JP6024893B2 - 移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移載装置に関し、特に、積荷が積載されたパレットを第1位置上から隣接する第2位置上に移載させるための移載装置に関するものである。
積荷が積載されるパレットは、近年、木製から例えばポリプロピレンなどのプラスチック製に移行している。このプラスチック製のパレットは、表面が平滑であるため、輸送中の振動などによって積荷がパレット上を滑ったり、パレットを搬送する際に振動などによってパレット自体が載置された位置から滑って移動するなど安定せず、荷崩れを起こす可能性がある。そのため、特にプラスチック製のパレットは、図4に示すように、その両面に摩擦抵抗の大きい滑り止め15を設けたものがある。この滑り止め15は、例えばブタジエン等のゴム類により構成されており、テープ状や、円柱状、矩形柱状などに成形され、積載する積荷の形状や、大きさ、積載する積荷の位置などに応じて配設される。
ところで、積荷が積載されたパレットを所定の位置(第1位置)上から例えば台車などの搬送手段(第2位置)上に移載させる場合、平滑な傾斜面を有するシュートやローラコンベアが一般に用いられている。しかしながら、上述したようにパレットの表面に滑り止めが設けられたものにあっては、滑り止めの摩擦抵抗が大きいために、積荷が積載されたパレットをシュート上で移動させて移載することが困難であり、また、ローラコンベア上では滑り止めがローラの回転を阻害することから、ローラコンベアの各ローラを滑り止めに乗り越えさせるためにパレットを一旦持ち上げる等の動作が必要となる。そのため、例えば、特に滑り止めが設けられたパレットを所定の位置(第1位置)上から搬送手段(第2位置)上に移載させる場合には、シュートやローラコンベアを用いることが困難であることから、一般にフォークリフトを作業員が操作して移載していた。
また、移載装置に関する従来の技術として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1には、待機部(4)に待機する容器または容器群を、載置部(5)に上載されたパレット(6)の上面に移載する容器移載装置であって、待機部(4)と載置部(5)との間を往復し、容器または容器群を押圧移載するためのプッシャ(9)と、パレット(6)上面に沿って前進および後退する平滑板(68)を具備した平滑板出入機構(70)を備えてなり、前記平滑板(68)は、容器または容器群の移動前にパレット(6)上面に前進して該パレット(6)を覆い、移動後に容器または容器群をパレット(6)上面に残して抜き取り後退するように構成した容器移載装置が開示されている。
すなわち、特許文献1にあっては、載置部(5)に上載されたパレット(6)の上面を平滑板で覆い、この平滑板上に積荷である容器群をプッシャにより押圧移載し、その後、パレットと積荷との間から平滑板を抜き取ることにより、パレット上に積荷を移載するものである。そして、特許文献1においては、平滑板としてステンレス板を用いることが記載されている(段落0035、0048)。
特開平11−011676号公報
しかしながら、特許文献1にあっては、上述したように、パレット上に積荷をプッシャにより押圧移載するものであり、積荷が積載されたパレットを他の位置へ移載することに適用できるものではない。
そして、特許文献1にあっては、特にパレットに滑り止めが設けられている場合に、かかる滑り止めによる摩擦抵抗は、平滑板としてステンレス板を採用しても、滑り止めによる摩擦抵抗を低減させることができないことが実験の結果から判明した。そのため、特許文献1にあっては、たとえ積荷が積載されたパレットをプッシャにより他の位置へ押圧移載することができたとしても、表面に滑り止めが設けられたパレットと積載された積荷との間から平滑板を実際に抜き取り後退させることが困難であった。その結果、他の位置に移載するためにローラコンベアを用いることが困難であり、フォークリフトを作業員が操作して移載する必要があり、手間や時間がかかることから、効率を向上させることが困難であるなどの問題があった。
本発明は、上述した問題を優位に解決するためになされたもので、簡単な構成で、パレットに滑り止めが設けられている場合であっても、積荷が積載されたパレットを第1位置から隣接する第2位置へ容易にかつ確実に移載することができる移載装置を提供することを目的とする。
