JP6025455B2 - 車両のラジエータ取付け構造 - Google Patents

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本発明は、左,右縦枠及び上,下横枠からなる枠状のラジエータサポート内にラジエータを固定するようにした車両のラジエータ取付け構造に関する。
左,右縦枠及び上,下横枠からなる枠状のラジエータサポート内にラジエータを固定する構造として、従来、前記上横枠を着脱可能とし、ラジエータサポート内にラジエータを配置した後に前記上横枠を取り付けることにより、ラジエータを上,下横枠で挟み込んで固定する構造が一般的である(例えば特許文献1参照)。
特開2001−219869号公報
ところで前記ラジエータは走行時の上下振動により上下に変位するのでこの変位を前記ラジエータサポートで抑える必要がある。この場合、特に前記上横枠に大きな負荷が作用することとなる。そのため前記上横枠を、板厚の厚いものにする、高強度の材料で作成する、あるいは補強ビードや補強部材を追加する等が必要となり、コスト,重量,生産性が悪化するという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、上横枠の、板厚を厚くする、材質を高強度のものとする、あるいは補強ビードや補強部材を追加する等を必要とすることなくラジエータの上下変位を効果的に抑えることができ、コスト,重量,生産性が良好な車両のラジエータ取付け構造を提供することを課題としている。
本発明は、左,右縦枠及び上,下横枠を有し、少なくとも上横枠が着脱可能に構成された枠状のラジエータサポート内にラジエータを配置し、該ラジエータを前記上横枠と下横枠とで挟み込んで固定するようにした車両のラジエータ取付け構造において、
前記上横枠は、車両下方に湾曲する湾曲部を有し、該湾曲部の最下点から左,右等距離の位置には、前記ラジエータの上面に平面視で上下方向に一致し、該ラジエータを下方に押圧固定する押圧部が形成されていることを特徴としている。
車両走行時の上下振動によるラジエータの上下変位による荷重が上,下横枠に作用することとなるが、本発明では、前記上横枠は下方に湾曲しているので、前記荷重は該上横枠を圧縮変形させる方向に作用する。そのため上横枠自体の変形が抑えられ、その結果ラジエータの上方への変位を効果的に抑えることができる。
また、前記ラジエータの変位を抑える効果を、上横枠を下方に湾曲させるだけの構造で実現しているので、上横枠の板厚を上げたり、高強度の材質に変更したり、あるいは補強ビードや補強部材を追加したりする必要がなく、従ってコストや重量の増加、あるいは生産性悪化を招くこともない。
また、フードロック機構を上横枠に設ける構造を採用した場合、上横枠が下方に湾曲しているので、該上横枠とフードとの間にフードロック機構を設ける間隔を確保し易く、従ってフードロック機構の配置位置上の自由度が増大する。
さらにまた、上横枠が下方に湾曲しているので、上横枠とフードとの間隔が広くなっており、歩行者衝突時に歩行者がフード上に転倒落下した場合の荷重を前記広い間隔でもって吸収でき、歩行者への衝撃を緩和できる。
また前記上横枠は下方に湾曲しているので、前記上方からの歩行者による荷重は上横枠を引っ張る方向に作用する。そのため上横枠は変形し易くなっており、この点からも前記上方からの荷重を吸収し易く、歩行者保護に効果的である。
本発明の実施例1に係る車両のラジエータ取付け構造の正面図である。 前記取付け構造の分解斜視図である。 前記取付け構造の断面側面図(図1のIII-III線断面図)である。 前記取付け構造の作用効果を説明するための模式図である。 前記取付け構造の作用効果を説明するための模式図である。 本発明の実施例2に係るラジエータ取付け構造の正面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の実施例1に係る車両のラジエータ取付け構造を説明するための図である。
各図において、1は車幅方向左,右側部にて車両前後方向に延びる筒状の左,右のサイドメンバである。該左,右のサイドメンバ1,1の前端部間にラジエータサポート2が配設されており、さらに該ラジエータサポート2内にラジエータ10が配設されている。
前記ラジエータサポート2は、上下方向に延びる左,右縦枠3,3と、該左,右縦枠3,3の、上端部同士を接続する上横枠4と、下端部同士を接続する下横枠5とを有する矩形枠状をなしている。
前記左,右縦枠3,3、及び前記下横枠5は、横断面コ字形状をなす型鋼で形成されており、該左,右縦枠3,3の中途部に前記左,右のサイドメンバ1,1が溶接固定されている。また左,右縦枠3,3の下端は前記下横枠5のコ字形の上面5aに溶接固定されている。
前記上横枠4は、下方に湾曲する湾曲部4aと、該湾曲部4aの両端部に位置して前記下横枠5と平行に形成されたフランジ部4b,4bとを有する。前記湾曲部4a,フランジ部4bは何れも横断面視で、側壁4c,4cと天壁4dとを有し、下方に開口する略コ字形状をなしている。前記湾曲部4aの最も下方に位置する部分Aは、前記ラジエータサポート2の車幅方向中心線C上に位置している。
前記上横枠4は、左,右のフランジ部4b,4bを前記左,右縦枠3,3の上端ブラケット3a,3aにボルト11,11で締め付けることにより、該左,右縦枠3,3に対して着脱可能となっている。
