JP5241524B2 - 光通信システムならびにその運用方法 - Google Patents
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Description
PONは、局舎側装置(以下、OLT(Optical Line Terminal)と称する)から複数の加入者装置(以下、ONU(Optical Network Unit)と称する)との間で光信号を光ファイバと光スプリッタを用いて分岐したり多重化したりして送受信するシステムである。使用する光ファイバの伝送性能及び光スプリッタにおける光分岐数によって光ファイバを通過する光信号の減衰量などの性能が制限されるため、OLTとONUとの間の通信距離に限界があった。具体例を挙げると、GPONの場合、通信距離が最大で20km、光スプリッタによる分岐数(OLTと接続できるONUの数)が最大で64に設定されているものが用いられる。
EBを基幹光ファイバ内に挿入することで、従来のPONより通信距離が延長されるため、遠隔地に存在していた加入者のONUも同じOLTに収容することができるので、OLTの収容数増加が容易になる。すなわちOLTでのONU収容効率が向上する。一方、通信距離延長に伴い、遠隔地にあるONUとの通信時間(伝送遅延時間)が増えることになり、その数も増えていくので、OLTでの信号待ち時間が増加したり信号処理負荷が増大したりする。このため、各ONUに割当てる通信時間が低減される可能性がある。具体的には、PONのOLTと任意のONU(大抵の場合は新規にOLTへ追加接続されたONU)との通信距離(伝送遅延時間)を測定するレンジングを実施する場合、OLTが該ONUからのレンジングの応答を待つために、既に接続され運用に供されている全ONUが通信を中断しなければならないが、EBの挿入に伴い予想される待ち時間が長くなるため各ONUの通信中断時間が増えてしまう。すなわち、運用中のONUでの通信中断時間が増加して、リアルタイム性が要求される信号の品質に影響が出たり、全ONUへの動的帯域割当(以下、DBA(Dynamic Bandwidth Assignment)と称する)による各ONUへの通信容量(帯域)割当て処理が複雑になったり、割当が減ったり、信号送信の待ち時間が増えたりしてしまう。
すなわち、親局と複数の子局とを光スプリッタを備えた光ファイバ網で接続した光通信システムに、親局と前記複数の子局との間で送受信する信号を中継する中継器を光ファイバ網に備え、親局に自局と中継器との間のレンジングを実行する第1の制御部、中継器に自中継器と複数の子局との間のレンジングを実施する第2の制御部とを備え、親局は、第1の制御部で実施する第1のレンジングの結果と中継器の第2の制御部で実施する第2のレンジングの結果に基づき、複数の子局の要求に基づき複数の子局の夫々が親局に信号を送信するタイミングを決めて、複数の子局からの信号を光ファイバ網で多重して親局が受信する構成の光通信システムとしたものである。
図1は、本発明のPONを用いた光アクセス網の構成例を示した網構成図で、PONの集線光ファイバにEBを挿入した場合の構成例を示している。
光アクセス網1は、局舎側装置(OLT)10、複数個の加入者装置(ONU)20−1〜20−n、光スプリッタ30、集線光ファイバ70、複数本の支線光ファイバ71−1〜71−n、集線光ファイバ70の途中で70−1と70−2との間に挿入した信号中継装置(EB)10000とからなるPON40において、各ONU20(20−1〜20−n)をそれぞれ加入者網(あるいは、PCや電話等の端末;代表例として加入者網50−1のみ図示)50と接続し、OLT10を上位の通信網であるアクセス網90と接続した網である。尚、以下ではアクセス網にと接続されるOLT10と加入者網50に接続されるONU20との間をPON区間80と称する。OLT10は、PON区間80とアクセス網90の双方に対してインタフェースを備える通信装置で、アクセス網90を介して更に上位の通信網と情報の送受信を行い、該情報をさらにONU20へ転送することにより、情報信号を送受信する装置である。尚、アクセス網90は、IPルータやイーサネット(Ethernet、登録商標で以下同様)スイッチなどで構成されるパケット通信網を用いることが多いが、これ以外の通信網であっても構わない。ONU20は、ユーザの家庭や企業のサイトに設置され、LANもしくは相当のネットワークである加入者網50に接続される形態が一般的である。各加入者網50には、IP電話や既存の電話サービスを提供する電話端末やPC/携帯端末等の情報端末が接続される。PON区間80では、OLT10と各ONU20−1〜20−nとの間で光信号によって通信が行われている。尚、PONでは使用される光信号の波長を、上りλupと下りλdownとをそれぞれ異なる波長にして光ファイバ70と71やスプリッタ30において信号が干渉しないようにしてある。
