JP2014211726A - 数量選択装置および端末 - Google Patents

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【課題】タッチパネルのドラッグ操作の方向と数量の変更を対応づけず、任意の方向のドラッグ操作により数量を変更することにより、ユーザがドラッグ操作の方向を意識する必要のない数量選択装置を提供する。
【解決手段】表示部22に表示される数量を、タッチパネル21を操作して選択するものであって、タッチパネルにタッチされた座標を検出するタッチ検出部11と、タッチ検出部が検出した座標に基づいて、タッチパネル上でのドラッグ操作の距離であるドラッグ距離を算出するドラッグ距離算出部12と、ドラッグ距離算出部が算出したドラッグ距離の長さに基づいて、ドラッグ操作の方向に関わらず数量の増減値を決定する数量増減部13と、数量増減部が算出した増減値に基づいて、表示部に表示される数量を決定して表示する表示内容出力部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを有する端末で、物品等の数量を選択するための数量選択装置に関する。
近年、スマートフォンやタブレット式コンピュータが急速に普及してきている。これらの機器は、従来型の携帯電話やパーソナルコンピュータが有していたキーボード式のユーザインタフェースを有さず、表示部上に設置されたタッチパネルを操作することで、文字等の入力操作やインターネット上のコンテンツの操作を行うことを特徴としている。
また、インターネット上のコンテンツの一つとして、インターネットに接続されたサーバ上に仮想の商店が数多く開設されている。ユーザは商店を指定するインターネット上のアドレスを入力することにより、商店のコンテンツを閲覧することが可能である。また、購入したい物品がある場合には、購入する物品の数量を選択する必要がある。
また、上述のインターネット上での物品の購入に限らず、多くのコンテンツ上で物品等の数量を選択する場面がある。
従来、タブレット式コンピュータのようなタッチパネルを有する端末において、物品等の数量を選択する場合、タッチパネルを指等で押圧し、この押圧状態のまま指を滑らせる(ドラッグ操作)ことにより、数量を変更できる技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の技術においては、例えば、押圧状態のまま指を上に滑らした場合には、数量が増加し、下に滑らした場合には、数量が減少する。そして、数量の増加分または減少分は、指を滑らせる距離または速度に対応づけられている。
特開平11−338600号公報
しかしながら、従来の数量の選択方法においては、数量の変更がドラッグ操作の方向に対応づけられているため、ユーザが数量を選択する場合には、ドラッグ操作の方向を意識しなければならないといった課題があった。また、数量の増加分または減少分は、指を滑らせる距離または速度に対応づけられているために、目的の数量を選択することが困難であるといった課題もあった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであって、タッチパネルのドラッグ操作の方向と数量の変更を対応づけず、任意の方向のドラッグ操作により数量を変更することにより、ユーザがドラッグ操作の方向を意識する必要のない数量選択装置を得るものである。
本発明に係る数量選択装置は、表示部に表示される数量を、タッチパネルを操作して選択するものであって、タッチパネルにタッチされた座標を検出するタッチ検出部と、タッチ検出部が検出した座標に基づいて、前記タッチパネル上でのドラッグ操作の距離であるドラッグ距離を算出するドラッグ距離算出部と、前記ドラッグ距離算出部が算出したドラッグ距離の長さに基づいて、ドラッグ操作の方向に関わらず数量の増減値を決定する数量増減部と、数量増減部が算出した増減値に基づいて、表示部に表示される数量を決定して表示する表示内容出力部とを備えるものである。
本発明の数量選択装置においては、任意の方向のドラッグ操作により数量を増減することにより、ユーザがドラッグ操作の方向を意識することなく、数量を選択することが可能となる。
