JP6526354B1 - カリウム含有無色透明飲料 - Google Patents

カリウム含有無色透明飲料 Download PDF

Info

Publication number
JP6526354B1
JP6526354B1 JP2018552018A JP2018552018A JP6526354B1 JP 6526354 B1 JP6526354 B1 JP 6526354B1 JP 2018552018 A JP2018552018 A JP 2018552018A JP 2018552018 A JP2018552018 A JP 2018552018A JP 6526354 B1 JP6526354 B1 JP 6526354B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage
ppb
content
potassium
maltol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018552018A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019059391A1 (ja
Inventor
瑞穂 本坊
瑞穂 本坊
洋平 安井
洋平 安井
美香 水戸
美香 水戸
大悟 指宿
大悟 指宿
貴哉 友清
貴哉 友清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suntory Holdings Ltd
Original Assignee
Suntory Holdings Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suntory Holdings Ltd filed Critical Suntory Holdings Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP6526354B1 publication Critical patent/JP6526354B1/ja
Publication of JPWO2019059391A1 publication Critical patent/JPWO2019059391A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/52Adding ingredients
    • A23L2/56Flavouring or bittering agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/30Artificial sweetening agents
    • A23L27/33Artificial sweetening agents containing sugars or derivatives
    • A23L27/34Sugar alcohols
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • A23L33/16Inorganic salts, minerals or trace elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/52Adding ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/52Adding ingredients
    • A23L2/60Sweeteners
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
    • A23L2/52Adding ingredients
    • A23L2/68Acidifying substances

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

本発明の課題は、カリウムを含有するpH4.0以上の無色透明飲料において、飲用時に感じられるカリウム由来のぬめりを軽減することである。カリウムを含有するpH4.0以上の無色透明飲料において、バニリン、エチルバニリン、マルトール及びはエチルマルトールからなる群より選択される少なくとも一種を飲料に配合する。

