JP6217012B1 - カフェイン含有無色透明飲料 - Google Patents

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Abstract

本発明は、カフェインを含有する無色透明な飲料であって、すっきりした味わいや爽やかな風味を損なわずにカフェインに由来する苦味が感じられにくい前記飲料を提供することを目的とする。カフェインを0.1〜60mg/100mL含有する無色透明な飲料に、ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖、並びにクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を配合し、酸度を0.04〜0.31g/100mLに調整し、前記酸度に対する前記糖の含有量の重量比を16〜250に調整し、炭素数が2又は3のアルコールを飲料に配合する。

Description

本発明は、カフェインを含有する無色透明飲料に関し、特に、カフェインに由来する苦味が感じられにくい無色透明飲料に関する。
近年、消費者の健康意識や天然・自然志向を背景に、フレーバードウォーター(flavored water)の人気が高まっている。フレーバードウォーターとは、ミネラルウォーター(ナチュラルミネラルウォーターを含む)などの水に甘味料、香料、エキス、果汁などの原料を加えた飲料で、ニアウォーターとも呼ばれる水のような外観の飲料である。フレーバードウォーターのような無色透明でありながら果実等の風味を有している飲料は、一般に、水の代わりに飲用できるようなすっきりとした味わいに加えてさわやかな風味を有しており、水と同程度、或いはそれ以上に飲みやすいという特徴を有している。
一方、カフェインは、コーヒーや緑茶などに含まれる成分であり、飲料中にある程度存在することで飲用時に心地良い刺激を与えることが知られている。また、カフェインには主な作用として覚醒作用があり、日中の眠気を低減させたり、集中力を向上させたりする効果があることが知られている。カフェインを含有する飲料はこれまでに多く報告されている(特許文献1〜5)。
しかしながら、カフェインは強い苦味を呈することから、配合する飲料の種類によっては消費者に好まれない味となることがある。カフェインの苦味を抑制する方法は以前より報告されており、例えば、増粘多糖類であるガティガム、グルテン、アラビアガム及び大豆多糖類がカフェインに由来する苦味を抑制することが知られている(特許文献6)。カフェインの苦味抑制方法は他にも報告されているが、特にフレーバードウォーターのような無色透明な飲料において効果的にカフェインの苦味を抑制する技術はこれまでに開示されていない。
特開2014−55号公報 特許第5313320号公報 特許第4745784号公報 特許第4903297号公報 特許第3082920号公報 特開2011−78363号公報
フレーバードウォーターのような透明飲料に適量のカフェインを配合することができれば、例えば起床時すぐに、或いは日中の仕事の合間や散歩の合間などに、手軽に飲みやすく、且つカフェインの効果が得られる飲料を提供できることが期待される。しかしながら、フレーバードウォーターのような無色透明な飲料では、水のように飲みやすくするため全体的に飲料の香味を弱く設定することが要求されており、特にカフェインのような強い苦味を呈する成分を配合した場合には、他の通常の飲料(例えば色のついた飲料や混濁した飲料)よりも苦味が目立ちやすくなることに本発明者らは気が付いた。
これまでにもカフェインの苦味を抑制する技術は多く報告されている。しかし、フレーバードウォーターのような無色透明な飲料では、一般に、水以外の配合成分の種類や量が比較的少ないことが特徴とされている。そのため、別の成分を添加すると飲料の香味のバランスが崩れやすくなり、すっきりした味わいや爽やかな風味といった飲料の美味しさを維持しながらカフェインの苦味を抑制することは、実際には困難であった。従来技術においても、たとえ苦味の抑制効果があったとしても、すっきりした味わいを維持することは十分ではなかった。
そこで本発明は、カフェインを含有する無色透明な飲料であって、すっきりした味わいや爽やかな風味を損なわずにカフェインに由来する苦味が感じられにくい前記飲料を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、所定量のカフェインを含有する無色透明な飲料において、特定の糖及び酸を配合し、飲料の酸度を調整し、さらに特定の糖の含有量と飲料の酸度との重量比を特定の範囲に設定することにより、すっきりした味わいや爽やかな風味を損なわずにカフェインに由来する苦味が感じられにくい無色透明な飲料を提供できることを見出した。さらに本発明者らは、炭素数が2又は3のアルコールを所定量飲料に配合すると、カフェインに由来する苦味の抑制効果がさらに高まることを見出した。これらの知見に基づき、本発明者らは本発明を完成させた。
