JP6028512B2 - 液滴吐出ヘッド駆動装置、液滴吐出ヘッド駆動制御回路および画像形成装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッド駆動装置、液滴吐出ヘッド駆動制御回路および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを駆動する液滴吐出ヘッド駆動装置、液滴吐出ヘッド駆動制御回路および、液滴吐出ヘッドまたは液滴吐出ヘッド駆動制御回路を備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、およびこれらの複合機等の画像形成装置において、例えばインク液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出記録方式によって画像を形成する液滴吐出装置が知られている。
液滴吐出ヘッドを備える液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッドに設けられたノズルから液滴を吐出させるために多様な方式が用いられている。例えば、圧電素子を用いて液体流路の壁面を形成する振動板を変形させることによって、液体流路内の容積を変化させて液滴を吐出させるいわゆるピエゾ型、発熱抵抗体を用いて液体流路内で液体を加熱することで発生する気泡による圧力で液滴を吐出させるいわゆるサーマル型、また、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させ、液体流路内容積を変化させて液滴を吐出させる静電型等が知られている。
ところで、液滴吐出ヘッドに設けられたノズルの口部分ではインクが空気に曝されているので、インク溶媒が徐々に蒸発する。このインク溶媒の蒸発によりノズルの口部分のインクの粘度が上昇する。このように粘度が上昇したインクを用いて画像を形成すると、形成された画像の画質は悪化する。このため、インクジェット式記録装置において、ノズルの口部分のインクの粘度が上昇するのを防止するために、メニスカスを微振動させることによってインクを攪拌する技術が知られている。
たとえば、特許文献1には画像の形成中にインクを攪拌するためにメニスカスを微振動させるための微駆動信号をインクジェット記録装置の記録ヘッドに供給する技術が開示されている。この技術では画像を形成するために使用される吐出駆動信号とメニスカスが微振動するために使用される印字外共通微振動信号及び印字前共通微振動信号が用いられ、これらの信号によって記録ヘッドが液滴を吐出したり、メニスカスを微振動させたりしている。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、吐出駆動信号のほかに、印字外および印字前にメニスカスを微振動させるために使用される印字外共通微振動信号及び印字前共通微振動信号を制御基板から液滴吐出ヘッドに伝送しなければならない。印字外共通微振動信号及び印字前共通微振動信号のデータ量は少なくとも1ビットでありこれらの信号を伝送するためには、吐出駆動信号だけを制御基板から記録ヘッドに伝送する場合に比べて、制御基板から記録ヘッドに印字外共通微振動信号及び印字前共通微振動信号を伝送するための配線部材、たとえばFrexible Flat Cable(以降、FFCという)を少なくとも1本増やす必要がある。すなわち構成が複雑になってしまうという課題がある。
上述した課題を解決するため本発明においては、記録媒体に形成する画像を表す画像データ信号を所定の周期で受け付ける画像データ信号受付手段と、前記画像データ信号受付手段によって受け付けられた画像データ信号に基づいて吐出駆動信号を出力する吐出駆動信号出力手段と、1周期前に吐出駆動が行われたか否かに基づいて微駆動信号を出力する微駆動信号出力手段と、前記吐出駆動信号出力手段によって出力された吐出駆動信号、および前記微駆動信号出力手段によって出力された微駆動信号に基づいて液滴吐出ヘッドを駆動する駆動手段と、所定の周期における微駆動または吐出駆動が行われたか否かを表す情報を記憶する記憶手段と、を有し、前記微駆動信号出力手段は、前記記憶手段によって記憶されている前記所定の周期における微駆動または吐出駆動が行われた否かに基づいて、前記所定の周期の次の周期の微駆動信号を出力することを特徴とする
本発明によれば、画像データに基づいて所定の周期における液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御する吐出駆動制御手段と、前記吐出駆動制御手段によって制御された吐出駆動に基づいて、前記所定の周期の次の周期の微駆動を制御する微駆動制御手段と、を有するので、制御基板から液滴吐出ヘッドに信号を伝送するための配線部材を少なくすることができ、構成を複雑にすることを防ぐことが可能となる。
本実施形態に係るインクジェット記録装置の外観斜視図である。 本実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部の平面概略図である。 本実施形態に係るインクジェット記録装置の液滴吐出ヘッドの断面図である。 本実施形態に係る制御部510の機能ブロック図である。 第一の実施形態に係る駆動制御回路図である。 第一の実施形態に係る駆動制御回路のタイミングチャートである。 第二の実施形態に係る駆動制御回路図である。 第二の実施形態に係る駆動制御回路のタイミングチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について、図1乃至図8を用いて詳細に説明する。
