JP6037517B2 - ノンシアン金化合物の新規製造法 - Google Patents

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本発明は、ノンシアン金化合物の製造方法に関し、特に金めっき用の金供給源として利用可能で有用なシアンを含まないノンシアン金化合物の新規製造法に関する。
従来、一般に電解めっき、無電解めっき法で用いられる金めっき用金塩としては、NaAu(CN)(シアン化第一金ナトリウム)、NaAu(CN)(シアン化第二金ナトリウム)、KAu(CN)(シアン化第一金カリウム)、KAu(CN)(シアン化第二金カリウム)及びNH4Au(CN)(シアン化第一金アンモニウム)等のアルカリ金属のシアン化金塩やシアン化金アンモニウム塩が用いられている。
これらシアン化金塩の中でも溶解度の関係で金めっき液用としては、シアン化第一金カリウムが多用されている。
しかし、シアン化第一金カリウム等のシアン系金塩は毒性が強いことから作業安全、排水処理の観点から好ましくないという問題がある。また、シアン系金めっき液を使用した場合、めっき液中に存在するシアンイオンが各種金めっき反応に影響を及ぼす可能性がある。
金めっき浴中へ配合するシアン化カリウムの添加量を減らす手段として例えば、シアン化第一金カリウムを使用して金めっき液を調製する際に通常使用されるクエン酸カリウムとクエン酸の粉末を混合することによって粉末状のクエン酸酸性カリウム塩を生産し、これに水を加えた粉末状シアン化第一金カリウムと混合し、シアン化第一金カリウムとクエン酸酸性カリウムとの混合結晶とされるクエン酸金カリウムを製造し、得られたクエン酸金カリウムである金塩を金めっき液の金塩として使用することが知られている(例えば、特許文献1)。
また、塩化第二金溶液を80〜85℃に維持し、これにクエン酸カリウム溶液を滴下し、さらにエチレンジアミン四酢酸溶液を添加し、残りのクエン酸カリウム溶液とマロノ二トリル溶液を滴下し溶液のpHを8〜9に調製して合成反応を終了後、冷却して得られた白色沈殿をろ過、乾燥し、めっき用クエン酸金カリウムの製造方法も知られている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、これらクエン酸金カリウムを用いた金めっき液は、金めっき特性で従来のシアン化第一金カリウムに劣っていたり、大量製造が困難であったりと満足されるものではなかった。
CN101781784 A 公報 CN101172946 B 公報
本発明は、無電解及び電解めっき液の金供給源として利用可能なシアンを含まない有用なノンシアン金化合物の新規製造法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するためシアンを含まないノンシアン金化合物の製造方法について鋭意検討した結果、塩化金酸から合成される塩化第一金、塩化ナトリウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩および2−メルカプトベンゾチアゾール類を水溶液中に懸濁後、アルゴンガス又は窒素ガス等の不活性ガスの存在下、pH7.0〜13.5、温度10℃〜90℃の条件にて反応させ、反応終了後、析出した結晶をアルコールにてカラム精製することにより得られた白色粉末状結晶は、シアンを含まない金化合物である。このノンシアン金化合物は、金めっき液の金供給源として、利用出来る可能性があり、めっき浴中にシアンイオンが全く含まれないことを知見し、特願2014−183271および特願2014−183423として既に特許出願している。
しかしながら、上記の製造方法では、製造工程が多く複雑であり、アルゴンガス又は窒素ガス等の不活性ガスの存在下でないと反応せず、目的のノンシアン金化合物を得る事が出来なかった。また、多くの副生成物質が生じてしまうためアルコールにてカラム精製をしないと単離出来ず大量のアルコールを使用してしまい、かつ、収率が低いという問題があった。
本発明者は、上記の問題点を改良すべく更に研究を進めた結果、本発明者が特許第5623668として既に特許を取得している金化合物である一般式(1)で表される金化合物の水溶液をpH7.0〜14.0に調整して温度を0℃〜100℃に保ち、この溶液に2−メルカプトベンゾチアゾール類を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムから選ばれる一種又は二種以上の水溶液に溶かした溶液を添加して1〜15分間、反応させることによりノンシアン金化合物が収率よく得られることを知見して本発明に到達した。
なお、本発明で使用している金塩の溶液以外の金塩で合成をした場合、反応せず原料が残ってしまったり、別の化合物が生じたりする為、合成が出来ない。今回原料に選んだ、一般式(1)で表される金化合物のように、1価の金塩であり、配位子が交換し易く、かつ、水溶性の化合物でなければ、目的物質であるノンシアン金化合物を合成する事が出来ない。
すなわち、本発明は、以下の内容をその発明の要旨とするものである。
(1)下記一般式(1)で表される金化合物の水溶液と、2−メルカプトベンゾチアゾール類(ただし、2−メルカプトベンゾチアゾールを除く)を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化カルシウムから選ばれる一種又は二種以上を含有する水溶液に溶かした溶液の混合溶液をpH7.0〜14.0かつ、温度が0℃〜100℃で反応させることを特徴とする金イオンに2−メルカプトベンゾチアゾール類が配位した下記一般式(2)で表されるノンシアン金化合物の新規製造法。
一般式(1)
(1)