Description

本発明は、カリウムを含有する無色透明飲料及びその製造方法に関する。
近年、消費者の健康意識や天然・自然志向を背景に、フレーバードウォーター(flavored water)の人気が高まっている。フレーバードウォーターとは、ミネラルウォーター(ナチュラルミネラルウォーターを含む)などの水に香料やエキス、果汁などの原料を加えた適度な甘味を有する飲料で、ニアウォーターとも呼ばれる水のような無色透明な外観の飲料である。フレーバードウォーターのような無色透明でありながら果実等の風味と適度な甘味を有している飲料は、一般に、水の代わりに飲用できるようなすっきりとした味わいに加えて爽やかな風味を有しており、水と同程度、或いはそれ以上に飲みやすいという特徴を有している。
一方、運動や日常生活などでの発汗によって体から失われた水分やミネラル分を効率良く補給するために、一定量のミネラルが配合された飲料を飲用することが効果的であることが知られている。
ミネラルは特有の呈味を有することから、配合する飲料によっては、香味への影響があることが知られている。ミネラルの呈味改善方法としては、例えば、特許文献1〜5に示されるような技術がこれまでに報告されている。
特開2017−12004号公報 特開2016−42812号公報 特開2016−7149号公報 特開2015−211651号公報 特開2015−167523号公報
ミネラルのうちカリウムはぬめり等の特有の感覚を呈するものの、pHが4.0未満の無色透明飲料ではカリウム由来の不快なぬめりはほとんど感じられなかった。しかしながら、pHが4.0以上である無色透明飲料にカリウムを添加すると、飲用時にカリウム特有のぬめりが顕著に感じられるという問題が生じることが見出された。その原因は、pHが4.0以上の無色透明飲料では酸味が弱いため、口内において生じるカリウム特有のぬめりが感じられやすくなるものと考えられる。
そこで本発明は、カリウムを含有するpHが4.0以上の無色透明飲料において、飲用時に感じられるカリウム由来のぬめりを軽減することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、カリウムを含有するpHが4.0以上の無色透明飲料に、バニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールからなる群より選択される少なくとも一種の香気成分を添加することが有用であることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、以下のものに関するが、これらに限定されない。
[1]カリウムと、バニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールからなる群より選択される少なくとも一種とを含有する飲料であって、以下の条件(i)〜(v)を満たす前記飲料:
(i)波長660nmにおける吸光度が0.06以下であり、
(ii)純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下であり、
(iii)飲料のpHが4.0〜7.0であり、
(iv)カリウムの含有量が2〜50mg/100mLであり、そして
(v)以下の条件(a)〜(d)のうちいずれか一以上を満たす:
(a)バニリンの含有量が5〜300ppbである;
(b)エチルバニリンの含有量が5〜300ppbである;
(c)マルトールの含有量が5〜17000ppbである;
(d)エチルマルトールの含有量が5〜20000ppbである。
[2]飲料の甘味度が3〜10である、[1]に記載の飲料。
[3]高甘味度甘味料を含まない、[1]又は[2]に記載の飲料。
[4]カリウムを含有し、以下の条件(i)〜(iv):
(i)波長660nmにおける吸光度が0.06以下であり、
(ii)純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下であり、
(iii)飲料のpHが4.0〜7.0であり、そして
(iv)カリウムの含有量が2〜50mg/100mLである:
を満たす飲料の製造方法であって、
以下の条件(a)〜(d)のうちいずれか一以上を満たすように、バニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールからなる群より選択される少なくとも一種を配合する工程を含む、前記方法:
(a)当該飲料中のバニリンの含有量が5〜300ppbである;
(b)当該飲料中のエチルバニリンの含有量が5〜300ppbである;
(c)当該飲料中のマルトールの含有量が5〜17000ppbである;
(d)当該飲料中のエチルマルトールの含有量が5〜20000ppbである。
[5]前記飲料が高甘味度甘味料を含まない、[4]に記載の方法。
本発明によれば、飲用時のカリウム由来のぬめりが軽減された、カリウムを含有するpHが4.0以上の無色透明飲料を提供することができる。また、本発明では、カリウム由来のぬめりの軽減とともに、すっきりした味わいや爽やかな風味が維持された無色透明飲料を提供することができる。なお、本明細書において「ぬめり」とは、飲用後に口内に感じるぬるっとした感触を意味し、「苦味」や「渋味」とは異なるものである。また、本発明の「カリウム由来のぬめり」とは、カリウムの持つ特有のぬめりのことであり、他のミネラル由来のぬめりとは異なるものである。
本発明の飲料及び関連する方法について、以下に説明する。
特に断りがない限り、本明細書において用いられる「ppb」は、重量/容量(w/v)のppbを意味する。また、本明細書において下限値と上限値によって表されている数値範囲、即ち「下限値〜上限値」は、それら下限値及び上限値を含む。例えば、「1〜2」により表される範囲は、1及び2を含む。
