JP3210431U

JP3210431U - バッグ

Info

Publication number: JP3210431U
Application number: JP2017000660U
Authority: JP
Inventors: 星一銭広
Original assignee: 星一銭広
Priority date: 2017-01-31
Filing date: 2017-01-31
Publication date: 2017-05-25
Anticipated expiration: 2027-01-31

Abstract

【課題】使用者が使用用途、その日の気分によって本体の一部生地のデザインを簡単で、自由に変えられる、個性豊かなバッグを提供する。【解決手段】バッグ本体に特殊な留め装置ａを設け、様々なデザインに加工した交換用パーツｂは留め装置ａを利用してバッグ本体に付け替えることによって上記課題を解決ができる。【選択図】図１

Description

本考案は、バッグのデザイン性や機能性をアップさせる為、表生生地の一部を変えられるバッグに関するものである。

バッグ表面の模様は通常変化できないですが、近年では、個性的なバッグを持ちたいという需要があり、バッグが付属品の少しの工夫により何通りかのデザインに変化をさせたり出来るようなアイデアを加えられる商品が望まれる傾向にあります。特許文献１のバッグが知られている。この特許文献１のバッグは、透視可能な素材（透明塩化ビニール）で本体と内袋を構成させ、その部分に装飾用素材を収容することによりバッグ本体を変化させる工夫をしている。しかしながら、装飾素材の模様が外部から見えるようにするにはバッグの本体は透視可能な素材に限定されているため、模様の変化は平面であり、装飾素材をタッチできない為、素材の風合いを体感できない。

立体的な模様変化を実現したバッグとして、バッグの表面に装飾窓を設けたバッグが考案されている（特許文献２）。バッグ本体の表面には開口部を設け、様々な生地をバッグの内側から開口部に収めることにより、バッグ本体の一部の生地の模様が変化することが実現でき、更に、素材を直接タッチできるため、素材の風合いも体感できる。しかし開口部の内回りと交換用生地の間に隙間があいている為、外から水がバッグの内部に入りやすいです。

メインバッグに接続部材を付け、各種な色、素材、模様のサブバッグをメインバッグに掛けることによりバッグのデザインが自由に変更できるバッグ（特許文献３）。しかしいくつかのサブバッグをメインバッグに付けることにより、メインバッグに重量をかけてしまうと、メインバッグの形が崩れる可能性が高くなる、また容量が小さいサブバッグをいくつもメインバッグに付ける必要性があまりないと思われる。

特開２００５−２７１９６１号公報実用新案登録第３１６１８０１号公報実用新案登録第３１１０５９７号公報

本考案が解決しようとする課題は、使用者が使用用途、その日の気分によって本体の一部生地のデザインを簡単で、自由に変えられる、個性豊かなバッグを提供することである。

上記課題の解決手段としては、バッグ本体に特殊な留め装置を設け、様々なデザインに加工した交換用パーツは留め装置を利用してバッグ本体に付け替えることによって上記課題を解決ができる。

使用者が使用用途、その日の気分により様々なデザインにした交換用パーツをバッグ本体に付け替えることによって、バッグ本体の一部生地のデザインが簡単で、自由に変えられる、個性豊かなバッグを提供することができる。

（ａ）交換用パーツを装着しているバッグの正面図である。（ｂ）交換用パーツを装着してないバッグの正面図である。（ａ）バッグ本体に直接取り付けられた留め具の正面図である。（ｂ）蓋のような構造を持つ留め装置の構造図である。（ｃ）交換用パーツの収納スペースでもあり、二重構造を持つ留め装置の構造図である。（ａ）留め具ｄ、ｅと取り付け穴ｆ三者の間の対応図である。（ａ）交換用パーツをバッグ本体に装着する時のシミュレーション図である。（ｂ）交換用パーツを完全に収納スペースに挿入し、留め具を取り付け穴（交換用パーツ）に嵌め込んだ状態のシミュレーション図である。（ａ）刺繍柄付きの交換用パーツのデザイン図である。（ｂ）焼き印や型押し加工などで作られた交換用パーツのデザイン図である。（ｃ）宝石やビーズなどを生地に貼り付けて作られた交換用パーツのデザイン図である。（ｄ）ポケット仕様の交換用パーツのデザイン図である。（ａ）当考案が記述するバッグの構造をトートバッグに表現したシミュレーション図である。（ｂ）当考案が記述するバッグの構造をショルダーバッグに表現したシミュレーション図である。（ｃ）当考案が記述するバッグの構造をリュックに表現したシミュレーション図である。（ａ）盾の形にした留め装置及びバッグのデザイン図である。（ｂ）留め装置の一部はバッグ本体と統合したバッグのデザイン図である。

