JP6020726B2 - ガスクロマトグラフ - Google Patents
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Description
本発明は、試料成分とともにキャリアガスをカラム内に供給することにより分析を行うガスクロマトグラフに関するものである。
ガスクロマトグラフにおいては、試料成分とともにキャリアガスがカラム内に供給され、当該カラム内をキャリアガスが通過する過程で、各成分が分離されるようになっている。キャリアガスは、試料気化室内で試料成分と混合された後、カラム入口からカラム内に供給される。
ガスクロマトグラフにはカラムオーブンが備えられており、分析中は、カラムオーブン内でカラムを加熱しながら、カラム内にキャリアガスを供給することができる。カラムオーブン内には、例えば空気を攪拌するためのファンが設けられている。分析中は、ファンを駆動させることにより、カラムオーブン内の温度分布を均一に保つことができるようになっている。
通常、カラム内のキャリアガスの流量やファンの駆動などに関するパラメータは、分析終了後もそのまま維持される。そのため、ガスクロマトグラフにおいて実際に分析を行っていないときにも、キャリアガス及び電気が無駄に消費されるという問題があった。そこで、下記特許文献1などには、キャリアガス及び電気の消費量を削減するための省エネモードを実行することができるような構成が提案されている。
しかしながら、ガスクロマトグラフにおいては、キャリアガスの流量だけでなく、キャリアガスに関する他のパラメータや、キャリアガス以外のガスに関するパラメータも設定可能となっているのが一般的である。また、電気の消費に関しても、カラムオーブン内のファンの駆動だけでなく、他の各種機能についての電気的な設定を行うことができるようになっているのが一般的である。
従来のガスクロマトグラフでは、上記のようなガスや電気に関する各種パラメータを別々に設定する必要があるため、作業に不慣れなユーザの場合には、容易に適切な値に設定することが困難であった。そのため、ユーザが時間をかけて各種パラメータを設定したとしても、ガスや電気の消費量を効率的に削減することができない場合があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ガス又は電気の消費量を容易かつ効率的に削減することができるガスクロマトグラフを提供することを目的とする。
本発明に係るガスクロマトグラフは、試料成分とともにキャリアガスをカラム内に供給することにより分析を行うガスクロマトグラフであって、前記キャリアガスを含むガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を記憶するガス削減設定値記憶部と、前記ガスクロマトグラフにおける電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を記憶する電気削減設定値記憶部と、ガスの消費量及び電気の消費量の少なくとも一方を削減するために選択される一括設定キーを表示部に表示させる表示処理部と、前記一括設定キーの選択に基づいて、前記ガス削減設定値記憶部及び前記電気削減設定値記憶部の少なくとも一方から設定値を読み出し、前記複数種類の機能に関する設定値を一括で変更する設定値変更処理部とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、一括設定キーを選択することにより、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値、及び、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値の少なくとも一方を一括で変更することができる。したがって、例えば作業に不慣れなユーザであっても、複数種類の機能に関する設定値を容易に適切な値に設定することができるため、ガス又は電気の消費量を容易かつ効率的に削減することができる。
前記表示処理部は、ガスの消費量を削減するために選択される一括設定キー、及び、電気の消費量を削減するために選択される一括設定キーを、別々に前記表示部に表示させることが好ましい。
このような構成によれば、別々に表示部に表示されるガス及び電気についての各一括設定キーを選択することにより、ガス及び電気の消費量を別々に削減することができる。特にガスについての設定値には、分析に影響を与えるパラメータの設定値が含まれている場合が多いため、電気についての設定値を変更する場合と比較して、より慎重に設定値を変更する必要がある。そのため、ガス及び電気についての各一括設定キーを別々に選択可能な構成とすることによって、ガス及び電気についての設定値をより適切に設定することができる。
前記表示処理部は、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で表示するガス一括表示画面、及び、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で表示する電気一括表示画面を、別々に前記表示部に表示させることが好ましい。
このような構成によれば、別々に表示部に表示されるガス一括表示画面及び電気一括表示画面により、ユーザが、ガス及び電気についての設定値をそれぞれ一括で分かりやすく確認することができる。したがって、ガス及び電気に関する複数種類の機能について個々に設定値を確認する必要があった従来の構成と比較して、設定操作を円滑に短時間で行うことができる。