(式中、MはNH、Na、Kのうちのいずれか一つを表し、x>0、y>0、a>0、b>0、x+y+a+b−1>1である。)

一般式(2)
(2)

(式中、R〜Rは、水素原子、ハロゲン原子、−(CHCH/(n=0〜6)、−O−(CHCH/(n=0〜6)、−NOである。ただし、R 〜R の全てが水素原子であるものを除く。

(2)2−メルカプトベンゾチアゾール類(ただし、2−メルカプトベンゾチアゾールを除く)が下記一般式(3)で表される化合物である請求項1に記載のノンシアン金化合物の新規製造法。
一般式(3)
(3)

(式中、R〜Rは、水素原子、ハロゲン原子、−(CHCH/(n=0〜6)、−O−(CHCH/(n=0〜6)、−NOである。ただし、R 〜R の全てが水素原子であるものを除く。
本発明のノンシアン金化合物の新規製造法によれば、従来の製造方法とは異なり、不活性ガスが不要であり、また、製造工程が短く、簡便である。更に、反応時間が短時間であり、また、副生成物質が生じない為、アルコールにてカラム精製をせずに済むので、大量のアルコールを使用せず、高収率で目的とする反応生成物を得ることができる。ゆえに、製造する為のエネルギーの削減や製造時間の短縮、使用薬品の削減および量産化が容易になるため製造コストの低減および環境負荷の低減ができその工業的利用価値大である。
以下、本発明のノンシアン金化合物の新規製造法について詳細に説明する。
一般式(1)で表される金化合物を純水に溶かして溶液にする。この時、pHは7.0〜14.0の間におさまっている。この溶液を攪拌しながら0℃〜100℃好ましくは30℃〜50℃に加温して維持する。そこに、2−メルカプトベンゾチアゾール類を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムから選ばれる一種又は二種以上の水溶液に溶かした溶液を添加する。
上記の2−メルカプトベンゾチアゾール類としては、例えば、2−メルカプトベンゾチアゾール、4−メチル−2−メルカプトベンゾチアゾール、5−メチル−2−メルカプトベンゾチアゾール、6−メチル−2−メルカプトベンゾチアゾール、7−メチル−2−メルカプトベンゾチアゾール、5−クロロ−2−メルカプトベンゾチアゾール、5−ブロモ−2−メルカプトベンゾチアゾール、5−メトキシ−2−メルカプトベンゾチアゾール、5−エトキシ−2−メルカプトベンゾチアゾール、5−ニトロ−2−メルカプトベンゾチアゾール等が挙げられる。
反応系を攪拌しながら0℃〜100℃好ましくは30℃〜50℃に維持して1〜15分間、反応を促進する。
結晶が析出したら反応系を30℃以下に冷却し、濾別して析出した結晶を得る。得られた結晶を120℃以下で乾燥してノンシアン金化合物の結晶を得る。
上記の方法で2−メルカプトベンゾチアゾール類が2−メルカプトベンゾチアゾールを用いて合成して得られた白色粉末状結晶を成分分析した結果、理論値と略一致する Au:54.1%(計算値:54.23%)、C:23.1%(計算値:23.15%)、N:3.8%(計算値:3.86%)、S:17.5%(計算値:17.66%)であった。また、全シアン濃度の測定結果は0.00%であり、検出されなかった。したがって、本発明のノンシアン金化合物は、上記一般式(2)で表される結晶であることを確認した。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
Na[Au(HSO)(HSO)(NaSO)(NaSO)]16.9gに純水100mlを添加・攪拌して溶かし、溶液にする。この時のpHは8.7であった。この溶液を攪拌しながら40℃に加温して維持する。そこに、2−メルカプトベンゾチアゾール4.5gを10%水酸化ナトリウム溶液20mlに溶解した溶液を添加する。
添加直後、直ぐに結晶が生じるが、反応を完全に終了させる為、添加終了後、そのまま40℃に維持して10分間、攪拌を継続して反応を促進する。
反応終了後、反応系を30℃以下に冷却する。次いで、析出した結晶を濾過、純水で洗浄した後、更にエタノールで追加洗浄をする。得られた結晶は、100℃で乾燥する事により、9.0gの白色粉末状の結晶を得た。(収率:97.6%)
得られた結晶の分析結果は下記の如くであった。
Au:54.1%(計算値:54.23%)、C:23.1%(計算値:23.15%)、N:3.8%(計算値:3.86%)、S:17.5%(計算値:17.66%)
[Au(HSO)(HSO)(KSO)(KSO)]19.0gに純水100mlを添加・攪拌して溶かし、溶液にする。この時のpHは8.9であった。この溶液を攪拌しながら40℃に加温して維持する。そこに、2−メルカプトベンゾチアゾール4.5gを10%水酸化ナトリウム溶液20mlに溶解した溶液を添加する。
添加直後、直ぐに結晶が生じるが、反応を完全に終了させる為、添加終了後、そのまま40℃に維持して10分間、攪拌を継続して反応を促進する。
反応終了後、反応系を30℃以下に冷却する。次いで、析出した結晶を濾過、純水で洗浄した後、更にエタノールで追加洗浄をする。得られた結晶は、100℃で乾燥する事により、8.8gの白色粉末状の結晶を得た。(収率:95.4%)
