JP6018494B2 - プログラミング方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラミング技術に関し、特にファンクションブロックダイアグラム(FBD:Function Block Diagram)でプログラムを作成するためのプログラミング技術に関する。
施設に設けられた設備機器を自動制御する場合、入力パラメータに基づいて数値演算や論理演算することにより制御用の出力パラメータを出力するプログラマブルロジックコントローラ(PLC:Programmable Logic Controller)が用いられる。このPLCは、このような演算処理を記号化したプログラムを実行し、得られた出力パラメータに基づき設備機器を自動制御するものとなっており、このプログラムを任意にプログラミングすることにより、設備機器において所望の動作をさせることができる。
このようなPLCで用いられるグラフィカルなプログラム言語の1つとして、国際電気標準会議(IEC:International Organization for Standardization)のIEC61131−3標準で定義されているファンクションブロックダイアグラム(FBD)がある。このFBDは、各種演算処理に対応する関数からなるファンクションブロック、外部機器との間で入力・出力パラメータをやり取りするための接続子、これらファンクションブロックや接続子を接続する接続線など、各種のコンポーネントを用いて、グラフィカルにプログラミングされる。
FBDをプログラミングするプログラミング装置では、このようなコンポーネントを示すシンボルをオブジェクトとして編集画面上に配置し、これらオブジェクトに設けられているポート間を接続線で結線するという編集作業を行う。
図13は、従来のプログラミング装置におけるプログラミング画面例である。この例において、プログラミング画面は、実際の編集操作を行う編集画面と、予め用意された各種コンポーネントを示すシンボルが配置されステンシル画面とから構成されている。
編集作業では、まず、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスを操作して、ステンシル画面から所望のコンポーネントのシンボルを選択し、編集画面へドラッグ&ドロップすることにより、当該コンポーネントのオブジェクトとして配置する。この後、これらオブジェクトに設けられている出力ポートと入力ポートとをそれぞれ選択して接続線で結線する。また、結線の誤りを修正する場合には、接続線を選択して削除し、新たなポート間を接続線で再結線する。
従来、このようなプログラミング装置において、結線の修正に要する作業負担の軽減や誤接続の防止を目的として、ファンクションブロックのブロック型名ごとにポート(端子)の入出力属性、端子名、端子データ型などのポート情報をライブラリとして格納しておくとともに、座標内に配置されたファンクションブロックの各ポートに関する結線可否を示す結線状況を格納しておき、ファンクションブロックのポート間に結線する際に、結線の起点および終点のポート情報および結線状況に基づいて、結線禁止か否かを判定するものが提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2006−185015号公報
しかしながら、このような従来技術では、ブロック間を接続線で結線する場合、結線禁止であるポートは選択されないものの、結線可能なポートのうちから所望のポートを選択する場合、編集画面において、結線対象となるポートの上にポインティングデバイスを合わせるという細かな操作が必要となるとともに、特にファンクションブロックなどのオブジェクトに比較して、ポートの描画サイズが小さいため、結線時の作業効率が悪いという問題点があった。
また、編集画面に表示されているプログラム全体の表示倍率を大きくして、特定部分を拡大表示させてポートを選択することも可能である。しかし、結線の際には、他の結線状態などを確認するため、広い範囲でFBDを見渡せる状態で作業を行う場合が多く、このような場合には、表示倍率をあまり大きくできず、依然として結線時の作業効率を改善できない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、編集画面において結線時の作業効率を改善できるプログラミング技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるプログラミング方法は、ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置で用いられるプログラミング方法であって、記憶部が、前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶ステップと、編集処理部が、前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理ステップと、選択可否判定部が、前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定ステップと、認識範囲変更部が、前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更ステップとを備え、前記認識範囲変更ステップは、前記認識範囲の拡大対象となるポートがファンクションブロックのポートである場合、前記編集画面上に配置されている当該ファンクションブロックのうち、当該ポートが配置されている一端部から他端部に向けて当該認識範囲を拡大するようにしたものである
