JP6034099B2 - プログラマブル表示器システム、そのプログラマブル表示器、画面代行表示方法 - Google Patents

プログラマブル表示器システム、そのプログラマブル表示器、画面代行表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、プログラマブル表示器の所定の故障時の対応方法、そのためのシステムに関する。
プログラマブル表示器は、コントローラ本体(PLC本体)等と接続して、コントローラ本体に接続されている各種制御対象デバイスの稼動状況を表示するため、あるいは各デバイスへの制御指示を与えるための所定の画面(以下、監視/操作画面というものとする)を表示して、ユーザによる任意の入力を受付ける機能等を備えた操作型表示器として知られている。
一般に、プログラマブル表示器は、グラフィック型表示・入力機能を有しており、ディスプレイ上に上記監視/操作画面の表示(スイッチ、ランプ、グラフ、メータ等の各画面部品のグラフィカル表示)を行い、またタッチパネルによる入力操作を受け付けている。タッチパネルを用いることで、作業員等は、上記スイッチ等のグラフィカル表示の表示位置を指でタッチすることで、所望の操作を行うことができる。
支援装置(作画エディタ装置)等によって開発者/ユーザによって任意に作成された画面データが、プログラマブル表示器にダウンロードされて保持される。プログラマブル表示器は、自己が保持する画面データに基づいて上記監視/操作画面の表示や入力操作受付を行っている。
上記画面データは、例えばスイッチ、ランプ、グラフ、メータ等の画面部品が所定の位置に配置されると共に、これら各画面部品が所定のメモリ領域(例えば各種制御対象デバイスの稼動状況が格納される領域)とリンク付けられるものである。上記監視/操作画面は、単に上記各画面部品が所定位置に配置される表示が行われるというだけでなく、上記所定のメモリ領域から取得した各種制御対象デバイスの稼動状況や、スイッチ等の操作に応じて、その表示内容が随時変化するものである。例えば、メータ等に現在の温度や回転数が表示されたり、稼働状態(ON/OFF等)に応じてランプが点灯/消灯する等、随時変化するものである。あるいは、ユーザがスイッチをON/OFF操作することで、スイッチON表示、スイッチOFF表示等が行われる。
例えばCPU等が、上記画面データと各種データ(稼動状況やスイッチ操作等)に応じてVRAM上に描画することで、上記記監視/操作画面の表示が行われることになる。
また、例えば、特許文献1に記載の従来技術が知られている。
特許文献1の発明では、ネットワークに接続された複数のプログラマブル表示器において、交換されたプログラマブル表示器が、交換前のプログラマブル表示器が用いていた画面データによって表示動作を可能にするまでの時間を、短縮することができる。
特開2007−179115号公報
プログラマブル表示器が故障した場合、基本的には、新たなプログラマブル表示器に交換する必要がある。新たなプログラマブル表示器に対して、交換前のプログラマブル表示器が用いていた画面データを記憶させること等によって、引き継がせることになる。その間、このプログラマブル表示器で管理・制御していた各種制御対象デバイスは、停止させることになる。
一方、プログラマブル表示器の故障としては、単にディスプレイ(LCD)が故障しただけである場合もある。この場合、表示器能が失われるだけであり、本体は正常に動作する。その一方で、各種制御対象デバイスは、出来るだけ停止させずに運用続行できることが望まれている。
本発明の課題は、複数のプログラマブル表示器がネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムにおいて、任意のプログラマブル表示器に所定の故障が発生した場合、そのプログラマブル表示器の監視/操作画面を他のプログラマブル表示器で表示させ操作可能とすることで、運用続行することができるプログラマブル表示器システム、そのプログラマブル表示器等を提供することである。
発明のプログラマブル表示器システムは、それぞれが任意の外部機器に接続されており該外部機器に係わる監視/操作画面を表示する複数のプログラマブル表示器が、ネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムであって、前記各プログラマブル表示器は、自装置の前記監視/操作画面を表示する表示制御手段と、自装置の所定の故障を検出する所定故障検出手段と、該所定故障検出手段によって前記所定の故障が検出された場合に、他のプログラマブル表示器へ故障発生通知を送信し、他のプログラマブル表示器から前記故障発生通知に応じた了承通知があったら、該了承通知に基づいて決定される代行プログラマブル表示器に対して、自装置の前記監視/操作画面の画面情報を送信する故障時通信手段とを有し、前記表示制御手段は、前記画面情報を受信した場合には、該受信した画面情報に基づいて、前記自装置の前記監視/操作画面と前記所定の故障があったプログラマブル表示器の監視/操作画面を表示する。
本発明のプログラマブル表示器システム、そのプログラマブル表示器等によれば、複数のプログラマブル表示器がネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムにおいて、任意のプログラマブル表示器に所定の故障が発生した場合、そのプログラマブル表示器の監視/操作画面を他のプログラマブル表示器で表示させ操作可能とすることで、運用続行することができる。
