JP6025903B2 - 眼科装置、画像生成方法およびプログラム - Google Patents
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Description
このような背景から、特許文献1には、撮影光源を交互に強弱発光して、撮像手段により被検眼像を撮影する眼底カメラが開示されている。
特許文献2には、1回の眼底撮影で黄斑部、及び視神経乳頭部といった関心領域ごとに、コントラストを高くした画像をそれぞれの設定値で生成して保存する眼底カメラが開示されている。
特許文献1のような眼底カメラでは、撮影光源を2回発光させなければならない。
また、特許文献2のような眼底カメラでは、視神経乳頭部、黄斑部それぞれを見る場合には、別々の2枚の画像を見なければならない。
本願に係る発明は上記課題を解決するものであり、診断に適した階調を得る仕組みを提供する。
本眼科装置の別の態様は、眼底像を取得する取得手段と、第1トーンカーブまたは所定の輝度より大きい範囲において前記第1トーンカーブより傾きが小さい第2トーンカーブを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたトーンカーブを前記眼底像に適用して画像を生成する画像生成手段と、を備え、前記選択手段は、前記眼底像に前記所定の輝度より大きい画素が含まれているか否かに応じて前記画像生成手段が用いるトーンカーブを選択する。
本画像生成方法の一つの態様は、第1トーンカーブまたは所定の輝度より小さい範囲において前記第1トーンカーブより傾きが大きい第2トーンカーブを選択する選択工程と、前記選択工程で選択されたトーンカーブを眼底像に適用して画像を生成する画像生成工程と、を備え、前記選択工程において、前記眼底像に前記所定の輝度より小さい画素が含まれているか否かに応じて画像生成工程で用いるトーンカーブを選択する。
本画像生成方法の別の態様は、第1トーンカーブまたは所定の輝度より大きい範囲において前記第1トーンカーブより傾きが小さい第2トーンカーブを選択する選択工程と、前記選択工程で選択されたトーンカーブを眼底像に適用して画像を生成する画像生成工程と、を備え、前記選択工程において、前記眼底像に前記所定の輝度より大きい画素が含まれているか否かに応じて画像生成工程で用いるトーンカーブを選択する。
本発明を図1〜図9に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は第一の実施例における眼底カメラの構成図を示しており、近赤外域に波長特性を持つLEDからなる観察用光源1から対物レンズ13に至る光路上には、リング状の開口を有する絞り5、ミラー4、リレーレンズ6、フォーカス指標投影手段7、リレーレンズ11、孔あきミラー12が順次に配列され、眼底照明光学系01を構成する。
ミラー4はダイクロイックミラーであり、近赤外光を透過し可視光を反射する。
演算部25は、観察用光源1を点灯、および調光するために観察用光源駆動回路27を駆動する。観察用光源1を出射した光束は、リング状の開口を有する絞り5を通過し、ミラー4を透過して、リレーレンズ6、フォーカス指標投影手段7、リレーレンズ11を通過し、孔あきミラー12の周辺で反射し、対物レンズ13、被検眼Eの角膜Ec、瞳Epを通り眼底Erを照明する。
操作者は、表示器24に表示された図5に示すような画像を見ながらアライメント位置合わせ、ピント合わせを行い、アライメント、およびピントが合ったところで入力部32に構成される不図示の撮影スイッチを押すと、演算部25はこれをステップS1で検知し、ステップS2でフォーカス指標制御回路22を制御して、フォーカス指標投影手段7をBの方向へ駆動し光路外へ退避させる。
内部固視標の位置≒黄斑部(中心窩)
であるから、内部固視標の位置、および左右眼情報が分れば、DMx、DMyの値から、視神経乳頭部の位置が分るので、眼底画像内に視神経乳頭部、黄斑部が含まれるかどうかが判断できる。
前述したように、クイックリターンミラー21はダイクロイックミラーであり、赤外光を透過し、可視光を反射する。観察用光源1によって照明された眼底像は、撮像素子19に結像されて光電変換が行なわれ、画像信号処理部23によって、撮像素子19からのデータの読み出し、増幅、A/D変換が行なわれ、ディジタル画像データが生成され、生画像として演算部25へ入力されている。
