JP6033259B2 - 収納容器 - Google Patents
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Description
この収納容器の内底には、剛性を高めるために、方形ワイヤフレームが配設されている。具体的には、方形ワイヤフレームは、収納容器の底壁と両端壁、及び底壁と両側壁との間に袋縫いして配設されている。
また、特許文献2に記載された手提げバッグにおいては、布製であることから、軽量であり車両の部品の一部としては好適であるが、剛性が低いために物を入れたときに底が沈み、収納物が沈んだ部位に偏って配置されてしまうことで収納の安定性が低かった。
また、前記屈曲部は、薄肉ヒンジであり、ブロー成形によって、前記第1の壁、前記第2の壁及び前記第3の壁と一体に形成されていてもよい。
上記構成のように、補強壁部が形成されていることで、折り畳み状態における収納容器の剛性を高めることができる。
上記構成のように、補強壁部が、前記第1の壁、前記第2の壁又は前記第3の壁の少なくともいずれかにおける前記屈曲部が形成されている側の端部の近傍、及び前記屈曲部が形成されていない側の端部の近傍に形成されていることで、折り畳み時に荷重のかかりやすい部位の剛性を高めることができる。
上記構成によれば、中空部を成す部位に補強壁部が形成されていることで、剛性の低い中空部の剛性を高めることができる。
上記構成によれば、他の表皮が、ブロー成形によって第1の壁、第2の壁又は第3の壁と一体的に形成されていることで、収納容器の製造効率を高めることができる。
上記構成によれば、当接部に当接する面に交差する方向に延在する他の補強壁部が形成されていることで、収納容器の折り畳み時に、第1の壁、第2の壁又は第3の壁の少なくともいずれか一の壁が他の壁に当接して加わる荷重に対する剛性を高めることができる。
上記構成によれば、他の補強壁部が形成された当接部に当接する部位を周囲よりも高く形成させることで、剛性が高い部分で一の壁に当接させることができ、収納容器全体としての剛性を高めることができる。
また、本発明によれば、折り畳み状態における収納容器の剛性を高めることができる。
また、本発明によれば、折り畳み時に荷重のかかりやすい部位の剛性を高めることができる。
また、本発明によれば、表皮を第1の壁、第2の壁又は第3の壁に接着させるためのスペースを別個に形成する必要がないため、収納容器の小型化が可能となる。
また、本発明によれば、中空を成す部位に補強壁部が形成されていることで、剛性の低い中空部の剛性を高めることができる。
また、本発明によれば、収納容器の製造効率を高めることができる。
また、本発明によれば、収納容器の折り畳み時に、第1の壁、第2の壁又は第3の壁の少なくともいずれか一の壁が他の壁に当接して加わる荷重に対する剛性を高めることができる。
また、本発明によれば、剛性が高い部分で一の壁に当接させることができ、収納容器全体としての剛性を高めることができる。
収納容器1は、車内の部品に取り付けられる前壁2と、前壁2の下側端部(一端側)に接続された底壁4と、底壁4における前壁2が接続されている側の逆側に接続された後壁3と、から構成される。より具体的には、前壁2は、鉛直方向であるZ方向から約10〜30度だけ後壁3側に傾いた方向(本願発明に係る第2方向、斜め上方向ともいう、以下同じ)に延在している。また、底壁4は、使用状態において下側端部からY方向(本願発明に係る第1方向、後ろ方向ともいう、以下同じ)に延在し、後壁3は、斜め上方向に使用状態において底壁4の後ろ側端部から延在している。
前ベース11は、車内の部品に取り付けられる部位であり、Y方向に厚みを有し、斜め上方向を短手方向、X方向を長手方向として延在している。
2枚の前プレート13は、可撓性部材を有する後述する2枚の側壁5のそれぞれの端末を前ベース11との間で挟持した状態で、締結ネジ14によって前ベース11にそれぞれ締結されている。
底ベース51は、前ベース11の下端側に前−底連結部30を介して一体的に接続されており、使用状態においてZ方向に厚みを有し、Y方向を短手方向、X方向を長手方向として延在している。
2枚の底プレート53は、可撓性部材を有する後述する2枚の側壁5のそれぞれの端末を底ベース51との間で挟持した状態で、締結ネジ54によって底ベース51にそれぞれ締結されている。更に、底プレート53には、前壁2側であるZ方向に突出する係合突起56が一体的に形成されている。この係合突起56は、前プレート13において対応する位置に形成された図示せぬ係合穴と係合して、収納容器1の折り畳まれた状態を保持するものである。
後ベース31の下端側は、底ベース51のY方向後端側に底−後連結部70を介して一体的に接続されており、使用状態においてY方向に厚みを有し、Z方向を短手方向、X方向を長手方向として延在している。
2枚の後プレート33は、可撓性部材を有する後述する2枚の側壁5のそれぞれの端末を後ベース31との間で挟持した状態で、締結ネジ34によって後ベース31にそれぞれ締結されている。
そして、後ベース31のZ方向長さと、前ベース11のZ方向長さの合計は、底ベース51のY方向長さと略等しく形成されていると好ましい。このように形成されていると、図2に示す収納容器1を折り畳んだときに、前ベース11と後ベース31とが隣接した状態となるため空間が有効に活用される。
この外表皮41,61は、ニードルパンチを原反とし、前ベース11、後ベース31及び底ベース51と共に加熱軟化させて一体的にブロー成形することにより形成されている。