本例のプログラマブル表示器システムの概略構成図である。 本例のプログラマブル表示器の構成例である。 LCD故障時通信部の処理フローチャート図である。 代行側のプログラマブル表示器の処理フローチャート図である。 監視/操作画面の2画面表示処理を説明する為の図である。 (a)、(b)は、本手法の処理による表示例を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
尚、以下の説明ではLCD故障を例にするが、この例に限らない。本発明は、例えばLCD故障のようなユーザインタフェースに係わる所定の故障(例えば、他には、物理的な(表示するものではない)ボタン等の故障など)に対応するものである。ユーザインタフェースに係わる所定の故障である故、他のプログラマブル表示器でユーザインタフェースを代行させれば、問題なく運用できる。尚、ユーザインタフェースとは、例えば表示や入力操作等である。
また、本説明において、LCDとは、ユーザインタフェースに係わる表示部を指すものであり、従って液晶ディスプレイに限るものではなく、他のディスプレイ(例えばCRTやPDPなど)も含まれるものであるものとする。
図1は、本例のプログラマブル表示器システムの概略構成図である。
本例のプログラマブル表示器システムは、複数のプログラマブル表示器10が、ネットワーク(本例ではLAN3)に接続した構成となっている。ここでは、図示のプログラマブル表示器(1)〜プログラマブル表示器(n)のn台のプログラマブル表示器10が、LAN3に接続されているものとする。
各プログラマブル表示器10は、それぞれの制御対象である外部機器5(上述したコントローラ本体や各種制御対象デバイス)と通信ライン4で接続している。また、各プログラマブル表示器10は、不図示のLCD(液晶ディスプレイなど)やタッチパネル等を有しており、LCDには外部機器の監視/制御の為の上述した監視/操作画面が表示され、この画面上のスイッチ等をユーザがタッチパネルによって操作するようになっている。
本システムでは、上記LAN3に接続された複数のプログラマブル表示器10のうち任意のプログラマブル表示器10に、LCD故障が発生した場合、このプログラマブル表示器10の監視/操作画面を、他のプログラマブル表示器10で表示させることで(更に操作も受け付ける)、運用続行するものである。但し、他のプログラマブル表示器10も自己の監視/操作画面を表示しており(そして、自己の制御対象である外部機器5の監視/制御を行っており)、この画面表示と監視/制御を続行する必要がある。
尚、以下、上記のようにLCD故障したプログラマブル表示器10の監視/操作画面も表示等する他のプログラマブル表示器10を、代行プログラマブル表示器10と呼ぶ場合もあるものとする。
これより、例えば、代行プログラマブル表示器10は、その液晶ディスプレイに、自己の監視/操作画面を縮小して表示すると共に、上記故障したプログラマブル表示器10の 監視/操作画面を縮小して表示する。
但し、この例に限らず、例えばこれら2つの監視/操作画面を切替表示する構成であってもよい。この場合、例えば画面切替用のボタン等を各監視/操作画面上に表示させることになる(この処理自体は、所定の機能のボタンの自動生成・表示に過ぎないので、特に説明しない)。あるいは、定周期で(例えば10秒毎に)2つの監視/操作画面を自動的に切替表示する構成であってもよい。何れにしても、この例の場合、2つの監視/操作画面の何れか一方が表示されない時間帯があることになる。
本例では、上記2つの監視/操作画面を縮小して表示することで、2つの監視/操作画面が常に表示されているようにする形態について説明する。この例の場合、当然、縮小画面の座標系は、元の監視/操作画面の座標系とは異なっていることになる。これより、任意のユーザ操作があった場合、検出した座標(タッチ位置の座標)を元の監視/操作画面における座標に変換する必要がある場合もある。あるいは、スイッチ等の画面部品の配置エリア(座標、大きさ)を、縮小画面の座標系に合わせて変換しておくことで、検出した座標(タッチ位置の座標)をそのまま用いて、操作された画面部品を判別できるようにしてもよい。
更に、故障したプログラマブル表示器10の監視/操作画面(その縮小画面)に対する操作であった場合には、変換後の座標データまたは判別した画面部品等を、LAN3を介して、故障したプログラマブル表示器10へ送信する必要がある。
図2に、本例のプログラマブル表示器10の構成例を示す。
尚、図では図上上側にプログラマブル表示器(1)、図上下側にプログラマブル表示器(n)の構成例を示すが、これは特に下側は上記“代行プログラマブル表示器10”(あるいはその候補)として機能する場合に係る各種構成・機能部を示しているものである。つまり、各プログラマブル表示器10の構成は基本的には全て同じである(図上上側の構成+図上下側の構成)。
各プログラマブル表示器10の構成について、まず、図上上側に示す構成について説明する。この例では、各プログラマブル表示器10は、表示制御部11、表示データ記憶領域12、LCD故障時通信部13、LCD故障検出部14、データ保存領域15、外部機器通信部16等の各種構成・機能部を有する。