(カリウム)
本発明の飲料は、カリウムを含有する。本発明においてカリウムは、飲食品に用いることができる塩の形態で、或いはこれらを豊富に含む海洋深層水や海藻エキスなどの形態で飲料に添加することができる。本発明の飲料にカリウムを配合することができる塩としては、例えば、酒石酸カリウムや塩化カリウムなどが挙げられる。
本発明の飲料におけるカリウムの含有量は2〜50mg/100mLであり、好ましくは2.5〜17.5mg/100mL、より好ましくは5〜15mg/100mLである。pHが4.0〜7.0の無色透明飲料におけるカリウムの含有量が上記範囲内にある場合、当該飲料を飲用したときにぬめりが顕著に感じられる。
本発明において用いられるカリウムが塩の形態にある場合は、これを遊離体(フリー体)の量に換算した上で飲料中のカリウムの含有量を算出することができる。また、本発明に関する、飲料(試料溶液)中のカリウムの含有量又は濃度は、ICP発光分光分析装置を用いて公知の方法により測定することができる。
(バニリン、エチルバニリン、マルトール、エチルマルトール)
本発明の飲料は、バニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールからなる群から選択される少なくとも一種を含有する。これらの成分は、二種以上又は三種以上が含まれていてもよく、或いは四種全てが含まれていてもよい。なお、本発明に用いられるバニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールの由来は限定されず、それらは植物などの天然原料に由来するものでもよいし、合成品であってもよい。
本発明の飲料中のバニリンの含有量は5〜300ppb、好ましくは7〜250ppb、より好ましくは12〜200ppbである。飲料中のバニリンの含有量が5ppbより小さいとカリウム由来のぬめり感の軽減効果が不十分となる傾向にあり、一方、バニリンの含有量が300ppbを超えるとバニリン特有の風味が強くなりすぎて飲料自体の味が損なわれるおそれがある。
本発明の飲料中のエチルバニリンの含有量は、5ppb以上、7ppb以上、12ppb以上、15ppb以上、20ppb以上、25ppb以上、30ppb以上、35ppb以上、40ppb以上、又は45ppb以上である、本発明の飲料中のエチルバニリンの含有量の上限は、特に限定されないが、300ppb以下であることが好ましい。エチルバニリンの含有量は、より好ましくは275ppb以下、250ppb以下、225ppb以下、又は200ppb以下である。飲料中のエチルバニリンの含有量が5ppbより小さいとカリウム由来のぬめり感の軽減効果が不十分となる傾向にあり、一方、エチルバニリンの含有量が300ppbを超えるとエチルバニリン特有の風味が強くなりすぎて飲料自体の味が損なわれるおそれがある。本発明の飲料中のエチルバニリンの含有量は、典型的には、5〜300ppb、7〜275ppb、12〜250ppb、15〜225ppb、又は20〜200ppbである。
本発明の飲料中のマルトールの含有量は、5ppb以上、10ppb以上、15ppb以上、20ppb以上、25ppb以上、30ppb以上、35ppb以上、40ppb以上、45ppb以上、又は50ppb以上である、本発明の飲料中のマルトールの含有量の上限は、特に限定されないが、17000ppb以下であることが好ましい。マルトールの含有量は、より好ましくは16500ppb以下、16000ppb以下、15500ppb以下、15000ppb以下、14500ppb以下、14000ppb以下、13500ppb以下、又は13000ppb以下である。飲料中のマルトールの含有量が5ppbより小さいとカリウム由来のぬめり感の軽減効果が不十分となる傾向にあり、一方、マルトールの含有量が17000ppbを超えるとマルトール特有の風味が強くなりすぎて飲料自体の味が損なわれるおそれがある。本発明の飲料中のマルトールの含有量は、典型的には、5〜17000ppb、10〜16500ppb、15〜16000ppb、20〜15500ppb、又は25〜15000ppbである。
本発明の飲料中のエチルマルトールの含有量は、5ppb以上、10ppb以上、15ppb以上、20ppb以上、25ppb以上、30ppb以上、35ppb以上、40ppb以上、45ppb以上、又は50ppb以上である、本発明の飲料中のエチルマルトールの含有量の上限は、特に限定されないが、20000ppb以下であることが好ましい。エチルマルトールの含有量は、より好ましくは19500ppb以下、19000ppb以下、18500ppb以下、18000ppb以下、17500ppb以下、17000ppb以下、16500ppb以下、又は16000ppb以下である。飲料中のエチルマルトールの含有量が5ppbより小さいとカリウム由来のぬめり感の軽減効果が不十分となる傾向にあり、一方、エチルマルトールの含有量が20000ppbを超えるとエチルマルトール特有の風味が強くなりすぎて飲料自体の味が損なわれるおそれがある。本発明の飲料中のエチルマルトールの含有量は、典型的には、5〜20000ppb、10〜19500ppb、15〜19000ppb、20〜18500ppb、又は25〜18000ppbである。
本発明に関する、飲料(試料溶液)中のバニリン、エチルバニリン、マルトール及びエチルマルトールの含有量又は濃度は、以下の方法により測定する。
試料溶液を予め蒸留水で洗浄したPTFE製フィルター(東洋濾紙社製、ADVANTEC DISMIC−25HP 25HP020AN,孔径0.20μm、直径25mm)で濾過し、LC/MS測定に供する。定量値は標準添加法で算出する。LC/MS測定条件は以下の通りである。
