JP4896606B2 - 移載機 - Google Patents

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本発明は、移載機に関し、特に、コンベア移載機やスタッカクレーン移載機、リフタ移載機等において、テレスコピックアームへの負荷モーメントを低減し、移載機を軽量化するようにした移載機に関するものである。
例えば、液晶基板は、その製造工場において多数の処理工程を経て加工されているが、これらの処理工程では処理時間が異なるため、処理装置から処理装置へ直接搬送することは困難である。
そこで、液晶基板は、次工程への待機中にカセットに複数枚収納された状態でカセットストッカに一旦保管される。
このカセットストッカには、カセットを効率よく収納するために、複数の棚と、これら複数の棚に上記カセットを移載する移載機が配設されている。
移載機は、固定アームと可動アームを重ねて配設し、可動アームがスライドして伸縮するようにしたテレスコピックアームを備え、このテレスコピックアームの伸縮と昇降により、例えば、搬送台車と棚との間でカセットの移載を繰り返す。
ところで、上記従来の移載機は、テレスコピックアームが基部側のみが支持された片持ち式であり、大きな負荷モーメントがかかることから、それに見合った剛性が移載機に要求され、移載機の重量が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記従来の移載機が有する問題点に鑑み、テレスコピックアームを先端側からも支持することにより、テレスコピックアームにかかる負荷モーメントの大幅な削減を行い、移載機を軽量化するようにした移載機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の移載機は、固定アームと可動アームを重ねて配設し、可動アームがスライドして伸縮するようにした移載機において、前記固定アームと可動アームを上面が同一平面をなすように配設し、搬送物の移載元及び移載先の置き台に、移載機の伸長した可動アームを、該可動アームの先端側に配設したローラを介して支持する受けレールを配設するとともに、固定アーム及び前記受けレールに支持された可動アームの上のみを走行するアーム用台車を設け、該アーム用台車に、前記置き台の搬送物の載置面よりも低い位置と高い位置との間で搬送物を昇降させる昇降装置を設けたことを特徴とする。
この場合において、移載機に、固定アームを旋回させる旋回装置を設けることができる。
本発明の移載機によれば移載時に伸長した可動アームを移載元又は移載先の受けレールで支持し、この先端側からも支持されたテレスコピックアーム上を搬送物を載せたアーム用台車が走行することができ、これにより、テレスコピックアームにかかる負荷モーメントの大幅な削減を行い、移載機を軽量化することができる。
この場合、移載機に、固定アームを旋回させる旋回装置を設けることにより、可動アームとアーム用台車を旋回させ、例えば、移載機を挟んで対向位置にあるような移載元から移載先に搬送物を容易に移載することができる。
以下、本発明の移載機の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図7に、本発明の移載機の一実施例を示す。
この移載機は、固定アーム1と可動アーム2を重ねて配設し、可動アーム2がスライドして伸縮するようにした移載機3において、搬送物4の移載元及び移載先に、伸長した可動アーム2を支持する受けレール5を配設するとともに、固定アーム1と可動アーム2の上を走行するアーム用台車6を設け、該アーム用台車6に搬送物4を持ち上げる昇降装置7を設けている。
移載機3は、本実施例では、搬送台車入出庫口の移載機であり、例えば、図2〜図7に示すように、搬送台車8と置き台9の間で搬送物4を移載する。
移載機3は、フォーク状の固定アーム1の内側にフォーク状の可動アーム2を、それぞれの上面が同一平面をなすように配設し、可動アーム2をボールナット10で前方にスライドさせることにより、移載元又は移載先に設けた受けレール5で支持されるようにしている。
可動アーム2の先端側には複数のローラ2aが設けられており、これらのローラ2aにより可動アーム2は受けレール5上を水平に走行する。
アーム用台車6は、コ字状に形成された上下のフォーク61、62を備えている。
下部フォーク62は、固定アーム1上と可動アーム2上を走行するローラ62aを備え、ボールナット11により前後に移動する。
上部フォーク61は、昇降装置7の昇降モータ71とリフト機構(図示省略)とにより下部フォーク62の上で昇降可能に設けられており、図3に示すように、伸長した可動アーム2上に移動して上昇することにより、搬送物4を移載元から持ち上げることができる。
また、図5に示すように、移載機3には、固定アーム1を水平回動可能に支持し、固定アーム1を旋回させることにより、可動アーム2とアーム用台車6を旋回させる旋回装置12が設けられている。
これにより、移載機3を挟んで対向位置にある搬送台車8から置き台9に搬送物4を容易に移載するようにしている。
一方、搬送台車8と置き台9には、前記伸長した可動アーム2を支持する受けレール5がそれぞれ設置されている。
この受けレール5は、移載機3により移載が行われる際に、伸長した可動アーム2のローラ2aがその上を円滑に転動できるように、適当な高さ位置で略水平に設置されている。