また、底ベース51の中空部51aにおける使用状態において上側にある長円状の周縁には、木目込み溝57が形成されている。木目込み溝57は、図6に示す内表皮60の端末を木目込み接着するための溝である。そして、木目込み溝57を形成する周壁57aは、底ベース51の板厚方向に延在しており、底ベース51の剛性を高める機能を有する。
このように形成されていることで、収納容器1を折り畳んだときに、周壁37aと周壁57aとが側壁5を介して木目込み接着された内表皮40の端末を木目込み溝37,57側に押すこととなり、木目込み接着状態が安定することとなる。
具体的には、前ベース11に取り付けられた前プレート13に、折り畳み状態においてZ方向における両隣に当接部15a,15bが形成されている。同様に、後ベース31に取り付けられた後プレート33に、折り畳み状態においてZ方向における両隣に当接部35a,35bが形成され、底ベース51に取り付けられた底プレート53に、折り畳み状態においてZ方向における両隣に当接部55a,55bが形成されている。
そして、当接部15a,15b,35a,35b,55a,55bにおける隣接する前プレート13、後プレート33及び底プレート53に対向する面には側部15c,15d,35c,35d,55c,55dが形成されている。ここで、側部15c,15d,35c,35d,55c,55dは、本願発明に係る他の補強壁部に相当する。
更には、内表皮40,60の一部を、ニードルパンチを原反として一体成形するようにしてもよく、逆に外表皮41,61の一部を、ウレタン層とPVC層から成るものを木目込み接着する構成を採用してもよい。
2 前壁(第1の壁)
3 後壁(第3の壁)
4 底壁(第2の壁)
5 側壁
11 前ベース
11a 中空部
13 前プレート
14 締結ネジ
15a,15b 当接部
15c,15d 側部(他の補強壁部)
16 化粧カバー
16a スナップフィット
17 リブ(補強壁部)
30 前−底連結部
31 後ベース
31a 中空部
33 後プレート
34 締結ネジ
35a,35b 当接部
35c,35d 側部(他の補強壁部)
37 木目込み溝
37a 周壁(補強壁部)
40 内表皮
40a 表皮層
40b ウレタン層
41 外表皮
51 底ベース
51a 中空部
52 リブ(補強壁部)
53 底プレート
54 締結ネジ
55a,55b 当接部
55c,55d 側部(他の補強壁部)
56 係合突起
57 木目込み溝
57a 周壁(補強壁部)
60 内表皮
61 外表皮
70 底−後連結部
Claims (8)
- 車両の部品に取り付けられる収納容器であって、
前記部品に取り付けられる第1の壁と、
該第1の壁の一端側に接続され、使用状態において第1方向に延在する第2の壁と、
該第2の壁における前記第1の壁が接続されている側の逆側に接続され、使用状態において前記第1方向と異なる第2方向に延在する第3の壁と、
前記第1の壁と前記第2の壁との間、前記第2の壁と前記第3の壁との間にそれぞれ形成された屈曲部と、
前記第1の壁と前記第2の壁と前記第3の壁の少なくともいずれかの一部を覆う表皮と、を備え、
前記屈曲部は、前記第1の壁と前記第3の壁とが前記第2の壁に対向するように折り畳み可能に接続しており、
前記第1の壁、前記第2の壁及び前記第3の壁のそれぞれの少なくとも一部は、中空部を成すようにブロー成形にて樹脂で成形されており、
前記中空部は、一又は複数の補強壁部を備え、
前記第1の壁、前記第2の壁及び前記第3の壁のそれぞれの少なくとも一部には、前記補強壁部を周壁とした木目込み溝が設けられており、
前記表皮の端末は、前記木目込み溝に挟み込まれて接着されていることを特徴とする収納容器。 - 前記屈曲部は、薄肉ヒンジであり、ブロー成形によって、前記第1の壁、前記第2の壁及び前記第3の壁と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
- 前記補強壁部は、前記第1の壁、前記第2の壁及び前記第3の壁が折り畳まれたときにそれぞれが当接する面に交差する向きに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納容器。
- 前記補強壁部は、前記第1の壁、前記第2の壁又は前記第3の壁の少なくともいずれかにおける前記屈曲部が形成されている側の端部の近傍、及び前記屈曲部が形成されていない側の端部の近傍に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の収納容器。
- 前記補強壁部は、前記第1の壁、前記第2の壁又は前記第3の壁の前記中空部を成す部位に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の収納容器。
- 前記第1の壁、前記第2の壁又は前記第3の壁の少なくともいずれかの一部を覆う他の表皮を備え、
該他の表皮は、ブロー成形によって前記第1の壁、前記第2の壁又は前記第3の壁と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の収納容器。 - 前記第1の壁、前記第2の壁又は前記第3の壁の少なくともいずれか一の壁に、前記屈曲部の近傍にあり、折り畳み時に他の壁と当接する当接部が形成されており、
前記他の壁には、前記当接部に当接する面に交差する方向に延在する他の補強壁部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の収納容器。 - 前記他の壁における前記当接部に当接する部位は、周囲よりも高く形成されていることを特徴とする請求項7に記載の収納容器。
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