JP6023003B2 - 長粒・球形粒分別装置 - Google Patents
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特許文献2のサイズによる粒子の選別分級方法及び装置では、振動篩の篩開口の幾何学的形状を3次元構造とすることにより、具体的には、振動篩の篩開口の3次元形状を、篩開口に、その粒子の搬送方向の前方から傾斜して垂下する垂下フラップを設けた3次元通過開口、若しくは、篩開口の粒子の搬送方向の後方から傾斜してその前方に起立する起立フラップを設けた3次元通過開口とすることにより、粒子の3つの主要寸法、即ち最大主要寸法である長さ、中間主要寸法である幅、及び最小主要寸法である厚さに対応する分級ができるとしている。
また、特許文献2に記載の垂下フラップや起立フラップを有する3次元通過開口では、長粒体等の非球形状粒体と球形状粒体とを含む混合粒体をその長さ、幅及び厚さに応じた分別や、分級ができたとしても、3次元通過開口には、垂下フラップや起立フラップがあるため、特に、起立フラップは、混合粒体の搬送方向に対向するように設けられているため、篩上の粒体が滞留しやすく、効率よく分別や、分級できないという問題点があった。
また、特許文献2に開示の技術では、上述したように、3次元通過開口に混合粒体が滞留すると当該可通過開口では分別や、分級ができなくなるため、球形状粒体も篩上に残ってしまい、高精度かつ確実な分別ができないという問題点があった。
また、前記選択溝は、前記一方向に対して直交する方向に延在して形成されることが好ましい。
また、前記排出開口は、前記粒体通路に平行な長尺開口であり、前記選択溝は、前記長尺開口に対して複数形成されていることが好ましい。
また、2つの前記粒体通路が隣接して形成されており、前記排出開口は前記2つの粒体通路の間に設けられていることが好ましい。
また、前記トラフは、前記一方向に沿って前記粒体が搬送される上流側から下流側に向かって下降するように傾斜して配置されることが好ましい。
また、前記粒体は、穀物、植物種子及び植物片のうち、少なくとも1つを含むものであることが好ましく、具体的には、前記非球形状粒体及び前記球形状粒体は、それぞれライ麦及び球状種子である。
図1(a)は、本発明の実施形態の分別装置を示す模式図であり、(b)は、図1(a)の分別装置に用いられるトラフを示す模式的平面図である。
混合粒体としては、形状の違いにより分別可能な1方向に長い非球形状粒体等の長粒体と球形状粒体とを含むものであればどのようなものでも良く、例えば、穀物、植物種子及び植物片のうち少なくとも1つを含むものであってもよく、さらには後述するように、ライ麦Rと球形状種子Sとを含む混合粒体であってもよい。
本発明においては、球形状粒体の有効直径は、非球形状粒体の有効長径より短い必要がある。即ち、非球形状粒体の有効長径は、球形状粒体の有効直径より長い必要があるが、非球形状粒体の有効短径は、球形状粒体の有効直径に略等しいか、この有効直径以下であるのが好ましい。
トラフ12は、水平面に対して所定の角度θとなるように、先端12d側を下方に向けて傾斜させて振動可能に支持台18に設けられている。こうして、トラフ12は、支持台18に対して傾斜状態を維持しつつ振動することができる。なお、支持台18は、脚20により面Hに立設されている。
また、トラフ12の先端12dの下方には第1回収部22が設けられ、トラフ12の裏面12bの下方には第2回収部24が設けられている。
このトラフ12には、後に詳細に説明する一対の粒体通路32が2列並んで隣接して形成された搬送部30が横方向Wに複数列隣接して形成されている。搬送部30の各粒体通路32は、粒体の進行方向Fに延びている。図示例では、進行方向Fは、縦方向Lに略平行な方向とされているが、本発明はこれに限定されず、横方向Wと略平行な方向としても良い。