請求項1の移載装置に係る発明は、上記目的を達成するため、積荷が積載されたパレットを第1位置上から隣接する第2位置に配置されて前記第1位置と前記第2位置との間の移載方向とは異なる方向に前記パレットを搬送する搬送手段上に移載させるための移載装置であって、前記パレットが載置される摺動部材と、前記パレットが載置された摺動部材を前記第1位置上から第2位置の搬送手段上に進出移動させる進出手段と、前記第2位置上に前記パレットを残して前記摺動部材を第2位置の搬送手段上から第1位置上に後退移動させる後退手段と、前記第1位置における前記摺動部材の姿勢を、第2位置に対する反対側が第2位置よりも高く、第2位置に向かって漸次低くなるよう傾斜させる傾斜機構とを備え、前記第2位置の搬送手段の姿勢を、前記傾斜機構から連続して、第1位置に対する反対側に向かって漸次低くなるよう傾斜させたことを特徴とする。
請求項2の移載装置に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明において、前記摺動部材は、先端部が弾性変形可能に上方に屈曲された板状に成形されていることを特徴とする。
請求項3の移載装置に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1または2のいずれかに記載の発明において、前記摺動部材は、板状心材の両面に低摩擦材が設けられたものであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、パレットが載置された状態の摺動部材を進出手段により第1位置から第2位置の搬送手段上に進出移動させるので、積荷が積載されたパレットに滑り止め部材が設けられている場合であっても、パレットを摺動部材と共に第1位置上から、第1位置と第2位置との間の移載方向とは異なる方向にパレットを搬送する第2位置の搬送手段上に容易にかつ確実に移動させることができる。そして、パレットを摺動部材と共に第1位置上から第2位置の搬送手段上に移動させる際に、傾斜機構によって第1位置における摺動部材の姿勢を、第2位置に対する反対側が第2位置よりも高く、第2位置に向かって漸次低くなるよう傾斜させることができ、しかも、前記第2位置の姿勢を、第1位置から連続して第1位置に対する反対側に向かって漸次低くなるよう傾斜させたことにより、摺動部材にパレットが載置された状態でも、進出手段は、傾斜機構によって姿勢が傾斜されている第1位置から略同じ角度で姿勢が傾斜されている第2位置の搬送手段上に、摺動部材をスムーズに比較的小さい力で容易にかつ確実に進出移動させることができる。また、後退手段により、第2位置上にパレットを残して摺動部材だけを第2位置上から第1位置上に後退移動させると、積荷が積載されたパレットの第1位置上から第2位置上への移載を完了させることができる。このとき、傾斜機構によって第1位置における摺動部材の姿勢を水平にして、摺動部材が第1位置上に復帰して次に第1位置上から第2位置上へ移載させるための準備を完了することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記摺動部材は、先端部が弾性変形可能に上方に屈曲された板状に成形されていることにより、積荷が積載されたパレットを支持している摺動部材の先端が第1位置と第2位置の搬送手段との間や第2位置の搬送手段上などで引っ掛かることなく、確実に第2位置の搬送手段上に進出移動することができる
請求項3の発明によれば、請求項1または2のいずれかに記載の発明において、前記摺動部材は、板状心材の両面に低摩擦材が設けられたものであることにより、摺動部材の、積荷が積載されたパレットを支持した状態で第1位置上から第2位置の搬送手段上への進出移動と、第2位置の搬送手段上でパレットとの間から第1位置への後退移動とを、よりスムーズ且つ容易に比較的小さな力で行うことができる
本発明による移載装置の一実施の形態を説明するために示した正面図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 表面に滑り止めが設けられたパレットの一例を示した斜視図である。 図1〜3に示した一実施の形態における作動を示した説明図である。 本発明による移載装置の第2の実施の形態を説明するために示した平面図である。 図6の正面図である。 摺動部材の一実施の形態を説明するための側面図である。 戻り止め機構の一実施の形態を説明するための側面図である。 第2の実施の形態における作動を示した説明図である。
本発明の移載装置の第1の実施の形態を、図1〜図5、および図8に基づいて詳細に説明する。なお、図において同じ符号は、同様または相当する部分を示すものとする。
