JP5908326B2 - 表示装置および表示プログラム - Google Patents

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本発明は、タッチパネル式表示部を備える表示装置および表示プログラムに関する。
電子黒板システム、パーソナルコンピュータ、携帯電話端末、電子手帳などには、液晶ディスプレイなどの表示パネルと、この表示パネルと一体的に形成されたタッチパネルとを含むタッチパネル式表示部を備える表示装置が備えられている。
このような表示装置では、ユーザは、タッチパネル式表示部の表示画面に表示されるツールバー内のコマンド制御アイコンをタッチ操作により選択することによって、各種の画像編集処理を行うことができる(特許文献1参照)。たとえば、表示装置において、ユーザは、表示画面に表示されるツールバー内の消しゴムアイコンを選択し、消しゴムを使うときのように、表示画面に表示される画像をなぞるタッチ操作を行うことによって、表示画面から画像を消去することができる。
また、表示装置において、表示画面に表示される画像を移動させたい場合、ツールバー内の切取アイコンを選択して画像を切り取るためのタッチ操作を行い、その後、貼付アイコンを選択して表示画面における所望の位置に画像を貼り付けるためのタッチ操作を行うという、いわゆるカットアンドペースト処理によって、表示画面に表示される画像を所望の位置に移動させることができる。
特開2002−109557号公報
しかしながら、上記のような従来の表示装置では、カットアンドペースト処理を行うためには、処理を行うたびにツールバー内のアイコンをタッチ操作によって選択する必要があり、ユーザにとって操作性がよいものではない。特に、電子黒板システムなどのように、大きな表示画面を有する表示装置では、表示画面に表示されるツールバーに対して離れた位置からアイコンをタッチ操作する場合、操作性が非常に悪くなる。
また、従来の表示装置では、カットアンドペースト処理が実行されているときに、その他の画像編集処理を実行することができない。たとえば、カットアンドペースト処理が実行されているときに、表示画面に対して図形を描画することができない。その理由は、表示画面に対して図形を描画するときには、ツールバー内のペンアイコンをタッチ操作によって選択し、表示装置を図形描画モードに切り替える必要があるが、カットアンドペースト処理が完了するまでは、図形描画モードへの切り替えはできないからである。このように、従来の表示装置では、カットアンドペースト処理が実行されているときに、その他の画像編集処理を実行することができないので、ユーザにとって利便性がよいものではない。
したがって本発明の目的は、表示画面に表示される画像を、カットアンドペースト処理によって所望の位置に移動させるときの操作性が良好で、かつ、カットアンドペースト処理が実行されている状態において他の画像編集処理が実行可能な表示装置および表示プログラムを提供することである。
本発明は、画像を表示する表示画面を有する表示部と、
前記表示画面への接触による入力操作が行われたときに、その入力操作の、前記表示画面上の接触位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部が前記接触位置を検出したときからの経過時間を計測する時間測定部と、
前記位置検出部が前記表示画面上の2点の接触位置を検出し、かつ、前記時間測定部が計測した前記経過時間が所定の時間以上であるときに、前記表示画面に対する切取り開始点の入力が可能な領域を表す切取開始点入力領域を、前記表示画面上における前記2点を含む所定範囲内に設定する切取開始点入力領域設定部と、
前記位置検出部が、前記切取開始点入力領域内の位置を含む線状の接触位置を検出したときに、その検出された接触位置に従って前記表示画面に切取図形を描画する切取図形描画部と、
前記切取図形描画部によって描画された切取図形で規定される閉領域を、前記表示画面上に設定する閉領域設定部と、
前記位置検出部が、前記閉領域内の位置を含む線状の接触位置を検出したときに、その検出された接触位置に従って前記閉領域内の画像を移動させる画像移動部と、を備えることを特徴とする表示装置である。
また本発明の表示装置は、前記位置検出部が、前記閉領域内の1点の接触位置を、所定の時間以内に2回検出したときに、前記閉領域内の画像を消去する画像消去部を備えることを特徴とする。
また本発明の表示装置は、前記閉領域設定部によって前記表示画面上に前記閉領域が設定された状態で、前記位置検出部が、前記閉領域外の接触位置を検出したときに、前記閉領域の設定を解除する閉領域設定解除部を備えることを特徴とする。
また本発明の表示装置は、前記切取開始点入力領域設定部によって前記表示画面上に前記切取開始点入力領域が設定されたときに、前記切取開始点入力領域内の色を、前記表示画面におけるその他の領域の色と異なる色に変更する色変更部を備えることを特徴とする。
また本発明は、前記表示装置を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各部として機能させるための表示プログラムである。
本発明によれば、表示装置は、画像を表示する表示画面を有する表示部と、表示画面への接触による入力操作が行われたときに、その入力操作の表示画面上の接触位置を検出する位置検出部とを含むタッチパネル式表示部を備える装置である。さらに、表示装置は、時間測定部と、切取開始点入力領域設定部と、切取図形描画部と、閉領域設定部と、画像移動部とを含んで構成される。
時間測定部は、位置検出部が接触位置を検出したときからの経過時間を計測する。切取開始点入力領域設定部は、位置検出部が表示画面上の2点の接触位置を検出し、かつ、経過時間が所定の時間以上であることを時間測定部が計測したときに、表示画面に対する切取り開始点の入力が可能な領域を表す切取開始点入力領域を、表示画面上における前記2点を含む所定範囲内に設定する。
切取図形描画部は、位置検出部が切取開始点入力領域内の位置を含む線状の接触位置を検出したときに、その検出された接触位置に従って表示画面に切取図形を描画する。閉領域設定部は、切取図形描画部によって描画された切取図形で規定される閉領域を表示画面上に設定する。この閉領域設定部が実行する表示画面上に閉領域を設定する処理は、表示画面に表示される画像を切り取るカット編集処理である。
画像移動部は、位置検出部が閉領域内の位置を含む線状の接触位置を検出したときに、その検出された接触位置に従って、閉領域内の画像を移動させる。この画像移動部が実行する閉領域内の画像を移動させる処理は、表示画面における所望の位置に画像を貼り付けるペースト編集処理である。
このように構成される表示装置では、位置検出部が、表示画面における2点の接触位置を所定の時間以上連続して検出し、切取開始点入力領域設定部が、前記2点の接触位置に基づいて表示画面に切取開始点入力領域を設定したときに、閉領域設定部による閉領域設定処理(カット編集処理)と、画像移動部による画像移動処理(ペースト編集処理)との、カットアンドペースト処理が実行される。すなわち、表示装置を操作するユーザは、ツールバー内のアイコンをタッチ操作によって選択することなく、表示画面に対して2点を長押しするタッチ操作を行った後に、カットアンドペースト処理を行うことができるので、カットアンドペースト処理によって所望の位置に画像を移動させるときの操作性が良好である。
また、本発明の表示装置では、前述のように、表示画面に対して2点が長押しされるタッチ操作によってカットアンドペースト処理が実行されるので、そのカットアンドペースト処理が実行されている状態において、ツールバー内のアイコンをタッチ操作によって選択することによって、表示画面に対する図形描画などの他の画像編集処理を実行することが可能であり、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また本発明によれば、表示装置は、画像消去部をさらに備える。この画像消去部は、位置検出部が閉領域内の1点の接触位置を、所定の時間以内に2回検出したときに、閉領域内の画像を消去する。表示装置を操作するユーザは、表示画面における閉領域内に対して1点を指示するタッチ操作を2回行う、いわゆるダブルタップ操作によって、簡単に閉領域内の画像を消去することができる。
また本発明によれば、表示装置は、閉領域設定解除部をさらに備える。この閉領域設定解除部は、表示画面上に閉領域が設定された状態で、位置検出部が閉領域外の接触位置を検出したときに、閉領域の設定を解除する。表示装置を操作するユーザは、表示画面における閉領域外に対してタッチ操作を行うことによって、簡単に閉領域の設定を解除する、すなわち、カットアンドペースト処理の実行状態を解除することができる。
また本発明によれば、表示装置は、色変更部をさらに備える。この色変更部は、切取開始点入力領域設定部によって表示画面上に切取開始点入力領域が設定されたときに、該切取開始点入力領域内の色を、表示画面におけるその他の領域の色と異なる色に変更する。これによって、表示装置を操作するユーザは、表示画面上における切取開始点入力領域を明確に視認することができる。
また本発明によれば、表示プログラムは、前記表示装置を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各部として機能させるためのプログラムである。このような表示プログラムは、カットアンドペースト処理によって所望の位置に移動させるときの操作性が良好で、かつ、カットアンドペースト処理が実行されている状態において他の画像編集処理が実行可能な表示処理を、ソフトウェアで制御することができる。
本発明の実施形態に係る表示装置100の構成を概略的に示す図である。 表示装置100の構成を示すブロック図である。 表示装置100の動作を示すフローチャートである。 表示装置100の動作を示すフローチャートである。 表示装置100の動作を示すフローチャートである。 表示装置100の動作を説明するための図である。 表示装置100の動作を説明するための図である。 表示装置100の動作を説明するための図である。 表示装置100の動作を説明するための図である。
(表示装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置100の構成を概略的に示す図である。図2は、表示装置100の構成を示すブロック図である。表示装置100は、タッチパネル式表示部1と、制御部2と、記憶部3とを含んで構成される。
タッチパネル式表示部1は、表示部11とタッチパネル12とを含む。タッチパネル式表示部1において、タッチパネル12は表示部11上に積層されて、表示部11と一体的に形成されている。
表示部11は、たとえば、液晶ディスプレイ、EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイなどである。この表示部11は、後述する制御部2の表示制御部21によって制御され、画像を表示する表示画面10を有する。表示画面10には、XY直交座標が設定され、この直交座標は、表示画面10に向かって左上の頂点を原点とし、右方向をX軸の正方向、下方向をY軸の正方向とする座標である。
タッチパネル12は、投影型静電容量方式タッチパネル、抵抗膜方式タッチパネル、赤外線遮断検出方式タッチパネルなどから構成される。このタッチパネル12は、マルチタッチに対応している。すなわち、表示装置100は、表示画面10上の異なる2点以上の複数点に手指やタブレットペンなどが同時に接触した場合に、その複数点の位置を検出することができる。また、タッチパネル12は、表示部11の表示画面10に手指などの接触による入力操作(タッチ操作)が行われている間、連続的に、接触した位置を検出するとともに、その接触位置を示す位置情報を制御部2に出力する。
ここで、入力操作(タッチ操作)とは、表示画面10への接触が開始してから接触が終了するまでの、表示画面10に対する一連の操作である。たとえば、ユーザが、手指やタブレットペン等のポインティングデバイスなどで表示画面10に触れ、接触点を動かさずに、手指やポインティングデバイスなどを表示画面10から離す一連の操作を行うとき、すなわち、表示画面10に対して接触点の移動を伴わない入力操作を行うとき、この操作は表示画面10に対する点入力操作である。また、たとえば、ユーザが、手指やポインティングデバイスなどで表示画面10に触れ、触れたまま接触点を移動させ、手指やポインティングデバイスなどを表示画面10から離す一連の操作を行うとき、すなわち、表示画面10に対して面方向の接触点の移動を伴う入力操作を行うとき、この操作は表示画面10に対する線入力操作である。
制御部2は、表示制御部21と、入力検出部22と、時間測定部23とを含む。入力検出部22は、タッチパネル式表示部1のタッチパネル12から出力された位置情報に基づいて、タッチパネル12への接触の有無および接触した位置の座標を検出する。入力検出部22は、接触検出部221と、位置検出部222とを含む。
接触検出部221は、タッチパネル12から位置情報が出力されている場合にタッチパネル12への接触があることを検出し、タッチパネル12から位置情報が出力されていない場合にタッチパネル12への接触がないことを検出する。
位置検出部222は、接触検出部221がタッチパネル12への接触があることを検出した場合に、タッチパネル12から出力された位置情報に基づいて、表示画面10への接触による入力操作(タッチ操作)の、表示画面10上の接触位置を示す位置座標を検出する。位置検出部222は、この位置座標を同時に2点検出することが可能である。
時間測定部23は、特定の状態になった時からの経過時間を計測する。この計測は、該特定の状態を維持しなくなるか、あるいは、所定の時間を経過するまで行われる。なお、「特定の状態になった時」とは、位置検出部222が位置座標を検出しなくなった時や、位置検出部222が同じ位置座標を連続して検出するようになった時が挙げられる。
表示制御部21は、表示部11の表示画面10への画像の表示を制御するものである。この表示制御部21は、切取開始点入力領域設定部211と、色変更部212と、切取図形描画部213と、閉領域設定部214と、閉領域設定解除部215と、画像移動部216と、画像消去部217と、コマンド制御部218とを含む。
切取開始点入力領域設定部211は、位置検出部222が表示画面10上の2点の接触位置を示す位置座標(表示画面10に対する2点の点入力操作に対応する位置座標)を検出し、かつ、前記2点の位置座標を検出してからの経過時間が所定の時間(たとえば、1秒間)以上であることを時間測定部23が計測したときに、表示画面10に対する切取り開始点の入力が可能な領域を表す切取開始点入力領域を、表示画面10上における前記2点を含む所定範囲内に設定する。
色変更部212は、切取開始点入力領域設定部211によって表示画面10上に切取開始点入力領域が設定されたときに、該切取開始点入力領域内の色を、表示画面10におけるその他の領域の色と異なる色に変更する。これによって、表示装置100を操作するユーザは、表示画面10上における切取開始点入力領域を明確に視認することができる。
切取図形描画部213は、位置検出部222が切取開始点入力領域内の位置を含む線状の接触位置を示す位置座標(表示画面10に対する切取開始点入力領域内を含む線入力操作に対応する位置座標)を検出したときに、その検出された位置座標に従って表示画面10に切取図形を描画する。
閉領域設定部214は、切取図形描画部213によって描画された切取図形で規定される閉領域を表示画面10上に設定する。この閉領域設定部214が実行する表示画面10上に閉領域を設定する処理は、表示画面10に表示される画像を切り取るカット編集処理である。
閉領域設定解除部215は、閉領域設定部214によって表示画面10上に閉領域が設定された状態で、位置検出部222が閉領域外の接触位置を示す位置座標(表示画面10に対する閉領域外の点入力操作または線入力操作に対応する位置座標)を検出したときに、閉領域の設定を解除する。表示装置100を操作するユーザは、表示画面10における閉領域外に対してタッチ操作を行うことによって、簡単に閉領域の設定を解除する、すなわち、カットアンドペースト処理の実行状態を解除することができる。
画像移動部216は、位置検出部222が閉領域内の位置を含む線状の接触位置を示す位置座標(表示画面10に対する閉領域内を含む線入力操作に対応する位置座標)を検出したときに、その検出された位置座標に従って、閉領域内の画像を移動させる。この画像移動部216が実行する閉領域内の画像を移動させる処理は、表示画面10における所望の位置に画像を貼り付けるペースト編集処理である。
画像消去部217は、位置検出部222が閉領域内の1点の接触位置を示す位置座標(表示画面10に対する閉領域内の1点の点入力操作に対応する位置座標)を、所定の時間(たとえば、0.3秒間)以内に2回検出したときに、閉領域内の画像を消去する。表示装置100を操作するユーザは、表示画面10における閉領域内に対して1点を指示するタッチ操作を2回行う、いわゆるダブルタップ操作によって、簡単に閉領域内の画像を消去することができる。
コマンド制御部218は、表示画面10に表示されるツールバー218A内における複数のコマンド制御アイコン218Bの中から、タッチ操作によって選択されたコマンド制御アイコン218Bに対応するコマンドが実行可能となるように、表示制御部21を制御する。ツールバー218A内には、コマンド制御アイコン218Bとして、たとえば、文字や図形などを表示画面10に描画するための「ペン」としての機能を発揮させるときに選択されるペンアイコン、「消しゴム」としての機能を発揮させるときに選択される消しゴムアイコンなどの、画像編集用のアイコンが配置されている。
記憶部3は、各種情報を記録するメモリであり、入力座標記憶部31と、領域情報記憶部32とを含む。入力座標記憶部31は、位置検出部222が検出した位置座標を一定期間保持する記憶領域である。領域情報記憶部32は、切取開始点入力領域設定部211が設定した切取開始点入力領域の位置情報、閉領域設定部214が設定した閉領域の位置情報、および閉領域内に表示される画像の位置情報を一定期間保持する記憶領域である。
以上のように構成される本実施形態の表示装置100では、位置検出部222が、表示画面10における2点の接触位置を示す位置座標を所定の時間以上連続して検出し、切取開始点入力領域設定部211が、前記2点の位置座標に基づいて表示画面10に切取開始点入力領域を設定したときに、閉領域設定部214による閉領域設定処理(カット編集処理)と、画像移動部216による画像移動処理(ペースト編集処理)との、カットアンドペースト処理が実行される。すなわち、表示装置100を操作するユーザは、ツールバー218A内のコマンド制御アイコン218Bをタッチ操作によって選択することなく、表示画面10に対して2点を長押しするタッチ操作を行った後に、カットアンドペースト処理を行うことができるので、カットアンドペースト処理によって所望の位置に画像を移動させるときの操作性が良好である。
また、本実施形態の表示装置100では、前述のように、表示画面10に対して2点が長押しされるタッチ操作によってカットアンドペースト処理が実行されるので、そのカットアンドペースト処理が実行されている状態において、ツールバー218A内のコマンド制御アイコン218Bをタッチ操作によって選択することによって、表示画面10に対する図形描画などの他の画像編集処理を実行することが可能であり、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
(表示装置100の動作)
次に、本実施形態の表示装置100の動作について説明する。図3A〜3Cは、表示装置100の動作を示すフローチャートである。図4A〜4Dは、表示装置100の動作を説明するための図である。
ステップs1では、入力検出部22は、タッチパネル12から出力される位置情報に基づいて、表示部11の表示画面10への接触による入力操作が開始されたか否かを判断する。入力検出部22は、タッチパネル12から位置情報が出力されて、タッチパネル12への接触があることを接触検出部221が検出した場合に、表示画面10への入力操作が開始されたと判断する。入力検出部22が表示画面10への入力操作が開始されたと判断した場合にはステップs2に進み、表示画面10への入力操作が開始されていないと判断した場合にはステップs1を繰返す。
ステップs2では、位置検出部222は、ステップs1において接触検出部221がタッチパネル12への接触があることを検出し、タッチパネル12から位置情報が出力された場合に、その位置情報に基づいて、表示画面10への接触による入力操作の、表示画面10上の接触位置を示す位置座標を検出する。
次にステップs3では、入力検出部22は、ステップs2において位置検出部222が検出した位置座標に基づいて、表示画面10に対する2点の点入力操作に対応する接触位置を示す2点の位置座標P1,P2が検出されたか否かを判断する。位置検出部222が2点の接触位置を示す位置座標P1,P2を検出したと入力検出部22が判断した場合にはステップs4に進み、2点の接触位置を示す位置座標P1,P2を検出していないと入力検出部22が判断した場合にはステップs5に進む。なお、位置検出部222が2点の位置座標P1,P2を検出した場合には、その位置座標P1,P2は、入力座標記憶部31に記憶される。
ステップs4では、図4A(a)に示すように、位置検出部222が表示画面10上における2点の位置座標P1,P2を検出した場合、その2点の位置座標P1,P2に基づいて、入力検出部22は、表示画面10における2点間の距離が所定の閾値未満であるか否かを判断する。入力検出部22が位置座標P1,P2で示される2点間の距離が所定の閾値未満であると判断した場合にはステップs6に進み、2点間の距離が所定の閾値以上であると判断した場合にはステップs5に進む。なお、図4A(a)では、「A」という文字の第1画像M1と、「B」という文字の第2画像M2が表示画面10に表示されている状態で、第1画像M1の近傍で行われた2点の点入力操作に対応する、2点の位置座標P1,P2が位置検出部222によって検出されている。
ステップs3において2点の位置座標P1,P2が検出されなかった場合、および、2点の位置座標P1,P2が検出されたけれども、ステップs4において2点間の距離が所定の閾値以上であった場合には、ステップs5で、表示制御部21は、2点の入力操作に応じた処理を実施する。表示画面10に対して入力された2点間の距離が所定の閾値以上である場合における、入力操作に応じた処理としては、たとえば、ツールバー218A内のコマンド制御アイコン218Bのうち、ペンアイコンが選択された状態で、互いに離れた位置で、表示画面10に対して図形の描画がなされている場合が挙げられる。このような場合には、表示制御部21は、表示画面10に対する入力操作に応じて描画された図形が表示画面10に表示されるように、表示部11を制御する。
ステップs6では、時間測定部23は、時間の計測を開始する。次にステップs7では、位置検出部222は、ステップs3において検出した2点の位置座標P1,P2に対して移動を伴う線入力操作が行われたか否かを判断する。位置検出部222が2点の位置座標P1,P2に対して移動を伴う線入力操作が行われたと判断した場合にはステップs8に進み、2点の位置座標P1,P2に対して移動を伴う線入力操作が行われていないと判断した場合にはステップs9に進む。
ステップs8では、表示制御部21は、2点の位置座標P1,P2に対する移動を伴う線入力操作である、いわゆるピンチインまたはピンチアウト操作に応じて、表示画面10に表示されている画像を縮小または拡大する画像編集処理を実施する。
ステップs9では、切取開始点入力領域設定部211は、ステップs6において時間測定部23が時間の計測を開始してからの経過時間に基づいて、位置検出部222が2点の位置座標P1,P2を検出してから所定の時間以上経過したか否かを判断する。換言すると、切取開始点入力領域設定部211は、位置検出部222が、表示画面10における2点の接触位置を示す位置座標P1,P2を所定の時間以上連続して検出したか否かを判断する。切取開始点入力領域設定部211が所定の時間以上経過したと判断した場合にはステップs10に進み、所定の時間以上経過していないと判断した場合にはステップs9を繰返す。
ステップs10では、切取開始点入力領域設定部211は、図4A(b)に示すように、表示画面10に対する切取り開始点の入力が可能な領域を表す切取開始点入力領域R1を、表示画面10上における前記2点の位置座標P1,P2を含む所定範囲内に設定する。このように、切取開始点入力領域設定部211が切取開始点入力領域R1の設定を完了すると、この時点で2点の位置座標P1,P2に対応する、表示画面10に対する2点の点入力操作を解除したとしても、切取開始点入力領域R1が解除されることはない。なお、切取開始点入力領域設定部211が設定した切取開始点入力領域R1の位置情報は、領域情報記憶部32に記憶される。
次にステップs11では、色変更部212は、切取開始点入力領域設定部211によって設定された切取開始点入力領域R1内の色を、表示画面10におけるその他の領域の色と異なる色に変更する。
次にステップs12では、表示制御部21は、図4A(b)に示すように、表示画面10に設定された切取開始点入力領域R1内に、予め定められた領域視認図形C1が表示されるように、表示部11を制御する。領域視認図形C1は、切取開始点入力領域R1が、表示画面10に対する切取り開始点の入力が可能な領域であることを容易に認識できるような図形であり、図4A(b)では「鋏」の画像である。
次にステップs13では、表示画面10に切取開始点入力領域R1が設定された状態で、切取開始点入力領域設定部211は、2点の位置座標P1,P2に対して移動を伴う線入力操作が行われたか否かを判断する。切取開始点入力領域設定部211が2点の位置座標P1,P2に対して移動を伴う線入力操作が行われたと判断した場合にはステップs14に進み、2点の位置座標P1,P2に対して移動を伴う線入力操作が行われていないと判断した場合にはステップs15に進む。
ステップs14では、2点の位置座標P1,P2を移動させる線入力操作に応じて位置検出部222が検出した位置座標に基づいて、切取開始点入力領域設定部211は、図4A(c)に示すように、切取開始点入力領域R1を移動させる。このとき、切取開始点入力領域設定部211は、切取開始点入力領域R1の移動に応じて、切取開始点入力領域R1内に表示される領域視認図形C1も移動させる。
このように、切取開始点入力領域設定部211が切取開始点入力領域R1を移動させることができるので、表示装置100を操作するユーザは、表示画面10における所望の位置に、後述の閉領域を設定するための切取図形を描画することができる。図4A(c)では、第1画像M1を取り囲む閉領域が設定可能なように、矩形状の切取開始点入力領域R1が表示画面10に設定されている。
次にステップs15では、図4B(d)に示すように、入力検出部22は、切取開始点入力領域R1内に対する、切取り開始点P3を入力する入力操作に対応する位置座標を、位置検出部222が検出したか否かを判断する。位置検出部222が切取り開始点P3の位置座標を検出したと入力検出部22が判断した場合にはステップs17に進み、切取り開始点P3の位置座標を検出していないと入力検出部22が判断した場合にはステップs16に進む。なお、位置検出部222が切取り開始点P3の位置座標を検出した場合には、その切取り開始点P3の位置座標は、入力座標記憶部31に記憶される。
ステップs16では、切取開始点入力領域設定部211は、表示画面10に設定される切取開始点入力領域R1を解除する。このように、切取開始点入力領域R1を解除する条件としては、位置検出部222が切取開始点入力領域R1外の接触位置を示す位置座標(表示画面10に対する切取開始点入力領域R1外の点入力操作または線入力操作に対応する位置座標)を検出したときなどが挙げられる。
なお、切取開始点入力領域設定部211が切取開始点入力領域R1を解除するのは、位置検出部222が検出した切取開始点入力領域R1外の位置座標が、切取開始点入力領域R1からの離間距離が所定の距離以内である場合に限られる。切取開始点入力領域R1からの離間距離が所定の距離よりも大きい位置における入力操作があった場合には、表示制御部21は、その入力操作に対応する位置座標に従って、表示画面10に対する図形描画などの画像編集処理を実行する。
ステップs17では、入力検出部22は、表示画面10に対する切取り開始点P3を含む線入力操作に対応する位置座標を、位置検出部222が検出したか否かを判断する。換言すれば、入力検出部22は、表示画面10に対して、切取り開始点P3を含む切取図形が描画されたか否かを判断する。位置検出部222が切取り開始点P3を含む線入力操作に対応する位置座標を検出したと入力検出部22が判断した場合にはステップs18に進み、切取り開始点P3を含む線入力操作に対応する位置座標を検出していないと入力検出部22が判断した場合にはステップs17を繰返す。
なお、位置検出部222が切取り開始点P3を含む線入力操作に対応する位置座標を検出した場合には、切取図形描画部213は、図4B(e)に示すように、その検出された線入力操作に対応する位置座標に従って、表示画面10に切取図形C2を描画する。このように、表示画面10に切取図形C2が描画されると、切取開始点入力領域設定部211は、表示画面10に設定される切取開始点入力領域R1を解除する。また、切取図形C2に対応する位置座標は、入力座標記憶部31に記憶される。
ステップs18では、閉領域設定部214は、図4B(f)に示すように、切取図形描画部213によって描画された切取図形C2で規定される閉領域R2を、表示画面10上に設定する。閉領域設定部214が設定する閉領域R2は、表示画面10における他の領域との境界が、たとえば破線である。
閉領域設定部214は、切取図形描画部213によって描画された切取図形C2が、図4B(e)のように、線によって囲まれた空間を有する図形(たとえば円形状、矩形状など)の場合には、その線によって囲まれた領域を閉領域R2として設定する。また、図4C(g)に示すように、切取図形描画部213によって描画された図形が、囲まれた空間を有さない線状の切取図形C3である場合には、閉領域設定部214は、図4C(h)に示すように、線状の切取図形C3と、その切取図形C3の端部間を結ぶ直線とで囲まれた領域を閉領域R2として設定する。なお、閉領域設定部214が設定した閉領域R2の位置情報は、領域情報記憶部32に記憶される。
次にステップs19では、閉領域設定部214は、閉領域R2内の画像に対する切出し処理を行う。たとえば、図4B(f)では、閉領域設定部214は、閉領域R2内の第1画像M1を切出す。
次にステップs20では、入力検出部22は、閉領域R2内に対する入力操作に対応する位置座標を、位置検出部222が検出したか否かを判断する。位置検出部222が閉領域R2内に対する入力操作に対応する位置座標を検出したと入力検出部22が判断した場合にはステップs22に進み、閉領域R2内に対する入力操作に対応する位置座標を検出していないと入力検出部22が判断した場合にはステップs21に進む。
ステップs21では、閉領域設定解除部215は、表示画面10に設定される閉領域R2を解除する。このように、閉領域設定解除部215が閉領域R2を解除する条件としては、位置検出部222が閉領域R2外の接触位置を示す位置座標(表示画面10に対する閉領域R2外の点入力操作または線入力操作に対応する位置座標)を検出したときなどが挙げられる。
なお、閉領域設定解除部215が閉領域R2を解除するのは、位置検出部222が検出した閉領域R2外の位置座標が、閉領域R2からの離間距離が所定の距離以内である場合に限られる。閉領域R2からの離間距離が所定の距離よりも大きい位置における入力操作があった場合には、表示制御部21は、その入力操作に対応する位置座標に従って、表示画面10に対する図形描画などの画像編集処理を実行する。
ステップs22では、入力検出部22は、図4C(i)に示すように、閉領域R2内の移動開始点P4を含む線入力操作に対応する位置座標を、位置検出部222が検出したか否かを判断する。位置検出部222が閉領域R2内の移動開始点P4を含む線入力操作に対応する位置座標を検出したと入力検出部22が判断した場合にはステップs23に進み、線入力操作に対応する位置座標を検出していないと入力検出部22が判断した場合にはステップs24に進む。
ステップs23では、画像移動部216は、位置検出部222が検出した、閉領域R2内の移動開始点P4を含む線入力操作に対応する位置座標に従って、閉領域R2内の画像を移動させる。図4C(i)では、画像移動部216は、閉領域R2内の第1画像M1を、第2画像M2に隣接するように移動させている。画像移動部216による画像を移動させる画像編集処理が終了した後、図4D(j)に示すように、位置検出部222が閉領域R2外の接触位置を示す位置座標P5を検出した場合には、閉領域設定解除部215が、表示画面10に設定される閉領域R2を解除する。これによって、表示装置100におけるカットアンドペースト処理が終了する。
ステップs24では、図4D(k)に示すように、位置検出部222は、閉領域R2内の1点の接触位置を示す位置座標P6(表示画面10に対する閉領域R2内の点入力操作に対応する位置座標)を検出する。
次にステップs25では、入力検出部22は、閉領域R2内の前記1点の接触位置を示す位置座標P6を、位置検出部222が所定の時間以内に2回検出したか否かを判断する。位置検出部222が前記1点の位置座標P6を、所定の時間以内に2回検出したと判断した場合にはステップs26に進み、所定の時間以内に2回検出していないと判断した場合にはステップs25を繰返す。
ステップs26では、画像消去部217は、閉領域R2内の画像を消去する。図4D(l)では、画像消去部217は、閉領域R2内の第1画像M1を消去し、これによって表示画面10には、第2画像M2のみが表示されている。表示装置100を操作するユーザは、表示画面10における閉領域R2内に対して1点を指示するタッチ操作を2回行う、いわゆるダブルタップ操作によって、簡単に閉領域R2内の画像を消去することができる。
(表示プログラム)
前記表示装置100における、タッチパネル式表示部1、制御部2および記憶部3などの、表示装置100を構成する各部を機能させる表示プログラムは、コンピュータを表示装置100として動作させるプログラムである。この表示プログラムは、従来公知の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録できる。
前記表示プログラムを記録媒体に記録することで、表示プログラムに基づく処理を実行するためのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラムおよびソースプログラムなど)を記録した記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
なお、記録媒体は、マイクロコンピュータが処理を行うためのメモリ、たとえばROM(Read Only Memory)のようなプログラムメディアであってもよいし、または、コンピュータが外部記憶装置として備えるプログラム読取装置に挿入することで読み取られるプログラムメディアであってもよい。
記録媒体に格納されているプログラムは、マイクロプロセッサが記録媒体にアクセスして実行する方式であってもよいし、または、マイクロプロセッサが記録媒体からプログラムコードを読み出し、読み出されたプログラムコードがマイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされることで、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、前記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープ、カセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスク、ハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、MO(Magneto Optical disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク系、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、コンピュータが、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、記録媒体は、通信ネットワークからプログラムコードをダウンロードするように、流動的にプログラムコードを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、または他の記録媒体からインストールしておく。また、前記表示プログラムは、前記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
1 タッチパネル式表示部
2 制御部
3 記憶部
10 表示画面
11 表示部
12 タッチパネル
21 表示制御部
22 入力検出部
23 時間測定部
31 入力座標記憶部
32 領域情報記憶部
100 表示装置
211 切取開始点入力領域設定部
212 色変更部
213 切取図形描画部
214 閉領域設定部
215 閉領域設定解除部
216 画像移動部
217 画像消去部
218 コマンド制御部
218A ツールバー
218B コマンド制御アイコン
221 接触検出部
222 位置検出部

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示画面を有する表示部と、
    前記表示画面への接触による入力操作が行われたときに、その入力操作の、前記表示画面上の接触位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部が前記接触位置を検出したときからの経過時間を計測する時間測定部と、
    前記位置検出部が前記表示画面上の2点の接触位置を検出し、かつ、前記時間測定部が計測した前記経過時間が所定の時間以上であるときに、前記表示画面に対する切取り開始点の入力が可能な領域を表す切取開始点入力領域を、前記表示画面上における前記2点を含む所定範囲内に設定する切取開始点入力領域設定部と、
    前記位置検出部が、前記切取開始点入力領域内の位置を含む線状の接触位置を検出したときに、その検出された接触位置に従って前記表示画面に切取図形を描画する切取図形描画部と、
    前記切取図形描画部によって描画された切取図形で規定される閉領域を、前記表示画面上に設定する閉領域設定部と、
    前記位置検出部が、前記閉領域内の位置を含む線状の接触位置を検出したときに、その検出された接触位置に従って前記閉領域内の画像を移動させる画像移動部と、を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記位置検出部が、前記閉領域内の1点の接触位置を、所定の時間以内に2回検出したときに、前記閉領域内の画像を消去する画像消去部を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記閉領域設定部によって前記表示画面上に前記閉領域が設定された状態で、前記位置検出部が、前記閉領域外の接触位置を検出したときに、前記閉領域の設定を解除する閉領域設定解除部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記切取開始点入力領域設定部によって前記表示画面上に前記切取開始点入力領域が設定されたときに、前記切取開始点入力領域内の色を、前記表示画面におけるその他の領域の色と異なる色に変更する色変更部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の表示装置を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各部として機能させるための表示プログラム。
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