JP2016055549A - 液滴吐出装置及び画像形成装置 - Google Patents

液滴吐出装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016055549A
JP2016055549A JP2014184487A JP2014184487A JP2016055549A JP 2016055549 A JP2016055549 A JP 2016055549A JP 2014184487 A JP2014184487 A JP 2014184487A JP 2014184487 A JP2014184487 A JP 2014184487A JP 2016055549 A JP2016055549 A JP 2016055549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
driving
signal
piezoelectric element
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014184487A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 新
Arata Suzuki
新 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014184487A priority Critical patent/JP2016055549A/ja
Publication of JP2016055549A publication Critical patent/JP2016055549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】圧電素子を液滴の吐出制御手段として用いた記録ヘッドにおいて、圧電素子を駆動するための駆動経路の影響による液滴の吐出状態の変動を抑制することができる液滴吐出装置を提供する。【解決手段】液滴を吐出するノズルを有する液滴吐出装置であって、ノズルから液滴を吐出させるための吐出力を生じさせるアクチュエータ素子161と、アクチュエータ素子を駆動するための第1の駆動信号を出力する第1の信号出力部と、電気的に容量性であるアクチュエータ素子において第1の駆動信号に基づく電圧が印加される側とは反対側に、アクチュエータ素子を駆動するための第2の駆動信号を出力する第2の信号出力部とを含む。【選択図】図9

Description

本発明は、液滴吐出装置及び画像形成装置に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された情報の出力に用いられるプリンタの一態様として、インクジェット方式を採用したプリンタ(以降、インクジェットプリンタとする)がある。インクジェットプリンタにおいては、記録ヘッドが用紙等の記録媒体に対してインクを吐出することにより、画像が形成される。
記録ヘッドにおいてインクの吐出を制御する態様としては、圧電素子を用いるもの、インクを加熱して気泡を発生させ、その圧力でインクを吐出させるもの、静電気力を利用するもの等がある。このような吐出制御手段を用いた記録ヘッドにおいては、高密度のマルチノズル化を比較的容易に実現することが可能であり、高精細な画像を記録媒体上に形成することが可能である。
例えば、圧電素子を吐出制御手段として用いた記録ヘッドにおいては、圧電素子に所定の駆動波形を印加することにより、それぞれのノズルからインクの吐出が行われる。このようなマルチノズル化された記録ヘッドに用いられる圧電素子をより高いエネルギー利用効率で駆動させるための、駆動回路と圧電素子との接続の切り替え態様が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1においては、予め定められた波形の駆動信号を生成する生成回路から出力される駆動信号を出力させる。そして、駆動信号を圧電素子に伝送する伝送線に対して生成回路の出力を接続させて圧電素子を充電させた後、伝送線に対して接地レベルを接続させることが提案されている。
圧電素子に印加される駆動波形は、圧電素子を駆動するための駆動経路によっては鈍りや電圧降下が生じ、圧電素子に所定の駆動波形が印加されない場合がある。その場合、インクの吐出量や吐出速度等のインク吐出状態が変動して所望の状態とは異なってしまう。その結果、例えば、形成された画像の画質が低下する。また、例えば、画像形成とは関係しないインクを所定の装置に吐出して安定した吐出性能を維持する処理においても、所定の装置にインクが十分に吐出されずインク粘度が高くなる場合がある。また、特許文献1に開示された技術では、駆動経路による駆動波形の鈍りや電圧降下については考慮されていない。
なお、このような課題は、インクジェット方式による画像形成装置に限らず、ノズルから液滴を吐出する液滴吐出装置であれば同様に発生し得る。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、圧電素子を液滴の吐出制御手段として用いた記録ヘッドにおいて、圧電素子を駆動するための駆動経路の影響による液滴の吐出状態の変動を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、液滴を吐出するノズルを有する液滴吐出装置であって、前記ノズルから液滴を吐出させるための吐出力を生じさせるアクチュエータ素子と、前記アクチュエータ素子を駆動するための第1の駆動信号を出力する第1の信号出力部と、電気的に容量性である前記アクチュエータ素子において前記第1の駆動信号に基づく電圧が印加される側とは反対側に、前記アクチュエータ素子を駆動するための第2の駆動信号を出力する第2の信号出力部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、圧電素子を液滴の吐出制御手段として用いた記録ヘッドにおいて、圧電素子を駆動するための駆動経路の影響による液滴の吐出状態の変動を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの全体構成を例示する図である。 