前記ラジエータ10は、左,右のタンク部10a,10aと、該両タンク部10a,10aを連通させる放熱コア10bとを有する横流れタイプのものであり、その車幅方向中心部が前記車幅方向中心線Cひいては前記上横枠4の最下方に位置する部分Aに一致している。
また前記ラジエータ10の上面10eの、前記車幅方向中心線Cから左,右に寸法W,Wの位置にグロメット12,12が配設されている。このグロメット12は、ゴム等の弾性部材製のもので、該グロメット12の貫通孔12aに前記ラジエータ10の上面10eに植設されたピン10dが挿通されている。また前記グロメット12は、前記上横枠4の前記天壁4dに凹設された押圧部4eの支持孔4fに挿着されている。前記押圧部4eは前記グロメット12を介して前記上面10eを押圧している。
また、前記ラジエータ10の下面10fの、前記車幅方向中心線Cから左,右に寸法W,Wの位置に前記上面10eのグロメット12,12と同様の構造のグロメット12′,12′が配設されている。このグロメット12′,12′の貫通孔にラジエータ10の下面10fに植設されたピンが挿通されており、該グロメット12′は前記下横枠5に形成された支持孔5bに挿着されている。
このようにして前記ラジエータ10は、前記上,下横枠4,5により、前記上,下のグロメット12,12′を介在させて挟み込まれ、固定されている。
本実施例におけるラジエータ10の取り付け作業では、図2に示すように、ラジエータサポート2の上横枠4を取り外した状態で、ラジエータ10を、これの下面10fに配設されたグロメット12′を支持孔5bに挿入して下横枠5の上面5a上に搭載し、起立させる。
続いて上横枠4を、これの支持孔4fにラジエータ10の上面10eに配設されたグロメット12が挿入されるように位置合せし、該上横枠4をボルト11,11により左,右縦枠3,3に締め付け固定する。これにより前記ラジエータ10は、上,下横枠4,5により上,下のグロメット12,12′を介在させて挟持固定される。
本実施例では、ラジエータサポート2の上横枠4を、下方に湾曲する湾曲部4aを有するものとし、該湾曲部4aによりラジエータ10を挟持固定した。そのため、図4に示すように、車両走行時の上下振動によるラジエータ10の上下変位による荷重Fは、上横枠4を同図に破線で示すように圧縮する方向に作用する。そのため上横枠4自体の変形が抑えられ(図4の破線参照)、その結果ラジエータ10の上方への変位を効果的に抑えることができる。
また、ラジエータ10の変位を抑える前記効果を、前記上横枠4を下方に湾曲する構造とすることで実現しているので、上横枠4の板厚を上げたり、高強度の材質に変更したり、あるいは補強ビードや補強部材を追加したりする必要がなく、従ってコストや重量の増加、あるいは生産性悪化を招くこともない。
また、図1に二点鎖線で示すように、エンジンルームを開閉するフードに設けられたストライカ(図示せず)に係脱するフードロック機構6を上横枠4に設ける構造を採用した場合、上横枠4が下方に湾曲しているので、該上横枠4とフードとの間にフードロック機構6を設ける間隔を確保し易く、従ってフードロック機構4の配置位置上の自由度が増大する。
さらにまた、上横枠4が下方に湾曲しているので、上横枠4とフード(図示せず)との間隔が広くなっており、歩行者衝突時に歩行者がフード上に転倒落下した場合の荷重Gを吸収でき、歩行者への衝撃を緩和できる。
また上横枠4は下方に湾曲しているので、図5に示すように、前記上方からの荷重Gは上横枠4を引っ張る方向に作用する。そのため上横枠4は変形し易くなっており(図5の破線参照)、この点からも前記上方からの荷重Gを吸収し易く、歩行者保護に効果的である。
図6は本発明の実施例2に係るラジエータ取付け構造を説明するための図であり、図中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
前記実施例1ではラジエータ10を、その車幅方向中心が車両の車幅方向中心Cに一致するように搭載し、かつ上横枠4の湾曲部4aを、これの最も下方に位置する部分Aが前記車幅方向中心Cに位置するように湾曲させたが、本実施例2では、ラジエータ10を、その中心C′が車両の車幅方向中心Cから車幅方向に寸法Dだけ変位するように搭載している。
この場合、前記上横枠4の湾曲部4a′の最も下方に位置する部分A′を前記ラジエータ10の中心C′に一致させ、上,下のグロメット12,12′を前記中心C′から等距離の位置に配設するのが望ましい。
本実施例2においても前記実施例1と同様の作用効果が得られる。
なお、前記実施例では、ラジエータを、グロメットを介して上横枠により押圧固定したが、本発明では、グロメットは必須構成要件ではなく、ラジエータを上横枠で直接押圧固定しても良い。
2 ラジエータサポート
3,3 左,右縦枠
4,5 上,下横枠
4a 湾曲部
10 ラジエータ
10e ラジエータの上面

Claims (1)

  1. 左,右縦枠及び上,下横枠を有し、少なくとも上横枠が着脱可能に構成された枠状のラジエータサポート内にラジエータを配置し、該ラジエータを前記上横枠と下横枠とで挟み込んで固定するようにした車両のラジエータ取付け構造において、
    前記上横枠は、車両下方に湾曲する湾曲部を有し、
    該湾曲部の最下点から左,右等距離の位置には、前記ラジエータの上面に平面視で上下方向に一致し、該ラジエータを下方に押圧固定する押圧部が形成されている
    ことを特徴とする車両のラジエータ取付け構造。
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