JP6036652B2 - 燃料電池に用いられるセパレータおよび燃料電池 - Google Patents

燃料電池に用いられるセパレータおよび燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池に用いられるセパレータおよび燃料電池に関する。
一般に、燃料電池は、複数のユニットセルを積層したスタック構造を有している。各ユニットセルは、膜電極接合体とセパレータとが向かい合って配置されている。セパレータには、ユニットセル内に反応ガスを流すための反応ガス流路と、ユニットセル内に冷却媒体を流すための冷却媒体流路とが形成されている。また、セパレータには、反応ガス流路に反応ガスを分配するための反応ガスマニホールド孔と、冷却媒体流路に冷却媒体を分配するための冷却媒体マニホールド孔と、が形成されている。これらマニホールド孔は、セパレータの表面に開口を有し、燃料電池スタックの積層方向に貫通した形状を有し、各マニホールドを構成する。反応ガス流路や、冷却媒体流路、反応ガスマニホールド孔、冷却媒体マニホールド孔の周囲には、適宜、それぞれの流体の漏洩を抑制するためのガスケットが設けられる。例えば、特許文献1,2には、セパレータで挟持される膜電極接合体の外周部にガスケットが設けられた構造が記載されている。
特開2007−250351号公報 特開2008−310288号公報
ここで、セパレータにガスケットが設けられる場合において、膜電極接合体の発電領域で発生する熱が伝わって高温となりやすい位置に設けられるガスケットの接着耐久性は低下しやすい、という課題がある。例えば、セパレータの冷却媒体流路面に形成されている冷却媒体流路および冷却媒体マニホールド孔からの冷却媒体の漏洩を抑制するために、冷却媒体流路面に冷却媒体流路および冷却媒体マニホールド孔の外周を全体的に囲むように設けられるガスケットは、高温になった冷却媒体としての水に触れる部分において剥がれ易くなり、接着耐久性の低下が顕著である。また、反応ガス流体および反応ガスマニホールド孔からの反応ガスの漏洩を抑制するために設けられるガスケットにおいても、同様である。従って、セパレータに設けられるガスケットの接着耐久性の向上が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態は、燃料電池に用いられ、膜電極接合体に対向して配置されるセパレータである。このセパレータは、前記膜電極接合体の発電領域と対向するセパレータ中央領域と;前記セパレータ中央領域から外縁に延びる外縁部と;前記外縁部に設けられる第1のマニホールド孔および第2のマニホールド孔と;前記第1のマニホールド孔から前記セパレータ中央領域を介して前記第2のマニホールド孔へ向かう流体流路が形成される流体流路面と;前記外縁部に設けられ、前記流体流路の領域及び前記第1、第2のマニホールド孔の外周を囲むガスケットと;を備える。前記ガスケットは、前記セパレータ中央領域の端部に隣接し前記端部の辺に沿って延びる第1の領域と;前記第1のマニホールド孔および前記第2のマニホールド孔の外周を囲う第2の領域と;に区分される。前記第1の領域において前記流体流路面に接するガスケットの幅は、前記第2の領域において前記流体流路面に接するガスケットの幅よりも広い、ことを特徴とする。ここで、セパレータ中央領域の端部に隣接し端部の辺に沿って延びる第1の領域のガスケットは、解題で説明した膜電極接合体の発熱による温度によって接着性が低下し易くなる箇所である。従って、この形態のセパレータによれば、第1の領域において流体流路面に接するガスケットの幅を、第2の領域において流体流路面に接するガスケットの幅よりも広くしているので、ガスケットの接着耐久性を向上させることが可能である。
