路品質情報の更新処理209を行い、更新された伝送路品質情報に基づいてMCSの更新処理210を行う。ここで、伝送路品質情報は例えばパケットエラー率を用いる。
図3に受信側がMCS情報を指定する形態のAMC方式の動作シーケンスを示す。予め測定情報集約局101がMCS情報301を通知し、測定端末102がMCS情報301に従ってデータ205を送信処理する点が図2と異なる。測定情報集約局101は自らが指定したMCS情報301に基づいてデータ205の受信処理302を行い、受信の成否をACK/NACK情報208として測定端末102へ通知すると共に、AMCにおける品質情報の更新処理303を行い、更新された品質情報に基づいてMCSの更新処理304を行う。ここで、品質情報は例えば受信成否に基づくパケットエラー率やSINRを用いる。
図4にMCS情報をやりとりしない形態のAMC方式の動作シーケンスを示す。図2におけるMCS情報206の通知がなくなり、その代わりに測定情報集約局101が全てのMCS情報について受信処理401を行う点が図2と異なる。
図5に第一の実施例の遠隔監視システムの測定情報集約の際の動作シーケンスを示す。本実施例においては、測定情報集約局101と測定端末102が各々測定可能な共通の伝送路品質情報の一例として、パケットエラー率を用いる。加入要求202〜許可通知204により測定端末102がPANへと追加された後、データ205の送信の前に、測定情報集約局101は初期設定501とMCS遷移条件502を測定端末102へ通知する。測定端末102は、これらの情報の受信に成功し、MCSの遷移が可能になると、了解通知503を測定情報集約局101へと通知する。初期設定501は、MCSの遷移に用いる品質情報や、例えばMCSの初期値や品質情報の初期化要求といった、制御の初期状態を規定する。
図6にMCS遷移条件502の一例を示す。候補となるMCS各々について、MCSを増加または減少させるための品質情報に対する閾値を規定する。一般に、低次の変調方式や低い符号化率を用いるほど、伝播路品質が悪い環境でもパケットの到達率が増加する一方、送信データにおける情報の割合、すなわちリソース効率が低下するため、番号の低い方から順に変調方式や符号化率が高くなるようにMCSを設定するのが望ましい。例えば本実施例においてMCS#3を用いて通信している場合、パケットエラー率が第一の閾値601を上回った場合は1段階低いMCS#2へと更新し、第二の閾値602を下回った場合は1段階高いMCS#4へと更新する。説明の簡略化のため、本実施例では候補となるMCSの総数を4として1段階ずつ移行するが、MCSの総数が多い場合には、第三の実施例で述べるように一度に複数段階の移行を可能としてもよい。
データ205の送信からACK/NACK情報208の通知においては、MCS情報206の通知がなく、測定情報集約局101はMCS遷移条件502と品質情報に基づいて更新した特定のMCSに基づいて受信処理504を行う。これにより、MCS情報206の通知が不要なため測定端末102の処理負荷が低く、受信処理を試行するMCSの数が減るため測定情報集約局101の処理負荷が低くなる。
測定情報集約局101は、特定のMCSによる受信処理504の結果に基づいて、測定端末102はACK/NACK情報208の内容に基づいて、各々エラー率更新処理505,507およびMCS更新処理506,508を行う。MCS遷移条件502を共有しているため、測定情報集約局101は測定端末102のMCSの遷移に追従できる。
一般に、ACK/NACK情報208のような制御情報に用いるMCSは、データ通信用の最もパケット到達率の高いMCSと同等以上の到達率とするため、測定端末102と測定情報収集局101のMCSがずれるほどにACK/NACK情報208のエラー率は高くならない。また、ACK/NACK情報208の受信エラーは、第四または第五の実施例により解決可能である。
また、CSMAにおけるパケットの衝突やヘッダの受信ミスによって、測定情報集約局101がデータ205の送信を認識できない状況(消失)が発生する場合があるが、本実施例では、AMCの観点から、エラーのカウントを測定情報集約局101が認識した、すなわち受信処理504を行いACK/NACK情報208を通知したものに限定する。測定端末102はACK/NACK情報208の通知がないことをもってデータ205の消失を認識できるため、データ205の送信から一定時間以上ACK/NACK情報208の通知がなければデータ205を再送することで消失に対処しても良い。
図7に第一の実施例における測定端末102の動作フローチャートを示す。本実施例においては、前記データ205の消失に対する再送処理を含む。測定端末102では、データの送信701と同時にその消失を判定するタイマーを起動し(702)、一定時間毎にタイムアウト判定703を行い、タイムアウト時はデータ送信701を再び実行する。この時、再送回数と上限値との比較動作704により、再送が無限に行われることを回避する。タイムアウト判定703の実行周期は、例えば無線通信において1情報シンボルの送信にかかる時間、例えばIEEE802.15.4の40bit/s BPSKにおいては25msとすれば良い。