<液滴吐出装置の構成>
図1に、本実施形態に係る液滴吐出装置の一例であるインクジェット記録装置を前方側から見た外観斜視図を示す。インクジェット記録装置は、装置本体1と、装置本体1に装着された用紙Pを装填するための給紙トレイ2aと、装置本体1に着脱自在に装着されて画像が形成された用紙Pを格納するための排紙トレイ2bとで構成されている。
また、装置本体1の前面の一端部側(給紙トレイ2aの側方)には、カートリッジ装填部4が設けられ、カートリッジ装填部4の上面には操作ボタンや表示器等を有する操作・表示部5が設けられている。
カートリッジ装填部4は、色の異なる色材であるインク、例えばブラック(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した複数のインクカートリッジ10k、10c、10m、10y(以降、任意のインクカートリッジを「インクカートリッジ10」という)を装填できるように構成されている。
カートリッジ装填部4の前面側には、インクカートリッジ10を着脱する際に開く前カバー6が設けられている。また、カートリッジ装填部4はインクカートリッジ10k、10c、10m、10yを横方向に並べて装填する。操作・表示部5には、各色のインクカートリッジ10k、10c、10m、10yの装着位置に対応する位置で、各色のインクカートリッジ10k、10c、10m、10yの残量がニアーエンド又はエンドになったことを表示する各色の残量表示部、電源ボタン、用紙送りボタン、印刷再開ボタン、キャンセルボタン等が設けられている。
次に、インクジェット記録装置の機構について図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の平面概略図である。
図2に示されるように、インクジェット記録装置には制御基板51が設けられている。制御基板51は、不図示のネットワークI/F(Interface)、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有している。ネットワークI/Fはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、スキャナ等の画像読取装置、デジタルカメラ等の撮像装置からケーブルまたはネットワークを経由して画像データを受け付ける。なお、画像データとは、記録媒体に形成される画像を表すデータである。また、CPUはインクジェット記録装置全体の動作を制御し、ROMはCPUが制御を行うためのプログラムを記憶し、RAMはCPUのワークエリアとして使用される。
また、図2に示されるように、インクジェット記録装置のフレームはメイン側板21A、メイン側板21Bによって構成されている。さらに、メイン側板21A、メイン側板21Bにはガイドロッド22が架け渡され、ガイドロッド22に保持されるようにキャリッジ25が設けられている。キャリッジ25は主走査モータ26、駆動プーリ27、従動プーリ28及びタイミングベルト29によって主走査方向に移動する。
また、キャリッジ25にはインクカートリッジ10に収容されている4色のインクの滴(以降、液滴という)をそれぞれ吐き出す(以降、「吐出する」という)4個の液滴吐出ヘッド3が搭載されている。液滴吐出ヘッド3は、主走査方向と直交する副走査方向に複数のノズル34からなるノズル列を有しており、FFC12と中継基板56を介して制御基板51からの液滴吐出ヘッドを駆動させるための駆動信号が入力される。
また、キャリッジ25の下側には、給紙トレイ2aから給紙される用紙Pを副走査方向に搬送する搬送手段としての搬送ベルト41が配置されている。搬送ベルト41は、無端状のベルトであり、搬送ローラ42とテンションローラ43との間に掛け渡されている。搬送ベルト41は、不図示のモータによって搬送ローラ42が回転駆動されて副走査方向に移動する。
<液滴吐出ヘッド3の構造>
図3を用いて液滴吐出ヘッド3の構造について説明する。液滴吐出ヘッド3は、流路板31と、流路板31の下面に接合した振動板を形成する振動板部材32と、流路板31の上面に接合したノズル板33とを有している。これらの構成によって、液滴を吐出する複数のノズル34がそれぞれ通路35を介して通じる個別流路としての液室36、液室36にインクを供給する供給路を兼ねた流体抵抗部37、この流体抵抗部37を介して液室36に通じる液体導入部38を形成している。
そして、後述するフレーム部材317によって形成された共通液室310から振動板部材32に形成した供給口39、液体導入部38、流体抵抗部37を介して液室36にインクが供給される。流路板31は、SUS基板を酸性エッチング液でエッチング、あるいは打ち抜きなどの機械加工することで、液室36、流体抵抗部37などの溝部や開口をそれぞれ形成している。なお、流路板31はシリコン基板をエッチングして形成することもできる。
振動板部材32は、液室36、流体抵抗部37、液体導入部38などの壁面を形成している。この振動板部材32における液室36の反対側に、振動領域32aを変形させるための圧力発生手段として電気機械変換素子を含む圧電アクチュエータ300が設けられている。
この圧電アクチュエータ300は、ベース部材313に接合した積層型の圧電素子312を有している。圧電素子312は、内部電極322を積層したものであり、内部電極322は振動板部材32に略垂直な側面に形成された共通外部電極323と個別外部電極324とに交互に接続されている。共通外部電極323と個別外部電極324との間に電圧が印加されると積層方向に振動板部材32の変位が生じる。なお、圧電アクチュエータ300は液滴吐出ヘッドを駆動する駆動手段の一例である。また、以降では圧電素子312の共通外部電極323と個別外部電極324間に電圧を印加することを、圧電素子312に電圧を印加するという。