また、本発明にかかる他のプログラミング方法は、ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置で用いられるプログラミング方法であって、記憶部が、前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶ステップと、編集処理部が、前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理ステップと、選択可否判定部が、前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定ステップと、認識範囲変更部が、前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更ステップとを備え、前記編集処理ステップは、拡大された前記認識範囲のうち、前記ポート選択操作の対象を選択するためのポインタが存在する認識範囲について、当該認識範囲と対応するポートの表示形式を、予め定められているポインタ在中状態を示す表示形式へ変更するようにしたものである。
また、本発明にかかるプログラミング装置は、ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置であって、前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶部と、前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理部と、前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定部と、前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更部とを備え、前記認識範囲変更部は、前記認識範囲の拡大対象となるポートがファンクションブロックのポートである場合、前記編集画面上に配置されている当該ファンクションブロックのうち、当該ポートが配置されている一端部から他端部に向けて当該認識範囲を拡大するようにしたものである。
また、本発明にかかる他のプログラミング装置は、ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置であって、前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶部と、前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理部と、前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定部と、前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更部とを備え、前記編集処理部は、拡大された前記認識範囲のうち、前記ポート選択操作の対象を選択するためのポインタが存在する認識範囲について、当該認識範囲と対応するポートの表示形式を、予め定められているポインタ在中状態を示す表示形式へ変更するようにしたものである
本発明によれば、結線時、規定のポート選択順に基づいて、接続可能なポートの認識範囲のみが拡大される。このため、描画サイズが小さいポートであっても、効率よく所望のポートを選択することができ、編集画面において結線時の作業効率を大幅に改善することができる。
プログラミング装置の構成を示すブロック図である。 オブジェクト情報の構成例である。 結線情報の構成例である。 ポート情報の構成例である。 ファンクションブロックにおけるポート配置例である。 ポートの認識範囲とその拡大を示す説明図である。 プログラミング装置の結線処理を示すフローチャートである。 結線動作時の認識範囲の拡大を示す説明図である。 認識範囲内におけるポート表示例である。 認識範囲内における他のポート表示例である。 接続不可のポート表示例である。 認識範囲の拡大例である。 従来のプログラミング装置におけるプログラミング画面例である。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
[本実施の形態の構成]
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるプログラミング装置10について説明する。図1は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
このプログラミング装置10は、全体としてサーバ装置、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末などの情報処理装置からなり、ユーザ操作に応じて、編集画面上に各種のオブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を接続線で結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラム(FBD)をプログラミングする機能を有している。
図1に示すように、プログラミング装置10には、主な機能部として、通信I/F部11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、および演算処理部15が設けられている。
通信I/F部11は、通信用のインターフェース回路からなり、通信回線を介して外部装置(図示せず)とデータ通信を行うことにより、各種データをやり取りする機能を有している。
操作入力部12は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの操作入力装置からなり、ユーザ操作を示す操作を検出して演算処理部15へ出力する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、演算処理部15から出力された編集画面などの各種データを画面表示する機能を有している。
記憶部14は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、演算処理部15での処理に用いる各種処理情報やプログラム14Pを記憶する機能を有している。
プログラム14Pは、演算処理部15のCPUで実行されることにより、各種の処理部を実現するプログラムであり、外部装置や記録媒体(共に図示せず)から読み出されて記憶部14に予め格納される。
