JP6027367B2 - 折り畳み式手押し車 - Google Patents

折り畳み式手押し車 Download PDF

Info

Publication number
JP6027367B2
JP6027367B2 JP2012177861A JP2012177861A JP6027367B2 JP 6027367 B2 JP6027367 B2 JP 6027367B2 JP 2012177861 A JP2012177861 A JP 2012177861A JP 2012177861 A JP2012177861 A JP 2012177861A JP 6027367 B2 JP6027367 B2 JP 6027367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link member
width direction
link
bar
connecting shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012177861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014034347A (ja
Inventor
仁志 薮内
仁志 薮内
Original Assignee
アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社 filed Critical アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社
Priority to JP2012177861A priority Critical patent/JP6027367B2/ja
Publication of JP2014034347A publication Critical patent/JP2014034347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6027367B2 publication Critical patent/JP6027367B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Description

本発明は、使用時には展開状態にされ、不使用時には折り畳み状態にされる手押し車に関し、特に展開状態にするための操作機構に関する。
折り畳み式手押し車は、不用意に折り畳まれることを防止して、展開状態を維持するためのロック機構を備えることが常套である。このようなロック機構は様々な構造が知られている。従来、例えば、特開2010−253976号公報(特許文献1)に記載の乳母車は、上下方向に延びる2本一対の後脚に回動および摺動可能に取り付けられてX字状に交差する一組の背面クロス部材と、背面クロス部材に架設された展開状態ロック機構とを備える。そして、第1リンク部材および第2リンク部材からなる展開状態ロック機構を幅方向に突っ張らせておき、第1リンク部材に回動自在に設けられたフックを背面クロス部材に係合固定することにより、乳母車の展開状態を維持する。
また実用新案登録第3163894号公報(特許文献2)に記載のベビーカーは、上下方向に延びる2本一対の後脚にそれぞれ取り付けられ、後脚に沿って摺動可能な2個一対のスライドブロックと、これらのスライドブロックおよび後脚に架設されてX字状に交差する一組のクロス部材とを備える。そしてベビーカーの折り畳み状態でスライドブロックは上方の第1位置にされ、ベビーカーの展開状態でスライドブロックは下方の第2位置にされる。
特許文献2の折り畳みロック機構および展開状態ロック機構について詳細に説明すると、特許文献2の段落0030には、一方の後脚に2個の第1係止ユニットを設け、一方のスライドブロックには第2係止ユニットを設ける。そして、一方のスライドブロックが第1位置または第2位置に位置するときには、第2係止ユニットが2個の第1係止ユニットのうちのいずれかと係止するというものである。また、操作を容易にするために、一方のスライドブロックにスイッチを設け、このスイッチを押すと、第1係止ユニットと第2係止ユニットとの係止が解除され、スライドブロックが後脚に対して摺動自在になるというものである。
特開2010−253976号公報 実用新案登録第3163894号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に記載のベビーカー等にあっては、以下に説明するような問題を生ずる。つまり折り畳み状態のベビーカーを展開する際、操作者は両手で展開状態ロック機構を操作するか、あるいは両手でベビーカーの車体フレームを掴み展開状態ロック機構が作動するまで車体フレームを完全に広げなければならない。このため操作者が乳児や荷物を抱きかかえている等の両手がふさがっている場合には、ベビーカーを展開する術がなかった。
本発明は、上述の実情に鑑み、展開操作の利便性を向上させた折り畳み式の手押し車を提供することを目的とする。