なお、図示例においては、トラフ12は、水平面に対して所定の傾斜角度θだけ傾斜しているが、本発明はこれに限定されず、混合粉体中の非球形状粒子及び球形状粒子が粒体通路32上を整列した状態で終端までスムーズに搬送されるのであれば、傾斜せず、水平に設けられていても良い。
これに対し、一対の粒体通路32の間に形成される排出開口50は、トラフ12の基端12cから所定距離D1だけ先端12d側に入った位置から先端12dから所定距離D2だけ基端12c側に入った位置までの所定長さD3の長孔として形成されている。
なお、トラフ12の形状及びサイズ(縦方向L、横方向W)、並びに、搬送部30、粒体通路32、選択溝40及び排出開口50の形状、位置、長さ及び数は、図示例のものに限定されるものではなく、分別対象となる混合粒体中の非球形状粒子及び球形状粒子の形状、サイズ及び含有量、要求される分別処理量、及び使用条件等に応じて適宜決定されるものである。
このため、傾斜底面33は、混合粒体中の球形状粒子の側端面及び非球形状粒子の短径側の側端面を略垂直な内壁面35に接触させることができるように、通路壁34の内壁面35に向かって下降するように傾斜している必要がある。ここで、トラフ12の表面12aに対する傾斜底面33の傾斜角度は、傾斜していれば特に制限的ではなく、予め分別する粒体、例えば、球形状粒子及び非球形状粒子の大きさに応じて適宜設定することができるが、例えば、45°以下が好ましく、15°〜45°であるのがより好ましい。
なお、粒体通路32の長さや幅は、分別対象となる混合粒体中の非球形状粒子及び球形状粒子の形状、サイズ及び含有量、要求される分別処理量、及び使用条件等に応じて適宜決定すれば良い。例えば、粒体通路32の長さや幅を、トラフ12の縦方向Lや横方向の長さに応じて決めてもよい。
こうすることにより、粒体通路32は、粒体を、通路壁34の内壁面35に接触させた状態で振動により搬送することができる。
このため、選択溝40は、半円筒形状の壁面42aを持つ窪み42から排出開口50に至る溝幅tの溝であり、その底面は、排出開口50に向かって、トラフ12の裏面12bに近づくように、即ち表面12aに対して下降するように傾斜する半円筒形状の傾斜底面44を形成する。
選択溝40の溝幅tは、窪み42の直径tに等しいのが好ましいが、混合粒体中の球形状粒子を選択溝40の窪み42に確実に捕捉できると共に、捕捉した球形状粒子を選択溝40の傾斜底面44上を転動させることができるように球形状粒子の有効直径より大きく、かつ、長手方向が進行方向Fに沿うように搬送される混合粒体中の非球形状粒子が選択溝40の窪み42を跨ぐ、即ち選択溝40の溝幅tを跨ぐように非球形状粒子の有効長径より短く設定される。
即ち、このようにして、混合粒体中の非球形状粒子を選択溝40に捕捉されること無く、粒体通路32上をその終端まで搬送して外部(第1回収部22)に排出して、粒体通路32を搬送されてきた球形状粒子を確実に途中の選択溝40の窪み42に捕捉し、その傾斜底面44を転動させて排出開口50から確実に外部(第2回収部24)に排出することができる。
また、図示例では、選択溝40の窪み42の壁面42aは、通路壁34にその内壁面35から入り込む構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、通路壁34の内壁面35上に壁面42aが来るように、壁面42aが内壁面35と一致する構成であってもよい。
更に、図示例では、選択溝40の底面は、排出開口50に向かって下降する傾斜底面44としているが、本発明はこれに限定されず、傾斜することなくトラフ12の表面12aと略平行であってもよい。
更に、全ての搬送部30において、各粒体通路32において設けられる選択溝40の位置は、全て同じであっても良いし、全て異なっていても、例えば互い違いであっても良いし、一部のみ同じであっても良い。例えば、1つの搬送部30の一対の粒体通路32においては、選択溝40の位置は同じであるが、隣接する搬送部30では異なり、例えば互い違いになるようにしても良い。