前記表示処理部は、前記設定値変更処理部により前記複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された状態のときに、その旨を前記表示部に表示させることが好ましい。
このような構成によれば、ガス又は電気についての設定値が一括で変更された状態である旨を、ユーザが、表示部の表示により容易に確認することができる。したがって、ガス又は電気の消費量が効率的に削減されている状態であることが分かりやすく、使い勝手がよい。
前記表示処理部は、前記設定値変更処理部により前記複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された場合のガスの消費量及び電気の消費量の少なくとも一方の削減率を前記表示部に表示させることが好ましい。
このような構成によれば、ガス又は電気についての設定値が一括で変更された場合に、ガス又は電気の消費量をどの程度削減することができるかを、ユーザが容易に確認することができるため、使い勝手がよい。
本発明によれば、複数種類の機能に関する設定値を容易に適切な値に設定することができるため、ガス又は電気の消費量を容易かつ効率的に削減することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るガスクロマトグラフの構成例を示した概略図である。このガスクロマトグラフは、試料成分とともにキャリアガスをカラム1内に供給することにより分析を行うためのものであり、上記カラム1以外に、カラムオーブン2、ガス導入部3及び検出器4などを備えている。
カラム1は、例えばキャピラリカラムからなり、分析中はカラムオーブン2内で加熱される。キャリアガスは、ガス導入部3からカラム入口5を介して、各試料成分とともにカラム1内に供給される。各試料成分は、カラム1を通過する過程で分離され、検出器4により検出される。検出器4は、例えば水素炎イオン化検出器(FID)などの各種検出器により構成することができる。
カラムオーブン2内には、ヒータ21及びファン22などが設けられている。ヒータ21は、カラムオーブン2内の空気を加熱することによりカラム1を加熱する。ファン22は、モータMで回転されることにより空気を攪拌させるためのものであり、このファン22の駆動を制御することにより、カラムオーブン2内の温度分布を均一に保つことができる。
ガス導入部3は、カラム入口5からカラム1内にキャリアガスを導入するためのものであり、例えば内部に試料気化室(図示せず)が形成されている。この試料気化室には、液体試料が注入され、試料気化室内で気化された試料成分が、キャリアガスとともにカラム入口5からカラム1内に導入されるようになっている。試料気化室には、ガス供給流路6、パージ流路7及びスプリット流路8などが連通している。
ガス供給流路6は、ガス導入部3の試料気化室にキャリアガスを供給するための流路である。パージ流路7は、セプタムなどから生じる所望しない成分を外部に排出するための流路である。スプリット流路8は、スプリット導入法によりカラム入口5からカラム1内にキャリアガスを導入する際に、余分な試料成分をキャリアガスとともに外部に排出するための流路である。
図2は、図1のガスクロマトグラフにおける電気的構成の一例を示したブロック図である。このガスクロマトグラフの動作は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む制御部10によって制御されるようになっている。制御部10には、操作部20、表示部30及び記憶部40などが接続されている。
操作部20は、例えばキーボード及びマウスにより構成されており、ユーザは、操作部20を操作することにより各種設定操作を行うことができる。表示部30は、例えば液晶表示器により構成されており、当該ガスクロマトグラフの動作に関する各種情報を表示画面に表示させることができる。記憶部40は、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)により構成されている。
制御部10は、CPUがプログラムを実行することにより、表示処理部11及び設定値処理部12などとして機能する。表示処理部11は、操作部20の操作に基づいて、表示部30に対する表示についての処理を行う。設定値処理部12は、当該ガスクロマトグラフの動作に関する各種設定値についての処理を行うものであり、例えば設定値変更処理部13及び削減率算出処理部14などを含む。
本実施形態では、ユーザが操作部20を操作することにより、キャリアガスの流量などのガスに関するパラメータや、ファン22の駆動などの電気に関するパラメータを設定することができるようになっている。これらのパラメータの設定値は、記憶部40に割り当てられた設定値記憶部41に記憶されている。操作部20により、上記のような各種パラメータの設定値を変更するための操作が行われた場合には、設定値変更処理部13が、設定値記憶部41に記憶されている設定値を変更する処理を行う。
また、本実施形態では、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値(ガス削減設定値)と、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値(電気削減設定値)とが、記憶部40に割り当てられた削減設定値記憶部42に記憶されている。すなわち、削減設定値記憶部42は、複数種類の機能に関するガス削減設定値を記憶するガス削減設定値記憶部、及び、複数種類の機能に関する電気削減設定値を記憶する電気削減設定値記憶部を構成している。
