JP6027696B2 - 果実風味が付与された飲料 - Google Patents

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Description

本発明は、果実風味が付与された飲料、特に、果実風味が付与されているが水のように無色透明な飲料に関する。
消費者の健康意識、天然・自然志向を背景に、フレーバードウォーター(flavored water)の人気が高まっている。フレーバードウォーターとは、ミネラルウォーターに香料やエキス、1%程度の果汁などのフレーバーを加えた飲料で、ニアウォーターとも呼ばれる水のような外観の飲料である。
ここで、フレーバードウォーター、特にニアウォーターのような、水のように無色透明でありながら果実などの風味を有しているものは、喉が渇いたとき、特に、がぶ飲みしたいときに飲める飲料として「水の代わり」に飲用されるが、市販のニアウォーターは、人工的な香りがしたり甘みがくどかったりして、「水の代わり」とは違うと評価されることが多く、或いは薄味で水っぽくドリンカビリティに欠けるという指摘があった。
ところで、人間が感じる香りは、鼻先香(オルソネーザルアロマともいう)と、口中香(レトロネーザルアロマともいう)の2つに分けられると言われている。前者は、鼻先から鼻腔内に吸気に乗って入ってくる香りであり、後者は、食べ物を口に入れた際に喉から鼻に抜ける香りである。口中香は、「戻り香」とも呼ばれ、食品そのものを噛んだときに生ずる香りが喉から鼻を通じて戻ってきたものや、食品を口中に入れたときに唾液中にある様々な酵素と反応して新たに生成される香りなども含まれる。「戻り香」に注目した飲料として、ワイン風味を有する清涼飲料において飲み込んだ後の果実香の余韻を向上させることが提案されている(特許文献1)
特開2012−000032号公報
PETボトルのような再栓可能な容器に詰められたフレーバードウォーターは、消費者が容器に直接口をつけて飲用し、水の代わりにこまめに摂取されることが想定される。PETボトルのような開口部の狭い容器から直接に飲んだ場合には、開口部の広いコップ等を用いて飲用する場合とは異なり、鼻先香を感じることができないため、口中香が重要視される。しかし、フレーバードウォーターで口中香に着目した飲料は開発されていない。フレーバードウォーター、特に、水のような無色透明な外観を有するものは、後述するように、その水のような外観を維持させるために、設計上、様々な制約が存在し、無色透明の飲料において特定の香り(口中香)を増強させることは、容易ではない。
本発明は、水のように無色透明であるにもかかわらず、たとえPETボトルのような開口部の狭い容器から直接に飲んだ場合であっても、天然の果実のようなフレッシュな香りと味わいを感じることができる飲料を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、果実香料を配合して得られる果実風味が付与された飲料において、特定の香気成分を特定の範囲の濃度となるように含有させることにより、無色透明でありながら、天然の果実を想起させるフレッシュな香り豊かな「戻り香」を奏する飲料となることを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、以下を包含するが、これらに限定されない。
(1) 果実香料を配合して得られる果実風味が付与された飲料であって、以下の要件(A)及び(B):
(A)香気成分としてバレンセン及びリナロールを含み、以下の式を満たす
X≧0.01
Y≧3.1X+0.85
(X:バレンセンの濃度,Y:リナロールの濃度(mg/L))
(B)飲料の液色が、以下を満たす
波長660nmにおける吸光度≦0.06、
純水を基準とした場合のΔE値(色差)≦3.5
を満たす飲料。
(2) 純水を基準とした場合のΔE値(色差)が1.2以下である、上記(1)に記載の飲料。
(3) さらに、Y≦75X−2.0を満たす、上記(1)または(2)に記載の飲料。
(4) リナロールの量が4.0mg/L以下である、上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の飲料。
(5) バレンセンの量が0.2mg/L以下である、上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の飲料。
(6) さらに、甘味成分を含有し、飲料のBrix値が3.0〜6.0である、上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の飲料。