(2)上記形態のセパレータにおいて、前記流体流路面であって、前記第1の領域のガスケットに略平行に設けられ、前記流体流路を流れる流体のうち一部が前記セパレータ中央領域の端部よりも外縁側の脇領域を介して流れることを抑制するための脇流れ抑制部材を備え、前記第1の領域のガスケットの幅は、前記第2の領域のガスケットの幅と同じ幅で前記第1の領域に延びるガスケットに、前記脇流れ抑制部材を一体化形成することによって得られる幅としてもよい。この形態のセパレータによれば、流体流路の領域の外周を囲むガスケットを、全て、第2の領域のガスケットの幅と同じ幅の形状としつつ、第2の領域のガスケットの幅と同じ幅で前記第1の領域に延びるガスケットに、前記脇流れ抑制部材を一体化形成することによって、第1の領域のガスケットの幅を第2の領域のガスケットの幅よりも広くすることができる。これにより、別部材としての脇流れ抑制部材を省略しつつ、ガスケットの接着耐久性を向上させることが可能である。
(3)上記形態のセパレータにおいて、前記第1の領域のガスケットの幅は、前記第2の領域のガスケットの幅と同じ幅で前記第1の領域のガスケットに略平行に設けられた部材を一体化形成することによって得られる幅としてもよい。この形態のセパレータによれば、流体流路の領域の外周を囲むガスケットを、全て、第2の領域のガスケットの幅と同じ幅の形状としつつ、第2の領域のガスケットの幅と同じ幅で第1の領域のガスケットに略平行に設けられた部材を一体化形成することによって、第2の領域のガスケットの幅よりも第1の領域のガスケットの幅を広くすることができる。
(4)上記形態のセパレータにおいて、前記流体は冷却媒体であり、前記流体流路は前記冷却媒体の冷却媒体流路であり、前記第1のマニホールド孔は、前記冷却媒体を供給するためのマニホールド孔であり、前記第2のマニホールド孔は、前記冷却媒体を排出するためのマニホールド孔としてもよい。解題で説明した膜電極接合体の発熱によって冷却媒体の温度が上昇し易く、セパレータ中央領域の端部に隣接し膜電極接合体の端部の辺に沿って延びるガスケットの第1の領域は、高温なった冷却媒体の接触によって接着耐久性が低下し易い箇所である。従って、この形態の燃料電池セパレータによれば、第1の領域において冷却媒体流路面に接するガスケットの幅を、第2の領域において冷却媒体流路面に接するガスケットの幅よりも広くしているので、ガスケットの接着耐久性を向上させることが可能である。
本発明は、上記形態のセパレータ以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、上記形態のセパレータを備える燃料電池のユニットセル、そのユニットセルを備える燃料電池、その燃料電池を備える燃料電池システム等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す説明図である。 ユニットセルのアノード側セパレータをMEAとは反対側から見た概略平面図である。 冷却媒体用のガスケットの一部を拡大して示す概略断面図である。 第2実施形態におけるアノード側セパレータに設けられた冷却媒体用のガスケットについて示す説明図である。 第3実施形態におけるアノード側セパレータに設けられた冷却媒体用のガスケットについて示す説明図である。
A.第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態における燃料電池システム10の概略構成を示す説明図である。燃料電池システム10は、燃料電池スタック100を備えている。燃料電池スタック100は、エンドプレート110と、絶縁板120と、集電板130と、複数のユニットセル140と、集電板130と、絶縁板120と、エンドプレート110と、が、この順に積層されたスタック構造を有している。なお、ユニットセル140の積層方向は、鉛直方向Yに垂直な方向(水平方向)Xとなっている。