本発明は、以下を包含するが、これらに限定されない。
(1)カフェインを0.1〜60mg/100mL含有し、
ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖を含有し、
クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を含有し、
酸度が0.04〜0.31g/100mLであり、
前記酸度に対する前記糖の含有量の重量比が16〜250であり、
炭素数が2又は3のアルコールを0.001〜0.5重量%含有し、
波長660nmの吸光度が0.06以下であり、
純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下である、飲料。
(2)容器詰め飲料である、(1)に記載の飲料。
(3)カフェインを0.1〜60mg/100mL含有し、
ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖を含有し、
クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を含有し、
波長660nmの吸光度が0.06以下であり、
純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下である飲料の製造方法であって、
酸度を0.04〜0.31g/100mLに調整する工程、
前記酸度に対する前記糖の含有量の重量比を16〜250に調整する工程、及び
炭素数が2又は3のアルコールを飲料に含有させる工程、
を含む、前記製造方法。
本発明によれば、すっきりした味わいや爽やかな風味を損なわずにカフェインに由来する苦味が感じられにくい無色透明な飲料を提供することができる。また、本発明により提供される飲料は、水のように飲みやすく、且つカフェインの効果を発揮する飲料である。
本発明の一態様は、
カフェインを0.1〜60mg/100mL含有し、
ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖を含有し、
クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を含有し、
酸度が0.04〜0.31g/100mLであり、
前記酸度に対する前記糖の含有量の重量比が16〜250であり、
炭素数が2又は3のアルコールを0.001〜0.5重量%含有し、
波長660nmの吸光度が0.06以下であり、
純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下である、飲料である。
(カフェイン)
本発明の飲料は、カフェインを含有する。また、本発明の飲料におけるカフェインの含有量は0.1〜60mg/100mLである。本発明の飲料におけるカフェインの含有量は、好ましくは、0.5mg/100mL以上、1mg/100mL以上、2mg/100mL以上、3mg/100mL以上、4mg/100mL以上、5mg/100mL以上、6mg/100mL以上、7mg/100mL以上、8mg/100mL以上、9mg/100mL以上、又は10mg/100mL以上であり、50mg/100mL以下、40mg/100mL以下、30mg/100mL以下、20mg/100mL以下、19mg/100mL以下、18mg/100mL以下、17mg/100mL以下、16mg/100mL以下、15mg/100mL以下、14mg/100mL以下、又は13mg/100mL以下である。本発明の飲料におけるカフェインの含有量の好ましい範囲は0.1〜40mg/100mLであり、より好ましくは1〜30mg/100mL、さらに好ましくは2〜20mg/100mLである。カフェインが水和物等の形態にある場合は、これを遊離体(フリー体)に換算した上で前記の含有量を算出するものとする。
カフェインの含有量は、当業者に公知の方法で測定することができる。例えば、HPLC法、LC−MS法、GC−MS法、LC法、GC法、近赤外線法などの分光法などを用いてカフェインの含有量を測定することができる。
本発明に用いられるカフェインは、食品添加物の他、カフェインを含有する植物(茶葉、コーラの実、コーヒー豆等)の抽出物又はその濃縮物の形態でも用いることができる。本発明の飲料においては、食品添加物基準の市販品を用いることが好ましく、その中でも純品(カフェイン含量98%以上の精製品)を用いることが好ましい。
(糖)
本発明の飲料は、ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖を含有する。
