JP6473680B2 - 入力表示装置および入力表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記入者が入力した箇所に描画情報を表示する入力表示装置および入力表示方法に関する。
近年、教室やオフィスでは、インタラクティブ・ホワイトボード(Interactive Whiteboard)(通称:IWB)を含む電子黒板が使用されている。その電子黒板では、記入者(例えば、教室の場合は先生)がペン先または記入者の指先により文字や絵などの描画情報をボードに入力したときに、その入力箇所に描画情報を周囲の視聴者(例えば、教室の場合は生徒)に向けて表示部に表示する。
一方、記入者は、表示部に表示された描画情報を消去したい場合、アプリケーションのメニューから消去する機能を選択して実行することにより、その描画情報を消去することができる。
しかし、記入者がペン先または指先により入力しているときに、その入力の誤りに気付いた場合、その入力により表示部に表示された描画情報を即座に消去したいことがある。この場合でも、記入者は、アプリケーションのメニューから消去する機能を選択する操作が必要となる。そのため、記入者が入力の誤りに対する描画情報を即座に消去したい場合には、記入者への負担が大きい。
特許文献1、2には、ペン先による入力が記入者により行なわれたときに、記入者の入力に対して描画情報を表示部に表示し、指先による入力が記入者により行なわれたときに、表示部に表示された描画情報を消去する技術が開示されている。
特許文献1に記載されたタッチパネル入力装置は、記入者が操作子を接触するための表示部と、表示部に対する操作子の接触を接触情報として検出するセンサ部と、センサ部からの接触情報に基づいて、表示部に対する操作子の接触面積を取得するセンサ情報取得部と、操作子の接触面積が閾値以下であるか否かを判定する操作子識別部と、操作子識別部の判定結果に基づいて、表示部に対する動作モードを、操作子としてペンが表示部に接触した描画モード、または、操作子として記入者の指が表示部に接触した消去モードに切り替える操作子処理部と、を具備している。操作子処理部は、判定結果として操作子の接触面積が閾値以下である場合、動作モードを描画モードに設定し、描画モードにおいて、記入者がペンにより入力した接触情報を描画情報として表示部に表示する第1操作子処理部と、判定結果として操作子の接触面積が閾値以下ではない場合、動作モードを消去モードに設定し、消去モードにおいて、記入者が指により入力した接触情報に基づいて描画情報を消去する第2操作子処理部と、を具備している。第2操作子処理部は、消去モードにおいて、表示部に対する記入者の指の接触位置に消しゴムを表示する拡張処理部を具備している。
特許文献2に記載された表示装置は、情報を表示する表示部と、表示部上で電子ペンが接触または近接した際の位置を取得するペン位置取得部と、ペン位置取得部で取得した電子ペンの接触位置の軌跡を、表示部に表示する表示制御部と、ユーザによる表示部上のタッチ位置を検知するタッチ検知部と、取得した電子ペンの近接位置を基準位置とし、タッチ検知部でタッチ位置を検知した際に、検知したタッチ位置が、基準位置から所定範囲内にある時は、検知したタッチ位置上のペン入力による表示の消去処理を行ない、所定範囲から外にある時は、ペン入力による表示の消去処理とは異なる処理を実行する制御部と、を備えている。電子ペンは、光を照射するLED(Light Emitting Diode)と、その反射光により電子ペンがドットパターン付きフィルムに接触した際のペン先に位置するフィルムのドットパターンを読み取る画像センサと、画像センサから取得したドットパターンを含む画像データを解析し、ペン先の接触位置の位置情報を生成する画像処理部とを備えている。ペン入力による表示において、上記位置情報が、上記電子ペンの接触位置の軌跡として、表示部に表示される。特許文献2に記載された表示装置は、更に、タッチ検出用センサを備えている。ペン入力による表示の消去処理において、タッチ検知部は、表示部上のタッチ検出用センサに対して電圧制御を行ない、電圧の変化を監視することにより、表示部に対する指等の接触を検出する。制御部は、指等が基準位置から所定範囲内にある時は、ペン入力による表示の消去処理を行なう。
特開2012−252652号公報 国際公開第2014/49671号
特許文献1に記載された技術では、上述のように、表示部に対して操作子が接触したときに、操作子の接触面積が閾値以下ではない場合、記入者が指により入力した接触情報に基づいて描画情報を消去する。しかしながら、手つきのような意図しない入力があった場合でも、操作子の接触面積が閾値以下ではないため、記入者が手つきにより入力した接触情報に基づいて、描画情報が消去されてしまうことになる。すなわち、特許文献1に記載された技術では、手つきのような意図しない入力があった場合でも、描画情報が消去されてしまう。ここで、手つきとは、表示部に対して手の腹などが触れる現象である。
また、特許文献2に記載された技術では、上述のように、表示部に対して指等がタッチしたときに、表示部上のタッチ検出用センサに対して電圧の変化が生じた場合、記入者が指等によりタッチした領域に基づいて、ペン入力による表示の消去を行なう(描画情報を消去する)。しかしながら、手つきのような意図しない入力があった場合でも、表示部上のタッチ検出用センサに対して電圧の変化が生じるため、記入者が手つきによりタッチした領域に基づいて、描画情報が消去されてしまうことになる。すなわち、特許文献2に記載された技術では、手つきのような意図しない入力があった場合でも、描画情報が消去されてしまう。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、記入者の手つきの有無を確実に判定することができ、描画情報の表示と消去とを正確に行なうことができる入力表示装置および入力表示方法を提供することを目的とする。
本発明の入力表示装置は、表示部と、座標を形成するように前記表示部に複数配置された静電容量センサと、前記複数の静電容量センサのうちの、記入者の入力を検出した検出静電容量センサ群の容量値、数、位置を表す情報を出力する容量変化検知部と、前記検出静電容量センサ群の容量値と数とに基づいて、前記検出静電容量センサ群の位置により形成される形状としてペン先、前記記入者の指先、前記記入者の手つきを判定し、前記検出静電容量センサ群に対する判定結果を出力する形状判定部と、前記判定結果として前記ペン先または前記指先による第1の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第1の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第1検出静電容量センサ群とした場合、前記第1検出静電容量センサ群の位置に基づいて、前記表示部に対して前記記入者により入力された情報を表す第1描画情報を生成し、前記表示部の表示領域のうちの、前記第1検出静電容量センサ群の位置を含む領域である第1記入表示領域に表示する描画制御部と、を具備し、前記判定結果として前記手つきによる第2の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第2の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第2検出静電容量センサ群としたときに、前記手つきによる前記記入者の第2の入力から、所定時間内に、前記ペン先または前記指先による第3の入力が前記記入者により行なわれずに、前記判定結果として前記手つきによる前記記入者の第2の入力が継続している場合、前記描画制御部は、前記第1記入表示領域に表示されている前記第1描画情報のうちの、前記第2検出静電容量センサ群の位置を含む領域である消去対象領域に表示された消去対象描画情報を消去することを特徴とする。