本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの機能構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態に係る記録ヘッドの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る記録ヘッドの断面図である。 本発明の実施形態に係る印刷制御部及びヘッドドライバの機能構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態に係るヘッドドライバの駆動信号を例示する図である。 本発明の実施形態に係るヘッドドライバの駆動信号を例示する図である。 本発明の実施形態に係る駆動回路と比較のための従来の駆動回路を例示する図である。 本発明の実施形態に係る駆動回路を例示する図である。 本発明の実施形態に係る駆動回路と比較のための従来の駆動回路において各圧電素子を駆動する際の駆動波形及び駆動回路を流れる駆動電流波形を例示する図である。 本発明の実施形態に係る駆動回路において各圧電素子を駆動する際の駆動波形及び駆動回路を流れる駆動電流波形を例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、液滴吐出装置の例として、マルチチャネル化されたインクジェット記録ヘッドを含むインクジェットプリンタについて説明する。なお、インクジェットプリンタは、液滴吐出装置によってインクを吐出して画像を形成する画像形成装置でもある。図1(a)、(b)は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の全体構成を模式的に示す図であり、図1(a)は、インクジェットプリンタ1の透視斜視図、図1(b)は、インクジェットプリンタ1の透視側面図である。
図1(a)、(b)に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、装置本体の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ101、キャリッジ101に搭載された記録ヘッド102、記録ヘッド102にインクを供給するインクカートリッジ103等で構成される印字機構部等を含む。インクジェットプリンタ1の装置本体の下方部には前方側から多数枚の用紙P等の記録媒体を積載可能な給紙カセット(あるいは給紙トレイでもよい)104を抜き差し自在に装着することができ、また、用紙Pを手差しで給紙するための手差しトレイ105を開倒することができる。インクジェットプリンタ1は、給紙カセット104或いは手差しトレイ105から給送される用紙Pを取り込み、上述した印字機構部によって所要の画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ106に排紙する。なお、以降、記録媒体は用紙である場合を例として説明するが、記録媒体としては、用紙の他、フィルム、プラスチック等のシート状の材料で、画像形成出力の対象物となるものであれば採用可能である。
また、印字機構部は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド107と従ガイドロッド108とで、キャリッジ101を主走査方向(紙面垂直方向)に摺動自在に保持している。キャリッジ101に搭載されている記録ヘッド102は、イエロー(Yellow)、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenda)、ブラック(blacK)の各色のインク滴を吐出する。これら各色のインクを吐出する複数のインク吐出口は主走査方向と交差する方向に配列されており、且つインク吐出口は下方に向けられている。
記録ヘッド102に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ103は、キャリッジ101において交換可能に装着されている。また、インクカートリッジ103は、上方に待機と連通する大気口、下方には記録ヘッド102にインクを供給する供給口を、内部にはインクが充填された多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力により記録ヘッド102へ供給されるインクをわずかな負圧に維持している。尚、本実施形態においては、記録ヘッド102が色ごとに設けられている場合を例としているが、各色のインクを吐出するノズルを有する1個のヘッドでもよい。
キャリッジ101は、後方側(用紙搬送方向下流側)が主ガイドロッド107に摺動自在に装着され、前方側(用紙搬送方向上流側)が従ガイドロッド108に摺動自在に装着されている。そして、キャリッジ101を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ109で回転駆動される駆動プーリ110と従動プーリ111との間にタイミングベルト112が架け渡されている。タイミングベルト112とキャリッジ101とは固定されており、主走査モータ109の正逆回転によりキャリッジ101が往復駆動される。
一方、給紙カセットにセットされた用紙を記録ヘッド102の下方側に搬送するために、給紙カセット104から用紙Pを分離給装する給紙ローラ113及びフリクションパッド114と、用紙Pを案内するガイド部材115と、給紙された用紙Pを反転させて搬送する搬送ローラ116と、この搬送ローラ116の周面に押し付けられる搬送コロ117及び搬送ローラ116からの用紙Pの送り出し角度を規定する先端コロ118とが設けられている。搬送ローラ116は図示しない副走査モータによってギヤ列を介して回転駆動される。