プログラマブル表示器10は、特に図示しないCPU、記憶部(フラッシュメモリ等)、画像メモリ(VRAM等)、ディスプレイ、タッチパネル、通信インタフェース部等を有している。記憶部には、予め、所定のアプリケーションプログラムが記憶されている。また、所謂“画面データ”等が不図示の支援装置(作画エディタ装置)からダウンロードされて記憶部に記憶される。上記データ保存領域15は、例えば記憶部の記憶領域の一部である。また、上記表示データ記憶領域12は、画像メモリ(VRAM等)またはその記憶領域の一部である。
また、CPU等は、上記画面データを用いて上記ディスプレイ上に例えば上述した監視/操作画面を表示する。これは、例えば、画面データや外部機器5の状態データ等を用いて、上記画像メモリ(VRAM等)上に描画を行うことで、画像メモリ上の描画データがディスプレイ上の表示となる。ディスプレイが故障した場合には、当然、監視/操作画面は表示されないが、画像メモリ上の描画データ(表示データ)はそのまま残っている。よって、この表示データを用いて他のディスプレイ上に監視/操作画面を表示させることが可能となる。
上記表示データ記憶領域12は、上記の様な描画が行われる(表示データが記憶される)記憶領域であり、上記画像メモリ(VRAM等)の記憶領域の一部であると見做してよい。
また、CPUが上記アプリケーションプログラムを実行することにより、上記表示制御部11、LCD故障時通信部13、LCD故障検出部14、外部機器通信部16等の各種機能部の処理が実現される。
まず、外部機器通信部16は、上記通信ライン4を介して、上記外部機器5との通信を行って、例えば外部機器5から取得した各種状態データ(ON/OFF状態、温度計測値、モータ回転数等)をデータ保存領域15に格納する。
表示制御部11は、例えばデータ保存領域15に格納される上記画面データや各種状態データ等に基づいて、上記画像メモリ(表示データ記憶領域12)上に描画を行う。上述したように、正常時にはこの様な画像メモリ上の描画データ(表示データ)がディスプレイ上の表示となるものであり、上記監視/操作画面を表示することを意味するものとなる。また、表示制御部11は、監視/操作画面上での任意のユーザ操作(上記タッチパネル上のタッチ操作)を検出すると、この操作位置座標にある画面部品などに応じた処理を実行する(スイッチのON/OFF等)既存の一般的な処理であるので、詳細説明は行わない)。
以上は、既存のプログラマブル表示器の構成・機能と見做しても良く、本例では更にLCD故障時通信部13とLCD故障検出部14を備える。但し、LCD故障検出部14自体は、既存機能の適用と見做しても構わない(例えば稼働中にバックライトが消灯(故障)したことを検出するもの)。すなわち、従来より、プログラマブル表示器が自己診断機能を有するものであってもよく、これに伴う故障検出機能のうち特にLCDの故障の有無を検出するものがLCD故障検出部14であると見做してもよい。
LCD故障時通信部13は、LCD故障検出部14がLCDの故障を検出すると、上記監視/操作画面を他のプログラマブル表示器10(代行プログラマブル表示器)で表示させる為の処理を行う。また、代行プログラマブル表示器10側でのユーザ操作情報を取得して、このユーザ操作に応じた処理を上記表示制御部11で実行させる為の処理も行う。
図3は、LCD故障時通信部13の処理フローチャート図である。
図3において、LCD故障時通信部13は、上記LCD故障検出部14によってLCDの故障発生が検出されると(ステップS11)、まず、予め決められている特定のコマンド/情報(故障通知と呼ぶものとする)を、LAN3上にブロードキャストで通知する。つまり、基本的に、LAN3に接続されている全てのプログラマブル表示器10へ、上記故障通知をブロードキャスト送信する(ステップS12)。尚、故障通知には、送信元のプログラマブル表示器10の識別ID(表示器No.とする)等が含まれている。
但し、ブロードキャスト送信する例に限らず、予め登録されている所定の1または複数のプログラマブル表示器10に対してのみ、故障通知を送信するようにしてもよい。但し、1台のみ登録している場合、その表示器も同時期に故障している可能性もあるので、全てまたは複数とすることが望ましい。
そして、上記故障通知に対して任意の他のプログラマブル表示器10から後述するステップS24の処理による了承通知が返信されてきた場合には、この了承通知を受信して、当該了承通知に含まれる所定情報(送信元IPアドレス等、送信元のプログラマブル表示器10を識別できる情報など)を取得する(ステップS13)。
そして、了承通知の送信元のプログラマブル表示器10を、自装置の上記監視/操作画面を表示させるプログラマブル表示器(上記代行プログラマブル表示器10)に決定する。そして、自装置の上記監視/操作画面を表示させる為の所定の画面情報(他表示器表示データというものとする)を収集して、この“他表示器表示データ”を、上記代行プログラマブル表示器10へ送信する(ステップS14)。
上記“他表示器表示データ”(画面情報)は、例えば、VRAMデータ(上記VRAM上の描画データ)、固定データ(各画面部品の配置エリア(座標、大きさなど)等;所謂“画面データ”に含まれるもの等)、制御状態(例えば各スイッチのON/OFF状態等)等である。但し、固定データは、必ずしも送信する必要はないものである。但し、固定データがあれば、代行プログラマブル表示器10側で、単にユーザ操作位置座標を検出するだけでなく、どの画面部品が操作されたのか判別して通知できるようになる。しかし、この例に限らず、代行プログラマブル表示器10側では単にユーザ操作位置座標を検出して通知するものとし、LCD故障したプログラマブル表示器10側でどの画面部品が操作されたのか判別するようにしてもよい。
