JP2015103926A - 通信装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】規定時間内でフレーム群の送信先機器への送信を完了することができる通信装置、通信方法およびプログラムを提供する。【解決手段】実施形態の通信装置は、受信部と、送信部と、を備える。受信部は、外部機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群を、無線通信よってデータフレーム単位で受信する。送信部は、受信部によるデータフレームの受信に並行して、受信部により受信済みのデータフレームの送信先機器への送信を開始し、フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの送信先機器への送信が完了した場合、フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、完了フレームの代替完了フレームを送信先機器へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、通信装置、通信方法およびプログラムに関する。
プラント等のフィールド制御システムにおける産業機器の制御通信のケーブルレス化(無線化)は、ロボットや無人台車等の移動機器の制御だけでなく、ユニットの交換作業や組立作業、頻繁なラインの再構築に対して柔軟に対応することができる。また、産業機器の制御通信のケーブルレス化は、機器間に接触部分が無いため、故障率の低下および消耗品の削減などのメンテナンスコストを低減することなどの利点があり、生産現場において強く待望されている。さらに、産業機器の制御通信のケーブルレス化は、フィールド制御システム以外の高度交通システム、防犯システムまたは次世代ロボットネットワークの分野においても不可欠である。
産業機器の制御通信のケーブルレス化は、一般的な無線LAN(Local Area Network)などを用いて簡単に実現できるようにみえるが、機器間におけるデータの伝送が完了するまでの時間が確約できないため、その実現が難しい。実際に、電波環境が比較的安定したオフィス内で見通し距離において無線LANによる通信を行う場合であっても、機器間においてデータを送受信するために必要な時間(応答時間)が通常時の何倍にもなる現象が頻発したり、データに誤りが発生してデータの再送処理に時間を要することが高い確率で発生したりする。制御命令などのデータを一定時間内に確実に伝送することが必要な産業機器の制御通信においては、機器間におけるデータの伝送が完了するまでの時間が確約できないのは、産業機器の制御通信のケーブルレス化に対する信頼性を低下させる原因となっている。
例えば、フィールド制御システムにおける産業機器の制御通信に用いられている有線の通信規格としてIEC(International Electrotechnical Commission)規格となっているフィールドバスには、TC−net(登録商標)、PROFINET(登録商標)、HART(登録商標)などがある。この中で、PROFINET(登録商標)とHART(登録商標)は、無線の通信規格についても提唱している。また、別の無線通信規格としては、国際計測制御学会(ISA)が提唱するISA100.11aもある。
PROFINET(登録商標)は、民生用の無線標準規格であるIEEE802.11をベースに産業用にカスタマイズし、特に、アクセス制御のオプションとして用意されているPCF(Point Coordination Function)方式を用い、無線AP(Access Point)がポーリングによって無線ノードを集中制御することで通信サイクル(応答時間)を保証しようとしている。また、無線ノードの制御処理周期を制御するコントローラと、無線ノード間においてデータを中継する中継ノードとによって、無線ノード間のデータの伝送を制御する技術が開示されている。さらに、HART(登録商標)の無線の通信規格であるWireless−HART(登録商標)とISA100.11aは、無線メッシュネットワークの通信プロトコルであり、処理する情報量が比較的少ないセンサノードが自律的に無線メッシュネットワークを構成する場合に用いられ、各センサノードが持つ時刻情報の同期性を確保することにより、一定の周期内でデータをやりとりする。
特開2009−27315号公報
しかしながら、無線AP(通信装置または外部機器の一例)やコントローラによって無線ノード(送信元機器または送信先機器の一例)間の通信を制御する技術においては、無線APやコントローラが必要であり、それらを介して無線ノード間においてデータをやりとりする構成では、処理遅延が生じて、一定の周期内にデータを伝送できない場合がある。また、コントローラによって無線ノードの制御処理周期を制御するためには、既存の無線ノードの通信インタフェースを変更する必要がある。さらに、コントローラによって無線ノード間のデータの伝送を制御する技術では、一定時間内に送信先の無線ノードに到達しなかったデータ(欠落情報)が、推測によって補間されるため、正確なデータが伝送されない場合がある。
実施形態の通信装置は、受信部と、送信部と、を備える。受信部は、外部機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群を、無線通信よってデータフレーム単位で受信する。送信部は、受信部によるデータフレームの受信に並行して、受信部により受信済みのデータフレームの送信先機器への送信を開始し、フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの送信先機器への送信が完了した場合、フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、完了フレームの代替完了フレームを送信先機器へ送信する。