キャリッジ101の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ116から送り出された用紙Pを記録ヘッド102の下方側で案内する用紙ガイド部材である印写受け部材119が設けられている。この印写受け部材119の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送コロ120、拍車121が設けられ、更に用紙Pを排紙トレイ106に送り出す排紙ローラ122及び拍車123と、排紙経路を形成するガイド部材124、125とが配置されている。
そして、用紙Pへの画像記録時には、インクジェットプリンタ1のコントローラが、キャリッジ101を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド102を駆動することにより、停止している用紙Pにインクを吐出して1走査分を記録し、用紙Pを所定量搬送後次の行の記録を行う。記録終了信号または、用紙Pの後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了させ用紙Pを排紙する。
記録ヘッド102は、上述したように複数設けられたノズルを夫々駆動するための駆動素子として圧電素子を含む。即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1においては、複数のノズル夫々からインク(液滴)を吐出させるための吐出力を生じさせるアクチュエータ素子として圧電素子が用いられる。この圧電素子に所定の駆動波形を印加することにより、夫々のノズルからインクの吐出が行われる。
また、キャリッジ101の移動方向右端側の記録領域を外れた位置には、記録ヘッド102の吐出不良を回復するための維持回復装置126が配置されている。維持回復装置126はキャップ手段と吸引手段とクリーニング手段を有している。キャリッジ101は、印字待機中においてこの維持回復装置126側に移動されてキャッピング手段で記録ヘッド102をキャッピングされる。これにより、吐出口部が湿潤状態に保たれ、インク乾燥による吐出不良が防止される。
また、記録ヘッド102は、記録途中などにおいて記録と関係しないインクを維持回復装置126に吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持する。詳細には、吐出不良が発生した場合等には、キャッピング手段が記録ヘッド102の吐出口(ノズル)を密封し、吸引手段がチューブを通して吐出口からインクとともに気泡等を吸い出し、吐出口面に付着したインクやゴミ等はクリーニング手段により除去され吐出不良が回復される。また、吸引されたインクは、本体下部に設置された廃インク溜(不図示)に排出され、廃インク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
次に、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の機能構成を説明する。図2は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の機能構成を例示するブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、コントローラ100、キャリッジ101、主走査モータ109、センサ群133、搬送ベルト135、維持回復モータ136、帯電ローラ137及び操作パネル138を含む。なお、以降、図1に示した構成と同一の構成には図1と同一の符号が付されている。
操作パネル138は、インクジェットプリンタ1に必要な情報の入力及び表示を行なうための操作部及び表示部として機能するユーザインタフェースである。キャリッジ101は、インクを吐出する記録ヘッド102及び記録ヘッド102を駆動するヘッドドライバ131が搭載されており、搬送ベルト135によって搬送される用紙に対して、用紙の搬送方向である副走査方向と直角な方向である主走査方向に動かされることにより、用紙の前面に対してインクを吐出して画像形成出力を行う。
主走査モータ109は、キャリッジ101を主走査方向に動かすための動力を供給するモータである。副走査モータ134は、画像の出力対象である用紙を搬送する搬送ベルト135に動力を供給するモータである。維持回復モータ136は、維持回復装置126を駆動するモータである。
センサ群133は、インクジェットプリンタ1における様々な情報を検知する各種センサであり、例えば、主走査モータ109及び副走査モータ134の回転を検知するための回転検知センサ、用紙の位置を検知するための光学センサ、装置内の温度を監視するためのサーミスタ、帯電ベルトの電圧を監視するセンサ、カバーの開閉を検知するインターロックスイッチ等である。帯電ローラ137は、搬送ベルト135を帯電させることにより、画像の出力対象である用紙を搬送ベルト135に吸着させるための静電力を発生させる。
コントローラ100は、インクジェットプリンタ1の動作を制御する制御部であり、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、NVRAM(Non Volatile RAM)14、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)15、ホストI/F16、印刷制御部17、モータ駆動部18、ACバイアス供給部19及びI/O20を含む。
CPU11は演算手段であり、コントローラ100各部の動作を制御する。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。RAM13は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU11が情報を処理する際の作業領域として用いられる。NVRAM14は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、制御プログラムや制御用のパラメータが格納される。
