JP4470111B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を載置支持する物品支持具を物品移載箇所に載置搬送する搬送コンベアが設けられている搬送装置に関する。
かかる搬送装置は、物品を載置支持する物品支持具を、物品を物品支持具から降ろす物品移載作業を行う物品移載箇所まで搬送する際に用いられるものであり、従来では、搬送コンベアにて搬送される物品支持具を物品移載箇所で受け止める受止部材を設けて、搬送される物品支持具を物品移載箇所で受止部材にて受け止めることにより、その物品支持具に載置支持された物品を物品移載箇所に停止させるように構成されているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−286544号公報
しかしながら、上記従来の構成では、搬送される物品支持具を受止部材にて受け止めて、物品支持具を物品移載箇所に正確に停止させたとしても、その物品支持具に載置支持される物品の位置が物品支持具上で搬送方向にずれていると、物品の物品移載箇所における停止位置が搬送方向にずれてしまうものである。従って、例えば、物品移載箇所に停止された物品を保持可能な物品保持装置を備え、その物品保持装置にて、物品支持具に載置支持されている物品を保持して物品移載作業を行う場合に、物品保持装置にて保持しようとする物品が物品移載箇所において搬送方向にずれて停止しているために、物品保持装置による物品の保持がうまくできず物品移載作業を円滑に行えない可能性があった。
また、物品の平面視形状が矩形状であり、物品保持装置を、搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に沿って近接、離間自在な挾持式の物品保持装置に構成した場合では、物品支持具を物品移載箇所に正確に停止させたとしても、その物品支持具に載置支持される物品の姿勢が搬送コンベアの搬送方向に対して縦軸芯周りに傾いていると、物品保持装置にて挾持する際に物品の角部を把持してその角部を破損させてしまう等、物品を適正に把持できない可能性があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、物品を適正状態で物品移載箇所に搬送することができる搬送装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる搬送装置の第1特徴構成は、物品を載置支持する物品支持具を物品移載箇所に載置搬送する搬送コンベアが設けられている搬送装置において、
前記物品が、平面視形状が矩形状で、且つ、高さが前記物品支持具に載置支持された状態で前記物品支持具の上端より上方に突出する高さのものであり、前記搬送コンベアにて載置搬送される前記物品支持具の上端より上方に位置して前記物品を前記物品移載箇所にて受け止める受止部材が設けられ、前記受止部材が、前記搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に沿う受止面を備えて構成され、前記受止部材における受止面に受け止められた前記物品を保持可能で、且つ、その保持した前記物品を昇降移動可能に構成された物品保持装置が設けられ、前記搬送コンベアの作動を停止させた状態で前記物品保持装置にて保持した物品を昇降移動させるべく、前記搬送コンベア及び前記物品保持装置の作動を制御する制御手段が設けられている点にある。
すなわち、受止部材は、物品支持具より上方に位置しているので搬送コンベアにて載置搬送される物品支持具とは干渉せず、物品を直接に受け止めるように構成されているので、物品の物品支持具との相対的な位置関係に拘らず物品を載置移載箇所における搬送方向の設定位置に停止させることができる。
従って、搬送される物品支持具に載置支持された物品を受止部材にて受け止めることにより、物品支持具に載置支持される物品の載置位置が物品支持具上で搬送方向にずれていても、その物品を物品移載箇所に搬送方向にずれることなく停止させることができる。
よって、例えば、物品移載箇所に停止された物品を保持可能な物品保持装置を備え、その物品保持装置にて、物品支持具に載置支持されている物品を保持して物品移載作業を行う場合では、物品保持装置にて保持しようとする物品が物品移載箇所に正確に停止しているために、物品保持装置による物品の保持を正確にでき物品移載作業を円滑に行うことができる。
従って、物品支持具上での搬送方向へのずれに拘らず物品を物品移載箇所に正確に停止させることができ、物品を適正状態で物品移載箇所に搬送することができる搬送装置を提供できるに至った。
