JP6020277B2 - 車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置 - Google Patents

車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置に関する。
従来、自動車には助手席用のエアバッグ装置が搭載されている(例えば特許文献1参照)。このエアバッグ装置は、インストルメントパネルと、同インストルメントパネルの裏側に設けられたエアバッグモジュールとを備えている。エアバッグモジュールは、膨張用のガスを発生させるインフレータと、同インフレータからのガスの供給により膨脹展開するエアバッグとを有している。インストルメントパネルは、基材と、同基材の表面に接着された表皮とを有している。基材の裏面には、エアバッグの膨張圧によって同基材が開裂される際の起点となる開裂溝が形成されている。
また従来、表皮の裏面において上記基材の開裂溝に対応する位置に開裂溝が形成されているものがある。こうした表皮を有するインストルメントパネルによれば、基材が開裂された際に同表皮が同表皮の開裂溝に沿って好適に破断される。ちなみに、こうした表皮の開裂溝はレーザ加工等によって形成される。
特開2000―71926号公報
ところで、こうしたインストルメントパネル及びエアバッグ装置の場合、表皮に対して開裂溝を形成するための工程が必要となる。また、基材の表面に対して表皮を貼着する際に、基材の開裂溝全体と表皮の開裂溝全体とが一致するようにこれらの位置合せを行なわなければならない。そのため、インストルメントパネルの製造工程が手間のかかるものとなっている。
これに対して、表皮を薄くするなどしてその強度を低下させることで開裂溝なしでも表皮が容易に破断されるようにすることが考えられる。しかしながら、この場合には、表皮の強度が不足することでインストルメントパネルの耐久性が低下したり、触感が損なわれる等の新たな問題が生じるおそれがある。
本発明の目的は、表皮の強度を好適に確保しつつ、表皮に開裂溝を形成しなくともエアバッグの膨張圧によって基材の開裂溝に沿って表皮を容易に破断させることのできる車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための車両用の内装パネルは、基材と、同基材の表面に貼着された表皮と、を有し、エアバッグの膨張圧によって同基材が開裂される際の起点となる開裂溝が同基材の裏面に形成されている車両用の内装パネルにおいて、前記表皮は、少なくとも基布層、同基布層の表面に貼着された表皮層、及び同基布層の裏面に貼着されたクッション層を有し、前記基布層はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成され、前記開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して前記基布層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、前記基材に対して同表皮が貼着され、前記基材にのみ前記開裂溝が形成されている。
上記目的を達成するための車両用の内装パネルは、基材と、同基材の表面に貼着された表皮と、を有し、エアバッグの膨張圧によって同基材が開裂される際の起点となる開裂溝が同基材の裏面に形成されている車両用の内装パネルにおいて、前記表皮は、少なくとも基布層、同基布層の表面に貼着された表皮層を有し、前記基布層及び表皮層のうち前記基布層のみその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成され、前記表皮層はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有しておらず、前記開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して前記基布層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、前記基材に対して同基布層が貼着され、前記基布層と表皮層には前記開裂溝が形成されていない。
同構成によれば、開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して表皮の引張強度が最も小さくされるため、エアバッグの膨張圧によって表皮における同溝に対応する部位が破断されやすくなる。また、開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向以外の方向における表皮の引張強度は相対的に大きなものとされ、表皮の強度が好適に確保される。
本発明によれば、表皮の強度を好適に確保しつつ、表皮に開裂溝を形成しなくともエアバッグの膨張圧によって同表皮を容易に破断させることができる。
