JP2014212602A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、モータ駆動装置に係り、2つの電流センサのうち1つの電流センサによるモータ電流検出に故障が発生した場合にも、三相すべてのモータ電流を精度よく検出することでベクトル制御によるモータ駆動を適切に継続させることにある。【解決手段】三相交流モータをベクトル制御にて駆動するモータ駆動装置は、三相のうち二相に配設される2つの電流センサを用いて三相それぞれに流れるモータ電流を検出すると共に、2つの電流センサのうち1つの電流センサによるモータ電流検出の故障を判定する。また、三相交流モータへの要求トルク値に基づいて三相それぞれに流すべき指示電流値を算出し、モータ電流検出の故障が生じていない相のモータ電流値及び指示電流値に基づいて、モータ電流検出の故障が生じている相の指示電流値を補正することにより、該モータ電流検出の故障が生じている相に流れるモータ電流を推定する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ駆動装置に係り、特に、三相交流モータをベクトル制御にて駆動するうえで好適なモータ駆動装置に関する。
従来、三相交流モータをベクトル制御にて駆動するモータ駆動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このモータ駆動装置は、三相インバータから三相交流モータの三相それぞれに流れるモータ電流を検出し、その三相のモータ電流に三相−二相変換及び静止−回転座標変換を施し、その変換後の二相検出電流値と三相交流モータに要求される要求トルク値に基づく二相指示電流値との比較結果に基づいて回転座標系上の二相指示電圧値を算出し、その回転座標系上の二相指示電圧値に回転−静止座標変換及び二相−三相変換を施し、その三相のモータ指示電圧値を三相インバータに印加して三相交流モータを駆動する。
特開2012−050285号公報
ところで、三相それぞれに流れるモータ電流の和はゼロであるので、三相のモータ電流を検出するうえでは、三相のうち任意の二相に電流センサを配設すれば十分である。この場合には、電流センサが配設される二相に流れるモータ電流はその電流センサの出力に基づいて検出されると共に、残りの一相のモータ電流は演算により求められる。
しかし、かかる構成において、2つの電流センサのうち1つの電流センサによるモータ電流検出に故障が発生すると、その後、三相すべてのモータ電流を正確に検出することができなくなるので、ベクトル制御によるモータ駆動の継続が困難となるおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、2つの電流センサのうち1つの電流センサによるモータ電流検出に故障が発生した場合にも、三相すべてのモータ電流を精度よく検出することでベクトル制御によるモータ駆動を適切に継続させることが可能なモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、三相交流モータをベクトル制御にて駆動するモータ駆動装置であって、三相のうち二相に配設される2つの電流センサを用いて、三相それぞれに流れるモータ電流を検出する電流検出手段と、前記2つの電流センサのうち1つの電流センサによるモータ電流検出の故障を判定する故障判定手段と、前記三相交流モータへの要求トルク値に基づいて、三相それぞれに流すべき指示電流値を算出する指示電流値算出手段と、モータ電流検出の故障が生じていない相の、前記電流検出手段により検出されるモータ電流値及び前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値に基づいて、モータ電流検出の故障が生じている相の前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値を補正することにより、該モータ電流検出の故障が生じている相に流れるモータ電流を推定する故障相電流推定手段と、を備えるモータ駆動装置により達成される。
本発明によれば、2つの電流センサのうち1つの電流センサによるモータ電流検出に故障が発生した場合にも、三相すべてのモータ電流を精度よく検出することでベクトル制御によるモータ駆動を適切に継続させることができる。