本発明の入力表示方法は、表示部と、座標を形成するように前記表示部に複数配置された静電容量センサと、を有する装置を用いた入力表示方法であって、前記複数の静電容量センサのうちの、記入者の入力を検出した検出静電容量センサ群の容量値、数、位置を表す情報を出力するステップと、前記検出静電容量センサ群の容量値と数とに基づいて、前記検出静電容量センサ群の位置により形成される形状としてペン先、前記記入者の指先、前記記入者の手つきを判定し、前記検出静電容量センサ群に対する判定結果を出力するステップと、前記判定結果として前記ペン先または前記指先による第1の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第1の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第1検出静電容量センサ群とした場合、前記第1検出静電容量センサ群の位置に基づいて、前記表示部に対して前記記入者により入力された情報を表す第1描画情報を生成し、前記表示部の表示領域のうちの、前記第1検出静電容量センサ群の位置を含む領域である第1記入表示領域に表示するステップと、前記判定結果として前記手つきによる第2の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第2の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第2検出静電容量センサ群としたときに、前記手つきによる前記記入者の第2の入力から、所定時間内に、前記ペン先または前記指先による第3の入力が前記記入者により行なわれずに、前記判定結果として前記手つきによる前記記入者の第2の入力が継続している場合、前記第1記入表示領域に表示されている前記第1描画情報のうちの、前記第2検出静電容量センサ群の位置を含む領域である消去対象領域に表示された消去対象描画情報を消去するステップと、を具備することを特徴とする。
このように、本発明では、ペン先、記入者の指先、記入者の手つきの判定について、静電容量の大きさ(容量値)や、時間を考慮している。特許文献1、2の問題点は、ペン先、記入者の指先、記入者の手つきの判定について、静電容量の大きさ(容量値)や、時間が考慮されていないので、手つきのような意図しない入力があった場合でも描画情報が消去されてしまうことである。本発明では、ペン先、記入者の指先、記入者の手つきの判定について、記入者の入力を検出した静電容量センサ(この場合、検出静電容量センサ群)の位置の他に、検出した検出静電容量センサ群の数、検出静電容量センサ群の静電容量の大きさ(容量値)、時間も考慮しているので、手つきのような意図しない入力があった場合でも描画情報(この場合、第1描画情報)が消去されてしまうことはない。本発明では、検出静電容量センサ群の容量値と数とに基づいて記入者の手つきを判定した場合であって、手つきによる入力から所定時間内にペン先または指先による次の入力がなく、手つきによる入力が継続している場合に、手つきの領域(この場合、消去対象領域)の描画情報(この場合、消去対象描画情報)を消去する。これにより、本発明によれば、記入者の手つきの有無を確実に判定することができ、描画情報の表示と消去とを正確に行なうことができる。
本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の構成を示す図である。 図1の表示部11の一部を表し、図1の記入者200の手つき202を説明するための図である。 図1の複数の静電容量センサ12のうちの一部の静電容量センサ12を表し、図1の形状判定部43の出力として、図2の手つき202による検出静電容量センサ群12の容量値の分布図を説明するための図である。 図1の表示部11の一部を表し、図1の記入者200の指先203を説明するための図である。 図1の複数の静電容量センサ12のうちの一部の静電容量センサ12を表し、図1の形状判定部43の出力として、図4の指先203による検出静電容量センサ群12の容量値の分布図を説明するための図である。 図1の表示部11の一部を表し、図1の記入者200が使用するペン先201を説明するための図である。 図1の複数の静電容量センサ12のうちの一部の静電容量センサ12を表し、図1の形状判定部43の出力として、図6のペン先201による検出静電容量センサ群12の容量値の分布図を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の形状判定部43の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の描画制御部44の動作を示すフローチャートである。 図9の描画処理(ステップS30)を示すフローチャートである。 図9の消去処理(ステップS40)を示すフローチャートである。 図9の描画処理(ステップS30)として第1の描画処理を説明するための図であり、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図である。 図9の描画処理(ステップS30)として第1の描画処理を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。 図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図である。 図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。 図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。 図9の描画処理(ステップS30)として第2の描画処理を説明するための図であり、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図である。 図9の描画処理(ステップS30)として第2の描画処理を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。 図1の記入者200の手つき202の他の例を説明するための図である。 図1の記入者200の手つき202の他の例を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図であり、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の構成を示す図である。入力表示装置1は、表示装置2と、記憶装置3と、制御装置4とを具備している。
表示装置2は、電子黒板やIWBとして使用される。その表示装置2は、表示部11と、複数の静電容量センサ12とを備えている。
表示部11は、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)である。その表示部11は、地面に対して垂直あるいは垂直に近い状態で設置される。または、テーブルのように、地面に対して水平或いは水平に近い状態で設置される。表示部11は、後述の描画情報を表示するための表示領域20を有する。
静電容量センサ12は、座標を形成するように、表示部11にマトリクス状に配置されている。その静電容量センサ12は、記入者200が指示媒体(ペン先または記入者の指先)を用いて表示部11に対して入力操作を行なったときに、表示部11に対する記入者200の入力を検出することができる。
静電容量センサ12は、例えば表示部11上に4096×2160に配置されることにより表示部11にマトリクス状に配置され、所定距離以下に近接した指示媒体(ペン先または記入者の指先)を検出する。座標としては、表示領域20の左上の角を(0、0)とし、右下の角を(4095、2159)として座標が設定され、それぞれの座標に対して静電容量が検出される。
制御装置4は、センサ駆動部41と、容量変化検知部42と、形状判定部43と、描画制御部44と、アイコン制御部45と、これらの構成要素を制御するCPU(図示しない)とを備えている。センサ駆動部41は、複数の静電容量センサ12を駆動する。記憶装置3にはコンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納され、CPUはそのコンピュータプログラムを読み出して実行する。制御装置4の各構成要素については後述する。
ここで、記憶装置3は、手書きされた情報、表示方向、グラフ情報等の描画情報を記憶する描画記憶領域と、一時的に描画情報にオーバーラップしてメニューを表示するメニュー操作処理に関する情報を記憶するメニュー記憶領域とを有している。メニュー記憶領域は描画記憶領域とは別レイヤーである。そして、描画制御部44は、自身による描画処理に基づいて、表示部11に表示する内容を記憶している記憶装置3の描画記憶領域の内容を更新し、メニュー操作処理に基づいて、表示部11に表示する内容を記憶している記憶装置3のメニュー記憶領域の内容を更新する。
メニューは、表示部11の表示領域20以外の表示領域(図示しない)に表示される。メニューの表示領域は、例えば、表示部11の左端の領域に各種アイコンにより表示される。アイコン制御部45は、メニュー操作処理において、記入者200が各種アイコンのうちの選択されたアイコンを手でタッチしたときに、そのアイコンに応じた処理を行なう。本実施形態では、メニュー操作処理の説明については省略する。
本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の動作について説明する。
まず、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の動作(入力表示処理)として、容量変化検知部42、形状判定部43の動作について説明する。
いま、記入者200が、指示媒体(ペン先または記入者の指先)により、電子黒板やIWBとして使用される表示部11に対して、入力操作を行なう。このとき、容量変化検知部42は、複数の静電容量センサ12のうちの、記入者200の入力を検出した検出静電容量センサ群12の容量値、数、位置を表す情報を出力する。
形状判定部43は、検出静電容量センサ群12の容量値と数とに基づいて、検出静電容量センサ群12の位置により形成される形状としてペン先、記入者200の指先、記入者200の手つきを判定し、検出静電容量センサ群12に対する判定結果を出力する。ここで、手つきとは、表示部11に対して手の腹などが触れる現象である。
図2は、図1の表示部11の一部を表し、図1の記入者200の手つき202を説明するための図である。図3は、図1の複数の静電容量センサ12のうちの一部の静電容量センサ12を表し、図1の形状判定部43の出力として、図2の手つき202による検出静電容量センサ群12の容量値の分布図を説明するための図である。以下、文中及び図面において、静電容量センサ12で検出される容量値は相対値を表し、単位の表記を省略する。
図2に示されるように、記入者200(図1)が、表示部11に対して、指示媒体としてペン先201により入力操作を行なう際に、表示部11に対して、ペン先201よりも先に、手つき202をしたものとする。この場合、図3に示されるように、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12の数が設定センサ数「10」以上存在する。
図4は、図1の表示部11の一部を表し、図1の記入者200の指先203を説明するための図である。図5は、図1の複数の静電容量センサ12のうちの一部の静電容量センサ12を表し、図1の形状判定部43の出力として、図4の指先203による検出静電容量センサ群12の容量値の分布図を説明するための図である。
図4に示されるように、記入者200(図1)が、表示部11に対して、指示媒体として指先203により入力操作を行なったものとする。この場合、図5に示されるように、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12の数が設定センサ数「10」未満存在する。
図6は、図1の表示部11の一部を表し、図1の記入者200が使用するペン先201を説明するための図である。図7は、図1の複数の静電容量センサ12のうちの一部の静電容量センサ12を表し、図1の形状判定部43の出力として、図6のペン先201による検出静電容量センサ群12の容量値の分布図を説明するための図である。
図6に示されるように、記入者200(図1)が、表示部11に対して、指示媒体としてペン先201により入力操作を行なう際に、表示部11に対して、手つき202よりも先に、ペン先201が触れたものとする。この場合、図7に示されるように、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」未満であるが、最も大きい容量値が第1設定容量値「3000」よりも小さい第2設定容量値「500」以上である静電容量センサ12が存在する。
図8は、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の形状判定部43の動作を示すフローチャートである。
記入者200(図1)が表示部11(図1)に対して入力操作を行なったとき、容量変化検知部42(図1)は、複数の静電容量センサ12(図1)のうちの、記入者200(図1)の入力を検出した検出静電容量センサ群12(図1)の容量値、数、位置を出力する。このとき、図8に示されるように、形状判定部43は、その検出静電容量センサ群12(図1)の容量値、数、位置を表す情報を受け取る(ステップS11)。
ここで、図8に示されるように、形状判定部43は、検出静電容量センサ群12(図1)の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12が存在するか否かを調べる(ステップS12)。また、形状判定部43は、検出静電容量センサ群12(図1)の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12が存在する場合(ステップS12−Yes)、その数が設定センサ数「10」以上存在するか否かを調べる(ステップS13)。また、形状判定部43は、検出静電容量センサ群12(図1)の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12が存在しない場合(ステップS12−No)、検出静電容量センサ群12(図1)の中に、最も大きい容量値が第2設定容量値「500」以上である静電容量センサ12が存在するか否かを調べる(ステップS16)。
図3に示されるように、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12の数が設定センサ数「10」以上存在する(図8のステップS12−Yes、S13−Yes)。この場合、図8に示されるように、形状判定部43は、検出静電容量センサ群12(図3)に対して、手つき202(図2)を表す判定結果を出力する(ステップS14)。
図5に示されるように、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12の数が設定センサ数「10」未満存在する(図8のステップS12−Yes、S13−No)。この場合、図8に示されるように、形状判定部43は、検出静電容量センサ群12(図5)に対して、指先203(図4)を表す判定結果を出力する(ステップS15)。
図7に示されるように、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」未満であるが、最も大きい容量値が第2設定容量値「500」以上である静電容量センサ12が存在する(図8のステップS12−No、S16−Yes)。この場合、図8に示されるように、形状判定部43は、検出静電容量センサ群12(図7)に対して、ペン先201(図6)を表す判定結果を出力する(ステップS17)。
検出静電容量センサ群12の容量値が第1設定容量値「3000」未満であり、最も大きい容量値も第2設定容量値「500」未満である(図8のステップS12−No、S16−No)。この場合、形状判定部43は、検出静電容量センサ群12に対して、ペン先201(図6)、指先203(図4)、手つき202(図2)のいずれも該当しないことを表す判定結果を出力する。
次に、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の動作(入力表示処理)として、図1の描画制御部44の動作について説明する。
図9は、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の描画制御部44の動作を示すフローチャートである。図10は、図9の描画処理(ステップS30)を示すフローチャートである。図11は、図9の消去処理(ステップS40)を示すフローチャートである。
図9に示されるように、描画制御部44は、記入者200(図1)が表示部11(図1)に対して入力操作を行なったとき、形状判定部43からの検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果を受け取る(ステップS21)。
図9に示されるように、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果がペン先201(図6)、指先203(図4)、手つき202(図2)のいずれも表していない場合(ステップS22−No、S23−No)、描画制御部44は、次の判定結果を待つ。
図9に示されるように、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果がペン先201(図6)または指先203(図4)を表している場合(ステップS22−No、S23−Yes)、描画制御部44は、描画処理を行なう(ステップS30)。
描画処理(ステップS30)において、図10に示されるように、描画制御部44は、検出静電容量センサ群12(図5、7)の位置に基づいて、表示部11(図1)に対して記入者200(図1)により入力された情報を表す描画情報を生成する(ステップS31)。描画制御部44は、表示部11(図1)の表示領域20(図1)のうちの、検出静電容量センサ群12(図5、7)の位置を含む記入表示領域を設定する(ステップS32)。描画制御部44は、記入表示領域に描画情報を表示する(ステップS33)。その後、描画制御部44は、次の判定結果を待つ。
図9に示されるように、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果が手つき202(図2)を表しているときに(ステップS22−Yes)、描画制御部44は、所定時間内に、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果として、ペン先201(図6)または指先203(図4)を表す判定結果を形状判定部43から受け取っていない(ステップS24−No)。すなわち、手つき202(図2)による記入者200(図1)の入力から、所定時間内に、ペン先201(図6)または指先203(図4)による入力が記入者200(図1)により行なわれていない。このとき、描画制御部44は、判定結果として手つき202(図2)による記入者200(図1)の入力が継続しているか否かを確認する(ステップS25)。
図9に示されるように、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果が手つき202(図2)を表していない。すなわち、判定結果として手つき202(図2)による記入者200(図1)の入力が継続していない(ステップS25−No)。この場合、描画制御部44は、次の判定結果を待つ。
図9に示されるように、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果が手つき202(図2)を表している。すなわち、判定結果として手つき202(図2)による記入者200(図1)の入力が継続している(ステップS25−Yes)。この場合、描画制御部44は、消去処理を行なう(ステップS40)。
消去処理(ステップS30)において、図11に示されるように、描画制御部44は、検出静電容量センサ群12(図3)の位置を含む領域を消去対象領域として設定する(ステップS41)。ここで、描画制御部44は、消去対象領域が記入表示領域に近接または重複しているか否かを判定する(ステップS42)。
図11に示されるように、消去対象領域が記入表示領域に近接または重複していない場合(ステップS42−No)、描画制御部44は、消去処理(ステップS40)を終了し、次の判定結果を待つ。
図11に示されるように、消去対象領域が記入表示領域に近接または重複している場合(ステップS42−Yes)、描画制御部44は、記入表示領域に表示されている描画情報のうちの、消去対象領域に表示された消去対象描画情報を消去する(ステップS43)。その後、描画制御部44は、次の判定結果を待つ。
一方、図9に示されるように、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果が手つき202(図2)を表しているときに(ステップS22−Yes)、描画制御部44は、所定時間内に、検出静電容量センサ群12(図1)に対する判定結果として、ペン先201(図6)または指先203(図4)を表す判定結果を形状判定部43から受け取る(ステップS24−Yes)。すなわち、手つき202(図2)による記入者200(図1)の入力から、所定時間内に、判定結果としてペン先201(図6)または指先203(図4)による入力が記入者200(図1)により行なわれている。この場合、描画制御部44は、上述の描画処理(ステップS30)を行なう。その後、描画制御部44は、次の判定結果を待つ。
ここで、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1の動作(入力表示処理)について、具体例をあげて説明する。
まず、描画処理(ステップS30)が行なわれる場合について、具体例をあげて説明する。
図12、13は、図9の描画処理(ステップS30)として第1の描画処理を説明するための図である。具体的には、図12は、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図であり、図13は、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。
図12に示されるように、判定結果としてペン先201(または図4の指先203)による第1の入力が記入者200(図1)により行なわれ、記入者200(図1)の第1の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第1検出静電容量センサ群12aとする(図9のステップS21、S22−No、S23)。
この場合、図13に示されるように、描画制御部44(図1)は、第1検出静電容量センサ群12a(図12)の位置に基づいて、上述の描画情報として第1描画情報100「ABCDE」を生成する。描画制御部44(図1)は、表示部11(図1)の表示領域20(図1)のうちの、第1検出静電容量センサ群12a(図12)の位置を含む上述の記入表示領域である第1記入表示領域21を設定する。このとき、描画制御部44(図1)は、第1記入表示領域21の第1描画情報100「ABCDE」に対して、表示部11(図1)に表示する内容として、X座標の最小値「RecMinX」、最大値「RecMaxX」、Y座標の最小値「RecMinY」、最大値「RecMaxY」を、記憶装置3(図1)の描画記憶領域に記憶させる。描画制御部44(図1)は、第1記入表示領域21に第1描画情報100「ABCDE」を表示する(図9のステップS30、図10のステップS31〜S33)。
図14〜16は、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図である。具体的には、図14は、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図であり、図15、16は、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。
図14に示されるように、判定結果として手つき202による第2の入力が記入者200(図1)により行なわれ、記入者200(図1)の第2の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第2検出静電容量センサ群12bとする。このときに、手つき202による記入者200(図1)の第2の入力から、所定時間内に、ペン先201(図6)または指先203(図4)による第3の入力が記入者200(図1)により行なわれずに、判定結果として手つき202による記入者200(図1)の第2の入力が継続しているものとする(図9のステップS21、S22−Yes、S24−No、S25−Yes)。
この場合、図15に示されるように、描画制御部44(図1)は、第2検出静電容量センサ群12b(図14)の位置を含む領域を消去対象領域22として設定する。このとき、描画制御部44(図1)は、第1記入表示領域21の第1描画情報100「ABCDE」に対して、表示部11(図1)に表示する内容を記憶している記憶装置3(図1)の描画記憶領域からX座標の最小値「RecMinX」、最大値「RecMaxX」、Y座標の最小値「RecMinY」、最大値「RecMaxY」を検出する。また、描画制御部44(図1)は、消去対象領域22に対して、X座標の最小値「MinX」、最大値「MaxX」、Y座標の最小値「MinY」、最大値「MaxY」を検出する(図9のステップS40、図11のステップS41)。
次に、図15に示されるように、描画制御部44(図1)は、消去対象領域22が第1記入表示領域21に近接または重複しているか否かを判定する。例えば、RecMinX≦MinX≦RecMaxX、かつ、RecMinY≦MinY≦RecMaxY、または、RecMinX≦MaxX≦RecMaxX、かつ、RecMinY≦MaxY≦RecMaxYであれば、消去対象領域22と第1記入表示領域21とは重なりあう。この場合、図15、16に示されるように、描画制御部44(図1)は、第1記入表示領域21に表示されている第1描画情報100「ABCDE」のうちの、消去対象領域22に表示された描画情報である消去対象描画情報101「DE」を消去する(図9のステップS40、図11のステップS42−Yes、S43)。
図17、18は、図9の描画処理(ステップS30)として第2の描画処理を説明するための図である。具体的には、図17は、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図であり、図18は、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。
図17に示されるように、判定結果としてペン先201(または図4の指先203)による第3の入力が記入者200(図1)により行なわれ、記入者200(図1)の第3の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第3検出静電容量センサ群12cとする。このときに、記入者200(図1)の第3の入力は、手つき202による記入者200(図1)の第2の入力から、所定時間内に行なわれている(図9のステップS21、S22−Yes、S24−Yes)。
この場合、図18に示されるように、描画制御部44(図1)は、第3検出静電容量センサ群12c(図17)の位置に基づいて、上述の描画情報として第2描画情報102「FG」を生成する。描画制御部44(図1)は、表示部11(図1)の表示領域20(図1)のうちの、第1検出静電容量センサ群12c(図17)の位置を含む上述の記入表示領域である第2記入表示領域23を設定する。描画制御部44(図1)は、第2記入表示領域23に第2描画情報102「FG」を表示する(図9のステップS30、図10のステップS31〜S33)。
以上の説明により、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、表示部11と、座標を形成するように表示部11に複数配置された静電容量センサ12と、複数の静電容量センサ12のうちの、記入者200の入力を検出した検出静電容量センサ群12の容量値、数、位置を表す情報を出力する容量変化検知部42と、検出静電容量センサ群12の容量値と数とに基づいて、検出静電容量センサ群12の位置により形成される形状としてペン先201、記入者200の指先203、記入者200の手つき202を判定し、検出静電容量センサ群12に対する判定結果を出力する形状判定部43と、判定結果としてペン先201または指先203による第1の入力が記入者200により行なわれ、記入者200の第1の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第1検出静電容量センサ群12aとした場合、第1検出静電容量センサ群12aの位置に基づいて、表示部11に対して記入者200により入力された情報を表す第1描画情報100「ABCDE」を生成し、表示部11の表示領域20のうちの、第1検出静電容量センサ群12aの位置を含む領域である第1記入表示領域21に表示する描画制御部44と、を具備している。判定結果として手つき202による第2の入力が記入者200により行なわれ、記入者200の第2の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第2検出静電容量センサ群12bとしたときに、手つき202による記入者200の第2の入力から、所定時間内に、ペン先201または指先203による第3の入力が記入者200により行なわれずに、判定結果として手つき202による記入者200の第2の入力が継続している場合、描画制御部44は、第1記入表示領域21に表示されている第1描画情報100「ABCDE」のうちの、第2検出静電容量センサ群12bの位置を含む領域である消去対象領域22に表示された消去対象描画情報101「DE」を消去する。
このように、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、ペン先201、記入者200の指先203、記入者200の手つき202の判定について、静電容量の大きさ(容量値)や、時間を考慮している。特許文献1、2の問題点は、ペン先、記入者の指先、記入者の手つきの判定について、静電容量の大きさ(容量値)や、時間が考慮されていないので、手つきのような意図しない入力があった場合でも描画情報が消去されてしまうことである。本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、ペン先201、記入者200の指先203、記入者200の手つき202の判定について、記入者200の入力を検出した静電容量センサ12(この場合、検出静電容量センサ群12)の位置の他に、検出した検出静電容量センサ群12の数、検出静電容量センサ群12の静電容量の大きさ(容量値)、時間も考慮しているので、手つき202のような意図しない入力があった場合でも描画情報(この場合、第1描画情報100「ABCDE」)が消去されてしまうことはない。本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、検出静電容量センサ群12の容量値と数とに基づいて記入者200の手つき202を判定した場合であって、手つき202による入力から所定時間内にペン先201または指先203による次の入力がなく、手つき202による入力が継続している場合に、手つき202の領域(この場合、消去対象領域22)の描画情報(この場合、消去対象描画情報101「DE」)を消去する。これにより、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1によれば、記入者200の手つき202の有無を確実に判定することができ、描画情報の表示と消去とを正確に行なうことができる。
また、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、判定結果としてペン先201または指先203による第3の入力が記入者200により行なわれ、記入者200の第3の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第3検出静電容量センサ群12cとしたときに、記入者200の第3の入力は、手つき202による記入者200の第2の入力から所定時間内に行なわれている場合、描画制御部44は、第3検出静電容量センサ群12cの位置に基づいて、表示部11に対して記入者200により入力された情報を表す第2描画情報102「FG」を生成し、表示部11の表示領域20のうちの、第3検出静電容量センサ群12cの位置を含む領域である第2記入表示領域23に表示する。
このように、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、検出静電容量センサ群12の容量値と数とに基づいて記入者200の手つき202を判定した場合であっても、手つき202による入力から所定時間内にペン先201または指先203による次の入力があった場合、その入力した領域(この場合、第2記入表示領域23)に次の描画情報(この場合、第2描画情報102「FG」)を表示する。言い換えれば、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、手つき202による入力があっても、所定時間内にペン先201または指先203による次の入力があれば、手つきの領域の描画情報を消去しない。したがって、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1によれば、記入者200の手つき202の有無を確実に判定することができ、描画情報の表示と消去とを正確に行なうことができる。
また、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、検出静電容量センサ群12に対する判定結果は、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12の数が設定センサ数「10」以上存在する場合、手つき202を表し、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」以上である静電容量センサ12の数が設定センサ数「10」未満存在する場合、指先203を表し、検出静電容量センサ群12の中に、その容量値が第1設定容量値「3000」未満であるが、最も大きい容量値が第1設定容量値「3000」よりも小さい第2設定容量値「500」以上である静電容量センサ12が存在する場合、ペン先201を表す。
このように、本発明の第1実施形態に係る入力表示装置1では、上述のように、ペン先201、記入者200の指先203、記入者200の手つき202の判定について、記入者200の入力を検出した静電容量センサ12(この場合、検出静電容量センサ群12)の数、検出静電容量センサ群12の静電容量の大きさ(容量値)を考慮しているので、記入者200の手つき202の有無を確実に判定することができる。
なお、消去処理(ステップS40)において、記入者200(図1)がペンを持ったまま、手つき202(図14、15)を行なっているが、これに限定されない。図19、20は、図1の記入者200の手つき202の他の例を説明するための図である。
図19に示されるように、第2検出静電容量センサ群12b(図14)に対する判定結果が手つき202(図14)を表している場合、第2検出静電容量センサ群12b(図14)の位置を含む消去対象領域22は、記入者200(図1)が手のひら、または、手の甲でタッチしたときの外接矩形領域である。
図20に示されるように、第2検出静電容量センサ群12b(図14)に対する判定結果が手つき202(図14)を表している場合、第2検出静電容量センサ群12b(図14)の位置を含む消去対象領域22は、記入者200(図1)が複数本の指先でタッチしたときの外接矩形領域である。
[第2実施形態]
図21〜23は、本発明の第2実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図である。具体的には、図21は、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図であり、図22、23は、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。第2実施形態では第1実施形態からの変更点のみ説明する。