上記の糖の含有量は、特に限定されないが、本発明の飲料中、例えば1〜10g/100gである。当該含有量は、好ましくは、1g/100g以上、2g/100g以上、3g/100g以上、4g/100g以上、又は5g/100g以上であり、10g/100g以下、9g/100g以下、8g/100g以下、又は7g/100g以下である。本発明の飲料における上記の糖の含有量の好ましい範囲は2〜8g/100gであり、より好ましくは3〜7g/100mLである。
上記の糖の含有量は、ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖の合計含有量として規定される。本発明の飲料では、ブドウ糖、果糖及びショ糖をそれぞれ単独で、或いは二以上を組み合わせて用いることができる。
各種糖の含有量は、当業者に公知の方法で測定することができ、例えば、HPLC法などを用いて測定することができる。また、本発明において、糖は市販品を用いることができる。
(酸)
本発明の飲料は、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を含有する。本発明の飲料において、前記酸は酸味料として使用することができる。当該酸味料には上記の酸の塩も含まれ、その具体例としては、クエン酸水素三ナトリウム等が挙げられる。また、当該酸味料は果汁などの天然物由来のものであってもよい。
本発明の飲料の酸度は0.04〜0.31g/100mLである。本明細書において酸度は、酸の含有量の指標となる値であり、一定量の飲料(試料)に水酸化ナトリウムなどのアルカリを加えて中和する際の、中和に要したアルカリの量から計算により求めることができる。酸度の測定には、例えば、自動滴定装置(Mettler toledo DL50など)を用いることができる。本発明において、酸度は、クエン酸量に換算した値を用いる。
本発明の飲料の酸度は0.04〜0.31g/100mLであり、好ましくは、0.05g/100mL以上、0.06g/100mL以上、0.07g/100mL以上、又は0.08g/100mL以上であり、0.25g/100mL以下、0.2g/100mL以下、又は0.15g/100mL以下である。本発明の飲料における酸度の好ましい範囲は0.05〜0.2g/100mLであり、より好ましくは0.07〜0.15g/100mLである。
本発明の飲料の酸度は、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸の合計の酸度として規定されてもよい。その場合、本発明の飲料の酸度は、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸に由来する酸度と表現することができる。本発明の飲料では、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸をそれぞれ単独で、或いは二以上を組み合わせて用いることができる。
上記の酸の含有量は、本発明の飲料の酸度が上記の範囲に含まれれば特に限定されない。当該含有量は、本発明の飲料中、例えば0.1〜15g/Lである。ここで、当該酸の含有量は、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸の合計含有量として規定される。また、クエン酸を用いる場合、その含有量は、本発明の飲料中、例えば0.4〜3.1g/Lである。リンゴ酸を用いる場合、その含有量は、本発明の飲料中、例えば0.41〜3.25g/Lである。酒石酸を用いる場合、その含有量は、本発明の飲料中、例えば0.46〜3.64g/Lである。リン酸を用いる場合、その含有量は、本発明の飲料中、例えば0.3〜2.38g/Lである。乳酸を用いる場合、その含有量は、本発明の飲料中、例えば0.56〜4.36g/Lである。グルコン酸を用いる場合、その含有量は、本発明の飲料中、例えば1.6〜12.4g/Lである。
各種酸の含有量は、当業者に公知の方法で測定することができ、例えば、HPLC法などを用いて測定することができる。また、本発明において、酸は市販品を用いることができる。
(糖の含有量と酸度の重量比)
本発明の飲料では、ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖の含有量(A)と酸度(B)とは特定の重量比で調整される。具体的には、Bに対するAの重量比([A]/[B])は16〜250である。上述した所定の糖及び酸の使用、並びに飲料の酸度は、無色透明な飲料でのカフェインの苦味を抑制する因子として重要であるが、この糖の含有量と酸度との重量比の範囲も重要な役割を果たすものと考えられる。本発明の飲料では、当該重量比が16〜250であることによって無色透明な飲料でのカフェインの苦味を効果的に抑制することができると考えられる。本発明の飲料における当該重量比は、好ましくは、17以上、18以上、19以上、20以上、21以上、22以上、23以上、24以上、25以上、26以上、27以上、28以上、29以上、又は30以上であり、240以下、230以下、220以下、210以下、200以下、190以下、180以下、170以下、160以下、150以下、140以下、130以下、120以下、110以下、100以下、90以下、80以下、70以下、又は60以下である。本発明の飲料における当該重量比の好ましい範囲は、17〜200であり、より好ましくは20〜200、さらに好ましくは25〜150である。