第1実施形態のインストルメントパネルにおいて助手席用のエアバッグ装置を構成する部分の断面構造を示す断面図。 図1のX部を拡大して示す断面図。 基布層の原反の平面に沿った方向における引張強度の異方性を示す模式図。 同実施形態のインストルメントパネルの開裂溝と基布層の引張強度との関係を示す平面図。 第2実施形態のインストルメントパネルについて、図2に対応する部位を示す断面図。 バッキング層の原反の平面に沿った方向における引張強度の異方性を示す模式図。 第3実施形態のインストルメントパネルについて、図2に対応する部位を示す断面図。 インストルメントパネルの変位量と荷重との関係を示すグラフ。 第4実施形態のインストルメントパネルについて、図2に対応する部位を示す断面図。 クッション層の原反の平面に沿った方向における引張強度の異方性を示す模式図。 変形例のインストルメントパネルの開裂溝と基布層の引張強度との関係を示す平面図。 変形例のインストルメントパネルについて、図2に対応する部位を拡大して示す断面図。
<第1実施形態>
以下、図1〜図4を参照して、車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置の第1実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、自動車のインストルメントパネル10は車幅方向、すなわちこれら図面の紙面に直交する方向に延びており、芯材としての基材30と、基材30の表面に接着された表皮20とを有している。基材30は例えばサーモプラスチックオレフィン、所謂TPOからなり、射出成形法によって成形されている。
表皮20は、例えば発泡ポリウレタンからなるクッション層23と、例えばポリエステル等の合成樹脂繊維の編物からなるとともに同クッション層23の表面に接着された基布層22と、例えばポリウレタンからなるとともに同基布層22の表面に接着された表皮層21とからなる三層構造をなしている。尚、クッション層23の裏面には基材30を接着するための図示しないバッキングが接着されている。
図3に示すように、基布層22の原反22Aは、その平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有している。すなわち、原反22Aでは、同原反22Aの平面に沿った所定の方向R1において引張強度が最小とされる一方、同方向R1に対して直交する方向R2において引張強度が最大とされている。
表皮層21は、その平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有していない。従って、表皮20の引張強度は上記方向R1において最小となっている。
図1に示すように、自動車には、前方から衝撃が加わった場合に、助手席の前方でエアバッグ51を展開膨張させて乗員を衝撃から保護する助手席用のエアバッグ装置50が設けられている。
インストルメントパネル10における助手席前方に位置する部分の裏面にはリテーナ40が設けられており、同リテーナ40には折り畳まれた状態のエアバッグ51と、膨張用のガスを発生させるとともに同ガスをエアバッグ51に供給するためのインフレータ52とが保持されている。これらリテーナ40、インフレータ52、及びエアバッグ51によってエアバッグモジュール53が構成されている。
リテーナ40は、インストルメントパネル10の裏面に沿って延びる平板状の前側ドア部42及び後側ドア部44を有している。前側ドア部42と後側ドア部44との間には車幅方向に沿って延びる貫通溝48が形成されている。前側ドア部42の前側端部及び後側ドア部44の後側端部にはそれぞれ折り返し形状を有するヒンジ部42a,44aが設けられている。各ヒンジ部42a,44aにはインストルメントパネル10の裏面に沿って延びる平板状の基部41が延設されている。基部41の裏面には壁部46が立設されている。リテーナ40は例えばサーモプラスチックオレフィンからなり、射出成形法によって成形されている。また、基部41、前側ドア部42、及び後側ドア部44の表面には複数の突部が形成されており、これら突部が基材30の裏面に対して振動溶着法により固設されている。
図2及び図4に示すように、基材30の裏面には、エアバッグ51の膨張圧によって同基材30が開裂される際の起点となる断面V字状の開裂溝31が形成されている。開裂溝31が形成されている基材30の部位は他の部位に比べて薄肉となっている。尚、こうした開裂溝31を、型内加工、或いはエンドミル加工によって形成することができる。
図4に示すように、開裂溝31は車幅方向に沿って延びる第1溝31aと、同第1溝31aの両端から車幅方向外側に向けて斜め前方或いは斜め後方に延びて横V字状をなす第2溝31bとを有している。ここで、車両の前後方向に対して基布層22の引張強度が最も小さい方向R1が沿うように、基材30に対して表皮20が設けられている。
こうした開裂溝31は基材30にのみ形成されており、表皮20には開裂溝が形成されていない。
次に、本実施形態の作用について説明する。
自動車に対して前方から衝撃が加えられると、インフレータ52からエアバッグ51に対して膨張用ガスが供給される。これにより、エアバッグ51は、折り畳まれた状態を解消しながらリテーナ40の各ドア部42,44に向けて膨張する。そして、エアバッグ51の膨張圧によって、図1に二点鎖線にて示すようにリテーナ40の各ドア部42,44が各ヒンジ部42a,44aによって支持されながら外側に向けて押し広げられる。
