JP6021784B2 - 同期回転機の磁極位置検出方法 - Google Patents
同期回転機の磁極位置検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6021784B2 JP6021784B2 JP2013219793A JP2013219793A JP6021784B2 JP 6021784 B2 JP6021784 B2 JP 6021784B2 JP 2013219793 A JP2013219793 A JP 2013219793A JP 2013219793 A JP2013219793 A JP 2013219793A JP 6021784 B2 JP6021784 B2 JP 6021784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- pole position
- current
- rotating machine
- synchronous rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims description 79
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 76
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 13
- 208000024891 symptom Diseases 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N (2s)-2-[[4-[2-(2,4-diaminoquinazolin-6-yl)ethyl]benzoyl]amino]-4-methylidenepentanedioic acid Chemical compound C1=CC2=NC(N)=NC(N)=C2C=C1CCC1=CC=C(C(=O)N[C@@H](CC(=C)C(O)=O)C(O)=O)C=C1 NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
その方法として、回転機の磁気材料の磁気飽和現象を利用することで、回転機に電圧を印加し、当該電圧に基づき回転機に流れる電流から回転機の磁極位置を検出する方法がある。
速度ゼロ付近での検出磁極位置に誤差があると、回転始動時に意図しない方向に回転したり、あるいはセンサレス制御に失敗するといった問題が起こる。
この磁極位置演算手段により、回転子が停止している同期回転機の磁極位置を演算し第一演算磁極位置θ1として出力する第一ステップ、第一演算磁極位置θ1から所定の位相θa進んだ磁極位置(θ1+θa)で直流磁束を発生させるよう同期回転機に直流電流を印加することにより回転子の磁極を磁極位置(θ1+θa)まで回動させる第二ステップ、磁極位置演算手段により、回転子の磁極が磁極位置(θ1+θa)で停止している同期回転機の磁極位置を演算し第二演算磁極位置θ2として出力する第三ステップ、および磁極位置(θ1+θα)と第二演算磁極位置θ2との両磁極位置を比較し、この両磁極位置が等しいときは第二演算磁極位置θ2をそのまま最終出力である検出磁極位置θ0として出力し、両磁極位置が等しくないときは第一演算磁極位置θ1および第二演算磁極位置θ2の磁極極性が実際とは反転しているとみなして第二演算磁極位置θ2を修正した値を検出磁極位置θ0として出力する第四ステップを備え、
前記所定の位相θaは、電気角で0度より大きく180度より小さい範囲、または、180度より大きく360度より小さい範囲に設定されるものである。
また、この発明に係る同期回転機の磁極位置検出装置は、同期回転機の電流を検出する電流検出手段、この電流検出手段で検出された同期回転機の電流に基づき回転子が停止している同期回転機の磁極位置を演算する磁極位置演算手段、この磁極位置演算手段で演算された磁極位置から所定の位相θa進んだ磁極位置で直流磁束を発生させるよう同期回転機に直流電流を印加する直流電流印加手段、および磁極位置演算手段により回転子が停止している同期回転機に所定の電圧を印加したときの電流から回転子の第一演算磁極位置θ1を求め、更に、直流電流印加手段により直流電流を印加することで回転子の磁極を磁極位置(θ1+θa)まで回動させ、再び、磁極位置演算手段により回転子が回動した位置で停止している同期回転機に所定の電圧を印加したときの電流から回転子の第二演算磁極位置θ2を求め、磁極位置(θ1+θa)と第二演算磁極位置θ2との両磁極位置を比較し、両磁極位置が等しいときは第二演算磁極位置θ2をそのまま最終出力である検出磁極位置θ0として出力し、両磁極位置が等しくないときは第一演算磁極位置θ1および第二演算磁極位置θ2の磁極極性が実際とは反転しているとみなして第二演算磁極位置θ2を修正した値を検出磁極位置θ0として出力する磁極位置検出手段を備え、
前記所定の位相θaは、電気角で0度より大きく180度より小さい範囲、または、180度より大きく360度より小さい範囲に設定されるものである。
図1は、この発明の実施の形態1における同期回転機の磁極位置検出方法を実現する磁極位置検出装置の構成を示すブロック図である。
