JP6022850B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置に関する。より詳しくは、対向する一対の基板間に、その間のギャップを保持する柱状スペーサーを有し、液晶パネルが撓んでも、該柱状スペーサーが対向する基板の画素部に接触することを充分に防止する液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置は、一対のガラス基板等に液晶表示素子を挟持して構成され、薄型で軽量かつ低消費電力といった特長を活かして、モバイル用途や各種のモニター、テレビ等、日常生活やビジネスに欠かすことのできないものとなっている。近年においては、電子ブック、フォトフレーム、IA(産業機器)、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、スマートフォン用途等に幅広く採用されている。
液晶表示装置は、一般的に、画素電極、及び、配向膜等が形成された一対の基板を熱硬化性、又は、UV(紫外線)硬化性のシール材等を用いて貼り合わせて構成されている。また、この対向する一対の基板間のギャップを保持し、均一化するために、所定の径のビーズスペーサーを基板間に配置したり、又は、複数の柱状スペーサーを基板間に形成したりする方法がなされている。
上記ビーズスペーサーに関しては、画素電極上でのビーズ凝縮による微小輝点、振動によって発生するビーズによるキズ、及び、光漏れが発生し、画像品質が劣化する問題が発生していたところ、該ビーズスペーサーを基板上の縦方向信号線、及び/又は、横方向信号線上に、インクジェット方式で配置することで、画素電極上の該ビーズスペーサーによる不具合を改善する液晶表示装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記柱状スペーサーに関しては、着色層を重ねた柱状スペーサーにおいて、露光精度等の問題から、充分な着色層の重なり部分が得られないことがあり、柱の重なり面積が変わるため、柱強度のばらつきが発生し、ギャップムラの原因となる問題が発生していたところ、基板上に積層された第1層、及び、該第1層の上に該第1層と平面視交差するように第2層を配置することで、柱強度を充分確保しつつスペーサー面積を少なく保つことが可能な液晶表示装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−372717号公報 特開2007−171219号公報
遮光領域に配置されたスペーサーに関しては、液晶パネルの撓みによって、該スペーサーがずれると、スペーサー自体が表示に影響を与えたり、スペーサーが対向する基板の画素部上の配向膜を擦り、配向膜の欠陥(配向膜のキズ)、及び、それに伴って生じる光漏れを発生させたりする問題が存在していた(例えば、図26においてスペーサー〔カラーフィルタ(CF)基板側のフォトスペーサー(PS)〕2015が矢印方向にずれると、図27の中央部に示すような光漏れ2624が発生していた。)。
ここで、液晶パネルの撓みについて説明する。図28に示すような液晶パネルの撓みについて、例えば、大型液晶パネルにおいて、図29に示すように液晶パネルを下面(例えば、図29のTFT基板2802)より手で持ち上げ、ステージに置く作業(以下、「ハンドリング」とも言う。)で、液晶パネルの表示領域(例えば、図28の表示領域2722)に外力Δfが局所的に加わり、図30のようにガラスの変形が起こる。この際、上記外力Δfに伴って、基板の貼り合わせずれが起こり、これによって、液晶パネル内のスペーサー(例えば、CF基板側のフォトスペーサー(PS)〔図示せず〕)が対向基板側(例えば、図30のTFT基板2902)の配向膜をΔfxの力で擦り、配向膜のキズ、及び、それに伴って生じる光漏れが発生してしまう。ハンドリングは、偏光板、及び、実装用ドライバーの貼り付けや、これらの作業のリワークを行う場合に定常的に行われている。
また、上記液晶パネルの撓み量については、液晶パネルの大きさが大きくなるに従って、ガラスの変形量が増す。例えば、60型以上の大型液晶パネルでは、液晶パネルの撓みによって、画素部にはみ出したスペーサー自体が表示に与える影響や、配向膜のキズ、及び、それに伴って生じる光漏れを回避する(見えなくする)ため、遮光領域であるブラックマトリクスの幅を広げる対応をする場合がある。例えば、60型の大型液晶パネルの場合、ブラックマトリクス(例えば、幅が40μm)から両側に10μmずつはみ出した大きさの配向膜のキズが観測される。この場合、配向膜のキズ、及び、それに伴って生じる光漏れを回避する(見えなくする)ため、ブラックマトリクスの幅を60μmに広げる対応をする場合があり、これにより、液晶パネルの開口率を3%程度下げる原因となっている。また、60型以上の大型液晶パネルを含めた場合は、液晶パネルの開口率を10%程度下げる場合がある。
また、中小型液晶パネルにおいては、例えば、液晶パネルの表示領域をペンで擦ったり、指で押したりすることで、液晶パネルの表示領域に外力が局所的に加わり、ガラスの変形が起こる。この際、液晶パネル内のスペーサーが対向基板側の配向膜を擦り、配向膜のキズ、及び、それに伴って生じる光漏れが発生してしまう。また、ガラスの厚さが薄い場合(例えば、0.2mm)においても、ガラスの変形が起こりやすくなるため、配向膜のキズ、及び、それに伴って生じる光漏れ(例えば、ブラックマトリクスから両側に数μmずつはみ出した大きさ)が発生しやすくなる。
上記特許文献1は、画素電極上に存在するビーズスペーサーが、振動によって発生させるキズ、及び、光漏れに関する課題の解決手段を開示する。しかしながら、上記特許文献1に記載の発明は、遮光領域に配置された上記柱状スペーサーが、液晶パネルの撓みによって発生させる配向膜のキズ、及び、それに伴う光漏れに関する上記課題の解決に繋がっていない。
また上記特許文献2に記載の発明は、同一基板上にスペーサーの第1層、及び、第2層を、基板主面を平面視したときに交差するように積層させた構成であるが、液晶パネルの撓みによってスペーサーが発生させる配向膜のキズ、及び、それに伴って生じる光漏れに関する上記課題を解決するための工夫の余地があった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、液晶パネルが撓んでも、スペーサー自体が表示に与える影響や、スペーサーが対向する基板の画素部に接触することを充分に防止する液晶表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明者は、液晶パネルが撓んでも、スペーサーが対向する基板の画素部に接触することを充分に防止する液晶表示装置について種々検討したところ、対向する第1基板と第2基板との間のギャップを保持するスペーサーを有する液晶表示装置において、該スペーサーは、第1スペーサー、及び、第2スペーサーが積層されて構成され、該第1基板は、該第1スペーサーを備え、該第2基板は、該第2スペーサーを備え、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーは、それぞれ、基板主面を平面視したときに細長く、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが交差するように該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせることに着目した。そして、該第1基板が備える該第1スペーサー、及び、該第2基板が備える該第2スペーサーが交差するように該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせることにより、基板が撓んでも、図2に示されるように、それぞれのスペーサーが画素部にはみ出して表示に影響したり、対向する基板の画素部に接触したりすることを充分に防止し、配向膜のキズ、及び、それに伴って生じる光漏れの発生を抑制する液晶表示装置を得ることができることを見出し、上記課題をみごとに解決することができることに想到し、本発明に到達したものである。