圧電素子312には駆動信号が与えられるための配線部材の一例であるFFC12が接続されている。また、FFC12には圧電素子312に駆動信号を与える駆動制御回路7が接続されている。また、FFC12の後端部は、図2に示される制御基板51に接続されている。
ノズル板33は、ニッケルの金属プレートから形成されているもので液室36に対応して直径10〜35μmのノズル34を形成し、流路板31に接合されている。また、これらの圧電素子312、ベース部材313及びFFC12などで構成される圧電アクチュエータ300の外周側にはフレーム部材317が接合されている。
フレーム部材317は、エポキシ系樹脂などの樹脂部材或いはSUSなどの金属部材で形成されており、前述した共通液室310、共通液室310に外部からインクを供給するための供給口39を形成している。なお、この供給口39は図示しないサブタンクやインクカートリッジなどのインク供給源に接続される。また、フレーム部材317には、圧電アクチュエータ300を配置する穴部318が形成されている。
このように構成した液滴吐出ヘッド3においては、圧電素子312に印加される電圧が下がると圧電素子312が収縮し、振動板部材32の振動領域32aが変形して液室36の容積が膨張する。これによって、液室36内にインクが流入する。その後、圧電素子312に印加する電圧を上げて圧電素子312を積層方向に伸長させ、振動板部材32の振動領域32aをノズル34方向に変形させて液室36の容積を収縮させる。これによって、液室36内のインクが加圧されノズル34から液滴が吐出される。
そして、圧電素子312に印加される電圧が元に戻ることによって振動板部材32の振動領域32aが初期位置に復元し、液室36が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室310から液室36内にインクが充填される。
<液滴吐出装置の制御部510の機能構成>
以下、本実施形態に係る液滴吐出装置の機能構成について説明する。液滴吐出装置はその動作を制御する機能を有する制御部510を有する。制御部510は制御基板51によって実現される。
図4は、制御部510の機能構成を表す図である。図4を用いて制御部510の機能構成について説明する。制御部510は画像データ受付部511、印刷制御部512、電源供給部513を有している。画像データ受付部511は、制御基板51のネットワークI/Fによって実現され情報処理装置、画像読取装置、撮像装置からケーブルまたはネットワークを介して画像データを受け付ける。
印刷制御部512は、制御基板51のCPUによって実現され画像データ受付部511によって受け付けられた画像データに基づいて画像データ信号を駆動制御回路7に対して送信する。また、印刷制御部512は駆動制御回路7が画像データ信号を処理するためのクロック信号、ラッチ信号、パルス信号等を駆動制御回路7に対して送信する。電源供給部513は、液滴吐出ヘッド3の圧電素子312に電圧を印加するための電源を供給する。
図5は液滴吐出ヘッド3を制御する駆動制御回路7およびアナログスイッチ回路80の回路図である。液滴吐出ヘッド3の図3に示されている共通外部電極323は、図5に示されるようにグランドGNDに接続され、基準電位が与えられる。また、個別外部電極324はアナログスイッチ回路80に接続されている。
アナログスイッチ回路80には、電源供給部513によって共通外部電極323と個別外部電極324との間に電圧を印加するための駆動電圧が供給される。図6(a)に示されるように、駆動電圧として、インク吐出ヘッドが液滴を吐出するための駆動(以降、吐出駆動という。)を発生させる吐出駆動電圧V1、メニスカスが微振動するための駆動(以降、微駆動という。)を発生させる微駆動電圧V2が交互に周期的に繰り返し供給される。また、吐出駆動電圧V1および微駆動電圧V2を1回ずつ含む波形を1周期とし、この1周期は図6(e)に示されるようにクロック信号CLKが発生する周期と同期をとっている。
アナログスイッチ回路80では駆動制御回路7によって出力された駆動信号に基づいてスイッチング素子SWをオンにしたりオフにしたりする制御が行われる。駆動制御回路7によって出力された駆動信号が「1」である場合にはスイッチング素子SWをオンに制御し、対応する圧電素子312に駆動電圧を印加する。また、駆動制御回路7によって出力された駆動信号が「0」である場合にはスイッチング素子SWをオフに制御し、対応する圧電素子312に電圧を印加しない。なお、駆動信号のうち、吐出駆動電圧V1が供給されているタイミングで出力される信号を吐出駆動信号といい、微駆動電圧V2が供給されているタイミングで出力される信号を微駆動信号という。
駆動制御回路7の第一の実施形態について説明する。第一の実施形態においては、上記のように吐出駆動電圧V1および微駆動電圧V2が周期的に供給されている装置における駆動制御回路7が、1周期前に液滴が吐出されたか否かに基づいて駆動信号を制御する。
第一の実施形態における駆動制御回路7は、各ノズル34に対応してシフトレジスタ71、第一のラッチ回路72、第二のラッチ回路73、第一のANDゲート74、第二のANDゲート75、ORゲート76を有している。ここでは、液滴吐出ヘッド3が有する複数のノズル34のうち一のノズル34に対応する部分の駆動制御回路7について図5および図6を用いて説明する。なお、他のノズル34に対応する部分ついては、ここで説明する一のノズル34に対応する部分と同様の構成および動作であるため、その説明を省略する。