消失と判定されなかった場合、測定端末102はACK/NACK情報の受信判定705を行い、受信と判定された場合はエラー率更新処理706とMCSの更新処理を行う。具体的には更新されたエラー率を第一の閾値601と比較し(707)、上回っていた場合はMCSを減少させる(708)。下回っていた場合、さらにエラー率を第二の閾値602と比較し(709)、下回っていた場合はMCSを増加させる(710)。エラー率は、例えば現時刻から一定期間内の送信パケット数に対する受信失敗(NACK)数の割合の計算、または現在のエラー率とACK/NACK情報を用いた忘却平均により更新できる。測定端末102と測定情報収集局101で同じであれば、エラー率の更新はいずれの方法でも良い。
図8に第一の実施例における測定情報集約局101の動作フローチャートを示す。データの受信を検出した(801)場合、MCS遷移条件502と品質情報に基づいて更新したMCSに基づいて受信処理を行い(802)、その結果をACK/NACK情報として測定端末102へと通知する(803)。データの検出801は、例えば予め決められた同期用のプリアンブル系列と受信信号の相関をとることで実現できる。その後、受信処理802の結果に基づいてエラー率更新処理804とMCSの更新処理を行う。具体的には更新されたエラー率を第一の閾値601と比較し(805)、上回っていた場合はMCSを減少させる(806)。下回っていた場合、さらにエラー率を第二の閾値602と比較し(807)、下回っていた場合はMCSを増加させる(808)。
図9および図10を用いて第二の実施例の遠隔監視システムの動作を説明する。第二の実施例においては、第一の実施例の構成に加え、更にパケットの連続エラー回数を伝送路品質情報とし、継続してエラーが発生した場合にもMCSを減少させることで、伝播路品質が急激に悪化した場合のパケット到達率を向上する。
図9に第二の実施例における測定端末102の動作フローチャートを示す。
ACK/NACK情報の受信判定705にて受信と判定された際、エラー率更新処理706と共に連続エラー数更新処理901を行う点、および更新された連続エラー数を第三の閾値と比較し(902)、上回っていた場合はMCSを減少させる点が図7と異なる。前記第三の閾値は、例えばMCSの遷移条件502にてMCS毎の値を通知すれば良い
図10に第二の実施例における測定情報集約局101の動作フローチャートを示す。受信処理802の結果に基づき、エラー率更新処理804と共に連続エラー回数更新処理1001を行う点、および更新された連続エラー数を第三の閾値と比較し(1002)、上回っていた場合はMCSを減少させる点が図8と異なる。前記第三の閾値は、測定情報収集局101が生成しても、監視センタ103から設定しても良い。
図11から図13を用いて第三の実施例の遠隔監視システムの動作を説明する。第三の実施例においては、第一の実施例の構成に加え、MCSを複数段階遷移できるようにすることで、伝播路品質の変動に対するAMCの追従性を向上する。
図11に第三の実施例の動作シーケンスを示す。測定情報集約局101は、初期設定501とMCS遷移条件502と共にMCS変化量の設定1101を測定端末102へ通知する。MCS変化量の設定1101は、例えばMCS変化量が固定か否か、およびMCSの最大変化量の情報を含む。変化量が固定の場合、最大変化量は一度のMCS変化量そのものを示す。以降、MCS変化量が可変の場合について説明する。
測定情報集約局101は、受信処理504におけるSINRのような品質情報を記録し、受信成否と品質情報とをまとめて、拡張ACK/NACK情報1102として測定端末102へと通知する。通知する品質情報は、例えば量子化されたSINRそのものでも良いが、例えば受信処理において、現在のMCSではSINRが大きく不足して失敗、もしくはSINRが過剰に良い状態で成功した場合に“1”とし、それ以外の場合に“0”としても良い。その後、測定情報集約局101および測定端末102は、MCSの更新処理506,508において、品質情報の更新処理1103,1104の結果からMCSの変動幅を決定する。具体的には、品質情報が、SINRが大きく不足していることを示す場合はMCSの減少幅を大きく、逆にSINRが過剰に良いことを示す場合はMCSの増加幅を大きくする。また、測定情報集約局101は、例えば品質情報に基づいてMCSの最大変化量を更新し(1105)、更新結果1106を測定端末102へと通知しても良い。以上、MCS変化量が可変の場合について記述したが、固定の場合は品質情報に応じて変動幅を決定する一連の処理を行わなければ良い。
図12に第三の実施例における測定端末102の動作フローチャートを示す。