図1は、第1の実施形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態にかかる通信システムにおいて送受信されるデータフレームの構成を示す図である。 図3は、第1の実施形態にかかる通信システムが有する無線機によるフレーム群の送信処理を説明するための図である。 図4は、第1の実施形態にかかる通信システムによる代替完了フレームの送信処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、第1の実施形態にかかる通信システムによる代替完了フレームの送信処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、第1の実施形態にかかる通信システムによる代替完了フレームの送信処理を説明するための図である。 図7は、第2の実施形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。 図8は、第2の実施形態にかかる通信システムによる規定の設定処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第2の実施形態にかかる通信システムによる規定の設定処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、第3の実施形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。 図11は、第3の実施形態にかかる通信システムにおいて送受信されるデータフレームの構成を示す図である。 図12は、第3の実施形態にかかる通信システムによる代替完了フレームの送信処理を説明するための図である。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる通信装置、通信方法およびプログラムについて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。図2は、第1の実施形態にかかる通信システムにおいて送受信されるデータフレームの構成を示す図である。本実施形態にかかる通信システム1は、図1に示すように、複数のデータフレームを含むフレーム群の送信元機器の一例としてのノードAと、当該ノードAから送信されたフレーム群の送信先機器の一例としてのノードBと、アクセスポイント等により構成されノードAを無線ネットワークに接続する無線機a(外部機器の一例)と、アクセスポイント等により構成されノードBを無線ネットワークに接続する無線機b(通信装置の一例)と、を有している。
本実施形態では、無線機aは、ノードAからに送信されたフレーム群をデータフレーム単位で受信するデータ受信部a1と、当該データ受信部a1により受信したフレーム群を、無線通信によってデータフレーム単位で無線機bに送信するデータ送信部a2と、を有している。
具体的には、データ受信部a1は、フレーム群の送信開始を示すデータフレーム(以下、開始フレームと言う)と、実データに対応するデータフレーム(以下、実データフレームと言う)と、フレーム群の送信完了を示すデータフレーム(以下、完了フレームと言う)とを含むフレーム群を、有線ネットワークを介して、ノードAから受信する。また、データ送信部a2は、データ受信部a1により受信したフレーム群を、当該フレーム群に含まれるデータフレーム単位で、無線ネットワークを介して、無線機bに送信する。その際、データ送信部a2は、データ受信部a1によるデータフレームの受信に並行して、データ受信部a1により受信済みのデータフレームの無線通信による無線機bへの送信を開始する。
ここで、データ受信部a1は、図2に示すように、送信先機器を識別可能とする宛先ノードMACアドレス、送信元機器を識別可能とする送信元ノードMACアドレス、次に続く「通信データ」フィールドに格納する上位層プロトコルを識別するためのプロトコルを示すプロトコルタイプ、データが格納されるフィールドである通信データ、およびデータフレームのエラーを検出するためのフィールドであるFCS(Frame Check Sequence)を含むデータフレーム200を、有線ネットワークを介してノードAから受信する。
また、データ送信部a2は、図2に示すように、ノードAから受信したデータフレーム200をカプセル化したデータフレーム210を、無線ネットワークを介して無線機bへ送信する。具体的には、データフレーム210は、データフレームの種類,データフレームの宛先,送信元機器が無線か有線かなどの情報が格納されるフレームコントロール(FC)、電波を仕様する予定時間(データフレームの送信に必要な時間)の情報が格納されるD/ID、受信側の無線機を識別可能とする受信側無線機MACアドレス、送信側の無線機を識別可能とする送信側無線機MACアドレス、宛先ノードMACアドレス、送信するデータのシーケンス番号またはフラグメント化した場合のフラグメント番号の情報が格納されるシーケンス制御、送信元ノードMACアドレス、プロトコルタイプ、通信データ、FCSを含む。
図1に戻り、無線機bは、無線機aを介してノードAから送信されるフレーム群を、無線通信によってデータフレーム単位で受信するデータ受信部b1と、当該データ受信部b1によるデータフレームの受信に並行して、受信済みのデータフレームのノードBへの送信を開始するデータ送信部b2と、フレーム群が含むデータフレームのうち実データフレームのノードBへの送信が完了した場合に、データ受信部b1による完了フレームの受信に先立って、完了フレームの代替完了フレームを生成するとともに、当該代替完了フレームをデータ送信部b2によってノードBに送信させるタイミング制御部b3と、を有する。