また、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーが交差するように該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせることにより、該第1スペーサーと、該第2スペーサーとの接触位置がずれても、スペーサーごとに該第1スペーサーと、該第2スペーサーとの接触面積を略同一とすることができ、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散できることで、パネル面内における強度のバランスを良好なものとすることができることを見出した。
また、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーを、基板主面を平面視したときに細長い形状にすることで、バスライン、及び、ブラックマトリクスに重ねて配置することが可能となるため、液晶パネルの開口率の低下を抑制することができることを見出した。
すなわち、本発明の1つの側面は、第1基板、第2基板、両基板に挟持された液晶層、及び、該第1基板と該第2基板との間のギャップを保持するスペーサーを有する液晶表示装置であって、該スペーサーは、第1スペーサー、及び、第2スペーサーが積層されて構成され、該第1基板は、該第1スペーサーを備え、該第2基板は、該第2スペーサーを備え、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーは、それぞれ、基板主面を平面視したときに細長く、該液晶表示装置は、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが交差するように該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせて得られる液晶表示装置である。
ここで、本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサー、及び、第2スペーサーは、それぞれ、通常は棒状のスペーサーが基板主面に沿って横たわるように配置され、このように配置された両スペーサーが上記第1基板と上記第2基板との間のギャップを形成し、スペーサーとして機能するものである。本明細書中では、このような該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが積層されて構成されるスペーサーも柱状スペーサーと言う。該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーは、通常は互いに対向する位置に配置される。また、該第1スペーサーと、該第2スペーサーとは、後述するように、基板主面を平面視したときに直交することが特に好ましい。また、該第1基板、及び、該第2基板は、それぞれ絶縁性基板と、絶縁性基板上に設けられた部材とを含むものであり、通常は、該第1基板、及び、該第2基板のうち、一方はバスラインを有するTFT基板、他方はブラックマトリクスを有するCF基板として機能する。
本発明の液晶表示装置としては、このような構成要素を必須として形成されるものである限り、その他の構成要素により特に限定されるものではない。
以下、本発明の液晶表示装置の他の好ましい形態について説明する。なお、本発明の液晶表示装置の各種形態は、適宜組み合わせることができる。
本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーは、レジストから構成されることが好ましい。
ここで、本発明の液晶表示装置において、上記第1基板が上記第1スペーサーを備え、上記第2基板が上記第2スペーサーを備え、該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせて得られることが、該液晶表示装置の構成に表れている場合は以下が挙げられる。
まず、1つ目の場合として、上記第1スペーサーと、上記第2スペーサーとの間には、配向膜が形成されていることが好ましい。
これは、一般的に、液晶パネルにおいて、一対の対向する基板を貼り合わせる前の処理工程として、各基板に配向膜を塗布する工程があり、棒状のスペーサーが形成されたある基板上(面上)に配向膜を塗布した場合、該スペーサーの該基板側(該面側)とは反対側の面上に配向膜が形成されるためである。もし、上記特許文献2に記載の液晶表示装置のように、上記第1基板が上記第1スペーサーと、該第1スペーサー上に該第1スペーサーと基板主面を平面視したときに交差するように配置された上記第2スペーサーとを備え、該第1基板、及び、スペーサーを備えない上記第2基板に配向膜を塗布した後に貼り合わせて得られた液晶表示装置である場合、該第1スペーサーと、該第2スペーサーとの間には、配向膜が形成されていない。
次に、2つ目の場合として、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーは、上記第1基板、及び、上記第2基板に沿って延びる棒状で、折れ曲がっていない形態であることが好ましい。
これは、一般的に、ある基板上(面上)に棒状のスペーサーを形成した場合、該スペーサーは該基板上(該面上)の凹凸形状に沿って形成されるためである。もし、上記特許文献2に記載の液晶表示装置のように、上記第1基板が上記第1スペーサーと、該第1スペーサー上に該第1スペーサーと基板主面を平面視したときに交差するように配置された上記第2スペーサーとを備え、該第1基板、及び、スペーサーを備えない上記第2基板を貼り合わせて得られた液晶表示装置である場合、該第1スペーサーは、該第1基板に沿って延びる棒状で、折れ曲がっていないが、該第2スペーサーは、該第2基板に沿って延びず、該第1スペーサーに沿って折れ曲がる。
次に、3つ目の場合として、上記第1スペーサーは、上記第2基板に接しておらず、上記第2スペーサーは、上記第1基板に接していないことが好ましい。
これも、上記同様、一般的に、ある基板上(面上)に棒状のスペーサーを形成した場合、該スペーサーは該基板上(該面上)の凹凸形状に沿って形成されるためである。もし、上記特許文献2に記載の液晶表示装置のように、上記第1基板が上記第1スペーサーと、該第1スペーサー上に該第1スペーサーと基板主面を平面視したときに交差するように配置された上記第2スペーサーとを備え、該第1基板、及び、スペーサーを備えない上記第2基板を貼り合わせて得られた液晶表示装置である場合、該第1スペーサーは、該第2基板に接していないが、該第2スペーサーは、該第1スペーサーに沿って折れ曲がり、該第1基板に接する。
よって、以上の構成は、本発明の液晶表示装置において、上記第1基板が上記第1スペーサーを備え、上記第2基板が上記第2スペーサーを備え、該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせて得られたことが、該液晶表示装置の構成に表れたものである。
次に、本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサーと上記第2スペーサーとの接触位置がずれた場合について説明する。該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが、基板主面を平面視したときに直交する場合、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置がXY方向(液晶パネル平面内)にずれても、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触面積が変わらず、該第1スペーサーと該第2スペーサーとが接するため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができる。
また、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーが、基板主面を平面視したときに直交しない場合も、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置がXY方向(液晶パネル平面内)にずれても、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触面積は変わらず、該第1スペーサーと該第2スペーサーとが接するため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができる。