(LC分離条件)
HPLC装置:Agilent 1290シリーズ(アジレントテクノロジーズ社製)
送液ポンプ:G4220A
オートサンプラー:G4226A(サーモスタット G1330B付き)
カラムオーブン:G1316C
カラム:Cortecs UPLC T3(粒径1.6μm、内径2.1mm×150mm、Waters社製)
移動相A:ギ酸0.1%水溶液
移動相B:アセトニトリル
流量:0.4mL/min
濃度勾配条件:0.0〜1.0分(5%B)→7.5(100%B)、初期移動相による平衡化4.5分
カラム温度:40℃
試料注入:注入量2.0μL
質量分析装置への試料導入:1.5〜10分
(質量分析条件)
質量分析装置:Q Exactive(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)
イオン化方法:APCI、ポジティブモード
イオン化部条件:
Sheath gas flow rate:30
Aux gas flow rate:5
Sweep gas flow rate:0
Capilary temp:300℃
Spray discharge current:4μA
Probe heater temp:300℃
検出条件:
Resolution:140000
AGC Target:3e6
Maximum IT:100ms
Scan Range:100 to 1500 m/z
定量イオン:バニリン m/z=153.05462
エチルバニリン m/z=167.07027
マルトール m/z=127.03897
エチルマルトール m/z=141.05462
(無色透明飲料)
本発明の飲料は、無色である。飲料が無色であることは、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製)など)を用いて純水を基準として測定した際の透過光のΔE値(色差)をもって規定することができる。具体的には、本発明の飲料は、純水を基準とした場合のΔE値が3.5以下である。ΔE値は、好ましくは2.3以下である。
また、本発明の飲料は、透明である。「飲料が透明である」とは、いわゆるスポーツドリンクのような白濁や、混濁果汁のような濁りがなく、水のように視覚的に透明な飲料であることをいう。飲料の透明度は、液体の濁度を測定する公知の手法を用いることにより、数値化することができる。例えば紫外可視分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製)など)を用いて測定した波長660nmにおける吸光度をもって飲料の透明度を規定することができる。具体的には、本発明の飲料は、波長660nmの吸光度が0.06以下である。
(pH)
本発明の飲料のpHは4.0〜7.0である。無色透明飲料のpHがこの数値範囲内にある場合、飲用時のカリウム由来のぬめりが顕著に感じられるようになる。バニリン、エチルバニリン、マルトール、又はエチルマルトールによるカリウム由来のぬめりを軽減する効果は、飲料のpHが当該範囲内で特に有益なものとなる。本発明の飲料のpHは、4.3〜6.5、4.5〜6.2、又は4.7〜5.9であってもよい。
(酸味料)
本発明の飲料は、酸味料を含有してもよい。本発明の飲料のpHは、酸味料の配合により調整可能である。本発明において用いられる酸味料は、特に限定されないが、典型的な酸味料の例は、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、リン酸、酒石酸、グルコン酸、及びそれらの塩である。特に、クエン酸、リンゴ酸、リン酸、及びそれらの塩が好ましい。本発明の飲料は、一種の酸味料だけを含有してもよいし、二種以上の酸味料を含有してもよい。なお、本発明に関して「酸味料」との用語を用いる場合、酸味料には、食品添加物だけでなく、果汁由来の酸も含まれる。具体的には、当該飲料が果汁を含有し、果汁が例示された上記の酸を含有する場合、その酸も酸味料とみなされる。
(甘味度)
本発明の飲料は、適度な甘味を有していてよい。本発明の飲料では、甘味度は、特に限定されないが、例えば3〜10であり、好ましくは3〜9であり、より好ましくは3〜8、さらに好ましくは3〜7である。
本明細書における甘味度とは、飲料100g中にショ糖1g含有する飲料の甘さを「1」とした、飲料の甘味を表す指標である。当該飲料の甘味度は、各甘味成分の含有量を、ショ糖の甘味1に対する当該甘味成分の甘味の相対比に基づいて、ショ糖の相当量に換算して、次いで当該飲料に含まれる全ての甘味成分のショ糖甘味換算量(果汁やエキス等由来の甘味成分も含む)を総計することによって求められる。ショ糖の甘味1に対する各種代表的な甘味成分の甘味の相対比は、表1に示す。表1に記載のない甘味成分については、当該甘味成分を製造あるいは販売しているメーカーが提示する甘味度を用いたり、官能評価より甘味度を求めたりすることができる。
Figure 0006526354
本発明の飲料では、甘味成分を用いて飲料の甘味度を調整することができる。甘味成分としては、例えば、表1に記載されている甘味成分を用いることができるが、それ以外の甘味成分を用いてもよい。好ましい甘味成分は、果糖、砂糖、異性化糖(果糖55%)、ぶどう糖、ショ糖、乳糖であり、特に好ましい甘味成分は、ショ糖である。本発明の飲料においては、高甘味度甘味料を用いない場合の方が本発明の効果を認識しやすく、好ましい。なお、本明細書でいう高甘味度甘味料とは、ショ糖と比べて十倍以上の甘味度を有する人工又は天然の甘味料を意味し、その例は表1に示されているものである。本発明においては、飲料中にこれら甘味成分を甘味料として直接配合してもよいし、甘味成分を含有する果汁やエキス等を配合してもよい。