記憶部14で記憶する主な処理情報として、オブジェクト情報14A、結線情報14B、およびポート情報14Cがある。
オブジェクト情報14Aは、FBDを構成する、ファンクションブロック、接続子などのコンポーネントを示すオブジェクトに関する各種属性値を示す情報である。
図2は、オブジェクト情報の構成例である。ここでは、オブジェクトを識別するためのIDごとに、名称、オブジェクト種別など、当該オブジェクトに関する属性値が登録されている。このうち、オブジェクト種別は、当該オブジェクトの機能に応じた分類を示す情報であり、例えば、ファンクションブロックには、実数演算ブロック、論理演算ブロック、比較ブロック、検出ブロックなど、各種の種別があり、接続子には、外部入力や外部出力などの種別がある。
結線情報14Bは、オブジェクト間を結線する接続線に関する情報である。
図3は、結線情報の構成例である。ここでは、接続線を識別するためのIDごとに、ポートIDなど、当該接続線に関する属性値が登録されている。
このうち、ポートIDは、当該接続線で接続するオブジェクトのポートを特定する情報であり、始点および終点に相当する2つのポートIDが登録されている。
ポート情報14Cは、各オブジェクトのポートに関する情報である。
図4は、ポート情報の構成例である。ここで、ポートを識別するためのIDごとに、名称、入出力種別、タイプ種別など、当該ポートに関する属性値が登録されている。
このうち、入出力種別は、当該ポートが入力ポート/出力ポートのいずれかを示すポート種別情報であり、タイプ種別は、当該ポートで入出力するデータが数値型/論理型のいずれかを示すポート種別情報である。
図5は、ファンクションブロックにおけるポート配置例である。
通常、FBDでは、ファンクションブロックのシンボルが正立している状態において、シンボル左端部に入力ポートを配置し、シンボル右端部に出力ポートを配置するという、ポート配置ルールを用いている。これは、FBD全体において、左側から右側へ信号が伝達されるようにシンボルを配置するという基本ルールに基づくものである。本実施の形態では、ファンクションブロックのポートについて認識範囲を拡大する場合、このポート配置ルールを利用して、結線時のポート選択順を規定することにより、選択対象とならないポート側まで、ポートの認識範囲を左右に拡大している。
演算処理部15は、CPUとその周辺回路を有し、記憶部14のプログラム14Pを読み込んで実行することにより、FBDのプログラミングを行う各種処理部を実現する機能を有している。
演算処理部15で実現される主な処理部として、編集処理部15A、選択可否判定部15B、および認識範囲変更部15Cがある。
編集処理部15Aは、ユーザ操作に応じて編集画面上に各種のオブジェクトを配置する機能と、ユーザ操作に応じてこれらオブジェクト間を接続線で結線する機能と、オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する機能とを有している。
選択可否判定部15Bは、ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定する機能と、ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、ポート情報の入出力種別やタイプ種別などの各種ポート種別に基づいて各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する機能とを有している。
認識範囲変更部15Cは、選択可否判定部15Bにおいて、各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する機能を有している。
図6は、ポートの認識範囲とその拡大を示す説明図である。編集画面上でポインティングデバイスにより、いずれかのシンボルを選択する場合、当該シンボルに対してクリックやタップなどの選択操作を行う。したがって、各シンボルには、当該選択操作を認識する認識範囲が設定されており、基本的には、図6(a)の斜線領域で示すように、当該シンボルと同じ大きさの認識範囲が設定されている。これにより、選択したいシンボルの認識範囲内で選択操作を行ってはじめて、当該シンボルが選択されることになる。
しかしながら、例えばポートのようにシンボルが小さい場合、その認識領域も小さいため、選択操作を行う場合、当該シンボルを選択しづらく、作業効率が悪くなる。
本実施の形態において、認識範囲変更部15Cが、ポートのシンボルについて、認識領域を一時的に拡大するようにしたものである。
2つのポート間を結線する際、通常、結線対象となるポートを1つずつ選択することになる。この際、入力/出力ポートについてポート選択順を予め規定しておけば、ポートの選択状況に応じて、選択すべきポートが入力ポートか出力ポートかを限定することができる。
一方、前述の図5で示したように、ファンクションブロックにおいて、入力ポートおよび出力ポートの配置位置が、右端部および左端部に規定されている。
このため、図6(b)および図6(c)に示すように、選択すべきポートの認識範囲を、選択すべきでないポート側へ認識範囲を拡大することができる。
図6(b)は、ファンクションブロックの出力ポートP4,P5について、認識範囲A4,A5を拡大した例である。ここでは、ファンクションブロックのシンボルのうち、出力ポートP4,P5が配置されている右端部から左端部へ向けて認識領域A4,A5が拡大されている。
図6(c)は、ファンクションブロックの入力ポートP1,P2,P3について、認識範囲A1,A2,A3を拡大した例である。ここでは、ファンクションブロックのシンボルのうち、入力ポートP1,P2,P3が配置されている左端部から右端部へ向けて認識領域A1,A2,A3が拡大されている。