よって、上記の通り、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーが、基板主面を平面視したときに直交する、又は、直交しない場合で、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置がXY方向(液晶パネル平面内)にずれても、同様に液晶パネルにかかる荷重を均一に分散する効果が得られる。
ここで、XY方向(液晶パネル平面内)のずれ量を考慮すると、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーが、基板主面を平面視したときに直交する場合の方が、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーの長さを短くすることができ、長方形の画素部(開口部が長方形)に対して、開口率を大きくすることができる。したがって、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが、基板主面を平面視したときに直交することがより好ましい。中でも、画素部の配列がストライプ状の液晶表示装置において、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが、基板主面を平面視したときに直交することが特に好ましい。
しかしながら、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーが、基板主面を平面視したときに直交しない場合でも、くの字形状の画素部(開口部がくの字形状である。)等の、ゲートバスラインとソースバスラインとが直交していないものに対しては、開口率を大きくすることができる。
ここで、上記にて、上記第1スペーサーと上記第2スペーサーとの接触位置のずれ方向をXY方向(液晶パネル平面内)として説明したが、基板の貼り合わせ時等に、角θだけ一方の基板が回転する位置ずれ(以下、θ回転の位置ずれとも言う。)が起こった場合でも、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触面積は、上記スペーサーごとに略同一であるため、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置のずれ方向にはθ回転の方向も含まれる。すなわち、基板のθ回転の位置ずれが起こっても、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができる。
次に、本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーの個数について説明する。まず、上記スペーサーが、1個の第1スペーサー、及び、1個の第2スペーサーから構成され、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが交差するように、上記第1基板、及び、上記第2基板を貼り合わせる場合、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置がずれても、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触面積は変わらず、該第1スペーサーと該第2スペーサーとが接するため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができる。
また、上記スペーサーが、複数個の第1スペーサー及び1個の第2スペーサー、又は、1個の第1スペーサー及び複数個の第2スペーサーから構成される場合も同様に、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置がずれても、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触面積は変わらず、該第1スペーサーと該第2スペーサーとが接するため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができる。本明細書中、複数個の該第1スペーサーは、それぞれの該第1スペーサーをある1つの方向に平行移動することで、1つの線状のスペーサーを構成するものが好ましい。該第2スペーサーについても同様である。
また、上記スペーサーが、複数個の上記第1スペーサー、及び、複数個の上記第2スペーサーから構成される場合も上記の場合と同様の効果が得られるため、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーは、ともに複数個にしてもよい。
次に、本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーの配置について説明する。上記第1基板、及び、上記第2基板のうち、一方は表示領域において直線状に形成されたバスラインを有し、他方はブラックマトリクスを有しており、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーのうち、一方は該バスラインに沿って配置され、他方は該ブラックマトリクスに沿って配置されることが好ましい。本明細書中、「スペーサーをバスラインに沿って配置する」とは、スペーサーをバスラインの縁に実質的に平行に、かつバスラインと重畳するように配置することを言う。「ブラックマトリクスに沿って配置する」も同様である。なお、TFT基板側に設けられたスペーサーをゲートバスラインに沿って配置し、CF基板側に設けられたスペーサーをソースバスラインに沿って配置する場合と、TFT基板側に設けられたスペーサーをソースバスラインに沿って配置し、CF基板側に設けられたスペーサーをゲートバスラインに沿って配置する場合とでは、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置がずれた場合に、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが遮光領域に収まっている限り、コントラスト低下、及び、光漏れによるムラが発生しない。
また、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーの少なくとも一方が複数個である場合で、複数個の該第1スペーサーが、それぞれ平行に配置されているとき、及び/又は、複数個の該第2スペーサーが、それぞれ平行に配置されているときは、複数個の該第1スペーサーが、それぞれ平行に配置されておらず、かつ、複数個の該第2スペーサーが、それぞれ平行に配置されていない場合と同様に、該第1スペーサーと該第2スペーサーとの接触位置がずれても、該第1スペーサーと該第2スペーサーとが接するため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができる。ただし、遮光領域に効率良く該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーを配置し、開口率低下を抑制するため、複数個の該第1スペーサーは、それぞれ平行に配置されることが好ましく、また、複数個の該第2スペーサーも、それぞれ平行に配置されることが好ましい。
なお、コントラスト低下、及び、開口率低下の影響を無視すれば、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーは画素内に配置することもできる。この場合は、上下基板の貼り合わせずれによる表示ムラが発生しにくいというメリットがある。
また、液晶パネルの開口率の観点から、本発明は、大型液晶パネルに対してより効果的である。例えば、60型の大型液晶パネルの場合、本発明を採用することにより、従来設けていた遮光領域であるブラックマトリクスの幅を小さくすることが可能であるため、開口率が3%程度改善する。また、60型以上の大型液晶パネルの場合は、開口率が10%程度改善する場合がある。中小型液晶パネルに対しても、本発明は有効にあたるが、この場合、開口率はほとんど改善しない。よって、液晶パネルの開口率改善の観点から、液晶パネルの大きさは大型(例えば、60型以上)であることが好ましい。