駆動制御回路7には、図5に示されるように印刷制御部512の制御によって出力された吐出パルス信号MN1と微駆動パルス信号MN0を含むパルス信号が入力される。吐出パルス信号MN1として図6(b)に示されるように液滴を吐出させるための信号MN1=0と液滴を吐出させないための信号MN1=1とが交互に周期的に出力される。また、図6(a)および(b)に示されるように吐出駆動電圧V1の供給と同期をとって、吐出パルス信号MN1=0が出力される。出力された吐出パルス信号の反転信号はANDゲート74に入力される。
また、微駆動パルス信号MN0として、図6(c)に示されるようにメニスカスを微振動させるために液滴吐出ヘッドを駆動させることを表す信号MN0=0と、メニスカスを微振動させないように液滴吐出ヘッドを駆動させないことを表す信号MN0=1とが交互に周期的に出力される。また、図6(a)および(c)に示されるように微駆動電圧V2の供給と同期をとって、微駆動パルス信号MN0=0が出力される。出力された微駆動パルス信号MN0の反転信号がANDゲート75に入力される。
また、駆動制御回路7には、図5および図6(e)乃至(g)に示されるように印刷制御部512から出力されたクロック信号CLK、ラッチ信号LAT1、LAT2が入力される。また、駆動制御回路7のシフトレジスタ71には図5に示されるように印刷制御部512から出力された画像データ信号DATAが入力される。画像データ信号DATAが入力されると、シフトレジスタ71は(n−1)周期目のクロック信号CLKに合わせて(以降、「(n−1)周期目で」という)画像データ信号data1として出力する。ここでの画像データ信号DATAは「1」または「0」の二値であり、画像データ信号DATAが「1」のときは画像を形成するために液滴を吐出すること、画像データ信号DATAが「0」のときは液滴を吐出しないことを表すものである。
図5に示されるとおり、ラッチ回路72には(n−1)周期目でシフトレジスタ71から出力された画像データ信号data1が入力され、ラッチ回路72はn周期目で画像データ信号data1’を出力する。ラッチ回路72からn周期目に出力された画像データ信号data1’はANDゲート75に反転して入力されるとともにラッチ回路73に入力される。ラッチ回路73には、n周期目でラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’が入力され、ラッチ回路73は(n+1)周期目でその画像データ信号data1”を出力する。ラッチ回路73から出力された画像データ信号data1”の反転信号は後述するANDゲート75に入力される。ラッチ回路73はラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’を1周期遅延して画像データ信号data1”を出力するので、(n+1)周期目にラッチ回路73から出力された画像データ信号data1”は、n周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’と同じである。すなわち、ANDゲート75には(n+1)周期目の画像データ信号data2’の反転信号と、その1周期前であるn周期目の画像データ信号data1’の反転信号が入力されることになる。
また、図5に示されるように、ANDゲート74は印刷制御部512から出力された吐出パルス信号MN1の反転信号と、ラッチ回路72によって(n+1)周期目で出力された画像データ信号data2’とが入力され、これらの信号に基づいて吐出駆動信号を出力する。具体的には、ラッチ回路72によって出力された画像データ信号data2’「1」と吐出パルス信号MN1=0の反転信号「1」と、が入力されたときにANDゲート74は「1」を出力する。また、ラッチ回路72によって出力された画像データ信号data2’が「0」であればANDゲート74は「0」を出力する。
ANDゲート75には、印刷制御部512から出力された微駆動パルス信号MN0と、ラッチ回路72によって(n+1)周期目で出力された画像データ信号data2’と、ラッチ回路73によって(n+1)周期目で出力された画像データ信号data1”のそれぞれ反転信号とが入力され、ANDゲート75はこれらの信号に基づいて微駆動信号を出力する。具体的には、ラッチ回路72によって出力された画像データ信号data2’が「0」であり、ラッチ回路73から出力された画像データ信号data1”が「0」であり、さらに微駆動パルス信号MN0が「0」であるときにANDゲート74は「1」を出力する。また、上記以外の場合にはANDゲート74は「0」を出力する。
すなわち、ANDゲート75はn周期目で画像データ信号が「0」であり、かつ(n+1)周期目の画像データ信号が「0」であった場合には微駆動信号を「1」とし、それ以外の場合には微駆動信号を「0」として出力する。これは、(n+1)周期目における液滴の吐出がなく、かつ、その前の周期における液滴の吐出もなかったときに微駆動が行われるということである。
ORゲート76はANDゲート74から出力した吐出駆動信号およびANDゲート75から出力した微駆動信号に基づいてスイッチング素子SWに入力するための駆動信号を出力する。具体的には、吐出駆動信号または微駆動信号のいずれかが「1」である場合に駆動信号「1」を、吐出駆動信号または微駆動信号のいずれも「0」である場合に駆動信号「0」を出力する。