拡張ACK/NACK情報を受信し(1201)、その内容に応じて品質情報を更新する(1202)。前記のように、SINRが大きく良いまたは大きく悪ければ“1”が通知される場合、例えばACKであれば“+1”、NACKであれば“−1”として値を平均化したものを品質情報とすれば良い。これにより、品質情報はそのMCSがターゲットとするSINRに対する差分(−1〜+1の値で、0が過不足ない状態)を示す。その後、MCSを増加または減少させる際に、品質情報からMCSの変動幅を決定する。具体的には、MCSを減少させる場合は、該品質情報が一定以下であれば、その絶対値に応じてMCSの減少幅を大きくし(1203)、MCSを増加させる場合は、該品質情報が一定以上であれば、その絶対値に応じてMCSの増加幅を大きくする(1204)。また、MCS変化量の最大値を更新(1205)しても良い。例えば品質情報の絶対値に応じて最大幅を増加または減少させる。
図13に第三の実施例における測定情報集約局101の動作フローチャートを示す。受信処理802における受信品質(例えばSINR)に基づいて品質情報を設定し(1301)、受信成否と共に拡張ACK/NACK情報として測定端末102へと通知する(1302)。また、同時に品質情報を更新し(1303)、その値に応じてMCSを増加または減少させる際の変動幅を決定する。具体的には、MCSを減少させる場合は、該品質情報が一定以下であれば、その絶対値に応じてMCSの減少幅を大きくし(1304)、MCSを増加させる場合は、該品質情報が一定以上であれば、その絶対値に応じてMCSの増加幅を大きくする(1305)。なお、品質情報の設定や更新は測定端末102と同様に行う。また、MCS変化量の最大値を更新(13
06)しても良い。例えば品質情報の絶対値に応じて最大幅を増加または減少させる。
図14および図15を用いて第四の実施例の動作を説明する。第四の実施例においては、第一の実施例の構成に加え、測定情報集約局101の判断により受信処理の対象とするMCSの数を一時的に増加させることで、ACK/NACKの受信エラーによって測定端末102と測定情報集約局101の間でエラー率がずれた状況でも受信処理が成功するようにし、また、エラー率の情報を定期的に通知することで前記のずれを解消する。
図14に第四の実施例の動作シーケンスを示す。全候補の中から一部のMCSを選択して受信処理を行うという意味で、受信処理504は第一の実施例と同様であり、測定情報集約局101が任意のタイミングで測定端末102へとエラー率を通知(1401)し、測定端末102がエラー率を通知した値へと更新する(1402)点が異なる。
図15に第四の実施例における測定情報集約局101の動作フローチャートを示す。データの受信を検出した際、測定情報集約局101は、まず受信処理802を実施するMCSを決定する(1501)。通常の状態においては、MCS遷移条件502と、伝送路品質情報に基づいて更新したMCSのみとすれば第一の実施例と同様の動作となる。一方、例えばMCSを変更した直後のように測定端末102との間でMCSのずれが発生し得る場合、例えば変更前と変更後のMCSをいずれも受信処理の対象とすることで、MCSのずれがあっても受信できる。その後、例えばMCSの変更から一定の時間が経過した場合や、変更後のMCSによるエラー率が一定化となった場合、または変更後のMCSによるエラー率が変更前のMCSによるエラー率よりも一定以上良くなった場合に、受信処理を行うMCSを減少させれば良い。この場合、測定端末102に対するACK/NACK情報1502は、いずれかのMCSで受信に成功すれば受信成功と通知する。ただし、MCSの変更の判断に用いるエラー率は、変更後のMCSのエラー率を用いる。これにより、測定端末102と測定情報集約局101のいずれかがMCSを増加させてずれが生じた場合は、エラー率が増加することで元のMCSへと戻りやすくなる。MCSを減少させてずれが生じた場合でも、最終的に最も低いMCSで一致するためシステムとして不安定にはならない。第二の実施例と組み合わせ、連続エラー数が一定以上の場合にはエラー率とMCSを通知するようにしても良い。
図16を用いて第五の実施例の動作を説明する。第五の実施例においては、第一の実施例の構成に加え、測定情報集約局101の判断により受信処理の対象とするMCSの数を一時的に増加させることで、ACK/NACKの受信エラーによって測定端末102と測定情報集約局101の間でエラー率がずれた状況における受信処理の成功率を向上する。
図16に第五の実施例における測定情報集約局101の動作フローチャートを示す。受信処理802の結果がエラーか否かを判定し(1601)、エラーであった場合は、更に受信処理を行ったMCSから一段階増加および減少したMCSについて受信処理を行う(1602)。いずれかのMCSで受信が成功したか否かを判定し(1603)、成功した場合は測定端末102が一段階異なるMCSを使用していると判断し、受信処理に用いるMCSを、成功したMCSへと更新する(1604)。これにより、測定端末102と測定情報集約局101が用いるMCSにずれがあっても、一段階以内であれば解消できる。第二の実施例と組み合わせ、エラー判定処理1601を、連続エラー数を閾値と比較する処理としても良い。これにより、MCSが一致している状況でのランダムエラーに対して、複数のMCSで受信処理を行うことを低減できる。