次に、本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーの長さは、画素の短辺の長さ以内であることが好ましい。該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーの長さが画素の短辺の長さを超える場合、真空注入、又は、滴下工法での液晶注入の際に、液晶注入経路を充分確保できず、その結果、液晶を充填できなかった部分(ブラックスポット)が発生する。また、本発明では、液晶注入経路を充分確保するために、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーを画素部の一部の遮光領域(バスラインとブラックマトリクスの交差部)に配置し、同一のバスライン上、及び、同一のブラックマトリクス線上を避けて配置することが好ましい。
次に、本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーの厚さは、同じであることが好ましい。また、本発明の液晶表示装置において、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーの幅は、同じであることが好ましい。これにより、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーの強度を同じにし、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散できる。
次に、本発明の液晶表示装置において、上記第1スペーサーと上記第2スペーサーとの接触面積は、上記スペーサーごとに略同一であることが好ましい。これは、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散するためであり、これにより、液晶パネルの強度を保持できる。
上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーの個数、配置、幅等についての定量値は、液晶パネルの押し圧によるセル厚ムラ、押し圧後の配向復帰時間(プーリング)、及び、振動を加えた場合の配向が乱れる面積の範囲(フラッシング)等の測定結果を考慮して、パネルの大きさ、及び、画素の大きさに合わせて適宜規定されるものである。
上述した各形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよい。
本発明によれば、液晶パネルが撓んでも、スペーサーが対向する基板の画素部に接触することを充分に防止し、配向膜を擦ることもなく、光漏れが発生してしまうことを充分に防止する液晶表示装置を提供することができる。
実施形態1に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺を拡大した平面模式図である。 図1中の線分A−Bに対応する部分の断面を示す断面模式図である。 実施例1−1の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 図3の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。 実施例1−2の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 図5の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。 実施例1−3の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 図7の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。 実施形態2に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(長方形の画素)を拡大した平面模式図である。 実施形態2の変形例に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(くの字形状の画素)を拡大した平面模式図である。 実施例2−1の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 図11の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。 実施例2−2の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 図13の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。 実施例2−3の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 実施例2−4の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 実施形態3に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(長方形の画素)を拡大した平面模式図である。 実施形態3の変形例に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(くの字形状の画素)を拡大した平面模式図である。 実施例3−1の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 図19の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。 実施例3−2の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。 図21の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。 実施形態1に係る液晶表示装置を示す斜視模式図である。 実施形態1に係る液晶表示装置の画素部、スペーサーだけを示す平面模式図である。 従来の液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺を拡大した平面模式図である。 図25中の線分C−Dに対応する部分の断面を示す断面模式図である。 従来の液晶表示装置の表示面の一部を示す写真である。 液晶パネルを示す平面模式図である。 液晶パネルのハンドリング作業を示す断面模式図である。 液晶パネルのガラスの変形時を示す断面模式図である。
以下に実施形態を掲げ、本発明について図面を参照して更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。本実施形態において、上記第1基板をTFT基板、上記第2基板をCF基板とし、上記第1スペーサー、及び、上記第2スペーサーをフォトスペーサー(以下、「PS」とも言う。)とし、PSは基板主面を平面視したときに細長い形状である。また、該PSの断面形状は、丸みを帯びた略台形状であり、その台形形状の構成は、下底が上底よりも大きく、かつ、その下底は基板に接している。
[実施形態1:スペーサーが、1個のTFT基板側のPS、及び、1個のCF基板側のPSから構成される形態]
上記スペーサーが、1個のTFT基板側のPS、及び、1個のCF基板側のPSから構成され、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが交差するようにTFT基板、及び、CF基板を貼り合わせる。
なお、実施形態1に係る液晶表示装置の基本構成は、TFT基板、CF基板、両基板に挟持された液晶層、及び、TFT基板とCF基板との間のギャップを保持するスペーサーである。また、実施形態1に係る液晶表示装置の表示モードの限定は特になく、例えば、TN(Twisted Nematic)モード、MVA(Multi-Domain Vertical Alignment)モード、IPS(In-Plane Switching)モード、FFS(Fringe Field Switching)モード、TBA(Transverse Bend Alignment)モードを採用することができる。また、PSA(Polymer Sustained Alignment)技術や、光配向技術を用いたものにも好適に適用することができる。また、画素形状にも限定は無く、縦長画素でもよく、横長画素でもよく、くの字形状の画素でもよく、デルタ配列でもよい。