燃料電池スタック100には、高圧水素を貯蔵した水素タンク150から、シャットバルブ151、レギュレータ152、配管153を介して、燃料ガスとしての水素が供給される。燃料電池スタック100において利用されなかった燃料ガス(アノードオフガス)は、排出配管163を介して燃料電池スタック100の外部に排出される。なお、燃料電池システム10は、アノードオフガスを配管153側に再循環させる再循環機構を有するとしてもよい。燃料電池スタック100には、また、エアポンプ160および配管161を介して、酸化剤ガスとしての空気が供給される。燃料電池スタック100において利用されなかった酸化剤ガス(カソードオフガス)は、排出配管154を介して燃料電池スタック100の外部に排出される。なお、燃料ガスおよび酸化剤ガスは、反応ガスとも呼ばれる。
さらに、燃料電池スタック100には、燃料電池スタック100を冷却するため、ウォーターポンプ171および配管172を介して、ラジエータ170により冷却された冷却媒体が供給される。燃料電池スタック100から排出された冷却媒体は、配管173を介してラジエータ170に循環する。冷却媒体としては、例えば、水、エチレングリコール等の不凍水、空気などが用いられる。本例では、冷却媒体として水(「冷却水」とも呼ぶ)が用いられる。
燃料電池スタック100に備えられるユニットセル140は、電解質膜の両面に、それぞれ、アノードおよびカソードが配置された膜電極接合体(MEAとも呼ばれる)30を一対のセパレータ、すなわちアノード側セパレータ50とカソード側セパレータ40によって挟持した構成となっている。アノード側セパレータ50は、MEA30側の面に筋状の複数の燃料ガス流路溝52を備え、MEA30と反対側の面に筋状の複数の冷却媒体流路溝54を備える。カソード側セパレータ40は、MEA30側の面に筋状の複数の酸化剤ガス流路溝42を備える。なお、アノード側セパレータ50およびカソード側セパレータ40によって挟持されるMEA30の外周には、絶縁性を有する樹脂製のシール部材32が設けられている。
図2は、ユニットセル140のアノード側セパレータ50をMEA30とは反対側から見た概略平面図である。図2において、表裏方向が積層方向Xであり、上下方向が鉛直方向Yである。アノード側セパレータ50およびカソード側セパレータ40は、ガス遮断性および電子伝導性を有する部材によって構成されており、例えば、カーボン粒子を圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材や、プレス成型したステンレス鋼やチタン鋼などの金属部材によって形成されている。本実施形態では、セパレータ40,50として、チタン鋼をプレス成型して作製されたセパレータ板が用いられる。
アノード側セパレータ50は、MEA30の発電領域と対向する略平板状のセパレータ中央領域50aと、セパレータ中央領域50aから外縁に延びる略平板状の外縁部50bを有する。「発電領域」とは、MEA30において発電に供する領域であり、MEA30において燃料ガスが流れる領域、すなわち、積層方向Xから平面視したときに複数の燃料ガス流路溝52(図1)が存在する略矩形の領域である。セパレータ中央領域50aは、積層方向Xからの平面視において、発電領域と一致する領域である。本実施形態では、外縁部50bは、鉛直方向Yおよび積層方向Xに垂直な図中の左右方向Zの一方側(図の右側)の外縁部分50b1と、左右方向Zの他方側(図の左側)の外縁部分50b2と、鉛直方向Yの上側の外縁部分50b3と、鉛直方向Yの下側の外縁部分50b4と、の四方に向けて延びた略矩形枠状の領域である。
外縁部50bのうち右側の外縁部分50b1の外側端部には、燃料ガス供給用マニホールド孔62と、冷却媒体排出用マニホールド孔84と、酸化剤ガス供給用マニホールド孔72と、が鉛直Y方向に沿って上から順に配置されている。これに対して、左側の外縁部分50b2の外側端部には、酸化剤ガス排出用マニホールド孔74と、冷却媒体供給用マニホールド孔82と、燃料ガス排出用マニホールド孔64と、が鉛直方向Yに沿って上から順に並んで配置されている。燃料ガス供給用マニホールド孔62および燃料ガス排出用マニホールド孔64と、酸化剤ガス供給用マニホールド孔72および酸化剤ガス排出用マニホールド孔74と、冷却媒体供給用マニホールド孔82および冷却媒体排出用マニホールド孔84、は左右方向Zの両側の外縁部分で互いに対向するように配置されている。