図1において、同期回転機1は、ここでは、その回転子に永久磁石を埋め込んだタイプの同期機である。同期回転機1には、同期回転機1の電流ベクトルを検出する電流検出手段2と、同期回転機1に交流三相電圧を印加するインバータ等の電力変換器が相当する電圧印加手段3が接続されている。
電圧印加手段3は、後述する磁極位置演算手段4および直流電流印加手段5から出力される電圧指令ベクトルに基づいて、同期回転機1に電圧を印加する。
図2、図3は、同期回転機1の回転子の構造を示しており、図2は、正しく磁極位置検出できる回転子構造の一例を示し、図3は、磁極位置を誤って検出する回転子構造の一例を示している。図2、図3の矢印は、同期回転機1の磁石磁束の方向について記述したもので、簡単のため一極対分のみを示している。
この現象は、回転機構造に起因する検出誤りであるので、検出対象の回転機が同一である限り何度繰り返しても同じ演算結果を出力する。
これにより、変換後のdq軸電流ベクトルのd軸に電流を印加すれば、位相θAの直流電流を印加することができる。
式(1)は、交流三相検出電流ベクトル(iu、iv、iw)をdq軸検出電流ベクトル(id、iq)に変換する演算式を示す。
なお、電流制御を必要とするのはd軸のみであるので、q軸の電流制御は省略してvq=0としてもよい。
第二座標変換器55では、位相θAを使ってdq軸電圧指令ベクトル(vd、vq)をdq軸から静止座標の交流三相電圧指令ベクトル(vu、vv、vw)に変換し出力する。この変換は、式(1)の逆変換であるので、式の記載は省略する。
図5は、磁極位置検出手段6の動作、従って、この発明の実施の形態1における同期回転機の磁極位置検出方法を説明するフローチャートである。
図5の説明に入る前に、先ず、図6、図7により、本実施の形態1における磁極位置検出の特徴について説明する。
そこで、先ず、磁極位置演算手段4を操作して第一の磁極位置演算を行い(第一ステップ)、次に、直流電流印加手段5を操作して、第一の磁極位置演算で出力された第一演算磁極位置θ1に位相θa(ここでは90度)を加算した方向に、直流電流を印加して回転子を回動させ(第二ステップ)、再度、磁極位置演算手段4を操作して第二の磁極位置演算を行い第二演算磁極位置θ2を出力する(第三ステップ)。
この場合、回動した後では、直流磁束の方向に永久磁石のN極が位置するので、図7に示すように、回動する方向は反時計方向となり、図6の場合の時計方向の回動とは逆となる。
なお、図6、図7は磁極位置の表示のため回転子を簡易的に記した図であり、簡単のため2極の回転機としている。
ステップ5Aにおいて、磁極位置演算手段4を操作して第一の磁極位置演算を実行し、第一演算磁極位置θ1を演算する。
次に、ステップ5Bにおいて、直流電流印加手段5を操作して第一演算磁極位置θ1からθa進んだ位相に直流電流を印加し、回転子のN極を位相(θ1+θa)に回動させる。
なお、既述したように、θaとしては、0度より大きく180度より小さい範囲、または、180度より大きく360度より小さい範囲で任意の値に設定可能であるが、θa=90度または270度と設定することで、回動動作に要する時間を最小にすることが出来る。
次に、ステップ5Dにおいて、磁極位置検出手段6は、磁極位置演算の反転識別を行う。前述の通り、磁極位置演算の出力の反転の有無によって、(θ2−θ1)の差分から反転識別を行うことができる。
図7の第三ステップで、演算された磁極位置をθ2=θ1+θa+180度と定義することも出来るので、その場合の判定は、(θ2−θ1)の差分が0以下のとき磁極位置演算が正しく、0を上回るとき磁極位置を誤判別しているとすることもできる。
ステップ5Dにおいて、磁極位置演算が反転していると識別した場合はステップ5Fを実行する。ステップ5Fでは、第二演算磁極位置θ2=θ1+θa−180度(図7の場合)となるから、検出磁極位置θ0=θ2+180°と修正して、磁極位置検出結果とする。また、識別値の記憶のため、記憶手段flgにflg=1として識別結果を記憶しておく。
先の実施の形態1では、図5のフローチャートを用いて正しい磁極位置を検出することができるが、磁極位置演算を2度行うとともに、その間で回転子を回動させる必要があり、毎回の磁極位置検出動作で用いるのは冗長である。
そこで、この実施の形態2における同期回転機の磁極位置検出方法では、接続した同期回転機に対して実施の形態1による磁極位置検出を実施し、そこで識別された磁極極性判別の合否の結果を記憶保存しておき、以降、同一の同期回転機を対象に磁極位置を検出する場合は、その識別結果を用いることにより、磁極位置演算を一度実施するだけで、正しい磁極位置を検出出来るようにしたものである。
本実施の形態2では、実施の形態1によって少なくとも1度、磁極位置検出を行い、極性を誤る回転子構造かどうかが識別されている。また、その識別結果は記憶手段flgによって記憶保存されている。
ステップ6Bでは、実施の形態1において記憶したflgを識別し、flg=0、従って、誤検出がなく磁極極性判別が合のときはステップ6C、flg=1、従って、誤検出があり磁極極性判別が否のときはステップ6Dを実行する。
ステップ6Dでは、磁極位置演算において極性を誤っているので、第一演算磁極位置θ1に半周期180度を加えた値に修正し検出磁極位置θ0として出力する。
先の実施の形態1の図5等で説明したように、本願発明の磁極位置検出方法では、2回の磁極位置演算の間で回転子を回動させその後停止させる必要がある。このため、回転子の慣性モーメントが大きく回転子の回転動作が遅い回転機では、一旦回動を始めた回転子を目的の位相で停止させるまでに時間を要することが考えられる。