1つの搬送部30において、排出開口50に対して、1つの粒体通路32に対して設ける選択溝40の数及び間隔は、特に制限的ではなく、排出開口50の長さや、混合粒体中の球形状粒子及び非球形状粒子の形状や含有量等に応じて適宜設定することができる。
排出開口50は、図2(a)に示すように、粒体通路32に平行であり、粒体の進行方向Fに延在し、裏面12bまで貫通する貫通長孔からなる。排出開口50は、上述のように球形状粒子をトラフ12の外部に排出するためのものであり、図2(b)、及び図3(a)に示すように各粒体通路32の複数の選択溝40の出口に接続されている。
また、図示例においては、排出開口50は、粒体通路32に設けられる複数の選択溝40の全てに対応する貫通長孔として形成されているが、本発明はこれに限定されず、複数の選択溝40の出口の1つ1つに対応する位置にそれぞれ独立した円形の貫通孔として形成される複数の開口からなるものであっても良いし、これらの複数の開口に加え、更にこれらの2つ以上開口を繋ぐ貫通接続開口を含むものであっても良い。この貫通接続開口の幅は円形の貫通孔の直径以下であれば良い。
まず、粒体通路32の内、トラフ12の基端12cから所定距離D1までの搬送上流側の領域(D1)は、排出開口50が形成されていない領域であって、供給部16からトラフ12の基端12cに供給された混合粒体中の非球形状粒子及び球形状粒子を分別するためにそれぞれ整列させるための整列領域である。
ここで、整列領域(D1)の長さD1は、混合粒体中の非球形状粒子及び球形状粒子を1個1個に分離して順序良く整列させるのに必要な長さであるので、分別の対象となる混合粒体中の非球形状粒子及び球形状粒子の形状、サイズ、処理量等に応じて適宜設定すれば良い。
即ち、分別領域(D3)では、整列領域(D1)で整列された混合粒体の中の非球形状粒子を、短径側の底面と側面とをそれぞれ粒体通路32の傾斜底面33と通路壁34の内壁面35とに接触させた状態で、選択溝40の溝幅より長い長手方向の長さにより選択溝40を跨ぐようにして搬送すると共に、混合粒体の中の球形状粒子を、粒体通路32に設けられた選択溝40に捕捉して転動させて排出開口50に排出することにより分別する。排出開口50から排出された球形状粒子は、第2回収部24に回収される。
ここで、分別領域(D3)の長さD3は、混合粒体の中から非球形状粒子を残して球形状粒子を捕捉して分別するのに必要な長さであるので、分別の対象となる混合粒体中の非球形状粒子及び球形状粒子の形状、サイズ、含有量、処理量等に応じて適宜設定すれば良い。
即ち、搬送領域(D2)では、分別領域(D3)で混合粒体の中から球形状粒子が分別されて残った非球形状粒子を整列された状態、即ち、短径側の底面と側面とをそれぞれ粒体通路32の傾斜底面33と通路壁34の内壁面35とに接触させた状態で、粒体通路32の終端(トラフ12の先端12d)まで搬送し、粒体通路32の終端からトラフ12の外部に排出する。粒体通路32の終端から排出された非球形状粒子は、第1回収部22に回収される。
ここで、搬送領域(D2)の長さD2は、混合粒体の中から球形状粒子を除去して分別されて残った非球形状粒子を搬送するのに必要な長さであるので、非球形状粒子の形状、サイズ、処理量等に応じて適宜設定すれば良い。
ここで、粒体を搬送するための振動源14によるトラフ12の周波数及び振幅は、粒体を粒体通路32上に載せて整列させて搬送し、粒体中の非球形状粒子を粒体通路32の終端から排出させると共に、粒体中の球形状粒子を選択溝40に捕捉し、排出開口50から排出させることができれば特に限定されるものではなく、粒体通路32、選択溝40及び排出開口50等の形状やサイズ、並びに分別の対象となる混合粒体中の非球形状粒子及び球形状粒子の形状、サイズ、処理量等に応じて適宜設定すれば良い。