(無色透明な飲料)
本発明の飲料は無色である。飲料が無色であることは、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製)など)を用いて純水を基準として測定した際の透過光のΔE値(色差)をもって規定することができる。具体的には、本発明の飲料は、純水を基準とした場合のΔE値が3.5以下である。ΔE値は、好ましくは2.3以下である。
また、本発明の飲料は透明である。「飲料が透明である」とは、いわゆるスポーツドリンクのような白濁や、混濁果汁のような濁りがなく、水のように視覚的に透明な飲料であることをいう。飲料の透明度は、液体の濁度を測定する公知の手法を用いることにより、数値化することができる。紫外可視分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製)など)を用いて測定した波長660nmにおける吸光度をもって飲料の透明度を規定することができる。具体的には、本発明の飲料は、波長660nmの吸光度が0.06以下である。飲料に濁りがある場合は、その濁りの原因となる粒子の存在によりカフェインに由来する苦味が感じられにくくなる。他方、飲料が透明である場合、即ち、飲料に濁りがない場合は、そのような粒子が存在しないためにカフェインに由来する苦味が感じられやすくなる。したがって、本発明の技術は、無色透明な飲料において有用である。
(アルコール)
本発明の飲料は、炭素数が2又は3のアルコールをさらに含有する。本発明の飲料に炭素数が2又は3のアルコールを配合すると、カフェインに由来する苦味の抑制効果をさらに高めることができる。本発明の飲料における炭素数が2又は3のアルコールの含有量は、0.001〜0.5重量%である。当該含有量は、好ましくは、0.003重量%以上、0.005重量%以上、0.007重量%以上、又は0.01重量%以上であり、0.4重量%以下、0.3重量%以下、0.2重量%以下、又は0.1重量%以下である。本発明の飲料における炭素数が2又は3のアルコールの含有量の好ましい範囲は0.005〜0.4重量%であり、より好ましくは0.01〜0.1重量%である。炭素数が2又は3のアルコールの含有量が上記の範囲内であれば、飲料におけるカフェイン由来の苦味をより効果的に抑制することができる。当該含有量が0.5重量%を超える場合は、炭素数が2又は3のアルコールに由来する特有のにおいや味が強くなり、飲料の風味を損ねる傾向にある。他方、当該含有量が0.001重量%に満たない場合は、炭素数が2又は3のアルコールによるカフェインの苦味抑制効果が十分に得られないことがある。なお、本明細書において「重量%」は、特に断りがない限り重量/容量(w/v)の重量%を意味する。
本発明の飲料に含まれる炭素数が2又は3のアルコールとしては、特に限定されないが、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、グリセリン、プロピレングリコール等が挙げられる。本発明の飲料において、炭素数が2又は3のアルコールは一種のみを単独で用いてもよく、或いは二以上を組み合わせて用いてもよい。二以上のアルコールが用いられた場合、上記のアルコールの含有量は、その合計含有量として規定される。本発明の飲料に用いられる炭素数が2又は3のアルコールは、好ましくはエタノールである。
(非重合カテキン)
非重合カテキンとは、重合していない単量体のカテキンをいう。非重合カテキンは、例えば、カテキン、ガロカテキン、カテキンガレート(CG)、ガロカテキンガレート(GCG)、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート(ECG)、又はエピガロカテキンガレート(EGCG)である。
本発明の飲料は、非重合カテキンを含有していてもよい。本発明の飲料が非重合カテキンを含有する場合は、非重合カテキンに属する化合物の一種以上が含まれる。本発明の飲料における非重合カテキンの含有量は、特に限定されないが、典型的には100mg以下/100mLであり、好ましくは0〜80mg/100mL、より好ましくは0〜60mg/100mLである。非重合カテキンの含有量が100mg/100mLを超えると、飲料において苦渋味が強くなる傾向にある。
