JP6024045B1 - ランドセル - Google Patents

ランドセル Download PDF

Info

Publication number
JP6024045B1
JP6024045B1 JP2016001499A JP2016001499A JP6024045B1 JP 6024045 B1 JP6024045 B1 JP 6024045B1 JP 2016001499 A JP2016001499 A JP 2016001499A JP 2016001499 A JP2016001499 A JP 2016001499A JP 6024045 B1 JP6024045 B1 JP 6024045B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoulder belt
housing
shoulder
school bag
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016001499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017121331A (ja
Inventor
池田 靖彦
靖彦 池田
Original Assignee
池田 靖彦
靖彦 池田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田 靖彦, 靖彦 池田 filed Critical 池田 靖彦
Priority to JP2016001499A priority Critical patent/JP6024045B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6024045B1 publication Critical patent/JP6024045B1/ja
Publication of JP2017121331A publication Critical patent/JP2017121331A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】使用者の性別や体格差や、6年間の成長変化又は季節による衣類の状況などに応じて、快適にランドセルを背負えるためには、肩ベルトは個人の好みや季節、使用環境などに応じて、様々な種類の背ベルトが用意され状況に応じて付け替えることができる構造が望まれる。【解決手段】ランドセルの背あて部61に、装着された肩ベルト取り付け具1のハウジング内部に配置した係合凸部に、肩ベルト70に配置した係合可能な係合穴部を、ハウジング内に挿入させると係合状態となり、同時にこの係合部30を軸に肩ベルトが回転可能な構造とした。またハウジング外壁に設置した舌片を押し込むことで、肩ベルトの係合穴に係合しているハウジング内部に配置した係合凸部を、弾性変位させ係合状態を解除できる構造とした。【選択図】図1