このとき、エアバッグ51の膨張圧によってリテーナ40の各ドア部42,44を介して押圧されることにより、インストルメントパネル10の基材30が、まずは第1溝31aを起点として前後に開裂されるとともに同基材30の各ドア部42,44に対応する部分が外側に向けて押し広げられる。
またこのとき、表皮20の引張強度は車両の前後方向に対して最も小さくされているため、基布層22の第1溝31aに対応する部位が前後に円滑に破断されるようになる。
また、上記方向R1以外の表皮20の引張強度は相対的に大きなものとされ、表皮20の強度が好適に確保される。
以上説明した本実施形態に係る車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)表皮20は、少なくとも編物からなる基布層22及び同基布層22の表面に貼着された表皮層21を有し、基布層22はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成されている。また、開裂溝31のうち最初に開裂される第1溝31aの延びる方向に直交する方向に対して基布層22の引張強度が最も小さい方向が沿うように、基材30に対して同表皮20が設けられている。こうした構成によれば、表皮20の強度を好適に確保しつつ、表皮20に開裂溝を形成することなくエアバッグ51の膨張圧によって基材30の開裂溝31に沿って表皮20を容易に破断させることができる。従って、インストルメントパネル10の製造工程を簡単なものとすることができる。
(2)基材30にのみ開裂溝31が形成され、表皮20には開裂溝が形成されていないため、例えば表皮のクッション層に開裂溝を形成する構成に比べて、表皮20の製造工程を簡単なものとすることができる。
<第2実施形態>
次に、図5及び図6を参照して、第2実施形態について説明する。
以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。尚、図5においては図示が省略されているが、基材330の裏面には第1実施形態と同様なリテーナが設けられている。また、基材330には第1実施形態と同様な開裂溝331が形成されている。
図5及び図6に示すように、本実施形態のインストルメントパネル310では、クッション層323の裏面にバッキング層324が貼着されている。図6に示すように、このバッキング層324の原反324Aは不織布からなり、その平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有している。すなわち、原反324Aでは、同原反324Aの平面に沿った所定の方向S1において引張強度が最小とされる一方、同方向S1に対して直交する方向S2において引張強度が最大とされている。
また、開裂溝331のうち最初に開裂される第1溝331aの延びる方向に直交する方向に対してバッキング層324の引張強度が最も小さい方向が沿うように、基材330に対して同表皮320が貼着されている。すなわち、バッキング層324の引張強度が最も小さい方向S1は基布層322の引張強度が最も小さい方向R1と同一とされている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
例えば先の第1実施形態の基材30の表面に対して表皮を貼着する際に、基材30の形状によっては表皮20に局所的に大きな荷重が作用することによって同表皮20が裂けるおそれがある。
そこで、バッキング層の目付け量を大きくすることにより、表皮20の引裂強度を高め、表皮20が裂けることを抑制することが考えられる。
ただしこの場合、バッキング層の引張強度が全体的に大きくされるため、エアバッグの膨張圧による表皮20の破断が促進されにくくなる場合があるといった背反が生じる。
この点、本実施形態によれば、開裂溝331のうち最初に開裂される第1溝331aの延びる方向に直交する方向に対して基布層322及びバッキング層324の引張強度が最も小さくされる。
このため、エアバッグの膨張圧によってインストルメントパネル310の基材330が、第1溝331aを起点として前後に開裂されるとともに同基材330の各ドア部に対応する部分が外側に向けて押し広げられると、バッキング層324の第1溝331aに対応する部位がそれほど伸びないうちに前後に破断されるようになる。そしてこのことにより、基布層322の第1溝331aに対応する部位に対して引張り荷重が早い段階から好適に作用するようになり、同部位がそれほど伸びないうちに前後に円滑に破断されるようになる。
従って、バッキング層324の目付け量を大きくしつつも、上述した背反の発生を極力抑制することができる。
以上説明した本実施形態に係る車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置によれば、第1実施形態の効果(1)、(2)に加えて、新たに以下に示す効果が得られるようになる。
(3)バッキング層324はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反324Aにより形成されている。また、開裂溝331のうち最初に開裂される溝331aの延びる方向に直交する方向に対してバッキング層324の引張強度が最も小さい方向が沿うように、基材330に対して同表皮320が貼着されている。こうした構成によれば、表皮320が裂けることを抑制するためにバッキング層324の目付け量を大きくしつつも、エアバッグの膨張圧による表皮320の破断が促進されにくくなるといった背反の発生を極力抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、図7及び図8を参照して、第3実施形態について説明する。