本発明の一実施例であるモータ駆動装置の構成図である。 本実施例のモータ駆動装置を備えるシステムの構成図である。 本実施例のモータ駆動装置において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。 本実施例のモータ駆動装置において逆クラーク変換及び逆パーク変換を行ううえでの各パラメータの関係を表した図である。
以下、図面を用いて、本発明に係るモータ駆動装置の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例であるモータ駆動装置10の構成図を示す。また、図2は、本実施例のモータ駆動装置10を備えるシステムの構成図を示す。本実施例のモータ駆動装置10は、三相交流モータ12をベクトル制御にて駆動する装置である。三相交流モータ12は、例えば電気自動車又はハイブリッド自動車の駆動輪を駆動するためのトルクを発生する電動機であって、U相,V相,W相の3つのコイルの一端が中性点に共通接続された構成を有している。
モータ駆動装置10は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの直流電源14と三相交流モータ12との間に介在する三相インバータ16を備えている。三相インバータ16は、直流電源14からの直流電力を三相交流モータ12に供給する交流電力に変換する装置である。尚、直流電源14と三相インバータ16との間に、リアクトルのエネルギ蓄積作用を利用して直流電源の直流電圧を一対のスイッチング素子のオン/オフにより昇圧する昇圧コンバータを設けることとしてもよい。
三相インバータ16は、三相交流モータ12の三相それぞれに対応した上下アーム20,22,24を有している。U相の上下アーム20とV相の上下アーム22とW相の上下アーム24とは、直流電源14の正側端子と負側端子との間に並列に接続されている。U相の上下アーム20は、上アーム素子であるスイッチング素子20aと下アーム素子であるスイッチング素子20bとからなる。V相の上下アーム22は、上アーム素子であるスイッチング素子22aと下アーム素子であるスイッチング素子22bとからなる。また、W相の上下アーム24は、上アーム素子であるスイッチング素子24aと下アーム素子であるスイッチング素子24bとからなる。
各相の上下アーム20,22,24の上アーム素子と下アーム素子とは、直流電源14の正側端子と負側端子との間に直列に接続されている。各相の上下アーム20,22,24の上アーム素子と下アーム素子との間の中間点は、三相交流モータ12の当該相のコイルの他端に接続されている。各スイッチング素子は、例えばIGBTなどのパワートランジスタである。各スイッチング素子には、逆並列ダイオードDu,Ddが並列に接続されている。
モータ駆動装置10は、マイクロコンピュータを主体に構成された電子制御部30を有している。電子制御部30は、予め格納されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理及び/又は電子回路によるハードウェア処理により、三相交流モータ12に要求される要求トルク値に基づいてその三相インバータ16の動作を制御する。電子制御部30は、各相の上アーム素子及び下アーム素子である各スイッチング素子のオン/オフを制御する。三相インバータ16は、三相の上下アーム20,22,24の位相が120°ずつズレながら各相の上アーム素子と下アーム素子とが交互にオン/オフされることにより、直流電力を交流電力に変換する。
モータ駆動装置10は、また、電流センサ32及びレゾルバ34を備えている。電流センサ32は、三相交流モータ12の三相のうち二相に配設されている。以下、電流センサ32がV相及びW相に配設されるものとし、適宜、V相の電流センサ32をV相電流センサ32vと称し、また、W相の電流センサ32をW相電流センサ32wと称す。V相電流センサ32vは、三相インバータ16のV相から三相交流モータ12のV相へ流れるモータ電流Ivに応じた信号を出力する。また、W相電流センサ32wは、三相インバータ16のW相から三相交流モータ12のW相へ流れるモータ電流Iwに応じた信号を出力する。また、レゾルバ34は、三相交流モータ12のロータ回転角θに応じた信号を出力する。