下りの信号は、アクセス網90からSNI(Service Network Interface)インタフェースであるIF1100−1〜1100−nに入力される。尚、アクセス網90にはパケット網が多く用いられ、IFに10/100Mbps若しくは1Gbpsのイーサネットインタフェースが用いられることが多いが、本発明ではこの構成に限定されるものではない。受信信号(以下信号をデータもしくはパケットと称することもある)は、下りフレーム処理部1210に転送されパケットのヘッダ情報が解析される。具体的にはパケットのヘッダに含まれる宛先情報、送信元情報、経路情報を含むフロー識別情報に基づいて、当該受信パケットを転送すべき先のONU20を決定する。この宛先情報の決定と供に、必要に応じて、当該受信パケットのヘッダ情報の変換や付与が行われる。尚、下りフレーム処理部1210には、上記宛先決定やヘッダ情報の変換及び付与を含む処理を決定するための下り経路情報DB1211を備え、受信パケットのヘッダ情報として含まれる一つもしくは複数のパラメータをトリガとしてDB1211を参照することで上記処理を行う構成とした。
ONU20が収容する端末(図示せず)からPONへの上りの信号は、加入者網50からUNI(User Network Interface)インタフェースであるIF2100−1〜2100−nに入力される。尚、加入者50にもLANやパケット網が用いられることが多く、IFには、10/100Mbps若しくは1Gbpsのイーサネットインタフェースが用いられることが多いが、本発明ではこの構成に限定されるものではない。
上り送信制御部2070には、第2のレンジングに基づきEB10000から通知されたEqD2の値を記憶するEqD2情報DB2072とOLT10が実施したDBAの結果(信号送信開始位置/時刻・タイミングや送信量等)を記憶するDBA情報DB2071を備える。これらのデータベースに記憶された値は、OLT10やEB10000によって送られる上り通信の送信指示に従い、正しいタイミング(OLT10で他のONU20と信号が重ならないように時間分割多重させるタイミング)で情報を送出する際の基準情報として上りフレーム処理部2410に参照され、フレーム処理部2410から上り信号がOLT10に向け送信される。
本実施例では、EB10000をPON区間80の集線光ファイバ70に挿入する。すなわち、OLT10とEB10000を集線光ファイバ70−1で接続し、EB10000とスプリッタ30とを集線光ファイバ70−2によって接続する構成で、集線光ファイバ70−1を延長してOLT10から遠隔地にあるONU20も収容するようにしても、PONとしての性能を維持するためにEB10000を入れる構成である。
レンジング制御部11050は、EB10000とONU20との区間101−1〜101−nについて実施する第2のレンジングを行う部分で、レンジングで測定した各ONU20に対するRTDと、該RTDから求めたEqD2を格納するためEqD2情報DB11051を備える。また、先に説明したように、OLT10で受信した信号の先頭位置と受信予定位置(予定時刻)とがずれていれば、当該ONU20に対してEqD2設定の変更を通知してくるので、この通知に基づきONU20のEqD2情報を変更する機能を備える。具体的には、OLT10からのEqD2修正指示を下りフレーム処理部11120が受信すると、当該指示をE/O処理部11130経由で当該ONU20へ転送する一方、レンジング制御部11050は、該指示のEqD2変更情報に基づき該当ONUのEqD2情報DBの内容を更新する。尚、OLT10で検出したずれが所定値以内であれば上記方法でOLT10からONU20(及びEB10000)に対してEqD2DBの修正を指示するが、所定値を超えた場合には、OLT10からEB10000に、該ONU20に対する再度レンジング処理を指示する。