燃料ガス供給用マニホールド孔62は燃料電池スタック100に供給された燃料ガスを各ユニットセル140の燃料ガス流路溝52(図1)に分配する燃料ガス供給用マニホールドを構成し、燃料ガス排出用マニホールド孔64は燃料ガス流路溝52において利用されなかった燃料ガスを集めて燃料電池スタック100の外部に排出する燃料ガス排出用マニホールドを構成する。また、酸化剤ガス供給用マニホールド孔72は燃料電池スタック100に供給された酸化剤ガスを各ユニットセル140の酸化剤ガス流路溝42(図1)に分配する酸化剤ガス供給用マニホールドを構成し、酸化剤ガス排出用マニホールド孔74は酸化剤ガス流路溝42において利用されなかった酸化剤ガスを集めて燃料電池スタック100の外部に排出する酸化剤ガス排出用マニホールドを構成する。また、冷却媒体供給用マニホールド孔82は燃料電池スタック100に供給された冷却媒体を各ユニットセル140に分配する冷却媒体供給用マニホールドを構成し、冷却媒体排出用マニホールド孔84は各ユニットセル140から排出される冷却媒体を集めて燃料電池スタック100の外部に排出する冷却媒体排出用マニホールドを構成する。なお、各マニホールド孔62,64,72,74,82,84は開口が略矩形状である。また、各マニホールドは燃料電池スタック100の積層方向Xに伸びる形状を有している。
ユニットセル140には、複数のユニットセル140を積層した際に、積層方向Xの平面視において発電領域および各マニホールド孔の開口を面方向において囲むシールラインSL1〜SL5を形成するために、アノード側セパレータ50のMEA30とは反対側の平面(図2の表側に面)にガスケットG1〜G5が設けられている。ガスケットは、射出成形やプレス成形等により形成されるもので、断面が凸形状を有する。複数のユニットセル140を積層した際に、隣接する他のユニットセル140の表面に密着して、シールラインSL1〜SL5が形成される。詳しくは、ガスケットは、隣接する他のユニットセル140のカソード側セパレータ40の表面に当接して密着する。ガスケットG1,G2のシールラインSL1,SL2が燃料ガスの漏洩を抑制するためのものであり、ガスケットG3,G4のシールラインSL3,SL4が酸化剤ガスの漏洩を抑制するためのものであり、ガスケットG5のシールラインSL5が冷却媒体の漏洩を抑制するためのものである。
ガスケットの材料としては、ゴムや熱可塑性エラストマー等を用いることができる。ゴムとしては、シリコン系ゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、天然ゴム、フッ素系ゴム、エチレン−プロピレン系ゴム等の種々のゴムが適用可能であり、熱可塑性エラストラマーとしては、スチレン系エラストマーやフッ素系エラストマー等の種々の熱可塑性エラストマーを適用可能である。なお、本例では、エチレン−プロピレン−1−ブテン共重合体(EPBM)が用いられる。また、ガスケットは、接着剤によってセパレータに貼り合わされることによって固定される。接着剤としては特に制限はなく、ガスケットの材料に応じて、種々の接着剤が適用可能であり、本例では、例えば、シランカップリング剤が用いられる。
図2には、アノード側セパレータ50においてMEA30とは反対側の平面、すなわち、アノード側セパレータ50において冷却媒体を平面方向に流通させるための平面(以下、「冷却媒体流路面」と呼ぶ)が示されている。セパレータ中央領域50aには、ストレート形状の複数の冷却媒体流路溝54(図1も参照)が形成されている。冷却媒体供給用マニホールド孔82から供給される冷却媒体は、ディンプル56が設けられた領域を介して拡散され、セパレータ中央領域50aの各冷却媒体流路溝54に分配され、各冷却媒体流路溝54を流れて、各冷却媒体流路溝54からディンプル56が設けられた領域を介して集められ、冷却媒体排出用マニホールド孔84から排出される。このため、図示するように、冷却媒体用のガスケットG5は、発電領域に対向するセパレータ中央領域50aと、冷却媒体用のマニホールド82,84とを内側に含むように設けられている。すなわち、冷却媒体用のガスケットG5は、左側の外縁部分50b2の冷却媒体供給用マニホールド孔82の外側を通り、上側の外縁部分50b3および下側の外縁部分50b4でセパレータ中央領域50aの端部に隣接する外側部分を通り、右側の外縁部分50b1の冷却媒体排出用マニホールド孔84よりも外側部分を通って、冷却媒体流路の領域の外周を全体的に囲むように設けられている。