(7) 飲み口となる開口部が1200mm以下となる容器に詰められた容器詰飲料である、上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の飲料。
本発明によれば、水のように無色透明でありながら、飲用した際に果実の香り(戻り香)を鮮明に感じることができる飲料を提供することができる。戻り香を感じやすいため、本発明の飲料は、PETボトルのような消費者が容器に直接に口をつけて飲用することがある開口部の狭い容器(一般に戻り香を感じにくい)に詰めるのにも適しているといえる。
実施例に記載の試作品1〜20及び市販品1について、バレンセンの濃度をx軸、リナロールの濃度をy軸とし、香りの強さの評価において4点以上を「◎」、3.5点以上4点未満を「○」、3点以上3.5点未満を「△」、3点未満を「×」としてプロットしたものである。図1のグラフ中の直線は、y=3.1x+0.85を表す。 実施例に記載の試作品1〜20及び市販品1について、バレンセンの濃度をx軸、リナロールの濃度をy軸とし、飲料としての総合的な好ましさの評価において4点以上を「◎」、3.5点以上4点未満を「○」、3点以上3.5点未満を「△」、3点未満を「×」としてプロットしたものである。図2のグラフ中の2本の直線は、y=3.1x+0.85と、y=75x−2.0を表す。
(果実風味が付与された飲料)
本発明の果実風味が付与された飲料とは、オレンジ、ミカン、マンダリン等のミカン科カンキツ属の果実の風味を有する飲料をいう。果実風味を付与するために、本発明の飲料には、柑橘果実の風味を呈する香料(本明細書中、「果実香料」ともいう)を配合する。果実香料は、果汁及び香油のような天然源から得てもよいし、合成してもよい。また、果汁そのものを香料成分として使用してもよい。果汁を用いる場合、飲料の液色への影響を考慮して透明化処理を施した透明果汁を使用することが好ましい。果汁は、脱色処理が施されていてもよい。液色を無色透明に維持すること、さらにその液色を保存時など長期にわたって維持することを考慮すれば、透明果汁を5%以下、好ましくは2%以下、より好ましくは1.5%以下、特に好ましくは1.0%以下の濃度で使用する。果汁の種類としては、オレンジ、ミカン等の柑橘類果汁が選択される。
果実香料を配合して得られる本発明の飲料は、香気成分として少なくともバレンセンとリナロールを含む。バレンセンは、(1R)−1,2,3,5,6,7,8,8a−オクタヒドロ−1,8aα−ジメチル−7β−イソプロペニルナフタレン(分子式C1524、CAS番号4630−07−3)である。リナロールは、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3−オール(分子式C1018O、CAS番号78−70−6)である。バレンセンはオレンジの精油中などに見られる成分であり、リナロールはローズウッド、ラベンダー、ベルガモット、コリアンダーなどの様々な植物の精油中に見られる成分である。
本発明の飲料は、バレンセンの濃度をX(mg/L)、リナロールの濃度をY(mg/L)としたときに、「X≧0.01」及び「Y≧3.1X+0.85」の式を満たす濃度で、バレンセンとリナロールとを含む。バレンセンとリナロールとが、上記式の範囲内にあると、飲料を口に含んだ際に口から鼻へと抜ける「戻り香」が顕著に感じられるようになる。特に、XとYとが「Y≧3.1X+0.85」かつ「Y≦75X−2.0」の範囲内にあると、戻り香の豊かさに加え、天然の果実のような果実らしい味わいがより感じられるようになる。ここで、天然の果実のような果実らしい味わいとは、搾りたてのオレンジのようなフレッシュで爽やかな香り、すなわち柑橘類果実を食べる場合の剥皮時に飛散する精油の香りや、果実の爽やかな甘みをいう。
本発明の飲料が豊かな戻り香を有するメカニズムは不明であるが、飲料を口に含んだ際に、飲料中のバレンセンやリナロール等の成分が咀嚼運動、口中の温度や湿度により喉から鼻を通じて戻ってきている可能性がある。後述する参考例に示すように、市販の柑橘風味の飲料(市販品1:フレーバードウォーター、市販品2〜4:オレンジ果実飲料)では、バレンセン及びリナロールが「Y≧3.1X+0.85」の式を満たす濃度で含まれているものはなかった。なお、飲料中のバレンセンとリナロールの濃度は、後述の実施例に記載するガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)を用いる方法によって測定することができる。