また、上記制御状態も必ずしも送信する必要はないものである(制御状態が表示内容(VRAMデータ)に反映されている状態であれば、必ずしも送信する必要はない)。
以上で、現在の自装置の上記監視/操作画面を他のプログラマブル表示器10で表示させる処理は終了するが、上述してある通り、監視/操作画面の表示内容は固定的ではなく、随時、変化していくものである。例えば、外部機器5の状態が変化することでこの状態の表示部分が変化する。あるいは、ユーザによるタッチパネル操作によっても表示内容が変化する。
これより、上記ステップS14の処理完了後、随時、表示変化の有無を監視して(ステップS15)、表示変化がある毎に(ステップS15,YES)、変化後の新たな監視/操作画面に係る上記“他表示器表示データ”を、上記該了承通知の送信元のプログラマブル表示器10へ送信する(ステップS14)。尚、LCD故障した表示器10(故障プログラマブル表示器10と呼ぶ場合もあるものとする)では、LCD故障後も監視/操作画面表示の為の処理(画像メモリ上での描画)を続行している(勿論表示されないが)。これより例えば、画像メモリ上の描画データの更新処理を行うことを以って表示変化がある(ステップS15,YES)と判定するようにしてもよい。
また、上記代行プログラマブル表示器10側で表示されている、故障プログラマブル表示器10の監視/操作画面上で、ユーザによるタッチパネル操作があった場合には、後述するステップS30の処理によって操作位置情報(座標情報など)が送信されてくる。これより、この操作位置情報を受信した場合には(ステップS16,YES)、この操作位置情報に基づいて操作内容(操作された画面部品など)を判別して、これに応じた処理を実行する(ステップS17)。そして、この処理によって表示変化が生じた場合には、上記ステップS15がYESになることで上記ステップS14の処理が実行される。
但し、この例に限らず、上記代行プログラマブル表示器10側で、操作内容(操作された画面部品など)を判別して故障プログラマブル表示器10に通知するようにしてもよい。この場合、受信データとして操作内容を受信するので、ステップS17では受信した操作内容に応じた処理を実行することになる。
次に、以下、上記他のプログラマブル表示器10(n)側の処理について説明する。
まず、図2の図上下側に示す構成について説明する。
図2の図上下側に示すように、プログラマブル表示器10は、上記図上上側に示す構成に加えて更に、他表示器故障時通信部21、他表示データ記憶領域22、表示制御部23を有する。但し、これらは基本的に、代行プログラマブル表示器(その候補)として機能する場合の機能部である。既に述べたように、代行プログラマブル表示器とは、任意の他のプログラマブル表示器10がLCD故障中の状況において、故障した表示器の監視/操作画面を代行して表示するプログラマブル表示器10のことである。
まず、図示の表示制御部23について説明する。ここで、既に述べたように、他のプログラマブル表示器10(n)側は、図上上側に示す構成も有しており、従って上記表示制御部11も有している。表示制御部11と表示制御部23との違いは、表示制御部11は通常時における表示制御等を行うものであり、例えば上述した処理を行うものである。一方、表示制御部23は、他の表示器10の表示操作代行時の表示制御等を行うものであり、詳しくは後に図4を参照して説明する。
尚、換言すれば、例えば各プログラマブル表示器10は1つの「表示制御部」を有するものであり、この「表示制御部」は“通常モード”と“代行モード”の2つのモードを持つものであり、現在モードに応じた処理を実行するものと言うこともできる。勿論、“通常モード”が上記表示制御部11に相当し、“代行モード”が上記表示制御部23に相当することになる。
また、他表示データ記憶領域22は、実体は上記表示データ記憶領域12と同じく上記画像メモリ(VRAM等)であってよく、記憶される表示データが異なる為に名称と符号を変えているものと見做してよい。つまり、表示データ記憶領域12には、上記の通り、そのプログラマブル表示器10の監視/操作画面が描画される。一方、他表示データ記憶領域22には、2つの監視/操作画面が描画される。すなわち、代行プログラマブル表示器10(自装置)の監視/操作画面と、故障プログラマブル表示器10の監視/操作画面の2つの監視/操作画面が描画される。
また、他表示器故障時通信部21は、上記故障プログラマブル表示器10から上記故障通知があった後に、その監視/操作画面の代行表示に係る一連の処理を実行する機能部である。
すなわち、他表示器故障時通信部21は、上記故障通知を受信したら、例えば後述する選択画面を表示してオペレータ等に所望の選択を行わせる。さらに、この選択結果次第では、上記了承通知を返信すると共に、“他表示器表示データ”を取得したら、例えば上記「表示制御部」を上記“代行モード”へとモード変更する。すなわち、上記表示制御部23を機能させることで、監視/操作画面の2画面表示を行わせる。
その後も、他表示器故障時通信部21は、上記操作位置情報等を送信したり、新たな“他表示器表示データ”を受信する等の、監視/操作画面の代行表示に係る通信処理等を随時実行する。