ガス削減設定値は、ガスに関する複数種類の機能について、それぞれガスの消費量が分析中に通常消費される量よりも少なくなるように予め定められた設定値である。上記ガスには、キャリアガスだけでなく、キャリアガス以外のガスも含まれる。一方、電気削減設定値は、電気に関する複数種類の機能について、それぞれ電気の消費量が分析中に通常消費される量よりも少なくなるように予め定められた設定値である。
設定値変更処理部13は、削減設定値記憶部42に記憶されているガス削減設定値又は電気削減設定値を読み出して、設定値記憶部41に記憶されている設定値を変更する処理を行うことができる。また、削減率算出処理部14は、削減設定値記憶部42に記憶されているガス削減設定値又は電気削減設定値に基づいて、ガスの消費量又は電気の消費量の削減率を算出することができる。設定値変更処理部13による処理の結果は、表示処理部11により表示部30に表示することができる。
図3〜図6は、表示部30の表示画面の具体例を示した図である。図3はエコ設定画面31、図4はガス一括表示画面32、図5は電気一括表示画面33、図6はガス料金表示画面34をそれぞれ示している。
図3に示すエコ設定画面31では、表示処理部11の処理により、図4のガス一括表示画面32を表示させるためのガス選択キー311と、図5の電気一括表示画面33を表示させるための電気選択キー312とが表示される。ユーザは、操作部20を操作することにより、ガス選択キー311又は電気選択キー312のいずれか一方を選択することができる。
図4に示すガス一括表示画面32では、表示処理部11の処理により、ガスセーバー設定キー321、キャリアガス種類設定キー322、CRG動作開始温度設定キー323、AFC漏れチェック機能設定キー324、一括設定キー325、エコ状態表示326及びガス削減率表示327などが表示される。このガス一括表示画面32は、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で表示する画面である。
ガスセーバー設定キー321は、キャリアガスの消費量を削減するための機能(ガスセーバー)を設定する際に、操作部20により選択される。ガスセーバー設定キー321が選択された場合には、ガスセーバーの設定画面に遷移し、当該機能のパラメータであるセーブ時スプリット比、開始時間、ガスセーバーAOC連動及びガスセーバー自動オン時間の各設定値を設定することができる。ガスセーバー設定キー321を選択して設定が行われた場合には、図4に示すように、ガスセーバー設定キー321の側方に「ON」の文字が表示されるとともに、各パラメータの側方に設定値が表示される。
上記セーブ時スプリット比は、カラム1内に導入されるキャリアガスの流量に対するスプリット流路8から排出されるキャリアガスの流量の比(スプリット比)であり、分析中は、例えば60〜99程度に設定される。上記開始時間は、スプリット比を設定された値に変更する時間であり、分析を開始してから何分後にスプリット比を設定された値に変更するかを設定することができる。
上記ガスセーバーAOC連動は、連続で分析を行う場合に、2回目以降の分析時にスプリット比を元の値に戻す際、オートサンプラ(AOC)の動作に連動して自動的にスプリット比を元の値に戻す機能であり、ON又はOFFに設定することができる。上記ガスセーバー自動オン時間は、分析終了後に待機状態になってからガスセーバーが開始されるまでの時間である。
キャリアガス種類設定キー322は、キャリアガスの種類を設定する際に、操作部20により選択される。キャリアガスとしては、ヘリウムガス、窒素ガス及び水素ガスなどを使用することができる。キャリアガス種類設定キー322を選択して設定が行われた場合には、図4に示すように、キャリアガス種類設定キー322の側方に選択されたキャリアガスの種類が表示される。
CRG動作開始温度設定キー323は、低温付加装置(CRG)を用いて液化炭酸ガスによりカラム1の温度を急冷する場合、カラム1の温度が何℃になったときに液化炭酸ガスを供給するかを設定する際に、操作部20により選択される。CRG動作開始温度設定キー323を選択して設定が行われた場合には、図4に示すように、CRG動作開始温度設定キー323の側方に設定された温度(CRG動作開始温度)が表示される。このCRG動作開始温度は、通常50℃程度に設定される。
AFC漏れチェック機能設定キー324は、電子式フローコントローラ(AFC)でキャリアガスの流量を制御して、試料気化室や他の配管などでキャリアガスが漏れているか否かを確認する機能を設定する際に、操作部20により選択される。当該機能は、ON又はOFFに設定することができ、AFC漏れチェック機能設定キー324の側方に設定された内容が表示される。
一括設定キー325は、ガス一括表示画面32に表示されているガスに関する複数種類の機能について、ガスの消費量を一括で削減するために、操作部20により選択される。この一括設定キー325には、ONキーとOFFキーが含まれており、ONキーを選択することにより、ガスの消費量を一括で削減することができる。
すなわち、一括設定キー325のONキーが選択された場合には、設定値変更処理部13により、削減設定値記憶部42に記憶されているガス削減設定値が読み出され、上記のような複数種類の機能に関する設定値が一括で変更される。この例では、図4に示すように、セーブ時スプリット比が「5」、開始時間が「1」分、ガスセーバーAOC連動が「ON」、ガスセーバー自動オン時間が「2」分、CRG動作開始温度が「25」℃、AFC漏れチェック機能が「ON」に一括で設定されている。