本発明の移載装置は、概略、積荷Wが積載されたパレット1を第1位置P1上から隣接する第2位置P2上に移載させるためのものであって、パレット1が載置される摺動部材2と、パレット1が載置された摺動部材2を第1位置P1上から第2位置P2上に進出移動させる進出手段(後述する)と、第2位置P2上にパレット1を残して摺動部材2を第2位置P2上から第1位置P1上に後退移動させる後退手段(後述する)と、さらに、後退手段によって摺動部材2を第2位置P2上から第1位置P1上に後退移動させるときに、パレット1が摺動部材2と共に第2位置P2上から第1位置P1上に戻るのを防止する戻り止め機構3とを備えている。そして、摺動部材2は、先端部20aが弾性変形可能に上方へ屈曲された板状心材20と、この板状心材20の両面に設けられた低摩擦材21とを備えている。
そして、この実施の形態においては、第1位置P1に配設され、第2位置P2の反対側から第2位置P2側の方向と第2位置P2側から第2位置P2と反対側の方向との双方向に駆動可能な駆動要素40を有しており、この駆動要素40に摺動部材2の後端部2bが接合されてなる駆動手段4により、上記進出手段と後退手段が構成されている。
また、この実施の形態においては、第1位置P1に配設された駆動手段4の姿勢を、第2位置P2に配置された搬送手段5と反対側が台車5よりも高く、第2位置P2の搬送手段5に向かって漸次低くなるよう傾斜させる傾斜機構6を有しており、さらに、第2位置P2の搬送手段5の姿勢を、第1位置P1の駆動手段4から連続して、第1位置P1の駆動手段と反対側に向かって漸次低くなるよう傾斜させている。
なお、この第1の実施の形態にいては、第1位置P1に配置される駆動手段4が、ローラコンベア41により構成されており、また、第2位置に配置される搬送手段5が、積荷Wを載置したパレット1を搬送するための台車50により構成されている場合で説明する。そして、ローラコンベア41は、ローラの内部に正逆転切り替え可能に駆動するためのモータを備えており、両端のローラの間には駆動要素40として無端状のベルトまたはチェーンが巻き掛けられている場合により説明する。また、この実施の形態においては、平面図で示した図2における上方から移載装置にパレット1が搬送されて(矢印A)、図2の左方に配置された台車50上にパレット1を載置する(矢印B)場合の構成で説明する。
最初に、積荷Wが積載され移載されるパレット1の構成の一例を図4に基づいて説明する。パレット1は、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂により成形されたもので、上デッキボード10と下デッキボード11との間にはリブ12が成形されており、上デッキボード10と下デッキボード11とリブ12とによってフォークリフトのフォークを挿入するためのフォーク挿入孔13が形成されている。特に合成樹脂によりパレットを成形した場合には、積荷Wが載置される上デッキボード10とパレット1を載置した場所と接する下デッキボード11の表面の摩擦係数が比較的小さく、積載した積荷Wがパレット1上で滑り移動したり、パレット1をコンベアなどの搬送手段上に載置して搬送する際に、滑り易く安定して移動させることが困難となる。そこで、上デッキボード10と下デッキボード11の表面に、その全面にわたってまたは部分的に滑り止め15を設けて、積荷Wを積載した状態で安定して移動させることができるように構成されている。滑り止め15は、例えばブタジエンゴムなど、比較的摩擦係数が大きい軟質弾性体により構成することができ、積載する積荷Wの形状や、大きさ、積載する積荷Wの位置などに応じて、その大きさや形状を設定して設けることができる。
ローラコンベア41は、その搬送方向が台車50上にパレット1を移動させる方向に沿って、一対で平行に配設されている。各ローラコンベア41は、上述したようにローラの内部にモータが設けられている。そして、各ローラコンベア41は、駆動要素40を構成する無端状のベルトまたはチェーンが両端に位置するローラの間に巻き掛けられている。両ローラコンベア41は、同期して駆動要素40を同方向に駆動するよう制御される。図1〜図3に示すように、ローラコンベア41の側部および間には、平面図で示した図2において矢印Aで示したようにローラコンベア41上へパレット1を搬入するための搬入ローラコンベア7が、ローラコンベア41の搬送方向と直交する方向に延在するように設けられている。なお、搬入ローラコンベア7は、パレット1の下面の滑り止め15が設けられていない部分を支持するように配置することが望ましい。