ASIC15は、画像形成出力に際して必要な画像処理を実行するハードウェア回路である。ホストI/F16は、PC(Personal Computer)等のホスト装置から描画データを受信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。I/O20は、センサ群133からの検出信号をコントローラ100に入力するためのポートである。
印刷制御部17は、キャリッジ101に含まれる記録ヘッド102を駆動制御するためのデータ転送手段、駆動波形を生成する駆動波形生成手段を含む。モータ駆動部18は、主走査モータ109及び副走査モータ134を駆動する。ACバイアス供給部19は、帯電ローラ137にACバイアスを供給する。
PC等の情報処理装置、イメージスキャナ等の画像読取装置、デジタルカメラ等の撮像装置といったホスト側からの描画データは、コントローラ100においてホストI/F16に入力され、ホストI/F16内の受信バッファに格納される。CPU11は、RAM13にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ホストI/F16に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC15を制御して必要な画像処理、データの並び替え処理等を行なう。その後、CPU11は、印刷制御部17を制御することにより、ASIC15において処理された描画データを、ヘッドドライバ131に転送する。
印刷制御部17は、上述した描画データをシリアルデータでヘッドドライバ131に転送するとともに、この描画データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、滴制御信号(マスク信号)などをヘッドドライバ131に出力する。また、印刷制御部17は、ROM12に格納されている駆動信号のパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動波形生成部及びヘッドドライバ131に与える駆動波形選択手段を含み、1の駆動パルス(駆動信号)或いは複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動波形を生成してヘッドドライバ131に対して出力する。
ヘッドドライバ131は、シリアルに入力される1行分の描画データに基づき、印刷制御部17から与えられる駆動波形を構成する駆動信号を、記録ヘッド102から液滴を吐出させるためのエネルギーを発生する駆動素子に対して選択的に印加することで記録ヘッド102を駆動する。このとき、ヘッドドライバ131は、駆動波形を構成する駆動パルスを選択することによって、例えば、大滴(大ドット)、中滴(中ドット)、小滴(小ドット)など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
ここで、キャリッジ101における記録ヘッド102の構成について説明する。図3は、本実施形態におけるキャリッジ101における記録ヘッド102の構成を模式的に示す図である。図3に示すように、本実施形態に係るキャリッジ101には、記録ヘッド102として、CNYK(Cyan,Magenta,Yellow,blacK)夫々の色毎に、記録ヘッド102K、102C、102M、102Yが搭載されている。
図4(a)は、図3の切断線AA´における断面図であり、図4(b)は、図3の切断線BB´における断面図である。図4(a)、(b)に示すように、本実施形態に係る記録ヘッド102は、例えば単結晶シリコン基板を異方性エッチングして形成した流路板151と、この流路板151の下面に接合した例えばニッケル電鋳で形成した振動板152と、流路板151の上面に接合したノズル板153とを接合して積層し、これらによって液滴(インク滴)を吐出するノズル154が連通する流路であるノズル連通路155及び圧力発生室である液室156、液室156に流体抵抗部(供給路)157を通じてインクを供給するための共通液室158に連通するインク供給口159などを形成している。
また、振動板152を変形させて液室156内のインクを加圧するための圧力発生手段(アクチュエータ手段)である電気機械変換素子としての2列の積層型圧電素子161と、この圧電素子161を接合固定するベース基板162とを備えている。なお、圧電素子161の間には支柱部163を設けている。この支柱部163は圧電素子部材を分割加工することで圧電素子161と同時に形成した部分であるが、駆動電圧を印加しないので単なる支柱となる。
さらに、圧電素子161には図示しない駆動ICを搭載したFPC(Flexible Printed Circuit)ケーブル164が接続されている。そして、振動板152の周縁部をフレーム部材165に接合し、このフレーム部材165には、圧電素子161及びベース基板162などで構成されるアクチュエータユニットを収納する貫通部166及び共通液室158となる凹部、この共通液室158に外部からインクを供給するためのインク供給穴167を形成している。
ノズル板153は各液室156に対応して直径10〜30μmのノズル154を形成し、流路板151に接着剤接合している。このノズル板153は、金属部材からなるノズル形成部材の表面に所要の層を介して最表面に撥水層を形成したものである。
圧電素子161は、圧電材料168と内部電極169とを交互に積層した積層型圧電素子であり、ここではPZT(PbZrO3−PbTiO3)素子である。この圧電素子161の交互に異なる端面に引き出された各内部電極169には個別電極170及び共通電極171が接続されている。なお、この実施形態では、圧電素子161の圧電方向として、図面上方への変位を用いて液室156内インクを加圧する構成としている。また、1つの基板162に1列の圧電素子161が設けられる構造とすることもできる。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば圧電素子161に印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電素子161が収縮し、振動板152が下降して液室156の容積が膨張することで、液室156内にインクが流入し、その後圧電素子161に印加する電圧を上げて圧電素子161を積層方向に伸長させ、振動板152をノズル154方向に変形させて液室156の容積/体積を収縮させることにより、液室156内の記録液が加圧され、ノズル154から記録液の滴が吐出(噴射)される。