なお、キャリアガスの種類については、分析を行う上で非常に重要なパラメータであり、一括設定ではなく、ユーザがキャリアガス種類設定キー322を逐一選択して設定した方が好ましいため、一括設定キー325のONキーが選択された場合であっても変更されないようになっている。
一括設定キー325のONキーが選択されることにより、上記のように複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された場合には、変更前の設定値が記憶部40に一旦記憶される。そして、その後に一括設定キー325のOFFキーが選択された場合には、変更前の設定値が記憶部40から読み出され、当該設定値に変更されることにより、複数種類の機能に関する設定値が一括で元の値に戻される。
本実施形態では、一括設定キー325のONキーを選択することにより、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で変更することができるため、例えば作業に不慣れなユーザであっても、複数種類の機能に関する設定値を容易に適切な値に設定することができる。したがって、ガスの消費量を容易かつ効率的に削減することができる。
エコ状態表示326は、一括設定キー325のONキーが選択されることにより、ガスについての複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された状態のときに表示される。これにより、ガスについての設定値が一括で変更された状態である旨を、ユーザが、表示部30の表示により容易に確認することができる。したがって、ガスの消費量が効率的に削減されている状態であることが分かりやすく、使い勝手がよい。
ガス削減率表示327には、ガスの消費量の削減率が表示される。例えば、一括設定キー325のONキーが選択されることにより、ガスについての複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された状態のときには、その状態におけるガスの消費量と、各設定値が初期値に設定された状態(ガスセーバーの機能はオフ状態)におけるガスの消費量との差に基づいて、削減率算出処理部14によりガスの消費量の削減率が算出され、その削減率がガス削減率表示327として表示される。
これにより、ガスについての設定値が一括で変更された場合に、ガスの消費量をどの程度削減することができるかを、ユーザが容易に確認することができるため、使い勝手がよい。なお、一括設定キー325のONキーが選択されていない状態のときには、その状態におけるガスの消費量と、各設定値が初期値に設定された状態におけるガスの消費量との差に基づいて、削減率算出処理部14によりガスの消費量の削減率が算出され、その削減率がガス削減率表示327として表示されてもよい。
図5に示す電気一括表示画面33では、表示処理部11の処理により、LCDバックライト点灯時間キー331、バックライト強度キー332、ブザーキー333、ラウンドインジケータキー334、分析時間外オーブン内ファンキー335、一括設定キー336、エコ状態表示337及び電気削減率表示338などが表示される。この電気一括表示画面33は、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で表示する画面である。
LCDバックライト点灯時間キー331は、表示部30に備えられたバックライトを、ガスクロマトグラフが動作していない状態になってから何分後に消灯するかを設定する際に、操作部20により選択される。LCDバックライト点灯時間キー331を選択して設定が行われた場合には、図5に示すように、LCDバックライト点灯時間キー331の側方に設定値が表示される。
バックライト強度キー332は、表示部30に備えられたバックライトの強度(光量)を設定する際に、操作部20により選択される。バックライトの強度は、例えば強、中、弱の3段階で設定することができる。バックライト強度キー332を選択して設定が行われた場合には、図5に示すように、バックライト強度キー332の側方に選択されたバックライトの強度が表示される。
ブザーキー333は、エラー発生時やキー操作時などに出力されるブザー音の大きさを設定する際に、操作部20により選択される。ブザー音は、例えば大、中、小、OFFの4段階で設定することができる。ブザーキー333を選択して設定が行われた場合には、図5に示すように、ブザーキー333の側方に選択されたブザー音の大きさが表示される。
ラウンドインジケータキー334は、カラムオーブン2の開閉扉に設けられた円形の装飾用ライトを点灯するか否かを設定する際に、操作部20により選択される。当該機能は、ON又はOFFに設定することができ、図5に示すように、ラウンドインジケータキー334の側方に設定された内容が表示される。
分析時間外オーブン内ファンキー335は、分析を行っていないときにファン22を駆動させるか否かを設定する際に、操作部20により選択される。当該機能は、強、弱、OFFの3段階で設定することができ、図5に示すように、分析時間外オーブン内ファンキー335の側方に設定された内容が表示される。