飲料中のバレンセンの濃度[X]は、好ましくは0.04mg/L以上であり、より好ましくは0.07mg/L以上である。柑橘を特徴づける香りの成分としてオレンジ風味の飲料にバレンセンを含む果実香料が配合されることが多い(特開2009−203438号公報(実施例1、6)参照)が、本発明者らの検討によると、無色透明の飲料においてバレンセン濃度が高いと、酸素や光によって着色や香りの変化が起こり、飲料の長期間の保存(特に透明容器での長期保存)の際に問題となることがある。本発明のバレンセン及びリナロールを含有する飲料は、相乗的に果実感が高まることから、バレンセン濃度を低く抑えることができる。したがって、本発明の飲料における好ましいバレンセンの濃度は0.2mg/L以下であり、より好ましくは0.15mg/L以下である。
また、リナロールは、保存中に消失することが知られている成分である(東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,25,35-47,(2004))が、本発明者らの検討によると、少量のバレンセンを併用することにより、保存中のリナロールの力価の低下を抑制することができる。このように、バレンセンの濃度をX(mg/L)、リナロールの濃度をY(mg/L)としたときに、「X≧0.01」及び「Y≧3.1X+0.85」を満たす飲料は、豊かな戻り香を有する飲料であり、かつ、この風味が長期保存中も維持される飲料である。飲料中のリナロールの濃度は、バレンセンの濃度に対して上記式を満たすような濃度に設定されるが、リナロールの濃度が4.0mg/Lを超えると後味にえぐみが出る傾向があるので、好ましくは4.0mg/L以下である。戻り香の華やかさと果実らしい味わいの観点からは、バレンセンとリナロールとが上記の式を満たす濃度範囲にあり、バレンセンが0.07〜0.15mg/Lであり、リナロールが1.5〜2.5mg/Lであるのが最も好ましい。
飲料中のバレンセンとリナロールの濃度は、用いる果実香料(果汁を含む)の種類や量などによって、調整することができる。
バレンセン及びリナロールの合計量は、香気成分の全量に対し、10〜35%含まれるのが好ましい。ここでいう香気成分とは、容器詰め飲料に含まれる揮発性の低分子有機化合物で、果実風味の飲料の香りに影響を与える代表的な化合物群を示す。果実風味の香りに影響を与える化合物群には、リモネン、リナロール等のテルペノイド類、ヘキサナール、オクタナール等のアルデヒド類、その他含酸素化合物であるアルコール類やケトン類、エステル類等が挙げられる。ここでいう香気成分の全量とは、エチルブチレート、ヘキサノエート、ミルセン、リモネン、シトラール等、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)による定量分析法を用いて測定される、上記に列挙した化合物群の合計量を指す。
(無色透明な飲料)
従来、水の無色透明の外観や後味のすっきりさを維持しながら、天然の果実のような果実らしい味わいを水に付与することは、容易ではなかった。例えば、混濁果汁を水に添加する場合、水が若干白濁し、透明ではなくなる。また、混濁果汁由来のパルプ分などの影響で、後味のすっきりさが失われる。透明度を維持するために透明果汁を水に添加する場合、水に色がつき、無色ではなくなる。また、果汁の透明化処理により果実由来の混濁成分が除去されているため、本物の果実らしさが減少する。透明果汁を、水に色がつかない程度に極めて少量添加する場合、さらに薄味となり、本物の果実のような爽やかな風味が得られない。また、果汁は、透明果汁であっても、経時的に褐変して無色ではなくなることがある。果実の甘みを再現するために糖分を用いると、後味のすっきりさが失われる傾向がある。果汁や糖分に代えて香料だけを用いる場合、香りだけが増強されて、味とのバランスが悪くなる。このような困難性から、無色透明の外観と天然の果実のような果実らしい味わいとを両立したフレーバードウォーターは存在していなかった。
一方、本発明の飲料は、水のように無色透明な外観であり、後味がすっきりとしていながら、果実の爽やかな甘みと香りを戻り香として知覚できるという特徴を有する、PETボトルのような開口部の狭い容器から直接に飲んだ場合であっても、天然の果実のようなフレッシュな香りと味わいを感じることができる新しい飲料である。