そして、圧電素子161に印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板152が初期位置に復元し、液室156が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室158から液室156内に記録液が充填される。そこで、ノズル154のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
次に、印刷制御部17及びヘッドドライバ131の詳細を説明する。図5は、印刷制御部17及びヘッドドライバ131の機能構成を例示するブロック図である。図5に示すように、印刷制御部17は、上述したように、1印刷周期内に複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動波形(共通駆動波形)を生成して出力する駆動波形生成部201と、印刷画像に応じた2ビットの印字データ(階調信号0、1)と、クロック信号、ラッチ信号(LAT)、滴制御信号M0〜M3を出力するデータ転送部202とを備えている。
なお、滴制御信号は、ヘッドドライバ131の後述するスイッチ手段であるアナログスイッチ215の開閉を滴毎に指示する2ビットの信号であり、共通駆動波形の印刷周期に合わせて選択すべき波形でHレベル(ON)に状態遷移し、非選択時にはLレベル(OFF)に状態遷移する。
ヘッドドライバ131は、データ転送部202からの転送クロック(シフトクロック)及びシリアル印字データ(階調データ:2ビット/CH)を入力するシフトレジスタ211と、シフトレジスタ211の各レジスト値をラッチ信号によってラッチするためのラッチ回路21と、階調データと滴制御信号M0〜M3をデコードして結果を出力するデコーダ213と、デコーダ213のロジックレベル電圧信号をアナログスイッチ215が動作可能なレベルへとレベル変換するレベルシフタ214と、レベルシフタ214を介して与えられるデコーダ213の出力でオン/オフ(開閉)されるアナログスイッチ215とを備えている。
このアナログスイッチ215は、各圧電素子161の選択電極(個別電極)170に接続され、駆動波形生成部201からの共通駆動波形が入力されている。したがって、シリアル転送された印字データ(階調データ)及び滴制御信号M0〜M3をデコーダ213でデコードした結果に応じてアナログスイッチ215がオンされることにより、共通駆動波形を構成する所要の駆動信号が通過して(選択されて)圧電素子161に印加される。すなわち、印刷制御部17は、アクチュエータ素子である圧電素子161を駆動するための駆動信号を第1の駆動信号として出力する第1の信号出力部として機能する。
次に、駆動波形の一例について説明する。図6及び図7は、ヘッドドライバ131の駆動信号を例示する図である。駆動波形生成部201からは1印刷周期(1駆動周期)内に、図6に示すように、基準電位Veから立ち下がる波形要素と、立下り後の状態から立ち上がる波形要素などで構成される、8個の駆動パルスP1ないしP8からなる駆動信号(駆動波形)を生成して出力する。1印刷周期は、最大の駆動周波数により決まる。一方、データ転送部202からの滴制御信号M0〜M3によって使用する駆動パルスを選択する。
データ転送部202からの滴制御信号M0〜M3によって、小滴(小ドット)を形成するときには図7(a)に示すように駆動パルスP1を選択し、中滴(中ドット)を形成するときには図7(b)に示すように駆動パルスP4ないしP6を選択し、大滴(大ドット)を形成するときには図7(c)に示すように駆動パルスP2ないしP8を選択し、微駆動の(滴吐出を伴わないでメニスカスを振動させる)ときには図7(d)に示すように微駆動パルスP2を選択して、それぞれ記録ヘッド102の圧電素子161に印加させるようにする。
このようなインクジェットプリンタ1において、圧電素子161を駆動するための駆動経路による駆動波形の鈍りや電圧降下によるインクの吐出状態の変動を抑制するための駆動回路の構成が本実施形態に係る要旨である。
次に、記録ヘッド102の複数のノズルからのインクの吐出を制御する駆動波形を実現するための駆動回路の構成を説明する。図8は、本実施形態に係る駆動回路と比較のための従来の駆動回路を例示する図である。図9は、本実施形態に係る駆動回路を例示する図である。図8及び図9に示すように、従来の駆動回路は、インクジェットプリンタ1のコントローラ側基板、配線基板及びキャリッジ側基板から構成される。
図8及び図9に示したキャリッジ側基板は、図2に示した記録ヘッド102の基板であり、図5に示したアナログスイッチ215及び圧電素子161から構成される。図8及び図9に示すように、キャリッジ側基板は、複数の圧電素子161−1〜161−n(nは1以上の整数であり常に同じ数であるとは限らない)及び各圧電素子への信号の印加状態を切り替えるスイッチ215−1〜215−nを含む。すなわち、図8及び図9に示した駆動回路の例において、記録ヘッド102は、各色n個のノズルすなわちnチャンネルで構成される。
図9に示したキャリッジ側基板は、上述した構成の負極側に、駆動信号源231及びキャパシタ232が追加された構成をとる。この構成が本実施形態に係る要旨である。詳細は後述する。
図8及び図9に示したコントローラ側基板は、図2に示したコントローラ100の基板であり、図5に示した印刷制御部17の駆動波形生成部201及び抵抗R1を含む。駆動波形生成部201は、配線基板及びキャリッジ側基板の正極側の配線経路(充放電経路)を介して、各スイッチ215−1〜215−nのうちオンされているスイッチ215に接続されている圧電素子161に共通駆動波形を構成する駆動信号を印加する。すなわち、駆動波形生成部201は、アクチュエータ素子である圧電素子161を駆動するための駆動信号を第1の駆動信号として出力する第1の信号出力部として機能する。