図4は、上記他のプログラマブル表示器10(2〜n)側の処理フローチャート図である。
図示の処理は、故障通知の受信時から開始される。つまり、図4の処理は、故障通知を受信する全てのプログラマブル表示器10で実行されるものであり、故障通知がブロードキャスト送信される場合には、故障プログラマブル表示器10を除く全てのプログラマブル表示器10が、(代行プログラマブル表示器の候補として)図4の処理を実行開始する。但し、そのうちの代行プログラマブル表示器のみが、ステップS26以降の処理を実行することになる。
つまり、上記故障通知を受信したら、例えば上記他表示器故障時通信部21の処理を開始する。他表示器故障時通信部21は、まず、受信した故障通知に含まれている上記表示器No.をLCD故障した表示器として表示したうえで(ステップS22)、代行表示を行うか否か(OK/NG)をオペレータに選択・入力させる為の所定画面を表示する(ステップS23)。そして、オペレータがNGを選択した場合には、通常処理に戻るようにする。一方、オペレータがOKを選択した場合には、上記了承通知を故障通知の送信元の表示器10へ返信する(ステップS24)。
尚、上記オペレータがOK/NGの何れを選択したのかの判定処理は、図では省略して示している。尚、了承通知はブロードキャスト送信するようにしてもよい。これによって、特に図示しないが、他のプログラマブル表示器10は、了承通知を受信することで、自装置以外のプログラマブル表示器10が代行するものと認識して、自己の図4の処理を終了する。尚、この例に限らず、故障プログラマブル表示器10側で2番目以降の了承通知は破棄する等するようにしてもよい。あるいは、故障プログラマブル表示器10側で全ての了承通知に基づいて、代行プログラマブル表示器を決定するようにしてもよい。
ここで、オペレータは、例えば自己が管理・操作するプログラマブル表示器10と距離的に近い場所の他の表示器10がLCD故障した場合には、OKを選択するように決められていても良いが、この例に限らない。例えば、自装置の管理が忙しくて他の表示器10の面倒までは見れない場合には、NGとしてもよいものとしてもよい。
尚、オペレータが上記表示器No.を見ただけではその設置場所が分からない場合も考えられるので、プログラマブル表示器システムの設置場所(工場内等)のマップ情報と、このマップ内の該当位置に各プログラマブル表示器の表示器No.を登録しておくこと等によって、故障プログラマブル表示器10の位置をマップ上に表示させるようにしてもよい。
但し、上記の例に限らず、例えばステップS22、S23の処理を削除し、ステップS21の受信があったら直ちにステップS24の処理を実行するようにしてもよい。そして、故障プログラマブル表示器側では上記ステップS13の処理を他のプログラマブル表示器全てから了承通知を受信するまで行うと共に、それぞれのレスポンスタイムを記録する。尚、レスポンスタイムとは、故障通知送信から了承通知受信までに掛かる時間である。これを何度か繰り返すことで、各プログラマブル表示器ごとのレスポンスタイムの平均値を求める。そして、平均値が最も小さいものを代行プログラマブル表示器に決定するようにしてもよい。あるいは、更に、各プログラマブル表示器相互の距離に応じた係数を予め登録しておき、これより故障プログラマブル表示器と他のプログラマブル表示器との距離に応じた係数が分かるので、「レスポンスタイム平均値+係数」が最も小さいものを代行プログラマブル表示器に決定するようにしてもよい。
但し、この例に限らず、例えば予め各プログラマブル表示器相互の距離を登録すると共に距離に関する閾値を登録しておき、距離が閾値未満であるプログラマブル表示器のなかで最もレスポンスタイム平均値が小さいものを、代行プログラマブル表示器に決定するようにしてもよい。あるいは、逆に、故障プログラマブル表示器との距離が最も近いプログラマブル表示器は、レスポンスタイム平均値が悪い(例えば最下位等)場合以外は、代行プログラマブル表示器に決定するようにしてもよい。
あるいは、レスポンスタイム平均値ではなく、1回のレスポンスタイムのみで代行プログラマブル表示器を決定するようにしてもよい。
何れにしても、代行を行うのに適切なプログラマブル表示器を、自動的に決定するようにしてもよい。代行を行うのに適切とは、例えば故障したプログラマブル表示器の近辺であることや(よって、その制御対象である外部機器の様子を目視可能)、CPU負荷が比較的小さい状態であること(CPU負荷が大きいと上記レスポンスタイム平均値が悪いと考えられる)等であり、どちらか一方、または両方とも(どちらを重視するかは設計的事項である)を考慮して、代行プログラマブル表示器に自動的に決定するようにしてもよい。
上記ステップS24の処理後は、故障プログラマブル表示器10からの送信データの受信待ち状態(ステップS25)と、表示される監視/操作画面上での操作待ち状態(ステップS28)とを繰り返すことになる。但し、了承通知送信後に例えば一定時間内にステップS25がYESとならない場合には、自己は代行プログラマブル表示器ではないと判定して、通常処理に戻るようにしてもよい。
つまり、上記ステップS24の処理後は、ステップS24で送信した了承通知に対して上記“他表示器表示データ”が返信されてくるのを待つことになるが、例えば予め設定されている所定時間経過しても“他表示器表示データ”を受信しない場合には、図4の処理を終了して、通常処理に戻るようにする。