以下、第2実施形態との相違点を中心に説明する。尚、図7においては図示が省略されているが、基材430の裏面には第1実施形態と同様なリテーナが設けられている。また、基材430には第1実施形態と同様な開裂溝431が形成されている。
エアバッグの膨張圧によって表皮を容易に破断させる上では、第1実施形態や第2実施形態のように引張強度が比較的低い例えば発泡ポリウレタン等の樹脂発泡体をクッション層として用いることが好ましい。
また例えば高級車のインストルメントパネルにおいては、高級な触感が得られる等の理由からクッション層として経編み地の一種であるラッセル編み地からなる原反が用いられている。
しかしながら、クッション層として樹脂発泡体からなる均質な原反を用いたインストルメントパネルは、上記経編み地からなる原反を用いたインストルメントパネルと触感特性が大きく異なる。
そこで、本実施形態のインストルメントパネルでは、以下のようにして、エアバッグの膨張圧によって表皮が容易に破断されるようにするとともに、その触感をクッション層としてラッセル編み地からなる原反を用いたものの触感に近づけるようにしている。
図7に示すように、クッション層423は互いに密度の異なる2枚の発泡ポリウレタンからなる原反が積層されることによって形成されている。すなわち、クッション層423は第1クッション層423aと、第1クッション層423aの裏面に熱溶着された第2クッション層423bとからなり、第1クッション層423aの密度は第2クッション層423bの密度よりも高くされている。尚、本実施形態では、これらクッション層423a、423bの厚さは略同一とされている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図8に示すように、クッション層としてラッセル編み地からなる原反が用いられたインストルメントパネルの触感特性である変位量に対する荷重の変化特性は、同図中に二点鎖線で囲まれた範囲内に収まる。
また、クッション層として第1クッション層423aのみが用いられたインストルメントパネルの触感特性は、同図中の破線のようになる。すなわちこの場合、変異量の増大に対して最初は荷重が急激に上昇し、上記二点鎖線で囲まれた範囲の上限値を超える。また、その後は変異量の増大に対して荷重が緩やかに上昇するようになる。
また、クッション層として第2クッション層423bのみが用いられたインストルメントパネルの触感特性は、同図中の一点鎖線のようになる。すなわちこの場合、変異量の増大に対して最初は荷重が急激に上昇する。ただし、第1クッション層423aのものに比べて密度が低く柔らかいため、荷重の上昇量は変異量の範囲全体にわたって小さい。
そして、本実施形態のインストルメントパネル410の触感特性は、同図中に実線にて示すようになり、上記二点鎖線で囲まれた範囲内に収まる。すなわち、このインストルメントパネル410の触感特性はラッセル編み地からなる原反を用いたインストルメントパネルの触感特性に近くなる。
以上説明した本実施形態に係る車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置によれば、第1実施形態の効果(1)、(2)、第2実施形態の効果(3)に加えて、新たに以下に示す効果が得られるようになる。
(4)クッション層423は互いに密度の異なる2枚の発泡ポリウレタンからなる原反が積層されることによって形成されている。こうした構成によれば、エアバッグの膨張圧によって表皮420を容易に破断させることができるとともに、インストルメントパネル410の触感をクッション層としてラッセル編み地からなる原反を用いたものの触感に近づけることができる。
<第4実施形態>
以下、図9及び図10を参照して、第4実施形態について説明する。
以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。尚、図9においては図示が省略されているが、基材530の裏面には第1実施形態と同様なリテーナが設けられている。また、基材530には第1実施形態と同様な開裂溝531が形成されている。
図9及び図10に示すように、本実施形態のインストルメントパネル510のクッション層523の原反523Aはラッセル編み地からなり、その平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有している。すなわち、原反523Aでは、同原反523Aの平面に沿った所定の方向T1において引張強度が最小とされる一方、同方向T1に対して直交する方向T2において引張強度が最大とされている。
また、開裂溝531のうち最初に開裂される溝531aの延びる方向に直交する方向に対してクッション層523の引張強度が最も小さい方向が沿うように、基材530に対して表皮520が貼着されている。すなわち、クッション層523の引張強度が最も小さい方向T1は基布層522の引張強度が最も小さい方向R1と同一とされている。