実施の形態1〜3における数量選択装置の構成を示す図である。 実施の形態1〜3における数量選択装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1〜3における端末上に表示された物品等を示す図である。 実施の形態1における数量を増加させる動作を示す図である。 実施の形態1〜3における数量をクリアする動作を示す図である。 実施の形態1における端末上に表示された単一の物品等を示す図である。 実施の形態2における数量選択装置の増減値に対応するドラッグ方向を示す図である。 実施の形態2における数量を増加させる動作を示す図である。 実施の形態3における数量を増加させる動作を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における数量選択装置の構成を示すものである。図1に示すように、実施の形態1における数量選択装置10は、外部の端末20に設置されたタッチパネル21へのタッチ(押圧)の有無、タッチ位置およびタッチが解除された位置を検出するタッチ検出部11、タッチ検出部11の検出結果を用いて、タッチパネル21上でのドラッグ距離を算出するドラッグ距離算出部12、ドラッグ距離に応じて端末20内の表示部22に表示される数量を増減させる数量増減部13、表示部22の表示内容の変更等を行う表示内容出力部14、メモリ15を備えている。メモリ15には、表示部22に表示させる物品の内容、数量や、タッチパネル21への操作と処理とを対応づけた動作データ等が記憶されている。
次にこのように構成された数量選択装置10の動作について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態1における数量選択装置20の動作を示すフローチャートである。また、本実施の形態1においては、図3に示すような物品購入画面における数量の選択を例にして説明する。
まず、ユーザは端末20を操作して、図3に示すような物品の数量を選択して購入する画面を表示する(st101)。図3は、例えばインターネット上の物品購入サイトにおける物品の数量を選択するための画面が、端末20における表示部22に表示されている例を示す図である。端末20の表示部22には、タッチパネル21が重ねて設置されているものとする。図3においては、購入する物品(定規A、鉛筆B、ノートC、ルーペD)の数量を選択する状態であり、購入対象の物品を示す図が表示されると共に、この図の近傍の数量領域201には、対象とする物品の購入数を示す数字が対応づけられて、円に囲まれてそれぞれ表示されている。今、初期表示として購入数はいずれも0が表示されている。また、タッチパネル21において、点線で囲われた領域以外の領域は、物品の購入数をクリアするためのクリア領域202である。クリア領域202の機能については、後述する。
次に、図3に示す物品購入画面において、定規Aの数量を選択する方法について説明する。ユーザは、定規Aを購入しようとする場合、購入する数量を選択する必要がある。購入する数量を選択するため、タッチパネル21上の定規Aに対応づけられた数量領域201をタッチし、このタッチによる押圧状態を保ったまま任意の方向に指を滑らせる。このような、タッチパネル21を押圧したまま指を滑らせる行為を、ドラッグ操作と称する。タッチパネル21上で、ユーザによるタッチやドラッグ操作が実施されると、タッチ検出部11によって、タッチパネル21の押圧座標が検出される(st102)。
タッチ検出部11によって検出された押圧座標は、ドラッグ距離算出部12へ送信され、ドラッグ距離算出部12は、これらの押圧座標に基づいて、ドラッグ操作された距離であるドラッグ距離を逐次算出する(st103)。st103で算出されたドラッグ距離は、数量増減部13へ送信され、数量増減部13は、このドラッグ距離に基づいて、数量領域201に表示されている数量の増減値を決定する(st104)。
ここで、数量増減部13における数量の増減値の決定方法について説明する。ドラッグ距離算出12で算出したドラッグ距離が、ユーザが最初にタッチした数量領域201の座標(初期座標)から遠ざかる方向の場合は、数量を増加させるものとして、その増加量をドラッグ操作された距離の長さであるドラッグ距離に応じて決定する。このとき、初期座標から遠ざかる方向であれば、任意の方向に対して数量は増加される。すなわち、ユーザは最初に数量領域201をタッチすれば、任意の方向にドラッグ操作をすることにより数量を増加させることが可能である。