ここで、冷却媒体用のガスケットG5は、上側の外縁部分50b3および下側の外縁部分50b4でセパレータ中央領域50aの端部に隣接する外側部分を通る第1の領域G5wと、左側の外縁部分50b2の冷却媒体供給用マニホールド孔82および右側の外縁部分50b1の冷却媒体排出用マニホールド孔84よりも外側部分を通り、第1の領域G5Wとつながる第2の領域G5rと、に区分されている。冷却媒体用のガスケットG5は、以下で説明するように第1の領域G5wの構造に特徴を有している。
図3は、冷却媒体用のガスケットG5の一部を拡大して示す概略断面図である。図3(A)は図2の第1の領域G5wのA−A断面を示し、図3(B)は図2の第2の領域G5rのB−B断面を示している。図3(A)と図3(B)とを比較すればわかるように、冷却媒体用のガスケットG5のうち、第2の領域G5rは、アノード側セパレータ50の平面(冷却媒体流路面)に接する面の幅Wrで断面が凸形状の第2の形状部Prで構成され、第1の領域G5wは、第2の形状部Prの幅Wrよりも広い幅Wwを有する断面が凸形状の第1の形状部Pwで構成されている。このように、第1の領域G5wの幅Wwを第2の領域Grの幅よりも広くしているのは、以下の理由による。
上述したように、冷却媒体用のガスケットG5で囲まれた領域(図2参照)は、冷却媒体供給用マニホールド孔82から供給される冷却媒体(冷却水)が、発電領域に対向するセパレータ中央領域50aの冷却媒体流路溝54を介して、冷却媒体排出用マニホールド孔84へ向けて流れる冷却媒体流路の領域であり、この領域を流れる冷却媒体が発電領域の発熱を吸収することによって発電領域の冷却が行われる。このため、この領域を流れる冷却媒体の温度は、冷却媒体の下流側ほど、すなわち、冷却媒体供給用マニホールド孔82よりも冷却媒体排出用マニホールド孔84に近くなるほど高温になる傾向にある。また、冷却媒体供給用マニホールド孔82および冷却媒体排出用マニホールド孔84の鉛直方向Yの位置は、冷却媒体供給用マニホールド孔82よりも冷却媒体排出用マニホールド孔84のほうが上側に位置しているので、冷却媒体の流量は、上側の冷却媒体流路溝54ほど少なくなる傾向にある。従って、図2の領域C1およびC2では他の領域に比べて冷却媒体の温度が高温を示し、特に、領域C2では最も高温を示す。また、領域C1では、領域C2よりも冷却媒体の圧力(水圧)が高くなる。
上述したように、ガスケットは接着剤によってセパレータに接着されているが、ガスケットの冷却媒体流路の領域側では、冷却媒体が接着剤に触れることにより、その部分の接着性が低下して対応するガスケットの部分に剥がれが発生する。剥がれが発生した部分には冷却媒体が浸透するため、これに応じて徐々に接着性が低下する部分が拡大し、最終的に、ガスケットの剥がれがガスケットの幅方向の内側から外側にまで到達し、冷却媒体の漏洩を招く。また、セパレータの表面が冷却媒体(冷却水)によって酸化されることによっても、同様に接着性が低下してガスケットの剥がれが発生する。このような接着性の低下は化学反応に起因するため、温度の高い場所ほど顕著となる。また、接着性の低下は冷却媒体の浸透が大きい方が促進されるため、冷却媒体の圧力(水圧)が高いほど顕著である。
従って、上述した領域C1,C2においては、冷却媒体用のガスケットG5は接着性が低下し易く剥がれ易い傾向となる。