非重合カテキンが用いられる場合、非重合カテキンに属する化合物の単離精製品が用いられてもよいし、或いはウーロン茶等の茶からの抽出物が用いられてもよく、その形態は特に限定されない。また、非重合カテキンは、市販品であってもよいし、公知の方法を用いて別途調製したものであってもよい。非重合カテキンの含有量は、当業者に公知の方法で測定することができ、例えば、HPLC法などを用いて測定することができる。
(ミネラル)
本発明の飲料は、特に限定されないが、好ましくはミネラルを含有する。本発明の飲料にミネラルを配合すると、カフェインに由来する苦味の抑制効果をさらに高めることができる。ミネラルとしては、これらに限定されないが、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄等を挙げることができ、これらを飲食品に用いることができる塩の形態で、或いはこれらを豊富に含む海洋深層水、海藻エキスなどを本発明の飲料に添加することができる。本発明の飲料において、ミネラルは一種のみを単独で用いてもよく、或いは二以上を組み合わせて用いてもよい。本発明の飲料に用いられるミネラルは、好ましくはナトリウムである。
ミネラルとしてナトリウムが用いられる場合、本発明の飲料におけるナトリウムの含有量は、特に限定されないが、例えば1〜50mg/100mLであり、好ましくは5〜40mg/100mLである。ミネラルが塩の形態にある場合は、これを遊離体(フリー体)に換算した上で前記の含有量を算出するものとする。
(その他)
本発明の飲料には、上記に示した各種成分に加えて、通常の飲料に用いられる香料、栄養強化剤(ビタミン類など)、酸化防止剤、乳化剤、保存料、エキス類、食物繊維、pH調整剤、品質安定剤などを、本発明の効果を損なわない範囲で添加することができる。
本発明の飲料において香料は、特に限定されないが、飲料に天然らしい味わいや爽やかな風味をもたらすものが好ましい。そのような香料としては、フルーツ系フレーバー、シトラス系フレーバー、ミント系フレーバー、コーヒーフレーバー、ココアフレーバー等が挙げられる。
本発明の飲料における、飲料の種類は特に限定されず、栄養飲料、機能性飲料、フレーバードウォーター(ニアウォーター)系飲料、茶系飲料(紅茶、ウーロン茶等)などいずれであってもよい。
また、本発明の飲料は炭酸飲料であってもよく、或いは非炭酸飲料であってもよい。ただし、炭酸飲料である場合はカフェインに由来する苦味の抑制効果が弱まることがあるため、好ましくは、本発明の飲料は非炭酸飲料である。なお、本発明の飲料を炭酸飲料(即ち、発泡性)とする場合、その方法は特に制限されず、発酵により炭酸ガスを飲料中に発生させてもよく、或いは人為的に炭酸ガスを飲料に注入してもよい。
本発明の飲料は、加熱殺菌をされ、容器に詰められた状態の容器詰飲料であってもよい。容器としては、特に限定されず、例えば、PETボトル、アルミ缶、スチール缶、紙パック、チルドカップ、瓶などを挙げることができる。なかでも、無色透明な容器、例えばPETボトルを用いると、本発明の飲料に特徴的な無色透明な外観を容器詰めの状態で確認できることから、好ましい。加熱殺菌を行う場合、その種類は特に限定されず、例えばUHT殺菌及びレトルト殺菌等の通常の手法を用いて行うことができる。加熱殺菌工程の温度は特に限定されないが、例えば65〜130℃、好ましくは85〜120℃で、10〜40分である。ただし、上記の条件と同等の殺菌価が得られれば適当な温度で数秒、例えば5〜30秒での殺菌でも問題はない。
(飲料の製造方法)
本発明の別の側面によれば、飲料の製造方法が提供される。
本発明の製造方法は、
カフェインを0.1〜60mg/100mL含有し、
ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖を含有し、
クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を含有し、
波長660nmの吸光度が0.06以下であり、
純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下である飲料の製造方法であって、
酸度を0.04〜0.31g/100mLに調整する工程、
前記酸度に対する前記糖の含有量の重量比を16〜250に調整する工程、及び
炭素数が2又は3のアルコールを飲料に含有させる工程、
を含む、前記製造方法である。
本発明の製造方法において、飲料中の成分の種類やその含有量等の各種要素については、本発明の飲料に関して上記した通りであるか、それらから自明である。本発明の製造方法は、上記に示した成分及び材料を配合する工程やそれらの含有量を調整する工程も含むことができる。なお、各種工程は同時に行ってもよいし、別々に行ってもよいし、工程の順番を入れ替えてもよい。各種工程のタイミングは、製造状況に応じて適宜調整することができる。