摺動部材2は、図8に参照されるように、先端部20aが弾性変形可能に上方へ屈曲された板状心材20と、この板状心材20の両面に設けられた低摩擦材21とを備えている。板状心材20は、例えばステンレス板により構成され、ローラコンベア41の幅に応じた幅で細長く成形され、先端部20aが上方に向かって屈曲されたスキー形状に成形されている。そして、先端部20aの上方に屈曲された部分は、後述するように台車50とパレット1の間から摺動部材2を引き抜くときに、平板状に弾性変形し、パレット1から抜け出たときに再び上方に屈曲するよう弾性復帰可能となっている。低摩擦材21は、板状心材20の両面であって、板状心材20の先端部20aの上方に屈曲された部分から後端部20bにわたって覆うように設けられている。板状心材20の下面に設けられる低摩擦材21は、台車50の上面に対して摩擦抵抗が少なくなるような素材を選択採用することができ、板状心材20の上面に設けられる低摩擦材21は、パレット1の下面に設けられた滑り止め15に対して摩擦抵抗が少なくなるような素材を選択採用することができる。そして、低摩擦材21の表面は、摺動部材2の進出・後退方向に沿って延在するように複数の溝を形成したり、複数の凸部または凹部を形成するなど、台車50の上面および/またはパレット1の滑り止め15に対する接触面積が少なくなるように成形して摩擦抵抗を低減させるように構成することができる。低摩擦材21は、例えば、PET、MCナイロン、ジュラコンなど、摩擦係数が低いものにより構成することができる。摺動部材2の後端部2bは、ローラコンベア41の駆動要素40に着脱可能に取り付けられている。これにより、摺動部材2は、ローラコンベア41の正方向への駆動によって台車上に進出移動し、また、ローラコンベア41の逆方向への駆動によってローラコンベア41上に支持されるよう後退移動することができる。ローラコンベア41に支持されたパレット1を台車50上に移載する距離に応じて、ローラコンベア41と摺動部材2の長さを設定し、適切な長さの摺動部材2を駆動要素40に交換し取り付けることができる。また、パレット1に設けられた滑り止め15の位置に応じて、摺動部材2を支持するローラコンベア41の位置を設定することができる。
傾斜機構6は、図1に示すように、ローラコンベア41の台車50側端部(図1の左方)を回動可能に軸支する軸60と、ローラコンベア41の台車50と反対側端部(図1の右方)を支持するリフタ61とにより構成されている。ローラコンベア41は、リフタ61を退縮駆動することによりほぼ水平で、搬入ローラコンベア7よりもわずかに低い位置に保持される。また、ローラコンベア41は、リフタ61を伸長駆動することにより台車50側端部の軸60を中心として、台車50と反対側端部が搬入ローラコンベア7よりも高くなるように俯仰されて傾斜する。
なお、パレット1を搬入ローラコンベア7によってローラコンベア41の上に位置させるときに、摺動手段2にパレット1が干渉しないように、摺動手段2を搬入ローラコンベア7よりも相対的にわずかに下方に位置させることができればよいため、搬入ローラコンベア7全体を昇降手段により支持するなどしてほぼ水平状態のローラコンベア41上の摺動部材2に対して相対的に上方に位置させ、その後相対的に下降させてパレット1を摺動部材2上に載置させるように、昇降移動させることができるよう構成することもできる。
さらに、この実施の形態では図1に示したように、台車50の車輪を支持する一対のレール51A,51Bのうちのローラコンベア41側のレール51Aが、ローラコンベア41と反対側のレール51Bよりも高く、台車50の上面がローラコンベア41の軸60によって支持された側の端部の高さとほぼ同じとなるよう設定されている。これにより、台車50のパレット1が載置される上面は、リフタ61を伸長駆動したときに傾斜するローラコンベア41と連続して、ローラコンベア41の傾斜と同様の角度αで傾斜するよう支持されている。
さらにまた、この実施の形態では、パレット1を載置した状態で台車50上に進出した摺動部材2を、台車50上からローラコンベア41上に後退移動させるときに、摺動部材2と共にパレット1がローラコンベア41上に戻るのを防止する戻り止め機構3が、第1位置P1の台車50に臨む位置に設けられている。戻り止め機構3は、アンチバック部材30と、アンチバック部材30をパレット1の下面の移動軌跡の上方に突出させるように付勢する付勢部材とを備えている。アンチバック部材30は、付勢部材によって上方に突出された状態でパレット1の側壁1aを係止することができる係止面30aと、摺動部材2が台車50上に進出移動するときにパレット1に押圧されて付勢部材の付勢に抗してパレット1の下面の移動軌跡よりも下方にアンチバック部材30を退避させることができるように傾斜する被押圧面30bとを備えており、係止面30aとは反対側の端部が回動可能に軸支されている。
次に、以上のように構成された第1の実施の形態における移載装置を用いた移載方法を説明する。
移載方法は、概略、積荷Wが積載されたパレットを第1位置P1上から隣接する第2位置P2上に移載させるための移載方法であって、上述したように構成された移載装置を準備し、第1位置P1上で摺動部材2にパレット1を載置し、この摺動部材2を第1位置P1上から第2位置P2上に進出移動させ、第2位置P2上にパレット1を残して摺動部材2を第2位置P2上から第1位置P1上に後退移動させるものである。