また、物品支持具に載置支持される物品の姿勢が搬送コンベアの搬送方向に対して縦軸芯周りに傾いていたとしても、搬送コンベアによる搬送力により物品が受止面に押し付けられることにより、物品と物品支持具との間や物品支持具と搬送コンベアとの間に滑りが生じて、搬送下手側の面を搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に沿う状態となるように物品の姿勢を適正状態に修正することができる。
また、物品保持装置にて保持して上昇させることにより空となった物品保持具を搬送コンベアにて物品移載箇所から搬出し、物品保持装置にて上昇させた物品を載置移載箇所に降ろすことによって、載置支持部材から物品を降ろす物品移載作業を行なうことができ、この物品移載作業を行う際に、物品を物品移載箇所に搬送方向にずれることなく停止させることができるので、物品保持装置にて物品を正確に保持し易く物品移載作業を円滑に行うことができる。
本発明にかかる搬送装置の第特徴構成は、第特徴構成において、前記物品保持装置が、前記搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に沿って接近、離間自在な挾持式の物品保持装置である点にある。
すなわち、物品を物品移載箇所に搬送方向にずれることなく停止させることができるので、物品保持装置を搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に接近させることによる挾持を正確に行うことができ、また、搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に物品を挾持することにより、物品のコンベアの搬送方向と交差する方向の位置ずれを修正しながら挾持することができる。
また、物品の平面視形状が矩形状のものであり、受け止め部材が、搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に沿う受止面を備えて構成した場合では、上記本発明にかかる搬送装置の第2特徴構成において記載したように、物品の姿勢を適正状態に修正することができ、物品保持装置にて物品の角部を挾持することによる物品の破損を回避することができる。
本発明にかかる搬送装置の第特徴構成は、第1又は第2特徴構成において、前記受止部材が、前記搬送コンベアにて載置搬送される前記物品支持具より上方に位置して前記物品を受け止め可能な受止作用位置と、前記物品の搬送経路から退避して前記搬送コンベアによる前記物品の載置搬送を許容する退避位置とに切り換え可能に構成されている点にある。
すなわち、受止部材を受止作用位置に切り換えることにより、搬送される物品支持具に載置支持された物品を物品移載箇所にて受け止めることができ、また、受止部材を退避位置に切り換えることにより、物品を載置支持した物品支持具や物品保持装置にて移載された物品を、受止部材が設けられた箇所より搬送下手側に搬送することができ、搬送装置の使い勝手がよいものとなる。
本発明にかかる第特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれか1つにおいて、前記搬送コンベア及び前記物品保持装置の作動を制御する制御手段が、前記受止部材にて受け止められた前記物品を前記物品保持装置にて挾持して上昇移動させ、前記搬送コンベアにて前記物品支持具を前記物品移載箇所から搬出させた後、前記物品保持装置にて上昇移動させた前記物品を下降移動させ且つ物品保持装置による保持を解除して前記物品移載箇所に降ろすように、前記搬送コンベア及び前記物品保持装置の作動を制御する物品移載制御を実行するように構成されている点にある。
すなわち、物品移載制御を実行することにより、物品保持装置にて物品を保持して上昇移動させている間に、物品移載箇所の物品支持具を物品移載箇所から退避させ、物品移載装置にて上昇移動させた物品を物品移載箇所に降ろすようにして物品移載作業が行なわれ、移載する物品を物品移載箇所に降ろすことにより、小さなスペースで物品移載作業を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、搬送装置には、物品Bを載置支持する容器Yを物品移載箇所Eまで載置搬送する搬送コンベア1と、前記搬送コンベア1にて載置搬送される前記容器Yより上方に位置して前記物品Bを前記物品移載箇所Eにて受け止める受止部材2と、前記受止部材2に受け止められた前記物品Bを保持可能で、且つ、その保持した前記物品Bを昇降移動可能に構成された物品保持装置3とが設けられており、この搬送装置は、図外の収納棚から搬出された物品Bを載置支持する容器Yを搬送コンベア1にて物品移載箇所Eまで搬送し、物品保持装置3にて物品Bが持ち上げられて空となった容器Yを収納棚に向けて物品移載箇所Eから搬出し、容器Yが物品移載箇所Eから搬出されてから物品Bが物品移載箇所Eに降ろして搬送コンベア1にて物品移載箇所Eから所定の搬送先に搬送するように構成されている。