EB10000の重要な動作は、集線光ファイバ70−2側から受信した上り信号を、一定の装置内遅延を経て集線光ファイバ70−1を介してOLT10側へ送出することである。EqD1情報DB11071は、例えばOLT10からEB10000に対する応答を要求する制御メッセージを送信する場合に、EB10000自身のOLT10への応答基準時刻(装置内待機時間)を参照するために用いる。O/E処理部12210では常時信号同期及びフレーム取り込みを実施している。
OLT10とEB10000との間の距離測定が終わり、これらの間の通信が可能となると、ITU−T勧告G.984.3に従ったONU立上げ方法に基づき、以下のようにONU20−1〜ONU20−nの立上げ処理を開始する。
立上げ処理1(S212:詳細後述)では、レンジング(第2のレンジング)によりONU20−1迄の距離測定(RTD測定)を行い、ONU20のEB10000への応答タイミングが既に接続されているONUの応答時刻と一致するように基準時刻(論理的距離)を調整する。ここで、調整された基準応答時刻に基づきEqD2を算出する。EqD2をONU20−1に通知すると、ONU20−1は、これ以降、EqD2に従うタイミングで信号出力を行う。EqD2の通知並びにONU20−1内レジスタへの設定完了をもって、ONU20−1は、運用状態S214に入る。OLT10では、立上げ処理2(S213:詳細後述)の完了を契機としてONU20−1に対して運用状態に移る(S215)。
EB10000は、OLT10から立上げ信号S210を受信すると、該メッセージを終端し、新規にEB10000が発行するSN要求信号S2121を送出する。これに対してONU20−1は自装置に設定されているSNを含むSN通知信号S2122をEB10000に対して送出する。SNを受信した後、EB10000とOLT10の区間100においてSN確認処理S2131を実施する。
レンジングは、ITU−T勧告G.984.3で規定されたレンジングを用いるもので、図6のONU−ID通知処理S2123によりONU20に対してONU−IDが割当てられるとレンジングS2124を行う(F801)。
以下、OLT10がEB10000に送信するONU20の立上げ開始通知(図6:S210)を例に構成を説明する。この信号は、G―PONのPLOAMフレームを基本としたもので、全ONU20−1〜20−nで受信される下りフレームのヘッダに含まれるPLOAMフィールド1913を用いる。このフィールドは、ONU20の立上げ(ONU−IDやAlloc−ID割当等)や運用中の距離や障害監視等の制御にも使用する。
以下、EB10000がOLT10に送信するONU20−1の立上げ完了通知(図6:S2133)を例に構成を説明する。この信号も、図8と同様に、G―PONのPLOAMフレームを基本としたもので、、PLOAMフィールドを利用する。
OLT10が新規に接続要求したONU20−1を認識すると(S209、図5および図6と同様)、時刻6000で該ONU20−1に対するレンジングを開始する。先ずOLT10は、ONU20−1からのレンジングの応答を待つために、既運用中の全ONU20に対してOLTへの信号送信を中断させるONU haltメッセージ6100を送出開始する。このメッセージは、EB10000を通過してONU20へ到達する信号で、時刻6000から125μ秒周期でPON区間80の距離に応じて必要な数だけ全ONUに送信されるものである。従来のPONであれば、PON区間80の距離が最大20kmに制限されていたので、最大250μ秒だけ既存ONU20からの信号送信を中断すれば新規ONU20−1からのレンジングの応答が得られたが、EB10000導入でPON区間80距離が増加すると、OLT10からONU20へ送信した信号およびその応答信号のRTDが長くなるので、ONU20−1からのレンジング応答を待つ時間、すなわち、既存ONU20がOLT10への信号送信を中断する時間を長く設定する必要が生じる。