図1は、実施形態1に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺を拡大した平面模式図である。図2は、図1中の線分A−Bに対応する部分の断面を示す断面模式図である。実施形態1では、TFT基板側のPS14をゲートバスライン11に沿って配置し、CF基板側のPS15をソースバスライン12に沿ったブラックマトリクス13上に配置することで、TFT基板側のPS14とCF基板側のPS15との接触位置が、例えば、矢印の方向に大きくずれても、TFT基板側のPS14が、対向する基板の画素部上の配向膜117a(表示開口部分)に接触することがなく、また、CF基板側のPS15が、対向する配向膜117b(表示開口部分)に接触することがなく、配向膜のキズが生じることを充分に防止でき、光漏れが発生しない。また、画素部にはみ出したスペーサー自体が表示に与える影響も充分に防止することができる。よって、光漏れを防止するために遮光領域を拡げなくてもよく、遮光領域を小さくすることができるため、開口率を大きくすることができる。また、実施形態1では、TFT基板側のPS14とCF基板側のPS15との接触面積は、スペーサーごとに略同一であるため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができ、効果的である。ここで、TFT基板側のPSとCF基板側のPSとの接触面積は特に限定されないが、4μm以上、40μm以下であることが好ましい。
[実施例1−1:TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交する構造]
図3は、実施例1−1の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。図4は、図3の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。実施例1−1は、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交する構造である。
実施例1−1の液晶表示装置において、図3のTFT基板側のPS214とCF基板側のPS215との接触位置が、図4のTFT基板側のPS314とCF基板側のPS315との接触位置へずれても、TFT基板側のPS314とCF基板側のPS315とは接触したままであり、TFT基板側のPS214とCF基板側のPS215との接触面積218、及び、TFT基板側のPS314とCF基板側のPS315との接触面積318は同じである。よって、図4の場合において、液晶パネルにかかる荷重を、図3の場合と同様に均一に分散することができ、局所的にPSが潰れやすくなることはない。なお、PS214、PS314がCF基板側であり、PS215、PS315がTFT基板側であってもよい。
[実施例1−2:TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造]
図5は、実施例1−2の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。図6は、図5の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。実施例1−2は、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造である。
実施例1−2の液晶表示装置において、図5のTFT基板側のPS414とCF基板側のPS415との接触位置が、図6のTFT基板側のPS514とCF基板側のPS515との接触位置へずれても、TFT基板側のPS514とCF基板側のPS515とは接触したままであり、TFT基板側のPS414とCF基板側のPS415との接触面積418、及び、TFT基板側のPS514とCF基板側のPS515との接触面積518は同じである。よって、図6の場合において、液晶パネルにかかる荷重を、図5の場合と同様に均一に分散することができる。なお、PS414、PS514がCF基板側であり、PS415、PS515がTFT基板側であってもよい。
[実施例1−3:TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造で、TFT基板側のPSと、CF基板側のPSとが成す角度が実施例1−2とは異なる構造]
図7は、実施例1−3の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。図8は、図7の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。実施例1−3は、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造で、TFT基板側のPSと、CF基板側のPSとが成す角度が実施例1−2とは異なる構造である。
実施例1−3の液晶表示装置において、図7のTFT基板側のPS614とCF基板側のPS615との接触位置が、図8のTFT基板側のPS714とCF基板側のPS715との接触位置へずれても、TFT基板側のPS714とCF基板側のPS715とは接触したままであり、TFT基板側のPS614とCF基板側のPS615との接触面積618、及び、TFT基板側のPS714とCF基板側のPS715との接触面積718は同じである。よって、図8の場合において、液晶パネルにかかる荷重を、図7の場合と同様に均一に分散することができる。なお、PS614、PS714がCF基板側であり、PS615、PS715がTFT基板側であってもよい。
ここで、実施形態1において、XY方向(液晶パネル平面内の上下左右方向)のずれ量を考慮すると、実施例1−1の構造が好ましい。これは、実施例1−1の方が、PSがXY方向に沿っているために、PSの長さを短くしても、XY方向のずれが生じた場合に充分に液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができるためであり、これにより、図1のような長方形の画素部10(開口部が長方形)に対して、開口率を大きくすることができる。TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの長さは特に限定されていないが、25μm以上、150μm以下であることが好ましい。また、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの幅は特に限定されていないが、5μm以上、50μm以下であることが好ましい。
また、実施例1−2、及び、実施例1−3の構造においても、くの字形状の画素部(開口部がくの字形状)に対しては、開口率を大きくすることができる。
[実施形態2:TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの少なくとも一方が複数個である形態]
上記スペーサーを構成するTFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの少なくとも一方が複数個であり、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが交差するようにTFT基板、及び、CF基板を貼り合わせる。
なお、実施形態2に係る液晶表示装置の基本構成も、TFT基板、CF基板、両基板に挟持された液晶層、及び、TFT基板とCF基板との間のギャップを保持するスペーサーである。また、実施形態2に係る液晶表示装置の表示モードの限定は特にない(TN、MVA、IPS、FFS、TBA、PSA、光配向技術)。また、画素形状にも限定は無く、縦長画素でもよく、横長画素でもよく、くの字形状の画素でもよく、デルタ配列でもよい。
