JP2014186699A - 入力装置、入力装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

入力装置、入力装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの誤操作を防ぐスイッチ画像で、指示の出力を実現する。
【解決手段】パターンスイッチ画像20を表示するタッチパネル11を備え、第1確認位置の位置を判定するスイッチ種類判定部5と、第2確認位置の位置を判定する位置確認部6と、終点画像が表す指示を指示対象へ出力する処理を実行する処理実行部7とを備える入力装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、誤操作防止スイッチ画像を表示するタッチパネルを備えた入力装置に関する。
表示を見ながらタッチパネルを押す際、誤ってタッチパネルに手が触れて、誤操作を生じることが多い。特に静電型のタッチパネルである場合は、タッチしないでも指示体(タッチパネルを指示するもの、例えば、指またはペンなど)を近づけるだけで入力されてしまう場合がある。
タッチパネルの誤操作は時に重大な問題を引き起こす場合がある。例えば、タッチパネルを備えるプログラマブル表示器は、FA(factory automation)の分野で発展してきたことから、一般に工場設備などの環境に設置されることが多い。このような環境においては、プログラマブル表示器のタッチパネルでの誤操作は、プログラマブル表示器の誤動作を引き起こし重大な事故につながりかねない。このため、プログラマブル表示器の誤動作防ぐためにもタッチパネルの誤操作防止対策は重要となる。
特許文献1には、誤操作防止対策の1つとして、タッチパネルへの複数の押下に応じて命令を出力する技術が開示されている。また、特許文献2および3には、タッチパネルへの複数の押下を検知する技術が開示されている。
上記の従来技術を用いて、タッチパネルへ複数のスイッチ画像を表示し、上記複数のスイッチ画像の押下をインターロックさせることでユーザの意図しない操作による誤操作を防止している。インターロックの方法の1つとして、例えば2つのスイッチ画像のキーをインターロックさせる方法がある。
具体的には、対象のONとOFFとを切り替えるスイッチ画像KeyAと、その他のスイッチ画像KeyBとに対して、スイッチ画像KeyBを押しながらスイッチ画像KeyAを押下した場合のみ命令を出力する方法がある。また、スイッチ画像KeyAとスイッチ画像KeyBとを同時に押下することが出来ない場合は、スイッチ画像KeyAを押す前後でスイッチ画像KeyBを押した場合のみ命令を出力する方法がある。
国際公開第2008/094791号(2008年8月7日公開) 特開2007−122522号公報(2007年5月17日公開) 特開2009−289157号公報(2009年12月10日公開)
しかしながら、上述したインターロックによって命令を出力させる場合、特に複数のインターロックの組み合わせによって命令を出力させる場合は、操作が複雑となる。例えば、2つのインターロックを組み合わせる場合、2つのインターロックを別々のスイッチ画像の押下の組み合わせとすると、各々のインターロックがどのスイッチ画像の組み合わせであるかを正確に覚えなければならず、操作が複雑になる。また、一方のスイッチ画像の押下を固定とし、2つ目に異なるスイッチ画像を押下するとしても、2つ目のスイッチ画像を間違って押下する危険性がある。
上記のように従来のインターロック方法は、どのスイッチ画像とどのスイッチ画像との押下の組み合わせであるかが直感的にわかりにくく、操作の理解に時間がかかる。また、上記により操作が複雑になるため、ユーザが誤操作を招いてしまうという問題がある。
また、ユーザが直感的に操作を理解できるスイッチ画像として、図12に示すようにスライドスイッチ画像40の直線上で指を左右に滑らせて命令を出力する技術も知られている。図12の(a)は従来のスライドスイッチ画像40においてON状態を示す図であり、図12の(b)は上記従来のスライドスイッチ画像40のOFF状態を示す図である。上記技術は、直線上を左右に指を滑らせることで、ONとOFFとの切り替えを実現させており、また、指を左右に滑らせることが直感的に理解できる。しかし、スライド部(指を滑らせる部分)が短い場合、意図しない操作で命令が出力されてしまうという問題がある。また、上記の意図しない操作を含む誤動作防止のためには、スライド部はある程度の長さを必要とするが、上記直線の間に他のスイッチ画像や重要な表示があり指で通過させたくない場合、充分な直線の長さが確保できない場合がある。
そこで、本発明は、ユーザが直感的に操作でき、さらに、ユーザが意図しない操作による誤操作を防止する誤操作防止スイッチ画像を表示するタッチパネルを備えた入力装置の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る入力装置は、ユーザの操作によりタッチされた位置を検知するタッチパネルと、上記タッチパネルに表示されるスイッチ画像の位置情報を記憶する記憶部とを備え、上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて、指示対象に指示する入力装置であって、上記スイッチ画像は、少なくとも1つのパターンスイッチ画像を含み、上記パターンスイッチ画像は、上記指示対象の現状を表す始点画像と、上記指示対象への指示を表す終点画像と、上記始点画像と上記終点画像を結ぶ経路画像とを有し、上記経路画像は、少なくとも1つの経過点と、上記経過点を含む経過点領域とを有し、且つ、上記経過点で折れ曲がり、上記タッチパネルへのタッチ位置を取得する座標取得部と、上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するスイッチ種類判定部と、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にあるかを判定し、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にある場合、上記第1確認位置から一定時間経過後のタッチ位置である第2確認位置が、上記始点画像から上記終点画像に到達するまで、上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動しているかを判定する位置確認部と、上記第2確認位置が上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動して上記終点画像に到達した場合に、上記終点画像が表す指示を上記指示対象へ出力する処理を実行する処理実行部とを備える。
本発明の各態様に係る入力装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記入力装置が備える各手段として動作させることにより上記入力装置をコンピュータにて実現させる入力装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は、ユーザは、指示対象の現状を表す始点画像と、指示対象への指示を表す終点画像と、上記始点画像と上記終点画像を結び折れ曲がりを有する経路画像とを有するパターンスイッチ画像において、経路画像上を始点画像から終点画像まで指などを滑らせることで、指示対象へ終点画像が表す指示の出力を行うことができる。よって、ユーザが上記スイッチ画像の操作を直感的に理解できるので、ユーザの誤操作を防ぐことができる。また、上記経路画像が折れ曲がりを有するので、ユーザが意図しない操作を避けることができ、誤操作を防ぐ効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る入力装置の要部構成を示す機能ブロック図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る入力装置に表示されるパターンスイッチ画像において、OFF画像の位置にユーザの指がある状態を示す図である。(b)は(a)のパターンスイッチ画像の経路画像上にユーザの指がある状態を示す図である。(c)は(a)のパターンスイッチ画像のON画像の位置にユーザの指がある状態を示す図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る入力装置に表示される2点スイッチ画像においてON状態を示す図である。(b)は(a)のOFF状態を示す図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る入力装置に表示されるスイッチ画像の種類とその属性を示す図である。(b)は本発明の一実施形態に係る入力装置に表示されるパターンスイッチ画像を示す図である。(c)は(b)の他のパターンスイッチ画像を示す図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置に表示される各スイッチ画像の種類を判定する処理のフローチャートの一例である。 本発明の一実施形態に係る入力装置に表示されるパターンスイッチ画像の処理のフローチャートの一例である。 本発明の一実施形態に係る入力装置に表示される2点スイッチ画像の処理のフローチャートの一例である。 本発明の一実施形態に係る入力装置に表示されるパターンスイッチ画像の他の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置に表示されるパターンスイッチ画像の他の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置に表示される2点スイッチ画像の他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入力装置に表示される各スイッチ画像のレイアウトの例である。 (a)は従来のスライドスイッチ画像においてON状態を示す図である。(b)は(a)のOFF状態を示す図である。
本発明の実施形態について、図1から図11に基づいて説明すると以下の通りである。
まず、本発明の実施の一形態を図1から図11を参照して説明する。
(入力装置100のハードウェア構成)
図1は、本実施形態に係る入力装置100の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、入力装置100は、制御部1と、表示部2と、記憶部3と、インターフェイス部10とを備える。入力装置100はホストコントローラ(PLC、インバータ、温調計等)(図示省略)とインターフェイス部10を介して接続されている。また、ホストコントローラに接続されたデバイス(指示対象)(図示省略)の稼働状況を表示したり、デバイスへの指示を与えるための操作入力をタッチパネル11から受け付けたりする機能を備えている。入力装置100は例えばプログラマブル表示器のような操作型表示器であってもよく、表示部2に操作盤、スイッチ、表示灯などの画像を表示することができ、制御システムにおける操作端末としての役割を果たしてもよい。また、入力装置100がプログラマブル表示器の場合、指示対象にプログラマブル表示器自身の内部の機能(表示画面の切り替え等)が含まれてもよい。
表示部2は、接触(タッチ)された点を検出する機能を備えたタッチパネル11を備える。タッチパネル11は、指示体(例えば、指またはペンなど)の接触を受け付けるタッチ面と、指示体とタッチ面との間の接触/非接触(接近/非接近)、および、その接触(接近)位置を検知するためのタッチセンサとを備える。タッチセンサは、指示体とタッチ面との接触/非接触を検知できればどのようなセンサで実現されていてもかまわない。例えば、圧力センサ、静電容量センサ、光センサなどで実現される。また、タッチパネル11が抵抗膜方式タッチパネル、静電容量方式タッチパネル、などであってもよい。
以下では、「タッチ」という用語は、指示体とタッチ面とが完全に接する(接している)状態を示すものとする。
また、タッチパネル11はユーザが作成した入力操作および表示のための画像を表示する。上記画像は少なくともパターンスイッチ画像、2点スイッチ画像およびその他のスイッチ画像(ノーマルスイッチ画像)を含む。ユーザは上記画像を表示した状態で、例えば後述するパターンスイッチ画像20をタッチ操作することで、パターンスイッチ画像20が示す指示を実現する。パターンスイッチ画像20のタッチ操作については、詳しくは後述する。
(インターフェイス部10)
インターフェイス部10は、入力装置100とホストコントローラとの間の通信を行うための通信制御部である。インターフェイス部10とホストコントローラとは通信ケーブルで接続されている。通信ケーブルとしては、例えばUSBケーブルなどが用いられる。入力装置100において、タッチパネル11で示された指示を、インターフェイス部10を介してホストコントローラへ出力する。
(制御部1)
制御部1は、座標取得部4、スイッチ種類判定部5、位置確認部6、処理実行部7、押下状態判定部8、および押下数判定部9を備える。制御部1が実現する各種機能については、詳しくは後述する。
(記憶部3)
記憶部3は、絶対アドレス情報12を記憶する。絶対アドレス情報12は、パターンスイッチ画像、2点スイッチ画像、ノーマルスイッチ画像における各基準点の座標と、上記各スイッチ画像の種類(Keykind)と、文字列(KeyID)とが記憶されている。上記文字列には、スイッチ種類識別文字列とキートップ表示文字列(図示省略)とがある。スイッチ種類識別文字列は、各スイッチ画像を識別するために使用される。また、キートップ表示文字列は、各スイッチ画像のキートップ画像を表示するために使用される。ここで、キートップ画像として表示される画像は、上記キートップ表示文字列そのものとは限らない。例えば、スイッチのONOFFを示すものでもよい。本実施形態に係る入力装置100の処理には、スイッチ種類識別文字列を利用する。また、パターンスイッチ画像においては、上記各点に加えさらに、経路幅Wが記憶されている。
(パターンスイッチ画像20)
入力装置100に表示されるパターンスイッチ画像20について、図2を参照して説明する。図2の(a)は上記パターンスイッチ画像20のOFF画像の位置にユーザの指がある状態を示す図である。図2の(b)は上記パターンスイッチ画像20の経路画像上にユーザの指がある状態を示す図である。図2の(c)は上記パターンスイッチ画像20のON画像の位置にユーザの指がある状態を示す図である。
パターンスイッチ画像20は、ユーザが作成した入力操作のための画像であり、タッチパネル11に表示される。パターンスイッチ画像20は、例えばホストコントローラに接続されたデバイス(指示対象)のONとOFFとを切り替えるためのスイッチ画像である。パターンスイッチ画像20は、上記デバイスの現状を表示する始点画像、上記デバイスへの指示を表示する終点画像、経過点i1、および始点画像から経過点i1を経由して終点画像まで指をスライドさせる経路を示す経路画像20c(経路画像)で構成される。ここで、パターンスイッチ画像20をONからOFFに切り替える場合は、始点画像はON画像20aを示し、終点画像はOFF画像20bを示す。また、20dはユーザの指の位置を示す。
ユーザは、パターンスイッチ画像20をタッチ操作することで、終点画像が示す指示を実現する。詳しくは、パターンスイッチ画像20をONからOFFに切り替える場合は、まず、ON画像20a(始点画像)にタッチする。次に指をタッチパネルにタッチしたまま、経路画像20c上で指を滑らせ移動し、そのまま経過点i1を経由し、OFF画像20b(終点画像)に到達させる。上記タッチ操作により、パターンスイッチ画像20のON画像20aとOFF画像20bとが反転され、指示対象へONからOFFに切り替える指示が出力される。ここで、反転とは、例えば、表示を暗くしていたものを明るく表示させることなどを示す。
また同様に、パターンスイッチ画像20をOFFからONに切り替える場合は、まずOFF画像20b(始点画像)にタッチする。次に指をタッチパネルにタッチしたまま、経路画像20c上で指を滑らせて指を移動し、そのまま経過点i1を経由し、ON画像20a(終点画像)に到達させる。上記タッチ操作により、パターンスイッチ画像20のON画像20aとOFF画像20bとが反転され、指示対象へOFFからONに切り替える指示が出力される。言い換えると、ユーザは経路画像20cをなぞりながら指を始点画像から経過点i1を経由し終点画像へ移動させることで、指示対象に終点画像で示される指示を出力する。上記操作の処理については詳しくは後述する。
また、経路画像20cは、経過点i1で折れ曲がる。上記構成により、ON画像20aからOFF画像20bまでの経路画像20cが、図12に示した従来のスライドスイッチ画像40のような直線で構成される単純な経路画像(スライド部)ではなくなるので、ユーザが意図しない誤操作を防ぐことができる。また、例えば図2に示すABCの表示のように、タッチパネル11にパターンスイッチ画像20以外の表示がある場合でも、上記表示に指を通さないようにパターンスイッチ画像20を設定することができる。また、省スペースを考慮してパターンスイッチ画像20を設置することができる。
また、現在、指を滑らせる経路をユーザが設定し、再度設定した経路と同じ経路を指で滑らせることで、タッチパネルのロック状態を解除する技術(パターンロック)が携帯端末などで利用されている。このような技術では、指を滑らせる経路がタッチパネルに表示されておらず、それゆえ、ロック状態の解除が、その経路を知っている特定のユーザのみしか行えない。上記技術は指を滑らせる経路をタッチパネルに表示しないことで、特定のユーザ以外の第三者によるロック状態の解除を防止する技術である。
それに対して、本実施形態に係るパターンスイッチ画像20は、始点画像から経過点i1を経由して終点画像まで指をスライドさせる経路を示す経路画像20cが表示されている。よって、始点画像から終点画像までの経路が視覚的に明確に理解できる。上記構成により、本実施形態に係るパターンスイッチ画像20は、任意のユーザが直感的にパターンスイッチ画像20を操作できる。
つまり、上記パターンロックの技術は、セキュリティーを目的とした技術であり、操作パターン(指を滑らせる経路)を任意のユーザに表示するものではない。それに対して、本実施形態に係る発明は誤操作の防止を目的とした技術であり、上記パターンロックの技術とは異なり、操作パターン(経路画像)を任意のユーザに明示的に表示するものである。
また、パターンスイッチ画像20では経過点i1が1か所だが、経過点i1は1か所以上あればよく、図8に示すパターンスイッチ画像22のように経過点i1が複数あってもよい。図8は入力装置100に表示されるパターンスイッチ画像の他の例であるパターンスイッチ画像22を示す図である。上記構成により経路画像20cの形状の自由度が高まる。また、経路画像により変化を持たせることで、操作性(ジェスチャー的操作)にアクセントおよび変化を与えることができる。
また、図9に示すパターンスイッチ画像23のように、経路画像23cが枝別れし、枝分かれしたそれぞれに異なる指示(Function_A, Function_B, Function_C)を表示したものであってもよい。図9は入力装置100に表示されるパターンスイッチ画像の他の例であるパターンスイッチ画像23を示す図である。上記構成により、1つのパターンスイッチ画像で複数の異なる指示を出力することができる。
また、本実施形態では、パターンスイッチ画像20はホストコントローラで制御されている機器のONとOFFとを切り替えるためのスイッチ画像として説明したが、上記に限らずその他の指示を実現させるものであってもよい。
(2点スイッチ画像30)
入力装置100に表示される2点スイッチ画像30について、図3を参照して説明する。図3の(a)は上記2点スイッチ画像30のON状態を示す図である。図3の(b)は上記2点スイッチ画像30のOFF状態を示す図である。
2点スイッチ画像30はユーザが作成した入力操作のための画像であり、タッチパネル11に表示される。2点スイッチ画像30は、例えばホストコントローラで制御されているデバイス(指示対象)のONとOFFとを切り替えるためのスイッチ画像である。2点スイッチ画像30は、図3に示すように、2本の指で2点スイッチ画像30をタッチするよう促す画像30a(押下指示画像)と、2本の指で2点スイッチ画像30をタッチした場合に実現できる指示を示す画像30b(指示内容画像)で構成される。また、2点スイッチ画像30がOFF状態のときは、図3の(b)に示すように全体が暗く表示され、OFF状態であることが視角的に理解できる表示となっている。上記構成により、ユーザは視覚的に直感的に2点スイッチ画像30の操作が理解できる。
ユーザは、2点スイッチ画像30を、同時、あるいは同時とみなせる範囲内(時間の範囲内)で、2点をタッチすることで画像30bの指示を実現する。その際、上記2点のタッチは、離れた2点でタッチされている必要がある。上記構成により、ユーザは上記2点スイッチ画像30が促すとおりに2点スイッチ画像30に上記範囲内において2点でタッチを行った場合に画像30bが示す指示の出力を行うことができる。よって、ユーザは上記2点スイッチ画像の操作を直感的に操作できるので誤操作を防ぐことができる。また、2点スイッチ画像には明確な2点のタッチが必要なので、ユーザが意図しない操作を避けることができ、誤操作を防ぐことができる。また、ユーザが2本指を意識的に押すことにより、誤操作を防ぐことができる。
さらに、その他のパターンスイッチ画像と合わせてタッチパネル11へ表示することで、タッチパネル11へ表示する誤操作防止に対応したスイッチ画像の種類の幅が広がり、タッチパネル11のレイアウトの自由度が広がる。
また、現在、タッチパネルを2本の指でタッチ、または3本の指でタッチすることで、タッチパネルを1本の指でタッチした場合とは異なる機能を実行できる技術(マルチタッチ)が、タブレット端末などで利用されている。上記マルチタッチの技術は、タッチパネルをタッチする指の本数ごとに実行する機能が分けられており、例えば、タッチパネルへ操作をショートカットキーのように利用するための技術である。
それに対して、本実施形態に係る2点スイッチ画像30は、誤操作を防止するためのインターロックの技術であり、2点スイッチ画像30を1本の指でタッチしたとしても指示が実行されない。2点スイッチ画像30は、2本の指でタッチすることによって初めて指示が実行される。
また、上記マルチタッチの技術では、操作のための特別な表示がされていない。よってユーザがタッチパネルの任意の場所にタッチしてもそれぞれの操作で規定された機能が実行される。それに対して、本実施形態に係る2点スイッチ画像30は、2本の指をタッチするエリアを限定する画像を表示し、上記エリア内で2本の指のタッチをしなければ指示が実行されない。
また、2点スイッチ画像30は2本の指でタッチすることで画像30bの指示を実現しているが、上記タッチの数は2点に限定されず複数であればよい。さらに、2点スイッチ画像30は2点を押すたびにONとOFFとが反転するが、押している間のみONで、離すとOFFになる構成であってもよい。
また、2点スイッチ画像は図10に示すような2点スイッチ画像31であってもよい。図10は入力装置100に表示される2点スイッチ画像の他の例である2点スイッチ画像31を示す図である。2点スイッチ画像31は、複数のキーを有し、表示されているキーボタンを押した時、または離した時のどちらか一方の時のみ入力される。ただし、エンターキー画像31aは2本の指でタッチをしないと入力されない。このように、重要なキーのみ2本の指でのタッチを必要とするスイッチ画像であってもよい。上記構成により、2点スイッチ画像の設定の自由度が高まる。
また、本実施形態では、2点スイッチ画像30はホストコントローラで制御されている機器のONとOFFとを切り替えるためのスイッチ画像であるが、上記に限らずその他の指示を実現させるものであってもよい。
(入力装置100の機能)
次に、入力装置100の機能について、図1、図4の(a)、図4の(b)を用いて説明する。図1は入力装置100の要部構成を示す機能ブロック図である。図4の(a)はスイッチ画像の種類とその属性を示す図である。図4の(b)はパターンスイッチ画像20を示す図である。
図1に示すとおり、本実施形態に係る入力装置100の制御部1は、本発明の機能を実現するための機能ブロックとして、座標取得部4、スイッチ種類判定部5、位置確認部6、処理実行部7、押下状態判定部8および押下数判定部9を備える。また、制御部1は、機能を実行する際に、記憶部3が有する絶対アドレス情報12を参照する。
(タッチされたスイッチ画像の種類の判定)
まず、タッチパネル11がタッチされると、座標取得部4はタッチパネル11で検知したタッチの位置について、位置情報(座標)を取得し、取得した位置情報をスイッチ種類判定部5に出力する。なお、以下では便宜上、座標取得部4のタッチの位置の特定は、図4の(a)に示すx軸方向とy軸方向との座標を検出し、位置を特定するものとして説明する。また、x座標は、入力装置を設置した状態において水平方向を示すx軸の座標を表し、y座標は、鉛直方向を示すy軸の座標を表す。
次にスイッチ種類判定部5は、タッチパネルに始めにタッチされたタッチの座標(第1確認位置)と絶対アドレス情報12を参照し、タッチされたスイッチ画像がパターンスイッチ画像、2点スイッチ画像、その他のスイッチ画像(ノーマルスイッチ画像)のどれであるかを特定する。スイッチ画像の特定方法について下記に詳しく説明する。
図4の(a)に示されるように、2点スイッチ画像は、絶対アドレス情報12に、2点スイッチ画像の左上の座標と右下の座標が記憶されている。上記第1確認位置が、それぞれの座標で囲われる領域(第1スイッチ画像領域)内であれば、上記第1スイッチ画像領域を有する2点スイッチ画像へのタッチであると特定され、該当する2点スイッチ画像のスイッチ種類識別文字列を取得する。例えば、第1確認位置が、図4の(a)に記載されている、x=Xt1、y=Yt1、x=Xt2、y=Yt2で囲われる領域内の座標であれば、上記タッチは、上記絶対アドレスの座標を有する2点スイッチ画像に対するタッチであると特定される。
また、ノーマルスイッチ画像も、絶対アドレス情報12に、各スイッチ画像の左上の座標と右下の座標が記憶されている。上記第1確認位置が、それぞれの座標で囲われる領域(第2スイッチ画像領域)内であれば、上記第2スイッチ画像領域を有するノーマルスイッチ画像へのタッチであると特定され、該当するノーマルスイッチ画像のスイッチ種類識別文字列を取得する。
また、パターンスイッチ画像は、絶対アドレス情報12に、絶対アドレスとしてON画像20aの基準点20a1およびOFF画像20bの基準点20b1の座標と、相対アドレスとして経過点i1の座標と、経路画像20cの経路幅Wとが記憶されている。
上記第1確認位置が基準点20a1から決められた距離以内に位置していれば、上記タッチが上記基準点20a1を有するパターンスイッチ画像に対するタッチであると特定される。もしくは上記第1確認位置が基準点20b1から決められた距離以内に位置していれば、上記タッチが上記基準点20b1を有するパターンスイッチ画像に対するタッチであると特定される。ここで、第1確認位置から基準点20a1もしくは基準点20b1までの距離は、方向によって異なってもよい。また、上記距離は、ON画像20aまたはOFF画像20bによって決められてもよい。上記距離が、ON画像20aまたはOFF画像20bによって決められることで、ON画像20a上またはOFF画像20b上に第1確認位置が位置していれば、上記タッチが上記基準点20a1または上記基準点20b1を有するパターンスイッチ画像に対するタッチであると特定することができる。また、該当するパターンスイッチ画像のスイッチ種類識別文字列を取得する。
また、上記第1確認部が、基準点20a1、経過点i1および基準点20b1を結ぶ基準線20eから決められた距離以内に位置していれば、上記基準線20eを有するパターンスイッチ画像に対するタッチであると特定される。ここで、上記距離は、絶対アドレス情報12に記憶されている経路幅Wによって決定されてもよい。上記距離が上記経路幅Wによって決められることで、経路画像20c上に第1確認位置が位置していれば、上記タッチが上記基準線20eを有するパターンスイッチ画像に対するタッチであると特定することができる。また、該当するパターンスイッチ画像のスイッチ種類識別文字列を取得する。また、上記各スイッチ画像以外へのタッチの場合は、処理は行われず次のタッチの待機状態となる。
スイッチ種類判定部5は、上記判定により特定されたスイッチ画像がパターンスイッチ画像である場合、当該パターンスイッチ画像に付加されているスイッチ種類識別文字列を取得し、上記タッチの位置情報(座標)を位置確認部6へ出力する。当該パターンスイッチのスイッチ種類識別文字列は、例えば図4の(a)であればPである。また、特定されたスイッチ画像が2点スイッチ画像である場合、当該2点スイッチ画像に付加されているスイッチ種類識別文字列を取得し上記タッチの位置情報を押下状態判定部8に出力する。当該2点スイッチのスイッチ種類識別文字列は、例えば図4の(a)であればTである。また、特定されたスイッチ画像がノーマルスイッチ画像である場合、従来の処理が行われるのでここでは省略する。
(タッチされたスイッチ画像がパターンスイッチ画像20の場合)
次にタッチされたスイッチ画像がパターンスイッチ画像20の場合の入力装置100の機能について図1、図4の(a)および図4の(b)を参照して説明する。ここではパターンスイッチ画像20をONからOFFへの切り替える場合について説明する。
タッチパネル11において、パターンスイッチ画像20がタッチされた場合、上述したように、スイッチ種類判定部5においてスイッチ種類識別文字列Pを取得し、上記タッチの位置情報が位置確認部6に出力される。位置確認部6では絶対アドレス情報12を参照し、ユーザが指を始点画像から順に経過点i1を経由して、経路画像20c上を滑らせて終点画像に到達させているかを判定する。
まず、スイッチ種類判定部5から出力された第1確認位置が、ON画像20a(始点画像)上に位置しているかを判定する。ここで第1確認位置がON画像20a上に位置していない場合は、当該パターンスイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し、処理を終了する。
第1確認位置がON画像20a上に位置している場合、次にON画像20aから滑らせた指の位置がパターンスイッチ画像20の上を移動しているかを判定する。上記判定方法を下記に説明する。
まず、第1確認位置がON画像20a上に位置していることを確認してから一定時間経過後、第2確認位置がON画像20a上に位置しているかを判定する。上記一定時間は実装時に入力装置毎に合わせた値とする。例として50ms程度としてもよい。第2確認位置がON画像20a上に位置している場合、再び一定時間経過後の第2確認位置が、ON画像20a上に位置しているかを判定する。上記判定は、第2確認位置がON画像20a上に位置しなくなるまで続けられる。
第2確認位置がON画像20a上から位置しなくなった場合、第2確認位置がON画像20aから次の経過点i1までの経路画像20c(第1経路画像)上に位置しているかを判定する。ここで第2確認位置がON画像20a上に位置せず、かつ第1経路画像上にも位置していない場合は、当該パターンスイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し、処理を終了する。第2確認位置が第1経路画像上に位置している場合、さらに一定時間経過後の第2確認位置が、第1経路画像上に位置しているかを判定する。上記判定は、第2確認位置が第1経路画像上に位置しなくなるまで続けられる。
第2確認位置が第1経路画像上に位置しなくなった場合、次に第2確認位置が経過点i1を含む経過点i1領域に位置しているかを判定する。ここで第2確認位置が第1経路画像上に位置せずかつ経過点i1領域にも位置していない場合は、当該パターンスイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し、処理を終了する。第2確認位置が経過点i1領域に位置している場合、さらに一定時間経過後の第2確認位置が経過点i1領域に位置しているかを判定する。上記判定は、第2確認位置が経過点i1領域に位置しなくなるまで続けられる。ここで、経過点i1領域は、例えば経路幅Wによって決定してもよい。具体的には、この経過点i1の座標は(Xs+Xp1,Ys+Yp1)となるので、上記座標を中心に、上下左右に(W/2+α)の幅を持つ領域であってもよい。ここで、αは経路幅Wのマージンを示し、0≦α<W/2である。
第2確認位置が経過点i1領域に位置しなくなった場合、次は第2確認位置が経過点i1から次の経過点(ここでは基準点20b1)までの経路画像20c(第2経路画像)上に位置しているかを判定する。ここで第2確認位置が経過点i1領域に位置せずかつ第2経路画像上にも位置していない場合は、当該パターンスイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し、処理を終了する。第2確認位置が第2経路画像上に位置している場合、さらに一定時間経過後の第2確認位置が、第2経路画像上に位置しているかを判定する。上記判定は、第2確認位置が第2経路画像上に位置しなくなるまで続けられる。
第2確認位置が第2経路画像上に位置しなくなった場合、経過点i1が終点(ここでは基準点20b1)のひとつ前の経過点であることを確認し、第2確認位置がOFF画像20b上(終点画像上)に位置するかを判定する。ここで第2確認位置が第2経路画像上に位置せずかつOFF画像20b上にも位置していない場合は、当該パターンスイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し、処理を終了する。
上記第2確認位置が、OFF画像20b上に位置している場合、位置確認部6は、第2確認位置が終点画像上に位置していることを処理実行部7に出力する。
処理実行部7は位置確認部6からの出力により、パターンスイッチ画像20のON画像20aとOFF画像20bを反転させ、終点画像に表示されているOFFへの切り替え指示に従い、処理を実行する指示をインターフェイス部10に出力する。インターフェイス部10は上記指示を、ホストコントローラに出力する。
また、各経路画像は、各経路画像の両端に位置する各経過点領域(始点画像、終点画像を含む)を除いた領域とする。
また、パターンスイッチ画像20のOFFからONへの切り替える場合は、始点画像がOFF画像20b、終点画像がON画像20aとなり、ONからOFFへの切り替えと同様の手順で行う。詳しくは、第2確認位置が順に、OFF画像20b、第2経路画像、経過点i1領域、第1経路画像、ON画像20aと移動していること確認し、処理を実行する。
(タッチされたスイッチ画像が2点スイッチ画像30の場合)
タッチパネル11において、2点スイッチ画像30がタッチされた場合、上述したように、スイッチ種類判定部5においてスイッチ種類識別文字列Tを取得し、上記タッチの位置情報が押下状態判定部8に出力される。押下状態判定部8は絶対アドレス情報12を参照し、一定時間経過後、スイッチ種類判定部5から出力された上記タッチの位置(第1確認位置)が、2点スイッチ画像30上に位置しているかを判定する。上記一定時間は実装時に入力装置毎に合わせた値とする。例として50ms程度としてもよい。第1確認位置が2点スイッチ画像30上に位置している場合、押下状態判定部8は押下数判定部9に次の処理を行う指示を出力する。また、第1確認位置が上記2点スイッチ画像上に位置していない場合、処理を終了する。
押下数判定部9は、押下状態判定部8から出力されると、絶対アドレス情報12を参照し、2点スイッチ画像30上に上記タッチ以外(第1確認位置以外)にタッチがあるかを判定する。言い換えると、押下数判定部は2点スイッチ画像30上に2つのタッチがあるかを判定する。上記2点スイッチ画像30上に2つのタッチがある場合、押下数判定部9は処理実行部7に次の処理を行う指示を出力する。ここで、上記2点スイッチ画像30上に2つのタッチがない場合、押下数判定部9は再度押下状態判定部8に出力し、上記タッチがまだ上記2点スイッチ画像30上に位置しているかを判定する。
処理実行部7は押下数判定部9からの出力をうけ、2点スイッチ画像30のON状態の表示もしくはOFF状態の表示を反転させ、画像30bに表示されている指示に従い、処理を実行する指示をインターフェイス部10に出力する。インターフェイス部10は上記指示を、ホストコントローラに出力する。その後、当該スイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し、処理を終了する。
なお、本実施形態では、入力装置100に例えば図11に示すように、タッチパネル11にパターンスイッチ画像、2点スイッチ画像およびノーマルスイッチが混在して表示されている場合について説明した。図11は入力装置100に表示される各スイッチ画像のレイアウトの例である。しかし、各スイッチ画像の数、位置は規定されるものではなく、使用用途によって変更できる。例えば、表示されるスイッチ画像がパターンスイッチ画像のみであってもよく、また2点スイッチ画像のみであってもよい。表示されるスイッチ画像がパターンスイッチ画像のみである場合、入力装置100の制御部1は、座標取得部4、スイッチ種類判定部5、位置確認部6および処理実行部7を備えていればよい。また、表示されるスイッチ画像が2点スイッチ画像のみである場合、制御部1は、座標取得部4、スイッチ種類判定部5、処理実行部7、押下状態判定部8、および押下数判定部9を備えていればよい。
(入力装置100における処理の流れ)
入力装置100における処理の流れについて説明する。
(入力装置100に表示されるスイッチ画像の種類の判定の処理の流れ)
まず、図1、図4の(a)および図5を参照し、入力装置100に表示されるスイッチ画像の種類の判定の処理の流れについて説明する。図5は入力装置100に表示される各スイッチ画像の種類を判定する処理のフローチャートの一例である。
図5に示すように、タッチパネル11は各スイッチ画像の形状やパターンを含む画像を表示する(S1)。タッチパネル11はタッチパネル11に対するタッチの有無を検知する(S2)。タッチパネル11がタッチされない場合はタッチの検知待ち状態となる(S2おける「No」)。
一方、タッチパネル11がタッチされると、タッチパネル11でタッチを検知し(S2における「Yes」)、座標取得部4は、タッチパネル11で検知したタッチ位置の位置情報(座標)を取得する。座標取得部4は取得した座標をスイッチ種類判定部5に出力する。
スイッチ種類判定部5は、第1確認位置と、絶対アドレス情報12に示されている各スイッチ画像の座標とを比較し、上記第1確認位置が上記各スイッチ画像のいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定する(S3)。上記第1確認位置が、上記各スイッチ画像のいずれかのスイッチ画像上に位置していた場合(S3における「Yes」)、スイッチ種類判定部5は上記タッチがあったスイッチ画像の種類(Keykind)とスイッチ種類識別文字列(KeyID)を取得する(S4)。
また、上記第1確認位置が、上記各スイッチ画像のいずれかのスイッチ画像上に位置していない場合は(S3における「No」)、新たなタッチの検知待ち状態となる。
次に、スイッチ種類判定部5は、上記スイッチ画像の種類が2点スイッチ画像であるかどうかを判定する(S5)。上記スイッチ画像の種類が2点スイッチ画像であった場合(S5における「Yes」)、スイッチ種類判定部5は、第1確認位置を押下状態判定部8に出力し、2点スイッチ画像の処理が行われる(S8)。上記スイッチ画像の種類がパターンスイッチ画像であった場合(S5における「No」かつS6における「Yes」)、スイッチ種類判定部5は、第1確認位置を位置確認部6へ出力し、パターンスイッチ画像の処理が行われる(S7)。上記スイッチ画像の種類がノーマルスイッチ画像であった場合(S6における「No」)、通常のスイッチ画像の処理が行われる(S9)。
(タッチされたスイッチ画像がパターンスイッチ画像21の場合の処理の流れ)
次に、入力装置100におけるパターンスイッチ画像21の処理について図4の(a)、図4の(c)および図6を参照して説明する。図4の(c)は本発明の一実施形態に係る入力装置に表示される他のパターンスイッチ画像21を示す図である。図6は入力装置100に表示されるパターンスイッチ画像21の処理のフローチャートの一例である。
パターンスイッチ画像21は、始点画像21a、終点画像21b、経過点i、および始点画像21aから経過点iを経由する終点画像21bまでの経路画像21cで構成される。ここで、iは変数であり、kをパターンスイッチ画像21が有する経過点iの数とすると、iは0からk+1までの順に整数値が入力される。i=0は始点画像の基準点21a1を示し、i=k+1は終点画像の基準点21b1を示す。
また、経過点i含む経過点領域を経過点i領域とし(経過点0領域は始点画像の領域、経過点k+1領域は終点画像の領域を示す)、経過点iから経過点i+1との間の経路画像を第i経路画像として説明する。
タッチパネル11において、パターンスイッチ画像21がタッチされた場合、スイッチ画像の種類の判定の処理がされた後、スイッチ種類判定部5から第1確認位置が位置確認部6に出力されることで、パターンスイッチ画像21に関する処理が開始される。
まず、位置確認部6では絶対アドレス情報12からi=0の座標を取得し(S10)、第1確認位置がパターンスイッチ画像21の始点画像上に位置しているかを判定する(S11)。ここで、第1確認位置が始点画像上に位置しない場合は(S11における「No」)、当該パターンスイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し(S23)、処理を終了する。
第1確認位置がパターンスイッチ画像21の始点画像上に位置している場合(S11における「Yes」)、一定時間経過後(S12)に、絶対アドレス情報12から経過点iの座標を取得し、第2確認位置が経過点i領域に位置しているかを判定する(S13)。ここで、iは0からk+1まで順に代入される。第2確認位置が経過点i領域に位置する場合(S13における「Yes」)、さらに一定時間経過後の第2確認位置についても、経過点i領域に位置しているかを判定する。上記判定は、第2確認位置が経過点i領域に位置しなくなるまで続けられる。
第2確認位置が経過点i領域から位置しなくなった場合(S13における「No」)、次に第2確認位置が第i経路画像上に位置しているかを判定する(S14)。ここで第2確認位置が経過点i領域に位置せずかつ第i経路画像上にも位置していない場合は(S14における「No」)、当該スイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し(S23)、処理を終了する。第2確認位置が第i経路画像上に位置している場合(S14における「Yes」)、さらに一定時間経過後(S15)の第2確認位置についても、第i経路画像上に位置しているかを判定する(S16)。上記判定は、第2確認位置が第i経路画像上に位置しなくなるまで続けられる(S16における「Yes」)。
第2確認位置が第i経路画像から位置しなくなった場合(S16における「No」)、経過点iが経過点kであるかを判定する(S17)。経過点iが経過点kであった場合(S17における「Yes」)、第2確認位置が終点画像上に位置しているかを判定する(S18)。第2確認位置が終点画像上に位置している場合(S18における「Yes」)、位置確認部6は、第2確認位置が終点画像上に位置していることを処理実行部7に出力する。処理実行部7は位置確認部6からの出力により、パターンスイッチ画像21の始点画像21aと終点画像21bとを反転させる(S19)。また、終点画像に表示されている指示に従い、処理を実行する指示をインターフェイス部10に出力する(S20)。また、第2確認位置が終点領域に位置していなかった場合(S18における「No」)、当該スイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し(S23)、処理を終了する。
経過点iが経過点kではなかった場合(S17における「No」)、iにi+1を代入し、経過点i+1を上記経過点iとして扱う(S21)。すなわち、絶対アドレス情報12から経過点i+1の座標を取得し、第2確認位置が経過点i+1領域に位置しているかを判定する(S22)。
第2確認位置が経過点i+1領域に位置する場合(S22における「Yes」)、再び一定時間経過後(S12)の第2確認位置についても、経過点i+1領域に位置しているかを判定する(S13)。以降、経過点i+1を上記経過点iとして、S13からS17までの処理が繰り返される。上記処理は、i=kとなるまで繰り返される。ここで第2確認位置が第i経路領域に位置せずかつ経過点i+1領域にも位置していない場合は(S22における「No」)、当該スイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し(S23)、処理を終了する。
また、上記パターンスイッチ画像21の処理がパターンスイッチ画像21のONからOFFへの切り替えについて説明だとすると、次にパターンスイッチ画像21のOFFからONへの切り替えの場合は、始点画像と終点画像が入れ替わり、iはk+1から0まで順に正数値が入力される。
(タッチされたスイッチ画像が2点スイッチ画像30の場合の処理の流れ)
次に、入力装置100における2点スイッチ画像30の処理について図3および図7を参照して説明する。図7は入力装置100に表示される2点スイッチ画像30の処理のフローチャートの一例である。
タッチパネル11において、2点スイッチ画像30がタッチされた場合、スイッチ画像の種類の判定の処理がされた後、スイッチ種類判定部5から第1確認位置が押下状態判定部8に出力されることで、上記2点スイッチ画像30に関する処理が開始される。
まず、押下状態判定部8では、絶対アドレス情報12を参照し、一定時間経過後(S22)、第1確認位置が上記2点スイッチ画像上に位置しているかを判定する(S23)。また、第1確認位置が上記2点スイッチ画像30上に位置している場合(S23における「Yes」)、押下状態判定部8は押下数判定部9に次の処理を行う指示を出力する。また、第1確認位置が上記2点スイッチ画像30上に位置していない場合(S23における「No」)、処理を終了する。
押下数判定部9は、押下状態判定部8からの出力を受け、絶対アドレス情報12を参照し、上記2点スイッチ画像30上に第1確認位置以外のタッチがあるかを判定する(S24)。上記2点スイッチ画像30上に第1確認位置以外のタッチがある場合(S24における「Yes」)、押下数判定部9は処理実行部7に次の処理を行う指示を出力する。また、上記2点スイッチ画像上に第1確認位置以外のタッチがない場合(S24における「No」)、再度押下状態判定部8に出力し、一定時間経過後(S22)、第1確認位置が上記2点スイッチ画像上に位置しているかを判定する(S23)。
処理実行部7は押下数判定部9からの出力により、上記2点スイッチ画像30の表示を反転させる(S25)。また、上記2点スイッチ画像30に表示されている指示を示す画像に従い、処理を実行する指示をインターフェイス部10に出力する(S26)。その後、当該2点スイッチ画像へのタッチが終了したことを確認し(S27)、処理を終了する。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る入力装置は、ユーザの操作によりタッチされた位置を検知するタッチパネルと、上記タッチパネルに表示されるスイッチ画像の位置情報を記憶する記憶部とを備え、上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて、指示対象に指示する入力装置であって、上記スイッチ画像は、少なくとも1つのパターンスイッチ画像を含み、上記パターンスイッチ画像は、上記指示対象の現状を表す始点画像と、上記指示対象への指示を表す終点画像と、上記始点画像と上記終点画像を結ぶ経路画像とを有し、上記経路画像は、少なくとも1つの経過点と、上記経過点を含む経過点領域とを有し、且つ、上記経過点で折れ曲がり、上記タッチパネルへのタッチ位置を取得する座標取得部と、上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するスイッチ種類判定部と、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にあるかを判定し、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にある場合、上記第1確認位置から一定時間経過後のタッチ位置である第2確認位置が、上記始点画像から上記終点画像に到達するまで、上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動しているかを判定する位置確認部と、上記第2確認位置が上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動して上記終点画像に到達した場合に、上記終点画像が表す指示を上記指示対象へ出力する処理を実行する処理実行部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザは表示されている上記経路画像上を上記始点画像から上記終点画像まで指などを滑らせることで、上記終点画像が示す指示の出力を行うことができる。よって、ユーザの誰もが上記パターンスイッチ画像の操作を直感的に理解できるので、誤操作を防ぐことができる。また、上記経路画像が折れ曲がっているので、ユーザが意図しない操作を避けることができ、誤操作を防ぐことができる。また、上記タッチパネルに上記パターンスイッチ画像以外の表示がある場合でも、上記表示に指を通さないように上記パターンスイッチ画像を設定することができる。また、省スペースを考慮してパターン