例えば、同図で示したように、集線光ファイバ70へのEB10000の導入でOLT10からEB10000までの距離を80km延長してPON区間80の距離を5倍の100kmに伸ばせば、最大1m秒と他にもEB10000での信号転送(通過)処理時間を合わせた時間だけ信号送信を中断することになり、リアルタイム性を要求される信号の品質に影響が出ることも起こりえる。ONU20は、OLT10より設定されるEqD6200−nに従って返答までの待ち時間をとった後に上り信号を発信するので、ONU20−nが上り信号を発信できない時間帯は、時刻6901と6902との幅6900であるが、当該上り信号をOLT10が実際に受信出来ない時間帯は時刻6501と6502との幅6500となる。すなわち、EBで伝送距離の延長を行ったPONにおいてOLTからONUへ直接レンジングを行った場合、従来のPONより延長した距離に略比例した信号送信中断時間が発生してしまう。
本発明のPON40では、先に説明したように、PON40の立上げ時にOLT10とEB10000との遅延値を決定してしまうものである。具体的には、同図と図5および図6のS2000で示した立上げ処理0において全ONU20(あるいはPON40)で共通な集線光ファイバ70−1の距離(本実施例では80km)やRTDとEqD1を測定・決定・記憶してしまう。そして、以降の処理で、EB10000から本実施例であれば残りの最大20kmの距離内に存在する各ONU20のRTDを測定してEqD2を決めてしまうことでPON40の運用が可能となる。
例を説明する。図12は、PONを用いた光アクセス網の別の構成例を示す網構成図で、PONの支線光ファイバにEBを挿入した場合の光アクセス網の構成例を示している。
本実施例は、EB10000−1及びEB10000−2を多段に接続すること、また、図12で示した実施例と同様に、ONU20がOLT10と直接接続されるものとEB10000を1つだけ経由するものが混ざる構成、すなわち、OLTからEBを経由する個数の異なるONUが複数種の通信に際して、経由する必要のあるEB10000の数が異なるアクセス網3の構成を示している。動作は、先の2つの実施例を組合せた動作になるが、レンジング処理が更に細分化されるので、OLT10毎により多数のONUを接続でき、あるいは光アクセス通信区間をより長距離化することが可能である。また、新規ONUを接続する上で、レンジング処理を管理するEB10000を分割するので、先の実施例2つよりも更にONU間の影響(通信途絶時間の影響)を低減できる。
本実施例では、OLT10に複数のEB10000が接続されるため、OLT10に高い収容能力が要求されるが、先の実施例で示したアクセス網より多数のONUを収容できる。したがって、OLT10が収容するONU20の設置箇所が大きく広がった地域にわたる場合に有効な構成である。
40・・・PON、 50・・・加入者網、 70,71・・・光ファイバ、
90・・・アクセス網、 10000・・・EB(Extender Box)。
Claims (12)
- 親局と複数の子局とを光スプリッタを備えた光ファイバ網で接続した光通信システムにおいて、
前記光ファイバ網に前記親局と前記複数の子局との間で送受信する信号を中継する中継器を備え、
前記親局は、該親局と前記中継器との間の伝送距離もしくは伝送時間を測定する第1の制御部とを備え、
前記中継器は、該中継器と、前記複数の子局のうち前記親局から指示された子局と、の間の伝送距離もしくは伝送時間を測定する第2の制御部とを備え、
前記親局は、前記第1の制御部で実施する第1の測定の結果と前記中継器の前記第2の制御部で実施する第2の測定の結果に基づき、前記複数の子局の要求に基づき該複数の子局の夫々が前記親局に信号を送信するタイミングを決め、
前記複数の子局からの信号を前記光ファイバ網で多重して前記親局が受信することを特徴とする光通信システム。 - 上記光ファイバ網において、上記中継器を上記親局と上記光スプリッタとの間の第1の光ファイバに挿入したことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
- 上記親局の第1の制御部は、上記光通信システムの動作開始に基づき上記第1の測定を実施し、