しかも、この回動動作の過程では、回転子の位置自体の検出は出来ない。従って、仮に、先の図5のフローチャートのステップ5Bにおいて、回転子が停止する前にステップ5Cの第二の磁極位置演算を実行すると、得られる(θ2−θ1)の差分が本来の値と異なり、磁極極性反転有無の判別においてミスが発生する。
図9は、本実施の形態3における直流電流印加手段5Aの内部構成を示すブロック図である。
先の実施の形態1の直流電流印加手段5に、停止検知部56を追加したもので、その他のブロックについては、実施の形態1の図4と同様であるから再度の説明は省略する。
先ず、第一の磁極位置演算で演算される第一演算磁極位置θ1に相当する位相をα軸とする直交αβ二軸座標を考え、その位相θ1を原点とする位相をθBと置くと、直交αβ二軸座標上の電圧Vα、Vβは、θBを用いて式(2)で表すことができる。
また、{φf・sinθB+(Ld−Lq)idref・cos2θB}は、一般にLd<Lqが成り立つので、θB=90度で極大値{φf−(Ld−Lq)idref}を取る。
よって、α軸電流iαのピーク値を観測することで、速度ωがどれだけ減衰したかを知ることができ、回転機が停止したかどうかの判別に利用することができる。
そこで、図10に示す、速度の最初のピークをωmaxとおき、このωmaxから減衰した割合を基に回転機が停止したかどうかの判別を行う。
そして、既述したように、速度ωのピークとα軸電流iαのピークとは一致するので、式(12)に示す速度の減衰率はそのままiαの減衰率として適用することができる。
よって、ωmaxに相当するiαの最大ピークiαmaxを測定し、その後現れるiαのピークがiαmaxからξだけ減衰した時に、回転機が停止したと判定することができる。
第三座標変換器561は、電流検出手段2から出力された交流三相検出電流(iu、iv、iw)を、第一の磁極位置演算で演算された第一演算磁極位置θ1に相当する位相をα軸とする直交αβ二軸座標に変換してαβ軸検出電流ベクトル(iα、iβ)を出力する。
磁極位置検出手段6は、この停止検知信号を受けて第二の磁極位置演算を実行することにより、正確な第二演算磁極位置を得ることが出来る。
5 直流電流印加手段、6 磁極位置検出手段、51 加算手段、
52 第一座標変換器、53 加減算手段、54 電流制御器、55 第二座標変換器、56 停止検知部、561 第三座標変換器、562 電流ピーク検知器、
563 停止監視器。
Claims (7)
- 同期回転機に所定の電圧を印加し、当該電圧に基づき前記同期回転機に流れる電流を検出し、当該検出電流から前記同期回転機の磁極位置を演算し演算磁極位置として出力する磁極位置演算手段を備え、
前記磁極位置演算手段により、回転子が停止している前記同期回転機の磁極位置を演算し第一演算磁極位置θ1として出力する第一ステップ、前記第一演算磁極位置θ1から所定の位相θa進んだ磁極位置(θ1+θa)で直流磁束を発生させるよう前記同期回転機に直流電流を印加することにより前記回転子の磁極を前記磁極位置(θ1+θa)まで回動させる第二ステップ、前記磁極位置演算手段により、前記回転子の磁極が前記磁極位置(θ1+θa)で停止している前記同期回転機の磁極位置を演算し第二演算磁極位置θ2として出力する第三ステップ、および前記磁極位置(θ1+θa)と前記第二演算磁極位置θ2との両磁極位置を比較し、前記両磁極位置が等しいときは前記第二演算磁極位置θ2をそのまま最終出力である検出磁極位置θ0として出力し、前記両磁極位置が等しくないときは前記第一演算磁極位置θ1および前記第二演算磁極位置θ2の磁極極性が実際とは反転しているとみなして前記第二演算磁極位置θ2を修正した値を前記検出磁極位置θ0として出力する第四ステップを備え、
前記所定の位相θaは、電気角で0度より大きく180度より小さい範囲、または、180度より大きく360度より小さい範囲に設定される同期回転機の磁極位置検出方法。 - 電圧指令に基づき前記同期回転機に交流三相電圧を印加する電圧印加手段、前記同期回転機に流れる交流三相電流を検出する電流検出手段、および前記第二ステップにおける前記直流電流を印加する直流電流印加手段を備え、
前記直流電流印加手段は、前記磁極位置演算手段からの前記第一演算磁極位置θ1に前記位相θaを加算して前記磁極位置(θ1+θa)を出力する加算手段、前記電流検出手段からの交流三相検出電流を前記磁極位置(θ1+θa)に相当する位相をd軸とする直交dq二軸座標に変換してdq軸検出電流ベクトル(id、iq)を出力する第一座標変換器、前記dq軸検出電流ベクトル(id、iq)と所定の電流指令ベクトル(idref、iqref=0)との偏差が零となるようdq軸電圧指令ベクトル(vd、vq)を出力する電流制御器、および前記dq軸電圧指令ベクトル(vd、vq)を交流三相電圧指令ベクトル(vu、vv、vw)に変換し前記電圧指令として前記電圧印加手段に出力する第二座標変換器を備えたことを特徴とする請求項1記載の同期回転機の磁極位置検出方法。 - 前記直流電流印加手段は、前記電流検出手段からの交流三相検出電流を前記第一演算磁極位置θ1に相当する位相をα軸とする直交αβ二軸座標に変換してαβ軸検出電流ベクトル(iα、iβ)を出力する第三座標変換器と、前記α軸検出電流ベクトルiαの絶対値の極大値iαpを順次検出する電流ピーク検出器と、第n番目の極大値iαp(n)の第1番目の極大値iαp(1)に対する比である電流減衰比(iαp(n)/iαp(1))が所定の設定値以下になったとき前記第二ステップにおける前記同期回転機の回動動作が停止したと判断して前記第三ステップの動作開始を指示する停止検知信号を出力する停止監視器とからなる停止検知部を備えたことを特徴とする請求項2記載の同期回転機の磁極位置検出方法。