反対に、ドラッグ距離が、初期座標に近づく方向の場合は、数量を減少させるものとして、その減少量をドラッグ操作された距離の長さに応じて決定する。ユーザが最初に数量領域201をタッチした場合には、任意の方向のドラッグ操作に対して数量は増加するが、ドラッグ操作の方向を初期座標へ近づく方向に変更することで、数量を減少させることが可能である。
尚、ユーザが最初にタッチしたタッチパネル21の位置が、数量領域201以外の領域であった場合には、数量の増減はしないものと判断し、st104以降の動作は実施しない。
st104で決定された数量の増減値は、表示内容出力部14に送信される。表示内容14は、受信した増減値をメモリ15に保存されている現在数量領域201に表示されている物品の数量に加算して表示数量を算出し、この表示数量を端末20に出力し数量領域201に表示する(st105)。また、メモリ15に保存されている物品の数量も新たな表示数量に更新する。さらに、メモリ15には、対象とする物品の選択可能数量も記憶されており、上記表示数量が選択可能数量よりも大きくなった場合には、選択可能数量を表示数量として出力する。
また、st105の動作は、タッチ検出部11が押圧座標を検出している間は、リアルタイムで実施される。すなわち、ユーザがドラッグ操作を実施している最中は、逐次数量領域201に表示されている数量が変更される。よって、例えば定規Aの数量を0から5へ変更するばあいには、表示領域201に表示される数量は、ドラッグ操作の距離に応じて0→1→・・→4→5のように、逐次変更される。
図4は、ユーザのドラッグ操作により、定規Aの数量が5と選択されて、表示装置22に表示された状態を示す図である。図4の例では、ドラッグ操作を右下に向かうようにして、数量を選択しているが、st104で説明したように、数量を増加させるためのドラッグ操作の方向は右下に限られるものではなく、例えば右上など、任意の方向でよい。また、図4に示す状態から、数量を減少させたい場合には、数量を増加させたドラッグ方向とは逆の方向に向かってドラッグ操作をすればよい。また、ユーザが定規Aの数量を現在数量領域201に表示されている数量で決定する場合には、タッチパネル21への押圧を解除する(st106)。尚、押圧を解除後に、さらに数量を増加させたい場合には、st101〜st106を繰り返せば良い。
また、ユーザが定規A以外の物品、例えば鉛筆Bの購入数量を決定した場合には、最初に、鉛筆Bに対応づけられた数量領域をタッチし、同様の動作をすることにより、数量を選択することができる。その他の物品を購入する場合についても同様である。
次に、数量領域201に表示された数量のクリア方法等について説明する。例えば、上述のステップに基づき、定規Aの数量を決定して、押圧を解除した場合においては、図5に示すように、クリア領域202に最初にタッチした後に、クリアしたい数量領域201までドラッグ操作を行えば良い。この場合、数量増減部13は、タッチ検出部11の検出結果に基づき、数量の減少値として、現在数量領域201に表示されている数量を決定し、表示内容出力部14へ出力すれば良い。このような動作をすることにより、数量領域201に表示された数量を0にクリアすることが可能となる。尚、数量をクリアする手法については、上述の方法に限られるものではなく、例えば、メモリ15に数量領域201に表示される初期値を記憶させておき、クリア領域からのドラッグ操作があった場合には、この初期値を直接読み出して、数量領域201に表示させても良い。さらに、数量をクリアするための動作は、何かしらの方法で実行できるように構成されていれば良く、特別の動作を予めメモリ15内に動作データとして設定しておき、このような動作をタッチ検出部11が検出した場合には、数量をクリアするようにしておけば良い。例えば、タッチ検出部11が、所定時間内にクリア領域202と数量領域201との連続したタッチを検出した場合には、特定の物品の数量をクリアし、所定時間内にクリア領域202の連続したタッチを検出した場合には、全ての物品の数量をクリアするような構成にしておいても良い。
以上のように、本実施の形態1における数量選択装置においては、任意の方向のドラッグ操作で、物品の数量を増加させることが可能であるので、ユーザがドラッグ操作の方向を意識することなく、簡便に対象とする物品の数量を選択することできるといった効果を奏する。