図9は、実施形態2に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(長方形の画素)を拡大した平面模式図である。図10は、実施形態2の変形例に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(くの字形状の画素)を拡大した平面模式図である。実施形態2では、実施形態1と同様に、TFT基板側のPS814(TFT基板側のPS914)をゲートバスライン811(ゲートバスライン911)に沿って配置し、CF基板側のPS815(CF基板側のPS915)をブラックマトリクス813(ブラックマトリクス913)に沿って配置することで、TFT基板側のPS814(TFT基板側のPS914)とCF基板側のPS815(CF基板側のPS915)との接触位置が大きくずれても、PSが対向する基板の画素部上の配向膜に接触することがなく、光漏れが発生しない。また、画素部にはみ出したスペーサー自体が表示に与える影響も充分に防止することができる。よって、光漏れを防止するために遮光領域を拡げなくてもよく、遮光領域を小さくすることができるため、開口率を大きくすることができる。また、実施形態2においても、実施形態1と同様に、TFT基板側のPS814(TFT基板側のPS914)とCF基板側のPS815(CF基板側のPS915)との接触面積は、PSごとに略同一であるため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができ、効果的である。さらに、TFT基板側のPSと、CF基板側のPSとの接触面積が実施形態1よりも増えたことで、荷重に強い(耐久性がある)という機能を持たせることができる。ここで、PSごとのTFT基板側のPSとCF基板側のPSとの接触面積の和(総面積)は特に限定されないが、4μm以上、40μm以下であることが好ましい。
[実施例2−1:1個のTFT基板側のPS、及び、3個のCF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交する構造]
図11は、実施例2−1の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。図12は、図11の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。実施例2−1は、1個のTFT基板側のPS、及び、3個のCF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交する構造である。
実施例2−1の液晶表示装置において、図11のTFT基板側のPS1014とCF基板側のPS1015との接触位置が、図12のTFT基板側のPS1114とCF基板側のPS1115との接触位置へずれても、TFT基板側のPS1114とCF基板側のPS1115とは接触したままであり、TFT基板側のPS1014とCF基板側のPS1015との接触面積1018a、接触面積1018b、及び、接触面積1018cの和(総面積)は、TFT基板側のPS1114とCF基板側のPS1115との接触面積1118a、接触面積1118b、及び、接触面積1118cの和(総面積)と同じである。よって、図12の場合において、液晶パネルにかかる荷重を、図11の場合と同様に均一に分散することができる。なお、PS1014、PS1114がCF基板側であり、PS1015、PS1115がTFT基板側であってもよい。
[実施例2−2:1個のTFT基板側のPS、及び、3個のCF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造]
図13は、実施例2−2の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。図14は、図13の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。実施例2−2は、1個のTFT基板側のPS、及び、3個のCF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造である。
実施例2−2の液晶表示装置において、図13のTFT基板側のPS1214とCF基板側のPS1215との接触位置が、図14のTFT基板側のPS1314とCF基板側のPS1315との接触位置へずれても、TFT基板側のPS1314とCF基板側のPS1315とは接触したままであり、TFT基板側のPS1214とCF基板側のPS1215との接触面積1218a、接触面積1218b、及び、接触面積1218cの和(総面積)は、TFT基板側のPS1314とCF基板側のPS1315との接触面積1318a、接触面積1318b、及び、接触面積1318cの和(総面積)と同じである。よって、図14の場合において、液晶パネルにかかる荷重を、図13の場合と同様に均一に分散することができる。なお、PS1214、PS1314がCF基板側であり、PS1215、PS1315がTFT基板側であってもよい。
ここで、実施形態2において、XY方向(液晶パネル平面内の上下左右方向)のずれ量を考慮すると、実施例2−1の構造が好ましい。これは、実施例2−1の方が、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの長さを短くすることができるためであり、これにより、図9のような長方形の画素部810(開口部が長方形)に対して、開口率を大きくすることができる。TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの長さは特に限定されていないが、25μm以上、150μm以下であることが好ましい。また、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの幅は特に限定されていないが、5μm以上、50μm以下であることが好ましい。
また、実施例2−2の構造においても、図10のようなくの字形状の画素部910(開口部がくの字形状)に対しては、開口率を大きくすることができる。
また、実施例2−1、及び、実施例2−2では、スペーサーが、1個のTFT基板側のPS、及び、3個のCF基板側のPSから構成される形態としたが、TFT基板側のPSの個数、及び、CF基板側のPSの個数は特に限定されず、上記以外の個数の組み合わせ(例えば、複数個のTFT基板側のPS、及び、複数個のCF基板側のPSの組み合わせ等)でもよい。例えば、以下のような場合である。図15は、実施例2−3の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。実施例2−3は、2個のTFT基板側のPS1014a、及び、4個のCF基板側のPS1015aが基板主面を平面視したときに直交する構造である。図16は、実施例2−4の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。実施例2−4は、2個のTFT基板側のPS1214a、及び、3個のCF基板側のPS1215aが基板主面を平面視したときに直交しない構造である。実施例2−3、及び、実施例2−4においても、実施例2−1、及び、実施例2−2と同様に、TFT基板側のPS1014a(TFT基板側のPS1214a)とCF基板側のPS1015a(CF基板側のPS1215a)との接触位置がずれても、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができる。また、実施例2−3及び実施例2−4の場合のスペーサーの配置面積は、実施例2−1及び実施例2−2の場合のスペーサーの配置面積よりも大きくなる。なお、PS1014a(PS1214a)がCF基板側であり、PS1015a(PS1215a)がTFT基板側であってもよい。
[実施形態3:スペーサーが、1個のTFT基板側のPS、及び、3個配置された中の少なくとも1個若しくは2個のCF基板側のPSから構成される形態]
上記スペーサーが、1個のTFT基板側のPS、及び、3個配置された中の少なくとも1個若しくは2個のCF基板側のPSから構成され、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが交差するようにTFT基板、及び、CF基板を貼り合わせる。
なお、実施形態3に係る液晶表示装置の基本構成も、TFT基板、CF基板、両基板に挟持された液晶層、及び、TFT基板とCF基板との間のギャップを保持するスペーサーである。また、実施形態2に係る液晶表示装置の表示モードの限定は特にない(TN、MVA、IPS、FFS、TBA、PSA、光配向技術)。また、画素形状にも限定は無く、縦長画素でもよく、横長画素でもよく、くの字形状の画素でもよく、デルタ配列でもよい。