図3は、第1の実施形態にかかる通信システムが有する無線機によるフレーム群の送信処理を説明するための図である。本実施形態では、無線機bのデータ受信部b1は、図3に示すように、開始フレームS、実データフレームDおよび完了フレームEの順にフレーム群を無線通信によって無線機aから受信する。無線機bのデータ送信部b2は、フレーム群の受信に並行して、開始フレームSおよび実データフレームDをノードBに送信する。そして、データ送信部b2は、実データフレームDの送信が完了した場合、データ受信部b1による完了フレームEの受信に先立って、タイミング制御部b3により生成された代替完了フレームSEを、ノードBに送信する。
これにより、本実施形態にかかる無線機bによれば、完了フレームEの受信を待つことなく、代替完了フレームSEをノードBに送信して、無線通信によりフレーム群を送信することによる処理時間の遅延を短縮することができるので、規定時間内でフレーム群のノードBへの送信を完了することができる。
次に、図4および図5を用いて、本実施形態にかかる通信システム1が有する無線機bによる代替完了フレームの送信処理の詳細について説明する。図4および図5は、第1の実施形態にかかる通信システムによる代替完了フレームの送信処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態では、無線機bは、受信済みのデータフレームのデータサイズまたはフレーム数に基づいて、送信対象のフレーム群のうち実データフレームの受信が完了したか否かを判断する。まず、図4を用いて、無線機bが、受信済みのデータフレームのデータサイズに基づいて、実データフレームの受信が完了したか否かを判断する処理について説明する。
無線機bのタイミング制御部b3は、無線機bが起動すると、受信済みの実データフレームのデータサイズのカウント結果iをリセット(i=0)する(ステップS401)。データ受信部b1は、無線通信によって、無線機aからデータフレームを受信すると、受信したデータフレームを、データ送信部b2およびタイミング制御部b3の両方に送信する。
タイミング制御部b3は、データ受信部b1によって実データフレームを受信したか否かを判断する(ステップS402)。本実施形態では、タイミング制御部b3は、受信したデータフレーム210のフレームコントロール(FC)に格納されたデータフレームの種類に基づいて、当該受信したデータフレーム210が実データフレームであるか否かを判断する。タイミング制御部b3は、受信したデータフレームが実データフレームではないと判断した場合(ステップS402:No)、新たなデータフレームの受信を待つ。
一方、タイミング制御部b3は、受信したデータフレームが実データフレームであると判断した場合(ステップS402:Yes)、カウント結果iに、受信した実データフレームのデータサイズを加算する(ステップS403)。さらに、タイミング制御部b3は、受信した実データフレームのデータサイズを加算したカウント結果iが、規定値(所定サイズの一例)に達したか否かを判断する(ステップS404)。本実施形態では、通信システム1は、ノードAとノードB間において、常に一定のデータサイズの実データフレームを含むフレーム群を送受信する。そのため、タイミング制御部b3は、カウント結果iが規定値に達した場合、フレーム群に含まれる実データフレームを全て受信したと判断することができる。
タイミング制御部b3は、カウント結果iが規定値に達していないと判断した場合(ステップS404:No)、ステップS402に戻り、新たなデータフレームの受信を待つ。一方、タイミング制御部b3は、カウント結果iが規定値に達したと判断した場合(ステップS404:Yes)、完了フレームに代替する代替完了フレームを生成する(ステップS405)。そして、データ送信部b2は、データ受信部b1による完了フレームの受信に先立って、タイミング制御部b3により生成された代替完了フレームをノードBに送信する(ステップS406)。本実施形態では、データ送信部b2は、タイミング制御部b3により生成された代替完了フレームを送信しているが、これに限定するものではなく、図示しない記憶部に予め記憶された代替完了フレームをノードBに送信しても良い。
タイミング制御部b3(禁止部の一例)は、代替完了フレームが送信された後、データ受信部b1によって完了フレームを受信した場合、データ送信部b2による完了フレームの送信を禁止する。本実施形態では、タイミング制御部b3は、代替完了フレームが送信された後、データ受信部b1によって完了フレームを受信した場合、データ受信部b1を制御して、完了フレームを破棄することにより、完了フレームのノードBへの送信を禁止する。
タイミング制御部b3は、完了フレームを破棄した後、データ受信部b1によって新たなフレーム群に含まれる開始フレームを受信した場合、カウント結果iをリセットして(ステップS407)、ステップS402に戻る。
次に、図5を用いて、無線機bが、受信済みのデータフレームのフレーム数に基づいて、実データフレームの受信が完了したか否かを判断する処理について説明する。
無線機bのタイミング制御部b3は、無線機bが起動すると、受信済みの実データフレームのフレーム数のカウント結果jをリセット(j=0)する(ステップS501)。データ受信部b1は、無線通信によって、無線機aからデータフレームを受信すると、受信したデータフレームを、データ送信部b2およびタイミング制御部b3の両方に送信する。
タイミング制御部b3は、データ受信部b1によって実データフレームを受信したか否かを判断する(ステップS502)。本実施形態では、タイミング制御部b3は、受信したデータフレーム210のフレームコントロール(FC)に格納されたデータフレームの種類に基づいて、当該受信したデータフレーム210が実データフレームであるか否かを判断する。タイミング制御部b3は、受信したデータフレームが実データフレームではないと判断した場合(ステップS502:No)、新たなデータフレームの受信を待つ。