一方、上記所定時間内に“他表示器表示データ”を受信した場合には、これを任意の記憶領域(例えば上記データ保存領域15でもよい)に格納すると共に、上記表示制御部23の動作へと切り替える。すなわち、それまでは上記表示制御部11によって自装置の監視/操作画面のみを表示していたが、表示制御部23によって自装置と故障プログラマブル表示器10の2つの監視/操作画面を、例えば並べて表示させる。
但し、そのままでは2つ並べて表示できないので、VRAMデータ等を加工して(縮小・座標変換して)(ステップS26)、加工後(縮小・座標変換後)のデータにより表示する(ステップS27)。この処理について図5を参照して一例について説明する。
図5は、監視/操作画面の2画面表示処理を説明する為の図である。
まず、ディスプレイ上の表示領域に関して、図5に示す領域Aと領域Bの2つの領域が予め設定されている。2つの領域の大きさは予め決められて登録されていると共に、その基準座標(ここでは左上角)が登録されている。図示の例では領域Aの基準座標は(0,0)、領域Bの基準座標は(X,0)となっている。また、2つの領域の大きさは同じであり、縦がY、横がXとなっている。
そして、代行プログラマブル表示器10(その表示制御部23)は、例えば、自装置の監視/操作画面を領域Bに表示する。勿論、領域Bはそれまでの表示領域より小さいので、画面縮小して表示する必要がある。同様にして、領域Aには、故障プログラマブル表示器10の監視/操作画面を、縮小して表示する。ここでは、X方向、Y方向とも1/2に縮小するものとする。更に座標変換も行う。尚、上記の通り、ここでは図示のように領域Aの基準座標は(0,0)、領域Bの基準座標は(X,0)とする。更に、故障プログラマブル表示器10の監視/操作画面の座標は(Xn,Yn)、自装置の監視/操作画面の座標は(Xm,Ym)で表すものとする。
この例の場合、上記2つの監視/操作画面は、それぞれ、下記の座標変換式によって座標変換する。
・故障プログラマブル表示器10の監視/操作画面に関して
X = Xn/2
Y = Yn/2
・自装置(代行プログラマブル表示器)の監視/操作画面に関して
X = X+Xm/2
Y = Ym/2
上記ステップS26、S27の処理は、新たな“他表示器表示データ”を受信する毎に(ステップS25がYESとなる毎に)、実行される。これによって、何らかの理由で故障プログラマブル表示器10の監視/操作画面の表示内容が変化する毎に、上記領域Aの表示内容が更新されることになる(変化後の監視/操作画面の表示内容となる)。
また、上記領域Aに表示される、故障プログラマブル表示器10の監視/操作画面上で、オペレータ等が任意の操作(任意の位置をタッチする)を行う毎に(ステップS28,YES)、この操作位置座標を検出し、検出した操作位置座標を上記座標変換式を利用して逆変換して元の座標系の座標に戻す(ステップS29)。そして、ステップS29で得られた座標を、故障プログラマブル表示器10へ送信する(ステップS30)。
これによって、故障プログラマブル表示器10側では、上記ステップS16がYESとなって上記ステップS17の処理が実行されることになる。更に、これに伴って表示内容が変化した場合には、ステップS15がYESとなってステップS14の処理が実行されることで、新たな“他表示器表示データ”が送信されてくることになる。この場合、ステップS25がYESとなって、受信した新たな“他表示器表示データ”に基づいて、上記領域Aに関してステップS26,S27の処理が実行されることになる。
尚、領域B上でのユーザ操作に関しても、ステップS29と同様に操作位置座標を検出して、検出した操作位置座標を上記座標変換式を利用して逆変換して元の座標系の座標に戻す処理が行われるが、ステップS30の処理を行うことはなく、代わりに、元の座標系の座標に基づいて、操作された画面部品の判別やそれに応じた所定の処理の実行等を行うことになる。また、特に説明しないが、当然、領域Bの表示内容は、ユーザ操作や外部機器5の状態変化等に応じて、随時、更新されていくことになる。
図6は、上記本手法の処理による表示例を示す。
図6(a)には、正常時の上記プログラマブル表示器(1)とプログラマブル表示器(n)の表示例を示す。
図6(b)には、プログラマブル表示器(1)でLCD故障が生じた場合の、プログラマブル表示器(1)と、代行プログラマブル表示器10(例えば表示器(n))の表示例を示す。
図6(b)に示すように、プログラマブル表示器(1)についてはLCD故障が生じた為に、例えば画面がブラックアウトしている。しかし、内部的には、例えばVRAMには監視/操作画面の描画データが正常に格納されているので、正常なLCDに繋げば直ちに正常な表示が行われる状態となっている。
一方、図6(b)に示すように、代行プログラマブル表示器(n)では、例えば図6(a)に示すプログラマブル表示器(1)の監視/操作画面と、自装置(プログラマブル表示器(n))の監視/操作画面とが、図示のように縮小されて並べて表示されることになる。
尚、故障プログラマブル表示器(1)において、LCDが交換される等してLCD故障検出部14がLCD故障を検出しない状態となったら、その旨をプログラマブル表示器(n)に通知して“通常モード”に戻させると共に、自装置も“通常モード”に戻るようにしてもよい。