V相電流センサ32v及びW相電流センサ32wは、上記の電子制御部30に接続されている。電子制御部30は、V相電流センサ32vの出力信号及びW相電流センサ32wの出力信号が入力される電流検出・故障判定部36を有している。電流検出・故障判定部36は、V相電流センサ32vの出力信号に基づいて三相交流モータ12のV相に流れるモータ電流Ivを検出すると共に、W相電流センサ32wの出力信号に基づいて三相交流モータ12のW相に流れるモータ電流Iwを検出する。尚、三相のモータ電流Iu,Iv,Iwの瞬時値の和はゼロであるので(Iv+Iw+Iu=0)、電流検出・故障判定部36は、三相のうち電流センサ32を用いてモータ電流が検出されない残りの一相のモータ電流(具体的には、U相のモータ電流Iu)については、演算により求める。
電流検出・故障判定部36において検出・推定された三相交流モータ12の三相のモータ電流Iu,Iv,Iwの情報は、三相−二相変換部38に供給される。三相−二相変換部38は、電流検出・故障判定部36からの三相のモータ電流Iu,Iv,Iwを静止座標系上で直交する二軸(α軸及びβ軸)の二相電流値Iα,Iβに変換するクラーク変換を行うものである。三相−二相変換部38においてクラーク変換されて得た二相電流値Iα,Iβの情報は、静止−回転座標変換部40に供給される。また、レゾルバ34から出力される三相交流モータ12のロータ回転角θの情報は、静止−回転座標変換部40に供給される。静止−回転座標変換部40は、レゾルバ34からの三相交流モータ12のロータ回転角θに基づいて、三相−二相変換部38からの静止座標系上の二相電流値Iα,Iβを回転座標系上で直交する二軸(d軸及びq軸)の二相電流値Id,Iq(すなわち、磁化電流の検出電流値Id及びトルク電流の検出電流値Iq)に変換するパーク変換を行うものである。
静止−回転座標変換部40においてパーク変換されて得た二相電流値Id,Iqの情報は、加減算部42,44に供給される。また、加減算部42,44には、三相交流モータ12に要求される要求トルク値に基づいて決定された回転座標系上の二相に流すべき二相電流の指示電流値Idref,Iqrefの情報が入力される。加減算部42は、磁化電流の指示電流値Idrefと静止−回転座標変換部40からの検出電流値Idとの偏差(以下、磁化電流偏差と称す。)を求める。また、加減算部44は、トルク電流の指示電流値Iqrefと静止−回転座標変換部40からの検出電流値Iqとの偏差(以下、トルク電流偏差と称す。)を求める。
加減算部42において算出された磁化電流偏差の情報は磁化電圧制御部46に供給されると共に、加減算部44において算出されたトルク電流偏差の情報はトルク電圧制御部48に供給される。磁化電圧制御部46は、加減算部42からの磁化電流の指示電流値Idrefと検出電流値Idとの磁化電流偏差がゼロとなるようにPI制御を行い、磁化電圧の指示電圧値Vdrefを算出する。また、トルク電圧制御部48は、加減算部44からのトルク電流の指示電流値Iqrefと検出電流値Iqとのトルク電流偏差がゼロとなるようにPI制御を行い、トルク電圧の指示電圧値Vqrefを算出する。
磁化電圧制御部46において算出された磁化電圧の指示電圧値Vdrefの情報、及び、トルク電圧制御部48において算出されたトルク電圧の指示電圧値Vqrefの情報は、回転−静止座標電圧変換部50に供給される。また、回転−静止座標電圧変換部50には、レゾルバ34から出力される三相交流モータ12のロータ回転角θの情報が入力される。回転−静止座標電圧変換部50は、レゾルバ34からの三相交流モータ12のロータ回転角θに基づいて、磁化電圧制御部46及びトルク電圧制御部48からの回転座標系上で直交する二軸(d軸及びq軸)の二相指示電圧値Vdref,Vqref(すなわち、磁化電圧の指示電圧値Vdref及びトルク電圧の指示電圧値Vqref)を、静止座標系上で直交する二軸(α軸及びβ軸)の二相指示電圧値Vαref,Vβrefに変換する逆パーク変換を行うものである。