編集画面上に配置されているシンボルの認識範囲について変更する技術としては、公知の技術を用いればよい。例えば、HTMLで用いるスタイルシートでは、シンボルの属性値として、認識範囲を変更するための属性値が設けられており、ユーザ操作に応じて当該属性値を変更することができる。したがって、HTMLを用いずにシンボルを画面表示する場合にも、これと同様の属性値をポートごとに記憶部14で記憶しておき、選択可否判定部15Bによる判定結果に基づいて、認識範囲変更部15Cが対応するポートの属性値を変更すればよい。
[本実施の形態の動作]
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかるプログラミング装置10の動作について説明する。図7は、プログラミング装置の結線処理を示すフローチャートである。
プログラミング装置10の演算処理部15は、ユーザ操作により、結線動作が選択された場合、図7の結線処理を実行する。ここでは、前述したポート選択順に基づいて、出力ポート、入力ポートの順にポートを選択する場合を例として説明する。なお、この逆順で選択する場合には、以下の記載において、出力ポートと入力ポートを置換した処理を実行すればよい。
まず、選択可否判定部15Bは、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、いずれの出力ポートも選択されていない場合、編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力ポートを選択可と判定するとともに入力ポートを選択不可と判定する(ステップ100)。
これに応じて、認識範囲変更部15Cは、選択可否判定部15Bにより、各オブジェクトのうち選択可と判定された出力ポートについてのみ、ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する(ステップ101)。これにより、編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち、各出力ポートの認識範囲のみが拡大され、その他のポートの認識範囲は、初期値(例えば、ポートのシンボルサイズ)にリセットされる。
このようにして、編集処理部15Aは、各出力ポートの認識範囲が拡大された状態で、ポート選択操作により、いずれかの出力ポートが選択されるまで待機する(ステップ102:NO)。
この後、いずれかの出力ポートが選択された場合(ステップ102:YES)、選択可否判定部15Bは、ポート情報14Cのポート種別に基づいて、編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち、選択された当該出力ポートと接続可能な入力ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力ポートを選択不可と判定する(ステップ103)。
これに応じて、認識範囲変更部15Cは、選択可否判定部15Bにより、各オブジェクトのうち選択可と判定された入力ポートについてのみ、ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大し、その他のポートの認識範囲は、初期値(例えば、ポートのシンボルサイズ)にリセットする(ステップ104)。これにより、編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち、選択された出力ポートと接続可能な各入力ポートの認識範囲のみが拡大される。
このようにして、編集処理部15Aは、選択された出力ポートと接続可能な各入力ポートの認識範囲が拡大された状態で、ポート選択操作により、これら入力ポートのうちのいずれかが選択されるまで待機する(ステップ105:NO)。
この後、これら入力ポートのうちのいずれかが選択された場合(ステップ105:YES)、編集処理部15Aは、選択された出力ポートおよび入力ポートの間を接続線で結線し、記憶部14の結線情報14Bを変更した後(ステップ106)、一連の結線処理を終了する。
図8は、結線動作時の認識範囲の拡大を示す説明図である。ここでは、ファクションブロックB1のポートP14とファクションブロックB2のポートP22とを結線する場合を例として説明する。
まず、出力ポートが選択されていない状態では、各出力ポートが選択可と判定されることから図8(a)に示すように、出力ポートP14,P15、P24,P25の認識範囲A14,A15,A24,A25がそれぞれ拡大される。
次に、図8(a)において、認識範囲A14上でポート選択操作が行われた場合、対応する出力ポートP14が選択される。この後、この出力ポートP14と接続可能な入力ポートとして、入力ポートP11,P13,P22が選択された場合、図8(b)に示すように、入力ポートP11,P13,P22の認識範囲A11,A13,A22がそれぞれ拡大される。この際、それまで拡大されていた認識範囲A14,A15,A24,A25は、元の初期値に戻される。
続いて、図8(c)に示すように、認識範囲A22上でポート選択操作が行われた場合、対応する入力ポートP22が選択されて、図8(d)に示すように、出力ポートP14と入力ポートP22との間が接続線により接続される。この際、それまで拡大されていた認識範囲A11,A13,A22は、元の初期値に戻される。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、選択可否判定部15Bが、ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、ポート情報のポート種別に基づいて各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定し、認識範囲変更部15Cが、各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大するようにしたものである。
これにより、結線時、規定のポート選択順に基づいて、接続可能なポートの認識範囲のみが拡大される。このため、描画サイズが小さいポートであっても、効率よく所望のポートを選択することができ、編集画面において結線時の作業効率を大幅に改善することができる。