本発明の製造方法では、原材料を配合する方法や順序は特に限定されない。また、使用される製造装置も特に限定されない。本発明の製造方法では、当業者に公知のあらゆる技術を用いることができる。本発明の製造方法では、飲料を発泡性とするために、必要に応じて炭酸ガスを注入する工程を設けることができる。さらに、本発明の製造方法では、必要に応じて、殺菌、容器詰めなどの工程を適宜設けることができる。好ましい態様において、本発明の飲料は、飲料の充填工程を経て容器詰め飲料とすることができ、殺菌された容器詰め飲料とすることができる。例えば、飲料を容器に充填した後にレトルト殺菌などの加熱殺菌を行う工程や、飲料を殺菌して容器に充填する工程を設けることにより、殺菌された容器詰め飲料を製造することができる。
以下、実験例及び実施例を示して本発明の詳細を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(試験例1)
カフェイン及び乳化香料の含有量が下記の表に示した値となるように各種成分を水に添加して試作品を調製した。得られた試作品は、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))により波長660nmにおける吸光度を測定した。
各種試作品について、3名のパネラーにより、カフェインに由来する苦味を感じるかどうかを評価した。具体的には、苦みを感じない場合を「6」、苦味を感じる場合を「1」として、6〜1(6、5、4、3、2、1)の6段階で評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、波長660nmにおける吸光度が0.06以下の場合は飲料中のカフェインの苦味が感じられやすくなることがわかった。
(試験例2)
下記の表に示した含有量となるように、水に果糖ぶどう糖液糖、クエン酸及びカフェインを添加して試作品を調製した。得られた試作品はいずれも水のように無色透明な外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度は0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。各種試作品の酸度は自動滴定装置を用いて測定し、後述の試験例も同様とした。各種試作品を飲用した際、カフェインに由来する苦味が抑制されているかどうかについて、試験例1と同様にして評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、酸度に対する糖の含有量の重量比が特定の範囲にあるときに良好な結果が得られた。
(試験例3)
下記の表に示した含有量となるように、水に、果糖、グラニュー糖、ブドウ糖、又は糖化スターチ(ブドウ糖12%、ブドウ糖、果糖及びショ糖以外の糖88%)のいずれか1種の糖と、クエン酸及びカフェインとを添加して試作品を調製した。試作品31〜34は糖化スターチを用いて調製した試作品である。得られた試作品はいずれも水のように無色透明な外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度は0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。各種試作品を飲用した際、カフェインに由来する苦味が抑制されているかどうかについて、試験例1と同様にして評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、糖化スターチ以外の糖では良好な結果が得られた。
(試験例4)
下記の表に示した含有量となるように、水に、リンゴ酸、酒石酸、又はリン酸のいずれか1種の酸と、果糖ぶどう糖液糖及びカフェインとを添加して試作品を調製した。得られた試作品はいずれも水のように無色透明な外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度は0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。各種試作品を飲用した際、カフェインに由来する苦味が抑制されているかどうかについて、試験例1と同様にして評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、クエン酸以外に、リンゴ酸、酒石酸、又はリン酸を用いた場合でも、クエン酸と同様に良好な結果が得られた。
(試験例5)
下記の表に示した含有量となるように、水に、乳酸、グルコン酸、又は酢酸のいずれか1種の酸と、果糖ぶどう糖液糖及びカフェインとを添加して試作品を調製した。得られた試作品はいずれも水のように無色透明な外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度は0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。各種試作品を飲用した際、カフェインに由来する苦味が抑制されているかどうかについて、試験例1と同様にして評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、酢酸以外の酸ではクエン酸を用いた場合と同様に良好な結果が得られた。
