JP2013196142A - 入力装置及び入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって利便性の良い入力装置及び入力方法を提供することを目的とする。
【解決手段】タッチ種別判断部23は、タッチパネル型ディスプレイ10へのタッチ操作が指Xによるものであるか、スタイラスペンYによるものであるかを判断する。指Xによるものであると判断された場合、表示制御部26は、タッチパネル型ディスプレイ10が指Xによって押下されたときの押下領域の面積に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を制御する。従って、ユーザは、タッチパネル型ディスプレイ10の押下領域の面積を変化させることによって入力対象情報の表示のスクロール速度を変化させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネル型ディスプレイを備える入力装置及び入力方法に関する。
従来、タッチパネル型ディスプレイを用いた携帯端末において、文字入力を行う場合、ディスプレイ上の仮想キーボードを使用した入力方式が主流となっている。この仮想キーボードを使用した文字の入力方式として、例えば、QWERTYキーボード入力方式、2タッチ入力方式、フリック入力方式、及び、T9入力方式等がある。
また、タッチパネル型ディスプレイ上に、入力対象となる文字等を順次切り替えて表示する入力方式がある。この場合、表示された文字等をユーザがタッチ操作を行うことによって選択する。ここで、入力対象となる文字等を順次切り替えて表示する場合、表示の切り替えの速度(スクロール速度)を変化させたいという要望がある。例えば、特許文献1には、タッチ操作の押下圧力に応じてスクロール速度を変化させる構成が開示されている。また、特許文献2には、スクロールボタンの連続押下時間に応じてスクロール速度を変化させる構成が開示されている。
特開2002−213989号公報 特開2007−240889号公報
タッチパネル型ディスプレイ上に、入力対象となる文字等を順次切り替えて表示する入力方式において、表示の切り替え速度の変更を、ユーザにとってより使い易い方法によって行うことが求められている。
そこで本発明は、ユーザにとって利便性の良い入力装置及び入力方法を提供することを目的とする。
本発明に係る入力装置は、入力対象情報を表示すると共にタッチ操作による入力を受け付けるタッチパネル型ディスプレイと、タッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下領域の面積を算出する押下面積算出手段と、タッチ操作が、指、及び、入力具のいずれによるものであるかを判断するタッチ種別判断手段と、タッチ種別判断手段によってタッチ操作が指によるものであると判断された場合、押下面積算出手段で算出された押下領域の面積に基づいて、前記タッチ操作が継続している間、タッチパネル型ディスプレイにおいて所定の順序で順次表示する複数の入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する切替速度制御手段と、を備える。
また、本発明に係る入力方法は、入力対象情報を表示すると共にタッチ操作による入力を受け付けるタッチパネル型ディスプレイを備える入力装置において行われる入力方法であって、タッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下領域の面積を算出する押下面積算出ステップと、タッチ操作が、指、及び、入力具のいずれによるものであるかを判断するタッチ種別判断ステップと、タッチ種別判断ステップにおいてタッチ操作が指によるものであると判断された場合、押下面積算出ステップで算出された押下領域の面積に基づいて、前記タッチ操作が継続している間、タッチパネル型ディスプレイにおいて所定の順序で順次表示する複数の入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する切替速度制御ステップと、を含む。
これらの発明では、タッチ操作が指によるものであると判断された場合、タッチパネル型ディスプレイの押下領域の面積に基づいて、入力対象情報の表示の切り替え速度が制御される。従って、ユーザは、タッチパネル型ディスプレイの押下領域の面積を変化させることによって入力対象情報の表示の切り替え速度を変化させることができ、利便性が向上する。
また、タッチ種別判断手段は、押下面積算出手段によって算出された面積が所定の閾値以上の場合にタッチ操作が指によって行われたものであると判断し、押下面積算出手段によって算出された面積が所定の閾値未満の場合にタッチ操作が入力具によって行われたものであると判断する、ことが好ましい。この場合には、タッチパネル型ディスプレイの押下領域の面積に基づいて、タッチ操作が指で行われたものであるか、又は、入力具で行われたものであるかを容易に判断することができる。