パレット1を移載するに際して、最初に、リフタ61を退縮させてローラコンベア41がほぼ水平となるようにしておく。このとき、摺動部材2は、搬入ローラコンベア7よりもわずかに下方に位置するような高さに保持されている。そして、摺動部材2は、ローラコンベア41の駆動要素40によって後退させて駆動要素40上に配置されている。また、台車50は、ローラコンベア41に対して隣接させるよう第2位置P2に配置しておく。この状態で、積荷Wが積載されたパレット1を平面図で示した図2の矢印Aの方向に搬入ローラコンベア7によって搬入して、ローラコンベア41の上に位置させる。
続いて、図5の(a)に示すように、リフタ61を伸長駆動してローラコンベア41を、その台車50側と反対側の端部が台車50側よりも高く位置し、台車50側に向かって漸次低くなるように傾斜させる。パレット1は、その下面に設けられた滑り止め15が上側の低摩擦材21に接した状態で、摺動部材2に支持される。この状態でローラコンベア41のローラを回転駆動して、図5の(b)に示すように、駆動要素40に後端を結合されている摺動部材2がローラコンベア41上から台車50上に進出するよう移動させる。ローラコンベア41が台車50に向かって傾斜しており、しかも滑り止め15が低摩擦材21に接した状態で摺動部材2に載置されているため、パレット1に積荷Wが積載されており、さらに、パレット1の下面にも滑り止め15が設けられていても、ローラコンベア41のローラに内蔵された比較的小さなモータの駆動力で、パレット1を台車50上に確実に移動させることができる。さらにまた、摺動部材2の板上心材20の下面にも低摩擦材21が設けられており、板上心材20の先端部20aが上方に屈曲されてスキー状に成形されているため、パレット1が載置されているにもかかわらず、摺動部材2が台車50上を少ない摩擦抵抗で摺動し移動することができる。
さらに、この実施の形態においては、台車50のパレット1を支持する上面がローラコンベア41と連続して、ローラコンベア41の傾斜と同様の角度αで傾斜しているため、積荷Wが積載されさらに下面にも滑り止め15が設けられている場合であっても、パレット1を台車50上に確実に移動させることができ、また、後述するように摺動部材2を後退移動させるときにパレット1が摺動部材2につられてローラコンベア41上に戻り難くなる。
摺動部材2が台車50上に進出移動する際には、戻り止め機構3のアンチバック部材30の被押圧面30bがパレット1によって押圧されて、付勢部材の付勢に抗してパレット1よりも下方に退避する。そして、パレット1がアンチバック部材30の係止面30aを通過すると、戻り止め機構3のアンチバック部材30が付勢手段によって上方に突出するように復帰し、係止面30aがパレット1の側面1aと対面することとなる。
この状態からローラコンベア41の駆動要素40を逆方向に駆動して摺動部材2を台車50上から後退移動させる。このとき、摺動部材2の板状心材20の上方に屈曲された先端部20aが弾性変形して平板状となる。そして、摺動部材2の板上心材20の両面に低摩擦材21が設けられているため、パレット1の下面に滑り止め15が設けられている場合であっても、かかる滑り止め15に対しては板状心材20の上面に設けられた低摩擦材21が、また、台車50の上面に対しては板状心材20の下面に設けられた低摩擦材21が、摩擦抵抗をそれぞれ適切に低減させるため、摺動部材2は台車20の上面と滑り止め15が下面に設けられたパレット1との間から容易に抜けて後退移動することができる。その結果、パレット1は、台車50上に残される、すなわち台車50上に移載されることとなる。パレット1が移載された台車50は、所定の場所に移動しその台車50上のパレット1を他の場所にさらに移載して再びローラコンベア41に隣接する第2位置P2に戻され、または、パレット1が載置されていない別の台車50がローラコンベア41に隣接する第2位置P2に配置される。また、図5の(c)に示すように、摺動部材2の先端部2aまで完全にローラコンベア41上に後退移動すると、リフタ61が退縮駆動されて、ローラコンベア41をほぼ水平にするとともに、摺動手段2を搬入ローラコンベア7よりも相対的にわずかに下方に位置するような高さに保持し、次にパレット1を台車50上に移載するための準備が完了する。摺動部材2を第1位置P1に配設されたローラコンベア41から第2位置P2の台車50上に進出させ、また、台車50上からローラコンベア41に後退させる構造であることから、設置するためのスペースが小さくて済む。