一方、タイミング制御部b3は、受信したデータフレームが実データフレームであると判断した場合(ステップS502:Yes)、カウント結果jにフレーム数「1」を加算する(ステップS503)。さらに、タイミング制御部b3は、受信済みの実データフレームのフレーム数のカウント結果jが、規定値(所定フレーム数の一例)に達したか否かを判断する(ステップS504)。本実施形態では、通信システム1は、ノードAとノードB間において、常に一定のフレーム数の実データフレームを含むフレーム群を送受信する。そのため、タイミング制御部b3は、カウント結果jが規定値に達した場合、フレーム群に含まれる実データフレームを全て受信したと判断することができる。
タイミング制御部b3は、カウント結果jが規定値に達していないと判断した場合(ステップS504:No)、ステップS502に戻り、新たなデータフレームの受信を待つ。一方、タイミング制御部b3は、カウント結果jが規定値に達したと判断した場合(ステップS504:Yes)、完了フレームに代替する代替完了フレームを生成する(ステップS505)。そして、データ送信部b2は、データ受信部b1による完了フレームの受信に先立って、タイミング制御部b3により生成された代替完了フレームをノードBに送信する(ステップS506)。
タイミング制御部b3(禁止部の一例)は、代替完了フレームが送信された後、データ受信部b1によって完了フレームを受信した場合、データ送信部b2による完了フレームの送信を禁止する。本実施形態では、タイミング制御部b3は、代替完了フレームが送信された後、データ受信部b1によって完了フレームが受信された場合、データ受信部b1を制御して、完了フレームを破棄することにより、完了フレームのノードBへの送信を禁止する。
タイミング制御部b3は、完了フレームを破棄した後、データ受信部b1によって新たなフレーム群に含まれる開始フレームを受信した場合、カウント結果jをリセットして(ステップS507)、ステップS502に戻る。
次に、図6を用いて、本実施形態にかかる通信システム1による代替完了フレームの送信処理の一例について説明する。図6は、第1の実施形態にかかる通信システムによる代替完了フレームの送信処理を説明するための図である。
無線機aのデータ受信部a1は、開始フレームSと、3つの実データフレームD1,D2,D3と、完了フレームEと、を含むフレーム群がノードAから送信されると、図6に示すように、データフレーム単位でフレーム群を受信する。そして、無線機aのデータ送信部a2は、データ受信部a1によるデータフレームの受信に並行して、受信したデータフレームから順に、無線ネットワークを介して、無線機bにデータフレームを送信する。
無線機bのデータ受信部b1は、無線機aからデータフレームを受信し、受信したデータフレームを、データ送信部b2およびタイミング制御部b3の両方に送信する。そして、データ送信部b2は、データ受信部b1によるデータフレームの受信に並行して、受信したデータフレームから順に、有線ネットワークを介して、ノードBにデータフレームを送信する。タイミング制御部b3は、データ受信部b1により受信済みの実データフレームのフレーム数(または受信済みの実データフレームのデータサイズ)をカウントし、カウント結果が規定値に達した場合、代替完了フレームSEを生成する。そして、データ送信部b2は、生成された代替完了フレームSEをノードBに送信する。これにより、無線通信によりフレーム群を送信することによる処理時間の遅延を短縮することができるので、規定時間内でのフレーム群のノードBへの送信を完了することができる。
タイミング制御部b3は、代替完了フレームSEの送信後に、データ受信部b1から完了フレームEを受信した場合、当該受信した完了フレームEを破棄する。これにより、タイミング制御部b3は、完了フレームのノードBへの送信を禁止する。本実施形態では、フレーム群を受信する受信側の無線機bにおいて、完了フレームEを破棄して当該完了フレームEのノードBへの送信を禁止しているが、これに限定するものではなく、フレーム群を送信する送信側の無線機aにおいて、完了フレームEを破棄して当該完了フレームEのノードBへの送信を禁止しても良い。
このように、第1の実施形態の通信システム1によれば、無線通信によりフレーム群を送信することによる処理時間の遅延を短縮することができるので、規定時間内でフレーム群のノードBへの送信を完了することができる。
本実施形態では、受信側の無線機bが代替完了フレームをノードBに送信する例について説明したが、送信側の無線機aが代替完了フレームを無線機bに送信することによっても(言い換えると、送信側の無線機aにタイミング制御部b3を設けることによっても)、同様の作用効果を得ることができる。
具体的には、送信側の無線機a(通信装置の一例)のデータ送信部a2は、データ受信部a1によるノードA(送信元機器の一例)からのデータフレームの受信に並行して、データ受信部a1により受信済みのデータフレームの無線通信による無線機b(外部機器の一例)への送信を開始し、フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの無線機bの送信が完了した場合、フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、完了フレームの代替完了フレームを無線機bへ送信する。
また、送信側の無線機aにおいて代替完了フレームを送信する場合も、送信側の無線機aのデータ送信部a2は、フレーム群に含まれる受信済みの実データフレームのサイズが所定サイズに達した場合若しくはフレーム群に含まれる受信済みの実データフレームのフレーム数が所定フレーム数に達した場合に、代替完了フレームを無線機bへ送信する。
(第2の実施形態)
本実施形態は、無線通信によってフレーム群を受信する受信側の無線機において、送信元機器の起動後、最初に送信されるフレーム群に基づいて規定値を設定する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略する。