また、タッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下の中心位置を算出する押下中心位置算出手段を、更に備え、押下面積算出手段は、前記タッチ操作が継続している間における押下面積の最大径を算出し、切替速度制御手段は、押下中心位置算出手段で算出された押下の中心位置を円の中心とすると共に、押下面積算出手段で算出された最大径に基づく長さを円の直径とする論理円を算出し、論理円と押下面積算出手段で算出された押下領域の面積との割合に基づいて、入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する、ことが好ましい。この場合には、ユーザの指の大きさによる、表示の切り替え速度の差異の発生を抑制することができる。
また、押下面積算出手段は、指先でタッチ操作が行われたときの押下領域の面積を示す指先押下面積と、指の腹でタッチ操作が行われたときの押下領域の面積を示す指腹押下面積とを算出し、切替速度制御手段は、指先押下面積から指腹押下面積までの各面積値を予め定められた条件に従ってグループ分けを行うと共にグループ毎に予め定められた所定の速度をそれぞれ対応付け、押下面積算出手段で算出された押下領域の面積と面積値のグループ毎に対応付けられた所定の速度とに基づいて、入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する、ことが好ましい。この場合には、ユーザの指の大きさによる、表示の切り替え速度の差異の発生を抑制することができる。
また、タッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下の圧力を算出する押下圧力算出手段を、更に備え、切替速度制御手段は、タッチ種別判断手段によってタッチ操作が入力具によるものであると判断された場合、押下圧力算出手段で算出された押下の圧力に基づいて、入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する、ことが好ましい。この場合には、入力具によるタッチパネル型ディスプレイへの押下の圧力に基づいて表示が切り替えられ、入力具による押下であっても入力具の特性に応じて表示の切り替えを好適に行うことができる。
本発明によれば、ユーザにとって利便性の良い入力装置及び入力方法を提供することができる。
第1実施形態に係る携帯端末の全体構成を示す図である。 タッチパネル型ディスプレイの表示画像例を示す図である。 論理円に対する押下領域の面積とスクロール速度との関係を示す図である。 入力対象情報の入力処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯端末の全体構成を示す図である。 面積値のグループ毎に予め定められた所定のスクロール速度をそれぞれ対応付けた対応テーブルを示す図である。 入力対象情報の入力処理の流れを示すフローチャートである。
添付図面を参照しながら本発明に係る入力装置及び入力方法を携帯端末に適用した実施形態を説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。図1に示すように、携帯端末1は、タッチパネル型ディスプレイ10と、入力文字処理部20とを含んで構成される。なお、携帯端末1は、機能部の図示は省略するが、通話やメールの送受信等を行う機能を有する。以下では、タッチパネル型ディスプレイ10及び入力文字処理部20を用いて、ユーザが文字やマーク等の入力対象情報を入力する場合について説明する。ユーザによって入力された文字等は、例えば、メールの文章の作成等に用いられる。
タッチパネル型ディスプレイ10は、ユーザが入力対象情報を入力する際に、入力の対象となる入力対象情報を表示する。また、タッチパネル型ディスプレイ10は、ユーザの指X又はスタイラスペン(入力具)Yによるタッチ操作を検出することができる。具体的には、タッチパネル型ディスプレイ10は、指X又はスタイラスペンYによるタッチ操作によって押下されたときの押下領域に対応する押下領域信号を入力文字処理部20へ出力する。また、指X又はスタイラスペンYによるタッチ操作によって押下されたときの押下の圧力に対応する押下圧力信号を入力文字処理部20へ出力する。
ここで、ユーザが入力対象情報を選択する処理について説明する。ユーザが指X又はスタイラスペンYによってタッチパネル型ディスプレイ10のターゲット位置Zを長押しすることにより、タッチパネル型ディスプレイ10には、ターゲット位置Zの押下の間、入力対象情報が所定の順序で順次スクロール表示される。例えば、入力対象情報の文字種別として50音が選択されている場合、図2に示すように、タッチパネル型ディスプレイ10には「あ」〜「ん」の文字が縦方向に上から下へスクロール移動するように表示される。また、ターゲット位置Zは、タッチパネル型ディスプレイ10に表示される入力対象情報において縦方向の中央位置を例えば四角形の枠で囲んだ枠内となっている。また、文字種別として、50音以外にも、例えば、英文字、数字、記号等がある。なお、例えば、ユーザが指X又はスタイラスペンYによってタッチパネル型ディスプレイ10上で横方向にスライド操作を行うことにより、文字種別の切り替えを行う。