また、図8及び図9に示すように、配線基板は、例えば、正極側に抵抗R2〜R5及びインダクタL1、L2、負極側に抵抗R6〜R9及びインダクタL3、L4が配置されて構成される。
図10は、図8に示した駆動回路において各圧電素子161を駆動する際の駆動波形及び駆動回路を流れる駆動電流波形を例示する図である。具体的には、図10は、図8に示した駆動回路において駆動波形生成部201により生成される駆動波形(以降、駆動電圧(正極)とする)、正極側を流れる電流(以降、駆動電流(正極)とする)の波形、負極側を流れる電流である負極側電流(以降、駆動電流(負極)とする)の波形及び、圧電素子161に実際に印加される電圧である正極負極間駆動電圧を例示する図である。
図8に示した駆動回路においては、図10に示した駆動電圧(正極)が駆動回路に印加されると、図10に示した駆動電流(正極)が正極側の配線経路を流れ、スイッチ215がオンされている圧電素子161への正極側からの充放電が行われる。これに伴い、図10に示した駆動電流(負極)が負極側の配線経路を流れ、スイッチ215がオンされている圧電素子161への負極側からの充放電が行われる。
図10に示すように、駆動電流(正極)と駆動電流(負極)とは反転した波形であり、正極負極間駆動電圧は、駆動電圧(正極)と同じである。そのため、スイッチ215がオンされている圧電素子161には、駆動波形生成部201により生成された駆動波形と同じ波形を構成する駆動信号が印加される。
しかしながら、これは理論上の動作であり、実際には、図10に示した駆動電圧(正極)は、図8及び図9に示した配線基板の回路構成(回路の抵抗値、インダクタンス値、経路長等)によって鈍りや電圧降下が生じる場合がある。この場合、図10に示した駆動電圧(正極)が各圧電素子161に共通して印加されたとしても、圧電素子161に実際に印加される正極負極間駆動電圧は、図10に示したように駆動電圧(正極)と同じにはならない。その結果、例えば、形成された画像の画質が低下したり、維持回復装置126へインクを吐出する場合であってもインクが十分に吐出されずインク粘度が高くなったりする。
図9に示した駆動信号源231及びキャパシタ232は、このような課題を解決するための構成である。駆動信号源231は、予め定められた波形の変動制御信号を生成する。駆動信号源231により生成された駆動信号(以降、「変動制御信号」とする)がキャパシタ232に印加されて充放電が行われると、キャパシタ232から流れる電流(以降、「変動電流」とする)が、駆動電流(負極)に重畳される。
図11は、図9に示した駆動回路において各圧電素子161を駆動する際の駆動波形及び駆動回路を流れる駆動電流波形を例示する図である。具体的には、図11は、図9に示した駆動回路において駆動波形生成部201により生成される駆動電圧(正極)、駆動信号源231により生成される変動制御信号、変動制御信号により負極側に印加される電圧(以降、「変動電圧(負極)」とする)、駆動電流(正極)、駆動電流(負極)、正極負極間電圧を例示する図である。
図9に示した駆動回路においては、図11に示した駆動電圧(正極)が駆動回路に印加されると、図11に示した駆動電流(正極)が正極側の配線経路を流れ、スイッチ215がオンされている圧電素子161への正極側からの充放電が行われる。これに伴い、図10に示した駆動電流(負極)が負極側の配線経路を流れ、スイッチ215がオンされている圧電素子161への負極側からの充放電が行われる。
また、図9に示した駆動回路においては、駆動信号源231により図11に示した変動制御信号が生成されて変動電圧(負極)がキャパシタ232に印加されると、キャパシタ232への充放電が行われる。そして、キャパシタ232から流れる電流が負極側に流れる図10に示した駆動電流(負極)に重畳されて、図11に示した駆動電流(負極)が負極側の配線経路を流れる。
そのため、スイッチ215がオンされている圧電素子161には、駆動波形生成部201により生成された駆動波形とは異なる波形を構成する図11に示した正極負極間電圧が印加される。すなわち、駆動信号源231は、電気的に容量性であるアクチュエータ素子において駆動波形生成部201により生成された第1の駆動信号に基づく電圧が印加される側とは反対側に、アクチュエータ素子を駆動するための第2の駆動信号を出力する第2の信号出力部として機能する。
なお、駆動信号源231により生成される変動制御信号の大きさやタイミングは、例えば、駆動波形生成部201を含む印刷制御部17である信号出力部からアクチュエータ素子である圧電素子161までの駆動経路の構成(駆動回路上の配線の長さ、駆動回路上の抵抗値、インダクタンス値等)に基づいて設定される。本実施形態においては、例えば、図11に示した駆動電圧(正極)の立ち上がり後の保持期間のうちの1つ目のタイミングで変動電流が駆動電流(負極)に重畳される場合を例としている。その他、駆動回路の状態に応じて、立ち上がり後の保持期間のうちの2つ目のタイミングで変動電流が駆動電流(負極)に重畳されてもよいし、両方のタイミングで変動電流が駆動電流(負極)に重畳されてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、記録ヘッド102の各ノズルを駆動する各圧電素子161に共通の駆動信号を選択的に印加する際に、負極側で生成した変動電圧により流れる変動電流を負極側の駆動電流に重畳させる。これにより、圧電素子161を駆動するための駆動経路の影響により駆動波形の鈍りや電圧降下が起こった場合であっても、正極側で設定された駆動信号に対して負極側から変動を起こすことで、正極負極間においては所定の電圧変化パターンを確保することができるので、圧電素子を駆動するための駆動経路の影響による液滴の吐出状態の変動を抑制することが可能になる。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、正極側で設定された駆動信号に対して負極側から変動を起こして、変動電流を負極側の駆動電流に重畳させるので、正極側で設定される駆動信号の電圧を上げることなく、液滴の吐出状態の変動を抑制することが可能になる。