図17〜図20を用いて、上述した各実施例における測定端末と測定情報集約局の機能構成、装置構成の一例について説明する。
図17に各実施例における測定情報集約局101の機能ブロック図の一例を示す。測定情報集約局101は、アンテナ1701、無線送受信部1702、制御部1703、ベースバンド復調部1704、復号部1705、ネットワークインタフェース部1706、符号化部1707、ベースバンド変調部1708を有する。
無線送受信部1702は、デュプレクサ、パワーアンプ、ローノイズアンプ、アップコンバータ、ダウンコンバータ、アナログデジタル変換器、デジタルアナログ変換器、自動周波数調整器、自動利得調整器で構成される。アンテナ1701から入力された無線周波数信号は、無線送受信部1702を通じてベースバンド信号に変換され、ベースバンド復調部1704へと入力される。ベースバンド復調部1704は、制御部1703から与えられるMCS情報に基づいて入力信号を復調し、結果を復号部1705へと入力する。復調結果は、復号部1705で用いる符号によって、硬判定結果(ビット系列)または軟判定結果(尤度情報)のいずれかとする。復号部1705は、制御部1703から与えられるMCS情報に基づいて誤り訂正処理を行い、復号したデータはネットワークインタフェース部1706へ、制御情報と復号結果は制御部1703へと出力する。ネットワークインタフェース部1706は、ネットワーク104を介して復号部1705の出力を監視センタ103へと出力すると共に、監視センタ103から制御情報を受けた際は、その情報を符号化部1707へと入力する。
ネットワークインタフェース部1706から入力された、または測定情報集約局101の内部で生成された、測定端末102に対する送信データは、まず符号化部1707へと入力される。符号化部1707は、制御部1703から与えられるMCS情報に基づいて入力を符号化し、ベースバンド変調部1708へと入力する。制御部1703から与えられるMCS情報に基づいてベースバンド変調部1708で変調されたベースバンド信号は無線送受信部1702へと入力され、無線周波数信号に変換されてアンテナ1701から出力される。
制御部1703は各実施例における測定情報集約局101の動作の主体となる。図6に示すMCSの遷移条件のテーブル、現在のMCSの値、および現在のMCSにおけるエラー率を管理し、復号部1705から与えられる復号結果の情報に基づいてエラー率を更新し、更に更新されたエラー率に基づいてMCSを更新する。また、データの受信処理の際にはベースバンド復調部1704および復号部1705へMCSの情報を通知する。また、IEEE 802.15.4におけるコーディネータとして、自らの管理するPANに所属する測定端末102の情報を管理し、新規にPANに参加した測定端末102に対し、MCSの遷移条件のテーブル502、および初期設定情報501を送付する機能を有する。第二の実施例においては、更に連続エラー回数も管理し、復号部1705から与えられる復号結果の情報に基づいて連続エラー回数を更新し、その結果に基づいて更にMCSを更新する。第三の実施例においては、更に伝播路品質情報も管理し、復号部1705から与えられる品質情報を平均化し、その結果に基づいてMCSの変動幅を決定する。第四の実施例においては、MCSの遷移の状態に応じて、ベースバンド復調部1704および復号部1705に対して受信処理を行うMCSを複数入力する。また、任意のタイミングでエラー率の情報を符号化部1707へ入力する。第五の実施例においては、復号部1705から与えられる復号結果の情報に基づいて、ベースバンド復調部1704および復号部1705に対して受信処理を行うMCSを追加で入力する。
図18に各実施例における測定情報集約局101の装置構成の一例を示す。測定情報集約局101は、プロセッサ1801、データバッファ1802、メモリ1803を有し、それぞれ内部バス1804で接続されている。さらに、外部ノードに対するインタフェースとして、無線送受信部1702およびネットワークインタフェース部1706を有する。また、測定情報集約局101は、プログラムやテーブルを格納する記憶装置1805を有する。
プロセッサ1801は、記憶装置1805に格納されているプログラムを実行する。すなわち、プロセッサ1801は、プログラムを実行し、制御部1703に対応する処理等を実行し、テーブルを参照し、無線通信を制御する処理部である。
データバッファ1802は、測定端末102から受信した上り信号、または監視センタ103から受信した、あるいは測定情報集約局101が生成した下り信号を、監視センタ103あるいは測定端末102へ伝送するために一時的に格納する。メモリ1803は、プロセッサ1801が処理するプログラムが展開され、処理に必要なデータを保持する。