なお、吐出駆動信号「1」が出力されるのは、上記のとおり吐出パルス信号MN1=0のときである。さらに、既に説明したように吐出パルス信号MN1=0であるときに吐出駆動電圧がV1であるように同期がとられている(図6(a)および(b)参照)ので、駆動信号「1」がスイッチング素子SWに入力されてオンに制御されると吐出駆動電圧V1が圧電素子312に印加される。
同様に、微駆動信号「1」が出力されるのは微駆動パルス信号MN0=0のときである。さらに、既に説明したように微駆動パルス信号MN0=0であるときに微駆動電圧V2が供給されるように同期がとられている(図6(a)および(c)参照)ので、駆動信号「1」がスイッチング素子SWに入力されてオンに制御されると微駆動電圧V2が圧電素子312に印加される。
上記の実施形態では、ラッチ回路73は、ラッチ回路72からn周期目に出力された画像データ信号data1’を(n+1)周期目に画像データ信号data1”として出力する。すなわち、ラッチ回路73は1周期前の画像データ信号を記憶する機能を有しているため、ラッチ回路73は記憶手段の一例である。
また、シフトレジスタ71は画像データ信号受付手段の一例であり、ANDゲート74は吐出駆動信号出力手段の一例であり、ANDゲート75は微駆動信号出力手段の一例である。
ここで、第一の実施形態における駆動制御回路7の動作について図5および図6を用いて説明する。まず、制御基板51から駆動制御回路7に画像データ信号DATAが伝送されると、シフトレジスタ71はクロック信号CLKと同期を取って(n−1)周期目で画像データ信号data1を出力する。図5に示されるように、シフトレジスタ71から出力された画像データ信号data1はラッチ回路72に入力される。ラッチ回路72に入力された画像データ信号data1’はn周期目でラッチ回路72から画像データ信号data1’として出力され、ANDゲート74に入力される。
ラッチ回路72から出力されてANDゲート74に入力された画像データ信号data1’が「1」である場合、吐出パルス信号MN1=0であるときにANDゲート74は吐出駆動信号「1」を出力する。また、それ以外の場合にはANDゲート74は吐出駆動信号「0」を出力する。
ANDゲート74から出力された吐出駆動信号「1」はORゲート76に入力される。このときORゲートは駆動信号「1」を出力し、出力された駆動信号「1」はスイッチング素子SWに入力される。スイッチング素子SWは駆動信号「1」が入力されるとONとなる。上述のとおり、吐出駆動信号「1」がORゲート76に入力されるときはMN0=0であるため圧電素子312には吐出駆動電圧V1が印加され液滴吐出ヘッド3には吐出駆動が行われる。
また、ANDゲート74から吐出駆動信号「0」が出力されると、後に詳しく説明するANDゲート75から出力された微駆動信号が「0」であれば、駆動信号「0」がスイッチング素子SWに入力され、スイッチング素子SWがOFFとなる。この場合、圧電素子312に電圧が印加されないので吐出駆動も微駆動も行われない。
一方、図5に示されるようにn周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’は上述のようにANDゲート74に入力されると同時にラッチ回路73にも入力される。ラッチ回路73は入力された画像データ信号data1’を1周期遅延させて(n+1)周期目に出力する。ラッチ回路73から出力された画像データ信号data1”は反転されてANDゲート75に入力される。
ANDゲート75にはラッチ回路73から(n+1)周期目に出力された画像データ信号data1”の反転信号が入力されるとともに、(n+1)周期目でラッチ回路72から出力された画像データ信号data2’の反転信号と、微駆動パルス信号MN0の反転信号とが入力される。ラッチ回路73はラッチ回路72から出力された画像データ信号を1周期遅延して画像データ信号を出力するので、(n+1)周期目にラッチ回路73から出力された画像データ信号data1”は、n周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’である。すなわちANDゲート75は連続した2周期分の画像データ信号に基づいて微駆動信号を出力することになる。
ラッチ回路73から(n+1)周期目に出力された画像データ信号data1”が「0」であり、かつ、ラッチ回路72から(n+1)周期目に出力された画像データ信号data2’が「0」である場合、微駆動パルス信号MN0=0のとき、ANDゲート75は微駆動信号「1」を出力する。ANDゲート75が出力した微駆動信号「1」はORゲート76に入力され、ORゲート76は駆動信号「1」を出力する。出力された駆動信号「1」はスイッチング素子SWに入力され、スイッチング素子SWがONとなる。上述のとおり、微駆動信号「1」がORゲート76に入力されるときはMN0=0であるため圧電素子312には微駆動電圧V2が印加され液滴吐出ヘッド3には微駆動が行われる。
ANDゲート75から出力された微駆動信号が「0」である場合、既に説明したANDゲート74から出力された吐出駆動信号が「0」であれば、駆動信号「0」がスイッチング素子SWに入力され、スイッチング素子SWがOFFとなる。この場合、圧電素子312に電圧が印加されないので吐出駆動も微駆動も行われない。
以上のように、第一の実施形態においてはラッチ回路73から出力された1周期前の画像データ信号の入力に基づいてANDゲート75は微駆動信号を出力する。このため、印刷制御部512は、微駆動させるか否かを表す信号を制御基板51からインク吐出ヘッド3へFFC12によって伝送することなく微駆動を制御することが可能となる。