ステップS20では観察用光源駆動回路27を制御し観察用光源1を点灯する。ステップS21では、画像信号処理部23によって、撮像素子19からのデータの読み出し、増幅、およびA/D変換が行なわれ、ディジタル眼底画像データとして演算部25へ入力され、ステップS22で記録部28へ一旦保存される。ステップS23では、記録部28へ一旦保存された画像を読み出し、ディジタル画像データの平均画素値を測光値Pgとして算出する。さらに、ステップS24では、画像内の視神経乳頭部の有無を検出する。視神経乳頭部があると判断した場合にはステップS25へ進み、明るい部分の傾きが緩やかになるようにトーンカーブを変更する。ステップS24で視神経乳頭部が無いと判断した場合にはステップS26へ進み、トーンカーブは変更しない。
ここで、視神経乳頭部、黄斑部の検出方法は、実施例1と同様である。
図11は第三の実施例における演算部25の動作を示すフローチャートであり、以下、図11に示すフローチャートに従って説明する。
ステップS40で不図示のステージ位置検知スイッチより、左右検出部253は右眼、左眼のどちらが撮影対象であるかを検出する。ステップS41では内部固視標29の指標点灯位置を検出する。
20 撮像手段
25 演算部
251 部位情報検出部
252 画像生成部
253 左右検出部
29 内部固視標
Er 被検眼眼底
Claims (9)
- 眼底像を取得する取得手段と、
第1トーンカーブまたは所定の輝度より小さい範囲において前記第1トーンカーブより傾きが大きい第2トーンカーブを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたトーンカーブを前記眼底像に適用して画像を生成する画像生成手段と、を備え、
前記選択手段は、前記眼底像に前記所定の輝度より小さい画素が含まれているか否かに応じて前記画像生成手段が用いるトーンカーブを選択することを特徴とする眼科装置。 - 前記所定の輝度より小さい範囲には前記眼底像に含まれる黄斑部の輝度が含まれることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
- 前記所定の輝度より大きい範囲において、前記第1トーンカーブは前記第2トーンカーブより傾きが大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科装置。
- 前記所定の輝度より大きい範囲には前記眼底像に含まれる視神経乳頭部の輝度が含まれることを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
- 眼底像を取得する取得手段と、
第1トーンカーブまたは所定の輝度より大きい範囲において前記第1トーンカーブより傾きが小さい第2トーンカーブを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたトーンカーブを前記眼底像に適用して画像を生成する画像生成手段と、を備え、
前記選択手段は、前記眼底像に前記所定の輝度より大きい画素が含まれているか否かに応じて前記画像生成手段が用いるトーンカーブを選択することを特徴とする眼科装置。 - 前記所定の輝度より大きい範囲には前記眼底像に含まれる視神経乳頭部の輝度が含まれることを特徴とする請求項5に記載の眼科装置。
- 第1トーンカーブまたは所定の輝度より小さい範囲において前記第1トーンカーブより傾きが大きい第2トーンカーブを選択する選択工程と、
前記選択工程で選択されたトーンカーブを眼底像に適用して画像を生成する画像生成工程と、を備え、
前記選択工程において、前記眼底像に前記所定の輝度より小さい画素が含まれているか否かに応じて画像生成工程で用いるトーンカーブを選択することを特徴とする画像生成方法。 - 第1トーンカーブまたは所定の輝度より大きい範囲において前記第1トーンカーブより傾きが小さい第2トーンカーブを選択する選択工程と、
前記選択工程で選択されたトーンカーブを眼底像に適用して画像を生成する画像生成工程と、を備え、
前記選択工程において、前記眼底像に前記所定の輝度より大きい画素が含まれているか否かに応じて画像生成工程で用いるトーンカーブを選択することを特徴とする画像生成方法。 - 請求項7又は8に記載の画像生成方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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