無線送受信部1702およびネットワークインタフェース部1706は、図17と同様で、測定端末102との無線信号の送受信や監視センタ103との信号の送受信を行うインタフェースである。
記憶装置1805には、通信制御プログラム1806、MCS更新プログラム1807、MCS遷移条件テーブル1808、パラメータ管理テーブル1809、およびPAN管理テーブル1810が格納されている。なお、本明細書で開示される測定情報集約局101における処理に対応するプログラムや情報は、図示されていないものも格納されている。
通信制御プログラム1806およびMCS更新プログラム1807は、図17の制御部1703に対応する。通信制御プログラム1806は、測定端末102からPANへの加入要求を受けてPAN管理テーブルを更新する機能、およびパラメータ管理テーブル1809に基づいてベースバンド復調部1704および復号部1705へMCSの情報を出力する機能を有する。第四の実施例においては、MCS更新プログラム1807の出力を基に、ベースバンド復調部1704および復号部1705へ出力するMCS情報の数を制御する。第五の実施例においては、復号部1705から与えられる復号結果を基に、ベースバンド復調部1704および復号部1705へMCSの情報を追加で出力する。
MCS更新プログラム1807は、第一の実施例においては、パラメータ管理テーブル1809に格納されているMCS情報とエラー率の情報、復号部1705から与えられる復号結果、およびMCS遷移条件テーブル1808を基に、エラー率とMCS情報を更新する。また、通信制御プログラム1806がPAN管理テーブルを更新した際、新たに参加した測定端末102に対してMCS遷移条件テーブル1808と初期設定情報を通知し、同時にパラメータ管理テーブル1809に該端末用のパラメータを生成する。また、MCS遷移条件テーブル1808が監視センタ103から与えられる場合、MCS遷移条件テーブル1808の設定動作および更新動作を含む。第二の実施例においては、更にパラメータ管理テーブル1809に格納されている連続エラー回数を、復号部1705から与えられる復号結果を基に更新し、それを基にMCSを更新する。第三の実施例においては、更にパラメータ管理テーブルに格納されている平均品質情報を、復号部1705から与えられる品質情報を基に更新し、それを基にMCSの更新における変動幅を決定する。第四の実施例では、任意のタイミングでパラメータ管理テーブル1809に格納されているエラー率の情報を符号化部1707へ出力する。
MCS遷移条件テーブル1808は、AMCにおいて選択され得るMCSのリスト、および各MCSを用いて通信を行う際に、MCSを増加あるいは減少させるための伝送路品質情報の閾値を管理する。伝送路品質情報は、第一の実施例においてはエラー率、第二の実施例においては更に連続エラー回数を用いる。
パラメータ管理テーブル1809は、PANに参加している測定端末102各々について、現在使用しているMCSおよびそのエラー率を管理する。第二の実施例においては更に連続エラー回数、第三の実施例においては更に品質情報を管理する。
PAN管理テーブル1810は、PANに参加している測定端末102各々について、その物理ID等の情報を管理する。
図19に各実施例における測定端末102の機能ブロック図の一例を示す。測定端末102は、アンテナ1901、無線送受信部1902、制御部1903、ベースバンド復調部1904、復号部1905、アプリケーションインタフェース部1906、符号化部1907、ベースバンド変調部1908を有する。
無線送受信部1902は、デュプレクサ、パワーアンプ、ローノイズアンプ、アップコンバータ、ダウンコンバータ、アナログデジタル変換器、デジタルアナログ変換器、自動周波数調整器、自動利得調整器で構成される。アンテナ1901から入力された無線周波数信号は、無線送受信部1902を通じてベースバンド信号に変換され、ベースバンド復調部1904へと入力される。ベースバンド復調部1904は、制御部1903から与えられるMCS情報に基づいて入力信号を復調し、結果を復号部1905へと入力する。復調結果は、復号部1905で用いる符号によって、硬判定結果(ビット系列)または軟判定結果(尤度情報)のいずれかとする。復号部1905は、制御部1903から与えられるMCS情報に基づいて誤り訂正処理を行い、復号したデータはアプリケーションインタフェース部1906へ、制御情報と復号結果は制御部1903へと各々出力する。アプリケーションインタフェース部1906は、受信したデータをアプリケーションへと出力し、アプリケーションから入力されたセンサ測定情報を符号化部1907へと出力する。