図21に示されるように、判定結果として手つき202による第2、第3の入力が記入者200(図1)により行なわれ、前述のように、記入者200(図1)の第2、第3の入力を検出した検出静電容量センサ群12をそれぞれ第2、第3検出静電容量センサ群12b、12cとする。このときに、記入者200(図1)の第2、第3の入力は、連続して行なわれる移動操作であるものとする。
この場合、図22に示されるように、描画制御部44(図1)は、第2検出静電容量センサ群12b(図21)の位置から第3検出静電容量センサ群12c(図21)の位置までの領域を移動操作消去対象領域24として設定する。
次に、図22に示されるように、描画制御部44(図1)は、移動操作消去対象領域24が第1記入表示領域21に近接または重複しているか否かを判定する。例えば、移動操作消去対象領域24と第1記入表示領域21とは重なりあう。この場合、図22、23に示されるように、描画制御部44(図1)は、第1記入表示領域21に表示されている第1描画情報100「ABCDE」のうちの、移動操作消去対象領域24に表示された描画情報である移動操作消去対象描画情報103「CDE」を消去する。
以上の説明により、本発明の第2実施形態に係る入力表示装置1では、判定結果として手つき202による記入者200の第2、第3の入力が記入者200により行なわれ、記入者200の第3の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第3検出静電容量センサ群12cとしたときに、記入者200の第2、第3の入力は連続して行なわれる移動操作である場合、描画制御部44は、第1記入表示領域21に表示されている第1描画情報100「ABCDE」のうちの、第2検出静電容量センサ群12bの位置から第3検出静電容量センサ群12cの位置までの領域である移動操作消去対象領域24に表示された移動操作消去対象描画情報103「CDE」を消去する。
このように、本発明の第2実施形態に係る入力表示装置1では、記入者200が移動しながら手つき202による入力を行なった場合、手つき202の領域(この場合、移動操作消去対象領域24)の描画情報(この場合、移動操作消去対象描画情報103「CDE」)を消去する。これにより、本発明の第2実施形態に係る入力表示装置1では、記入者200は、簡単な移動操作で、描画情報の消去を行なうことができる。
[第3実施形態]
図24〜26は、本発明の第3実施形態に係る入力表示装置1において、図9の消去処理(ステップS40)を説明するための図である。具体的には、図24は、図1の記入者200による入力操作と、図1の形状判定部43の出力とを示す図であり、図25、26は、図1の表示部11の表示領域20に表示される情報を示す図である。第3実施形態では第1、第2実施形態からの変更点のみ説明する。
図24に示されるように、判定結果として手つき202による第2、第3の入力が記入者200(図1)により行なわれ、前述のように、記入者200(図1)の第2、第3の入力を検出した検出静電容量センサ群12をそれぞれ第2、第3検出静電容量センサ群12b、12cとする。このときに、記入者200(図1)の第2、第3の入力は、所定時間毎に行なわれる継続操作であるものとする。
この場合、図25に示されるように、描画制御部44(図1)は、第2検出静電容量センサ群12b(図24)の位置を含む領域、第3検出静電容量センサ群12c(図24)の位置を含む領域を、それぞれ、第1消去対象領域25a、第2消去対象領域25bとして設定する。
次に、図25に示されるように、描画制御部44(図1)は、第1消去対象領域25aと第2消去対象領域25bとが第1記入表示領域21に近接または重複しているか否かを判定する。例えば、第1消去対象領域25a、第2消去対象領域25bは第1記入表示領域21と重なりあう。この場合、図25、26に示されるように、描画制御部44(図1)は、第1記入表示領域21に表示されている第1描画情報100「ABCDE」のうちの、第1消去対象領域25aに表示された描画情報である第1消去対象描画情報104a「E」と、第2消去対象領域25bに表示された描画情報である第2消去対象描画情報104b「AB」とを消去する。
以上の説明により、本発明の第3実施形態に係る入力表示装置1では、判定結果として手つき202による記入者200の第2、第3の入力が記入者200により行なわれ、記入者200の第3の入力を検出した検出静電容量センサ群12を第3検出静電容量センサ群12cとしたときに、記入者200の第2、第3の入力は所定時間毎に行なわれる継続操作である場合、描画制御部44は、第1記入表示領域21に表示されている第1描画情報100「ABCDE」のうちの、第2検出静電容量センサ群12bの位置を含む領域である第1消去対象領域25aに表示された第1消去対象描画情報104a「E」と、第3検出静電容量センサ群12cの位置を含む領域である第2消去対象領域25bに表示された第2消去対象描画情報104b「AB」とを消去する。
このように、本発明の第3実施形態に係る入力表示装置1では、記入者200が所定時間毎に手つき202による入力を行なった場合、手つき202の領域(この場合、第1消去対象領域25a、第2消去対象領域25b)の描画情報(この場合、第1消去対象描画情報104a「E」、第2消去対象描画情報104b「AB」)を消去する。これにより、本発明の第3実施形態に係る入力表示装置1では、記入者200は、簡単な継続操作で、描画情報の消去を行なうことができる。
以上のように、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 … 入力表示装置
2 … 表示装置
3 … 記憶装置
4 … 制御装置
11 … 表示部(液晶パネル)
12 … 静電容量センサ
12a … 第1検出静電容量センサ群
12b … 第2検出静電容量センサ群
12c … 第3検出静電容量センサ群
20 … 表示領域
21 … 記入表示領域(第1記入表示領域)
22 … 消去対象領域
23 … 第2記入表示領域
24 … 移動操作消去対象領域
25a … 第1消去対象領域
25b … 第2消去対象領域
41 … センサ駆動部
42 … 容量変化検知部
43 … 形状判定部
44 … 描画制御部
45 … アイコン制御部
100 … 描画情報(第1描画情報)
101 … 消去対象描画情報
102 … 第2描画情報
103 … 移動操作消去対象描画情報
104a … 第1消去対象描画情報
104b … 第2消去対象描画情報
200 … 記入者
201 … ペン先
202 … 手つき
203 … 指先

Claims (8)

  1. 表示部と、
    座標を形成するように前記表示部に複数配置された静電容量センサと、
    前記複数の静電容量センサのうちの、記入者の入力を検出した検出静電容量センサ群の容量値、数、位置を表す情報を出力する容量変化検知部と、
    前記検出静電容量センサ群の容量値と数とに基づいて、前記検出静電容量センサ群の位置により形成される形状としてペン先、前記記入者の指先、前記記入者の手つきを判定し、前記検出静電容量センサ群に対する判定結果を出力する形状判定部と、