図7は、第2の実施形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる通信システム700は、図7に示すように、自身の起動時に、規定値の設定に用いるコンフィグレーションデータを送信するノードA2と、当該ノードA2から受信したコンフィグレーションデータを後述する無線機720に送信可能な無線機710と、当該無線機710から受信したコンフィグレーションデータに基づいて規定値を設定する無線機720と、ノードBと、を有している。
ノードA2は、自身の起動時にノードBに最初に送信するフレーム群を、コンフィグレーションデータとして送信する。
無線機710は、コンフィグレーションデータを受信するデータ受信部711と、当該データ受信部711により受信したコンフィグレーションデータを、無線通信によってデータフレーム単位で無線機720に送信するデータ送信部712と、を有している。
データ受信部711は、コンフィグレーションデータに含まれ、図2に示すフレームデータ200と同様の構成を有するデータフレームを、有線ネットワークを介してノードA2から受信する。また、データ送信部712は、コンフィグレーションデータに含まれるデータフレームを第1の実施形態と同様にカプセル化して、無線ネットワークを介して無線機720へ送信する。
無線機720は、無線機710を介してノードA2から送信されるコンフィグレーションデータを、無線通信によってデータフレーム単位で受信するデータ受信部721と、当該データ受信部721により受信したコンフィグレーションデータに基づいて、規定値(所定サイズまたは所定フレーム数の一例)を設定するタイミング制御部722と、データ送信部b2と、を有している。
ここで、図8および図9を用いて、本実施形態にかかる通信システム700が有する無線機720による規定値の設定処理の詳細について説明する。図8および図9は、第2の実施形態にかかる通信システムによる規定の設定処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態では、無線機720は、コンフィグレーションデータに含まれる実データフレームのデータサイズまたはフレーム数に基づいて、規定値を設定する。まず、図8を用いて、無線機720が、コンフィグレーションデータに含まれる実データフレームのデータサイズに基づいて、規定値を設定する処理について説明する。
無線機720のタイミング制御部722は、フレーム群の受信に先立って、実データフレームのデータサイズのカウント結果iをリセット(i=0)する(ステップS801)。
タイミング制御部722は、データ受信部721によって開始フレームを受信したか否かを判断する(ステップS802)。本実施形態では、タイミング制御部722は、受信したデータフレームのフレームコントロールに格納されたデータフレームの種類に基づいて、当該受信したデータフレームが開始フレームであるか否かを判断する。タイミング制御部722は、受信したデータフレームが開始フレームではないと判断した場合(ステップS802:No)、データフレームの受信を待つ。
一方、タイミング制御部722は、受信したデータフレームが開始フレームであると判断した場合(ステップS802:Yes)、データ受信部721によって実データフレームを受信したか否かを判断する(ステップS803)。本実施形態では、タイミング制御部722は、受信したデータフレームのフレームコントロールに格納されたデータフレームの種類に基づいて、当該受信したデータフレームが実データフレームであるか否かを判断する。タイミング制御部722は、受信したデータフレームが実データフレームではないと判断した場合(ステップS803:No)、実データフレームの受信を待つ。
一方、タイミング制御部722は、受信したデータフレームが実データフレームであると判断した場合(ステップS803:Yes)、カウント結果iに、受信した実データフレームのデータサイズを加算する(ステップS804)。さらに、タイミング制御部722は、データ受信部721によって、実データフレームに続いて受信したデータフレームが完了フレームであるか否かを判断する(ステップS805)。タイミング制御部722は、実データフレームに続いて受信したデータフレームが完了フレームでないと判断した場合(ステップS805:No)、新たな実データフレームの受信を待つ。
タイミング制御部722は、実データフレームに続いて受信したデータフレームが完了フレームであると判断した場合(ステップS805:Yes)、カウント結果iを、規定値として設定する(ステップS806)。
次に、図9を用いて、無線機720が、コンフィグレーションデータに含まれる実データフレームのフレーム数に基づいて、規定値を設定する処理について説明する。
無線機720のタイミング制御部722は、フレーム群の受信に先立って、実データフレームのフレーム数のカウント結果jをリセット(j=0)する(ステップS901)。
タイミング制御部722は、データ受信部721によって開始フレームを受信したか否かを判断する(ステップS902)。本実施形態では、タイミング制御部722は、受信したデータフレームのフレームコントロールに格納されたデータフレームの種類に基づいて、当該受信したデータフレームが開始フレームであるか否かを判断する。タイミング制御部722は、受信したデータフレームが開始フレームではないと判断した場合(ステップS902:No)、データフレームの受信を待つ。
一方、タイミング制御部722は、受信したデータフレームが開始フレームであると判断した場合(ステップS902:Yes)、データ受信部721によって実データフレームを受信したか否かを判断する(ステップS903)。本実施形態では、タイミング制御部722は、受信したデータフレームのフレームコントロールに格納されたデータフレームの種類に基づいて、当該受信したデータフレームが実データフレームであるか否かを判断する。タイミング制御部722は、受信したデータフレームが実データフレームではないと判断した場合(ステップS903:No)、実データフレームの受信を待つ。