図17は、実施形態3に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(長方形の画素)を拡大した平面模式図である。図18は、実施形態3の変形例に係る液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺(くの字形状の画素)を拡大した平面模式図である。実施形態3では、CF基板側に3個のPSを配置するが、CF基板側のPSのうちの1個とTFT基板側のPSとが接触するように配置する、又は、PSの接触位置がずれた場合を想定して、PSの接触面積が一定となるように、CF基板側のPSのうちの2個とTFT基板側のPSとが接触するように配置する。また、実施形態3では、実施形態1と同様に、TFT基板側のPS1414(TFT基板側のPS1514)をゲートバスライン1411(ゲートバスライン1511)に沿って配置し、CF基板側のPS1415(CF基板側のPS1515)をブラックマトリクス1413(ブラックマトリクス1513)に沿って配置することで、TFT基板側のPS1414(TFT基板側のPS1514)とCF基板側のPS1415(CF基板側のPS1515)との接触位置が大きくずれても、PSが対向する基板の画素部上の配向膜に接触することがなく、光漏れが発生しない。また、画素部にはみ出したスペーサー自体が表示に与える影響も充分に防止することができる。よって、光漏れを防止するために遮光領域を拡げなくてもよく、遮光領域を小さくすることができるため、開口率を大きくすることができる。また、実施形態3においても、実施形態1と同様に、TFT基板側のPS1414(TFT基板側のPS1514)とCF基板側のPS1415(CF基板側のPS1515)との接触面積は、スペーサーごとに略同一であるため、液晶パネルにかかる荷重を均一に分散することができ、効果的である。ここで、TFT基板側のPSとCF基板側のPSとの接触面積の和(総面積)は特に限定されないが、4μm以上、40μm以下であることが好ましい。
[実施例3−1:TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交する構造]
図19は、実施例3−1の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。図20は、図19の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。実施例3−1は、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交する構造である。
実施例3−1の液晶表示装置において、図19のTFT基板側のPS1614とCF基板側のPS1615との接触位置が、図20のTFT基板側のPS1714とCF基板側のPS1715との接触位置へずれても、TFT基板側のPS1714とCF基板側のPS1715とは接触したままであり、TFT基板側のPS1614とCF基板側のPS1615との接触面積1618は、TFT基板側のPS1714とCF基板側のPS1715との接触面積1718a、及び、接触面積1718bの和(総面積)と同じである。よって、図20の場合において、液晶パネルにかかる荷重を、図19の場合と同様に均一に分散することができる。なお、PS1614、PS1714がCF基板側であり、PS1615、PS1715がTFT基板側であってもよい。
[実施例3−2:TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造]
図21は、実施例3−2の液晶表示装置が備えるスペーサーの配置を示す平面模式図である。図22は、図21の状態からスペーサーの接触位置がずれた場合の状態を示す平面模式図である。実施例3−2は、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSが基板主面を平面視したときに直交しない構造である。
実施例3−2の液晶表示装置において、図21のTFT基板側のPS1814とCF基板側のPS1815との接触位置が、図22のTFT基板側のPS1914とCF基板側のPS1915との接触位置へずれても、TFT基板側のPS1914とCF基板側のPS1915とは接触したままであり、TFT基板側のPS1814とCF基板側のPS1815との接触面積1818は、TFT基板側のPS1914とCF基板側のPS1915との接触面積1918a、及び、接触面積1918bの和(総面積)と同じである。よって、図22の場合において、液晶パネルにかかる荷重を、図21の場合と同様に均一に分散することができる。なお、PS1814、PS1914がCF基板側であり、PS1815、PS1915がTFT基板側であってもよい。
ここで、実施形態3において、XY方向(液晶パネル平面内の上下左右方向)のずれ量を考慮すると、実施例3−1の構造が好ましい。これは、実施例3−1の方が、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの長さを短くすることができるためであり、これにより、図17のような長方形の画素部1410(開口部が長方形)に対して、開口率を大きくすることができる。TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの長さは特に限定されていないが、25μm以上、150μm以下であることが好ましい。また、TFT基板側のPS、及び、CF基板側のPSの幅は特に限定されていないが、5μm以上、50μm以下であることが好ましい。また、本実施形態では、スペーサーが、1個のTFT基板側のPS、及び、3個配置された中の少なくとも1個若しくは2個のCF基板側のPSから構成される形態としたが、TFT基板側のPSの個数、及び、CF基板側のPSの個数は特に限定されず、上記以外の個数の組み合わせでもよい。
また、実施例3−2の構造においても、図18のようなくの字形状の画素部1510(開口部がくの字形状)に対しては、開口率を大きくすることができる。
なお、図23は、上述した実施形態1に係る液晶表示装置を示す斜視模式図である。また、図24は、上述した実施形態1に係る液晶表示装置の画素部、スペーサーだけを示す平面模式図である。
図23では、TFT基板側のPS14が、TFT基板のゲートバスラインの上層に配置される透明層間絶縁膜19の更に上(CF基板側)に配置され、CF基板側のPS15が、ブラックマトリクス13に沿って配置されている。図24では、TFT基板側のPS14は、ゲートバスライン(図中、左右方向)に沿って配置し、CF基板側のPS15は、ソースバスライン(ブラックマトリクス〔図中、上下方向〕)に沿って配置する場合について示されている。上述したその他の実施形態も同様である。一方、第1基板が備える第1スペーサーは、第1基板が有するソースバスラインに沿って配置し、第2基板が備える第2スペーサーは、ゲートバスラインに沿って配置することもまた本発明の好ましい形態の1つである。通常は、第1基板が有するゲートバスラインの方が、第2基板が有するソースバスラインよりも幅が長く、遮光領域がより大きく、また、第2基板はストライプ状に配置された各色カラーフィルタ間にブラックマトリクスを有するところ、上記のようにスペーサーを配置することにより、上下基板の大きな貼り合わせズレが生じたときであっても、スペーサーを遮光領域内に配置することがより容易になる。
[比較例1:従来の液晶表示装置]
図25は、従来の液晶表示装置が備えるスペーサー、及び、その周辺を拡大した平面模式図である。図26は、図25中の線分C−Dに対応する部分の断面を示す断面模式図である。従来の液晶表示装置では、CF基板側のPS2015の接触位置が矢印の方向に大きくずれた場合、CF基板側のPS2015が対向する基板の画素部上の配向膜2117bを擦り、この擦れにより配向規制力が働き、光漏れが発生していた。
[その他の好適な実施形態]
本発明の各実施形態においては、酸化物半導体TFT(IGZO〔In−Ga−Zn−O系半導体〕が特に好ましい。)が好適に用いられる。この酸化物半導体TFTについて、以下に詳細に説明する。