アプリケーションインタフェース部1906から入力されたセンサ測定情報は、まず符号化部1907へと入力される。符号化部1907は、制御部1903から与えられるMCS情報に基づいて入力を符号化し、ベースバンド変調部1908へと入力する。制御部1903から与えられるMCS情報に基づいてベースバンド変調部1908で変調されたベースバンド信号は無線送受信部1902へと入力され、無線周波数信号に変換されてアンテナ1901から出力される。
制御部1903は各実施例における測定端末102の動作の主体となる。図6に示すMCSの遷移条件のテーブル、現在のMCSの値、および現在のMCSにおけるエラー率を管理し、復号部1905から与えられる制御情報(ACK/NACK情報208)に基づいてエラー率を更新し、更に更新されたエラー率に基づいてMCSを更新する。また、データの送信処理の際には符号化部1907およびベースバンド変調部1908へMCSの情報を通知する。また、IEEE 802.15.4におけるルータまたはエンドポイントとして測定情報集約局101に対して加入要求202を通知し、加入の際に測定情報集約局から通知されるMCS遷移条件テーブル502および初期設定情報501を内部に格納する。第二の実施例においては、更に連続エラー回数も管理し、復号部1905から与えられる制御情報(ACK/NACK情報208)に基づいて連続エラー回数を更新し、その結果に基づいて更にMCSを更新する。第三の実施例においては、更に伝播路品質情報も管理し、復号部1705から与えられる制御情報(拡張ACK/NACK情報1102)に含まれる品質情報を平均化し、その結果に基づいてMCSの変動幅を決定する。
図20に第一の実施例における測定端末102の装置構成の一例を示す。測定端末102は、プロセッサ2001、データバッファ2002、メモリ2003を有し、それぞれ内部バス2004で接続されている。さらに、外部ノードに対するインタフェースとして、無線送受信部1902を有する。また、測定端末102は、プログラムやテーブルを格納する記憶装置2005を有する。
プロセッサ2001は、記憶装置2005に格納されているプログラムを実行する。すなわち、プロセッサ2001は、プログラムを実行し、制御部1903に対応する処理等を実行し、テーブルを参照し、無線通信を制御する処理部である。
データバッファ2002は、測定情報集約局101から受信した下り信号、またはアプリケーションから入力された上り信号を、アプリケーションあるいは測定情報集約局101へ伝送するために一時的に格納する。メモリ2003は、プロセッサ2001が処理するプログラムが展開され、処理に必要なデータを保持する。
無線送受信部1902は、図19と同様で、測定情報集約局101との無線信号の送受信を行うインタフェースである。
記憶装置2005には、通信制御プログラム2006、MCS更新プログラム2007、MCS遷移条件テーブル2008、パラメータ管理テーブル2009が格納されている。なお、本明細書で開示される測定端末102における処理に対応するプログラムや情報は、図示されていないものも格納されている。
通信制御プログラム2006及びMCS更新プログラム2007は、図19の制御部1903に対応する。通信制御プログラム2006は、パラメータ管理テーブル2009に基づいて符号化部1907およびベースバンド変調部1908へMCSの情報を通知する。
MCS更新プログラム2007は、第一の実施例においては、パラメータ管理テーブルに格納されているMCS情報とエラー率の情報、および復号部1905から与えられる制御情報(ACK/NACK情報208)を基に、MCS遷移条件テーブル2008に基づいてMCSを更新する。また、PANに新たに参加した際、測定情報集約局101から通知されるMCS遷移条件テーブル2008を格納し、同時に通知される初期設定情報に基づいてMCSの初期値やエラーカウントを設定する。第二の実施例においては、更にパラメータ管理テーブル2009に格納されている連続エラー回数を、復号部1905から与えられる制御情報(ACK/NACK情報208)を基に更新し、それを基にMCSを更新する。第三の実施例においては、更にパラメータ管理テーブルに格納されている平均品質情報を、復号部1705から与えられる制御情報(拡張ACK/NACK情報1102)に含まれる品質情報を基に更新し、それを基にMCSの更新における変動幅を決定する。
MCS遷移条件テーブル2008は、AMCにおいて選択され得るMCSのリスト、および各MCSを用いて通信を行う際に、MCSを増加あるいは減少させるための伝送路品質情報の閾値を管理する。伝送路品質情報は、第一の実施例においてはエラー率、第二の実施例においては更に連続エラー回数を用いる。
パラメータ管理テーブル2009は、測定端末102が現在使用しているMCSおよびそのエラー率を管理する。第二の実施例においては更に連続エラー回数、第三の実施例においては更に品質情報を管理する。
なお上記実施例に示した機能の切り分けについてはあくまで一例であり、遠隔監視システム、測定情報集約局、ルータの各実施例全体として同等の機能を実現できるのであれば他の構成であってもよい。また、第二から第四の実施例は、第一の実施例に対する変更点が各々独立であるため、組み合わせて使用することもできる。