    前記判定結果として前記ペン先または前記指先による第1の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第1の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第1検出静電容量センサ群とした場合、前記第1検出静電容量センサ群の位置に基づいて、前記表示部に対して前記記入者により入力された情報を表す第1描画情報を生成し、前記表示部の表示領域のうちの、前記第1検出静電容量センサ群の位置を含む領域である第1記入表示領域に表示する描画制御部と、
    を具備し、
    前記判定結果として前記手つきによる第2の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第2の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第2検出静電容量センサ群としたときに、前記手つきによる前記記入者の第2の入力から、所定時間内に、前記ペン先または前記指先による第3の入力が前記記入者により行なわれずに、前記判定結果として前記手つきによる前記記入者の第2の入力が継続している場合、
    前記描画制御部は、前記第1記入表示領域に表示されている前記第1描画情報のうちの、前記第2検出静電容量センサ群の位置を含む領域である消去対象領域に表示された消去対象描画情報を消去することを特徴とする入力表示装置。
  2. 前記判定結果として前記ペン先または前記指先による第3の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第3の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第3検出静電容量センサ群としたときに、前記記入者の第3の入力は、前記手つきによる前記記入者の第2の入力から前記所定時間内に行なわれている場合、
    前記描画制御部は、前記第3検出静電容量センサ群の位置に基づいて、前記表示部に対して前記記入者により入力された情報を表す第2描画情報を生成し、前記表示部の表示領域のうちの、前記第3検出静電容量センサ群の位置を含む領域である第2記入表示領域に表示することを特徴とする請求項1に記載の入力表示装置。
  3. 前記判定結果として前記手つきによる前記記入者の第2、第3の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第3の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第3検出静電容量センサ群としたときに、前記記入者の第2、第3の入力は連続して行なわれる移動操作である場合、
    前記描画制御部は、前記第1記入表示領域に表示されている前記第1描画情報のうちの、前記第2検出静電容量センサ群の位置から前記第3検出静電容量センサ群の位置までの領域である移動操作消去対象領域に表示された移動操作消去対象描画情報を消去することを特徴とする請求項1または2に記載の入力表示装置。
  4. 前記判定結果として前記手つきによる前記記入者の第2、第3の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第3の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第3検出静電容量センサ群としたときに、前記記入者の第2、第3の入力は前記所定時間毎に行なわれる継続操作である場合、
    前記描画制御部は、前記第1記入表示領域に表示されている前記第1描画情報のうちの、前記第2検出静電容量センサ群の位置を含む領域である第1消去対象領域に表示された第1消去対象描画情報と、前記第3検出静電容量センサ群の位置を含む領域である第2消去対象領域に表示された第2消去対象描画情報とを消去することを特徴とする請求項1または2に記載の入力表示装置。
  5. 前記検出静電容量センサ群に対する判定結果が前記手つきを表している場合、前記検出静電容量センサ群の位置を含む領域は、前記記入者が手のひら、または、手の甲でタッチしたときの外接矩形領域であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の入力表示装置。
  6. 前記検出静電容量センサ群に対する判定結果が前記手つきを表している場合、前記検出静電容量センサ群の位置を含む領域は、前記記入者が複数本の指先でタッチしたときの外接矩形領域であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の入力表示装置。
  7. 前記検出静電容量センサ群に対する前記判定結果は、
    前記検出静電容量センサ群の中に、その容量値が第1設定容量値以上である静電容量センサの数が設定センサ数以上存在する場合、前記手つきを表し、
    前記検出静電容量センサ群の中に、その容量値が前記第1設定容量値以上である静電容量センサの数が前記設定センサ数未満存在する場合、前記指先を表し、
    前記検出静電容量センサ群の中に、その容量値が前記第1設定容量値未満であるが、最も大きい容量値が前記第1設定容量値よりも小さい第2設定容量値以上である静電容量センサが存在する場合、前記ペン先を表すことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の入力表示装置。
  8. 表示部と、座標を形成するように前記表示部に複数配置された静電容量センサと、を有する装置を用いた入力表示方法であって、
    前記複数の静電容量センサのうちの、記入者の入力を検出した検出静電容量センサ群の容量値、数、位置を表す情報を出力するステップと、
    前記検出静電容量センサ群の容量値と数とに基づいて、前記検出静電容量センサ群の位置により形成される形状としてペン先、前記記入者の指先、前記記入者の手つきを判定し、前記検出静電容量センサ群に対する判定結果を出力するステップと、
    前記判定結果として前記ペン先または前記指先による第1の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第1の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第1検出静電容量センサ群とした場合、前記第1検出静電容量センサ群の位置に基づいて、前記表示部に対して前記記入者により入力された情報を表す第1描画情報を生成し、前記表示部の表示領域のうちの、前記第1検出静電容量センサ群の位置を含む領域である第1記入表示領域に表示するステップと、
    前記判定結果として前記手つきによる第2の入力が前記記入者により行なわれ、前記記入者の第2の入力を検出した前記検出静電容量センサ群を第2検出静電容量センサ群としたときに、前記手つきによる前記記入者の第2の入力から、所定時間内に、前記ペン先または前記指先による第3の入力が前記記入者により行なわれずに、前記判定結果として前記手つきによる前記記入者の第2の入力が継続している場合、前記第1記入表示領域に表示されている前記第1描画情報のうちの、前記第2検出静電容量センサ群の位置を含む領域である消去対象領域に表示された消去対象描画情報を消去するステップと、
    を具備することを特徴とする入力表示方法。
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