(タンニン)
本発明の飲料中のタンニンの含有量は、特に限定されないが、タンニンが多量に含まれると飲料の着色が生じることから、150ppm以下であることが好ましい。飲料中のタンニンの含有量が150ppmを超えると、飲料の着色が生じ、無色透明を維持できなくなるおそれがある。また、タンニンには特有の渋味があり、タンニンが多量に含まれると、飲料としてのおいしさを損なうおそれがある。
(カフェイン)
本発明の飲料は、好ましくはカフェインを含有する。飲料中のカフェインの好ましい濃度は100〜200ppmである。適度なカフェインの刺激により、本発明の効果をより顕著に感じられるが、カフェインの濃度が200ppmを超えると、カフェインの苦味により、飲料としてのおいしさを損なうおそれがある。
(その他)
本発明の飲料には、上記に示した各種成分に加えて、通常の飲料に用いられる香料、糖類、栄養強化剤(ビタミン類など)、酸化防止剤、乳化剤、保存料、エキス類、食物繊維、pH調整剤、品質安定剤などを、本発明の効果を損なわない範囲で添加することができる。特に、本発明の飲料は、無色透明であるという特徴上、エキスや果汁などの添加量が著しく制限されるため、それを補うために香料が添加されていることが好ましい。より好ましい香料は、紅茶フレーバー、コーヒーフレーバーやミルクフレーバーである。
(飲料)
本発明の飲料の種類は、本発明が対象とする無色透明飲料である限り特に限定されず、清涼飲料であればよい。栄養飲料、機能性飲料、フレーバードウォーター(ニアウォーター)系飲料、茶系飲料(紅茶、ウーロン茶等)、コーヒー飲料、炭酸飲料などいずれであってもよいが、フレーバードウォーターが好ましい。当該飲料は、一実施形態において、茶風味を有する飲料であることが好ましく、その中でも紅茶風味飲料であることがより好ましく、ミルク紅茶風味飲料であることが特に好ましい。また、当該飲料は、他の実施形態において、コーヒー風味を有する飲料であることが好ましく、中でもミルクコーヒー風味飲料であることがより好ましい。一方、アルコール分を1%以上含有するアルコール飲料は、含有されるアルコール分が本発明の効果を阻害する恐れがあるため、好ましくない。
本発明の飲料は、容器に詰められた状態の容器詰飲料であることが好ましい。容器としては、特に限定されず、例えば、PETボトル、アルミ缶、スチール缶、紙パック、チルドカップ、瓶などを挙げることができる。なかでも、無色透明な容器、例えばPETボトルを用いると、本発明の飲料に特徴的な無色透明な外観を容器詰めの状態で確認できることから、好ましい。加熱殺菌を行う場合、その種類は特に限定されず、例えばUHT殺菌及びレトルト殺菌等の通常の手法を用いて行うことができる。加熱殺菌工程の温度は特に限定されないが、例えば65〜130℃、好ましくは85〜120℃で、10〜40分である。ただし、上記の条件と同等の殺菌価が得られれば適当な温度で数秒、例えば5〜30秒での殺菌でも問題はない。
(方法)
本発明は、別の側面では、カリウムを含有し、以下の条件(i)〜(v):
(i)波長660nmにおける吸光度が0.06以下であり、
(ii)純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下であり、
(iii)飲料のpHが4.0〜7.0であり、
(iv)カリウムの含有量が2〜50mg/100mLであり、そして
(v)高甘味度甘味料を含まない:
を満たす飲料の製造方法である。当該方法は、以下の条件(a)〜(d)のうちいずれか一以上を満たすように、バニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールからなる群より選択される少なくとも一種を配合する工程を含む:
(a)当該飲料中のバニリンの含有量が5〜300ppbである;
(b)当該飲料中のエチルバニリンの含有量が5〜300ppbである;
(c)当該飲料中のマルトールの含有量が5〜17000ppbである;
(d)当該飲料中のエチルマルトールの含有量が5〜20000ppbである。
また、当該方法は、当該飲料を飲用したときに感じられるカリウム由来のぬめりを軽減することができるため、本発明は、当該飲料におけるカリウム由来のぬめりを軽減する方法にも関する。
飲料中の成分の種類、その含有量、吸光度、色差、pH、甘味度、及びその好ましい範囲、並びにその調整方法については、本発明の飲料に関して上記した通りであるか、それらから自明である。そのタイミングも限定されない。例えば、上記工程を、吸光度の調整工程、色差の調整工程、pHの調整工程、甘味度の調整工程、カリウム含有量の調整工程などの他の工程と同時に行ってもよいし、別々に行ってもよいし、それらの工程の順番を入れ替えてもよい。最終的に得られた飲料が、上記の条件を満たせばよい。
以下に実施例に基づいて本発明の説明をするが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(試験例1)
バニリンの効果を試験した。具体的には、下記の表に示した量で原料を水と混合して飲料を調製した。飲料の甘味度は砂糖で調整し、飲料のpHは、リン酸とクエン酸三ナトリウムを用いて下表の通り調整した。なお、試作品16では砂糖の量を減じて甘味度を低下させ、試作品17ではリン酸とクエン酸三ナトリウムは使用しなかった。得られた飲料について、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))により波長660nmにおける吸光度を測定し、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))により純水に対する透過光のΔEを測定した。全ての飲料において、吸光度は0.06以下であり、純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。