Description

本発明は、ランドセルに関するものである。
従来のランドセルの肩ベルトはランドセル本体にカシメや縦製にて強固に取り付けられており、肩ベルトは6年間もの長期使用に関して使用者の成長などの体格変化の対応にはベルトの長さ調節しかできていない。特許文献1は肩ベルトが本体と脱着できる構造であるが工具が必要であるため交換作業が面倒でありさらに専用取り付け用パーツが別部品で必要になるため交換中に紛失の可能性があった。また、係合部が露出しており見栄えも良くない。特許文献2は肩ベルトの脱着装置が肩ベルト取り付け具に対して背負った状態で外部上方に配置されているために大型で重くなり背負ったときに子供の首に脱着装置が当たる問題があった。特許文献3は特許文献1同様に肩ベルトが本体と脱着できる構造であるが工具が必要であるため交換作業が面倒であり、さらに専用取り付け用パーツが別部品で必要になるため交換中に紛失の可能性がある。また特許文献1より見栄えを良くするための係合部のネジなどを隠す部品がさらに増える欠点もあり、一般の使用者が交換するには難があった。
特許第4193124号 特開2006-25998 公報 実用新案登録第3163256号
本発明は肩ベルトを従来のように工具や別の取り付けパーツを使用しないで誰でも簡単に取り外しできるようにし、かつ取り付け部の見栄えを良くしさらに背負い心地の良いランドセルを提供するものである。
ランドセルの背あて部に装着された肩ベルト取り付け具のハウジング内部に配置した係合凸部に肩ベルトに配置した係合可能な係合穴部を前記ハウジング内に挿入させると係合状態となり、同時にこの係合部を軸に肩ベルトが回転可能な構造とした。またハウジング外壁に設置した舌片を押し込むことで前記肩ベルトの係合穴に係合しているハウジング内部に配置した係合凸部を弾性変位させ係合状態を解除できる構造とした。
本発明によりランドセルから肩ベルトが簡単に取り外しできることにより、使用者の個人の体格差や6年間の成長変化又は季節、使用状況など快適にランドセルを背負えるために様々な種類の肩ベルトを、使用者は好みにより付け替えることが出来るようになる。例えば低学年生ではコンパクトでソフトなベルトが良いだろうし、高学年生は幅が広く長めでしっかりしたベルトが適している。また夏場は汗などで蒸れる可能性があるのでメッシュ生地のベルトが適している。更に、デザインの好きな物や背負い易さや機能性で数種類の肩ベルトを保有し使用環境に応じて付け替えることも可能であり従来に比べより一層に背負い心地のよいランドセルに仕上がり。6年間安心して快適に背負うことができる。
また、従来のランドセルの選び方は肩ベルトも縫製などで取り付けられた完成品の中から、主にデザインや各部の作りこみ、重さ、素材、価格などを比べて決定していた。本発明を利用すればランドセル本体と肩ベルトを別々に検討し、背負い心地やデザインをその場で組み合わせて背負って確認し決定することができ、ランドセルは従来とは変わり選択の自由度と安心感が広がり、したがってより満足度の高いランドセルとなる。使用開始数日使ってみると使用者の体に合っていないことから体の痛みが発生するなどの問題も良くあるが、その場合も肩ベルトの変更が簡単に行えるのでリスクが低いランドセルとなる。また肩ベルトは使用者の体に一番触れるところでありランドセルの部品の中で一番の消耗部品ともいえ、この点においても肩ベルトが簡単に取り換え可能となるメリットがある。その場合スポーツメーカーやアウトドアメーカーとコラボレーションした機能性の高い肩ベルトやファッションブランドやキャラクターの著作権を持つ企業とコラボレーションしたデザイン性の高い肩ベルトの提供も同時に可能となるなど永いランドセルの歴史の中で大きな進歩となる。
また肩ベルトが簡単に脱着可能となったことで製造工程において肩ベルトはパーツとして長く各所の縫製作業において厄介な部品であるため、できるだけ後工程に取り付けた方が良い。本発明であれば完成の最終工程もしくは販売直前に取り付けることが可能で製造コストの低減となる。また店頭での不良品の交換や使用者の破損などによる交換作業などは今までは一度工場に送り縫製をほどいてやり直す必要があったが、そのまま現場もしくは使用者へ交換用の肩ベルトを送り、交換することが可能となり販売する側と使用者側の双方にメリットがある。
ランドセル取り付け状態斜視図 部品構成斜視図 係合状態断面図 係合解除動作断面図 係合解除状態断面図 肩ベルト係止具離脱状態断面図
以下本発明の実施形態について説明する。脱着可能な肩ベルト構造を有したランドセルを図1に示す。ランドセル本体60には肩ベルト取り付け具1が背板61に装着され、その上からカバー90を縫製し、その上に押さえプレート50をかぶせてカシメ80にて背板61に確実に固定されている。肩ベルト取り付け具1には脱着可能な肩ベルト係止具30が係合されており端部には肩ベルト70が取り付けてある。
次に前記肩ベルト取り付け具1の構造について部品の構成を斜視図にて図2に示す。ハウジングベース10はランドセル本体60の背板61に取り付けるためにカシメ用穴13を有している。前記ハウジングベース10には左右に円柱状係合凸部11が設けてありU字状切り欠き12によってできた弾性変形可能な支持部15上に円柱状係合凸部11を有する構造となっている。また前記円柱状係合凸部11には肩ベルト係止具30に設けてある円筒状穴31が係合し前記円柱状係合凸部11を中心に回動する構造になっている。また前記ハウジングベース10の中央にはばね取り付けボス14が設けてあり、ばね40が取り付けられる。ばね40によって肩ベルト係止具30が円柱状係合凸部11と係合状態で係合部を中心に自由に回動することを前記肩ベルト係止具30を常に閉じるように付勢している。前記ハウジングベース10にハウジングカバー20をかぶせて前記肩ベルト取り付け具1のハウジングが完成する。ハウジングカバー20にはU字状切り欠き24によって弾性可能な舌片21が設けてあり、その内側には凸部23が設置してある。凸部23はハウジング完成状態で円柱状の係合凸部11と対向するように配置されている。前記肩ベルト取り付け具1にカバー90をかぶせて前記背板61に縫い付ける。カバー90にもカシメ用穴91が設けてあり、さらにその上から押さえプレート50を載せそれぞれの部材に開けたカシメ用穴にカシメ80にて背板61に確実に取りつけられている。
次に肩ベルト取り付け具1の機能について説明する。図3は肩ベルト取り付け具1のハウジング内に肩ベルト係止具30が挿入され肩ベルト係止具30に設けてある円筒状穴31が円柱状係合凸部11と回動可能に係合している状態の断面図である。(尚以降図6までの断面図においては背板61、カバー90、押さえプレート50は省略してある。)この状態で前記肩ベルト係止具30を肩ベルト取り付け具1から上部の引き抜き方向に引っ張っても、円柱状係合凸部11が円筒状穴31に係合しており外れない。
次に前記肩ベルト係止具30を肩ベルト取り付け具1から離脱させるための仕組みについて説明したのが図4である。前記ハウジング外壁に前記円柱状の係合凸部11と対向するように設置された弾性変形可能な舌片21を外側から内側に押し込むことで凸部23が、円柱状係合凸部11を円筒状穴31の外側にまで変位させた状態で肩ベルト係止具30を上方に引き上げる。いったん舌片21の側面に円筒状穴31が接触し引き上げは停止するがその後舌片21の外部からの押し込みを停止すると、前記側面に接触した円筒状穴31から舌片21が元の状態に復帰する構造となっている。
図5は図4で舌片21が元の状態に復帰し円柱状係合凸部11が肩ベルト係止具30によって外側に変位している状態を示した断面図で有る。この状態では前記円柱状係合凸部11と円筒状穴31は係合状態を解消しているため肩ベルト取り付け具1から肩ベルト係止具30はさらに上方に引き上げることが可能となる。
最後に肩ベルト取り付け具1から完全に肩ベルト係止具30が離脱した状態の断面図を図6に示す。前記円柱状係合凸部11は元の状態に復帰した状態となっている。
図2に示すように、ハウジングカバー20の外壁面にはU字状切り欠き24は存在するが外壁面と面一なために実際にカバー90をかぶせた状態ではカバー90の表面はフラットになりU字状切り欠き24の存在は確認できないよう操作部を隠す構造になっている、そのために肩ベルト70が脱着可能になり利便性を向上しつつ、子供のいたずらなどで容易に脱着できない。反対に脱着操作を容易にするためにカバー90に取り外しのためにどの位置を押し込めば良いか示すためにカバー90の表面に表示をすることも可能である。
肩ベルト係止具30及びハウジングベース10やハウジングカバー20は弾性変形可能な素材で有れば樹脂製でも金属製などでも良い。
背負いカバン
1・肩ベルト取り付け具、10・ハウジングベース、11・円柱状係合凸部、12・U字状切り欠き、13・カシメ用穴、14・ばね取り付けボス、15・弾性変形可能な支持部、20・ハウジングカバー、21・舌片、22・カシメ用穴、23・凸部、24・U字状切り欠き、30・肩ベルト係止具、31・円筒状穴、40・ばね、50・押さえプレート、51カシメ用穴、60・ランドセル本体、61・背板、70・肩ベルト、80・カシメ、90・カバー、91・カシメ用穴