すなわち、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、それぞれの機能を実現するプログラムを実行することによりソフトウェアで実現する場合を中心に説明したが、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報はメモリのみならず、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体におくことができるし、必要に応じてネットワーク等を介してダウンロード、インストロールすることも可能である。
本発明はセンサ等の測定情報を監視センタにて監視する遠隔監視システム、及び無線通信を利用する通信装置に利用可能である。
101 測定情報集約局
102 測定端末
103 監視センタ
104 ネットワーク
105 無線ネットワーク
501 初期設定情報
502 MCSの遷移条件
503 了解通知
504 指定のMCSに基づく上りデータ受信処理
505,507 品質情報の更新処理
506,508 MCS遷移条件と品質情報に基づくMCSの更新処理
601 MCSを減少させるためのエラー率に関する第一の閾値
602 MCSを増加させるためのエラー率に関する第二の閾値
701 データ送信処理
702 消失判定タイマー起動処理
703 消失判定処理
704 再送回数判定処理
705 ACK/NACK情報の受信判定処理
706 エラー率更新処理
707 エラー率と第一の閾値との比較処理
708 MCS減少処理
709 エラー率と第二の閾値との比較処理
710 MCS増加処理
801 データ受信判定処理
802 データ受信処理
803 ACK/NACK情報送信処理
804 エラー率更新処理
805 エラー率と第一の閾値との比較処理
806 MCS減少処理
807 エラー率と第二の閾値との比較処理
808 MCS増加処理
901 連続エラー数更新処理
902 連続エラー数と第三の閾値との比較動作
1001 連続エラー数更新処理
1002 連続エラー数と第三の閾値との比較動作
1101 MCSの変化量に関する設定情報
1102 ACK/NACK情報と品質情報の複合情報
1103 品質情報更新処理
1104 品質情報更新処理
1105 最大MCS変化量更新処理
1106 最大MCS変化量情報
1201 ACK/NACK情報と品質情報の受信判定処理
1202 品質情報更新処理
1203 MCS減少量の決定処理
1204 MCS増加量の決定処理
1205 最大MCS変化量更新処理
1301 品質情報の設定処理
1302 ACK/NACK情報と品質情報の送信処理
1303 品質情報更新処理
1304 MCS減少量の決定処理
1305 MCS増加量の決定処理
1306 最大MCS変化量更新処理
1401 エラー率情報
1402 エラー率更新処理
1501 受信処理を行うMCSの決定処理
1502 ACK/NACKの決定および送信処理
1601 受信処理のエラー判定処理
1602 一段階異なるMCSの受信判定処理
1603 受信成功判定処理
1604 MCS更新処理
1701 アンテナ
1702 無線送受信部
1703 制御部
1704 ベースバンド復調部
1705 復号部
1706 ネットワークインタフェース部
1707 符号化部
1708 ベースバンド変調部
1801 プロセッサ
1802 データバッファ
1803 メモリ
1804 内部バス
1805 記憶装置
1806 通信制御プログラム
1807 MCS更新プログラム
1808 MCS遷移条件テーブル
1809 パラメータ管理テーブル
1810 PAN管理テーブル
1901 アンテナ
1902 無線送受信部
1903 制御部
1904 ベースバンド復調部
1905 復号部
1906 アプリケーションインタフェース部
1907 符号化部
1908 ベースバンド変調部
2001 プロセッサ
2002 データバッファ
2003 メモリ
2004 内部バス
2005 記憶装置
2006 通信制御プログラム
2007 MCS更新プログラム
2008 MCS遷移条件テーブル
2009 パラメータ管理テーブル。

Claims (15)

  1. 送信側と受信側で無線通信を行うシステムにおける適応変調符号化方法であって、
    前記送信側と前記受信側で独立に測定可能な共通の伝搬路の品質情報を指標とする変調符号化方式の遷移条件を共有し、
    前記送信側と前記受信側それぞれで独立に測定した前記品質情報と、共有した前記遷移条件に基づいて、前記送信側と前記受信側が各々前記変調符号化方式を切り替え、
    前記受信側は候補となる前記変調符号化方式の内の一部を受信処理の対象とする、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  2. 請求項1に記載の適応変調符号化方法であって、
