JP3179156U - ランドセル - Google Patents

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洋二 橋本
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Abstract

【課題】固定紐を有する様々な装飾具を自由に選択して取り付けることができ、着脱の操作が容易で、着脱の繰り返しにも耐え得る構造を備えたランドセルを提供する。
【解決手段】物品を収容する収容部12と、収容部12の背面14の側に取り付けられた背負いベルトとを備える。収容部12の背面14の上端から延設され、収容部12の上端部及び前面20を覆う蓋部材22を備える。収容部12の前面20の基材を貫通する一対の孔であって、装飾具が有するゴム輪の端部を内側に差し込むための差込孔28aと、差し込んだゴム輪の端部を外側に引き出すための引出孔28bが、互いに近接して形成されている。
【選択図】図2

Description

この考案は、小学生等の子供が使用するランドセルに関する。
従来、装飾具が着脱可能なランドセルとして、例えば特許文献1に開示されているように、収容部や蓋部材の基材表面を凹凸面に加工し、表面に不乾燥性粘着剤の塗膜層を設けた装飾具が、その塗膜面を介して前記凹凸面に接着されている装飾付きのランドセルがある。
また、特許文献2に開示されているように、収容部や蓋部材の外側面に、所定のロック具を介して装飾具を取り付け可能なランドセルがある。ロック具は、着脱自在に係合する雄側部材と雌側部材とで構成され、いずれか一方がランドセルの基材表面に固定され、他方が装飾具の表面に固定されている。
その他、特許文献3に開示されているように、収容部や蓋部材の基材を貫通する孔が形成され、その内周壁に円筒状の鳩目部材が取り付けられ、装飾具に取り付けた所定の着脱部材が鳩目部材に着脱自在に係合するランドセルがある。着脱部材は、鳩目部材の内側を挿通可能な軸部と、鳩目部材の内径よりも大きく形成され、外側面に絵柄等が表された装飾体である表面部と、弾性変形可能な素材で成り、鳩目部材の内側を通過後に反対側に突出して抜け止め部分となる裏面部とで構成されている。
登録実用新案第3164372号公報 登録実用新案第3174011号公報 登録実用新案第3174645号公報
特許文献1のランドセルの場合、装飾具の着脱を繰り返すと、ランドセルの基材表面に不乾燥性粘着剤が付着して汚れたり、不乾燥性粘着剤の塗膜層に埃やゴミが付着して接着力が弱くなったりするおそれがある。また、特許文献2,3のランドセルの場合、専用のロック具(雄側又は雌側部材)や着脱部材を有した装飾具しか取り付けることができない。従って、特許文献1−3のいずれのランドセルも、子供たちがお気に入りの装飾具を自由に付け替えて楽しむことができないものであった。
この考案は、固定紐を有する様々な装飾具を自由に選択して取り付けることができ、着脱の操作が容易で、着脱の繰り返しにも耐え得る構造を備えたランドセルを提供することを目的とする。
この考案は、物品を収容する収容部と、前記収容部の背面の側に取り付けられた背負いベルトと、前記収容部の背面の上端から延設され前記収容部の上端部及び前面を覆う蓋部材とを備えたランドセルにおいて、前記収容部の外表面の基材を貫通する一対の孔であって、装飾具が有する固定紐の端部を内側に差し込むための差込孔、及び差し込んだ前記固定紐の端部を外側に引き出すための引出孔が、互いに近接して形成されているランドセルである。
前記差込孔及び前記引出孔が、前記前面の基材を貫通する孔であることが好ましい。また、前記差込孔及び前記引出孔には、その内周壁を補強するハトメ金具が取り付けられていることが好ましい。
この考案のランドセルは、固定紐を有する装飾具であれば概ね取り付けることができ、着脱の操作も容易である。従って、子供たちが、市販の装飾具、お母さん手作りの装飾具等の中から自分のお気に入りのものを選択し、自由に付け替えて楽しむことができる。
また、差込孔及び引出孔が、もともと耐久性のある基材に形成されているので、着脱の繰り返しにも十分耐え得るものである。特に、差込孔及び引出孔の内周壁を補強するハトメ金具を取り付けることによって耐久性をさらに向上させ、子供たちが乱暴に扱ったとしても破損しにくいようにすることができる。
この考案の一実施形態のランドセルを、蓋部材を閉じた状態で前面の側から見た斜視図である。 この実施形態のランドセルを、蓋部材を開いた状態で前面の側から見た斜視図である。 第一の差込孔と第一の引出孔の部分の拡大図(a)、A−A断面図(b)である。 図2のランドセルに装飾具を取り付けた様子を示す斜視図(a)である。 第一の差込孔と第一の引出孔の部分に装飾具の固定紐を通して絡げた状態を示す断面図である。
以下、この考案のランドセルの一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態のランドセル10は、図1、図2に示すように、物品を収容する略長方形の収容部12が設けられ、収容部12の背面14の側に背負いベルト16が取り付けられている。収容部12は、小学校の教科書等を入れるのに適した大きさであり、背面14や背負いベルト16の大きさも小学生等の子供の身体に合わせてある。
収容部12の内側は背面14と略平行に仕切られ、背面14の側から順番に、最も広い第一収容部12a、薄手の物品を差し込む第二収容部12b、小物等を入れる第三収容部12cに区分けされている。第一及び第二収容部12a,12bは上端部が開口しており、その開口の襠幅を調整可能に、上端部に前ベルト18が設けられている。第三収容部12cは、上端部にスライドファスナが設けられ、開閉できるようになっている。収容部12の前面20とは背面14と対向する外表面のことであり、ここでは、第三収容部12cの外表面である。例えば、第三収容部12cを設けない場合は、第二収容部12bの外表面が収容部12の前面20となる。