また、本実施の形態では、認識範囲変更部15Cで、認識範囲を拡大する場合、認識範囲の拡大対象となるポートがファンクションブロックのポートである場合、編集画面上に配置されている当該ファンクションブロックのうち、当該ポートが配置されている一端部から他端部に向けて当該認識範囲を拡大するようにしたので、他の選択可能なポートの認識範囲とは重複しない方向に認識範囲を拡大することができる。
また、本実施の形態において、編集処理部15Aに、拡大された認識範囲のうち、ポート選択操作の対象を選択するためのポインタが存在する認識範囲について、当該認識範囲と対応するポートの表示形式を、予め定められているポインタ在中状態を示す表示形式へ変更する機能を設けてもよい。
図9は、認識範囲内におけるポート表示例である。図9(a)の例では、ポートP14,P15の認識範囲A14,A15が拡大されており、このうち、ポインタが存在する認識範囲A14のポートP14のみが、ポインタ在中状態を示す黒色で表示されている。また、図9(b)の例では、ポインタが認識範囲A15に移動したため、認識範囲A15のポートP15のみが黒色表示されている。
これにより、認識範囲が大きく拡大されている場合でも、ポインタを認識範囲へ移動させることにより、当該認識範囲がどのポートと対応しているか、容易に認識することができる。
また、本実施の形態において、編集処理部15Aに、拡大された認識範囲のうち、ポート選択操作の対象を選択するためのポインタが存在しない認識範囲について、当該認識範囲と対応するポートを、所定の色・図柄・形状・サイズなどを用いた、ポインタ不在状態を示す表示形式で表示する機能を設けてもよい。
図10は、認識範囲内における他のポート表示例である。ここでは、前述した図9(a)の例について、ポインタが存在する認識範囲A14のポートP14のみが黒色表示されており、ポインタが存在しない認識範囲A15のポートP15については網掛け表示されている。
これにより、認識範囲が大きく拡大されている場合、各認識範囲がどのポートと対応しているか、容易に認識することができるとともに、ポインタが位置する認識範囲を容易に区別して認識することができる。
また、本実施の形態において、編集処理部15Aに、選択可否判定部15Bで接続不可と判定されたポートを、所定の色・図柄・形状・サイズなどを用いた、接続不可状態を示す表示形式で表示する機能を設けてもよい。
図11は、接続不可のポート表示例である。ここでは、ポートP12,P22が接続可と判定されたポートであり、接続不可と判定されたポートP11,P13,P15,P21,P23,P24,P25について、ポートの枠線が破線で表示されている。
これにより、各ポートについて接続可/不可を容易に識別することができる。
また、本実施の形態において、認識範囲の拡大方法については、いくつか考えられる。
図12は、認識範囲の拡大例であり、ファンクションブロックB1のポートP15の認識範囲A15を拡大した例が示されている。なお、以下の説明では、ポートP14,P15が配置されているB1の配置端部(B1右端部)に沿った方向(紙面上下方向)をY方向とし、このY方向に直交する方向(紙面左右方向)をX方向とする。
これら認識範囲の拡大方法については、予め設定しておいた拡大ルールに基づいて、認識範囲変更部15Cが拡大範囲を決定すればよい。
図12(a)は、P15のシンボルの大きさを基準として、周囲にほぼ等間隔で略矩形形状のままA15を拡大した例である。拡大の範囲については、B1のうちP15が配置されている配置端部に沿ったY方向において隣接するポートP14のシンボルと重ならない範囲が好ましい。また、A15の右端については、X方向において、B1の右側に配置されている他のオブジェクト(図示せず)の認識範囲と重ならない位置まで拡大可能であるが、図12(a)に示されているように、例えば、隣接ポート間と同程度の拡大でもよい。
図12(b)は、A15の左端について、P15が配置されているB1の右端部から左端部まで、X方向に拡大した例である。なお、B1のうちP15の配置端部に沿ったY方向における拡大範囲、およびA15の右端に関するX方向における拡大範囲については、図12(a)と同様である。
図12(c)は、図12(b)と同様に、A15の左端について、P15が配置されているB1の右端部から左端部まで、X方向に拡大した例である。この際、P15と対向するB1左端部の位置にポートP12が配置されており、A15は、X方向において、このP12を囲む範囲まで拡大されている。なお、B1のうちP15の配置端部に沿ったY方向における拡大範囲、およびA15の左右端に関するX方向における拡大範囲については、図12(a)と同様である。
図12(d)は、図12(c)の例について、B1のうちP15の配置端部に沿ったY方向における拡大範囲について、隣接するポートP14のシンボルと接しないよう、ある程度の隙間を設けた例である。
図12(e)は、図12(c)の例について、P15と隣接するポートP14の認識範囲A14についても拡大する場合の例である。この場合、隣接するA14,A15間では、互いの拡大幅を等距離として、ある程度の隙間が設けられている。
図12(f)は、図12(e)の例について、B1のうちY方向においてP15からB1の下端までの間に認識範囲を拡大すべきポートが存在しない場合、A15をB1の略下端まで拡大した例である。
図12(g)は、図12(c)の例について、B1のうちY方向においてP15からB1の上端または下端までの間に認識範囲を拡大すべきポートが存在しない場合、これら上端および下端のうち、P15から端部までの距離が長い方の略端部まで、A15を拡大した例である。
図12(h)は、図12(c)の例について、B1のうちY方向においてP15からB1の上端および下端までの間に認識範囲を拡大すべきポートが存在しない場合、B1の略上端から略下端まで、A15を拡大した例である。
また、本実施の形態では、ファンクションブロックのポートにおいて、認識範囲を拡大する場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、他のオブジェクトのポートについても、前述と同様にして本実施の形態を適用できる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