ここで「飲料が透明である」とは、いわゆるスポーツドリンクのような白濁や、混濁果汁のような濁りがなく、水のように視覚的に透明な飲料であることをいう。飲料の透明度は、例えば、液体の濁度を測定する公知の手法を用いることにより、数値化することもできる。例えば、紫外可視分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製)など)を用いて測定した波長660nmにおける吸光度が、0.06以下であるものを「透明」と呼ぶことができる。
また、「飲料が無色である」とは、視覚的に認知できる色がついていない飲料であることをいう。飲料の色は、例えば、物体の色差を測定する公知の手法を用いることにより、数値化することもできる。例えば、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製)など)を用いて純水を基準として測定した際の透過光のΔE値が3.5以下である場合を「無色」と呼ぶことができる。好ましくはΔE値は2.3以下であり、最も好ましくは1.2以下である。
(その他成分)
本発明の飲料には、果実香料に加えて甘味成分を配合すると、天然の果実のような果実らしい味わいがより感じられるようになる。甘味成分としては、甘味を付与する成分であればどのようなものでも使用でき、果糖、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖、麦芽糖、ショ糖、高果糖液糖、糖アルコール、オリゴ糖、はちみつ、サトウキビ搾汁液(黒糖蜜)、水飴、ステビア末、ステビア抽出物、羅漢果末、羅漢果抽出物、甘草末、甘草抽出物、ソーマトコッカスダニエリ種子末、ソーマトコッカスダニエリ種子抽出物などの天然甘味料や、アセスルファムカリウム、スクラロース、ネオテーム、アスパルテーム、サッカリンなどの人工甘味料などを用いることができる。中でもすっきりさ、飲みやすさ、自然な味わい、適度なコク味の付与の観点から、天然甘味料を用いることが好ましく、特に、果糖、ぶどう糖、麦芽糖、ショ糖、砂糖が好適に用いられる。これら甘味成分は一種類のみ用いてもよく、また複数種類を用いてもよい。
甘味成分を配合する場合、飲料のBrix値が3.0〜6.0、好ましくは、4.3〜4.7となるように配合する。ここで、Brixとは、糖用屈折計示度として測定される値である。この範囲にある本発明の飲料は、長期間保存しても、清涼感や爽快感が希薄にならず、特に飲用後半に嫌な後味が残りにくく、口中におけるスッキリ感に優れる。また、酸素透過性の容器に詰められた場合や、透明容器に詰められて照明下に置かれた場合であっても飲料の外観が経時的に変化しにくく、酸素透過下で光照射下であっても無色透明な液色の安定性に優れる。上記の範囲を外れると、飲料の風味にまとまりがなくなることがある。
その他、本発明の飲料には、果実風味を有し無色透明であることを妨げない範囲で、通常の飲料に用いられる酸味料、酸化防止剤、塩類、香料、苦味料、栄養強化剤(ビタミン類など)、pH調整剤などを適宜添加することができる
(容器詰飲料)
本発明の飲料は、飲料の表面に対して開口部の狭い容器に詰めた状態で飲用した場合にも、香り(戻り香)を強く感じることができるという特徴を有することから、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器、いわゆるPETボトルのような、容器の開口部に直接口をつけて飲用することができるような容器に詰めるのに適している。
開口部の狭い容器とは、飲み口となる開口部が1200mm以下、好ましくは1000mm以下、より好ましくは900mm以下、特に好ましくは800mm以下の容器をいう。そのような開口部の狭い飲料用容器としては、キャップ(φ28mm、φ38mm)を備えたPETボトルやボトル缶、プルタブ式又はステイオンタブ式など蓋の一部のみが開口するパーシャルオープンエンドの缶蓋を備えるアルミ缶やスチール缶、ストローが付けられた紙パック、同じくストローが付けられたチルドカップなどが挙げられる。後述の実施例に示すように、通常、PETボトルやボトル缶のような開口部の狭い容器に飲料を詰めて飲用する場合には、コップのような開口部の広い容器を用いた場合と比べて、飲料の表面からの香りが鼻に直接には入りにくいため、香りが弱く感じられる傾向があるが、本発明の飲料は、開口部の狭い容器に詰められた場合であっても、ストレートジュースをコップで飲んだときのような果実のフレッシュな香りが感じられる。
本発明の飲料は、照明下に置かれた場合であっても無色透明さを維持することができるから、飲料の無色透明さを確認できる透明な容器、例えばPETボトルは、本発明の容器詰飲料の好ましい態様の一つである。特に、酸素透過性の透明容器であっても本発明の効果が維持される。