回転−静止座標電圧変換部50において逆パーク変換されて得た二相指示電圧値Vαref,Vβrefの情報は、二相−三相電圧変換部52に供給される。二相−三相電圧変換部52は、回転−静止座標電圧変換部50からの二相指示電圧値Vαref,Vβrefを三相交流モータ12の三相それぞれに印加すべきモータ指示電圧値Vu,Vv,Vwに変換する逆クラーク変換を行うものである。尚、この三相のモータ指示電圧値Vu,Vv,Vwは、互いに等振幅を有し、電気角120°ずつ位相のずれた信号である。
二相−三相電圧変換部52において逆クラーク変換されて得た三相のモータ指示電圧値Vu,Vv,Vwは、三相インバータ16の三相の上下アーム20,22,24に印加される。三相インバータ16は、二相−三相電圧変換部52からの三相のモータ指示電圧値Vu,Vv,Vwに従って上下アーム20,22,24の上アーム素子及び下アーム素子がオン/オフされることにより、直流電源14の直流電力を交流電力に変換して三相交流モータ12に供給する。三相交流モータ12は、三相インバータ16からの交流電力の供給により駆動される。
ところで、本実施例においては、三相交流モータ12の三相のモータ電流Iu,Iv,Iwを検出するうえで2つの電流センサ32v,32wが用いられるが、それら2つの電流センサ32v,32wのうち1つの電流センサ32によるモータ電流検出に故障が発生すると、その後、三相すべてのモータ電流Iu,Iv,Iwを正確に検出することができなくなるので、ベクトル制御によるモータ駆動の継続が困難となるおそれがある。
これに対して、本実施例において、電子制御部30は、回転−静止座標電流変換部60を有している。回転−静止座標電流変換部60には、三相交流モータ12に要求される要求トルク値に基づいて決定された回転座標系上の二相に流すべき二相電流の指示電流値Idref,Iqrefの情報が入力されると共に、レゾルバ34から出力される三相交流モータ12のロータ回転角θの情報が入力される。回転−静止座標電流変換部60は、レゾルバ34からの三相交流モータ12のロータ回転角θに基づいて、回転座標系上で直交する二軸(d軸及びq軸)の磁化電流及びトルク電流として流すべき二相電流の指示電流値Idref,Iqrefを、静止座標系上で直交する二軸(α軸及びβ軸)の二相指示電流値Iαref,Iβrefに変換する逆パーク変換を行うものである。
回転−静止座標電流変換部60において逆パーク変換されて得た二相指示電流値Iαref,Iβrefの情報は、二相−三相電流変換部62に供給される。二相−三相電流変換部62は、回転−静止座標電流変換部60からの二相指示電流値Iαref,Iβrefを三相交流モータ12の三相それぞれに流すべきモータ指示電流値Iuref,Ivref,Iwrefに変換する逆クラーク変換を行うものである。二相−三相電流変換部62において逆クラーク変換されて得た三相のモータ指示電流値Iuref,Ivref,Iwref(少なくとも、電流センサ32の配設されているV相及びW相のモータ指示電流値Ivref,Iwref)の情報は、電流値推定部64に供給される。
上記した電流検出・故障判定部36は、上記の如く、V相電流センサ32v及びW相電流センサ32wに接続されており、V相電流センサ32vの出力信号及びW相電流センサ32wの出力信号に基づいてV相モータ電流Iv及びW相モータ電流Iwを検出する機能を有するが、更に、それらの出力信号などに基づいて、それらのモータ電流Iv,Iwを検出するうえでの故障(例えば、V相電流センサ32v及びW相電流センサ32wとの間の断線や短絡など)が発生しているか否かを判定する機能を有する。かかる故障の判定結果は、電流値推定部64に供給される。
電流値推定部64は、電流検出・故障判定部36において三相のうち電流センサ32の配設されている二相(具体的には、V相及びW相)のモータ電流Iv,Iwの何れか一方に故障が発生していることが判定されると、以下に詳述する如く、その故障が発生している相のモータ電流Iv,Iwを推定する処理を実行する。そして、その推定されたモータ電流Iv,Iwの推定値Ivest,Iwestの情報を電流検出・故障判定部36に供給する。電流検出・故障判定部36は、電流センサ32の配設されている二相のモータ電流Iv,Iwの何れか一方に故障が発生していることを判定した後、電流値推定部64から供給される故障が発生している相のモータ電流Ivest,Iwestを、その故障が発生している相に流れるモータ電流Iv,Iwとして用いて、三相−二相変換部38側への情報供給を行う。