また、吐出駆動信号が「0」である場合、すなわち吐出駆動がされない場合であって、かつ、1周期前にも吐出駆動信号が「0」すなわち吐出駆動がされなかった場合に微駆動させるように制御されているので、常に微駆動させる場合に比べて消費電力を抑えることが可能となる。
次に、駆動制御回路7の第二の実施形態について図7および図8を用いて説明する。第二の実施形態は第一の実施形態における微駆動させる回数を減らす形態である。具体的には、第一の実施形態において微駆動または吐出駆動をさせた次の周期では微駆動させないようにするものである。このように、1周期前に微駆動または吐出駆動があったか否かに基づいて微駆動させることによって、電力消費を抑えながらインクの粘度が上昇するのを防ぐことが可能となる。
図7に示されるように第二の実施形態における駆動制御回路7は、第一の実施形態と同様に各ノズル34に対応してシフトレジスタ71、ラッチ回路72、ラッチ回路73、第一のANDゲート74、第二のANDゲート75、ORゲート76を有している。第二の実施形態における駆動制御回路7は、ラッチ回路73がORゲート731を有している点、第二のANDゲート75にはORゲート731を有しているラッチ回路73から出力された画像データ信号が入力される点で第一の実施形態と異なる。
図7に示されるように、ラッチ回路72からn周期目に出力された画像データ信号data1’がラッチ回路73に入力されると、ラッチ回路73はその画像データ信号data1’を1周期遅延させて(n+1)周期目で画像データ信号data1”として出力する。ラッチ回路73はORゲート731を有しており、(n+1)周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data2’と(n+1)周期目にラッチ回路73自身から出力された画像データ信号data1”の反転信号に基づいて前回駆動信号を出力する。前回駆動信号とは、(n+1)周期目の出力においてn周期目に微駆動または吐出駆動が行われたかを表す信号であり、前回駆動信号「1」はn周期目に微駆動または吐出駆動が行われたこと、前回駆動信号「0」はn周期目に微駆動または吐出駆動が行われなかったことを表す。
具体的には、n周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data2’が「1」である場合、または、n周期目にラッチ回路73から出力された前回駆動信号が「0」である場合に、ORゲート731は前回駆動信号「1」を出力する。また、n周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data2’が「0」であり、かつ、n周期目にラッチ回路73から出力された前回駆動信号が「1」である場合にはラッチ回路73は前回駆動信号「0」を出力する。
なお、ラッチ回路73が出力した前回駆動信号が「0」である場合、ラッチ回路72から出力される画像データ信号が「0」のときには微駆動が行われ、ラッチ回路72から出力される画像データ信号が「1」のときには吐出駆動が行われる。つまり、ラッチ回路73が出力した前回駆動信号が「0」のときには必ず微駆動または吐出駆動のいずれかが行われることになる。このため、ORゲート731にラッチ回路73から出力した画像データ信号を反転した信号を入力することにより、ORゲート731は前の周期で微駆動または吐出駆動があったか否かに基づいて前回駆動信号を出力することができる。これにより、ラッチ回路73は(n+1)周期目に吐出駆動が行われる場合、または、n周期目に吐出駆動または微駆動が行われた場合に前回駆動信号「1」を出力し、それ以外の場合には前回駆動信号「0」を出力する。
ANDゲート75は、図7に示されるようにラッチ回路72によって(n+1)周期目で出力された画像データ信号data2’と、ラッチ回路73によって(n+1)周期目で出力された前回駆動信号と、印刷制御部512から出力された微駆動パルス信号MN0のそれぞれ反転信号が入力され、これらの信号に基づいて微駆動信号を出力する。具体的には、ラッチ回路72によって出力された画像データ信号が「0」であり、かつラッチ回路73から出力された前回駆動信号が「0」である場合に、微駆動パルスがMN0=0ときANDゲート74は微駆動信号「1」を出力する。また、それ以外の場合にはANDゲート75は微駆動信号「0」を出力する。
第二の実施形態におけるシフトレジスタ71、ラッチ回路72、第一のANDゲート74、ORゲート76は第一の実施形態と同様であるので、これらの説明を省略する。
次に、第二の実施形態における駆動制御回路7の動作について図7および図8を用いて説明する。まず、制御基板51から駆動制御回路7に図8の(d)に示されるように画像データ信号DATAが伝送されると、シフトレジスタ71は(n−1)周期目で画像データ信号data1を出力する。図7に示されるように、シフトレジスタ71から出力された画像データ信号data1はラッチ回路72に入力される。ラッチ回路72に入力された画像データ信号data1’はn周期目でラッチ回路72から出力され、ANDゲート74に入力される。