本発明の飲料は清涼感のある無色透明な液色であり、一度にゴクゴク飲める(がぶ飲みできる)高いドリンカビリティ(Drinkability)を有する。大量に飲んでも飽きずに美味しく飲めることから、350mL〜2000mL、好ましくは500mL〜1000mLとなる容器に詰めるのに適した飲料である。
以下に本発明を実施例を用いて説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(飲料中のバレンセンとリナロールの定量方法)
飲料(試料溶液)中のバレンセンとリナロールの濃度(mg/L)を、GC/MS測定装置を用いて、以下の方法により測定した:
バイアル瓶(容量20ml)に試料溶液を5ml入れ、1.5gのNaClを加え、40℃で20分の撹拌後、ヘッドスペース部の気相を1ml採取して、GC/MS測定に供した。得られた値より、試料溶液の容量当たりの各成分の質量を算出し、各成分の濃度とした。GC/MS測定条件は以下の通りである。
装置:GC:Agilent Technologies社製 GC6890N
MS:Agilent Technologies社製 5973inert
HS:Gerstel社製 MPS2
カラム:Inert Cap pure WAX 30m×0.25mmi.d. df=0.25μm
定量イオン:リナロール m/z=93、バレンセン m/z=161
温度条件:40℃(5分)〜10℃/分〜260℃
キャリアガス流量:He 1.2ml/分
注入法:スプリット 1:20
Inj温度:200℃
IF温度:260℃
イオン源温度:230℃。
(実施例1)
水にグラニュー糖を添加してBrix4.5に調整した溶液に、クエン酸を1.2質量%添加し、クエン酸三ナトリウムを加えてpHが3.6となるように調整した。これにリナロールとバレンセンのそれぞれを以下の表1に記載の濃度(単位:mg/L)となるように加えて試作品1〜19を調製した。得られた試作品1〜19はいずれも、「無色透明」の水のような外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度が0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEが1.2以下であった。これをPETボトルに充填し、PETボトルから直接に飲用した際の香りの強さ、果実らしい味わい、飲料としての総合的な好ましさについて、3名のパネラーにより、「5」を最もよい(香りが強い、味わいが強い、総合的に好ましい)、「1」を最も悪い(香りが弱い、味わいが弱い、総合的に好ましくない)ものとして、5から1の5段階で評価した。評価の平均点を表1に示す。また、この評価において平均点が4点以上を「◎」、3.5点以上4点未満を「○」、3点以上3.5点未満を「△」、3点未満を「×」としたものを、図1及び図2に示す。図1は、「香りの強さ」の評価結果、図2は「飲料としての総合的な好ましさ」の評価結果である。図1のグラフ中の直線は、y=3.1x+0.85を表しており、図2のグラフ中の2本の直線は、y=3.1x+0.85と、y=75x−2.0を表している。評価の平均点が3.5以上(すなわち、○と◎)は、合格といえる。
表1及び図1の結果より、バレンセンとリナロールとが、バレンセンの濃度をX(mg/L)、リナロールの濃度をY(mg/L)としたときに、「X≧0.01」かつ「Y≧3.1X+0.85」の式を満たす濃度である場合、PETボトルのような開口部の狭い容器から直接に飲用した場合であっても、香り(戻り香)が強く感じられることがわかる。
また、表1及び図2の結果より、バレンセンとリナロールとが、さらに、「Y≦75X−2.0」の式を満たす濃度である場合、戻り香の豊かさに加え、果実らしい味わいがより感じられるようになり、飲料としての総合的な好ましさが向上することがわかる。
(実施例2)
水に、果糖、グラニュー糖、果糖ぶどう糖液糖を添加してBrix4.2に調整した溶液に、クエン酸、クエン酸三ナトリウム、ビタミンCを合計酸度がクエン酸換算で0.14%になるように配合した。これに濃縮オレンジ果汁をストレート換算で1%となるように配合し、食塩、香料を加えて、試作品20を得た。試作品20のリナロールとバレンセンの量を上記の方法で測定した結果を表2に示す(単位:mg/L)。また、糖用屈折計を用いて測定したBrix値も表2に示す。得られた試作品20は、水のように「無色透明」の外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度が0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEが1.2以下であった。