以下、図3及び図4を参照して、本実施例のモータ駆動装置10における特徴的な動作について説明する。図3は、本実施例のモータ駆動装置10において電子制御部30が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。尚、図3には、三相交流モータ12のW相の電流検出に故障が発生する場合のフローチャートを示すが、V相の電流検出に故障が発生する場合も同様の処理を行うこととすればよい。以下、電流センサ32が配設されるV相及びW相のうち、V相の電流検出に故障が発生せず、W相の電流検出に故障が発生する場合について説明する。また、図4は、本実施例のモータ駆動装置10において回転−静止座標電流変換部60及び二相−三相電流変換部62にて逆クラーク変換及び逆パーク変換を行ううえでの各パラメータの関係を表した図を示す。
本実施例において、電子制御部30は、電流検出・故障判定部36にて電流センサ32wからのW相モータ電流Iwの検出に故障が発生しているか否かを判定する(ステップ100)。その結果、W相モータ電流Iwの検出に故障が発生していないと判定した場合は、通常どおり、W相電流センサ32wからの出力信号に基づいて検出されるW相の検出電流値を、三相交流モータ12のW相に流れるモータ電流Iwとして用いて、三相−二相変換部38へ情報供給する(ステップ102)。
一方、電子制御部30は、電流検出・故障判定部36にてW相モータ電流Iwの検出に故障が発生していると判定した場合は、次に、回転−静止座標電流変換部60及び二相−三相電流変換部62にて、次式(1)〜(3)の如く、三相交流モータ12に要求される要求トルク値に基づく回転座標系上の磁化電流及びトルク電流として流すべき二相電流の指示電流値Idref,Iqrefから三相のモータ指示電流値Iuref,Ivref,Iwrefへの逆クラーク変換及び逆パーク変換を行って、少なくとも電流センサ32の配設されているV相及びW相のモータ指示電流値Ivref,Iwrefの算出を行う(ステップ104)。
Figure 2014212602
但し、SQRTは平方根を求める関数であり、Adqは三相交流モータ12の要求トルク値に基づく回転座標系上の二相電流である磁化電流の指示電流値Idrefとトルク電流の指示電流値Iqrefとの合成電流の振幅であり、θuはU相軸に対するその合成電流ベクトルの角度であり、θvはV相軸に対するその合成電流ベクトルの角度であり、また、θwはW相軸に対するその合成電流ベクトルの角度である。
また、電流検出・故障判定部36は、W相モータ電流Iwの検出に故障が発生していると判定した場合、そのW相に故障が発生している旨及び故障が発生していないV相のモータ電流Ivの情報を電流値推定部64に供給する。電子制御部30は、W相モータ電流Iwの検出に故障が発生していると判定した場合は、電流値推定部64にてその故障が発生しているW相のモータ電流Iwを推定する。
具体的には、電流値推定部64は、まず、故障が発生しているW相のモータ電流Iwを推定するうえで、故障が発生していないV相のV相モータ電流の、電流センサ32vの出力信号に基づく検出電流値Ivと二相−三相電流変換部62からの指示電流値Ivrefとの振幅差を用いるべきか否かを判別すると共に(ステップ106)、電流センサ32vの出力信号に基づく検出電流値Ivと二相−三相電流変換部62からの指示電流値Ivrefとの位相差を用いるべきか否かを判別する(ステップ108)。
尚、これらの判別は、三相インバータ16から供給される三相の電圧情報や三相交流モータ12の回転数情報などに基づいて行われるものとすればよい。例えば、上記ステップ106では、三相インバータ16の出力電圧の変動量の絶対値に基づいて上記の振幅差を用いるべきか否かを判別して、その出力電圧の変動量の絶対値が所定値よりも大きい場合に上記の振幅差を用いるべきと判別する。また、上記ステップ108では、三相交流モータ12の回転数の変動量の絶対値に基づいて上記の位相差を用いるべきか否かを判別して、その回転数の変動量の絶対値が所定値よりも大きい場合に上記の位相差を用いるべきと判別する。