そこで、本実施形態では、発電領域に対向するセパレータ中央領域50aの上側の外縁部分50b3および下側の外縁部分50b4に、セパレータ中央領域50aの端部に隣接して設けられたガスケットG5の第1の領域G5wについて、冷却媒体流路面に接する面の幅Wwを、第2の領域G5rの冷却媒体流路面に接する面の幅Wrよりも広くした。これにより、発電領域に対向するセパレータ中央領域50aの上側および下側の端部の辺に沿って設けられている冷却媒体用のガスケットG5の部分が剥がれて冷却媒体が漏洩することを抑制することができる。この結果、冷却媒体用のガスケットG5の接着耐久性を向上することができる。なお、第1の領域G5wの幅Wwについては、第1の領域G5wにおける接着耐久性が第2の領域G5rにおける接着耐久性と同等となるように、冷却媒体の上昇温度や冷却媒体の圧力、接着剤の種類等に基づいて、例えば、第2の領域G5rの幅Wrの1.5〜5倍の大きさの範囲で適宜設定することができる。
B.第2実施形態:
図4は、第2実施形態におけるアノード側セパレータ50に設けられた冷却媒体用のガスケットG5Bについて示す説明図である。図4(A)は、ユニットセル140Bのアノード側セパレータ50を冷却媒体用のガスケットG5Bが設けられた冷却媒体流路面側から見た概略平面を示しており、図4(B)は、図4(A)の冷却媒体用のガスケットG5Bのうち第1の領域G5wBのA−A断面を示している。なお、冷却媒体用のガスケットG5B以外のユニットセル140Bの構成は、第1実施形態のユニットセル140と同様であるので図示および説明を省略する。
本実施形態における冷却媒体用のガスケットG5Bは、第1実施形態における冷却媒体用のガスケットG5の第1の領域G5w(図2,3参照)が第1の領域G5wBとなっている。図4(B)に示すように、第1の領域G5wBは、基本的には、セパレータ中央領域50aの端部の辺に沿って延びる部分Pwbが第2の領域G5rからつながる第2の形状部Prで形成されており、さらに、この部分Pwbの内側の燃料ガス流路溝52との間の脇領域に配置される脇流れ抑制部材Psをこの部分Pwbと一体化形成することで、第1の領域G5wBの幅Wwを第2の領域G5rの幅Wrよりも広くする構成としている。脇流れ抑制部材Psは、セパレータ中央領域50aの領域に形成されている冷却媒体流路溝54ではなく、ガスケットG5Bで囲まれた冷却媒体流路の全体の領域の内でセパレータ中央領域50aの上側の外縁部分50b3および下側の外縁部分50b4に存在する脇領域を介して冷却媒体が流れることを抑制するためのものである。脇流れ抑制部材Psには、図4(B)に示すように、複数の突起が設けられており、これにより、冷却媒体が脇領域を流れる際の圧損が大きくなり、冷却媒体の脇流れを抑制することができる。
本実施形態においては、冷却媒体流路の領域の外周を囲むガスケットの全体を、基本的に第2の領域G5rと同じ第2の形状部Prで構成しつつ、第1の領域G5wBについては、脇流れ抑制部材Psを一体化形成することにより、第1の領域G5wBの幅Wwを広くしている。これにより、別部材としての脇流れ抑制部材を省略しつつ、ガスケットの接着耐久性を向上させることが可能である。また、本実施形態では、第1の領域G5wBのうちシール機能を確保する部分Pwbの形状が、第2の領域G5rの第2の形状部Prと同じであるので、隣接するユニットセル140Bと密着させた際に、ガスケットG5Bによって形成されるシールラインSL5に対して加わる応力を均一とすることが可能である。これにより外縁部分50b3、いずれかの箇所、例えば、第1実施形態の第1の領域G5wと第2の領域G5rとの境界位置において発生する応力集中を抑制することが可能であり、応力集中の箇所における部材の劣化等が発生して耐久性が低下することを抑制することができる。
C.第3実施形態:
図5は、第3実施形態におけるアノード側セパレータ50に設けられた冷却媒体用のガスケットG5Cについて示す説明図である。図5(A)は、ユニットセル140Cのアノード側セパレータ50を冷却媒体用のガスケットG5Cが設けられた冷却媒体流路面側から見た概略平面を示しており、図5(B)は、図5(A)の冷却媒体用のガスケットG5Bのうち第1の領域G5wCのA−A断面を示している。なお、冷却媒体用のガスケットG5C以外のユニットセル140Cの構成は、第1実施形態のユニットセル140と同様であるので図示および説明を省略する。