また、st104における数量増減部13における数量の増減値の決定は、ユーザによるドラッグ操作の方向が、初期座標から遠ざかる方向の場合は、数量を増加させるものとして説明したが、数量を減少させるように構成してもよい。この場合、数量領域201に初期に表示させる数量を0ではなく、物品を選択することが可能な最大量である選択可能数量にしておけば良い。このように構成することで、ユーザが初期表示の段階で物品の選択可能数量を把握することが可能となる。
また、数量の増減とドラッグ操作の方向の対応付けは、別途設ける切り替えスイッチによって切り替え可能にしておいても良い。例えば、初期設定では、初期座標から遠ざかる方向と数量の増加を対応づけておき、切り替えスイッチを操作することにより、初期座標から遠ざかる方向と数量の減少が対応づけられるように切り替えれば良い。このような構成にすることで、ユーザが最初に数量を選択してタッチを解除した場合であっても、別に設定したクリア方法を実施することなく、数量を減少することが可能となる。
また、上述の説明では、数量の増減値の決定は、ユーザが最初にタッチパネル21をタッチする位置が数量領域201内の場合にのみ行っていたが、数量を選択する物品をユーザが把握できている場合には、数量領域201以外の領域を最初にタッチしても良い。例えば、図6に示すように表示部22に購入対象である物品が定規Aの一種類しかない場合においては、数量を選択する物品の対象が定規Aのみであるので、タッチパネル21に最初にタッチされた位置を初期座標として、この初期座標から遠ざかる方向の場合は、数量を増加させるものとして、その増加量を増減値としてドラッグ操作された距離の長さに応じて決定すれば良い。また、図3の例のように、物品が複数ある場合であっても、数量を全て同時に選択する場合などには、数量領域以外の領域をタッチしてドラッグ操作することにより、数量を増加させても良い。この場合、例えばタッチパネルの中央を全ての物品の数量を選択可能な領域に設定しておき、最初のこの領域がタッチされてドラッグ操作が検出された場合は、全ての物品(定規A、鉛筆B、ノートC、ルーペD)に対応づけられた数量が増加するように増減値を決定する。
また、本実施の形態においては、物品に対応づけられた数量が表示される領域と、数量を増減させるために最初にタッチすべき領域とは、数量領域201として共通しているが、これらは必ずしも共通の領域でなくても良い。また、物品に対応づけられた数量を示す表示は数字出なくとも良い。例えば、数量に応じた目盛りや、選択した数量分の対象物品を表示させる等のユーザが視認できる表示であれば良い。
さらにまた、上述の説明では、数量の増減を逐次算出して、表示部22に表示させる構成にしていたが、タッチ検出部11はタッチパネル21が最初にタッチされた初期座標およびタッチが解除された解除座標のみを検出するような構成にし、ドラッグ距離算出部は初期座標および解除座標を用いてドラッグ距離を算出する構成にしても良い。この場合、初期座標からドラッグ操作された場合であっても、数量は増減せず、タッチを解除したときに数量が増減することになる。
実施の形態2.
実施の形態1における数量選択装置においては、物品の数量を増加させる場合には、ドラッグ距離算出12が算出するドラッグ距離に応じて数量を増加させていたので、大きな物品の数量を選択する場合には、ユーザがドラッグ操作を繰り返し実施しなければならない。本実施の形態2における数量選択装置は、ドラッグ操作の方向と数量の増減幅とを対応づけることにより、簡単に大きな数量を選択することが数量選択装置を得るものである。
本実施の形態2における数量選択装置の構成は実施の形態1と同様であるが、ドラッグ距離算出部12および数量増減部13の動作において相違する。以下、実施の形態1と同様に、図2に示すフローチャートを用いて動作を説明する。
st101およびst102については、実施の形態1と同様の動作であるので、説明を省略する。st103において、タッチ検出部11によって検出された押圧座標は、ドラッグ距離算出部12へ送信され、ドラッグ距離算出部12は、これらの押圧座標に基づいて、ドラッグ操作された距離であるドラッグ距離およびドラッグ操作された方向であるドラッグ方向を逐次算出する。st104では、st103で算出されたドラッグ距離およびドラッグ方向は、数量増減部13へ送信され、数量増減部13は、このドラッグ距離およびドラッグ方向に基づいて、数量領域201に表示されている数量の増減値を決定する。このとき、ドラッグ方向には数量を増減する増減幅が対応づけられており、ドラッグ方向によって数量が増減する幅が異なる。
例えば、図7に示すように、ドラッグ方向が横方向の場合には、1桁の増減幅が対応づけられており、0→1→・・→8→9といったように、増減値が決定される。一方、ドラッグ方向が縦方向の場合には、2桁の増減幅が対応づけられており、0→10→・・→80→90といったように増減値が決定される。以後のst105、st106および数量のクリアについては、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
以上のように実施の形態2における数量選択装置は構成されているので、図8に示すように初期座標から下方向にドラッグ操作を実施した場合には、数量の2桁目のみが増加することになる。数量の減少についても同様であり、図8の状態から上方向にドラッグ操作を実施した場合には、2桁目のみが減少することになる。
このように、本実施の形態2における数量選択装置においては、ドラッグ操作の方向と数量の増減幅とを対応づけているので、簡単に大きな数量を選択することが可能であるという効果を奏する。
また、上述の説明では、ドラッグ方向を、数量を増減する桁に対応づけているが、数量の変化する幅は必ずしも桁数に応じていなくても良い。例えば、横方向のドラッグ操作においては、1cmのドラッグ距離を増加量1に対応付け、縦方向のドラッグ操作においては、1cmのドラッグ距離を増加量10に対応づけるような構成にしても良い。この場合、縦方向のドラッグ操作をした場合には、数量の増加の刻み幅は横方向と同様であるが、短いドラッグ操作でも数量を大きく増加させることが可能であるので、同様の効果を奏する。
さらに、ドラッグ方向については、数量の減少に対応づけることも可能である。すなわち、st104において、数量増減部13は上方向のドラッグ操作については1桁の増加、下方向のドラッグ操作については1桁の減少、右方向のドラッグ操作については2桁の増加、左方向のドラッグ操作については2桁の減少というように、増減値を決定すれば良い。
また、ドラッグ方向については、ドラッグ操作の途中で変更しても良い。例えば、図8に示す状態から、横方向へのドラッグ操作に切り替えた場合には、50→51→・・58→59というように数量が変更される。
実施の形態3.
実施の形態1、2における数量選択装置においては、1点の押圧であるシングルタッチに関するタッチパネルを対象にして説明したが、本実施の形態3における数量選択装置については、2点以上の押圧であるマルチタッチを検知可能なタッチパネルを対象とし、タッチの数と数量の増加幅とを対応づけることにより、簡単に大きな数量を選択することが数量選択装置を得るものである。
本実施の形態3における数量選択装置の構成は実施の形態1と同様であるが、タッチパネル21がマルチタッチに対応していることと、タッチ検出部11、ドラッグ距離算出部12および数量増減部13の動作において相違する。以下、実施の形態1と同様に、図2に示すフローチャートを用いて動作を説明する。
st101については、実施の形態1と同様の動作であるので、説明を省略する。st102においては、タッチパネル21上で、ユーザによるタッチやドラッグ操作が実施されると、タッチ検出部11によって、タッチパネル21の押圧座標が検出される。このとき、タッチ操作がシングルタッチであるかマルチタッチであるかの種別であるタッチ種別も判別して検出する。マルチタッチである場合の押圧座標については、例えばそれぞれの押圧座標の平均値を用いる。st103は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
st104では、st102で検出されたタッチ種別およびst103で算出されたドラッグ距離が数量増減部13へ送信され、数量増減部13は、このタッチ種別およびドラッグ距離に基づいて、数量領域201に表示されている数量の増減値を決定する。このとき、タッチ種別には数量を増減する増減幅が対応づけられており、ドラッグ方向によって数量が増減する幅が異なる。
例えば、ドラッグ種別がシングルタッチの場合には、1桁の増減幅が対応づけられており、0→1→・・→8→9といったように、増減値が決定される。一方、ドラッグ種別がマルチタッチの場合には、2桁の増減幅が対応づけられており、0→10→・・→80→90といったように増減値が決定される。以後のst105、st106および数量のクリアについては、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。尚、ユーザが最初にタッチしたタッチパネル21の位置が、数量領域201以外の領域であった場合には、数量の増減はしないものと判断し、st104以降の動作は実施しない。
このように、本実施の形態2における数量選択装置においては、タッチ種別と数量の増減幅とを対応づけているので、簡単に大きな数量を選択することが可能であるという効果を奏する。
また、上述の説明では、タッチ種別を、数量を増減する桁に対応づけているが、数量の変化する幅は必ずしも桁数に応じていなくても良い。例えば、シングルタッチのタッチ種別においては、1cmのドラッグ距離を増加量1に対応付け、マルチタッチのタッチ種別においては、1cmのドラッグ距離を増加量10に対応づけるような構成にしても良い。この場合、マルチタッチのドラッグ操作をした場合には、数量の増加の刻み幅はシングルタッチと同様であるが、マルチタッチでは短いドラッグ操作でも数量を大きく増加させることが可能であるので、同様の効果を奏する。
また、タッチ種別については、ドラッグ操作の途中で変更しても良い。例えば、図9に示す状態から、タッチ種別をシングルタッチに切り替えた場合には、50→51→・・58→59というように数量が変更される。
以上の実施の形態1〜3においては、数量選択装置10は端末20とは別個の装置として説明したが、数量選択装置10とを端末20に組み入れて、単一の装置とすることが可能であることは言うまでもない。また、実施の形態1〜3で説明した機能については、適宜組み合わせることも可能である。
10 数量選択装置、11 タッチ検出部、12 ドラッグ距離算出部、13 数量増減部、14 表示内容出力部、15 メモリ、20 端末、21 タッチパネル、22 表示部

Claims (5)

  1. 表示部に表示される数量を、タッチパネルを操作して選択する数量選択装置において、
    前記タッチパネルにタッチされた座標を検出するタッチ検出部と、
    前記タッチ検出部が検出した座標に基づいて、前記タッチパネル上でのドラッグ操作の距離であるドラッグ距離を算出するドラッグ距離算出部と、
    前記ドラッグ距離算出部が算出した前記ドラッグ距離の長さに基づいて、前記ドラッグ操作の方向に関わらず数量の増減値を決定する数量増減部と、
    前記数量増減部が算出した前記増減値に基づいて、前記表示部に表示される数量を決定して表示する表示内容出力部と
    を有することを特徴とする数量選択装置。
  2. 前記ドラッグ距離算出部は、
    前記タッチ検出部が検出した座標に基づいて、タッチパネル上でのドラッグ操作の方向であるドラッグ方向も合わせて算出し、
    前記数量増減部は、
    前記ドラッグ距離算出部が算出した前記ドラッグ方向に基づいて、前記増減値の増減幅を変更すること
    を特徴とする請求項1に記載の数量選択装置。
  3. 前記タッチ検出部は、
    前記タッチパネルへのタッチ数の種別であるタッチ種別も合わせて検出し、
    前記数量増減部は、
    前記タッチ検出部が検出したタッチ種別に基づいて、前記増減値の増減幅を変更すること
    を特徴とする請求項1に記載の数量選択装置。
  4. 前記タッチパネルには、数量をクリアするためのクリア領域が設定されており、
    前記タッチ検出部検出した座標が、前記クリア領域内の座標から前記クリア領域以外の座標へと変更する場合には、
    前記表示内容出力部は、
    前記表示部に表示される数量をクリアすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の数量選択装置。
  5. 数量を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された数量を選択する操作を受け付けるタッチパネルと、
    前記タッチ検出部が検出した座標に基づいて、前記タッチパネル上でのドラッグ操作の距離であるドラッグ距離を算出するドラッグ距離算出部と、
    前記ドラッグ距離算出部が算出した前記ドラッグ距離の長さに基づいて、前記ドラッグ操作の方向に関わらず数量の増減値を決定する数量増減部と、
    前記数量増減部が算出した前記増減値に基づいて、前記表示部に表示される数量を決定して表示する表示内容出力部と
    を有することを特徴とする端末。
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