次に、本発明の移載装置の第2の実施の形態を、図6〜図10に基づいて説明する。なお、この実施の形態においては、上述した第1の実施の形態と同様または相当する部分については同じ符号を付してその説明を省略し、主に異なる部分を説明することとする。
この実施の形態においては、図6および図7に矢印Cで示すように、図における左方のコンベア8からパレット1が第1位置P1に搬入されて、第1位置P1の図における右方に隣接する第2位置P2に配置された台車50上にパレット1を移載する場合が示されている。図6および図7に示された実施の形態では、摺動部材2を進出・後退させる方向が、第1の実施の形態を説明するために示した図1および図2と逆であることに注意されたい。
進出手段と後退手段を構成する駆動手段4は、上述した実施の形態では、一対のローラコンベア41であったのに対して、この実施の形態では一対のベルトコンベア42により構成されている。したがって、この実施の形態では、ベルトが駆動要素40を構成している。
また、この実施の形態における移載装置は、進出手段および後退手段を構成するベルトコンベア42とは別に、コンベア8によって搬送されたパレット1を受け取り支持してベルトコンベア42上に移動させる搬入ローラコンベア71、72を備えている。搬入ローラコンベア71、72は、パレット1の下面の滑り止め15が設けられていない部分を支持するように配置することが望ましい。
両ベルトコンベア42の後端のプーリは、駆動軸43によって互いに連結されている。駆動軸43の中間部には、ベルトまたはチェーンを介して、正逆転切り替え可能なモータ44の回転が同期して伝達されるようになっている。両ベルトコンベア42のベルト40には、アタッチメントを介して摺動部材2の後端部2bが着脱可能に取り付けられている。これにより、摺動部材2は、ベルトコンベア42が正方向に回転されることによって台車50上に進出移動し、また、ベルトコンベア42が逆方向に回転されることによってベルトコンベア42上に後退移動することができる。ベルトコンベア42上に搬入されたパレット1を台車50上に移載する距離に応じて、ベルトコンベア42と摺動部材2の長さを設定し、適切な長さの摺動部材2をベルト40にアタッチメントを介して交換し取り付けることができる。
図8に示したように、摺動部材2は、第1の実施の形態と同様に、先端部20aが弾性変形可能に上方へ屈曲された板状心材20と、この板状心材20の両面に設けられた低摩擦材21とを備えている。板状心材20は、ベルトコンベア42の幅に応じた幅で細長く成形され、先端部20aが上方に向かって屈曲されたスキー形状に成形されている。先端部の20a上方に屈曲された部分は、弾性復帰可能となっている。板状心材20の下面に設けられる低摩擦材21は、台車50の上面に対して摩擦抵抗が少なくなるような素材を選択採用することができ、板状心材20の上面に設けられる低摩擦材21は、パレット1の下面に設けられた滑り止め15に対して摩擦抵抗が少なくなるような素材を選択採用することができる。そして、低摩擦材21の表面は、摺動部材2の進出及び後退移動の方向に沿って複数の溝を形成したり、複数の凸部または凹部を形成するなど、台車50の上面および/またはパレット1の滑り止め15に対する接触面積が少なくなるように成形して摩擦抵抗を低減させるように構成することができる。低摩擦材21は、例えば、PET、MCナイロン、ジュラコンなど、摩擦係数が低いものにより構成することができる。
図7に示すように、ベルトコンベア42の台車50側端部(右方)は、軸60によって回動可能に支持されており、ベルトコンベア42の台車50と反対側(左方)の所定の位置は、リフタ61によって支持されている。ベルトコンベア42は、リフタ61を退縮駆動することによりほぼ水平かまたは後方側が水平面よりもわずかに低くなるように保持される。また、ベルトコンベア42は、リフタ61を伸長駆動することにより台車50側端部の軸60を中心として、台車50と反対側端部が搬入ローラコンベア72よりも高くなるように俯仰されて傾斜する。
なお、パレット1を搬入ローラコンベア71、72によってベルトコンベア42の上に位置させるときに、摺動手段2を搬入ローラコンベア71、72よりも相対的にわずかに下方に位置させることができればよいため、搬入ローラコンベア71、72全体を昇降手段により支持するなどしてリフタ61が退縮駆動された状態のベルトコンベア42上の摺動部材2に対して相対的に上方に位置させ、その後相対的に下降させてパレット1を摺動部材2上に載置することができるように、昇降移動させる構成とすることもできる。