各飲料について、3名の専門パネラーにより、飲用時にカリウム由来のぬめりを感じるかどうかの官能評価試験を実施した。具体的には、カリウム由来のぬめりを強く感じる場合を1点、ぬめりを感じない場合を6点として、1〜6点の6段階で評価した。より具体的には、以下の評価基準を用いた。
6点:ぬめりを感じない
5点:ぬめりをほとんど感じない
4点:ぬめりをわずかに感じる
3点:ぬめりをやや感じる
2点:ぬめりを明らかに感じる
1点:ぬめりを強く感じる
1〜2点をフレーバードウォーターらしいすっきりした味わいや爽やかな風味を維持していない、3〜6点をフレーバードウォーターらしいすっきりした味わいや爽やかな風味を維持している、と評価した。評価の平均点を下記の表に示す。なお、パネラー間では、評価基準となるサンプルを使用してぬめりの強さとそれに対応する点数との関係を確認し、点数付けがなるべく共通化するようにしてから評価試験を実施した。
Figure 0006526354
上記の表で明らかな通り、バニリンはカリウム由来のぬめりを軽減した。また、バニリンの含有量が特定範囲にあると、特に優れた効果が得られた。なお、試作品10と12の結果から、飲料のpHが4.0以上である場合にカリウム由来のぬめりが顕著に感じられ、ぬめりを軽減するバニリンの能力が効果的に発揮されることが確認できた。
(試験例2)
エチルバニリンの効果を試験した。具体的には、下記の表に示した量で原料を水と混合して飲料を調製した。飲料の甘味度は砂糖で調整し、飲料のpHは、リン酸とクエン酸三ナトリウムを用いて下表の通り調整した。なお、試作品33では砂糖の量を減じて甘味度を低下させ、試作品34ではリン酸とクエン酸三ナトリウムを使用しなかった。得られた飲料について、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))により波長660nmにおける吸光度を測定し、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))により純水に対する透過光のΔEを測定した。全ての飲料において、吸光度は0.06以下であり、純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。得られた各飲料について、試験例1と同様にして官能評価を実施した。その結果も以下の表に示す。
Figure 0006526354
上記の表で明らかな通り、エチルバニリンはカリウム由来のぬめりを軽減した。また、エチルバニリンの含有量が特定範囲にあると、特に優れた効果が得られた。飲料のpHが4.0以上である場合にカリウム由来のぬめりが顕著に感じられ、ぬめりを軽減するエチルバニリンの能力が効果的に発揮されることも確認できた。
(試験例3)
マルトールの効果を試験した。具体的には、下記の表に示した量で原料を水と混合して飲料を調製した。飲料の甘味度は砂糖で調整し、飲料のpHは、リン酸とクエン酸三ナトリウムを用いて下表の通り調整した。なお、試作品51では砂糖の量を減じて甘味度を低下させ、試作品52ではリン酸とクエン酸三ナトリウムを使用しなかった。得られた飲料について、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))により波長660nmにおける吸光度を測定し、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))により純水に対する透過光のΔEを測定した。全ての飲料において、吸光度は0.06以下であり、純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。得られた各飲料について、試験例1と同様にして官能評価を実施した。その結果も以下の表に示す。
Figure 0006526354
上記の表で明らかな通り、マルトールはカリウム由来のぬめりを軽減した。また、マルトールの含有量が特定範囲にあると、特に優れた効果が得られた。飲料のpHが4.0以上である場合にカリウム由来のぬめりが顕著に感じられ、ぬめりを軽減するマルトールの能力が効果的に発揮されることも確認できた。
(試験例4)
エチルマルトールの効果を試験した。具体的には、下記の表に示した量で原料を水と混合して飲料を調製した。飲料の甘味度は砂糖で調整し、飲料のpHは、リン酸とクエン酸三ナトリウムを用いて下表の通り調整した。なお、試作品69では砂糖の量を減じて甘味度を低下させ、試作品70ではリン酸とクエン酸三ナトリウムを使用しなかった。得られた飲料について、分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製))により波長660nmにおける吸光度を測定し、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製))により純水に対する透過光のΔEを測定した。全ての飲料において、吸光度は0.06以下であり、純水に対する透過光のΔEは3.5以下であった。得られた各飲料について、試験例1と同様にして官能評価を実施した。その結果も以下の表に示す。
Figure 0006526354
上記の表で明らかな通り、エチルマルトールはカリウム由来のぬめりを軽減した。また、エチルマルトールの含有量が特定範囲にあると、特に優れた効果が得られた。飲料のpHが4.0以上である場合にカリウム由来のぬめりが顕著に感じられ、ぬめりを軽減するエチルマルトールの能力が効果的に発揮されることも確認できた。