以上説明した本実施形態に係る車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置によれば、第1実施形態の効果(1)、(2)に加えて、新たに以下に示す以下に示す効果が得られるようになる。
(5)クッション層523はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反523Aにより形成されている。開裂溝531のうち最初に開裂される溝531aの延びる方向に直交する方向に対してクッション層523の引張強度が最も小さい方向が沿うように、基材530に対して表皮520が貼着されている。こうした構成によれば、開裂溝531のうち最初に開裂される溝531aの延びる方向に直交する方向に対してクッション層523の引張強度が最も小さくされるため、エアバッグの膨張圧によって表皮520における上記溝531aに対応する部位が破断されやすくなる。
<変形例>
尚、本発明に係る車両用内装パネル及び車両用エアバッグ装置は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・図11に示すようにH字形状の開裂溝131を採用することもできる。すなわち、開裂溝131は車幅方向に沿って延びる第1溝131aと、同第1溝131aの両端から車両の前後方向に沿って前方或いは後方に向けて延びる第2溝131bとを有している。この場合においても、車両の前後方向に対して基布層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、基材に対して表皮を貼着すればよい。
・開裂溝の第1溝を車両の前後方向に沿って延びるものとしてもよい。この場合、車幅方向に対して基布層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、基材に対して表皮を貼着すればよい。
・第1溝の延びる方向に直交する方向、すなわち車両の前後方向と基布層の引張強度が最も小さい方向とが完全に平行とならないものでもよく、第1溝の延びる方向に直交する方向に対して上記方向R1が僅かにずれているものであっても、上記実施形態の効果(1)に準じた効果を奏することができる。ちなみに、第1溝の延びる方向に直交する方向に対する上記方向R1のずれは最大5度まで許容される。
・例えばポリプロピレン等、サーモプラスチックオレフィン以外の樹脂材料によって基材やリテーナを形成するようにしてもよい。
・例えばナイロン等、ポリエステル以外の樹脂繊維によって基布層を形成するようにしてもよい。また、編物からなる基布層22に代えて、織物からなる基布層を採用することもできる。
・発泡ポリウレタン以外の発泡プラスチックによってクッション層を形成するようにしてもよい。
・図12に示すように、表皮220を構成するクッション層223に開裂溝223aを形成するようにしてもよい。この場合であっても、基布層222に開裂溝を形成することなくエアバッグの膨張圧によって基布層222を容易に破断させることができる。このため、表皮の製造に際して基布層を構成する原反の裏面にレーザ加工等によって開裂溝を形成する構成に比べて、表皮220の製造工程を簡単なものとすることができる。
・上記第2実施形態では、不織布からなる原反によりバッキング層324を形成したが、例えば織物やフィルム等、不織布以外の素材からなる原反によりバッキング層を形成することもできる。
・上記第3実施形態では、2つのクッション層423a,423bを積層することによりクッション層423を形成したが、3つ以上のクッション層を積層することによりクッション層を形成するようにしてもよい。また、上記第3実施形態では、互いに密度が異なるクッション層423a,423bを積層したが、これに代えて、硬さや厚み等の触感特性の他のパラメータを異ならせることもできる。
・上記第4実施形態では、ラッセル編み地からなる原反523Aによりクッション層523を形成したが、これに代えて経編み地の一種であるトリコット編み地からなる原反によりクッション層を形成することもできる。
・表皮層がその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有するものを採用することもできる。この場合、表皮層の引張強度が最も小さい方向と、基布層の引張強度が最も小さい方向とが一致するように表皮層と基布層とを貼着することが望ましい。
10,110,210,310,410,510…インストルメントパネル(内装パネル)、20,220,320,420,520…表皮、21,221,321,421,521…表皮層、22,222,322,422,522…基布層、22A…原反、23,223,323,423,423a,,423b,523…クッション層、30,230,330,430,530…基材、31,131,331,431,531…開裂溝、31a,131a,331a,431a,531a…第1溝、31b,131b…第2溝、40…リテーナ、41…基部、42…前側ドア部、42a…ヒンジ部、44…後側ドア部、44a…ヒンジ部、46…壁部、48…貫通溝、50…エアバッグ装置、51…エアバッグ、52…インフレータ、53…エアバッグモジュール、223a…開裂溝。324…バッキング層、324A…原反、523A…原反。