また、本実施形態においては、キャパシタ232により電流を制御して負極側の変動電圧を生成するので、変動電圧を直接印加することで正極側の駆動電流と負極側の駆動電流とが短絡に等しくなり駆動回路に大電流が流れることを防止することができる。例えば、配線基板における抵抗値が0.1Ω、インダクタンス値が50nHである場合、キャパシタ232を用いた場合の駆動電流は2A以下であるが、変動電圧を直接印加する場合の駆動電流は10A以上の大電流となる。また、配線基板における抵抗値及びインダクタンス値がさらに小さい場合、変動電圧を直接印加する場合の駆動電流はさらに大きくなる。
なお、上記実施形態においては、負極側の変動制御信号(変動信号)の生成に駆動信号源231が用いられる場合を例として説明したが、その他、駆動信号源231の代わりにチャージポンプ回路が用いられてもよい。
また、上記実施形態においては、第1の信号出力部である駆動波形生成部201が所定の電圧変化パターンを有する信号を第1の駆動信号として出力し、第2の信号出力部である駆動信号源231が所定の電圧変化パターンを補助するための信号を第2の駆動信号として出力する場合を例として説明した。すなわち、上記実施形態において、駆動信号源231は、駆動波形生成部201により生成された駆動波形(第1の駆動信号)の鈍りや電圧降下が起こった場合に駆動信号を補正する第2の駆動信号を出力する。
その他、駆動波形生成部201及び駆動信号源231は、互いに符号が反転された信号を第1の駆動信号と第2の駆動信号として出力してもよい。これにより、駆動波形生成部201は、従来よりも低電圧で波形の鈍り等の影響を受けにくい第1の駆動信号を出力したとしても、第1の駆動信号と符号が反転された第2の駆動信号を出力することで、正極負極間においては所定の電圧変化パターンを確保することができる。したがって、このような構成によっても、圧電素子を駆動するための駆動経路の影響による液滴の吐出状態の変動を抑制することが可能になる。
また、本実施形態は、図1に示したインクジェットプリンタ1であるシリアル方式の画像形成装置に限らず、隣接するヘッドの端部ノズルを重複させて配置し、重複部分の画像を重複ノズルでドットを打ち分けて形成するオーバーラップ処理が実施するライン方式の画像形成装置や繋ぎヘッド構成をもつシリアル方式の画像形成装置にも同様に適用可能である。また、本実施形態は、インクジェット方式による画像形成装置に限らず、ノズルから液滴を吐出する液滴吐出装置に対しても同様に適用可能である。
1 インクジェットプリンタ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 NVRAM
15 ASIC
16 ホストI/F
17 印刷制御部
18 モータ駆動部
19 ACバイアス供給部
20 I/O
100 コントローラ
101 キャリッジ
102 インクジェットヘッド
103 インクカートリッジ
104 給紙カセット
105 手差しトレイ
106 排紙トレイ
107 主ガイドロッド
108 従ガイドロッド
109 主走査モータ
110 駆動プーリ
111 従動プーリ
112 タイミングベルト
113 給紙ローラ
114 フリクションパッド
115 ガイド部材
116 搬送ローラ
117 搬送コロ
118 先端コロ
119 印写受け部材
120 搬送コロ
121 拍車
122 排紙ローラ
123 拍車
124 ガイド部材
126 維持回復装置
131 ヘッドドライバ
133 センサ群
134 副走査モータ
135 搬送ベルト
136 維持回復モータ
137 帯電ローラ
138 操作パネル
151 流路板
152 振動板
153 ノズル板
154 ノズル
155 連通路
156 液室
157 流体定航部
158 共通液室
159 インク供給口
161 圧電素子
162 ベース基板
163 支柱部
164 FPCケーブル
165 フレーム部材
166 貫通部
167 インク供給穴
168 圧電素材
169 内部電極
170 個別電極
171 共通電極
201 駆動波形生成部
202 データ転送部
211 シフトレジスタ
212 ラッチ回路
213 デコーダ
214 レベルシフタ
215 アナログスイッチ
231 駆動信号源
232 キャパシタ
特開2013−059917号公報

Claims (4)

  1. 液滴を吐出するノズルを有する液滴吐出装置であって、
    前記ノズルから液滴を吐出させるための吐出力を生じさせるアクチュエータ素子と、
    前記アクチュエータ素子を駆動するための第1の駆動信号を出力する第1の信号出力部と、
    電気的に容量性である前記アクチュエータ素子において前記第1の駆動信号に基づく電圧が印加される側とは反対側に、前記アクチュエータ素子を駆動するための第2の駆動信号を出力する第2の信号出力部と
    を含むことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 第1の信号出力部は、前記アクチュエータ素子を駆動するための予め定められた電圧変化パターンを有する信号を前記第1の駆動信号として出力し、
    第2の信号出力部は、前記予め定められた電圧変化パターンを補助するための信号を前記第2の駆動信号として出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記第1の駆動信号と前記第2の駆動信号とは、符号が反転された信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置によって液滴を吐出して画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