さらに、この実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同様に、台車50の車輪を支持する一対のレール51A、51Bのうち、ベルトコンベア42側のレール51Aが、ベルトコンベア42と反対側のレール51Bよりも高く、台車50の上面がベルトコンベア42の軸60によって支持された側の高さとほぼ同じとなるよう設定されている。これにより、台車50のパレット1が載置される上面は、リフタ61を伸長駆動したときに傾斜するベルトコンベア42と連続して、ベルトコンベア42の傾斜の角度αと同様の角度で傾斜するよう支持されている。
一方、この実施の形態における戻り止め機構3は、図9に示すように、俯仰可能に設けられたアンチバック部材32と、アンチバック部材32を俯仰させる俯仰手段33と、アンチバック部材32と俯仰手段33とをパレット1の進出および後退方向と平行に移動可能に支持する可動支持台34と、この可動支持台34を移動させる移動手段35とを備えている。戻り止め機構3は、ベルトコンベア42の間に配置された搬送ローラコンベア72のフレームから吊設された基台36に支持されている。
基台36上にはレール36aと移動手段35が設けられている。このレール36aにより可動支持台34が支持され、その移動を案内される。可動支持台34には、移動手段35として、圧縮空気、圧油などの作動流体により伸縮駆動される流体圧シリンダのピストンロッドが接続されている。なお、移動手段35は、この実施の形態に限定されることはなく、例えば流体圧シリンダの代わりにボールねじ機構などを用いることもできる。移動手段35は、可動支持台34を任意の位置に移動させるよう制御することが可能となっている。
この実施の形態におけるアンチバック部材32は、例えば板状の素材をS字形状に成形したもので、一対で配設されている。アンチバック部材32は、一方端の先端面がパレット1の側面1aを係止するための係止面32aを形成し、中間部が可動支持台34のブラケットに回動可能に軸支され、他方端が俯仰手段33に接続されている。俯仰手段33は、摺動部材2の進出によってパレット1を台車50上に移動させるときに、パレット1がアンチバック部材32と干渉しないように、アンチバック部材32の一方端をパレット1の移動軌跡よりも低く退避させ、また、摺動部材2を後退移動させるときに、パレット1の側面1aがアンチバック部材32の係止面32aに係止されるように、アンチバック部材32の一方端をパレット1の側面1aと対向させるものである。
次に、以上のように構成された第2の実施の形態における移載装置を用いた移載方法を説明する。
パレット1を第1位置P1から第2位置P2に移載するに際して、図7に示したように、リフタ61を退縮させてベルトコンベア42がほぼ水平となるか、または後端側が先端側よりも低くなるように保持しておく。このとき、摺動手段2は、搬入ローラコンベア71、72よりもわずかに下方に位置するような高さに保持される。そして、摺動部材2を第1位置P1に配設されたベルトコンベア42のベルト40によって後退させてベルト40上に位置させておく。また、台車50は、ベルトコンベア42に対して隣接させるよう第2位置P2に配置しておく。この状態で、積荷Wが積載されたパレット1をコンベア8から平面図で示した図6の矢印Aの方向に搬入ローラコンベア71、72によってベルトコンベア42の上の位置に移動させる。
続いて、図10の(a)に矢印fに参照されるように、リフタ61を伸長駆動してベルトコンベア42を、その台車50側と反対側の端部が台車50側よりも高く位置し、台車50側に向かって漸次低くなるように角度αで傾斜させる。また、戻り止め機構3は、アンチバック部材32の先端が俯仰手段33によってパレット1の下面の軌道軌跡よりも下方に退避し、可動支持台34が移動手段35によって後退した状態とされている。パレット1は、その下面に設けられた滑り止め15が低摩擦材21に接した状態で、摺動部材2に支持される。この状態でベルトコンベア42を正方向に回転駆動して、図10の(a)に示すように、ベルト40に後端部2bを結合されている摺動部材2がベルトコンベア42から台車50上に進出するよう移動させる。
ベルトコンベア42が台車50に向かって傾斜しており、しかも滑り止め15が低摩擦材21に接した状態で摺動部材2に載置されているため、パレット1に積荷Wが積載されており、さらに、パレット1の下面にも滑り止め15が設けられている場合であっても、かかるパレット1を台車50上に比較的小さなモータ44の駆動力で確実に移動させることができる。さらにまた、摺動部材2の板上心材21の下面に低摩擦材21が設けられており、板上心材20の先端部20aが上方に屈曲されてスキー状に成形されているため、パレット1が載置されているにもかかわらず、摺動部材2が台車50上を少ない摩擦抵抗で摺動することができる。