Claims (9)

  1. 基材と、同基材の表面に貼着された表皮と、を有し、エアバッグの膨張圧によって同基材が開裂される際の起点となる開裂溝が同基材の裏面に形成されている車両用の内装パネルにおいて、
    前記表皮は、少なくとも基布層、同基布層の表面に貼着された表皮層、及び同基布層の裏面に貼着されたクッション層を有し、
    前記基布層はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成され、
    前記開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して前記基布層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、前記基材に対して同表皮が貼着され、
    前記基材にのみ前記開裂溝が形成されている
    ことを特徴とする車両用内装パネル。
  2. 基材と、同基材の表面に貼着された表皮と、を有し、エアバッグの膨張圧によって同基材が開裂される際の起点となる開裂溝が同基材の裏面に形成されている車両用の内装パネルにおいて、
    前記表皮は、少なくとも基布層、同基布層の表面に貼着された表皮層を有し、
    前記基布層及び表皮層のうち前記基布層のみその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成され、
    前記開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して前記基布層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、前記基材に対して同基布層が貼着され、
    前記基布層と表皮層には前記開裂溝が形成されていない
    ことを特徴とする車両用内装パネル。
  3. 前記表皮は、少なくとも基布層、同基布層の表面に貼着された表皮層、同基布層の裏面に貼着されたクッション層、及び同クッション層の裏面に貼着されたバッキング層を有し、
    前記バッキング層はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成され、
    前記開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して前記バッキング層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、前記基材に対して同表皮が貼着されている、
    請求項1又は請求項2に記載の車両用内装パネル。
  4. 前記表皮は、少なくとも基布層、同基布層の表面に貼着された表皮層、及び同基布層の裏面に貼着されたクッション層を有し、
    前記クッション層は互いに触感特性の異なる複数の樹脂発泡体からなる原反が積層されてなる、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用内装パネル。
  5. 前記表皮は、少なくとも基布層、同基布層の表面に貼着された表皮層、及び同基布層の裏面に貼着されたクッション層を有し、
    前記クッション層はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成され、
    前記開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して前記クッション層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、前記基材に対して同表皮が貼着されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用内装パネル。
  6. 前記クッション層は経編み地からなる原反により形成されている、
    請求項5に記載の車両用内装パネル。
  7. 前記表皮は、少なくとも基布層及び同基布層の表面に貼着された表皮層を有し、
    前記表皮層はその平面に沿った方向の引張強度に関して異方性を有する原反により形成され、
    前記開裂溝のうち最初に開裂される溝の延びる方向に直交する方向に対して前記表皮層の引張強度が最も小さい方向が沿うように、前記基材に対して同表皮が貼着されている、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車両用内装パネル。
  8. 内装パネルはインストルメントパネルである、
    請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両用内装パネル。
  9. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の内装パネルと、
    ガスの供給により膨脹展開するエアバッグを有するエアバッグモジュールと、を備える、
    ことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
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