試作品20を、コップにあけて飲んだ場合と、PETボトルに充填してPETボトルから直接に飲んだ場合とについて、実施例1と同様に、香りの強さ、果実らしい味わい、飲料としての総合的な好ましさを評価した。また、市販の果実(みかん)抽出物入りニアウォーター(市販品1)(水のように無色透明の外観である)についても、同様に、コップにあけて飲んだ場合と、PETボトルから直接に飲んだ場合とについて、各官能評価を行った。また、市販品1のバレンセンとリナロール量とを、上記の方法で測定し、Brix値を糖用屈折計で測定した。結果を表2、図1、及び図2に示す。
表2、図1、及び図2の結果より、バレンセンとリナロールとが、バレンセンの濃度をX(mg/L)、リナロールの濃度をY(mg/L)としたときに、「Y≧3.1X+0.85」の式を満たさない市販品1では、コップで飲んだ場合には果実らしい香りや味わいを感じることができるが、PETボトルから直接に飲んだ場合には香りも果実らしい味わいも弱まることがわかる。一方、「X≧0.01」かつ「Y≧3.1X+0.85」の式を満たす試作品20は、コップで飲んだ場合であっても、またPETボトルから直接に飲んだ場合であっても、果実の香りと味わいを強く感じることができることがわかる。特に、試作品20は、驚くべきことに、PETボトルから直接に飲んだ場合の方が、コップから飲む場合に比べて、香りの強さ、果実らしい味わい、総合評価のすべてについて評点が高くなるという結果が得られた。
試作品20は、水のように「無色透明」の外観でありながら、たとえPETボトル(開口部の狭い容器)で飲んだ場合でも、戻り香(口から鼻へと抜ける香り)を強く感じることができ、果実らしい味わいをしっかりと感じる飲料であった。また、飲んだときには果実らしい味わいをしっかりと感じられるが、甘みが長く口に残ることはなく、後味がすっきりとしていた。一方、市販品1は、コップで飲んだ場合には香りや果実らしい味わいが感じられるが、PETボトル(開口部の狭い容器)で飲んだ場合には、香り(戻り香)が弱くなり、果実らしい味わいも弱くなった。また、後味として、平坦な砂糖様の甘さが残った。
(参考例)
市販の通常のオレンジ果実飲料(果汁20〜100%、無色透明ではない)について(市販品2〜4)、バレンセンとリナロールとの量を上記の方法で測定した。また、Brixを糖用屈折計を用いて測定した。結果を表3に示す。
市販品2〜4(通常のオレンジ果実飲料、果汁20〜100%、無色透明ではない)のいずれも、市販品1と同様に、バレンセンの濃度をX(mg/L)、リナロールの濃度をY(mg/L)としたときに、「Y≧3.1X+0.85」の式を満たさない。

Claims (7)

  1. 果実香料を配合して得られる果実風味が付与された飲料であって、
    (A) 香気成分としてバレンセン及びリナロールを含み、バレンセンの濃度(X)が0.01〜0.2mg/L、リナロールの濃度(Y)が4.0mg/L以下であり、Y≧3.1X+0.85であり;
    (B) 飲料の液色について、波長660nmにおける吸光度≦0.06、かつ、純水を基準とした場合のΔE値(色差)≦3.5であり;
    (C) 透明な容器に充填されている上記飲料
  2. 純水を基準とした場合のΔE値(色差)が1.2以下である、請求項1に記載の飲料。
  3. さらに、Y≦75X−2.0を満たす、請求項1または2に記載の飲料。
  4. さらに、甘味成分を含有し、飲料のBrix値が3.0〜6.0である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料。
  5. 前記容器の飲み口となる開口部が1200mm以下であり、前記容器の容量が2000mL以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料。
  6. バレンセンの濃度が0.15mg/L以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の飲料。
  7. リナロールの濃度が2.5mg/L以下である、請求項1〜6のいずれかに記載の飲料。
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