Claims (3)

  1. カリウムと、バニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールからなる群より選択される少なくとも一種とを含有する飲料であって、以下の条件(i)〜(vi)を満たす前記飲料:
    (i)波長660nmにおける吸光度が0.06以下であり、
    (ii)純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下であり、
    (iii)飲料のpHが4.0〜7.0であり、
    (iv)カリウムの含有量が2〜50mg/100mLであり、
    (v)高甘味度甘味料を含まず、そして
    (vi)以下の条件(a)〜(d)のうちいずれか一以上を満たす:
    (a)バニリンの含有量が5〜300ppbである;
    (b)エチルバニリンの含有量が5〜300ppbである;
    (c)マルトールの含有量が5〜17000ppbである;
    (d)エチルマルトールの含有量が5〜20000ppbである。
  2. 飲料の甘味度が3〜10である、請求項1に記載の飲料。
  3. カリウムを含有し、以下の条件(i)〜(v):
    (i)波長660nmにおける吸光度が0.06以下であり、
    (ii)純水を基準とした場合のΔE値(色差)が3.5以下であり、
    (iii)飲料のpHが4.0〜7.0であり、
    (iv)カリウムの含有量が2〜50mg/100mLであり、そして
    (v)高甘味度甘味料を含まない:
    を満たす飲料の製造方法であって、
    以下の条件(a)〜(d)のうちいずれか一以上を満たすように、バニリン、エチルバニリン、マルトール、及びエチルマルトールからなる群より選択される少なくとも一種を配合する工程を含む、前記方法:
    (a)当該飲料中のバニリンの含有量が5〜300ppbである;
    (b)当該飲料中のエチルバニリンの含有量が5〜300ppbである;
    (c)当該飲料中のマルトールの含有量が5〜17000ppbである;
    (d)当該飲料中のエチルマルトールの含有量が5〜20000ppbである。
JP2018552018A 2017-09-25 2018-09-25 カリウム含有無色透明飲料 Active JP6526354B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017184233 2017-09-25
JP2017184233 2017-09-25
PCT/JP2018/035291 WO2019059391A1 (ja) 2017-09-25 2018-09-25 カリウム含有無色透明飲料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6526354B1 true JP6526354B1 (ja) 2019-06-05
JPWO2019059391A1 JPWO2019059391A1 (ja) 2019-11-14