一方、タイミング制御部722は、受信したデータフレームが実データフレームであると判断した場合(ステップS903:Yes)、カウント結果jにフレーム数「1」を加算する(ステップS904)。さらに、タイミング制御部722は、データ受信部721によって、実データフレームに続いて受信したデータフレームが完了フレームであるか否かを判断する(ステップS905)。タイミング制御部722は、実データフレームに続いて受信したデータフレームが完了フレームでないと判断した場合(ステップS905:No)、新たな実データフレームの受信を待つ。
タイミング制御部722は、実データフレームに続いて受信したデータフレームが完了フレームであると判断した場合(ステップS905:Yes)、カウント結果jを、規定値として設定する(ステップS906)。
このように、第2の実施形態の通信システム700によれば、規定値が予め設定されていない場合でも、ノードA2から送信されるコンフィグレーションデータに基づいて規定値を設定することができるので、コンフィグレーションデータに続いてノードA2から送信されるフレーム群を規定時間内にノードBに送信することができる。
本実施形態では、受信側の無線機720おいてコンフィグレーションデータに基づいて規定値を設定する例について説明したが、送信側の無線機710において代替完了フレームを送信する場合には、送信側の無線機710(通信装置の一例)にタイミング制御部722を設けて、当該送信側の無線機710においてコンフィグレーションデータに基づいて規定値を設定する処理を行う。
具体的には、送信側の無線機710のタイミング制御部722は、ノードA2(送信元機器の一例)の起動後、最初に送信されたフレーム群に基づいて所定サイズを設定する。若しくは、タイミング制御部722は、ノードA2の起動後、最初に送信されたフレーム群に基づいて所定フレーム数を設定する。
(第3の実施形態)
本実施形態は、フレーム群に含まれる受信済みのデータフレームから、送信元機器によるフレーム群の送信開始時刻を取得し、取得した送信開始時刻から所定の送信完了時間内に代替完了フレームを送信先機器へ送信する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所について説明を省略する。
図10は、第3の実施形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。図11は、第3の実施形態にかかる通信システムにおいて送受信されるデータフレームの構成を示す図である。本実施形態にかかる通信システム1000は、図10に示すように、ノードAと、当該ノードAから受信したデータフレームに当該データフレームを含むフレーム群の送信が開始された時刻である送信開始時刻を含めて、後述する無線機1020に送信する無線機1010と、当該無線機1010から受信したデータフレームから送信開始時刻を取得し、取得した送信開始時刻から所定の送信完了時間内に代替完了フレームをノードBに送信する無線機1020と、ノードBと、を有している。
無線機1010は、データ受信部a1と、当該データ受信部a1により受信したデータフレームに、送信開始時刻を含めて無線機1020に送信するデータ送信部1011と、を有している。本実施形態では、データ送信部1011は、フレーム群に含まれる開始フレームを受信すると、有線ネットワークによるデータフレームの送信により発生する遅延時間を考慮して、送信開始時刻を算出する。具体的には、データ送信部1011は、開始フレームを受信した時刻から遅延時間遡った時刻(言い換えると、フレーム群の送信が開始された時刻)を送信開始時刻として算出する。
そして、データ送信部1011は、データ受信部a1により受信したデータフレームに、算出した送信開始時刻を含めて無線機1020に送信する。具体的には、データ送信部1011は、図11に示すように、ノードAから受信したデータフレーム200に、取得した送信開始時刻を含めてカプセル化したデータフレーム1100を、無線ネットワークを介して無線機1020へ送信する。
図10に戻り、無線機1020は、ノードAから送信され無線機1010において送信開始時刻が含められたデータフレームを受信するデータ受信部1021と、当該データ受信部1021により受信したデータフレームから送信開始時刻を取得するとともに、データ送信部b2を制御して、取得した送信開始時刻から所定の送信完了時間内に代替完了フレームをノードBに送信させるタイミング制御部1022と、データ送信部b2と、を有している。
本実施形態では、タイミング制御部1022は、下記の式(1)を用いて、完了フレームのノードBへの送信を完了する時刻(以下、完了フレーム送信完了時刻と言う)を算出する。
完了フレーム送信完了時刻=t+f−Δt×2・・・(1)
ここで、tはデータフレームから取得される送信開始時刻であり、fは1つのフレーム群の送信に割り当てられる時間である規定時間、Δtは有線ネットワークによるデータフレームの送信により発生する遅延時間である。
次に、図12を用いて、本実施形態にかかる通信システム1000による代替完了フレームの送信処理の一例について説明する。図12は、第3の実施形態にかかる通信システムによる代替完了フレームの送信処理を説明するための図である。
無線機1010のデータ受信部a1は、開始フレームSと、3つの実データフレームD1,D2,D3と、完了フレームEと、を含むフレーム群がノードAから送信されると、図12に示すように、データフレーム単位でフレーム群を受信する。そして、無線機1010のデータ送信部1011は、データ受信部a1によるデータフレームの受信に並行して、受信したデータフレームから順に、無線ネットワークを介して、無線機1020にデータフレームを送信する。