その結果、電流値推定部64は、上記した振幅差を用いて故障が発生しているW相のモータ電流Iwの推定を行うべきと判別した場合は、二相−三相電流変換部62からのV相及びW相の指示電流値Ivref,Iwref並びに電流センサ32vの出力信号に基づく検出電流値Ivに基づいて、次式(4)に従って、そのW相のモータ電流Iwを推定し(ステップ110)、そして、その推定値Iwestの情報を電流検出・故障判定部36に供給する。電流検出・故障判定部36は、電流値推定部64での推定後、その推定値Iwestを故障が発生しているW相のモータ電流Iwとして用いて、三相−二相変換部38へ情報供給する(ステップ116)。
Iwest=Iwref×(Iv/Ivref) ・・・(4)
また、電流値推定部64は、上記した位相差を用いて故障が発生しているW相のモータ電流Iwの推定を行うべきと判別した場合は、三相交流モータ12の要求トルク値に基づく回転座標系上の二相電流である磁化電流の指示電流値Idref及びトルク電流の指示電流値Iqref並びに電流センサ32vの出力信号に基づく検出電流値Ivに基づいて、次式(5)〜(8)に従って、そのW相のモータ電流Iwを推定し(ステップ112)、そして、その推定値Iwestの情報を電流検出・故障判定部36に供給する。電流検出・故障判定部36は、電流値推定部64での推定後、その推定値Iwestを故障が発生しているW相のモータ電流Iwとして用いて、三相−二相変換部38へ情報供給する(ステップ116)。
Avmaxref=√(2/3)×√(Idref+Iqref)・・・(5)
θ´v=arccos(Iv/Avmaxref) ・・・(6)
θ´w=θ´v+120° ・・・(7)
Iwest=Avmaxref×cos(θ´w) ・・・(8)
但し、Avmaxrefは三相交流モータ12の要求トルク値に基づくV相の指示電流値Ivrefの最大振幅であり、(θ´v−θv)はV相の検出電流値Ivと指示電流値Ivrefとの位相差であり、(θ´w−θw)はW相の検出電流値Iwと指示電流値Iwrefとの位相差である。
更に、電流値推定部64は、上記した振幅差及び位相差の何れを用いても故障が発生しているW相のモータ電流Iwの推定を行うべきでないと判別した場合は、二相−三相電流変換部62からのW相の指示電流値IwrefをそのままW相のモータ電流の推定値Iwestとして用い(ステップ114)、そして、その推定値Iwestの情報を電流検出・故障判定部36に供給する。電流検出・故障判定部36は、電流値推定部64での推定後、その推定値Iwestを故障が発生しているW相のモータ電流Iwとして用いて、三相−二相変換部38へ情報供給する(ステップ116)。
尚、電流センサ32が配設されるV相及びW相のうち、W相の電流検出に故障が発生せず、V相の電流検出に故障が発生する場合も、上記図3に示すルーチンと同様の処理が実行される。
このように、本実施例のモータ駆動装置10においては、三相インバータ16から三相交流モータ12に流れるモータ電流検出を行ううえで三相のうち二相に配設された2つの電流センサ32v,32wのうち1つの電流センサ32v,32wによるモータ電流検出に故障が発生した場合に、その故障が発生していない相の電流センサ32w,32vによる検出電流値Iw,Ivと要求トルク値に基づく指示電流値Iwref,Ivrefとの振幅差又は位相差を用いて、その故障が発生している相の要求トルク値に基づく指示電流値Ivref,Iwrefを補正することにより、その故障が発生している相に流れるモータ電流Iv,Iwを推定することができる。
三相インバータ16から三相交流モータ12に流れる三相の電流値と要求トルク値に基づく三相の指示電流値との振幅差又は位相差は、モータ電流検出に故障が発生しているか否かに関係なく三相間で一致するものである。この点、モータ電流検出に故障が発生していない相における上記の振幅差又は位相差と、モータ電流検出に故障が発生している相における要求トルク値に基づく指示電流値Ivref,Iwrefと、の関係から、その故障が発生している相におけるモータ電流の検出が可能である。
従って、本実施例のモータ駆動装置10によれば、2つの電流センサ32v,32wのうち何れか一方によるモータ電流検出に故障が発生した場合に、その故障相に流れるモータ電流Iv,Iwを精度良く推定することができ、これにより、三相すべてのモータ電流Iu,Iv,Iwを精度良く検出することができる。このため、本実施例によれば、2つの電流センサ32v,32wのうち何れか一方によるモータ電流検出に故障が発生した場合にも、その後、ベクトル制御による三相交流モータ12の駆動を適切に継続させることができ、三相交流モータ12によるリンプホーム動作を実施させることができる。