本考案のバッグについて、図面に基づいて説明する。

以下、本考案のバッグの主要構成である留め装置と交換用パーツについて詳述する。
図１の（ａ）は交換用パーツを装着しているバッグの正面図です。（ｂ）は交換用パーツを装着していないバッグの正面図です。
留め装置は三つの部分から構成されている。
その一、図２の（ａ）はバッグ本体に取り付けられた留め具ｄを示している。
その二、図２の（ｂ）は蓋のような構造を持つ、留め装置ａを示している。ａの開閉部に留め具ｅ（留め具ｄに対応する）が取り付けられている。
その三、図２の（ｃ）は二層構造が持つ、留め装置ｃを示している。留め具ｅ（留め具ｄに対応する）は上の層に取り付けられ、下の層の中央にある空く空間は交換用パーツの収納スペースである。
図３の（ａ）はｄ（留め具）、ｆ（取り付け穴）、ｅ（留め具）間の位置関係を示している。
図４は交換用パーツの装着手順図である。
第一歩、図４の（ａ）に示すように、交換用パーツｂは上からｃに挿入する。
第二歩、図４の（ｂ）に示すように、留め具ｄを取り付け穴ｆに嵌め込む。
最後、図１の（ａ）に示すように、留め具ｄとｅを閉じれば、交換用パーツの装着作業が完成となる。

図５の（ａ）、（ｂ）と（ｃ）に示すように、交換用パーツは刺繍加工、焼き印加工、型押し加工、宝石やビーズを生地に貼り付けして図案を作るなどに様々な加工法に適用できる。

交換用パーツバッグの装着によって、バッグ全体のデザイン性を高めるだけではなく、図５の（ｄ）に示すように、ポケット仕様の交換用パーツはバッグの機能性もアップできる。

図６の（ａ）、（ｂ）と（ｃ）に示すように、当考案が記述する構造はバッグの種類に限らず、ハンドバッグ、トートバッグ、ショルダーバッグ、リュックなどすべてのバッグに適用できる。

図７に示すように、バッグの形に合わせて、留め装置及び交換用パーツの形も様々なデザインにしてもよい。

ａ蓋のような構造を持つ留め装置
ｂ交換用パーツ
ｃ交換用パーツの収納スペースでもあり、二重構造を持つ留め装置
ｄバッグ本体に直接取り付けられた留め具
ｅ留め装置ａとｃに取り付けられた留め具
ｆ交換用パーツにある取り付け穴
ｇ刺繍のデザインにした交換用パーツ
ｈ焼き印、もしくは型押し柄などのデザインにした交換用パーツ
ｉ宝石やビーズなどを生地に貼り付けて作られた交換用パーツ
ｊポケット仕様の交換用パーツ

Claims

バック本体に留め装置を設け、使用者が使用用途、その日の気分によって、お好きな交換用パーツを留め装置にてバッグ本体に付け替えることにより、バッグ本体の一部生地のデザインを変えることを可能としたことを特徴とするバッグ。
留め装置には交換用パーツの収納スペースを設けた二層構造を持つことにより、交換用パーツがバッグ本体に装着されても、バッグの表面が膨張しないことを可能としたことを特徴とする請求項１に記載のバッグ。
交換用パーツをバッグ本体と留め装置の間に挟むことにより、交換用パーツをバッグ本体にしっかり装着可能としたことを特徴とする請求項１〜２のいずれかに記載のバッグ。