この目的のため本発明は、上下方向に延び幅方向に離隔して配置される一対の後脚と、上下方向に延びて上端部が後脚の上端部に回動可能に連結される一対の前脚と、各後脚にスライド可能に取り付けられた一対のスライド部材と、互いに交差して延び該交差箇所で相対回動可能に連結される第1棒部材および第2棒部材を有し第1棒部材の一端がスライド部材の一方と回動可能に連結され、第1棒部材の他端が後脚の他方に回動可能に連結され、第2棒部材の一端がスライド部材の他方に回動可能に連結され、第2棒部材の他端が後脚の一方に回動可能に連結される背面クロス部材とを含み、幅方向のサイズが縮小して折り畳まれる車体フレームと、一方端が第1棒部材に回動可能に連結された第1リンク部材と、一方端が第2棒部材に回動可能に連結された第2リンク部材と、第1リンク部材の他端と第2リンク部材の他端とを回動可能に連結する連結軸とを備え、連結軸が第1リンク部材および第2リンク部材の一方端よりも上方へ移動することを許容して、第1リンク部材および第2リンク部材の連結軸回りの回動により後脚の一方と後脚の他方との幅方向間隔を縮小可能とし、連結軸が第1リンク部材および第2リンク部材の一方端よりも下方の展開位置にされたまま当該展開位置より上方へ移動することを規制して、第1リンク部材および第2リンク部材が連結軸から幅方向一方および幅方向他方にそれぞれ突っ張って延びることにより後脚の一方と後脚の他方との間隔を車体フレームの展開状態に維持するよう構成される折り畳み式の手押し車を前提とする。そして折り畳み式手押し車は、上下方向に延び上端部が連結軸に連結され、下端部に足踏み部を有する操作部材と、一方端が回動軸を介して車体フレームの幅方向一方部材に回動可能に連結された第3リンク部材と、一方端が回動軸を介して車体フレームの幅方向他方部材に回動可能に連結された第4リンク部材と、一方端が第3リンク部材の他端と回動可能に連結されるとともに他方端が第4リンク部材の他端と回動可能に連結された第5リンク部材とを有し、車体フレームの展開状態で幅方向に離隔する幅方向一方部材および幅方向他方部材の間隔を維持する第2の展開状態維持機構とをさらに備えることを特徴とする。
かかる本発明によれば、手押し車の操作者は、両手を用いることなく、片足で足踏み部を下方に踏み込むことにより連結軸を容易に展開位置にして手押し車を展開状態にロックすることができる。本発明は、第1リンク部材および第2リンク部材によって車体フレームを展開状態に維持することができるが、一方端が回動軸を介して車体フレームの幅方向一方部材に回動可能に連結された第3リンク部材と、一方端が回動軸を介して車体フレームの幅方向他方部材に回動可能に連結された第4リンク部材と、一方端が第3リンク部材の他端と回動可能に連結されるとともに他方端が第4リンク部材の他端と回動可能に連結された第5リンク部材とを有し、車体フレームの展開状態で幅方向に離隔する幅方向一方部材および幅方向他方部材の間隔を維持する第2の展開状態維持機構をさらに備える。かかる本発明によれば、第2の展開状態維持機構によっても車体フレームの展開状態を維持することから、車体フレームの展開状態を2重に維持する。したがって、操作者が不用意に連結軸を展開位置から移動させてしまった場合であっても、手押し車の展開状態が変形することがなく、安全性が向上する。
操作部材は特に限定されず、連結軸から垂れ下がる帯あるいは紐等の屈曲自在なものであってもよい。本発明の一実施形態として操作部材は、連結軸から足踏み部まで上下方向に延びる棒状体を含む。かかる実施形態によれば、手押し車の後方に立つ操作者にとって足踏み部に足を容易に置くことができ、操作部材の操作性が向上する。
車体フレームのフレーム構造は特に限定されない。本発明の一実施形態として車体フレームは、前後方向に延び前方領域または中間領域が前脚に回動可能に連結され後端部がスライド部材に回動可能に連結される一対の前後方向部材とをさらに含む。かかる実施形態によれば、前脚と後脚が前後方向部材によって連結されることから、折り畳み操作によって前脚と後脚の間を閉じて手押し車の前後方向寸法を縮小することができる。前後方向部材は例えば幼児用座席の座部を支持する座部支持棒であってもよいし、座部支持棒以外のフレーム部材であってもよい。
本発明の好ましい実施形態として、第1リンク部材および第2リンク部材は、第1棒部材および第2棒部材の上端領域にそれぞれ連結され、足踏み部は、第1棒部材および第2棒部材の交差箇所よりも下方に配置される。これにより足踏み部が地面に近くなり、操作者は足踏み部を容易に踏み込むことができる。他の実施形態として、足踏み部は、第1棒部材および第2棒部材の交差箇所よりも上方に配置されてもよい。
本発明は一実施形態に限定されるものではないが、折り畳み式手押し車は、第1棒部材および第2棒部材の交差箇所を含む領域に設けられて、操作部材の上下方向移動を案内する案内部材をさらに備えてもよい。かかる実施形態によれば、操作部材が幅方向へ不用意に移動することがなく、操作部材のふらつきを防止できる。なお交差箇所を含む領域とは、交差箇所および交差箇所近傍を含む。また案内部材は第1棒部材、第2棒部材、あるいは交差箇所の連結軸に取り付けられる。
連結軸を展開位置よりも上方にする手段は特に限定されない。例えば握り手を設けてもよい。好ましい実施形態として、折り畳み式手押し車は、一端が車体フレームに連結され、他端が連結軸に連結されるベルトをさらに備える。かかる実施形態によれば、操作者が立ったままベルトを掴んで引き上げることによって連結軸を展開位置から上昇させることが可能となる。したがって操作者は連結軸を手で掴むために前かがみになる必要がなく、折り畳み操作を容易に行うことができる。また、操作者は次にベルトを肩に掛けて折り畳み状態の手押し車を運搬することにより、手押し車の片付け動作を有利に進めることができる。
幅方向一方部材および幅方向他方部材は例えば一対の後脚である。あるいは幅方向一方部材および幅方向他方部材は一方の後脚および第1棒部材であってもよく、あるいは他方の後脚および第1棒部材であってもよく、あるいは一方の後脚および第2棒部材であってもよく、あるいは他方の後脚および第2棒部材であってもよい。
このように本発明によれば、操作者は、両手を用いることなく、片足で足踏み部を下方に踏み込むことにより連結軸を展開位置にすることができる。したがって手押し車の展開操作が頗る容易となり、操作性が向上する。