ラッチ回路72から出力されてANDゲート74に入力された画像データ信号data1’が「1」である場合、吐出パルス信号MN1=0であるときにANDゲート74は吐出駆動信号「1」を出力する。また、それ以外の場合にはANDゲート74は吐出駆動信号「0」を出力する。ANDゲート74から出力された吐出駆動信号「1」はORゲート76に入力される。このときORゲートは駆動信号「1」を出力し、出力された駆動信号「1」はスイッチング素子SWに入力される。スイッチング素子SWは駆動信号「1」が入力されるとONとなる。上述のとおり、吐出駆動信号「1」がORゲート76に入力されるときはMN0=0であるため圧電素子312には吐出駆動電圧V1が印加され液滴吐出ヘッド3にはインクを吐出させるための吐出駆動が行われる。
ANDゲート74から出力された吐出駆動信号が「0」である場合、第一の実施形態と同様にANDゲート75から出力された微駆動信号が「0」であれば、駆動信号「0」がスイッチング素子SWに入力され、スイッチング素子SWがOFFとなる。この場合、圧電素子312に電圧が印加されないので吐出駆動も微駆動も行われない。
一方、図7に示されるようにn周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’は上述のようにANDゲート74に入力されると同時にラッチ回路73のORゲート731に入力される。また、ラッチ回路73のORゲート731にはラッチ回路73自身がn周期目に出力した前回駆動信号の反転信号が入力される。このようにラッチ回路72からn周期目に出力された画像データ信号data1’およびラッチ回路73からn周期目に出力された前回駆動信号data0”の反転信号に基づいて、ラッチ回路73は(n+1)周期目に前回駆動信号data1”を出力する。
具体的には、n周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’が「1」である場合、または、n周期目にラッチ回路73から出力された前回駆動信号data0’が「0」である場合には、ラッチ回路73は(n+1)周期目に前回駆動信号「1」を出力する。また、n周期目にラッチ回路72から出力された画像データ信号data1’が「0」であり、かつ、n周期目にラッチ回路73から出力された前回駆動信号data0’が「1」である場合にはラッチ回路73は(n+1)周期目に前回駆動信号「0」を出力する。そして、出力された前回駆動信号の反転信号がANDゲート75に入力される。
ANDゲート75には、ラッチ回路73から(n+1)周期目に出力された前回駆動信号data1”、ラッチ回路72から(n+1)周期目に出力された画像データ信号data2’、および微駆動パルス信号MN0のそれぞれ反転信号が入力される。ラッチ回路73から(n+1)周期目に出力された前回駆動信号data1”が「0」であり、かつ、ラッチ回路72から(n+1)周期目に出力された画像データ信号data2’が「0」である場合に、微駆動パルス信号MN0=0が反転した信号「1」が入力されるとき、ANDゲート75は微駆動信号「1」を出力する。ANDゲート75から微駆動信号「1」が出力されると、ORゲート76から駆動信号が出力されてスイッチング素子SWがONとなる。以降の動作は第一の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
以上のように、第二の実施形態においては1周期前に微駆動または吐出駆動があったか否かを示す信号に基づいてANDゲート75は微駆動信号を出力する。このため、微駆動を行わせるか否かの信号を制御基板51から液滴吐出ヘッド3へFFC12を介して伝送される必要なく、微駆動を制御することが可能となる。そのため、FFC12の数を減らせる等、装置の複雑化を回避することが可能となる。
また、第二の実施形態においては1周期前に吐出駆動も微駆動もされなかった場合に微駆動させるように制御するため、1周期前に吐出駆動がなかった場合に微駆動させる第一の実施形態に比べてさらに微駆動回数を減らすことができ、消費電力を抑えることが可能となる。
<実施形態の補足>
なお、第一および第二の実施形態において画像データ信号は「1」または「0」の二値であり、画像データ信号「1」のときは液滴を吐出すること、画像データ信号が「0」のときは液滴を吐出しないことを表すものであるとしている。しかし、画像データ信号を2ビットとして、画像データ信号が「11」は液滴サイズ「大」の液滴を吐出する、画像データ信号が「10」は液滴サイズ「中」の液滴を吐出する、画像データ信号が「01」は液滴サイズ「小」の液滴を吐出する、画像データ信号が「00」は液滴を吐出しないことを表すとしてもよい。
また、第一および第二の実施形態にて説明した駆動制御回路7によって1周期前の画像データ信号に基づいて微駆動を制御しているが、遅延回路、順序回路等を用いて別の構成を取る回路を用いて同様の微駆動制御を行ってもよい。
また、第二の実施形態において、ANDゲート75は1周期前に微駆動または吐出駆動が行われたかに基づいて微駆動信号を出力しているが、ラッチ回路を増設して前々回および前回の微駆動信号、吐出駆動信号に基づいて微駆動させるか否かを表す信号をANDゲート75が出力するようにしてもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 装置本体
2a 給紙トレイ
2b 排紙トレイ
3 液滴吐出ヘッド
4 カートリッジ装填部
5 操作・表示部
6 前カバー
7 駆動制御回路
10 インクカートリッジ
22 ガイドロッド
25 キャリッジ
26 主走査モータ
27 駆動プーリ
28 従動プーリ
29 タイミングベルト
31 流路板
32 振動板部材
32a 振動領域
33 ノズル板
34 ノズル
35 通路
36 液室
37 流体抵抗部
38 液体導入部
39 供給口
41 搬送ベルト
42 搬送ローラ
43 テンションローラ
51 駆動信号用基板 符合抜け