10…プログラミング装置、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…画面表示部、14…記憶部、14A…オブジェクト情報、14B…結線情報、14C…ポート情報、14P…プログラム、15…演算処理部、15A…編集処理部、15B…選択可否判定部、15C…認識範囲変更部。

Claims (4)

  1. ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置で用いられるプログラミング方法であって、
    記憶部が、前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶ステップと、
    編集処理部が、前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理ステップと、
    選択可否判定部が、前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定ステップと、
    認識範囲変更部が、前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更ステップとを備え
    前記認識範囲変更ステップは、前記認識範囲の拡大対象となるポートがファンクションブロックのポートである場合、前記編集画面上に配置されている当該ファンクションブロックのうち、当該ポートが配置されている一端部から他端部に向けて当該認識範囲を拡大する
    ことを特徴とするプログラミング方法。
  2. ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置で用いられるプログラミング方法であって、
    記憶部が、前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶ステップと、
    編集処理部が、前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理ステップと、
    選択可否判定部が、前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定ステップと、
    認識範囲変更部が、前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更ステップとを備え
    前記編集処理ステップは、拡大された前記認識範囲のうち、前記ポート選択操作の対象を選択するためのポインタが存在する認識範囲について、当該認識範囲と対応するポートの表示形式を、予め定められているポインタ在中状態を示す表示形式へ変更する
    ことを特徴とするプログラミング方法。
  3. ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置であって、
    前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶部と、
    前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理部と、
    前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定部と、
    前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更部とを備え
    前記認識範囲変更部は、前記認識範囲の拡大対象となるポートがファンクションブロックのポートである場合、前記編集画面上に配置されている当該ファンクションブロックのうち、当該ポートが配置されている一端部から他端部に向けて当該認識範囲を拡大する
    ことを特徴とするプログラミング装置。
  4. ユーザ操作に応じて、編集画面上にファンクションブロック、接続子、接続線などの各種オブジェクトを配置して、これらオブジェクト間を結線することにより、施設に設けられた設備機器を自動制御するためのファンクションブロックダイアグラムを編集するプログラミング装置であって、
    前記オブジェクトごとに、当該オブジェクトが有する各ポートに関するポート種別が登録されたポート情報を記憶する記憶部と、
    前記オブジェクト間を結線する際、ポインティングデバイスを用いたユーザのポート選択操作により、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうちから出力ポートと入力ポートとが選択された場合、これらポート間を結線する編集処理部と、
    前記ポート選択操作によりいずれのポートも選択されていない場合、前記編集画面上に配置されている各オブジェクトのうち出力(入力)ポートを選択可と判定するとともに入力(出力)ポートを選択不可と判定し、前記ポート選択操作によりいずれかの出力(入力)ポートが選択された場合、前記ポート情報のポート種別に基づいて前記各オブジェクトのうち当該出力(入力)ポートと接続可能な入力(出力)ポートを選択可と判定するとともに、接続不可の入力(出力)ポートを選択不可と判定する選択可否判定部と、
    前記各オブジェクトのうち選択可と判定されたポートについてのみ、前記ポート選択操作時に当該ポートが選択されたか否かを認識するための認識範囲を拡大する認識範囲変更部とを備え
    前記編集処理部は、拡大された前記認識範囲のうち、前記ポート選択操作の対象を選択するためのポインタが存在する認識範囲について、当該認識範囲と対応するポートの表示形式を、予め定められているポインタ在中状態を示す表示形式へ変更する
    ことを特徴とするプログラミング装置。
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