- 前記位相θaを電気角で90度または270度に設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の同期回転機の磁極位置検出方法。
- 前記第四ステップにおける、前記両磁極位置が等しいか否かの合否の判定結果を保存しておき、以降、同一の同期回転機を対象に磁極位置を検出する場合は、
前記第一ステップで前記第一演算磁極位置θ1を演算した後、前記保存した判定結果が合のときは、前記第一演算磁極位置θ1をそのまま前記検出磁極位置θ0として出力し、前記保存した判定結果が否のときは、前記第一演算磁極位置θ1の磁極極性が実際とは反転しているとみなして前記第一演算磁極位置θ1を修正した値を前記検出磁極位置θ0として出力するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の同期回転機の磁極位置検出方法。 - 前記同期回転機の回転子は、永久磁石埋め込み型であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の同期回転機の磁極位置検出方法。
- 同期回転機の電流を検出する電流検出手段、この電流検出手段で検出された前記同期回転機の電流に基づき回転子が停止している前記同期回転機の磁極位置を演算する磁極位置演算手段、この磁極位置演算手段で演算された磁極位置から所定の位相θa進んだ磁極位置で直流磁束を発生させるよう前記同期回転機に直流電流を印加する直流電流印加手段、および前記磁極位置演算手段により前記回転子が停止している前記同期回転機に所定の電圧を印加したときの電流から前記回転子の第一演算磁極位置θ1を求め、更に、前記直流電流印加手段により前記直流電流を印加することで前記回転子の磁極を磁極位置(θ1+θa)まで回動させ、再び、前記磁極位置演算手段により前記回転子が前記回動した位置で停止している前記同期回転機に所定の電圧を印加したときの電流から前記回転子の第二演算磁極位置θ2を求め、前記磁極位置(θ1+θa)と前記第二演算磁極位置θ2との両磁極位置を比較し、前記両磁極位置が等しいときは前記第二演算磁極位置θ2をそのまま最終出力である検出磁極位置θ0として出力し、前記両磁極位置が等しくないときは前記第一演算磁極位置θ1および前記第二演算磁極位置θ2の磁極極性が実際とは反転しているとみなして前記第二演算磁極位置θ2を修正した値を前記検出磁極位置θ0として出力する磁極位置検出手段を備え、
前記所定の位相θaは、電気角で0度より大きく180度より小さい範囲、または、180度より大きく360度より小さい範囲に設定される同期回転機の磁極位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013219793A JP6021784B2 (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | 同期回転機の磁極位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013219793A JP6021784B2 (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | 同期回転機の磁極位置検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015082904A JP2015082904A (ja) | 2015-04-27 |
JP6021784B2 true JP6021784B2 (ja) | 2016-11-09 |
Family
ID=53013262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013219793A Active JP6021784B2 (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | 同期回転機の磁極位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6021784B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6962957B2 (ja) * | 2018-10-12 | 2021-11-05 | ファナック株式会社 | 直流励磁方式の磁極初期位置検出装置及び磁極位置検出装置 |
US11303239B2 (en) | 2018-10-12 | 2022-04-12 | Fanuc Corporation | Magnetic pole initial position detection device using direct-current excitation method and magnetic pole position detection device |