データ送信部1011は、データ受信部a1により開始フレームSを受信すると、当該開始フレームSを受信した時刻から、有線ネットワークによるデータフレームの送信により発生する遅延時間遡った時刻を、送信開始時刻として算出する。そして、データ送信部1011は、算出した送信開始時刻を含めた開始フレームS(図11に示すデータフレーム1100)を、無線ネットワークを介して、無線機1020へ送信する。
無線機1020のデータ受信部1021は、無線機1010からデータフレームを受信し、受信したデータフレームを、データ送信部b2およびタイミング制御部1022の両方に送信する。そして、データ送信部b2は、データ受信部1021によるデータフレームの受信に並行して、受信したデータフレームから順に、有線ネットワークを介して、ノードBにデータフレームを送信する。
タイミング制御部1022は、データ受信部1021により受信した開始フレームSから、送信開始時刻を取得する。そして、タイミング制御部1022は、取得した送信開始時刻を用いて、上述した式(1)に従って完了フレーム送信完了時刻を算出する。また、タイミング制御部1022は、データ受信部1021により受信済みの実データフレームのフレーム数(または受信済みの実データフレームのデータサイズ)をカウントし、カウント結果が規定値に達した場合、代替完了フレームSEを生成する。
そして、データ送信部b2は、算出された完了フレーム送信完了時刻までに、生成された代替完了フレームSEがノードBで受信されるように、当該生成された代替完了フレームSEをノードBに送信する。これにより、無線通信によりフレーム群を送信することによる処理時間の遅延を短縮することができるので、規定時間内でのフレーム群のノードBへの送信を完了することができる。
このように、第3の実施形態の通信システム1によれば、無線通信によりフレーム群を送信することによる処理時間の遅延を短縮することができるので、規定時間内でのフレーム群のノードBへの送信を完了することができる。
本実施形態では、受信側の無線機1020において送信開始時刻から所定の送信完了時間内に代替完了フレームをノードB(送信先機器の一例)に送信する例について説明したが、送信側の無線機1010において代替完了フレームを送信する場合には、送信側の無線機1010(通信装置の一例)にタイミング制御部1022を設けて、送信開始時刻から所定の送信完了時間内に代替完了フレームを無線機1020(外部機器の一例)へ送信する。
以上説明したとおり、第1から第3の実施形態によれば、規定時間内でのフレーム群の送信先機器への送信を完了することができる。
なお、本実施形態の無線機a,b,710,720,1010,1020で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の無線機a,b,710,720,1010,1020で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の無線機a,b,710,720,1010,1020で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の無線機a,b,710,720,1010,1020で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の無線機a,b,710,720,1010,1020で実行されるプログラムは、上述した各部(データ受信部a1,b1,711,721,1021、データ送信部a2,b2,712,1011、タイミング制御部b3,722,1022)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、データ受信部a1,b1,711,721,1021、データ送信部a2,b2,712,1011、タイミング制御部b3,722,1022が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,700,1000 通信システム
A,B,A2 ノード
a,b,710,720,1010,1020 無線機
a1,b1,711,721,1021 データ受信部
a2,b2,712,1011 データ送信部
b3,722,1022 タイミング制御部

Claims (18)

  1. 外部機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群を、無線通信よってデータフレーム単位で受信する受信部と、
    前記受信部によるデータフレームの受信に並行して、前記受信部により受信済みのデータフレームの送信先機器への送信を開始し、前記フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの前記送信先機器への送信が完了した場合、前記フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、前記完了フレームの代替完了フレームを前記送信先機器へ送信する送信部と、
    を備えた通信装置。
  2. 前記送信部は、前記フレーム群に含まれる受信済みの前記実データフレームのサイズが所定サイズに達した場合に、前記代替完了フレームを前記送信先機器へ送信する請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記送信部は、前記フレーム群の送信元機器の起動後、最初に送信された前記フレーム群に基づいて前記所定サイズを設定する請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記送信部は、前記フレーム群に含まれる受信済みの前記実データフレームのフレーム数が所定フレーム数に達した場合に、前記代替完了フレームを前記送信先機器へ送信する請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記送信部は、前記フレーム群の送信元機器の起動後、最初に送信された前記フレーム群に基づいて前記所定フレーム数を設定する請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記代替完了フレームを送信後に前記完了フレームを受信した場合、当該完了フレームの前記送信先機器への送信を禁止する禁止部を備えた請求項1から5のいずれか一に記載の通信装置。