本発明の一実施形態の車体フレームを示す斜視図である。 本発明の一実施形態の乳母車を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の幌付車体フレームの側面図である。 本発明の一実施形態の幌付車体フレームの折り畳み状態の側面図である。 乳母車の展開状態における一対の後脚および背面クロス部材を背面側から見た背面図である。 乳母車の折り畳み状態における一対の後脚および背面クロス部材を背面側から見た図である。 第1および第2展開状態ロック機構をロック解除した状態を乳母車の背面側から見た背面図である。 乳母車の折り畳み操作の開始状態を示す側面図である。 乳母車の折り畳み操作の終了状態を示す側面図である。
図1〜図4は、手押し車の一例としての折り畳み式乳母車の全体を示している。図1は乳母車の車体フレームを示し、理解を容易にするため押し棒および前脚の一部を省略した斜視図である。図2は座席ハンモック23、幌17および物品収納袋22を装着した状態の乳母車を示す斜視図である。図3は開いた状態の乳母車の側面図を示し、図4は折り畳んだ状態の乳母車の側面図を示している。
乳母車は、高さ方向および幅方向のサイズが縮小して折り畳まれるものである。乳母車は、車体フレームの主要構成要素として、幅方向に離隔した幅方向一方部材および幅方向他方部材を有する。一対の幅方向一方部材および幅方向他方部材として具体的には、一対の前脚1と、一対の後脚4と、一対の押し棒5と、一対のハンドル部材6と、一対の座部支持棒10と、背面クロス部材8と、底面クロス部材9である。幅方向一方部材および幅方向他方部材は互いに幅方向間隔を縮小可能であり、両者の間隔を縮小することにより乳母車は折り畳み状態にされる。これに対し両者の間隔を拡大した状態で維持することにより乳母車は展開状態に維持される。
各前脚1は、上下方向に延びており、その下端部に前輪11を有し、その上端部に連結部材2を有している。各前輪11はキャスタ11cを介して前脚1の下端に取り付けられている。展開状態において各キャスタ11cは水平面に垂直な回動軸を中心として回動自在にされ、これにより各前輪11の舵角を変更することができる。連結部材2は、前脚1に固定されており、その前方部に筒状体2aを有し、その後方部に張出し部2bを有している。各前脚1の中間領域には、案内スリーブ3が固定して取り付けられている。この案内スリーブ3は、その前方部に筒状体3aを有している。
各後脚4は、上下方向に延びており、その下端部に後輪14を有している。各後脚4の上端部は、前脚1に固定された連結部材2の張出し部2bに回動可能に連結されている。乳母車の折り畳み動作に伴って各後脚4は各前脚1に近づく方向に回動し、図4に示す折り畳み状態においては、各後脚4と各前脚1とは平行な関係で位置し、後輪は前輪の上方に位置する。
各押し棒5は、展開状態においてその下方領域が各前脚1上に重なるように配置されて上下方向に延びている。この押し棒5は、前脚1に固定された連結部材2および案内スリーブ3の筒状体2a,3aにスライド可能に保持されている。乳母車の折り畳み動作に伴って各押し棒5は各前脚1上を下方に向かってスライド移動し、図4に示す折り畳み状態においては、各押し棒5の下方端が地面Gに当接するようになる。地面Gに接する押し棒5の下方端と前輪とによって、折り畳み状態の乳母車は自立することが可能である。このように押し棒5は、図3に示す展開状態で相対的に上方の位置にされ、図4に示す折り畳み状態で相対的に下方の位置に選択的にされる。
一対の前脚1のうち、座席ハンモック23から左側の前脚1の下端側には、足踏み部材25が配設される。足踏み部材25はペダル形状であって、足踏み部材25の基端がキャスタ部材11cに取り付けられ、足踏み部材25の遊端に足踏み部26が設けられ、基端を中心として回動可能である。足踏み部26はウレタン製などのスポンジ部材からなり、このスポンジ部材は足踏み部材25の遊端の上側、先端側、および下側を覆う。
足踏み部材25の基端は前輪11の車軸11aに回動可能に軸支される。足踏み部26とキャスタ11cとの間にはばね27が張設されている。ばね27は足踏み部材25を上方位置に付勢する。このため通常は、図3および図4に示すように足踏み部材25は地面Gから離れている。ただし後述するように足踏み部材25に下方の力を加えると、足踏み部材25はばね27の付勢力に抗して下方へ回動し、地面Gに接地する下方位置にされる。
図5および図6は、一対の後脚4および背面クロス部材8を背面側から見た図であり、図5は乳母車の展開状態を示し、図6は乳母車の折り畳み状態を示している。一対の後脚4の上方領域上に、一対のスライド部材7がスライド可能に配置されている。乳母車の折り畳み動作に伴って各スライド部材7は各後脚4上を上方に向かってスライド移動する。
背面クロス部材8は、互いに重なるように配置されてX字状に交差する第1棒部材81と第2棒部材82とを含み、その上端部が一対のスライド部材7に回動可能に連結され、その下端部が一対の後脚4の下方領域に回動可能に連結されている。第1棒部材81と第2棒部材82とは、それらの交差部において回動可能に連結されている。乳母車の前後方向にみて第2棒部材82は第1棒部材81よりも後方に配置される。図5および図6を比較すれば明らかなように、乳母車の折り畳み状態においては、背面クロス部材8の上下端の距離が長くなり、一対の後脚4の間隔が狭まっている。