Family

ID=65810467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018552018A Active JP6526354B1 (ja) 2017-09-25 2018-09-25 カリウム含有無色透明飲料

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20200229478A1 (ja)
EP (1) EP3689155A4 (ja)
JP (1) JP6526354B1 (ja)
CN (1) CN111417314A (ja)
AU (1) AU2018337454B2 (ja)
SG (1) SG11202002723RA (ja)
TW (1) TWI762723B (ja)
WO (1) WO2019059391A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021167026A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 サントリーホールディングス株式会社 水又は飲料の風味を改善するためのミネラル含有組成物
WO2021167031A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 サントリーホールディングス株式会社 水又は飲料の風味を改善する氷を製造するためのミネラル含有組成物
JP6956907B1 (ja) * 2021-01-08 2021-11-02 サントリーホールディングス株式会社 ラクチュロースを含有する飲料

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020035268A1 (en) * 2018-08-13 2020-02-20 Chr. Hansen A/S Production of alcohol-free fermented vegetable juice with pichia kluyveri yeast
JP6919081B1 (ja) * 2021-01-08 2021-08-11 サントリーホールディングス株式会社 ガラクトオリゴ糖を含有する飲料

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295370A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Kao Corp 容器詰飲料
JP2013051974A (ja) * 2012-12-17 2013-03-21 Kirin Beverage Corp 塩基性アミノ酸含有容器詰め飲料
WO2014136664A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 サントリー食品インターナショナル株式会社 飲料
WO2016136868A1 (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 サントリー食品インターナショナル株式会社 果実フレーバーを含有する透明飲料

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU8027700A (en) * 1999-10-19 2001-04-30 Nutrasweet Company, The Use of n-'n-(3,3 dimethylbutyl)-l-alpha-aspartyl-l-phenylalanine 1-methyl ester (neotame) to modify mouthfeel perception
US8084073B2 (en) * 2007-03-14 2011-12-27 Concentrate Manufacturing Company Of Ireland Anisic acid modified steviol glycoside sweetened beverage products
WO2013143822A1 (en) * 2012-03-26 2013-10-03 Imax Discovery Gmbh Adenosine as sweetness enhancer for certain sugars
JP6224489B2 (ja) 2014-03-07 2017-11-01 株式会社ヤクルト本社 ナトリウム含有飲料
JP2015211651A (ja) 2014-05-02 2015-11-26 アサヒ飲料株式会社 飲料組成物及び熱中症予防剤
JP6302366B2 (ja) 2014-06-23 2018-03-28 サントリーホールディングス株式会社 ナトリウムを含有する容器詰め飲料
JP6674732B2 (ja) 2014-08-21 2020-04-01 アサヒ飲料株式会社 飲料組成物及び熱中症予防剤
JP6588747B2 (ja) 2015-06-26 2019-10-09 サントリーホールディングス株式会社 ナトリウムを含有する炭酸飲料

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295370A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Kao Corp 容器詰飲料
JP2013051974A (ja) * 2012-12-17 2013-03-21 Kirin Beverage Corp 塩基性アミノ酸含有容器詰め飲料
WO2014136664A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 サントリー食品インターナショナル株式会社 飲料
WO2016136868A1 (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 サントリー食品インターナショナル株式会社 果実フレーバーを含有する透明飲料

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021167026A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 サントリーホールディングス株式会社 水又は飲料の風味を改善するためのミネラル含有組成物
WO2021167031A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 サントリーホールディングス株式会社 水又は飲料の風味を改善する氷を製造するためのミネラル含有組成物
JP6956907B1 (ja) * 2021-01-08 2021-11-02 サントリーホールディングス株式会社 ラクチュロースを含有する飲料
JP2022107321A (ja) * 2021-01-08 2022-07-21 サントリーホールディングス株式会社 ラクチュロースを含有する飲料

Also Published As

Publication number Publication date
US20200229478A1 (en) 2020-07-23
EP3689155A1 (en) 2020-08-05
EP3689155A4 (en) 2021-06-02
AU2018337454A1 (en) 2020-04-23
CN111417314A (zh) 2020-07-14
SG11202002723RA (en) 2020-04-29
WO2019059391A1 (ja) 2019-03-28
JPWO2019059391A1 (ja) 2019-11-14
TW201918173A (zh) 2019-05-16
TWI762723B (zh) 2022-05-01
AU2018337454B2 (en) 2021-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6526354B1 (ja) カリウム含有無色透明飲料
JP6301562B1 (ja) リナロールを含有する無色透明飲料
JP6526353B1 (ja) カルシウム含有無色透明飲料
JP6543009B2 (ja) リナロール含有無色透明飲料
WO2018016110A1 (ja) カフェイン含有無色透明飲料
JP6470880B1 (ja) ナトリウム含有無色透明飲料
JP6470881B1 (ja) マグネシウム含有無色透明飲料
TWI770270B (zh) 含有鈉之無色透明飲料及其製造方法
WO2019049978A1 (ja) マグネシウム含有無色透明飲料
JPWO2019059389A1 (ja) カリウム含有無色透明飲料
JP6217012B1 (ja) カフェイン含有無色透明飲料
JP2019187433A (ja) カルシウム含有無色透明飲料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181105

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20181105

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20181122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6526354

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250