一括設定キー336は、電気一括表示画面33に表示されている電気に関する複数種類の機能について、電気の消費量を一括で削減するために、操作部20により選択される。この一括設定キー336には、ONキーとOFFキーが含まれており、ONキーを選択することにより、電気の消費量を一括で削減することができる。
すなわち、一括設定キー336のONキーが選択された場合には、設定値変更処理部13により、削減設定値記憶部42に記憶されている電気削減設定値が読み出され、上記のような複数種類の機能に関する設定値が一括で変更される。この例では、図5に示すように、LEDバックライト点灯時間が「2」分、バックライト強度が「弱」、ブザーが「OFF」、ラウンドインジケータが「OFF」、分析時間外オーブン内ファンが「OFF」に一括で設定されている。
一括設定キー336のONキーが選択されることにより、上記のように複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された場合には、変更前の設定値が記憶部40に一旦記憶される。そして、その後に一括設定キー336のOFFキーが選択された場合には、変更前の設定値が記憶部40から読み出され、当該設定値に変更されることにより、複数種類の機能に関する設定値が一括で元の値に戻される。
本実施形態では、一括設定キー336のONキーを選択することにより、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で変更することができるため、例えば作業に不慣れなユーザであっても、複数種類の機能に関する設定値を容易に適切な値に設定することができる。したがって、電気の消費量を容易かつ効率的に削減することができる。
エコ状態表示337は、一括設定キー336のONキーが選択されることにより、電気についての複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された状態のときに表示される。これにより、電気についての設定値が一括で変更された状態である旨を、ユーザが、表示部30の表示により容易に確認することができる。したがって、電気の消費量が効率的に削減されている状態であることが分かりやすく、使い勝手がよい。
なお、図4に示すようなガスについてのエコ状態表示326と、図5に示すような電気についてのエコ状態表示337とは、表示部30の表示画面上における同じ位置に表示されてもよい。この場合、ガスについての設定値のみが一括で変更された状態と、電気についての設定値のみが一括で変更された状態と、ガス及び電気についての設定値がいずれも一括で変更された状態とで、エコ状態表示326,337の色が異なるような構成であってもよい。
電気削減率表示338には、電気の消費量の削減率が表示される。例えば、一括設定キー336のONキーが選択されることにより、電気についての複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された状態のときには、その状態における電気の消費量と、各設定値が初期値に設定された状態における電気の消費量との差に基づいて、削減率算出処理部14により電気の消費量の削減率が算出され、その削減率が電気削減率表示338として表示される。
これにより、電気についての設定値が一括で変更された場合に、電気の消費量をどの程度削減することができるかを、ユーザが容易に確認することができるため、使い勝手がよい。なお、一括設定キー336のONキーが選択されていない状態のときには、その状態における電気の消費量と、各設定値が初期値に設定された状態における電気の消費量との差に基づいて、削減率算出処理部14により電気の消費量の削減率が算出され、その削減率が電気削減率表示338として表示されてもよい。
本実施形態では、別々に表示部30に表示されるガス及び電気についての各一括設定キー325,336を選択することにより、ガス及び電気の消費量を別々に削減することができる。特にガスについての設定値には、分析に影響を与えるパラメータの設定値が含まれている場合が多いため、電気についての設定値を変更する場合と比較して、より慎重に設定値を変更する必要がある。そのため、ガス及び電気についての各一括設定キー325,336を別々に選択可能な構成とすることによって、ガス及び電気についての設定値をより適切に設定することができる。
また、本実施形態では、別々に表示部30に表示されるガス一括表示画面32及び電気一括表示画面33により、ユーザが、ガス及び電気についての設定値をそれぞれ一括で分かりやすく確認することができる。したがって、ガス及び電気に関する複数種類の機能について個々に設定値を確認する必要があった従来の構成と比較して、設定操作を円滑に短時間で行うことができる。
図6に示すガス料金表示画面34は、図4におけるガス削減率表示327が操作部20で選択された場合に、表示処理部11の処理により表示される。このガス料金表示画面34では、現状ガス料金341、エコ推奨設定時ガス料金342及びエコ未使用時ガス料金343が、互いに比較可能な状態で表示される。
現状ガス料金341は、ガスについての現状の設定値における所定期間のガス料金である。エコ推奨設定時ガス料金342は、一括設定キー325を選択してガスについての設定値を一括で推奨値に変更していた場合の上記所定期間のガス料金である。エコ未使用時ガス料金343は、ガスについての各設定値が初期値に設定されていた場合(ガスセーバーの機能はオフ状態)の上記所定期間のガス料金である。上記所定期間は、この例では過去一ヶ月であるが、これに限られるものではない。