収容部12の背面14の上端には、略矩形の蓋部材22が延設されている。蓋部材22は収容部12の上端部及び前面20を覆い、先端部分が収容部12の底面に着脱自在な構造になっている。
前面20の表面は、2枚の帯体26が十字状に縫合され装飾されている。十字状に区切られた左下の区画には、前面20の基材を貫通する第一の差込孔28a及び第一の引出孔28bが、互いに近接して一対に形成されている。この2つの孔28a,28bは、後述する装飾具24を取り付けるための孔であり、ここでは、図3に示すように、各孔の内周壁及び周縁部を補強するため、それぞれハトメ金具30が取り付けられている。なお、前面20の装飾(色、描画、模様等)は、自由に変更できる。
また、十字状に区切られた右上の区画にも、前面20の基材を貫通する第二の差込孔32a及び第二の引出孔32bが、互いに近接して一対に形成されている。この2つの孔28a,28bも装飾具を取り付けるための孔であり、各孔の内周壁及び周縁部を補強するため、それぞれハトメ金具30が取り付けられている。
図4は、ランドセル10の前面20に2つの装飾具24を取り付けた様子を示している。装飾具24は、図5に示すように、装飾用の布等を蝶結びした本体24aと、本体24の中央部に両端が取り付けられた固定紐であるゴム輪24bとで構成されている。
第一の差込孔28a及び第一の引出孔28bの部分に装飾具24を取り付けるときは、まず、ゴム輪26bの中央部を折り曲げた2本を右手で摘み、折り曲げた先端部を前面20の差込孔28aを通じて内側に差し込み、第三収容部12c内に左手を入れて摘む。次に、その先端部を引出孔28bを通じて外側に引き出し、右手でゴム輪26bを延ばして大きく広げる。そして、装飾具24の本体24aを左手で持って、ゴム輪26bの内側に通過させ、両手を放すとゴム輪26bが縮んで元の長さに戻り、図5の取り付け状態となる。装飾具24を取り外すときは、ゴム輪24bを延ばして大きく広げ、その内側に本体24aを通過させた後、ゴム輪24bを手放し、本体24aを引っ張ってゴム輪24bを引き抜けばよい。
第二の差込孔32a及び第二の引出孔32bの部分に装飾具24を取り付ける場合、及び取り外す場合も上記と同様に行うことができる。
以上説明したように、ランドセル10は、固定紐であるゴム輪24bを有する装飾具24を、子供たちでも容易に着脱することができる。従って、本体24aの形態が異なる様々な装飾具24の中から気に入ったものを選択し、自由に付け替えて楽しむことができる。
また、各差込孔28a,32a及び各引出孔28b,32bは、もともと耐久性のある合成皮革等の基材に形成されており、しかも各孔の内周壁がハトメ金具30によって補強されており、耐久性も十分である。
また、これらの孔を前面20に配置することについても利点がある。例えば、収容部12の側面(例えば、第一及び第二収容部12a,12bの側面)は、教科書等の大型の物品を出し入れする際に、教科書等の角部が強く当たったり擦れたりする部分であり、この部分に孔を開口すると、その孔の場所や数によっては、収容部12全体の耐久性に問題が生じる場合がある。しかし、ランドセル10は、各孔28a,28b,32a,32bが、物品を出し入れする際にストレスが加わりにくい前面20に配置されているので、収容部12全体の耐久性にほとんど影響を与えない。
ただし、前面20に装飾具24を取り付けた場合、蓋部材22を閉じた状態で装飾具24が隠れてしまう。しかし、もともとランドセル10は、蓋部材22を閉じて背負っているときは自分自身で見ることはほとんどなく、自分がランドセル10をじっくり見るのは、多くの場合、蓋部材22を開いて中の物品の出し入れをするときである。従って、蓋部材22を閉じた状態で装飾具24が隠れる構造であっても、子供たちは十分楽しむことができる。
なお、この考案は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、差込孔及び引出孔は、互いに近接して一対に設けたものであれば、その数(組数)を増減することができる。また、これらの孔は、前面の内側の他の位置に設けてもよいし、収容部の側面等に設けてもよい。ただし、収容部の側面に設ける場合は、収容部の強度が低下しないように注意する。
また、一対の差込孔及び引出孔の内周壁を補強するハトメ金具は、必要に応じて省略してもよい。また、ハトメ金具以外の方法で補強する構造にしてもよい。
10 ランドセル
12 収容部
14 背面
16 背負いベルト
18 前ベルト
20 前面
22 蓋部材
24 装飾具
24a 本体
24b ゴム輪(紐部材)
26 帯体
28a 第一の差込孔
28b 第一の引出孔
30 ハトメ金具
32a 第二の差込孔
32b 第二の引出孔

Claims (3)

  1. 物品を収容する収容部と、前記収容部の背面の側に取り付けられた背負いベルトと、前記収容部の背面の上端から延設され前記収容部の上端部及び前面を覆う蓋部材とを備えたランドセルにおいて、
    前記収容部の外表面の基材を貫通する一対の孔であって、装飾具が有する固定紐の端部を内側に差し込むための差込孔、及び差し込んだ前記固定紐の端部を外側に引き出すための引出孔が、互いに近接して形成されていることを特徴とするランドセル。
  2. 前記差込孔及び前記引出孔が、前記前面の基材を貫通する孔である請求項1記載のランドセル。
  3. 前記差込孔及び前記引出孔には、その内周壁を補強するハトメ金具が取り付けられている請求項1又は2記載のランドセル。
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