スイッチ画像を設置することができる。また、誤操作を防ぐことで、入力装置の誤動作を防ぐことができる。
また、本発明の一態様に係る入力装置は、上記パターンスイッチ画像は、複数の終点画像を有することを特徴とする。
上記構成によれば、1つのパターンスイッチで複数の異なる指示を出力することができ、また、パターンスイッチの設定の幅が広がる。
また、本発明の一態様に係る入力装置は、ユーザの操作によりタッチされた位置を検知するタッチパネルと、上記タッチパネルに表示されるスイッチ画像の位置情報を記憶する記憶部とを備え、上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて、指示対象に指示する入力装置であって、上記スイッチ画像は、少なくとも1つの2点スイッチ画像を有し、上記2点スイッチ画像は、2つのタッチをユーザに促す押下指示画像と、上記指示対象への指示を表す指示内容画像とを有し、上記タッチパネルへのタッチ位置を取得する座標取得部と、上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するスイッチ種類判定部と、上記第1確認位置が上記2点スイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にあるかを判定する押下時間判定部と、上記第1確認位置が上記一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にある場合、上記2点スイッチ画像上に上記第1確認位置を含む2つのタッチがあるかを判定する押下数判定部と、上記2点スイッチ画像上に上記2つのタッチがある場合に、上記指示内容画像が表す指示を上記指示対象へ出力する処理を実行する処理実行部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザは上記2点スイッチ画像が示す指示を出力したい際は、上記2点スイッチ画像が促すとおりに2つのタッチを行うことで、上記2点スイッチ画像が示す指示の出力を行うことができる。よって、ユーザは上記2点スイッチ画像の操作を直感的に操作できるので、誤操作を防ぐことができる。また、上記2点スイッチ画像は上記2点スイッチ画像上に2点のタッチが必要となるため、ユーザが意図しない操作を避けることができ、誤操作を防ぐことができる。
また、本発明の一態様に係る入力装置は、上記2点スイッチ画像は、複数のキー画像をさらに有し、上記複数のキー画像のうち、2つのタッチを要求するキー画像が上記押下指示画像および指示内容画像を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、2点スイッチ画像の設定の自由度が高まる。
また、本発明の一態様に係る入力装置の制御方法は、スイッチ画像が表示されるタッチパネルを有し、上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて指示対象に指示する入力装置の制御方法であって、上記スイッチ画像は、指示対象の現状を表す始点画像と、上記指示対象への指示を表す終点画像と、上記始点画像と上記終点画像を結ぶ経路画像とを有し、上記経路画像は、少なくとも1つの経過点と、上記経過点を含む経過点領域とを有し、且つ、上記経過点で折れ曲がる、少なくとも1つのパターンスイッチ画像を有し、上記タッチパネルへのタッチ位置を取得するステップと、上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するステップと、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の始点画像上にあるかを判定するステップと、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の始点画像上にある場合、上記第1確認位置から一定時間経過後のタッチ位置である第2確認位置が、上記始点画像から上記終点画像に到達するまで、上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動しているかを判定するステップと、上記第2確認位置が上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動して上記終点画像に到達した場合に、上記終点画像が表す指示を指示対象へ出力するステップとを含むことを特徴とする。
上記構成によれば、少なくとも1つのパターンスイッチ画像を表示するタッチパネルを有する入力装置において、パターンスイッチ画像が示す指示の出力を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る入力装置の制御方法は、スイッチ画像が表示されるタッチパネルを有し、上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて指示対象に指示する入力装置の制御方法であって、上記スイッチ画像は、2つのタッチを促す押下指示画像と指示対象への指示を表す指示内容画像とを有する、少なくとも1つの2点スイッチ画像を有し、
上記タッチパネルへのタッチ位置を取得するステップと、上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するステップと、上記第1確認位置が上記2点スイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にあるかを判定するステップと、上記第1確認位置が上記一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にある場合、上記2点スイッチ画像上に上記第1確認位置を含む2つのタッチがあるかを判定するステップと、上記2点スイッチ画像上に上記第1確認位置を含む上記2つのタッチがある場合に、上記指示内容画像が表す指示を上記指示対象へ出力するステップとを含むことを特徴とする。
上記構成によれば、1つの2点スイッチ画像を表示するタッチパネルを有する入力装置において、スイッチ画像が示す指示の出力を行うことができる。
さらに、上記入力装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム、および当該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記制御プログラムによれば、コンピュータで上記手段を実現することにより、コンピュータ上で記録再生装置を実現することができる。
また、上記記録媒体によれば、記録媒体から読み出される制御プログラムを、汎用のコンピュータ上で実現することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
入力装置100の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、入力装置100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、特にターゲット装置を制御する操作表示器に利用することができる。
1 制御部