得られた結晶の分析結果は下記の如くであった。
Au:54.1%(計算値:54.23%)、C:23.0%(計算値:23.15%)、N:3.9%(計算値:3.86%)、S:17.6%(計算値:17.66%)
(NH[Au(HSO)(HSO)(NHSO)(NHSO)]16.3gに純水100mlを添加・攪拌して溶かし、溶液にする。この時のpHは8.8であった。この溶液を攪拌しながら40℃に加温して維持する。そこに、2−メルカプトベンゾチアゾール4.5gを10%水酸化ナトリウム溶液20mlに溶解した溶液を添加する。
添加直後、直ぐに結晶が生じるが、反応を完全に終了させる為、添加終了後、そのまま40℃に維持して10分間、攪拌を継続して反応を促進する。
反応終了後、反応系を30℃以下に冷却する。次いで、析出した結晶を濾過、純水で洗浄した後、更にエタノールで追加洗浄をする。得られた結晶は、100℃で乾燥する事により、8.6gの白色粉末状の結晶を得た。(収率:93.3%)
得られた結晶の分析結果は下記の如くであった。
Au:54.1%(計算値:54.23%)、C:23.0%(計算値:23.15%)、N:3.7%(計算値:3.86%)、S:17.6%(計算値:17.66%)
(比較例1)
塩化金酸四水和物(小島化学薬品株式会社製)20.0gを高真空中の条件下で100℃に加熱し、完全に水分を除去する。次いで、間接加熱にて160℃〜180℃を保ちながら結晶化するまで分解を促進して反応を進める。反応終了後、冷却して淡黄色結晶の塩化第一金8.8gを得た。
得られた塩化第一金5.9gに純水100mlを添加・攪拌して溶解する。この溶液を攪拌しながら40℃に加温して維持する。そこに、2−メルカプトベンゾチアゾール4.0gを10%水酸化ナトリウム溶液20mlに溶解した溶液を添加する。
反応系を40℃に保ったまま攪拌を維持して反応を促進したが、添加して暫くすると、塩化第一金が不均化反応を起こして分解してしまい、目的物質を得る事が出来なかった。
(比較例2)
KAu(CN)(シアン化第一金カリウム)(小島化学薬品株式会社製)7.3gに純水100mlを添加・攪拌して溶かし、溶液にする。この溶液を攪拌しながら40℃に加温して維持する。そこに、2−メルカプトベンゾチアゾール4.0gを10%水酸化ナトリウム溶液20mlに溶解した溶液を添加する。
反応系を40℃に保ったまま攪拌を維持して反応を促進したが、反応が進行せず、目的物質を得る事が出来なかった。
(比較例3)
比較例2のKAu(CN)(シアン化第一金カリウム)をKAu(CN)(シアン化第二金カリウム)に代えて同様の実験を実施したが、比較例2と同様、目的物質を得る事が出来なかった。
(比較例4)
比較例2のKAu(CN)(シアン化第一金カリウム)及び比較例3のKAu(CN)(シアン化第二金カリウム)を塩化金酸四水和物(小島化学薬品株式会社製)に代えて同様の実験を実施したが比較例2及び比較例3と同様、目的物質を得る事が出来なかった。
比較例1から比較例4では、目的物質であるノンシアン金化合物を得る事が出来ない。これは、本発明で原料として使用している一般式(1)で表される金化合物以外の金塩で合成をした場合、反応せず原料が残ってしまったり、分解が生じてしまったり、副生成物(別の化合物)が生じたり、原料の金塩が還元したりする為である。今回原料に選んだ、一般式(1)で表される金化合物のように、1価の金塩であり、配位子が交換し易く、かつ、水溶性の化合物でなければ、目的物質であるノンシアン金化合物を合成する事が出来ない。
なお、本発明の製造条件より高温、または、長時間、若しくは、その両方の製造条件で合成した場合、原料の1つである2−メルカプトベンゾチアゾール類2分子が反応してジスルフィドを形成する際に放出する電子により、原料となる金塩が還元されてしまう。つまり、原料の1つである2−メルカプトベンゾチアゾール類が還元剤として作用してしまう為、目的物質であるノンシアン金化合物を合成する事が出来ない。
実施例1、実施例2及び実施例3で得られたノンシアン金化合物を用い、金として50g/Lの水溶液を調整し、フリーシアンメーターにより水溶液中のフリ−シアン濃度を測定した。また、結晶中の全シアン濃度も併せて測定した。その結果を表1に示す。
一方、比較のため市販品のKAu(CN)(シアン化第一金カリウム)を用い、金として50g/Lの水溶液を調整し、フリーシアンメーターにより水溶液中のフリ−シアン濃度を測定した。また、結晶中の全シアン濃度も併せて測定した。その結果を表1に示す。
結晶中の全シアン濃度を測定した結果、実施例1、実施例2及び実施例3のノンシアン金化合物を用いた場合、定量下限値(0.1ppm)以下の全シアン濃度であった。KAu(CN)(シアン化第一金カリウム)を使用した場合、全シアン濃度値は17.9%であった。
また、金水溶液中のフリ−シアン濃度を測定した結果、実施例1、実施例2及び実施例3のノンシアン金化合物を用いた場合、定量下限値(0.1ppm)以下のフリ−シアン濃度であった。KAu(CN)(シアン化第一金カリウム)を使用した場合、フリ−シアン濃度値は0.3ppmであった。本発明のノンシアン金化合物を使用した場合、シアンを全く含まないことを確認した。