例えばパソコン等で遠隔地等からプログラマブル表示器の監視/操作画面をモニタすることは、既存技術として知られている。この場合、このプログラマブル表示器のLCDが故障した場合でも、このモニタ装置には引き続き、プログラマブル表示器の監視/操作画面が表示されることになる。しかしながら、この場合、モニタ装置が別途必要となる。また、この場合、モニタ装置の一般的なWebブラウザで表示させる為に、監視/操作画面をHTML/XML変換する必要がある。更に、モニタ装置から遠隔操作すること自体は可能であるとしても、外部機器5の状態が分からないのに操作するのは危険である。例えば、作業員等が未だ危険エリアにいるのに、外部機器5を動作開始させてしまった場合、作業員の身体に危険が生じる可能性がある。
これに対して、本手法では、LCD交換にはそれほど時間が掛からないことなども考慮して、一時的に既存の他のプログラマブル表示器に表示させることで、下記のメリットが得られる。
・新設する必要なく、既存装置を利用できる。
・HTML/XML変換する必要はない。
・特に、近くのプログラマブル表示器で表示させる場合には、そのオペレータは、故障したプログラマブル表示器の外部機器の状態を視認・把握し易いので、表示だけでなく操作行っても問題ない。
3 LAN
5 外部機器
10 プログラマブル表示器
11 表示制御部
12 表示データ記憶領域
13 LCD故障時通信部
14 LCD故障検出部
15 データ保存領域
16 外部機器通信部
21 他表示器故障時通信部
22 他表示データ記憶領域
23 表示制御部

Claims (15)

  1. それぞれが任意の外部機器に接続されており該外部機器に係わる監視/操作画面を表示する複数のプログラマブル表示器が、ネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムであって、
    前記各プログラマブル表示器は、
    自装置の前記監視/操作画面を表示する表示制御手段と、
    自装置の所定の故障を検出する所定故障検出手段と、
    該所定故障検出手段によって前記所定の故障が検出された場合に、他のプログラマブル表示器へ故障発生通知を送信し、他のプログラマブル表示器から前記故障発生通知に応じた了承通知があったら、該了承通知に基づいて決定される代行プログラマブル表示器に対して、自装置の前記監視/操作画面の画面情報を送信する故障時通信手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記画面情報を受信した場合には、該受信した画面情報に基づいて、前記自装置の前記監視/操作画面と、前記所定の故障があったプログラマブル表示器の監視/操作画面を表示することを特徴とするプログラマブル表示器システム。
  2. 前記故障発生通知は、ブロードキャスト送信され、
    該故障発生通知を受信した場合に、代行表示を了承するか否かを決定する決定手段と、
    該決定手段で代行表示了承と決定された場合、前記了承通知を送信する他表示器故障時通信手段とを更に有し、
    前記故障時通信手段は、最初に受信した了承通知の送信元を前記代行プログラマブル表示器に決定することを特徴とする請求項記載のプログラマブル表示器システム。
  3. 前記故障発生通知を受信した場合に、前記了承通知を送信する他表示器故障時通信手段を更に有し、
    前記故障時通信手段は、前記故障発生通知送信時から前記了承通知受信時までのレスポンスタイムを前記他のプログラマブル表示器それぞれについて計測し、該レスポンスタイムに基づいて前記代行プログラマブル表示器を決定することを特徴とする請求項記載のプログラマブル表示器システム。
  4. 前記故障発生通知を受信した場合に、前記了承通知を送信する他表示器故障時通信手段を更に有し、
    前記故障時通信手段は、前記故障発生通知送信時から前記了承通知受信時までのレスポンスタイムを前記他のプログラマブル表示器それぞれについて計測し、該レスポンスタイムと、予め登録されている自装置と前記他のプログラマブル表示器との距離に係る情報とに基づいて、前記代行プログラマブル表示器を決定することを特徴とする請求項記載のプログラマブル表示器システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記2つの監視/操作画面を縮小することで一緒に表示することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のプログラマブル表示器システム。
  6. 前記表示制御手段は、前記2つの監視/操作画面を切り換え表示することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のプログラマブル表示器システム。
  7. 前記代行プログラマブル表示器における前記表示制御手段は、前記所定の故障があったプログラマブル表示器の監視/操作画面上での任意の操作を検出すると、該操作位置座標を前記所定の故障があったプログラマブル表示器へ送信し、
    前記所定の故障があったプログラマブル表示器における前記表示制御手段は、受信した操作位置座標に応じた処理を実行し、該処理実行の結果、自装置の前記監視/操作画面を更新する場合には画像メモリ上で監視/操作画面を更新し、
    前記故障時通信手段は、該更新後の監視/操作画面に係わる前記画面情報を、前記代行プログラマブル表示器へ送信することを特徴とする請求項5または6記載のプログラマブル表示器システム。