振動源14としては、トラフ12を振動させて粒体を搬送させることができる振動源であれば、本発明は特に制限的ではなく、どのようなものでも良く、公知のものを利用可能である。例えば、振動源14としては、公知のパーツフィーダや振動フィーダの振動源を用いることができ、これらに利用されている各種のアクチュエータを用いた振動装置、及びモータ等の駆動源とカムとを用いた振動装置等を利用することができる。公知の振動装置においても、所望のカムプロファイルによって本発明の分別装置に要求される所定の振動パターンを得ることができる。
図1に示す第2回収部24は、粒体通路32中の選択溝40に捕捉され、排出開口50からトラフ12の外部に排出される球形状粒体を回収するためのものである。
第2回収部24は、第1回収部22と同じく、分別された球形状粒体を回収することができれば、その構成は、特に限定されるものではない。上述の第1回収部22と同様に、例えば、金属、木材または紙等で構成された箱及び袋を用いることができる。
本発明の分別装置は、基本的に以上のように構成されるものである。
図4(a)は、本発明の実施形態の分別装置による粒体の分別を説明するための模式的平面図であり、(b)は、図4(a)のIVB−IVB線断面図である。
図1(a)に示す分別装置10において、まず、振動源14を駆動させてトラフ12を振動方向となる粒体の進行方向F及び逆方向に振動させ、混合粒体を一対の粒体通路32a、及び32b上を進行方向Fに沿って搬送可能な状態にする。
本実施形態では、混合粒体として、例えば、ライ麦Rと球形状種子S(以下、単に種子Sという)との混合粒体を一例として説明する。ライ麦Rが長粒体である非球形状粒子に該当し、種子Sが球形状粒子に該当する。なお、ライ麦Rの有効長径(平均長径)は、種子Sの有効直径(平均直径)より大きく、例えば約3倍程度であり、ライ麦Rの有効短径(平均短径)と種子Sの有効直径(平均直径)は略等しいものとする。
トラフ12の基端12cの略全域に均等に供給された混合粒体は、各搬送部30の一対の粒体通路32(32a、32b:図4参照)上に落ちて移動する。
次いで、粒体通路32では、図4(a)に示すように、トラフ12の基端12cから所定距離D1までの搬送上流側の整列領域(D1)において、混合粒体中の球形状粒子及び非球形状粒子を1個1個に分離すると共に、球形状粒子を、その底面及び側端面がそれぞれ傾斜底面33及び通路壁34の略垂直な内壁面35に接触した状態に整列させ、非球形状粒子を、その長手方向(長径方向)を粒体通路32の進行方向Fに向けて、その短径側の底面及び側端面がそれぞれ傾斜底面33及び内壁面35に接触した状態に整列させて搬送する。
例えば、図4(a)及び(b)に示すように、粒体通路32aにはライ麦Rと種子Sとが、粒体通路32bにはライ麦Rが、それぞれ傾斜底面33及び通路壁34の内壁面35に接触した状態で搬送されているものとする。
粒体通路32a及び32bにおいて、ライ麦Rはその長手方向を進行方向Fに向け、その短径側の測端面を内壁面35に接触させて搬送されており、ライ麦Rの長径(長手方向の長さ)は、選択溝40の溝幅tに略等しいその窪み42のサイズ(円形の窪みの直径)tよりも長いので、ライ麦Rは、複数の選択溝40を跨いで通り抜けることができる。その結果、ライ麦Rは、トラフ12の先端12dから所定距離D2までの搬送下流側の搬送領域(D2)に入り、粒体通路32a及び32bの終端であるトラフ12の先端12dまで搬送されて先端12dから落下し、最終的に図1(a)に示す第1回収部22に回収される。
なお、本実施形態の分別装置10は、ライ麦Rと種子Sとの混合粒体等の、夾雑物が混入した穀物の分別に限定されるものではない。分別装置10は、穀物以外に、工業的に利用される一方向に長い非球形状粒体と見做せる部品または部材と、球形状粒体と見做せる部品または部材の混合粒体について、一方向に長い非球形状粒体部品または部材と球形状粒体部品または部材との分別に利用することもできる。