図6では、図4におけるガス削減率表示327が操作部20で選択された場合に表示されるガス料金表示画面34について説明したが、図5における電気削減率表示338が操作部20で選択された場合には、電気料金表示画面が表示され、現状電気料金、エコ推奨設定時電気料金及びエコ未使用時電気料金が、互いに比較可能な状態で表示されてもよい。
上記のようなガス料金又は電気料金の計算は、制御部10により行うことができる。例えば、ガス料金又は電気料金の単価を入力するための単価設定画面を表示処理部11により表示部30に表示させ、入力された単価を用いてガス料金又は電気料金が計算されてもよい。この場合、制御部10は、ガス料金又は電気料金を算出するための料金算出処理部として機能することとなる。
以上の実施形態では、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値、及び、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値が、別々の一括設定キー325,336により一括で変更可能な構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値、及び、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値が、1つの一括設定キーにより一括で変更可能な構成であってもよい。
また、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能、及び、電気の消費量を削減するための複数種類の機能は、それぞれ上記実施形態に例示したような機能に限らず、他の機能であってもよい。
1 カラム
2 カラムオーブン
3 ガス導入部
4 検出器
5 カラム入口
6 ガス供給流路
7 パージ流路
8 スプリット流路
10 制御部
11 表示処理部
12 設定値処理部
13 設定値変更処理部
14 削減率算出処理部
20 操作部
21 ヒータ
22 ファン
30 表示部
31 エコ設定画面
32 ガス一括表示画面
33 電気一括表示画面
34 ガス料金表示画面
40 記憶部
41 設定値記憶部
42 削減設定値記憶部
325 一括設定キー
326 エコ状態表示
327 ガス削減率表示
336 一括設定キー
337 エコ状態表示
338 電気削減率表示
2 カラムオーブン
3 ガス導入部
4 検出器
5 カラム入口
6 ガス供給流路
7 パージ流路
8 スプリット流路
10 制御部
11 表示処理部
12 設定値処理部
13 設定値変更処理部
14 削減率算出処理部
20 操作部
21 ヒータ
22 ファン
30 表示部
31 エコ設定画面
32 ガス一括表示画面
33 電気一括表示画面
34 ガス料金表示画面
40 記憶部
41 設定値記憶部
42 削減設定値記憶部
325 一括設定キー
326 エコ状態表示
327 ガス削減率表示
336 一括設定キー
337 エコ状態表示
338 電気削減率表示
Claims (5)
- 試料成分とともにキャリアガスをカラム内に供給することにより分析を行うガスクロマトグラフであって、
前記キャリアガスを含むガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を記憶するガス削減設定値記憶部と、
前記ガスクロマトグラフにおける電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を記憶する電気削減設定値記憶部と、
ガスの消費量及び電気の消費量の少なくとも一方を削減するために選択される一括設定キーを表示部に表示させる表示処理部と、
前記一括設定キーの選択に基づいて、前記ガス削減設定値記憶部及び前記電気削減設定値記憶部の少なくとも一方から設定値を読み出し、前記複数種類の機能に関する設定値を一括で変更する設定値変更処理部とを備えたことを特徴とするガスクロマトグラフ。 - 前記表示処理部は、ガスの消費量を削減するために選択される一括設定キー、及び、電気の消費量を削減するために選択される一括設定キーを、別々に前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載のガスクロマトグラフ。
- 前記表示処理部は、ガスの消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で表示するガス一括表示画面、及び、電気の消費量を削減するための複数種類の機能に関する設定値を一括で表示する電気一括表示画面を、別々に前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスクロマトグラフ。
- 前記表示処理部は、前記設定値変更処理部により前記複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された状態のときに、その旨を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガスクロマトグラフ。
- 前記表示処理部は、前記設定値変更処理部により前記複数種類の機能に関する設定値が一括で変更された場合のガスの消費量及び電気の消費量の少なくとも一方の削減率を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガスクロマトグラフ。
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