上記TFT基板は、通常は、薄膜トランジスタ素子を備える。上記薄膜トランジスタ素子は、酸化物半導体を含むことが好ましい。すなわち、薄膜トランジスタ素子においては、シリコン半導体膜の代わりに、酸化亜鉛等の酸化物半導体膜を用いてアクティブ駆動素子の活性層を形成することが好ましい。このようなTFTを「酸化物半導体TFT」と称する。 酸化物半導体は、アモルファスシリコンよりも高いキャリア移動度を示し、特性ばらつきも小さいという特徴を有している。このため、酸化物半導体TFTは、アモルファスシリコンTFTよりも高速で動作でき、駆動周波数が高く、より高精細である次世代表示装置の駆動に好適である。また、酸化物半導体膜は、多結晶シリコン膜よりも簡便なプロセスで形成されるため、大面積が必要とされる装置にも適用できるという利点を有する。
上記の実施形態における各形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよい。
10、810、910、1410、1510、2010:画素部
11、811、911、1411、1511、2011:ゲートバスライン
12、812、912、1412、1512、2012:ソースバスライン
13、813、913、1413、1513、2013:ブラックマトリクス
14、214、314、414、514、614、714、814、914、1014、1014a、1114、1214、1214a、1314、1414、1514、1614、1714、1814、1914:TFT基板側のPS
15、215、315、415、515、615、715、815、915、1015、1015a、1115、1215、1215a、1315、1415、1515、1615、1715、1815、1915、2015:CF基板側のPS
19、119、2119:透明層間絶縁膜
101、2101、2801、2901:CF基板
102、2102、2802、2902:TFT基板
116、2116a、2116b:画素電極
117a、117b、2117a、2117b:配向膜
120、2120:SiNx又はSiOx
218、318、418、518、618、718、1018a、1018b、1018c、1118a、1118b、1118c、1218a、1218b、1218c、1318a、1318b、1318c、1618、1718a、1718b、1818、1918a、1918b:接触面積
2121:カラーフィルタ
2624:光漏れ
2722:表示領域
2823、2923:シール材
TFT:薄膜トランジスタ
CF:カラーフィルタ

Claims (13)

  1. 第1基板、第2基板、両基板に挟持された液晶層、及び、該第1基板と該第2基板との間のギャップを保持するスペーサーを有する液晶表示装置であって、
    該スペーサーは、第1スペーサー、及び、第2スペーサーが積層されて構成され、
    該第1基板は、該第1スペーサーを備え、
    該第2基板は、該第2スペーサーを備え、
    該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーは、それぞれ、基板主面を平面視したときに細長く、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーの長さは、画素の短辺の長さ以内であり、該第1スペーサーの幅は、該第2スペーサーの幅よりも大きく、
    該液晶表示装置は、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが交差するように該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせて得られ、
    該第1スペーサーは、該第1基板のゲートバスラインに沿って、かつ、該ゲートバスラインと重畳する位置に配置され、
    該第2スペーサー該第1基板のソースバスラインに沿って、かつ、該ソースバスラインと重畳する位置に配置され、
    該第1スペーサーと該第2スペーサーとが交差する複数のスペーサー交差部は、該ゲートバスラインと該ソースバスラインとが交差する第1バスライン交差部と重畳し、かつ、該ゲートバスラインが伸びる方向、及び、該ソースバスラインが伸びる方向で該第1バスライン交差部と隣り合う第2バスライン交差部と重畳しない位置に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 第1基板、第2基板、両基板に挟持された液晶層、及び、該第1基板と該第2基板との間のギャップを保持するスペーサーを有する液晶表示装置であって、
    該スペーサーは、第1スペーサー、及び、第2スペーサーが積層されて構成され、
    該第1基板は、該第1スペーサーを備え、
    該第2基板は、該第2スペーサーを備え、
    該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーは、それぞれ、基板主面を平面視したときに細長く、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーの長さは、画素の短辺の長さ以内であり、
    該液晶表示装置は、該第1スペーサー、及び、該第2スペーサーが交差するように該第1基板、及び、該第2基板を貼り合わせて得られ、
    該スペーサーは、該第1基板のバスラインに沿って配置される1個の第1スペーサーと、該第2基板のブラックマトリクスに沿って配置される複数個の第2スペーサーとから構成され、
    該複数個の第2スペーサーの少なくとも1つは、該第1基板の薄膜トランジスタ素子と重畳する位置に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記第1スペーサー、及び、前記第2スペーサーのうち、一方は前記第2基板のブラックマトリクスに沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記スペーサーは、1個の第1スペーサー及び1個の第2スペーサーから構成されるスペーサー、複数個の第1スペーサー及び1個の第2スペーサーから構成されるスペーサー、又は、1個の第1スペーサー及び複数個の第2スペーサーから構成されるスペーサーを含むことを特徴とする請求項1又は3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1スペーサー、及び、前記第2スペーサーの幅は、互いに異なることを特徴とする請求項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1スペーサーの幅は、前記第2スペーサーの幅よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記第1スペーサー、及び、前記第2スペーサーは、レジストから構成されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 前記第1スペーサーと、前記第2スペーサーとの間には、配向膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の液晶表示装置。
  9. 前記第1スペーサー、及び、前記第2スペーサーは、前記第1基板、及び、前記第2基板に沿って延びる棒状で、折れ曲がっていない形態であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の液晶表示装置。
  10. 前記第1スペーサーは、前記第2基板に接しておらず、前記第2スペーサーは、前記第1基板に接していないことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の液晶表示装置。
  11. 前記第1スペーサー、及び、前記第2スペーサーは、基板主面を平面視したときに直交することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の液晶表示装置。
  12. 前記第1スペーサー、及び、前記第2スペーサーは、基板主面を平面視したときに直交しないことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の液晶表示装置。
  13. 前記スペーサーにおける前記第1スペーサーと前記第2スペーサーとの接触面積は、スペーサーごとに略同一であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の液晶表示装置。
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