12 トラフ
14 振動源
16 供給部
18 支持台
20 脚
22 第1回収部
24 第2回収部
30 搬送部
32、32a、32b 粒体通路
33、44 傾斜底面
34、36 通路壁
35、37 内壁面
40 選択溝
42 窪み
50 排出開口
R ライ麦
S 球状種子(種子)
Claims (10)
- 非球形状粒体と、この非球形状粒体の有効長径より短い有効直径を持つ球形状粒体を含む粒体から、前記球形状粒体と前記非球形状粒体とを分別する分別装置であって、
前記粒体を搬送する一方向に延びる粒体通路と、この粒体通路に隣接して配置された、前記球形状粒体を排出するための排出開口と、前記粒体通路に設けられ、前記球形状粒体を捕捉する窪みを持ち、この窪みに捕捉された前記球形状粒体を転動させて前記排出開口に導く前記球形状粒体の選択溝とを備えるトラフ、及び
前記粒体を搬送するために前記トラフを少なくとも前記一方向に沿って往復振動させる振動源を有し、
前記粒体通路は、前記一方向と直交する断面形状が前記排出開口の側に向かって上昇する部分を有し、前記非球形状粒体をその長手方向を前記一方向に向けて搬送する凹型溝であり、
前記粒体通路の凹型溝は、前記排出開口側と反対側に立設された壁を有し、
前記選択溝の前記窪みは、前記凹型溝の前記壁を抉るように形成されており、
前記非球形状粒体の有効長径は、前記選択溝の前記窪みを前記一方向に沿って跨ぐ長さであり、
前記トラフは、前記一方向に沿って前記粒体が搬送される上流側から下流側に向かって下降するように傾斜して配置されることを特徴とする分別装置。 - 前記選択溝は、前記粒体通路に、前記排出開口に向かって下降するように傾斜して設けられる請求項1に記載の分別装置。
- 前記選択溝は、前記一方向に対して直交する方向に延在して形成される請求項1または2に記載の分別装置。
- 前記排出開口は、前記粒体通路が延びる前記一方向に平行な長尺開口であり、
前記選択溝は、前記長尺開口に対して複数形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の分別装置。 - 前記粒体通路は、前記一方向に平行に複数列配列されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の分別装置。
- 2つの前記粒体通路が隣接して形成されており、前記排出開口は前記2つの粒体通路の間に設けられている請求項5に記載の分別装置。
- 前記非球形状粒体は、その有効短径が前記球形状粒体の前記有効直径に等しく、前記有効長径が前記有効直径より長い長粒体である請求項1〜6のいずれか1項に記載の分別装置。
- 前記粒体は、穀物、植物種子及び植物片のうち、少なくとも1つを含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の分別装置。
- 前記非球形状粒体及び前記球形状粒体は、それぞれライ麦及び球状種子である請求項1〜8のいずれか1項に記載の分別装置。
- 前記粒体通路は、前記粒体が供給され、前記粒体中の前記非球形状粒体及び前記球形状粒体を1個ごとに分離し、前記非球形状粒体をその長手方向を前記一方向に向け、前記非球形状粒体及び前記球形状粒体を整列させる前記粒体の搬送上流側の整列領域と、前記複数の選択溝が形成され、前記粒体中の前記球形状粒体を選択溝に捕捉して分別する前記粒体の搬送上流側と下流側との間の分別領域と、前記球形状粒体が分別された前記非球形状粒体を搬送する前記粒体の搬送下流側の前記非球形状粒体の搬送領域とからなる請求項1〜9のいずれか1項に記載の分別装置。
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