そして、図7、図8に示すように、物品Bは、平面視形状が矩形状のもの、詳しくは、カートンケースであり、また、容器Yは、上方が開口し且つ深さが物品Bの高さより低く形成されており、物品Bは、その上部が容器Yの開口から上方に突出する状態で容器Yの底部に載置支持される。
図1、図2に示すように、前記搬送コンベア1は、ローラ式のコンベアであり、前記物品移載箇所Eに備えられた移載用コンベア部分1aと、この移載用コンベア部分1aの搬送方向一方側に設けられて容器Yを載置搬送する容器搬送用コンベア部分1bとを備えて構成されている。また、搬送装置には、移載用コンベア部分1aの搬送方向他方側に設けられて物品Bを載置搬送する物品搬送用コンベア部分1cが備えられている。
そして、搬送装置は、物品Bを載置支持した容器Yを、容器搬送用コンベア部分1bから移載用コンベア部分1aにおける物品移載箇所Eに搬入し、物品移載箇所Eにおいて物品保持装置3にて物品Bが持ち上げられて空になった容器Yを、移載用コンベア部分1aの物品移載箇所Eから容器搬送用コンベア部分1bに搬出し、物品移載箇所Eにおいて物品保持装置3にて物品移載箇所Eに降ろされた物品Bを、移載用コンベア部分1aの物品移載箇所Eから物品搬送用コンベア部分1cに搬出するように構成されている。
移載用コンベア部分1aについて説明を加えると、移載用コンベア部分1aには、複数の搬送ローラ5が搬送方向に並設されており、その複数の搬送ローラ5のうちの間隔を隔てた複数個がローラモータにて構成された駆動式の搬送ローラ5aに構成されている。そして、駆動式の搬送ローラ5aの夫々は、搬送方向の一方側或いは両方側に並設する搬送ローラ5と連動ベルト6にて連動連結されており、駆動式の搬送ローラ5aの回転駆動に連動して並設された搬送ローラ5も回転するように構成されている。尚、移載用コンベア部分1aは、床面上に設置されたコンベア支持用フレーム25に支持されている。
また、移載用コンベア部分1aには、容器Yの前記搬送コンベア1の搬送方向と交差する方向であるコンベア横幅方向への移動を容器Yへの接当により規制する一対のガイド部材7が設けられており、この一対のガイド部材7はコンベア横幅方向に間隔を隔てる状態に設けられている。
尚、容器搬送用コンベア部分1bにも、容器Yのコンベア横幅方向への移動を容器Yへの接当により規制する一対のガイド部材7が設けられており、この容器搬送用コンベア部分1bに設けられた一対のガイド部材7は、移載用コンベア部分1aのものと同じ間隔でコンベア横幅方向に隔てる状態に設けられている。また、物品搬送用コンベア部分1cには、物品Bのコンベア横幅方向への移動を物品Bに対する接当により規制する一対のガイド部材7が設けられており、この物品搬送用コンベア部分1cに設けられた一対のガイド部材7は、移載用コンベア部分1aや容器搬送用コンベア部分1cのものより狭い間隔でコンベア横幅方向に隔てる状態に設けられている。
図1に示すように、移載用コンベア部分1aにおける物品搬送用コンベア部分1c側の端部には前記受止部材2が設けられており、その受止部材2は、前記搬送コンベア1にて載置搬送される前記容器Yより上方に位置して前記物品Bを受け止め可能な受止作用位置(図3、図9(イ)参照)と、前記物品Bの搬送経路から退避して前記搬送コンベア1による前記物品Bの載置搬送を許容する退避位置(図4、図9(ロ)参照)とに切り換え可能に構成されている。
受止部材2の昇降構造について具体的に説明すると、図3、図4に示すように、受止部材2は受止部材支持用フレーム9の上端部に支持されており、この受止部材支持用フレーム9は、コンベア支持用フレーム25に備えられた筒状の案内部10に内嵌されて上下方向に案内される一対の被案内フレーム部分9aと、両端部の夫々に被案内フレーム部分9aを立設させた昇降フレーム部分9bとを備えて構成され、受止部材2は、一対の被案内フレーム部分9aに亘って支持されている。
そして、コンベア支持用フレーム25と昇降フレーム部分9bとに亘ってエアーシリンダにて構成された受止用シリンダ11が設けられており、この受止用シリンダ11、受止部材2、及び、受止部材支持用フレーム9で受止装置12が構成されている。
従って、受止装置12は、受止用シリンダ11の伸縮作動により受付部材用フレーム9を昇降移動させて受止部材2を昇降操作するように構成されており、受止部材2は、受止用シリンダ11の伸長作動により上昇操作されて前記搬送コンベア1にて載置搬送される前記容器Yより上方に位置することにより、図3、図7、図8に示すような受止作用位置に切り換えられ、受止用シリンダ11の短縮作動により下降操作されて搬送コンベア1の搬送面より下方に位置することにより、図4、図9に示すような退避位置に切り換えられる。
そして、図7、図8に示すように、物品Bを載置支持した容器Yが容器搬送用コンベア部分1bから移載用コンベア部分1aに載置搬送される際に、受止部材2が受止作用位置に切り換えられた状態であると、受止部材2は載置搬送される容器Yより上方に位置しているため、受止部材2と容器Yとは干渉せずに、その容器Yに載置支持される物品Bにおける容器Yから上方に突出する部分が受止部材2に受け止められる。
また、図9に示すように、受止部材2が退避位置に切り換えられた状態では、受止部材2は物品Bの搬送経路から退避しているので、物品保持装置3にて物品移載箇所Eに降ろされた物品Bを、物品搬送用コンベア部分1c側に受止部材2と干渉することなく搬送することができる。
そして、図7、図8に示すように、前記受止部材2は、コンベア横幅方向に沿う受止面2aを備えて構成されており、物品Bを受け止めた状態で搬送コンベア1による搬送が継続されることにより、搬送コンベア1の搬送力により物品Bが受止面2aに押し付けられ、容器Yと搬送コンベア1との間に滑りが生じて物品Bの搬送下手側の面が受止面2aに沿う状態となり、物品Bの姿勢が搬送方向に沿う姿勢或いはコンベア横幅方向に沿う姿勢に修正される。
尚、受止部材2の受止作用位置と退避位置との切り換えは、搬送方向に並設される搬送ローラ5同士の間の空間を利用して昇降移動するように構成されており、搬送ローラ5同士の間隔をあまり広くしなくてもよいように、受止部材2における搬送面2aを備える部分は、縦姿勢の板状体にて形成されている。
次に、前記物品保持装置3について説明する。
図1、図3に示すように、前記物品保持装置3は、コンベア横幅方向に沿って接近、離間自在な挾持式の物品保持装置3であり、この物品保持装置3には、コンベア横幅方向に間隔を隔てて設けられた一対の挾持部14が、互いに近接する方向にスライド移動することにより物品Bを挾持し、互いに離間する方向に移動することにより物品Bに対する挾持を解除するように構成されている。尚、一対の挾持部14の夫々は板状体にて構成されており、一対の挾持部14における互いに対向する面には、挾持した物品Bが滑り落ちにくいように高摩擦係数のラバー(図示せず)が貼付されている。
物品保持装置3について説明を加えると、床面上に設置されたフレーム本体15には、昇降フレーム16がエアーシリンダにて構成された昇降用シリンダ17を介して支持され、昇降フレーム16における棒状の被案内部16aがフレーム本体15に備えられた筒状の案内部26に上下方向に案内されるように内嵌されており、昇降用シリンダ17を伸縮作動させることにより昇降フレーム16が昇降移動するように構成されている。
また、昇降フレーム16には、一対の挾持部14がコンベア横幅方向にスライド移動自在に支持され、一対の挾持部14の夫々に備えられた筒状の被案内部27が昇降フレーム16の棒状の案内部28に搬送コンベア1の横幅方向に案内されるように外嵌されている。一対の挾持部14は連動機構21にて連動連結されており、一方の挾持部14をコンベア横幅方向にスライド移動させることにより、他方の挾持部14はコンベア横幅方向における一方の挾持部14がスライド移動した方向とは反対方向に移動するように構成されている。
そして、連動機構21は、昇降フレーム16に縦軸芯周りに揺動自在に支持された棒状の揺動部材22と、この揺動部材22の一端側と一方の挾持部14、及び、揺動部材22の他端側と他方の挾持部14とを夫々連動連結する一対の押引部材23とを備えて構成されている。従って、昇降フレーム16と一方の挾持部14とに亘って設けられたエアーシリンダにて構成された挾持用シリンダ18を伸縮作動させることにより、一方の挾持部14がコンベア横幅方向にスライド移動し、この一方の挾持部14と連動機構にて連動連結されている他方の挾持部14はコンベア横幅方向における一方の挾持部14が移動した方向とは反対方向に移動して、一対の挾持部14が接近、離間移動するように構成されている。
従って、一対の挾持部14を下降させた状態で、挾持用シリンダ18を短縮作動させることにより、一対の挾持部14が近接移動して物品Bを挾持することができ、挾持用シリンダ18を伸長作動させることにより、一対の挾持部14が離間移動して物品Bの挾持を解除することができる。また、一対の挾持部14にて物品Bを挾持した状態で昇降用シリンダ17を伸縮作動させて昇降フレーム16を昇降移動させることにより、挾持した物品Bを昇降移動させるように構成されている。
搬送装置には、前記搬送コンベア1及び前記物品保持装置3の作動を制御し、且つ、受止装置12の作動を制御する制御手段20が備えられている。
この制御手段20は、物品Bを載置支持した容器Yを容器搬送コンベア部分1b側から移載用コンベア部分1aの物品移載箇所Eに載置搬送する搬入制御、物品移載箇所Eに載置搬送された容器Yから物品Bを降ろす物品移載制御、物品移載箇所Eに降ろされた物品Bを物品搬送用コンベア部分1cに載置搬送する搬出制御を実行するように構成されている。
制御手段20による搬入制御は、物品Bを載置支持した容器Yを物品移載箇所Eまで搬送し、その容器Yを物品移載箇所Eに搬送する際に容器Yに載置支持される物品Bを受止部材2にて受け止めて物品Bの姿勢を修正するように、搬送コンベア1及び受止装置12の作動が制御される。
つまり、図7、図8に示すように、受止部材2を受止作用位置に切り換え、且つ、容器搬送用コンベア部分1b及び移載用コンベア部分1aを作動させて、物品Bを載置支持する容器を容器搬送用コンベア部分1b側から移載用コンベア部分1a側に向けて搬送し、在荷センサ(図示せず)にて容器Yが物品移載箇所Eに近づいたことが検出されてから所定時間経過後に容器搬送用コンベア部分1b並びに移載用コンベア部分1aの作動を停止させて、容器Yを物品移載箇所Eで停止させる。
そして、容器Yが物品移載箇所Eに搬送される際に、容器Yに載置支持された物品Bにおける容器Yから上方に突出する部分が受止部材2にて受け止められて、物品Bの姿勢が搬送方向に沿う姿勢或いはコンベア横幅方向に沿う姿勢に修正される。
このように、物品Bが受止部材2にて受け止められて姿勢が修正されることにより、物品Bにおけるコンベア横幅方向の側面が挾持部14の挾持方向と直交する方向に沿う状態となり、物品保持装置3にて物品Bの角部を挾持することによる物品Bの破損を回避することができる。
制御手段20による物品移載制御は、前記受止部材2にて受け止められた前記物品Bを前記物品保持装置3にて挾持して上昇移動させ、前記搬送コンベア1にて前記容器Yを前記物品移載箇所Eから搬出させた後、前記物品保持装置3にて上昇移動させた前記物品Bを下降移動させ且つ物品保持装置3による保持を解除して前記物品移載箇所Eに降ろすように、前記搬送コンベア1及び前記物品保持装置3の作動が制御される。
つまり、物品保持装置3を作動させて、物品Bを挾持できる高さまで一対の挾持部14を下降させ、その一対の挾持部14を接近移動させて物品Bを挾持した後、一対の挾持部14を上昇移動させ、物品Bをその下端が容器Yの上端より上方に位置するまで持ち上げる。
そして、容器搬送用コンベア部分1a及び移載用コンベア部分1bを作動させて、物品Bが持ち上げられたことにより空となった容器Yを移載用コンベア部分1a側から容器搬送用コンベア部分1b側に向けて搬送し、この空となった容器Yを物品移載箇所Eから搬出させる。
その後、物品保持装置3を作動させて、物品Bが搬送コンベア1にて載置支持されるまで一対の挾持部14を下降させ、その一対の挾持部14を離間移動させて物品Bの挾持を解除した後、一対の挾持部14を上昇移動させて上方に退避させる。
制御手段20による搬入制御は、受止部材2を退避位置に切り換えた後、物品Bを物品搬送用コンベア部分1cまで載置搬送するように、搬送コンベア1及び受止装置12の作動が制御される。
つまり、受止部材2を退避位置に切り換えて物品の物品搬送用コンベア1c側への搬送を許容させた後、移載用コンベア部分1a及び物品搬送用コンベア部分1cを作動させて、移載用コンベア部分側1aから物品搬送用コンベア部分1c側に向けて物品Bを載置搬送して、物品Bを物品移載箇所Eから搬出させる。尚、受止部材2の退避位置への切り換えは、物品保持装置3にて物品Bを持ち上げている間に行い、物品Bを搬送コンベア1に降ろす際に物品Bが受止部材2と干渉しないように構成されている。