JP2014184487A 2014-09-10 2014-09-10 液滴吐出装置及び画像形成装置 Pending JP2016055549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184487A JP2016055549A (ja) 2014-09-10 2014-09-10 液滴吐出装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184487A JP2016055549A (ja) 2014-09-10 2014-09-10 液滴吐出装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016055549A true JP2016055549A (ja) 2016-04-21

Family

ID=55756476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014184487A Pending JP2016055549A (ja) 2014-09-10 2014-09-10 液滴吐出装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016055549A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021017016A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 セイコーエプソン株式会社 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP2021066164A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 株式会社リコー 液体吐出装置
US11633950B2 (en) 2020-03-04 2023-04-25 Ricoh Company Ltd. Image forming apparatus, droplet discharge control method, and storage medium

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021017016A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 セイコーエプソン株式会社 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP7379900B2 (ja) 2019-07-22 2023-11-15 セイコーエプソン株式会社 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP2021066164A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 株式会社リコー 液体吐出装置
JP7358910B2 (ja) 2019-10-28 2023-10-11 株式会社リコー 液体吐出装置
US11633950B2 (en) 2020-03-04 2023-04-25 Ricoh Company Ltd. Image forming apparatus, droplet discharge control method, and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4815364B2 (ja) 液体吐出装置、画像形成装置
JP6119129B2 (ja) インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP4679327B2 (ja) 画像形成装置
JP5824928B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP4408608B2 (ja) ヘッド駆動制御装置及び画像記録装置
US8955932B2 (en) Image forming apparatus and head drive control method
JP5954566B2 (ja) 画像形成装置
JP2017087601A (ja) 液体を吐出する装置、圧電アクチュエータを駆動する装置
JP2008062526A (ja) 画像形成装置
JP2016055549A (ja) 液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2014058095A (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2021138043A (ja) 画像形成装置
JP2017206004A (ja) 駆動波形生成装置、液体を吐出する装置
JP5966415B2 (ja) 画像形成装置
JP2016165819A (ja) 液滴吐出装置及び画像形成装置
JP6233690B2 (ja) 液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2008036947A (ja) 液体吐出装置および液体吐出方法
JP2016078361A (ja) 液滴吐出装置、画像形成装置、液滴吐出装置の制御方法及び液滴吐出装置の制御プログラム
JP6432229B2 (ja) 画像形成装置及びヘッド駆動制御方法
JP6048098B2 (ja) 液体吐出ヘッドの駆動方法及び画像形成装置
US11633950B2 (en) Image forming apparatus, droplet discharge control method, and storage medium
JP2012125998A (ja) 画像形成装置
JP7358910B2 (ja) 液体吐出装置
JP2017019157A (ja) 液体を吐出する装置及びヘッド駆動制御方法
JP4662830B2 (ja) 画像形成装置