CN111650533B (zh) * | 2020-06-15 | 2022-08-23 | 国家电网有限公司 | 一种转子磁极接地点查找仪的查找方法 |
CN112462306B (zh) * | 2020-11-02 | 2024-02-20 | 天地(常州)自动化股份有限公司 | 抗干扰式煤矿机电设备开停检测方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3722948B2 (ja) * | 1996-05-15 | 2005-11-30 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 永久磁石界磁同期電動機のセンサレス制御方法 |
JP3894286B2 (ja) * | 2001-10-15 | 2007-03-14 | 富士電機システムズ株式会社 | 永久磁石同期電動機の制御装置 |
JP3971741B2 (ja) * | 2003-11-18 | 2007-09-05 | ファナック株式会社 | 磁極位置検出装置 |
JP2007068255A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 永久磁石同期電動機の初期位相推定装置 |
JP5534935B2 (ja) * | 2010-05-20 | 2014-07-02 | 株式会社東芝 | 回転センサレス制御装置 |
JP2012253986A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-20 | Panasonic Corp | モータの磁極位置推定方法 |
-
2013
- 2013-10-23 JP JP2013219793A patent/JP6021784B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015082904A (ja) | 2015-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9325263B1 (en) | Sensorless rotor angle detection circuit and method for a permanent magnet synchronous machine | |
JP6469316B2 (ja) | 回転機制御装置の故障判定装置および故障判定方法 | |
JP5124483B2 (ja) | 同期機を駆動するための方法および装置 | |
JP5409678B2 (ja) | 電動機制御装置 | |
KR102108911B1 (ko) | 드라이브 시스템 및 인버터 장치 | |
JP5435282B2 (ja) | モータ制御装置 | |
CN103959642B (zh) | 旋转机的控制装置及旋转机的电感测定方法 | |
JP5402403B2 (ja) | 電動機制御システム | |
JPH10229699A (ja) | 同期電動機の磁極位置推定方法および電動機制御装置および電気車 | |
JP6021784B2 (ja) | 同期回転機の磁極位置検出方法 | |
KR20130106505A (ko) | 센서리스 제어 방법 및 장치 | |
CN105048921A (zh) | 相电流测量诊断 | |
JP5743344B2 (ja) | 同期電動機の制御装置 | |
Musak et al. | Novel methods for parameters investigation of PM synchronous motors | |
CN109391186B (zh) | 控制装置以及控制方法 | |
JP4735439B2 (ja) | 永久磁石式同期電動機の初期磁極位置推定装置 | |
JP5800763B2 (ja) | 交流回転機の制御装置 | |
JP3625291B2 (ja) | 同期電動機の磁極位置推定方法および電動機制御装置および電気車 | |
JP7304891B2 (ja) | 回転機の制御装置および電動車両の制御装置 | |
JP6477147B2 (ja) | 永久磁石電動機の鎖交磁束量測定方法、永久磁石電動機の鎖交磁束量測定プログラム、および永久磁石電動機の鎖交磁束量測定装置 | |
JP6537461B2 (ja) | 回転機の制御装置 | |
JP2009027799A (ja) | 円筒形同期電動機システム、並びに円筒形同期電動機の磁極位置検出方法およびその駆動方法 | |
EP3309953B1 (en) | Power conversion device for induction machine, secondary time constant measurement method and speed control method | |
JP2014212602A (ja) | モータ駆動装置 | |
JP2011220848A (ja) | 回転角検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6021784 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |