JP7408015B1 - 端末操作設定プログラム、端末操作設定方法、端末操作設定装置及びユーザインタフェース端末 - Google Patents

端末操作設定プログラム、端末操作設定方法、端末操作設定装置及びユーザインタフェース端末 Download PDF

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Abstract

プログラムは、UI端末(20)に接続される設定装置(10)を、設定部(13)として機能させる。設定部(13)は、UI端末(20)のタッチスクリーン(23)の表示領域のうちの表示部品に対応する部品領域に対して第1接触操作がなされたときに第1処理を実行すること、及び、部品領域に対して第2接触操作がなされたときに第2処理を実行することをUI端末(20)に設定し、部品領域に対する第1接触操作がなされた場合において、当該第1接触操作の終了が検出される前に部品領域の外において第2接触操作がなされたときには、第1処理及び第2処理を実行することをUI端末(20)に設定する。

Description

本開示は、端末操作設定プログラム、端末操作設定方法、端末操作設定装置及びユーザインタフェース端末に関する。
FA(Factory Automation)の現場では、シーケンサ及びサーボアンプに代表される種々の機器を制御する制御システムが構築される。このような制御システムを管理するために、プログラマブル表示器とも呼ばれるユーザインタフェース端末が利用される。このユーザインタフェース端末は、タッチスクリーンを備え、種々の機器と通信することで、これらの機器から収集された情報をタッチスクリーンに表示し、これらの機器に対するパラメータ或いは制御指令の設定をタッチスクリーンから受け付ける。
ただし、タッチスクリーンを備えた消費者向けの一般的なスマートホン及びタブレット機器では、その操作方法が予め組み込まれているのに対して、FAの現場で用いられるユーザインタフェース端末の画面及びその操作方法は、現場ごとに作成される。例えば、エンジニアリングツールと呼ばれるソフトウェアアプリケーションを利用して、ランプ、数値及びメータのような表示部品をユーザインタフェース端末の表示画面上に配置して、機器から読み取った状態がこれらの表示部品に表示されるように設定される。また、スイッチ或いは入力フォームのような表示部品を配置することで、これらの表示部品に対して現場の管理者から入力される情報を受け付けるように設定される(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1には、タッチパネルに表示されるタンクに、タンク液量を増減させるためのフリックジェスチャを関連付けること、及び、表示されるバルブに、バルブ開度を増減させるためのピンチジェスチャを関連付けることについて記載されている。
なお、ユーザインタフェース端末の用途は、外部の機器との通信を伴うものに限られず、ユーザインタフェース端末の表示画面には、表示内容を更新するためのスイッチが配置されてもよい。このように、ユーザインタフェース端末の内部で完結する機能を発揮するためにタッチスクリーンが利用されることもある。
特開2017-168102号公報
表示部品とタッチ操作とは一対一で対応付けられるため、表示画面内に多数の表示部品を配置し、そのような表示画面の種類も多くなる傾向にある。このため、現場の管理者に提供されるユーザインタフェースが分かり難いものとなる上に、ユーザインタフェース端末に目的の機能を発揮させるためにタッチ操作を何度も繰り返さなければならないケースが多くなる。したがって、FAの現場でユーザインタフェース端末を利用する管理者に対する操作負担が大きいものとなるおそれがある。
本開示は、上述の事情の下になされたもので、FAの現場でユーザインタフェース端末を利用する管理者に対する操作負担を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の端末操作設定プログラムは、機器を制御するためのユーザインタフェース端末に接続されるコンピュータを、ユーザインタフェース端末のタッチスクリーンに表示される表示部品に対する第1接触操作の指定と、該第1接触操作がなされたときにユーザインタフェース端末が実行すべき第1処理の指定と、表示部品に対する、第1接触操作とは異なる第2接触操作の指定と、該第2接触操作がなされたときにユーザインタフェース端末が実行すべき、第1処理とは異なる第2処理の指定と、を受け付ける受付手段、タッチスクリーンの表示領域のうちの表示部品に対応する部品領域に対して第1接触操作がなされたときに第1処理を実行すること、及び、部品領域に対して第2接触操作がなされたときに第2処理を実行することをユーザインタフェース端末に設定し、部品領域に対する第1接触操作がなされた場合において、該第1接触操作の終了が検出される前に部品領域の外において開始する第2接触操作がなされたときには、第1処理及び第2処理を実行することをユーザインタフェース端末に設定する設定手段、として機能させる。
本開示によれば、FAの現場でユーザインタフェース端末を利用する管理者に対する操作負担を軽減することができる。
実施の形態に係る設定装置及びユーザインタフェース端末の関係を示す図 実施の形態に係るFA装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態に係る設定装置及びユーザインタフェース端末の機能的な構成を示す図 実施の形態に係るユーザインタフェースの設定内容の一例を示す図 実施の形態に係る表示部品と部品領域の一例を示す図 実施の形態に係る表示部品に対する1点タップ操作について説明するための図 実施の形態に係る表示部品に対するスライド操作について説明するための図 実施の形態に係る表示部品に対する2点タップ操作について説明するための図 実施の形態に係る表示部品に対する複数の接触操作の第1の例を示す図 実施の形態に係る表示部品に対する複数の接触操作の第2の例を示す図 実施の形態に係る表示部品に対する複数の接触操作の第3の例を示す図 実施の形態に係る指定領域に対する接触操作の第1の例を示す図 実施の形態に係る指定領域に対する接触操作の第2の例を示す図 実施の形態に係るジェスチャ操作を示すファイルの出力について説明するための図 実施の形態に係る連続操作の第1の例を示す図 実施の形態に係る連続操作の第2の例を示す図 実施の形態に係る端末操作設定処理を示すフローチャート 実施の形態に係る端末処理を示すフローチャート 実施の形態に係る第1接触操作と第2接触操作との組合せについて説明するための図 実施の形態に係る連続操作の第3の例を示す図
以下、本開示の実施の形態に係るユーザインタフェース端末、及び、当該ユーザインタフェース端末に対して操作方法を設定するための設定装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、ユーザインタフェース端末をUI(User Interface)端末と適宜表記する。
実施の形態.
本実施の形態に係る設定装置10は、図1に示されるように、UI端末20に接続される産業用PC(Personal Computer)であって、作業者31によって使用される。作業者31は、設定装置10を用いて、UI端末20の画面に表示されるべき表示部品の配置と、各表示部品が受け付ける操作の種類と、各操作がなされたときにUI端末20が実行すべき処理と、をUI端末20にユーザインタフェースとして設定する。設定装置10は、端末操作設定装置の一例に相当する。
UI端末20は、工場内の制御装置40に接続されて制御装置40の操作端末として用いられるプログラマブル表示器である。管理者32は、UI端末20を用いて、制御装置40及び制御装置40に産業用ネットワーク41を介して接続される機器42~44を管理する。UI端末20は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルのような通信線で設定装置10に接続され、LAN(Local Area Network)又は産業用ネットワークを介して制御装置40に接続される。
制御装置40は、PLC(Programmable Logic Controller)であって、機器42~44はそれぞれ、センサ、アクチュエータ、バルブ、サーボシステム、ロボットのような、制御対象となる機器である。制御装置40は、例えば、センサである機器42からのセンシング結果を収集して、サーボシステムである機器43及びロボットである機器44を制御することにより、ベルトコンベアで搬送されるワークを検知して当該ワークを加工して搬出する。制御装置40による制御の内容は、UI端末20を利用する管理者32によって管理される。
なお、制御装置40及び機器42~44を含む制御システムが、UI端末20を用いた管理の対象となる例を中心に以下では説明するが、UI端末20の用途はこれに限定されない。UI端末20は、FAの現場で用いられる装置のユーザインタフェースとなる端末であって、その操作画面が当該現場で設計されるものであればよい。UI端末20は、機器を制御するためのユーザインタフェース端末の一例に相当する。また、作業者31と管理者32とは、同一のユーザであってもよいし異なるユーザであってもよい。
設定装置10及びUI端末20は、図2に示されるようなハードウェア構成を有するコンピュータである。図2において、FA装置50は、設定装置10及びUI端末20のそれぞれに相当する。FA装置50は、プロセッサ51と、主記憶部52と、補助記憶部53と、入力部54と、出力部55と、通信部56と、を有する。主記憶部52、補助記憶部53、入力部54、出力部55及び通信部56はいずれも、内部バス57を介してプロセッサ51に接続される。
プロセッサ51は、処理回路としてのCPU(Central Processing Unit)を含む。プロセッサ51は、補助記憶部53に記憶されるプログラムP1を実行することにより、種々の機能を実現して、後述の処理を実行する。
主記憶部52は、RAM(Random Access Memory)を含む。主記憶部52には、補助記憶部53からプログラムP1がロードされる。そして、主記憶部52は、プロセッサ51の作業領域として用いられる。
補助記憶部53は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)に代表される不揮発性メモリを含む。補助記憶部53は、プログラムP1とプロセッサ51の処理に用いられる種々のデータとを記憶する。補助記憶部53は、プロセッサ51の指示に従って、プロセッサ51によって利用されるデータをプロセッサ51に供給し、プロセッサ51から供給されたデータを記憶する。設定装置10のプログラムP1は、上述のエンジニアリングツールに相当し、端末操作設定プログラムの一例に相当する。
入力部54は、ハードウェアスイッチ、入力キー、キーボード及びポインティングデバイスに代表される入力デバイスを含む。入力部54は、FA装置50のユーザによって入力された情報を取得して、取得した情報をプロセッサ51に通知する。
出力部55は、LED(Light Emitting Diode)、LCD(Liquid Crystal Display)に代表される表示デバイス、並びに、ブザー及びスピーカに代表される音響デバイスを含む。出力部55は、プロセッサ51の指示に従って種々の情報をユーザに提示する。なお、UI端末20の出力部55は、ポインティングデバイスである入力部54とともにタッチスクリーンとして一体的に構成される表示デバイスを含む。
通信部56は、外部の装置と通信するための通信インタフェース回路を含む。通信部56は、外部から信号を受信して、この信号により示されるデータをプロセッサ51へ出力する。また、通信部56は、プロセッサ51から出力されたデータを示す信号を外部に送信する。通信部56による通信は、外部のコンピュータとの双方向の通信であってもよいし、FA装置50に脱着可能な記録媒体への書き込みであってもよい。
上述のハードウェア構成が協働することにより、設定装置10及びUI端末20は、種々の機能を発揮する。詳細には、図3に示されるように、設定装置10は、UI端末20に設定すべきユーザインタフェースの指定を受け付ける受付部11と、ユーザインタフェースとして指定された操作が設定可能か否かを判定する判定部12と、指定されたユーザインタフェースをUI端末20に設定する設定部13と、ユーザインタフェースの内容を示すデータを外部に出力する出力部14と、を有する。
受付部11は、主として設定装置10の上述の入力部51によって実現される。受付部11は、作業者31からユーザインタフェースの指定を受け付けてもよいし、作業者31によって指定されたアドレスからファイルF1を読み出すことで、ユーザインタフェースの指定を受け付けてもよい。受付部11は、図4に示されるように、操作対象と、当該操作対象に対する接触操作と、接触操作がなされたときにUI端末20が実行すべき処理と、の組合せを、ユーザインタフェースの内容として受け付ける。
詳細には、受付部11は、操作対象として、図4の行61~63に例示されるように、UI端末20のタッチスクリーン23に表示される表示部品A1と、その配置と、の指定を受け付ける。表示部品A1は、ランプ、メータ及び文字列のような、機器42~44の状態又はUI端末20内部のパラメータの状態を表示する表示部品であってもよいし、スイッチ及び入力フォームのような、管理者32の手321を用いて入力される情報を受け付ける表示部品であってもよい。表示部品は、実質的にはタッチスクリーン23に表示される画像であり、この画像は、作業者31によって描画されてもよいし、作業者31から指定されたアドレスから読み出されてもよいし、エンジニアリングツールに含まれる複数の画像から作業者31によって選択されてもよい。表示部品A1の配置は、タッチスクリーン23の表示画面をX軸及びY軸で規定される2次元平面として、X軸の座標値及びY軸の座標値で表される。
また、受付部11は、表示部品A1に対する接触操作の指定を作業者31から受け付ける。表示部品A1に対する接触操作は、タッチスクリーン23に表示されている表示部品A1に物体が接触することで開始される。例えば、図5に示されるように、手321の指先が、表示部品A1の表示されている領域に等しい部品領域A10の内部において接触点を発生させると、この表示部品A1に対する操作が開始されることとなる。
なお、部品領域A10は通常、表示部品A1が表示される表示領域に等しいが、部品領域A10は、表示領域より小さくてもよいし、表示領域より大きくてもよい。部品領域A10と表示領域は、重複していればよく、重複する領域の割合が大きいほど、一般的には管理者32が違和感を抱くことなくUI端末20を操作することができる。
また、部品領域A10における接触点の発生は、管理者32が表示部品A1を操作するために表示部品A1をアクティブにすることに対応する、検出可能な物理現象であればよい。詳細には、タッチスクリーン23を構成するポインティングデバイスが、静電容量方式、抵抗膜方式、赤外線遮断方式、超音波表面弾性波方式、その他の方式のいずれであっても、物体がタッチスクリーン23に接触する位置が検出されれば、その位置が接触点となる。接触の解除についても、当該ポインティングデバイスが接触点の消滅として検出可能な物理現象であればよい。
タッチスクリーン23と物体とが接触する面が発生する場合には、その接触面の中心を接触点とすればよい。ここで、接触面の中心は、接触面の重心であってもよいし、当該接触面のX軸方向の最大値と最小値との平均値及びY軸方向の最大値と最小値との平均値で規定される点であってもよい。また、接触点を発生させる物体は、手321に限定されず、管理者32の他の部位であってもよいし、管理者32によって用いられるスタイラスであってもよい。
図6には、接触操作の第1の例としてタップ操作の手順が示されている。図6に示されるように、表示部品A1及び部品領域A10の直上に手321の指先が移動して、当該指先が接触点322を発生させてから移動することなく接触を解除すると、タッチスクリーン23の1点のみを押圧するタップ操作が完了する。図6には、このタップ操作がなされることにより、表示部品A1が白抜きで示されるOFF状態から黒く塗りつぶされるON状態に変化することも示されている。この表示部品A1の状態は、図4の行61に示されるように、機器のパラメータのON状態又はOFF状態に対応しており、表示部品A1は、当該パラメータの状態を切り替えるためのスイッチに相当する。
図7には、接触操作の第2の例としてスライド操作の手順が示されている。図7に示されるように、部品領域A10の内部において手321の指先が接触点322を発生させて、接触した状態を維持したままハッチングが付された矢印で示されるように移動してから接触を解除すると、スライド操作が完了する。図7には、このスライド操作がなされることにより、表示部品A1の近傍に配置された「機器1」という文字列71が「機器2」という文字列72に変化することも示されている。すなわち、図4の行62に示されるように、左右方向のスライド操作によって、表示部品A1に対応する機器が切り替わっている。
図8には、接触操作の第3の例として2点タップ操作の手順が示されている。図8に示されるように、部品領域A10の内部において手321の2本の指先がそれぞれ同時に接触点322を発生させてから移動することなく接触を同時に解除すると、2点タップ操作が完了する。図8には、2点タップ操作がなされることにより、表示部品A1の近傍にメニュー73が表示されることも示されている。
また、図4の行61~63及び図6~8に示されるように、単一の表示部品A1に対して、複数の接触操作と、各接触操作がなされたときにUI端末20が実行すべき処理と、が指定され得る。
例えば、図9に示されるように、数値を入力するための表示部品A2及び当該表示部品A2に対応する部品領域A20に対する左右方向のスライド操作により機器を選択してから、当該表示部品A2及び部品領域A20に対する上下方向のスライド操作により値を増減させてもよい。また、左右方向のスライド操作の最中には、現在選択されている機器と、スライド操作により選択可能な機器と、を示すガイド74が表示されてもよい。同様に、上下方向のスライド操作の最中には、現在の値と、スライド操作により入力可能な値と、を示すガイド75,76が表示されてもよい。なお、表示部品A2には、図9上部のように現在選択されている機器が表示されてもよいし、現在選択されている機器について選択されている値が表示されてもよい。例えば、機器3に対する「150」という値が、図9上部の表示部品A2に表示されていてもよい。
また、図10に示されるように、表示部品A2及び部品領域A20に対する左右方向のスライド操作により値を変更すべき桁の倍率を選択してから、当該表示部品A2及び部品領域A20に対する上下方向のスライド操作により、その桁の値を増減させてもよい。左右方向のスライド操作の最中には、現在選択されている倍率と、スライド操作により選択可能な倍率と、を示すガイド77が表示されてもよい。同様に、上下方向のスライド操作の最中には、現在選択されている値と、スライド操作により入力可能な値と、を示すガイド78,79が表示されてもよい。
また、図11に示されるように、表示部品A3及び当該表示部品A3に対応する部品領域A30に対する左右方向のスライド操作により字種を選択してから、当該表示部品A3及び部品領域A30に対する上下方向のスライド操作により文字を選択してもよい。字種は、例えば、アルファベットの大文字、小文字、数字及び記号である。左右方向のスライド操作の最中には、現在選択されている字種と、スライド操作により選択可能な字種と、を示すガイド701が表示されてもよい。同様に、上下方向のスライド操作の最中には、現在選択されている文字と、スライド操作により選択可能な文字と、を示すガイド702,703が表示されてもよい。
図4に戻り、受付部11は、指定された接触操作がなされたときにUI端末20が実行すべき処理の指定を受け付ける。例えば、図9においては対象となる機器を決定すること、及び、決定した機器に対して設定すべき値を決定することが、UI端末20の実行すべき処理に相当する。
受付部11は、UI端末のタッチスクリーンに表示される表示部品に対する第1接触操作の指定と、当該第1接触操作がなされたときにUI端末が実行すべき第1処理の指定と、表示部品に対する、第1接触操作とは異なる第2接触操作の指定と、当該第2接触操作がなされたときにUI端末が実行すべき、第1処理とは異なる第2処理の指定と、を受け付ける受付手段の一例に相当する。
図4に戻り、受付部11は、行64,65に示されるように、表示部品とは異なる操作対象としての指定領域と、当該指定領域の範囲と、の指定を受け付ける。指定領域は、表示部品の有無に関わらず、タッチスクリーン23の表示画面全体、又は、当該表示画面に含まれる部分領域として指定される領域である。指定領域は、矩形であってもよいし、他の形状を有してもよい。指定領域の範囲は、その境界をX-Y座標値を用いて特定することにより規定される。
図12には、タッチスクリーン23の表示画面が上下方向に3分割されて、上から順に指定領域B1,B2,B3として特定される例が示されている。例えば、指定領域B1において2点タップ操作がなされた場合には機器1が選択され、指定領域B2において2点タップ操作がなされた場合には機器2が選択され、指定領域B3において2点タップがなされた場合には、図4に示されるように機器3が選択される。
図13には、タッチスクリーン23の表示画面のうちの最下部の指定領域B4において左右方向のスライド操作がなされる例が示されている。このスライド操作がなされた場合には、図4に示されるように、タッチスクリーン23によって表示される画面が切り替えられる。図12,13から分かるように、指定領域B1~B4はいずれも、表示部品と対応することなく規定される。
図3に戻り、判定部12は、主として設定装置10の上述のプロセッサ51によって実現される。判定部12は、受付手段によって受け付けられた操作に関する判定をする判定手段の一例に相当する。判定部12は、受付部11によって受け付けられた指定の接触操作が、同様に受け付けられた複数の接触操作を含む連続操作に等しいか否かを判定する。例えば、図14の左上に示されるように、接触点が下方向に移動してから右方向に移動することによりL字形の経路で移動するようなジェスチャ操作が、特定の操作対象に対して指定され得る。しかしながら、このようなジェスチャ操作は、下方向へのスライド操作と右方向へのスライド操作をこの順に含む連続操作に等しいため、管理者32の意図する操作がジェスチャ操作及び連続操作のいずれであるのかを判別するのは困難である。判定部12は、このように判別が困難な2以上の操作を検出する。
ここで、連続操作は、接触操作が完了する前に次の接触操作をすることで複数の接触操作を連続させるものである。図15には、表示部品A2及び部品領域A20に対して手321の指先により接触点322を発生させてから右方向にスライド操作をした場合において、接触を解除することなく続けて上下方向にスライド操作をする例が示されている。ここで、表示部品A2に対する上下方向の単独のスライド操作については、上下方向への接触点の移動の起点が部品領域A20の内部にある必要があり、部品領域A20の外部において当該スライド操作がなされても、表示部品A2に対する操作とはならない。これに対して、表示部品A2に対する右方向のスライド操作が接触の解除により終了することなく、接触状態を維持したまま次の上下方向のスライド操作がなされたときには、当該上下方向のスライド操作は、表示部品A2に対する操作となる。
図16には、表示部品A3及び部品領域A30に対して下方向のスライド操作により字種を選択してから、接触状態を維持したまま次の操作として左右方向のスライド操作により文字を選択する例が示されている。図16の例でも、2番目になされるスライド操作は、その開始から終了まで部品領域A30の外部でなされているが、1番目のスライド操作が接触の解除により終了していないため、表示部品A3に対する操作となる。
図3に戻り、設定部13は、主として設定装置10の上述のプロセッサ51及び通信部56の協働により実現される。設定部13は、受付部11によって受け付けられたユーザインタフェースの内容をUI端末20に設定する。ただし、設定部13は、判定部12によって、判別が困難であると判断された2以上の操作については、そのうちの特定の1つの操作を設定対象として、他の操作を設定対象から除外してもよい。例えば、上下方向のスライド操作、左右方向のスライド操作、及びL字形の経路のジェスチャ操作が受付部11によって受け付けられた場合には、2つのスライド操作を含む連続操作とジェスチャ操作が等しくなることがあるため、設定部13は、ジェスチャ操作を設定対象から除外してもよい。
なお、この場合において、設定部13は、連続操作を構成する2つのスライド操作を設定対象から除外してもよい。設定部13は、判別が困難な2以上の操作のうち最初に受け付けられた操作を設定対象としてもよいし、作業者31に操作の設定が不可能である旨を通知して作業者31に設定対象とすべき操作を選択させてもよい。
設定部13は、タッチスクリーンの表示領域のうちの表示部品に対応する部品領域に対して第1接触操作がなされたときに第1処理を実行すること、及び、当該部品領域に対して第2接触操作がなされたときに第2処理を実行することをUI端末に設定し、部品領域に対する第1接触操作がなされた場合において、該第1接触操作の終了が検出される前に部品領域の外において第2接触操作がなされたときには、第1処理及び第2処理を実行することをUI端末に設定する設定手段の一例に相当する。
出力部14は、主として設定装置10のプロセッサ51及び通信部56によって実現される。出力部14は、設定部13による設定の内容を示すファイルF2を出力する。出力部14による出力は、設定装置10に脱着可能であるメモリカードのような記録媒体への書き込みであってもよいし、外部のサーバ装置への書き込みであってもよいし、設定装置10の主記憶部52又は補助記憶部53への書き込みであってもよい。
出力部14によるファイルF2の出力により、図14に示されるように、設定装置10による設定の内容を、複数のUI端末20,20aに反映することが容易になる。また、UI端末20aのユーザインタフェースを、ファイルF2,F3から選択することで容易に設定することができる。特に、ジェスチャ操作は、接触点の移動の経路が指定されるため、特定のジェスチャ操作と同一の操作を再度設定するのは煩雑な作業となるが、ユーザインタフェースの設定内容を示すファイルを利用すれば、そのような作業が省略される。出力部14は、受付手段によって受け付けられた指定の、接触点が移動する経路を示すデータを出力する出力手段の一例に相当する。
図3に戻り、UI端末20は、設定装置10による設定を受け付ける受付部21と、受け付けられた設定に基づく処理を実行する処理部22と、管理者32によって用いられるタッチスクリーン23と、を有する。受付部21は、UI端末20の上述の通信部56によって実現され、処理部22は、UI端末20の上述のプロセッサ51によって実現され、タッチスクリーン23は、UI端末20の上述の入力部54及び出力部55の協働により実現される。
受付部21は、タッチスクリーンの操作に関する設定を受け付ける受付手段の一例に相当する。処理部22は、設定に従う処理を実行する処理手段の一例に相当する。ここで、処理手段は、タッチスクリーンの表示領域のうちの表示部品に対応する部品領域に対して第1接触操作がなされたときに第1処理を実行し、部品領域に対して第2接触操作がなされたときに第2処理を実行し、部品領域に対する第1接触操作がなされた場合において、該第1接触操作の終了が検出される前に部品領域の外において第2接触操作がなされたときには、第1処理及び第2処理を実行する。
続いて、設定装置10によって実行される端末操作設定処理と、UI端末20によって実行される端末処理について、順に説明する。端末操作設定処理は、端末操作設定方法の一例に相当する。
図17に示されるように、端末操作設定処理では、受付部11が、操作対象として表示部品又は指定領域の指定を受け付け(ステップS1)、当該操作対象に対する接触操作の指定を受け付ける(ステップS2)。そして、判定部12が、ステップS2で受け付けられた指定の接触操作が、既存の操作に等しいか否かを判定する(ステップS3)。ここで、既存の操作は、過去に受け付けられた接触操作の組合せである連続操作すべてを含む。例えば、左右方向のスライド操作と、上下方向のスライド操作と、の指定が過去に受け付けられていた場合には、左、右、上及び下の4通りの操作を2以上含む組合せにより、ステップS2で新たに受け付けられた接触操作が表されるか否かが判定される。
受け付けた接触操作が既存の操作に等しいと判定された場合(ステップS3;Yes)、ステップS2に戻り、受付部11は、新たな接触操作の指定を作業者31に促すことで受け付ける。設定部13に関する上述の説明では、判別が困難な2以上の操作の一部を設定対象から除外することを述べたが、図17に示されるように、判別が困難な操作が指定された段階で、受付部11が、判別可能な新たな操作を受け付けることにより結果的に、判別が困難な操作をUI端末20への設定対象から除外してもよい。
受け付けた接触操作が既存の操作に等しくはないと判定された場合(ステップS3;No)、受付部11は、ステップS2で受け付けた接触操作がなされたときにUI端末20が実行すべき処理の指定を受け付ける(ステップS4)。
次に、受付部11は、操作対象、接触操作及び実行すべき処理の組合せの指定をさらに追加するか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、受付部11は、作業者31による指定が完了したか否かを判定する。
さらに追加すると判定された場合(ステップS5;Yes)、設定装置10は、ステップS1以降の処理を繰り返す。一方、さらなる追加がないと判定された場合(ステップS5;No)、受付部11は、連続操作の対象の指定を受け付ける(ステップS6)。具体的には、既に指定された接触操作からの、連続操作を構成し得る接触操作の選択を受け付ける。これにより、作業者31の意図から外れるような連続操作がUI端末20においてなされることを回避することができる。
次に、設定部13は、操作対象、接触操作及び実行すべき処理の組合せと、連続操作の対象と、をUI端末20に設定する(ステップS7)。そして、端末操作設定処理は終了する。
UI端末20による端末処理では、図18に示されるように、処理部22は、UI端末20に登録された接触操作が、当該接触操作に対応する操作対象の領域に対してなされたか否かを判定する(ステップS11)。接触操作がなされていないと判定した場合(ステップS11;No)、処理部22は、ステップS11の判定を繰り返して、登録された接触操作がなされるまで待機する。
一方、接触操作がなされたと判定した場合(ステップS11;Yes)、処理部22は、接触操作に対応する処理を実行する(ステップS12)。次に、処理部22は、直前になされた接触操作の終了を検出したか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、処理部22は、タッチスクリーン23への物体の接触が解除されたか否かを判定する。接触操作の終了を検出したと判定した場合(ステップS13;Yes)、端末処理が終了する。
一方、接触操作の終了が検出されていないと判定した場合(ステップS12;No)、処理部22は、直前の接触操作とは異なるタッチスクリーン23に対する接触操作がなされたか否かを判定する(ステップS14)。例えば、ステップS13の判定が否定されてから最初のステップS14では、ステップS11において接触操作がなされたと判定された操作対象について登録されている、新たな接触操作がなされたか否かが判定される。
ここで、連続操作を構成する接触操作の組合せについて、図19を用いて説明する。図19には、タップ操作又はスライド操作である最初の第1接触操作と、タップ操作又はスライド操作である次の第2接触操作と、の4通りの組合せについて模式的に示されている。なお、タップ操作の例は、1点タップ操作及び多点タップ操作を含み、スライド操作の例は、1点スライド操作及び多点スライド操作を含むとともに、接触点の移動の終点が規定されているスワイプ操作及び終点が規定されないフリック操作を含む。
第1接触操作及び第2接触操作がいずれもタップ操作である場合には、図19に示されるように、例えば、親指による1点タップである第1接触操作による第1接触点が発生したまま、当該第1接触点とは異なる2つの第2接触点が、人差し指及び中指の第2接触操作により発生する。また、第1接触操作がタップ操作であって第2接触操作がスライド操作である場合には、例えば、親指の1点タップである第1接触操作による第1接触点が発生したまま、当該第1接触点とは異なる第2接触点が、人差し指の第2接触操作により発生して移動する。
第1接触操作がスライド操作であって第2接触操作がタップ操作である場合には、例えば、人差し指による第1接触操作で第1接触点が移動してから、当該第1接触点とは異なる第2接触点が、親指による第2接触操作によって発生する。また、第1接触操作及び第2接触操作がいずれもスライド操作である場合には、例えば、人差し指による第1接触操作で第1接触点が移動してから、当該第1接触点が、第1接触操作とは異なる方向に移動することで第2接触操作がなされる。この例では、第2接触操作で用いられる第2接触点が第1接触点に等しいが、第1接触点と第2接触点とを異なるものとして、スライド操作である第1接触操作及び第2接触操作がなされてもよい。すなわち、第1接触操作による第1接触点の接触を解除することなく、別に第2接触点を発生させて異なる方向に移動させてもよい。
なお、図19では、接触操作がタップ操作及びスライド操作である例について説明したが、接触操作がジェスチャ操作、ピンチ操作、ダブルタップ操作、その他の操作である場合にも、そのような接触操作が連続操作を構成し得る。
図18に戻り、ステップS14にて、直前の接触操作とは異なる接触操作がなされていないと判定した場合(ステップS14;No)、処理部22は、ステップS13以降の処理を繰り返して、接触操作の終了又は新たな接触操作がなされるまで待機する。一方、接触操作がなされたと判定した場合(ステップS14;Yes)、処理部22は、当該接触操作が連続操作の対象であるか否かを判定する(ステップS15)。
連続操作の対象であると判定した場合(ステップS15;Yes)、処理部22は、当該接触操作を受け付けて、当該接触操作に対応する処理を実行する(ステップS16)。その後、処理部22は、ステップS13以降の処理を繰り返す。一方、連続操作の対象でないと判定した場合(ステップS15;No)、処理部22は、当該接触操作を受け付けずに、端末処理を終了させる。
以上、説明したように、単一の表示部品に対して複数の接触操作が指定されるため、当該表示部品を多機能化させることにより、タッチスクリーン23の表示画面上に配置される表示部品の個数を減少させることができる。これにより、画面設計の自由度を高めるとともに、ユーザインタフェースの簡略化に資することとなる。また、表示部品に対する連続操作が可能となることにより、部品領域から開始すべき接触操作を繰り返す必要がなくなり、管理者32に対する操作負担を軽減することができる。例えば、図20に示されるように、部品領域内から左右方向及び上下方向のスライド操作を交互に続けてすることにより、2つ目以降の接触操作については、管理者32が表示部品に指先を運ぶ動作が不要になる。
また、接触点の移動経路が規定されるジェスチャ操作の指定が可能であるため、作業者31は、任意に独自の接触操作を作成することができる。例えば、処理内容の頭文字を描くジェスチャ操作を操作対象に割り当てることで、管理者32にとって分かりやすいユーザインタフェースを実現することできる。
特に、消費者向けの一般的なスマートホン及びタブレット端末においてもジェスチャ操作が利用されるが、そのジェスチャ操作には消費者向けであるため簡便であることが求められる。これに対して、FAの現場で用いられるUI端末20については、専門性を有する管理者32によって用いられるため、複数のジェスチャ操作を含む連続操作の設定のように特殊な操作が許容され得る。すなわち、連続操作を構成する第1接触操作及び第2接触操作は、第1接触操作に対応する第1接触点及び第2接触操作に対応する第2接触点を異なる経路で移動させるジェスチャ操作であってもよく、受付部11は、第1接触操作において第1接触点が移動する経路の指定と、第2接触操作において第2接触点が移動する経路の指定と、を受け付けてもよい。出力部14は、これら第1接触点及び第2接触点それぞれが移動する経路を示すデータを出力してもよい。また、複雑なジェスチャ操作を作成して、当該ジェスチャ操作を知っているユーザのみが実行可能となるように、当該ジェスチャ操作を隠された機能に割り当ててもよい。アルファベット及び数字をそれぞれ描くジェスチャ操作を登録しておき、パスワードを構成する文字を順に入力するような連続操作をUI端末20が受け付けてもよい。
また、設定装置10が、操作対象として指定領域の指定を受け付ける。具体的には、受付部11が、表示領域に含まれる部分領域又は表示領域全体である指定領域に対する接触操作の指定と、当該接触操作がなされたときにUI端末20が実行すべき処理の指定と、を受け付け、設定部13が、指定領域において当該接触操作がなされたときに、指定された処理を実行することをUI端末20に設定する。これにより、表示部品を配置することなくUI端末20の操作が可能になる。したがって、表示部品の個数を減少させることができる。ここで、指定領域に対する接触操作は、第3接触操作の一例に相当し、当該接触操作がなされたときに実行される処理は、第3処理の一例に相当する。
また、判定部12は、接触操作が、他の接触操作を含む連続操作に等しいか否かを判定する。そして、接触操作が連続操作に等しいと判定された場合に、設定部13は、当該接触操作をUI端末20に対する設定の対象から除外する。これにより、UI端末20の確実な操作が可能になる。ここで、連続操作に等しいか否かが判定される接触操作は、第4接触操作の一例に相当する。第4接触操作は、順次なされることで連続操作を構成する第1接触操作及び第2接触操作の対象となる表示部品に対する、第1接触操作及び第2接触操作とは異なる操作であって、この第4接触操作の指定が、受付部11によって受け付けられる。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、接触操作の終了が、タッチスクリーン23に対する接触の解除に相当する例について説明したが、これに限られない。例えば、接触操作の終了は、UI端末20と通信可能なスタイラスのボタンが押下されることであってもよい。
上述の実施形態に係る設定装置10及びUI端末20の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
例えば、プログラムP1を、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)に代表されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムP1をコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することができる。
また、プログラムP1をインターネットに代表される通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロードするようにしてもよい。
また、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムP1を転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
さらに、プログラムP1の全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムP1,P2を実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OSが分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロードしてもよい。
また、設定装置10及びUI端末20の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を専用のハードウェア又は回路によって実現してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
本開示は、FAの現場で用いられる端末のユーザインタフェースの設計に適している。
10 設定装置、 11 受付部、 12 判定部、 13 設定部、 14 出力部、 20,20a UI端末、 21 受付部、 22 処理部、 23 タッチスクリーン、 31 作業者、 32 管理者、 321 手、 322 接触点、 40 制御装置、 41 産業用ネットワーク、 42~44 機器、 50 FA装置、 51 プロセッサ、 52 主記憶部、 53 補助記憶部、 54 入力部、 55 出力部、 56 通信部、 57 内部バス、 61~65 行、 71,72 文字列、 73 メニュー、 74~79,701~703 ガイド、 A1~A3 表示部品、 A10,A20,A30 部品領域、 B1~B4 指定領域、 F1~F3 ファイル、
P1 プログラム。

Claims (12)

  1. 機器を制御するためのユーザインタフェース端末に接続されるコンピュータを、
    前記ユーザインタフェース端末のタッチスクリーンに表示される表示部品に対する第1接触操作の指定と、該第1接触操作がなされたときに前記ユーザインタフェース端末が実行すべき第1処理の指定と、前記表示部品に対する、前記第1接触操作とは異なる第2接触操作の指定と、該第2接触操作がなされたときに前記ユーザインタフェース端末が実行すべき、前記第1処理とは異なる第2処理の指定と、を受け付ける受付手段、
    前記タッチスクリーンの表示領域のうちの前記表示部品に対応する部品領域に対して前記第1接触操作がなされたときに前記第1処理を実行すること、及び、前記部品領域に対して前記第2接触操作がなされたときに前記第2処理を実行することを前記ユーザインタフェース端末に設定し、前記部品領域に対する前記第1接触操作がなされた場合において、該第1接触操作の終了が検出される前に前記部品領域の外において開始する前記第2接触操作がなされたときには、前記第1処理及び前記第2処理を実行することを前記ユーザインタフェース端末に設定する設定手段、
    として機能させるための端末操作設定プログラム。
  2. 前記受付手段は、前記表示部品の指定と、前記表示部品の前記タッチスクリーンにおける配置の指定と、前記第1接触操作及び前記第2接触操作並びに前記第1処理及び前記第2処理の指定と、をユーザインタフェースの内容として受け付け、
    前記設定手段は、前記ユーザインタフェースの内容を前記ユーザインタフェース端末に設定する、
    請求項1に記載の端末操作設定プログラム。
  3. 前記第1接触操作は、前記タッチスクリーンに物体が接触する第1接触点を発生させる又は移動させる操作であり、
    前記第1接触操作の終了は、前記物体の接触が解除されることであり、
    前記第2接触操作は、前記第1接触点とは異なる第2接触点を発生させる又は移動させる操作である、
    請求項1に記載の端末操作設定プログラム。
  4. 前記第1接触操作は、前記タッチスクリーンに物体が接触する第1接触点を移動させる操作であり、
    前記第1接触操作の終了は、前記物体の接触が解除されることであり、
    前記第2接触操作は、前記第1接触点に等しい第2接触点を移動させる操作である、
    請求項1に記載の端末操作設定プログラム。
  5. 前記第1接触操作及び前記第2接触操作は、前記第1接触点及び前記第2接触点をそれぞれ異なる方向に移動させる操作である、
    請求項又はに記載の端末操作設定プログラム。
  6. 前記第1接触操作及び前記第2接触操作は、前記第1接触点及び前記第2接触点を異なる経路で移動させるジェスチャ操作であって、
    前記受付手段は、前記第1接触操作において前記第1接触点が移動する経路の指定と、前記第2接触操作において前記第2接触点が移動する経路の指定と、を受け付ける、
    請求項又はに記載の端末操作設定プログラム。
  7. 前記コンピュータを、
    前記受付手段によって受け付けられた指定の、前記第1接触点が移動する経路と、前記第2接触点が移動する経路と、を示すデータを出力する出力手段、
    としてさらに機能させるための請求項に記載の端末操作設定プログラム。
  8. 前記受付手段は、前記表示領域に含まれる部分領域又は前記表示領域全体である指定領域に対する第3接触操作の指定と、該第3接触操作がなされたときに前記ユーザインタフェース端末が実行すべき第3処理の指定と、を受け付け、
    前記設定手段は、前記指定領域において前記第3接触操作がなされたときに前記第3処理を実行することを前記ユーザインタフェース端末に設定する、
    請求項1に記載の端末操作設定プログラム。
  9. 前記受付手段によって受け付けられた操作に関する判定をする判定手段、をさらに備え、
    前記受付手段は、前記表示部品に対する、前記第1接触操作及び前記第2接触操作とは異なる第4接触操作の指定を受け付け、
    前記判定手段は、順次なされる前記第1接触操作及び前記第2接触操作を含む連続操作が前記第4接触操作に等しいか否かを判定し、
    前記設定手段は、前記連続操作が前記第4接触操作に等しいと判定された場合に、前記ユーザインタフェース端末に対する設定の対象から前記第4接触操作を除外する、
    請求項1に記載の端末操作設定プログラム。
  10. 受付手段が、機器を制御するためのユーザインタフェース端末のタッチスクリーンに表示される表示部品に対する第1接触操作の指定と、該第1接触操作がなされたときに前記ユーザインタフェース端末が実行すべき第1処理の指定と、前記表示部品に対する、前記第1接触操作とは異なる第2接触操作の指定と、該第2接触操作がなされたときに前記ユーザインタフェース端末が実行すべき、前記第1処理とは異なる第2処理の指定と、を受け付け、
    設定手段が、前記タッチスクリーンの表示領域のうちの前記表示部品に対応する部品領域に対して前記第1接触操作がなされたときに前記第1処理を実行すること、及び、前記部品領域に対して前記第2接触操作がなされたときに前記第2処理を実行することを前記ユーザインタフェース端末に設定し、
    前記設定手段が、前記部品領域に対する前記第1接触操作がなされた場合において、該第1接触操作の終了が検出される前に前記部品領域の外において開始する前記第2接触操作がなされたときには、前記第1処理及び前記第2処理を実行することを前記ユーザインタフェース端末に設定する、
    ことを含む端末操作設定方法。
  11. 機器を制御するためのユーザインタフェース端末に接続される端末操作設定装置であって、
    前記ユーザインタフェース端末のタッチスクリーンに表示される表示部品に対する第1接触操作の指定と、該第1接触操作がなされたときに前記ユーザインタフェース端末が実行すべき第1処理の指定と、前記表示部品に対する、前記第1接触操作とは異なる第2接触操作の指定と、該第2接触操作がなされたときに前記ユーザインタフェース端末が実行すべき、前記第1処理とは異なる第2処理の指定と、を受け付ける受付手段と、
    前記タッチスクリーンの表示領域のうちの前記表示部品に対応する部品領域に対して前記第1接触操作がなされたときに前記第1処理を実行すること、及び、前記部品領域に対して前記第2接触操作がなされたときに前記第2処理を実行することを前記ユーザインタフェース端末に設定し、前記部品領域に対する前記第1接触操作がなされた場合において、該第1接触操作の終了が検出される前に前記部品領域の外において開始する前記第2接触操作がなされたときには、前記第1処理及び前記第2処理を実行することを前記ユーザインタフェース端末に設定する設定手段と、
    を備える端末操作設定装置。
  12. 機器を制御するためのユーザインタフェース端末であって、
    タッチスクリーンと、
    前記タッチスクリーンの操作に関する設定を受け付ける受付手段と、
    前記設定に従う処理を実行する処理手段と、
    を備え、
    前記処理手段は、
    前記タッチスクリーンの表示領域のうちの表示部品に対応する部品領域に対して第1接触操作がなされたときに第1処理を実行し、
    前記部品領域に対して前記第1接触操作とは異なる第2接触操作がなされたときに、前記第1処理とは異なる第2処理を実行し、
    前記部品領域に対する前記第1接触操作がなされた場合において、該第1接触操作の終了が検出される前に前記部品領域の外において開始する前記第2接触操作がなされたときには、前記第1処理及び前記第2処理を実行する、
    ユーザインタフェース端末。
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