前記第1の測定実施後、上記複数の子局の上記光ファイバ網への接続状態に応じて上記中継器に上記第2の測定の実施を指示することを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。 - 上記中継器の第2の制御部は、該指示された子局以外の子局には、前記中継器もしくは親局への信号送信の停止を指示することを特徴とする請求項3に記載の光通信システム。
- 上記第1の測定の実施時間ならびに上記第2の測定の実施時間は、上記光ファイバ網に備える上記中継器の位置に応じて、上記光通信システムの運用者によって予め上記第1の制御部ならびに第2の制御部に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
- 親局と複数の子局とを複数の光ファイバと複数の光スプリッタとで接続した光通信システムであって、
前記複数の子局の一部子局からの複数の第1の光ファイバを集線する第1の光スプリッタと、前記一部子局以外の複数の子局からの複数の第2の光ファイバを集線して前記親局に接続する第2の光スプリッタとを備え、
前記複数の第1の光ファイバを集線した第1の光スプリッタからの第3の光ファイバを光信号を中継する中継器を介して前記第2の光スプリッタで前記第2の光ファイバとともに集線して第4の光ファイバ介して前記親局に接続する光通信システムにおいて、
前記親局は、該親局と前記中継器もしくは前記一部子局以外の子局との間の伝送距離もしくは伝送時間を測定する第1の制御部とを備え、
前記中継器は、該中継器と前記一部子局との間の伝送距離もしくは伝送時間を測定する第2の制御部とを備え、
前記親局は、前記第1の制御部で実施する第1の測定の結果と前記中継器の前記第2の制御部で実施する第2の測定の結果に基づき、前記複数の子局の要求に基づき該複数の子局の夫々が前記親局に信号を送信するタイミングを決め、
前記第1の光ファイバと第3の光ファイバ、ならびに、第2の光ファイバを介して前記複数の子局の夫々が送信した信号を前記第4の光ファイバで多重して前記親局が受信することを特徴とする光通信システム。 - 上記親局の第1の制御部は、上記光通信システムの動作開始時もしくは上記一部子局以外の複数の上記第2の光ファイバへの接続状況に応じて上記第1の測定を実施し、
前記第1の測定実施後、上記一部子局の上記第1の光ファイバへの接続状態に応じて上記中継器に上記第2の測定の実施を指示することを特徴とする請求項6に記載の光通信システム。 - 上記中継器の第2の制御部は、該中継器から上記第1の光ファイバで接続された上記複数一部子局に対し、上記親局から指示された一部子局に上記第2の測定を実施し、
該指示された子局以外の一部子局には、前記中継器もしくは親局への信号送信の停止を指示する
ことを特徴とする請求項7に記載の光通信システム。 - 前記親局は、上記第2の制御部が上記第2の測定を実施している場合でも、上記第2の光ファイバと接続された上記一部子局以外の複数の子局からの信号受信を継続することを特徴とする請求項7に記載の光通信システム。
- 親局と複数の子局とを光スプリッタと該親局と該複数の子局との間で送受信する信号を中継する中継器を備えた光ファイバ網で接続した光通信システムの運用方法であって、
前記親局が前記光通信システムの運用開始時に、第1の制御部で該親局と前記中継器との間の伝送距離もしくは伝送時間を測定し、
前記中継器は、前記親局の指示に基づき、第2の制御部で該中継器と、前記複数の子局のうち前記親局から指示された子局と、の間の伝送距離もしくは伝送時間を測定し、
前記光通信システムの運用中は、前記親局が、前記第1の制御部での測定結果と前記第2の制御部での測定結果と前記複数の子局の要求に基づき該複数の子局の夫々が前記親局に信号を送信するタイミングを決め、前記複数の子局から信号を送信させることを特徴とする光通信システムの運用方法。 - 上記親局は、上記光通信システムの動作開始に基づき、上記第1の制御部での測定を実施し、
前記第1の制御部での測定実施後、上記複数の子局の上記光ファイバ網への接続状態に応じて上記中継器に上記第2の制御部での測定実施を指示することを特徴とする請求項10に記載の光通信システムの運用方法。 - 上記中継器の第2の制御部は、該指示された子局以外の子局には、前記中継器もしくは親局への信号送信の停止を指示することを特徴とする請求項11記載の光通信システムの運用方法。
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