本実施形態における冷却媒体用のガスケットG5Cは、第1実施形態における冷却媒体用のガスケットG5の第1の領域G5w(図2,3参照)が第1の領域G5wCとなっている。図5(B)に示すように、第1の領域G5wCは、第2実施形態と同様に、基本的には、セパレータ中央領域50aの端部の辺に沿って延びる部分Pwcが第2の領域G5rからつながる第2の形状部Prで形成されており、さらに、この部分Pwcと同じ形状でセパレータ中央領域50aの端部の辺に沿って延びる部材Pdをこの部分Pwcと一体化形成することで、第1の領域G5wCの幅Wwを第2の領域G5rの幅Wrよりも広くする構成としている。
本実施形態においても、第2実施形態と同様に、冷却媒体流路の領域の外周を囲むガスケットの全体を、基本的に第2の領域G5rと同じ第2の形状部Prで構成しつつ、第1の領域G5wCについては、セパレータ中央領域50aの端部の辺に沿って延びる部分Pwcとこれに平行な部材Pdとを一体化形成することにより、第1の領域G5wCの幅Wwを広くしている。これにより、ガスケットの接着耐久性を向上させることが可能である。また、本実施形態では、第2実施形態と同様に、第1の領域G5wCのうちシール機能を確保する部分Pwcの形状が、これにつながる第2の領域G5rの第2の形状部Prと同じであるので、隣接するユニットセル140Cと密接させた際に、ガスケットによって形成されるシールラインSL5に対して加わる応力が均一とすることが可能である。これにより、いずれかの箇所、例えば、第1実施形態の第1の領域G5wと第2の領域G5rとの境界位置において発生する応力集中を抑制することが可能であり、応力集中の箇所における部材の劣化等が発生して耐久性が低下することを抑制することができる。
D.変形例:
(1)上記実施形態では、セパレータ中央領域の左右の外縁部に全てのマニホールド孔が配置されている構成を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、セパレータ中央領域の上下の外縁部にすべてのマニホールド孔が配置されている構成であってもよく、この場合には、冷却媒体用のガスケットの第1の領域は左右の外縁部に配置される。
また、セパレータ中央領域50aの上下の外縁部に、燃料ガスまたは酸化剤ガスの少なくとも一方の反応ガスのマニホールド孔が配置されている構成であってもよい。この場合には、冷却媒体流路の領域の全体を覆うガスケットのうちの第1の領域は、配置された反応ガスのマニホールド孔を囲むガスケットよりも内側でセパレータ中央領域に隣接する位置に配置される。
(2)上記実施形態では、反応ガス流路をセパレータに形成された溝状流路とした場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、いずれか一方あるいは両方を、セパレータとMEAとの間に配置された多孔体流路としてもよい。
(3)上記実施形態では、冷却媒体用のガスケットを例に説明したが、MEAの発電領域に対向するセパレータ中央領域の外縁部でセパレータ中央領域の端部に隣接して延びる反応ガス用(燃料ガス,酸化剤ガス)用のガスケットにおいても、同様に適用可能である。反応ガスの流路を流れる反応ガスは高温であり、また、発電によって生成される高温の水を含んでいる、冷却媒体用のガスケットと同様にその接着性が低下する可能性があるからである。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、前述した実施形態および各変形例における構成要素の中の、独立請求項で記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。
10…燃料電池システム
30…膜電極接合体(MEA)