尚、上記の実施例においては、電流検出・故障判定部36が電流センサ32v,32wから出力される信号に基づいて三相交流モータ12の三相それぞれに流れるモータ電流Iu,Iv,Iwを検出することにより特許請求の範囲に記載した「電流検出手段」が、電流検出・故障判定部36がモータ電流Iv,Iwを検出するうえでの故障が発生しているか否かを判定することにより特許請求の範囲に記載した「故障判定手段」が、回転−静止座標電流変換部60及び二相−三相電流変換部62が三相交流モータ12への要求トルク値に基づいてV相及びW相の指示電流値Ivref,Iwrefを算出することにより特許請求の範囲に記載した「指示電流値算出手段」が、電流値推定部64が故障が発生していない相のモータ電流の、電流センサ32の出力信号に基づく検出電流値と二相−三相電流変換部62からの指示電流値との振幅差又は位相差を算出することにより特許請求の範囲に記載した「差算出手段」が、電流値推定部64が図3に示すルーチン中ステップ110,112の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「故障相電流推定手段」が、それぞれ実現されている。
また、上記の実施例においては、電流センサ32v,32wによるV相及びW相のモータ電流Iv,Iwが特許請求の範囲に記載した「Ia」及び「Ib」に、三相交流モータ12への要求トルク値に基づくV相及びW相の指示電流値Ivref,Iwrefが特許請求の範囲に記載した「Iaref」及び「Ibref」に、それぞれ相当している。
また、上記の実施例においては、三相−二相変換部38及び静止−回転座標変換部40が特許請求の範囲に記載した「第1の座標変換手段」に、磁化電圧制御部46及びトルク電圧制御部48が特許請求の範囲に記載した「指示電圧値算出手段」に、回転−静止座標電圧変換部50及び二相−三相電圧変換部52が特許請求の範囲に記載した「第2の座標変換手段」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の実施例においては、故障が発生していない相のモータ電流の、電流センサ32の出力信号に基づく検出電流値Iv,Iwと二相−三相電流変換部62からの指示電流値Ivref,Iwrefとの振幅差を用いて、故障が発生している相のモータ電流Iw,Ivの推定を行うべきとき、上記(4)式に従って故障が発生している相のモータ電流Iw,Ivの推定を行うこととしているが(尚、(4)式では、故障が発生している相をW相とし、故障が発生していない相をV相としている。)、故障が発生していない相の指示電流値Ivref,Iwrefが略ゼロであるときすなわち上記(4)式ではモータ電流の推定が不可能であるときは、故障が発生している相のモータ電流Iw,Ivとして、かかる(4)式に従うことなく、例えば、その故障が発生している相の指示電流値Iwref,Ivrefをそのまま用いること或いは前回処理時に得た電流値をそのまま用いることとすればよい。かかる処理によれば、2つの電流センサ32v,32wのうち何れか一方によるモータ電流検出に故障が発生した場合、故障が発生していない相の指示電流値Ivref,Iwrefが略ゼロであるときにも、ベクトル制御による三相交流モータ12の駆動を大きく逸脱させることなく継続させることが可能となる。
10 モータ駆動装置
12 三相交流モータ
14 直流電源
16 三相インバータ
30 電子制御部
32 電流センサ
34 レゾルバ
36 電流検出・故障判定部
38 三相−二相変換部
40 静止−回転座標変換部
46 磁化電圧制御部
48 トルク電圧制御部
50 回転−静止座標電圧変換部
52 二相−三相電圧変換部
60 回転−静止座標電流変換部
62 二相−三相電流変換部
64 電流値推定部
Iu,Iv,Iw 検出電流値
Ivref 要求トルク値に基づくV相の指示電流値
Iwref 要求トルク値に基づくW相の指示電流値

Claims (6)

  1. 三相交流モータをベクトル制御にて駆動するモータ駆動装置であって、