図1および図3に示すように、底面クロス部材9は、X字状に交差する第1の棒部材91と第2の棒部材92とを含み、その前端部が一対の押し棒5の下端部に回動可能に連結され、その後端部が一対の後脚4の中間領域に回動可能に連結されている。乳母車の折り畳み動作に伴って一対の押し棒5が前脚1に沿って下方へ移動すると、押し棒5の下端部に連結された底面クロス部材9の前端部もそれに追従して下方へ移動し、それに伴い、底面クロス部材9の後端部に連結された一対の後脚4を前脚1に向かって回動させる。また、押し棒5の下端部の下方への移動量が大きくなるのにつれて、底面クロス部材9の前端部と後端部との間の距離が長くなるので、一対の前脚1間の間隔および一対の後脚4間の間隔が狭まる。
一対の座部支持棒10は、座席ハンモック23の座部を支持するように前後方向に延びる前後方向部材であって、その前方領域または中間領域が一対の前脚1の中央部に回動可能に連結され、その後端部が一対のスライド部材7に回動可能に連結されている。乳母車の折り畳み動作に伴ってスライド部材7が後脚4上を上方に向かって移動すると、座部支持棒10は図3において反時計方向に回動し、乳母車の折り畳み状態では、前脚1の内側に沿って位置するようになる。
図5および図6の背面図に示すように、背面クロス部材8には、乳母車の展開状態を維持する第1展開状態ロック機構30および第2展開状態ロック機構40が設けられている。第1展開状態ロック機構30は、一方端が回動軸13aを介して第1棒部材81に回動可能に連結された第1リンク部材13と、一方端が回動軸12aを介して第2棒部材82に回動可能に連結された第2リンク部材12と、第1リンク部材13の他端と第2リンク部材12の他端とを回動可能に連結する連結軸31と、上下方向に延びる棒状体(ロッド)であって、上端部が連結軸31に連結され、下端部に足踏み部37を有する操作部材36を有する。足踏み部37は後方へ突出するよう略水平に延びる。
操作部材36は四角形の環である案内部材38を貫通する。案内部材38は第1棒部材81および第2棒部材82の交差箇所に配置され、操作部材36の上下移動を案内する。案内部材38が取り付けられた第2棒部材82の中央部は、連結軸を介して第1棒部材81の中央部と回動可能に連結する。また第1リンク部材13は連結軸31を介して第2リンク部材12に回動可能に連結されていることがわかる。なお、連結部材31には後述するベルト33の一端が連結される。
第1展開状態ロック機構30は、第1リンク部材13の他端および第2リンク部材12の他端にそれぞれ設けられた一対の突起(図示せず)をさらに有し、連結軸31が、回動軸12aおよび回動軸13aと同じ高さ位置になる思案点を越えてわずかに下方に移動する展開位置まで下降すると上述した一対の突起が当接して、連結軸31が展開位置よりも下降することを禁止する。図5に示すように連結軸31が最も低い展開位置まで下降すると、第1リンク部材13の一端の回動軸13aから第2リンク部材12の一端の回動軸12aまでの間隔が最も広くなり、第1リンク部材13および第2リンク部材12が連結軸31から幅方向一方および幅方向他方にそれぞれ突っ張って延びる。そうすると背面クロス部材8は上下方向に縮小するとともに幅方向に拡大して、乳母車は展開状態にされる。しかも連結軸31が展開位置から上昇しようすれば背面クロス部材8を押し広げなければならず抵抗となるから、連結軸31は展開位置より上方へ移動することを規制される(ロック状態)。これにより連結軸31は安定して展開位置に維持される。
乳母車の操作者が、ベルト33を掴んで引き上げると、連結軸31は上述した思案点を越えて上昇し、連結軸31は第1リンク部材13および第2リンク部材12の一方端よりも上方へ移動する。そうすると第1リンク部材13および第2リンク部材12は、背面図において連結軸31を中心とする逆V字状に傾斜する。かかる第1リンク部材13および第2リンク部材12の連結軸31回りの回動によって、第1棒部材81と第2棒部材82との幅方向間隔を縮小可能とする。図6に示すように連結軸31が最も高い位置で、第1リンク部材13の一端13aから第2リンク部材12の一端12aまでの間隔が最も狭くなり、背面クロス部材8は上下方向に拡大するとともに幅方向に縮小して、乳母車は折り畳み状態にされる。
第2展開状態ロック機構40は、一方端が回動軸41aを介して一方の後脚4に回動可能に連結された第3リンク部材41と、一方端が回動軸42aを介して他方の後脚4に回動可能に連結された第4リンク部材42と、一方端が第3リンク部材41の他端と回動可能に連結されるとともに他方端が第4リンク部材42の他端と回動可能に連結された第5リンク部材43と、ばね45とを有する。第4リンク部材42の一方端には、後脚4を超えて幅方向外側へ突出するステップ44が形成される。ばね45は、第3リンク部材41の一方端と後脚4の下端部に形成された突起46との間に張り渡されて、第3リンク部材41を回動軸41a回りに下方へ付勢する。
第3リンク部材41および第4リンク部材42は、平板形状の相対的に長いロッドである。また第5リンク部材43は、断面逆U字状の相対的に短いロッドであって、第3リンク部材41と第4リンク部材42を接続する接続部材である。第3リンク部材41の他端部は、断面逆U字状の第5リンク部材43の中に支持されて、第5リンク部材43からみて下方へ回動を許容されるが、第5リンク部材43からみて上方へ回動すると第3リンク部材と当接してさらなる回動を禁止される。したがって第2展開状態ロック機構40は、第5リンク部材43が回動軸41aおよび回動軸42aと同じ高さ位置になる思案点を越えてわずかに下方に移動する展開位置まで下降すると、第5リンク部材43が展開位置よりも下降することを禁止する。
図5に示すように第5リンク部材43が最も低い展開位置まで下降すると、第3リンク部材41の一端の回動軸41aから第4リンク部材42の一端の回動軸42aまでの間隔が最も広くなり、第3リンク部材41および第4リンク部材42が第5リンク部材43から幅方向一方および幅方向他方にそれぞれ突っ張って延びる。そうすると一対の後脚4は幅方向に拡大して、乳母車は展開状態にされる。しかも第5リンク部材43が展開位置から上昇しようすれば、一対の後脚4を押し広げなければならず抵抗となるから、第5リンク部材43は展開位置より上方へ移動することを規制される(ロック状態)。これにより第5リンク部材43は安定して展開位置に維持される。
乳母車の操作者が、第4リンク部材42の一方端に延設されて後脚4よりも幅方向外側に突出するステップ44を踏み込むと、第5リンク部材43が上述した思案点を越え、図7の背面図に示すように僅かに上昇し、第2展開状態ロック機構40はロック解除される。
第2展開状態ロック機構40の作用は、第1展開状態ロック機構30が不用意にロック解除されても乳母車が折り畳まれることを防止することである。したがって乳母車は展開状態において第1展開状態ロック機構30および第2展開状態ロック機構40の双方で二重に展開状態を維持されている。乳母車の操作者は、第1展開状態ロック機構30および第2展開状態ロック機構40の双方をロック解除しなければ、乳母車を折り畳むことができない。
ベルト33は長さ調整可能であり、折り畳み状態にされた乳母車の運搬に供され、一端が第1展開状態ロック機構30と連結し、他端が押し棒5の上端と連結する。
本実施形態の乳母車の折り畳み操作につき説明する。図1〜図3および図5に示す展開状態にされた乳母車において、まず乳母車の操作者が片手でベルト33を引き上げて第1展開状態ロック機構30をロック解除し、片足でペダル44を下方に踏み込んで第1展開状態ロック機構40をロック解除する。そうすると図7に示すように第1展開状態ロック機構30および第2展開状態ロック機構40の双方はロック解除されているので、背面クロス部材8は交差角度を自由に変化可能にされる。次に図8の側面図に矢印で示すように操作者が片足Pで足踏み部26を下方に踏み込みながら片手で一方のハンドル部材6を下方に押し込むと、押し棒5が下方へ押し込まれて前脚1に沿って摺動し、これに伴いクロス部材8,9の交差角度が変化して、図9に示すように折り畳み状態にされる。
図8および図9に示すように、足踏み部26を下方に踏み込むことで足踏み部26が地面Gに直接接地することから、前輪11が地面の上を転がり回転することが禁止され、乳母車は地面Gの上に固定される。したがって足踏み部材25が配設された側の前輪11と同じ側のハンドル部材6を、図8の矢印で示すよう片手Mで下方に押し込むことによって容易に折り畳むことができる。足踏み部材25を下方位置に押し込むことにより折り畳み操作が頗る容易になる。
また足踏み部26を構成するスポンジ部材は、片足Pで踏み込まれると弾性変形して、Pの足底に沿って面接触し、地面Gの形状に沿っても面接触する。したがって、片足Pに馴染んで片足Pからの押圧力を受け止め、地面Gに確りと固定される。
本実施形態の乳母車の展開操作につき説明する。図4および図6に示す折り畳み状態にされた乳母車において、操作者が片手で一方のハンドル部材6を状方に引き上げると、押し棒5が上方へ引き出されて前脚1に沿って摺動し、これに伴いクロス部材8,9の交差角度が変化して、図7に示すように概ね展開された形状にされる。次に操作者が片足で足踏み部37を踏み込むと、連結軸31が思案点を越えて下降し展開位置にされ、第1展開状態ロック機構30は背面クロス部材8を交差角度変化不能にロックする。このとき第3リンク部材41はばね45によって下方に付勢され、これに伴い第5リンク部材43は思案点を越えて展開位置まで下降する。したがって第1展開状態ロック機構30をロックすれば第2展開状態ロック機構40も自動的にロックする。この結果、乳母車は図4および図6に示す展開状態にされる。
ところで本実施形態の折り畳み式乳母車は、幅方向に離隔した一対の幅方向一方部材および幅方向他方部材である第1棒部材81および第2棒部材82を含み幅方向のサイズが縮小して折り畳まれる車体フレームと、一方端が第1棒部材81に回動可能に連結された第1リンク部材13と、一方端が第2棒部材82に回動可能に連結された第2リンク部材12と、第1リンク部材13の他端と第2リンク部材12の他端とを回動可能に連結する連結軸31とを備える。
そして乳母車は、図7および図6に示すように、連結軸31が第1リンク部材13および第2リンク部材12の一方端の回動軸12a,13aよりも上方へ移動することを許容して、第1リンク部材13および第2リンク部材12の連結軸31回りの回動により第1棒部材81と第2棒部材82との幅方向間隔を縮小可能とする。
また乳母車は、図5に示すように、連結軸31が第1リンク部材13および第2リンク部材12の一方端の回動軸12a,13aと略同じ高さ位置であるが思案点を越えて僅かに下方の展開位置にされたまま当該展開位置より上方へ移動することを規制して、第1リンク部材13および第2リンク部材12が連結軸31から幅方向一方および幅方向他方にそれぞれ突っ張って延びることにより第1棒部材81と第2棒部材81との間隔を車体フレームの展開状態に維持するよう構成される。
このような前提のもとで乳母車は、上下方向に延び、上端部が連結軸31に連結され、下端部に足踏み部37を有する操作部材36をさらに備えることを特徴とする。本実施形態によれば、操作者は両手を用いることなく片足で足踏み部37を下方に踏み込むことにより連結軸31を容易に展開位置にして乳母車を展開状態にロックすることができる。
また本実施形態によれば、幅方向一方部材および幅方向他方部材は、車体フレーム後部に配設された背面クロス部材8であることから、乳母車の後方に立つ操作者にとって足踏み部37に足を容易に置くことができ、操作部材36の操作性が向上する。
また本実施形態によれば、車体フレームは、上下方向に延びる一対の前脚1と、上下方向に延びて上端部が前脚1の上端部に回動可能に連結される一対の後脚4と、一対の後脚4に沿ってそれぞれ摺動可能に取り付けられた一対のスライド部材7と、互いに交差する第1棒部材81および第2棒部材82を有し、第1棒部材81は上下方向かつ幅方向に延びて上端が一方のスライド部材7に枢着されるとともに下端が他方の後脚4に枢着され、第2棒部材82は上下方向かつ幅方向に延びて上端が他方のスライド部材7に枢着されるとともに下端が一方の後脚4に枢着され、交差箇所で第1棒部材81と第2棒部材82とが枢軸を介して連結される背面クロス部材8とを含む。そして第1リンク部材13と回動可能に連結する幅方向一方部材は第1棒部材81であり、第2リンク部材12と回動可能に連結する幅方向他方部材は第2棒部材82である。
また本実施形態によれば図5に示すように、第1リンク部材13および第2リンク部材12は、第1棒部材81および第2棒部材82の上端領域にそれぞれ連結され、操作部材36は、背面クロス部材8の交差箇所よりも下方へ延びる。これにより足踏み部37が地面に近くなり、容易に踏み込むことができる。
また本実施形態によれば、背面クロス部材8の交差箇所に設けられて、操作部材36の上下方向移動を案内する案内部材38をさらに備える、請求項4に記載の折り畳み式手押し車。これにより操作部材36が幅方向へ不用意に移動することがなく、操作部材36のふらつきを防止できる。
また本実施形態によれば、一端が車体フレームに連結され、他端が連結軸31に連結されるベルト33をさらに備える。これにより操作者が立ったままベルトを掴んで引き上げることによって連結軸31を展開位置から上昇させることが可能となる。したがって操作者は連結軸31を手で掴むために前かがみになる必要がなく、乳母車の折り畳み操作を容易に行うことができる。
また本実施形態によれば、幅方向に離隔して対をなす車体フレームの幅方向一方部材および幅方向他方部材に架設され、これら幅方向一方部材および幅方向他方部材の間隔を車体フレームの展開状態に維持する第2の展開状態維持機構としての第2展開状態ロック機構40をさらに備える。第2展開状態ロック機構40によっても車体フレームの展開状態を維持することから、車体フレームの展開状態を2重に維持する。したがって、操作者が不用意に第1展開状態ロック機構30をロック解除させてしまった場合であっても、乳母車の展開状態が変形することがなく、安全性が向上する。
また本実施形態の折り畳み式乳母車は、下端に前輪11を有し上下方向に延びる一対の前脚1と、下端に後輪14を有し上下方向に延びる一対の後脚4と、上下方向に延びる一対の押し棒4とを含む折り畳み可能な車体フレームを備え、押し棒5が相対的に上方の位置にされる展開状態と、押し棒5が相対的に下方の位置にされる折り畳み状態とに選択的にされることを前提とする。そして、前脚1の下端側に配設され、足踏み部26を有し、足踏み部26が踏み込まれることなく地面から離れた上方位置と、足踏み部26が踏み込まれて地面に接地する下方位置とに選択的にされる足踏み部材25をさらに備えることを特徴とする。
かかる実施形態によれば、足踏み部26を踏み込むことによって足踏み部材25が地面Gに確りと接地することから、前輪11および後輪14が回転して乳母車が地面Gの上を移動することがない。したがって操作者は、両手を用いることなく、片足で足踏み部26を下方に踏み込み、片手で押し棒6を下方へ変位させることにより乳母車を容易に折り畳むことができる。なお図示はしなかったが、足踏み部材26を後脚4の下端側に配設する変形例も可能である。
また本実施形態によれば、足踏み部材25を上方位置へ付勢するばね27をさらに備えることから、足踏み部26から足を離すことによって足踏み部材25が上方位置に自動的に復帰する。
また本実施形態によれば、押し棒5は前脚1に沿って摺動可能に設けられ、足踏み部材25は前脚1の下端側に連結されるから、前脚1に重なるように押し棒5を下方へ摺動させる際、操作者は前脚1の下端を移動不能に地面Gに固定し押し棒5を安定して下方へ押し込むことができる。
また本実施形態によれば、前脚1の下端部に回動可能に設けられて前輪11の舵角を変更可能にするキャスタ部材11cをさらに備え、足踏み部材25は、キャスタ部材11cに取り付けられることから、操作者はキャスタ部材を自己の有利な向きに回動させて、足踏み部を踏み込み易くすることができる。なお別な車体フレームでは、キャスタを後輪14に設けて、後脚に足踏み部材25を配設してもよい。
また本実施形態によれば、足踏み部材25は、ペダル形状であって、足踏み部材25の基端が前脚1の下端側に回動可能に軸支され、足踏み部材25の遊端に足踏み部25が配置されることから、足踏み部25を足で容易に踏み込むことができる。そして足踏み部25が地面Gに直接接地することから、乳母車が地面Gの上を走行しないように確実に停止させることができる。
また本実施形態によれば、ペダル状の足踏み部材25の基端は、前輪11の車軸11aに回動可能に軸支されることから、既設の車軸11aを利用して、ペダル状の足踏み部材25を前脚1の下端側に連結することができる。なお図示はしなかったが、変形例としてペダル状の足踏み部材25の基端を別途、軸支してもよい。あるいは別な車体フレームでは、足踏み部材25の基端を、後輪14の車軸に軸支してもよい。
また本実施形態によれば、足踏み部材25は足踏み部材の遊端の下側を覆うスポンジ部材として、足踏み部26を有することから、操作者が足踏み部26を踏み込んで足踏み部材25の遊端の下側が地面Gに接地すると、このスポンジ部材が弾性変形して地面Gに面接触する。これにより足踏み部材25と地面Gとの密着性が良くなり、足踏み部材25を地面Gに確実に固定することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になる折り畳み式手押し車は、人、動物、または物品を運搬する用具において有利に利用される。
1 前脚、 2 連結部材、 2a 筒状体、 2b 張出し部、 3 案内スリーブ、 3a 筒状体、 4 後脚、 5 押し棒、 6 ハンドル部材、 7 スライド部材、 8 背面クロス部材、 81 第1棒部材、 82 第2棒部材、 9 底面クロス部材、 91 第1棒部材、 92 第2棒部材、 10 座部支持棒、 12 第2リンク部材、 13 第1リンク部材、 17 幌、 22 物品収納袋、 23 座席ハンモック、 25 足踏み部材、 26 足踏み部(スポンジ部材)、 27 ばね、 30 第1展開状態ロック機構、 31 連結軸、 33 ベルト、 36 操作部材、 37 足踏み部、 40 第2展開状態ロック機構、 41 第3リンク部材、 42 第4リンク部材、 43 第5リンク部材、 44 ステップ、 45 ばね。

Claims (7)

  1. 上下方向に延び幅方向に離隔して配置される一対の後脚と、上下方向に延びて上端部が前記後脚の上端部に回動可能に連結される一対の前脚と、各後脚にスライド可能に取り付けられた一対のスライド部材と、互いに交差して延び該交差箇所で相対回動可能に連結される第1棒部材および第2棒部材を有し前記第1棒部材の一端が前記スライド部材の一方と回動可能に連結され、前記第1棒部材の他端が前記後脚の他方に回動可能に連結され、前記第2棒部材の一端が前記スライド部材の他方に回動可能に連結され、前記第2棒部材の他端が前記後脚の一方に回動可能に連結される背面クロス部材とを含み、幅方向のサイズが縮小して折り畳まれる車体フレームと、
    一方端が前記第1棒部材に回動可能に連結された第1リンク部材と、
    一方端が前記第2棒部材に回動可能に連結された第2リンク部材と、
    前記第1リンク部材の他端と前記第2リンク部材の他端とを回動可能に連結する連結軸とを備え、
    前記連結軸が前記第1リンク部材および前記第2リンク部材の一方端よりも上方へ移動することを許容して、第1リンク部材および第2リンク部材の連結軸回りの回動により前記後脚の一方と前記後脚の他方との幅方向間隔を縮小可能とし、
    前記連結軸が前記第1リンク部材および前記第2リンク部材の一方端よりも下方の展開位置にされたまま当該展開位置より上方へ移動することを規制して、前記第1リンク部材および前記第2リンク部材が前記連結軸から幅方向一方および幅方向他方にそれぞれ突っ張って延びることにより前記後脚の一方と前記後脚の他方との間隔を車体フレームの展開状態に維持するよう構成される手押し車において、
    上下方向に延び、上端部が前記連結軸に連結され、下端部に足踏み部を有する操作部材と、
    一方端が回動軸を介して前記車体フレームの幅方向一方部材に回動可能に連結された第3リンク部材41と、一方端が回動軸を介して前記車体フレームの幅方向他方部材に回動可能に連結された第4リンク部材と、一方端が第3リンク部材の他端と回動可能に連結されるとともに他方端が第4リンク部材の他端と回動可能に連結された第5リンク部材とを有し、車体フレームの展開状態で幅方向に離隔する前記幅方向一方部材および前記幅方向他方部材の間隔を維持する第2の展開状態維持機構とをさらに備えることを特徴とする、折り畳み式手押し車。
  2. 前記操作部材は、前記連結軸から前記足踏み部まで上下方向に延びる棒状体を含む、請求項1に記載の折り畳み式手押し車。
  3. 前記車体フレームは、前後方向に延び前方領域または中間領域が前記前脚に回動可能に連結され後端部が前記スライド部材に回動可能に連結される一対の前後方向部材とをさらに含む、請求項1または2に記載の折り畳み式手押し車。
  4. 前記第1リンク部材および前記第2リンク部材は、前記第1棒部材および前記第2棒部材の上端領域にそれぞれ連結され、前記足踏み部は、前記第1棒部材および前記第2棒部材の交差箇所よりも下方に配置される、請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳み式手押し車。
  5. 前記第1棒部材および前記第2棒部材の交差箇所を含む領域に設けられて、前記操作部材の上下方向移動を案内する案内部材をさらに備える、請求項4に記載の折り畳み式手押し車。
  6. 一端が前記車体フレームに連結され、他端が前記連結軸に連結されるベルトをさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の折り畳み式手押し車。
  7. 前記第2の展開状態維持機構は、前記第4リンク部材の一方端に延設されて前記幅方向他方部材よりも幅方向外側に突出するステップをさらに有する、請求項1〜6のいずれかに記載の折り畳み式手押し車。
JP2012177861A 2012-08-10 2012-08-10 折り畳み式手押し車 Active JP6027367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177861A JP6027367B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 折り畳み式手押し車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177861A JP6027367B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 折り畳み式手押し車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014034347A JP2014034347A (ja) 2014-02-24
JP6027367B2 true JP6027367B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=50283589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012177861A Active JP6027367B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 折り畳み式手押し車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6027367B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102146230B1 (ko) * 2019-08-30 2020-08-20 재단법인 한국탄소융합기술원 탄소섬유용 유제 조성물 및 이를 이용한 탄소섬유 제조방법

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN209904851U (zh) * 2019-03-25 2020-01-07 明门(中国)幼童用品有限公司 牵拉带及其幼儿载具
KR102166097B1 (ko) * 2020-02-20 2020-10-15 홍성관 바스켓이 분리 가능한 접이식 쇼핑카트
CN113859348B (zh) * 2021-09-17 2023-01-31 好孩子儿童用品有限公司 童车

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITVR20010022A1 (it) * 2001-02-20 2002-08-20 Inglesina Baby Spa L Telaio ripiegabile ad ombrello particolarmente per passeggini
JP5301342B2 (ja) * 2009-04-21 2013-09-25 アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社 折畳式手押し車
JP5489834B2 (ja) * 2010-04-16 2014-05-14 アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社 折り畳み式乳母車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102146230B1 (ko) * 2019-08-30 2020-08-20 재단법인 한국탄소융합기술원 탄소섬유용 유제 조성물 및 이를 이용한 탄소섬유 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014034347A (ja) 2014-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5301342B2 (ja) 折畳式手押し車
US9561816B2 (en) Compact foldable stroller with one-handed fold control
JP5963394B2 (ja) 折畳式乳母車
EP3299251B1 (en) Child stroller apparatus
EP2691284B1 (en) Collapsible pushchair
JP5230317B2 (ja) 折畳式手押し車および折畳式乳母車
EP3272621B1 (en) A foldable stroller frame
KR20110114571A (ko) 개선된 접이식 유모차
JP6027367B2 (ja) 折り畳み式手押し車
JP2019531961A (ja) ロボット式三輪車
EP1842760B1 (en) Collapsible stroller frame
TW202227303A (zh) 車架結構及兒童車
CN106660598A (zh) 自行车手推车
CN108860282A (zh) 具有锁定机构的婴儿车
JP2014034348A (ja) 折り畳み式手押し車
KR20100104787A (ko) 절첩식 손수레 및 절첩식 유모차
JP3880980B2 (ja) 手押車
CA2657144A1 (en) Foldable pushcart and foldable baby carriage
JP2019217945A (ja) 手押し車
WO2010052257A1 (en) Collapsible pushchair
JP2012116369A (ja) 子供用運搬車
CN112793652A (zh) 童车车架
CN107921984B (zh) 儿童推车的折叠框架以及相应的推车
JP2002326504A (ja) 手押し車のキャスタ構造および手押し車
CN219821540U (zh) 一种推车的收合结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6027367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250