Claims (1)

  1. 背当て部上部に取り付けられ、ハウジングベースとハウジングカバーよりなるハウジングを有する肩ベルト取り付け具に一対の肩ベルトのそれぞれの一端に取り付けられた肩ベルト係止部を取り付けて構成したランドセルにおいて、前記肩ベルト取り付け具には上記ハウジングベースと一体に構成された弾性変形可能な支持部と、前記支持部に設けられた円柱状の係合凸部が設けられ、前記肩ベルト係止部の一端には前記円柱状の係合凸部に係止可能な円筒状の穴が設けられており、前記肩ベルト係止がハウジング内に挿入された状態で、前記円筒状の穴方向に付勢されている前記円柱状の係合凸部に係合するように構成されるとともに、前記ハウジングカバーには一体に設けられた弾性変形可能な舌片を備え、前記ハウジング外部から上記舌片を内部に押し込むことで、前記肩ベルト係止部に設けられた円筒状の穴の方向に付勢されている前記円柱状の係合凸部を付勢されている方向とは逆の方向に変位させ、前記肩ベルト取り付け具と前記肩ベルト係止部の係合を解除するように構成され、前記肩ベルト係止部は肩ベルト取り付け具と係合状態で係合部を軸に回動可能に構成されていることを特徴とするランドセル。
JP2016001499A 2016-01-07 2016-01-07 ランドセル Active JP6024045B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016001499A JP6024045B1 (ja) 2016-01-07 2016-01-07 ランドセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016001499A JP6024045B1 (ja) 2016-01-07 2016-01-07 ランドセル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6024045B1 true JP6024045B1 (ja) 2016-11-09
JP2017121331A JP2017121331A (ja) 2017-07-13

Family

ID=57247454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016001499A Active JP6024045B1 (ja) 2016-01-07 2016-01-07 ランドセル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6024045B1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025998A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Hiroshi Miwa ランドセル
WO2012004931A1 (ja) * 2010-07-08 2012-01-12 タカタ株式会社 シートベルト係止装置およびこれを備えたシートベルト装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025998A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Hiroshi Miwa ランドセル
WO2012004931A1 (ja) * 2010-07-08 2012-01-12 タカタ株式会社 シートベルト係止装置およびこれを備えたシートベルト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017121331A (ja) 2017-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101022007B1 (ko) 의류에 액세서리를 부착시키는 시스템 및 방법
US20130033077A1 (en) Chair having a removable headrest cover
JP6024045B1 (ja) ランドセル
WO2012079364A1 (zh) 分体式纽扣
JP2010042178A (ja) 雄スナップボタンとそれを含むスナップボタン、及びスナップボタンを有する物品
US9226547B2 (en) Heel changer apparatus
JP5866606B1 (ja) ランドセル
KR100914262B1 (ko) 가방용 래치겸 연결고리와 이를 사용한 체인저블 핸드백
JP4948911B2 (ja) 椅子
JP5481668B2 (ja) シート
JP3221603U (ja) 袋物の提げ手及び手提げ袋
JP3141848U (ja) 装飾カバー
JP2008178588A (ja) 紐留め具
JP3210431U (ja) バッグ
JP6496652B2 (ja) 着脱可能なカバーのボタン留め具およびそれを用いた取付構造
JP2008079844A (ja) 吊支具
JP3216422U (ja) 携帯機器用の組立式カバー
JP3219685U (ja) カバン
JP7116656B2 (ja) 荷重支持部材及びこれを備えた椅子
TWM482080U (zh) 鏡片快拆扣合式眼鏡結構
JP3142174U (ja) 衣服用被取付体
JP3018879U (ja) 装飾用頭取替え可能釦
JP2009207842A (ja) 装飾カバー
JP3164041U (ja) ボタンカバー
KR101966868B1 (ko) 장식부를 포함하는 모자

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6024045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250