    三相のうち二相に配設される2つの電流センサを用いて、三相それぞれに流れるモータ電流を検出する電流検出手段と、
    前記2つの電流センサのうち1つの電流センサによるモータ電流検出の故障を判定する故障判定手段と、
    前記三相交流モータへの要求トルク値に基づいて、三相それぞれに流すべき指示電流値を算出する指示電流値算出手段と、
    モータ電流検出の故障が生じていない相の、前記電流検出手段により検出されるモータ電流値及び前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値に基づいて、モータ電流検出の故障が生じている相の前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値を補正することにより、該モータ電流検出の故障が生じている相に流れるモータ電流を推定する故障相電流推定手段と、
    を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. モータ電流検出の故障が生じていない相の、前記電流検出手段により検出されるモータ電流値と前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値との振幅差又は位相差を算出する差算出手段を備え、
    前記故障相電流推定手段は、前記差算出手段により算出される前記振幅差又は前記位相差に基づいて、モータ電流検出の故障が生じている相の前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値を補正することにより、該相に流れるモータ電流を推定することを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記故障相電流推定手段は、モータ電流検出の故障が生じていない相の、前記電流検出手段により検出されるモータ電流値及び前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値をそれぞれIa及びIarefとし、かつ、モータ電流検出の故障が生じている相の、前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値及び該故障相電流推定手段により推定されるモータ電流をそれぞれIbref及びIbestとした場合、次式(A)に従って、モータ電流検出の故障が生じている相に流れるモータ電流を推定することを特徴とする請求項1又は2記載のモータ駆動装置。
    Ibest=Ibref×(Ia/Iaref) ・・・(A)
  4. 前記故障相電流推定手段は、Iarefが略ゼロであるときは、モータ電流検出の故障が生じている相の前記指示電流値算出手段により算出される前記指示電流値の補正を行わず、該相に流れるモータ電流として該指示電流値又は前回処理時に得た電流値を用いることを特徴とする請求項3記載のモータ駆動装置。
  5. 前記電流検出手段及び/又は前記故障相電流推定手段により検出・推定される三相のモータ電流値にパーク変換及びクラーク変換を施すことにより、回転座標系上の二相電流値を算出する第1の座標変換手段と、
    前記第1の座標変換手段による変換により得られた二相検出電流値と前記要求トルク値に基づく二相指示電流値との比較結果に基づいて、回転座標系上の二相指示電圧値を算出する指示電圧値算出手段と、
    前記指示電圧値算出手段により算出される前記二相指示電圧値に逆パーク変換及び逆クラーク変換を施すことにより、三相それぞれに印加すべきモータ指示電圧値を算出する第2の座標変換手段と、
    前記第2の座標変換手段による変換により得られた前記モータ指示電圧値が印加されることで前記三相交流モータを駆動する三相インバータと、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載のモータ駆動装置。
  6. 前記指示電流値算出手段は、前記要求トルク値に基づく二相指示電流値に逆パーク変換及び逆クラーク変換を施すことにより前記指示電流値を算出することを特徴とする請求項5記載のモータ駆動装置。
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