(試験例6)
下記の表に示した含有量となるように、果糖ぶどう糖液糖、クエン酸、カフェイン及び食塩を水に添加して試作品を調製した。得られた試作品はいずれも水のように無色透明な外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度は0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。各種試作品を飲用した際、カフェインに由来する苦味が抑制されているかどうかについて、試験例1と同様にして評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、ナトリウムを添加した場合はカフェインの苦味抑制について良好な結果が得られた。
(試験例7)
下記の表に示した含有量となるように、水に、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、又はブタノールのいずれか1種の酸と、果糖ぶどう糖液糖、クエン酸及びカフェインを添加して試作品を調製した。得られた試作品はいずれも水のように無色透明な外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度は0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。各種試作品を飲用した際、カフェインに由来する苦味が抑制されているかどうかについて、試験例1と同様にして評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、エタノール、グリセリン、又はプロピレングリコールを添加した場合は、これらのアルコールが非添加の場合よりもカフェインの苦味抑制について良好な結果が得られた。
(試験例8)
下記の表に示した含有量となるように、果糖ぶどう糖液糖、クエン酸、及びカフェインを水に添加して試作品を調製した。得られた試作品はいずれも水のように無色透明な外観であり、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))による波長660nmにおける吸光度は0.06以下、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))による純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。各種試作品を飲用した際、カフェインに由来する苦味が抑制されているかどうかについて、試験例1と同様にして評価した。その評価の平均点を下記の表に示す。
Figure 0006217012
上記表に示された通り、酸度の数値と当該酸度に対する糖の含有量の重量比とが特定の範囲にあるときに、カフェインの含有量が所定の範囲で良好な結果が得られた。

Claims (3)

  1. カフェインを0.1〜60mg/100mL含有し、
    ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖を含有し、
    クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を含有し、
    酸度が0.04〜0.31g/100mLであり、
    前記酸度に対する前記糖の含有量の重量比が16〜250であり、
    炭素数が2又は3のアルコールを0.001〜0.5重量%含有し、
    波長660nmの吸光度が0.06以下であり、
    純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下である、飲料。
  2. 容器詰め飲料である、請求項1に記載の飲料。
  3. カフェインを0.1〜60mg/100mL含有し、
    ブドウ糖、果糖及びショ糖からなる群より選択される一以上の糖を含有し、
    クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸、乳酸及びグルコン酸からなる群より選択される一以上の酸を含有し、
    波長660nmの吸光度が0.06以下であり、
    純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下である飲料の製造方法であって、
    酸度を0.04〜0.31g/100mLに調整する工程、
    前記酸度に対する前記糖の含有量の重量比を16〜250に調整する工程、及び
    炭素数が2又は3のアルコールを飲料に含有させる工程、
    を含む、前記製造方法。
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