なお、受けレール5と搬送物4の間には、下部フォーク62が下降した状態のアーム用台車6と、該アーム用台車6を載せた可動アーム2とが挿入できるだけの空隙が形成されている。
次に、本実施例における移載機3の動作を説明する。
まず、図2に示すように、移載機3の可動アーム2を搬送台車8側に伸長させ、搬送台車8の受けレール5に可動アーム2を支持させる。
次に、図3に示すように、アーム用台車6を固定アーム1から可動アーム2上に走行させ、搬送物4の下に移動させる。
この場合、アーム用台車6と可動アーム2とを同時に移動させることも可能である。
そして、アーム用台車6の昇降モータ71により上部フォーク61を上昇させ、搬送物4をアーム用台車6上に持ち上げる。
次いで、図4に示すように、搬送物4を持ち上げたアーム用台車6を、可動アーム2から固定アーム1上に走行させ、固定アーム1上に移動させる。
この状態で、可動アーム2を固定アーム1の内側に退入させると、搬送台車8から移載機3への搬送物4の移載が完了する。
次に、移載機3から置き台9への搬送物4の移載を説明する。
図5に示すように、移載機3の旋回装置12で固定アーム1を旋回させることにより、可動アーム2とアーム用台車6を旋回させる。
そして、移載機3の可動アーム2を置き台9側に伸長させ、置き台9の受けレール5に可動アーム2を支持させる。
次に、図6に示すように、アーム用台車6を固定アーム1から可動アーム2上に走行させ、置き台9側の搬送物4の載置位置の下に移動させる。
そして、アーム用台車6の昇降モータ71により上部フォーク61を下降させ、搬送物4を置き台9に載置する。
次に、図7に示すように、搬送物4を降ろしたアーム用台車6を、可動アーム2から固定アーム1上に走行させ、固定アーム1上に移動させる。
この状態で、可動アーム2を固定アーム1の内側に退入させると、移載機3から置き台9への搬送物4の移載が完了する。
この場合、アーム用台車6と可動アーム2とを同時に移動させることも可能である。
このように、本実施例の移載機は、固定アーム1と可動アーム2を重ねて配設し、可動アーム2がスライドして伸縮するようにした移載機において、搬送物4の移載元及び移載先に、伸長した可動アーム2を支持する受けレール5を配設するとともに、固定アーム1と可動アーム2の上を走行するアーム用台車6を設け、該アーム用台車6に搬送物4を持ち上げる昇降装置を設けることから、移載時に伸長した可動アーム2を移載元又は移載先の受けレール5で支持し、この先端側からも支持されたテレスコピックアーム上を搬送物4を載せたアーム用台車6が走行することができ、これにより、テレスコピックアームにかかる負荷モーメントの大幅な削減を行い、移載機を軽量化することができる。
また、移載機3に、固定アーム1を旋回させる旋回装置12を設けることにより、可動アーム2とアーム用台車6を旋回させ、例えば、移載機3を挟んで対向位置又は90゜の位置にあるような移載元から移載先に搬送物4を容易に移載することができる。
以上、本発明の移載機について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
また、本実施例では、搬送台車入出庫口の移載機に適用した例を説明しているが、スタッカクレーンやコンベア、リフタ等の移載機にも適用することが可能である。
本発明の移載機は、テレスコピックアームを先端側からも支持することにより、テレスコピックアームにかかる負荷モーメントの大幅な削減を行い、移載機を軽量化するという特性を有していることから、スタッカクレーンやコンベア、リフタ等をはじめとする各種の移載機の用途に好適に用いることができる。
本発明における移載機の一実施例を示す要部の斜視図である。 同実施例による移載動作を示し、(a)は第1動作図、(b)は第2動作図である。 同移載動作を示し、(a)は第3動作図、(b)は第4動作図である。 同移載動作を示し、(a)は第5動作図、(b)は第6動作図である。 同移載動作を示し、(a)は第7動作図、(b)は第8動作図である。 同移載動作を示し、(a)は第9動作図、(b)は第10動作図である。 同移載動作を示し、(a)は第11動作図、(b)は第12動作図である。
1 固定アーム
2 可動アーム
2a ローラ
3 移載機
4 搬送物
5 受けレール
6 アーム用台車
61 上部フォーク
62 下部フォーク
62a ローラ
7 昇降装置
71 昇降モータ
8 搬送台車
9 置き台
10 ボールナット
11 ボールナット
12 旋回装置

Claims (2)

  1. 固定アームと可動アームを重ねて配設し、可動アームがスライドして伸縮するようにした移載機において、前記固定アームと可動アームを上面が同一平面をなすように配設し、搬送物の移載元及び移載先の置き台に、移載機の伸長した可動アームを、該可動アームの先端側に配設したローラを介して支持する受けレールを配設するとともに、固定アーム及び前記受けレールに支持された可動アームの上のみを走行するアーム用台車を設け、該アーム用台車に、前記置き台の搬送物の載置面よりも低い位置と高い位置との間で搬送物を昇降させる昇降装置を設けたことを特徴とする移載機。
  2. 移載機に、固定アームを旋回させる旋回装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の移載機。
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