2 表示部
3 記憶部
4 座標取得部
5 スイッチ種類判定部
6 位置確認部
7 処理実行部
8 押下状態判定部
9 押下数判定部
10 インターフェイス部
11 タッチパネル
12 絶対アドレス情報
20 パターンスイッチ画像
20a ON画像
20a1 基準点
20b OFF画像
20b1 基準点
20c 経路画像
20d ユーザの指の位置
20e 基準線
21 パターンスイッチ画像
21a 始点画像
21a1 基準点
21b 終点画像
21b1 基準点
21c 経路画像
22 パターンスイッチ画像
23 パターンスイッチ画像
23c 経路画像
30 2点スイッチ画像
30a 画像
30b 画像
31 2点スイッチ画像
31a エンターキー画像
40 従来のスライドスイッチ画像
100 入力装置
i 経過点
i1 経過点
W 経路幅

Claims (8)

  1. ユーザの操作によりタッチされた位置を検知するタッチパネルと、
    上記タッチパネルに表示されるスイッチ画像の位置情報を記憶する記憶部とを備え、
    上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて、指示対象に指示する入力装置であって、
    上記スイッチ画像は、少なくとも1つのパターンスイッチ画像を含み、
    上記パターンスイッチ画像は、上記指示対象の現状を表す始点画像と、上記指示対象への指示を表す終点画像と、上記始点画像と上記終点画像を結ぶ経路画像とを有し、
    上記経路画像は、少なくとも1つの経過点と、上記経過点を含む経過点領域とを有し、且つ、上記経過点で折れ曲がり、
    上記タッチパネルへのタッチ位置を取得する座標取得部と、
    上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するスイッチ種類判定部と、
    上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にあるかを判定し、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にある場合、上記第1確認位置から一定時間経過後のタッチ位置である第2確認位置が、上記始点画像から上記終点画像に到達するまで、上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動しているかを判定する位置確認部と、
    上記第2確認位置が上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動して上記終点画像に到達した場合に、上記終点画像が表す指示を上記指示対象へ出力する処理を実行する処理実行部と
    を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 上記パターンスイッチ画像は、複数の終点画像を有することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. ユーザの操作によりタッチされた位置を検知するタッチパネルと、
    上記タッチパネルに表示されるスイッチ画像の位置情報を記憶する記憶部とを備え、
    上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて、指示対象に指示する入力装置であって、
    上記スイッチ画像は、少なくとも1つの2点スイッチ画像を有し、
    上記2点スイッチ画像は、2つのタッチをユーザに促す押下指示画像と、上記指示対象への指示を表す指示内容画像とを有し、
    上記タッチパネルへのタッチ位置を取得する座標取得部と、
    上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するスイッチ種類判定部と、
    上記第1確認位置が上記2点スイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にあるかを判定する押下時間判定部と、
    上記第1確認位置が上記一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にある場合、上記2点スイッチ画像上に上記第1確認位置を含む2つのタッチがあるかを判定する押下数判定部と、
    上記2点スイッチ画像上に上記2つのタッチがある場合に、上記指示内容画像が表す指示を上記指示対象へ出力する処理を実行する処理実行部と
    を備えることを特徴とする入力装置。
  4. 上記2点スイッチ画像は、複数のキー画像をさらに有し、上記複数のキー画像のうち、2つのタッチを要求するキー画像が上記押下指示画像および指示内容画像を含むことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. スイッチ画像が表示されるタッチパネルを有し、上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて指示対象に指示する入力装置の制御方法であって、
    上記スイッチ画像は、指示対象の現状を表す始点画像と、上記指示対象への指示を表す終点画像と、上記始点画像と上記終点画像を結ぶ経路画像とを有し、上記経路画像は、少なくとも1つの経過点と、上記経過点を含む経過点領域とを有し、且つ、上記経過点で折れ曲がる、少なくとも1つのパターンスイッチ画像を有し、
    上記タッチパネルへのタッチ位置を取得するステップと、
    上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するステップと、
    上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にあるかを判定するステップと、
    上記第1確認位置が上記パターンスイッチ画像の上記始点画像上にある場合、上記第1確認位置から一定時間経過後のタッチ位置である第2確認位置が、上記始点画像から上記終点画像に到達するまで、上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動しているかを判定するステップと、
    上記第2確認位置が上記始点画像から上記終点画像に向かって順に上記経過点領域を経由しながら上記経路画像上を移動して上記終点画像に到達した場合に、上記終点画像が表す指示を上記指示対象へ出力するステップと
    を含むことを特徴とする入力装置の制御方法。
  6. スイッチ画像が表示されるタッチパネルを有し、上記スイッチ画像へのユーザの操作に基づいて指示対象に指示する入力装置の制御方法であって、
    上記スイッチ画像は、2つのタッチを促す押下指示画像と指示対象への指示を表す指示内容画像とを有する、少なくとも1つの2点スイッチ画像を有し、
    上記タッチパネルへのタッチ位置を取得するステップと、
    上記タッチパネルへの始めのタッチ位置である第1確認位置が、上記スイッチ画像のうちのいずれのスイッチ画像上に位置するかを判定するステップと、
    上記第1確認位置が上記2点スイッチ画像上に位置する場合、上記第1確認位置が一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にあるかを判定するステップと、
    上記第1確認位置が上記一定時間経過後に上記2点スイッチ画像上にある場合、上記2点スイッチ画像上に上記第1確認位置を含む2つのタッチがあるかを判定するステップと、
    上記2点スイッチ画像上に上記第1確認位置を含む上記2つのタッチがある場合に、上記指示内容画像が表す指示を上記指示対象へ出力するステップと
    を含むことを特徴とする入力装置の制御方法。
  7. 請求項1から4のいずれか1項に記載の入力装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各部として機能させるための制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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