32…シール部材
40…カソード側セパレータ
42…酸化剤ガス流路溝
50…アノード側セパレータ
50a…セパレータ中央領域
50b…外縁部
50b1…外縁部分
50b2…外縁部分
50b3…外縁部分
50b4…外縁部分
52…燃料ガス流路溝
54…冷却媒体流路溝
56…ディンプル
62…燃料ガス供給用マニホールド孔
64…燃料ガス排出用マニホールド孔
72…酸化剤ガス供給用マニホールド孔
74…酸化剤ガス排出用マニホールド孔
82…冷却媒体供給用マニホールド孔
84…冷却媒体排出用マニホールド孔
100…燃料電池スタック
110…エンドプレート
120…絶縁板
130…集電板
140…ユニットセル
140B…ユニットセル
140C…ユニットセル
150…水素タンク
151…シャットバルブ
152…レギュレータ
153…配管
154…排出配管
160…エアポンプ
161…配管
163…排出配管
170…ラジエータ
171…ウォーターポンプ
172…配管
173…配管
Y…鉛直方向
X…積層方向
Z…左右方向
G1〜G5…ガスケット
G5B…ガスケット
G5C…ガスケット
SL1〜SL5…シールライン
G5w…第1の領域
G5r…第2の領域
G5wB…第1の領域
G5wC…第1の領域
Pr…第2の形状部
Pw…第1の形状部
Ps…脇流れ抑制部材
Pd…部材

Claims (5)

  1. 燃料電池に用いられ、膜電極接合体に対向して配置されるセパレータであって、
    前記膜電極接合体の発電領域と対向するセパレータ中央領域と、
    前記セパレータ中央領域から外縁に延びる外縁部と、
    前記外縁部に設けられる第1のマニホールド孔および第2のマニホールド孔と、
    前記第1のマニホールド孔から前記セパレータ中央領域を介して前記第2のマニホールド孔へ向かう流体流路が形成される流体流路面と、
    前記外縁部に設けられ、前記流体流路の領域及び前記第1、第2のマニホールド孔の外周を囲むガスケットと、
    を備え、
    前記ガスケットは、前記セパレータ中央領域の端部に隣接し前記端部の辺に沿って延びる第1の領域と、前記第1のマニホールド孔および前記第2のマニホールド孔の外周を囲う第2の領域と、に区分され、
    前記第1の領域において前記流体流路面に接するガスケットの幅は、前記第2の領域において前記流体流路面に接するガスケットの幅よりも広い、
    ことを特徴とするセパレータ。
  2. 請求項1に記載のセパレータであって、
    前記流体流路面であって、前記第1の領域のガスケットに略平行に設けられ、前記流体流路を流れる流体のうち一部が前記セパレータ中央領域の端部よりも外縁側の脇領域を介して流れることを抑制するための脇流れ抑制部材を備え、
    前記第1の領域のガスケットの幅は、前記第2の領域のガスケットの幅と同じ幅で前記第1の領域に延びるガスケットに、前記脇流れ抑制部材を一体化形成することによって得られる幅である、セパレータ。
  3. 請求項1に記載のセパレータであって、
    前記第1の領域のガスケットの幅は、前記第2の領域のガスケットの幅と同じ幅で前記第1の領域のガスケットに略平行に設けられた部材を一体化形成することによって得られる幅である、セパレータ。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載のセパレータであって、
    前記流体流路を流れる流体は冷却媒体であり、前記流体流路は前記冷却媒体の冷却媒体流路であり、前記第1のマニホールド孔は、前記冷却媒体を供給するためのマニホールド孔であり、前記第2のマニホールド孔は、前記冷却媒体を排出するためのマニホールド孔である、セパレータ。
  5. 膜電極接合体とセパレータとが向かい合って配置される燃料電池であって、
    前記セパレータは、請求項1から4までのいずれか一項に記載のセパレータである、燃料電池。
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