    前記品質情報が無線通信のパケットエラー率、或いは無線通信の連続パケットエラー回数である、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  3. 請求項1に記載の適応変調符号化方法であって、
    前記送信側と前記受信側は、共有した前記遷移条件を用いて、現在の前記品質情報の共有を可能とする、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  4. 請求項1に記載の適応変調符号化方法であって、
    前記送信側と前記受信側の前記変調符号化方式の切り替えにおいて、当該変調符号化方式の変動量を可変とする、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  5. 請求項1に記載の適応変調符号化方法であって、
    前記送信側と前記受信側の前記変調符号化方式の切り替えにおいて、当該変調符号化方式の変動量が、前記変調符号化方式の切り替えに用いる前記品質情報、またはそれ以外の他の前記品質情報に基づいて決定される複数の値をとる、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  6. 請求項1に記載の適応変調符号化方法であって、
    前記受信側の判断により運用中に、前記受信処理の対象とする前記変調符号化方式の数を一時的に増加させる、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  7. 請求項6に記載の適応変調符号化方法であって、
    前記受信処理の対象とする変調符号化方式の数を増加させる条件が、前記変調符号化方式の切り替えから予め決められた一定の回数パケットを受信するまでの期間である、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  8. 請求項6に記載の適応変調符号化方法であって、
    前記受信処理の対象とする前記変調符号化方式の数を増加させる条件が、前記変調符号化方式の切り替えから、切り替えた後の前記変調符号化方式を用いて受信処理を行った際のパケットエラー率が、予め決められた閾値を下回るまでの期間、或いは、切り替える前の前記変調符号化方式を用いて受信処理を行った際のパケットエラー率よりも、予め決められた値以上下回るまでの期間である、
    ことを特徴とする適応変調符号化方法。
  9. 測定端末装置と無線通信を行う集約局装置であって、
    変調符号化方式を用いる無線送受信部と処理部を備え、
    前記処理部は、
    前記測定端末装置と共有した、当該集約局装置と前記測定端末装置で独立に測定可能な共通の伝搬路の品質情報を指標とする前記変調符号化方式の遷移条件と、当該集約局装置で独立に測定した前記品質情報に基づき、前記変調符号化方式を切り替え、
    候補となる前記変調符号化方式の内の一部を受信処理の対象とする、
    ことを特徴とする集約局装置。
  10. 請求項9に記載の集約局装置であって、
    前記品質情報が無線通信のパケットエラー率、或いは無線通信の連続パケットエラー回数である、
    ことを特徴とする集約局装置。
  11. 請求項9に記載の集約局装置であって、
    前記処理部は、
    共有した前記遷移条件を用いて、現在の前記品質情報の共有を可能とする、
    ことを特徴とする集約局装置。
  12. 請求項9に記載の集約局装置であって、
    前記処理部は、
    前記送信側と前記受信側の前記変調符号化方式の切り替えにおいて、当該変調符号化方式の変動量を可変とする、
    ことを特徴とする集約局装置。
  13. 請求項9に記載の集約局装置であって、
    前記処理部は、
    前記変調符号化方式の切り替えにおいて、当該変調符号化方式の変動量が、前記変調符号化方式の切り替えに用いる前記品質情報、またはそれ以外の他の前記品質情報に基づいて決定される複数の値をとる、
    ことを特徴とする集約局装置。
  14. 請求項9に記載の集約局装置であって、
    前記処理部は、
    運用中に、前記受信処理の対象とする前記変調符号化方式の数を一時的に増加させる、
    ことを特徴とする集約局装置。
  15. 集約局装置と無線通信を行う測定端末装置であって、
    変調符号化方式を用いる無線送受信部と処理部を備え、
    前記処理部は、
    前記集約局装置から受信し、前記集約局装置と共有した、当該測定端末装置と前記集約局装置とで独立に測定可能な共通の伝搬路の品質情報を指標とする前記変調符号化方式の遷移条件と、当該測定端末装置で独立に測定した前記品質情報に基づき、前記変調符号化方式を切り替える、
    ことを特徴とする測定端末装置。
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