  8. 前記代行プログラマブル表示器における前記表示制御手段は、前記2つの監視/操作画面を縮小することで一緒に表示する場合には、前記操作位置座標を縮小前の座標に変換して、該変換後の操作位置座標を前記所定の故障があったプログラマブル表示器へ送信することを特徴とする請求項記載のプログラマブル表示器システム。
  9. 前記故障時通信手段は、前記故障発生通知をブロードキャスト送信し、
    前記決定手段は、通知元のプログラマブル表示器の識別情報を表示すると共に、代行表示を了承するか否かを任意に入力させて、代行表示了承が入力された場合には前記代行表示了承と決定することを特徴とする請求項記載のプログラマブル表示器システム。
  10. 前記所定の故障は、ユーザインタフェースに係わる故障であることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のプログラマブル表示器システム。
  11. 前記所定の故障は、LCD故障であることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のプログラマブル表示器システム。
  12. それぞれが任意の外部機器に接続されており該外部機器に係わる監視/操作画面を表示する複数のプログラマブル表示器が、ネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムにおける前記プログラマブル表示器であって、
    自装置の前記監視/操作画面を表示する表示制御手段と、
    自装置の所定の故障を検出する所定故障検出手段と、
    該所定故障検出手段によって前記所定の故障が検出された場合に、他のプログラマブル表示器へ故障発生通知を送信し、他のプログラマブル表示器から前記故障発生通知に応じた了承通知があったら、該了承通知に基づいて決定される代行プログラマブル表示器に対して、自装置の前記監視/操作画面の画面情報を送信する故障時通信手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  13. それぞれが任意の外部機器に接続されており該外部機器に係わる監視/操作画面を表示する複数のプログラマブル表示器が、ネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムにおける前記プログラマブル表示器であって、
    所定の故障が発生したプログラマブル表示器からの故障発生通知を受信した場合、必要に応じて了承通知を送信し、その後、前記所定の故障が発生したプログラマブル表示器からその前記監視/操作画面の画面情報が送信されてきた場合には、該画面情報を受信する他表示器故障時通信手段と、
    該他表示器故障時通信手段で受信した画面情報に基づいて、自装置の前記監視/操作画面と前記所定の故障があったプログラマブル表示器の監視/操作画面を表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  14. それぞれが任意の外部機器に接続されており該外部機器に係わる監視/操作画面を表示する複数のプログラマブル表示器が、ネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムにおける前記プログラマブル表示器であって、
    所定の故障が発生したプログラマブル表示器からの故障発生通知を受信した場合に、代行表示を了承するか否かを決定する決定手段と、
    該決定手段で代行表示了承と決定された場合、了承通知を送信することで、前記所定の故障のプログラマブル表示器から返信されてくる、その表示器における監視/操作画面の画面情報を受信する他表示器故障時通信手段とを有し、
    該他表示器故障時通信手段で受信した画面情報に基づいて、自装置の前記監視/操作画面と前記所定の故障があったプログラマブル表示器の監視/操作画面を表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  15. それぞれが任意の外部機器に接続されており該外部機器に係わる監視/操作画面を表示する複数のプログラマブル表示器が、ネットワークに接続されたプログラマブル表示器システムにおける画面代行表示方法であって、
    任意の前記プログラマブル表示器において、自装置の所定の故障を検出する所定故障検出手段によって前記所定の故障が検出された場合に、他のプログラマブル表示器へ故障発生を通知し、
    前記他のプログラマブル表示器において、前記故障発生通知を受信した場合に、代行表示を了承するか否かを決定する決定手段によって代行表示了承と決定された場合、了承通知を返信し、
    前記所定の故障のプログラマブル表示器において、前記他のプログラマブル表示器から前記故障発生通知に応じた了承通知があったら、通知元に対して当該所定の故障のプログラマブル表示器の前記監視/操作画面の画面情報を送信し、
    前記他のプログラマブル表示器において、受信した前記画面情報に基づいて、自装置の前記監視/操作画面と前記所定の故障のプログラマブル表示器の監視/操作画面を表示することを特徴とするプログラマブル表示器システムにおける画面代行表示方法。
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