さらに、この実施の形態においては、台車50のパレット1が載置される上面がベルトコンベア42と連続して、ベルトコンベア42の傾斜角度αと同様の角度で傾斜しているため、積荷Wが積載されさらに下面にも滑り止め15が設けられている状態であっても、パレット1を台車50上に確実に移動させることができ、また、後述するように摺動部材2を後退移動させるときにパレット1が摺動部材2につられてベルトコンベア42上に戻り難くなる。
この状態から、図10の(a)に矢印gおよびhで示すように、戻り止め機構3のアンチバック部材32の先端を俯仰手段33によって起こすと共に、可動支持台34を移動手段35によって所定に位置まで台車50に近づけるよう前進させることにより、台車50上でパレット1を位置決めする任意の位置において、そのパレット1の側面1aの位置となる地点にアンチバック部材32の係止面32aを位置させた状態とする。
次いで、ローラコンベア42を逆方向に駆動して、図10の(b)に矢印jで示すように、摺動部材2だけを台車50上から後退移動させる。このとき、摺動部材2の板状心材20の上方に屈曲された先端部20aが弾性変形し平板状となる。そして、摺動部材2の板上心材20の両面に低摩擦材21が設けられているため、パレット1の下面に滑り止め15が設けられている場合であっても、かかる滑り止め15に対しては板状心材20の上面に設けられた低摩擦材21が、また、台車50の上面に対しては板状心材20の下面に設けられた低摩擦材21が、摩擦抵抗を低減させる。そのため、摺動部材2は台車50の上面と滑り止め15が下面に設けられたパレット1との間から容易に抜けて後退移動することができる。その結果、パレット1は、台車50上に残される、すなわち台車50上に移載されることとなる。パレット1が移載された台車50は、所定の場所に移動しその台車50上のパレット1を他の場所にさらに移載して再びローラコンベア42に隣接する第2位置P2に戻され、または、パレット1が載置されていない別の台車50がベルトコンベア42に隣接する第2位置P2に配置される。また、図10の(c)に示すように、摺動部材2の先端部2aまで完全にベルトコンベア42上に後退移動すると、リフタ61が退縮駆動されて、ベルトコンベア42をほぼ水平にするとともに、摺動手段2を搬入ローラコンベア71、72よりも相対的にわずかに下方に位置するような高さに保持し、次のパレット1を台車50上に移載するための準備が完了する。摺動部材2を第1位置P1に配設されたベルトコンベア42上から第2位置P2の台車50上に進出させ、また、台車50上からベルトコンベア42上に後退させる構造であることから、設置するためのスペースが小さくて済む。
本発明は、パレット1を移載する第2位置P2に配置される搬送手段5として、台車50に限定されることはなく、コンベアなど他の機構とすることもでき、また、移載されたパレット1をフォークリフトなどにより移動させるために一時的に単純に留め置くための床などに設定することもできる。また、本発明は滑り止め15が設けられていないパレット1や、合成樹脂以外の素材により構成されたパレット1を移載する場合にも適用することができる。
1:パレット、 2:摺動部材、 3:戻り止め機構、 4:駆動手段、 5:搬送手段、 6:傾斜機構、 20:板状心材、 20a:先端部、 20b:後端部、 21:低摩擦材、 P1:第1位置、 P2:第2位置

Claims (3)

  1. 積荷が積載されたパレットを第1位置上から隣接する第2位置に配置されて前記第1位置と前記第2位置との間の移載方向とは異なる方向に前記パレットを搬送する搬送手段上に移載させるための移載装置であって、
    前記パレットが載置される摺動部材と、
    前記パレットが載置された摺動部材を前記第1位置上から第2位置の搬送手段上に進出移動させる進出手段と、
    前記第2位置上に前記パレットを残して前記摺動部材を第2位置の搬送手段上から第1位置上に後退移動させる後退手段と、
    前記第1位置における前記摺動部材の姿勢を、第2位置に対する反対側が第2位置よりも高く、第2位置に向かって漸次低くなるよう傾斜させる傾斜機構とを備え、
    前記第2位置の搬送手段の姿勢を、前記傾斜機構から連続して、第1位置に対する反対側に向かって漸次低くなるよう傾斜させたことを特徴とする移載装置。
  2. 前記摺動部材は、先端部が弾性変形可能に上方に屈曲された板状に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の移載装置。
  3. 前記摺動部材は、板状心材の両面に低摩擦材が設けられたものであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の移載装置。
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