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、物品保持装置3にて物品Bが持ち上げられて空になった容器Yを容器搬送用コンベア部分1bに搬出し、容器Yを搬出した後に物品移載コンベア1aに移載された物品Bを物品搬出用コンベア部分1cに搬出するように構成したが、容器Yと物品Bとを同じコンベア部分に搬出するように構成してもよい。
つまり、容器Yと物品Bとの両方を容器搬送用コンベア部分1bに搬出するように構成してもよく、また、容器Yと物品Bとの両方を物品搬送用コンベア部分1cに搬出するように構成してもよい。尚、容器Yと物品Bとの両方を容器搬送用コンベア部分1bに搬出するように構成した場合では、受止部材2を受止作用位置に固定状態に設けてもよく、また、物品搬送用コンベア部分1cを設けなくてもよい。
(2) 上記実施の形態では、物品保持装置3を、搬送コンベア1の搬送方向と交差する方向に沿って接近、離間する挾持式の物品保持装置3に構成して、物品Bを挾持により保持するように構成したが、物品Bの上面等を吸着する吸着式等、他の方式で物品を保持するように構成してもよい。
) 上記実施の形態では、連動機構21を、昇降フレーム16に支持された縦軸芯周りに回転自在な棒状の回転部材22と、この回転部材22の一端側と一方の挾持部14、及び、回転部材22の他端側と他方の挾持部14とを夫々連動連結する一対の押引部材23とを備えて構成したが、一対の挾持部14の夫々に対向するように備えたラック溝と、このラック溝の夫々に噛合するように備えた1つのピニオンギヤとで構成してもよい。
また、連動機構21を設けずに、挾持部14の夫々に対して挾持用シリンダ18を備えて個別にスライド移動させるように構成してもよい。
搬送装置の側面図 搬送コンベアの平面図 搬送装置の縦断正面図 搬送装置の縦断正面図 制御ブロック図 フローチャート 搬送装置の受け止め作用図 搬送装置の受け止め作用図 搬送装置の作用図
符号の説明
1 搬送コンベア
2 受止部材
2a 受止面
3 物品保持装置
20 制御手段
B 物品
E 物品移載箇所
Y 物品支持具

Claims (4)

  1. 物品を載置支持する物品支持具を物品移載箇所に載置搬送する搬送コンベアが設けられている搬送装置であって、
    前記物品が、平面視形状が矩形状で、且つ、高さが前記物品支持具に載置支持された状態で前記物品支持具の上端より上方に突出する高さのものであり、
    前記搬送コンベアにて載置搬送される前記物品支持具の上端より上方に位置して前記物品を前記物品移載箇所にて受け止める受止部材が設けられ
    前記受止部材が、前記搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に沿う受止面を備えて構成され、
    前記受止部材における受止面に受け止められた前記物品を保持可能で、且つ、その保持した前記物品を昇降移動可能に構成された物品保持装置が設けられ、
    前記搬送コンベアの作動を停止させた状態で前記物品保持装置にて保持した物品を昇降移動させるべく、前記搬送コンベア及び前記物品保持装置の作動を制御する制御手段が設けられている搬送装置。
  2. 前記物品保持装置が、前記搬送コンベアの搬送方向と交差する方向に沿って接近、離間自在な挾持式の物品保持装置である請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記受止部材が、前記搬送コンベアにて載置搬送される前記物品支持具より上方に位置して前記物品を受け止め可能な受止作用位置と、前記物品の搬送経路から退避して前記搬送コンベアによる前記物品の載置搬送を許容する退避位置とに切り換え可能に構成されている請求項1又は2記載の搬送装置。
  4. 前記制御手段が、前記受止部材にて受け止められた前記物品を前記物品保持装置にて保持して上昇移動させ、前記搬送コンベアにて前記物品支持具を前記物品移載箇所から搬出させた後、前記物品保持装置にて上昇移動させた前記物品を下降移動させ且つ物品保持装置による保持を解除して前記物品移載箇所に降ろすように、前記搬送コンベア及び前記物品保持装置の作動を制御する物品移載制御を実行するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。
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