  7. 前記送信部は、前記フレーム群に含まれる受信済みのデータフレームから、送信元機器による前記フレーム群の送信開始時刻を取得し、取得した前記送信開始時刻から所定の送信完了時間内に前記代替完了フレームを前記送信先機器へ送信する請求項1から6のいずれか一に記載の通信装置。
  8. 送信元機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群をデータフレーム単位で受信する受信部と、
    前記受信部によるデータフレームの受信に並行して、前記受信部により受信済みのデータフレームの無線通信による外部機器への送信を開始し、前記フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの前記外部機器への送信が完了した場合、前記フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、前記完了フレームの代替完了フレームを前記外部機器へ送信する送信部と、
    を備えた通信装置。
  9. 前記送信部は、前記フレーム群に含まれる受信済みの前記実データフレームのサイズが所定サイズに達した場合に、前記代替完了フレームを前記外部機器へ送信する請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記送信部は、前記送信元機器の起動後、最初に送信された前記フレーム群に基づいて前記所定サイズを設定する請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記送信部は、前記フレーム群に含まれる受信済みの前記実データフレームのフレーム数が所定フレーム数に達した場合に、前記代替完了フレームを前記外部機器へ送信する請求項8に記載の通信装置。
  12. 前記送信部は、前記送信元機器の起動後、最初に送信された前記フレーム群に基づいて前記所定フレーム数を設定する請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記代替完了フレームを送信後に前記完了フレームを受信した場合、当該完了フレームの前記外部機器への送信を禁止する禁止部を備えた請求項8から12のいずれか一に記載の通信装置。
  14. 前記送信部は、前記フレーム群に含まれる受信済みのデータフレームから、送信元機器による前記フレーム群の送信開始時刻を取得し、取得した前記送信開始時刻から所定の送信完了時間内に前記代替完了フレームを前記外部機器へ送信する請求項8から13のいずれか一に記載の通信装置。
  15. 通信装置で実行される通信方法であって、
    外部機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群を、無線通信よってデータフレーム単位で受信する過程と、
    データフレームの受信に並行して、受信済みのデータフレームの送信先機器への送信を開始し、前記フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの前記送信先機器への送信が完了した場合、前記フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、前記完了フレームの代替完了フレームを前記送信先機器へ送信する過程と、
    を含む通信方法。
  16. 送信元機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群をデータフレーム単位で受信する過程と、
    データフレームの受信に並行して、受信済みのデータフレームの無線通信による外部機器への送信を開始し、前記フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの前記外部機器への送信が完了した場合、前記フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、前記完了フレームの代替完了フレームを前記外部機器へ送信する過程と、
    を含む通信方法。
  17. コンピュータを、
    外部機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群を、無線通信よってデータフレーム単位で受信する受信部と、
    前記受信部によるデータフレームの受信に並行して、前記受信部により受信済みのデータフレームの送信先機器への送信を開始し、前記フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの前記送信先機器への送信が完了した場合、前記フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、前記完了フレームの代替完了フレームを前記送信先機器へ送信する送信部と、
    として機能させるためのプログラム。
  18. 送信元機器から送信される複数のデータフレームを含むフレーム群をデータフレーム単位で受信する受信部と、
    前記受信部によるデータフレームの受信に並行して、前記受信部により受信済みのデータフレームの無線通信による外部機器への送信を開始し、前記フレーム群が含むデータフレームのうち実データに対応する実データフレームの前記外部機器への送信が完了した場合、前記フレーム群が含むデータフレームのうち送信完了を示す完了フレームの受信に先立って、前記完了フレームの代替完了フレームを前記外部機器へ送信する送信部と、
    として機能させるためのプログラム。
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