56 中継基板
80 アナログスイッチ回路
300 圧電アクチュエータ
310 共通液室
312 圧電素子
313 ベース部材
317 フレーム部材
318 穴部
322 内部電極
323 共通外部電極
324 個別外部電極
510 制御部
511 画像データ受付部
512 印刷制御部
513 電源供給部
特開2003−191465号公報

Claims (8)

  1. 記録媒体に形成する画像を表す画像データ信号を所定の周期で受け付ける画像データ信号受付手段と、
    前記画像データ信号受付手段によって受け付けられた画像データ信号に基づいて吐出駆動信号を出力する吐出駆動信号出力手段と、
    1周期前に吐出駆動が行われたか否かに基づいて微駆動信号を出力する微駆動信号出力手段と、
    前記吐出駆動信号出力手段によって出力された吐出駆動信号、および前記微駆動信号出力手段によって出力された微駆動信号に基づいて液滴吐出ヘッドを駆動する駆動手段と、
    所定の周期における微駆動または吐出駆動が行われたか否かを表す情報を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記微駆動信号出力手段は、前記記憶手段によって記憶されている前記所定の周期における微駆動または吐出駆動が行われた否かに基づいて、前記所定の周期の次の周期の微駆動信号を出力する
    ことを特徴とする液滴吐出ヘッド駆動装置。
  2. 請求項に記載の液滴吐出ヘッド駆動装置であって、
    前記記憶手段によって記憶されている前記吐出駆動信号が液滴を吐出させることを表している場合に、前記微駆動信号出力手段は前記液滴吐出ヘッドを微駆動させないことを表す微駆動信号を出力し、
    前記記憶手段によって記憶されている前記吐出駆動信号が液滴を吐出させないことを表している場合に、前記微駆動信号出力手段は前記液滴吐出ヘッドを微駆動させることを表す微駆動信号を出力することを特徴とする液滴吐出ヘッド駆動装置。
  3. 請求項に記載の液滴吐出ヘッド駆動装置であって、
    前記記憶手段によって記憶されている前記吐出駆動信号が所定の周期において液滴吐出ヘッドを駆動させたことを表している場合、または、前記記憶手段によって記憶されている微駆動信号が所定の周期において液滴吐出ヘッドを微駆動させたことを表している場合に、前記微駆動信号出力手段は前記所定の周期の次の周期で微駆動させないことを表す微駆動信号を出力し、
    前記記憶手段によって記憶されている前記吐出駆動信号が所定の周期において液滴吐出ヘッドを駆動させなかったことを表している場合、かつ、前記記憶手段によって記憶されている微駆動信号が所定の周期において液滴吐出ヘッドを微駆動させなかったことを表している場合に、前記微駆動信号出力手段は前記所定の周期の次の周期で微駆動させることを表す微駆動信号を出力することを特徴とする液滴吐出ヘッド駆動装置。
  4. 請求項乃至のいずれか一項に記載の液滴吐出ヘッド駆動装置であって、
    前記記憶手段は、ラッチ回路であることを特徴とする液滴吐出ヘッド駆動装置。
  5. 周期的に画像データ信号が入力され、入力された周期より1周期遅れて前記画像データ信号を出力する第一のラッチ回路と、
    前記第一のラッチ回路から出力された画像データ信号が入力され、入力された周期より1周期遅れて前記画像データ信号を出力する第二のラッチ回路と、
    前記第二のラッチ回路から出力された画像データ信号の反転信号と、前記第一のラッチ回路から出力された画像データ信号の反転信号とに基づいて微駆動信号を出力する第一のAND回路と、
    前記第一のAND回路によって出力された微駆動信号に基づいて液滴吐出ヘッドを微駆動させる駆動手段と、
    を有することを特徴とする液滴吐出ヘッド駆動装置。
  6. 請求項に記載の液滴吐出ヘッド駆動装置であって、
    前記第一のラッチ回路によって出力された画像データ信号に基づいて吐出駆動信号を出力する第二のAND回路と、
    前記第二のAND回路によって出力された吐出駆動信号と、前記第一のAND回路から出力された微駆動信号と、に基づいて駆動信号を出力するOR回路と、を有し、
    前記駆動手段は前記OR回路によって出力された駆動信号に基づいて液滴吐出ヘッドを微駆動させることを特徴とする液滴吐出ヘッド駆動装置。
  7. 記録媒体に形成する画像を表す画像データ信号を所定の周期で受け付ける画像データ信号受付手段と、
    前記画像データ信号受付手段によって所定の周期で受け付けられた画像データ信号に基づいて吐出駆動信号を出力する吐出駆動信号出力手段と、
    前記吐出駆動信号出力手段によって1周期前に出力された前記吐出駆動信号に基づいて微駆動信号を出力する微駆動信号出力手段と、
    所定の周期における微駆動または吐出駆動が行われたか否かを表す情報を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記微駆動信号出力手段は、前記記憶手段によって記憶されている前記所定の周期における微駆動または吐出駆動が行われた否かに基づいて、前記所定の周期の次の周期の微駆動信号を出力する
    ことを特徴とする液滴吐出ヘッド駆動制御回路。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の液滴吐出ヘッド駆動装置または請求項に記載の液滴吐出ヘッド駆動制御回路を有する画像形成装置。
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