Claims (2)

  1. 下記一般式(1)で表される金化合物の水溶液と、2−メルカプトベンゾチアゾール類(ただし、2−メルカプトベンゾチアゾールを除く)を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化カルシウムから選ばれる一種又は二種以上を含有する水溶液に溶解した溶液の混合溶液をpH7.0〜14.0かつ、温度が0℃〜100℃で反応させることを特徴とする金イオンに2−メルカプトベンゾチアゾール類が配位した下記一般式(2)で表されるノンシアン金化合物の新規製造法。
    一般式(1)
    (1)

    (式中、MはNH、Na、Kのうちのいずれか一つを表し、x>0、y>0、a>0、b>0、x+y+a+b−1>1である。)

    一般式(2)

    (2)

    (式中、R〜Rは、水素原子、ハロゲン原子、−(CHCH/(n=0〜6)、−O−(CHCH/(n=0〜6)、−NOである。ただし、R 〜R の全てが水素原子であるものを除く。

  2. 2−メルカプトベンゾチアゾール類(ただし、2−メルカプトベンゾチアゾールを除く)が下記一般式(3)で表される化合物である請求項1に記載のノンシアン金化合物の新規製造法。
    一般式(3)
    (3)

    (式中、R〜Rは、水素原子、ハロゲン原子、−(CHCH/(n=0〜6)、−O−(CHCH/(n=0〜6)、−NOである。ただし、R 〜R の全てが水素原子であるものを除く。
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