ユーザは、入力したい入力対象情報がターゲット位置Zに来た時に、タッチパネル型ディスプレイ10のターゲット位置Zから指X又はスタイラスペンYを離す。これにより、ターゲット位置Zに表示された入力対象情報が入力文字として選択される。このように、ユーザは、タッチパネル型ディスプレイ10のターゲット位置Zを長押しする動作と、タッチパネル型ディスプレイ10から指X又はスタイラスペンYを離す動作とを行うことにより入力対象情報の入力を行うことができる。また、図2に示すように、スクロール表示される入力対象情報の横の位置に、スクロール速度Wを表示してもよい。
入力文字処理部20は、入力文字受付部21、押下面積算出部(押下面積算出手段)22、タッチ種別判断部(タッチ種別判断手段)23、押下圧力算出部(押下圧力算出手段)24、押下中心位置算出部(押下中心位置算出手段)25、及び、表示制御部(切替速度制御手段)26を含んで構成される。
入力文字受付部21は、タッチパネル型ディスプレイ10を通じてユーザが選択した入力対象情報を受け付ける。入力文字受付部21によって受け付けられた入力対象情報は、メールの文章作成等に用いられる。
押下面積算出部22は、タッチパネル型ディスプレイ10から出力された押下領域信号に基づいて、指X又はスタイラスペンYによるタッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイ10が押下(長押し)されたときの押下領域の面積を算出する。また、押下面積算出部22は、タッチパネル型ディスプレイ10が押下(長押し)されているときの押下領域の最大径(最大幅)を算出する。
タッチ種別判断部23は、タッチパネル型ディスプレイ10へのタッチ操作が、指X、及び、スタイラスペンYのいずれによるものであるかを判断する。より詳細には、タッチ種別判断部23は、押下面積算出部22によって算出された面積が所定の閾値α以上の場合にタッチ操作が指Xによって行われたものであると判断し、押下面積算出部22によって算出された面積が所定の閾値α未満の場合にタッチ操作がスタイラスペンYによって行われたものであると判断する。この所定の閾値αは、例えば、スタイラスペンYによってタッチパネル型ディスプレイ10が押下されたときの押下領域の面積と、指Xによってタッチパネル型ディスプレイ10が押下されたときの押下領域の面積との間の値を設定する。
押下圧力算出部24は、タッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイ10が押下されたときの押下の圧力を算出する。より詳細には、押下圧力算出部24は、タッチパネル型ディスプレイ10から出力された、押下の圧力に対応する押下圧力信号、及び、押下されたときの押下領域に対応する押下領域信号に基づいて押下の圧力を算出する。なお、押下圧力算出部24は、押下領域内の測定点毎に押下の圧力を算出することもできる。
押下中心位置算出部25は、タッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイ10が押下されたときの押下の中心位置を算出する。より詳細には、押下中心位置算出部25は、押下圧力算出部24によって算出された押下領域内の測定点毎の押下の圧力に基づいて、押下圧力が最大となる位置を押下の中心位置として算出する。
表示制御部26は、タッチパネル型ディスプレイ10に表示する入力対象情報の表示の制御や、スクロール速度の表示の制御を行う。表示制御部26は、タッチ種別判断部23によってタッチパネル型ディスプレイ10へのタッチ操作が指Xによるものであると判断されている場合と、スタイラスペンYによるものであると判断されている場合とで異なる処理により入力対象情報の表示のスクロール速度の制御を行う。
タッチ種別判断部23によってタッチ操作が指Xによるものであると判断された場合、表示制御部26は、押下面積算出部22で算出された押下領域の面積に基づいて、タッチパネル型ディスプレイ10に表示する入力対象情報の表示のスクロール速度を制御する。より詳細には、表示制御部26は、まず、論理円を求める。この論理円は、押下中心位置算出部25で算出された押下の中心位置を円の中心とする。また、押下面積算出部22で算出された押下領域の最大径に所定数(n)を乗算した値を円の直径Nとする。そして、表示制御部26は、論理円と押下面積算出部22で算出された押下領域の面積(長押しされたときの面積)との割合を100分率で算出し、算出結果に基づいて入力対象情報のスクロール速度を制御する。このスクロール速度は、論理円に対するタッチパネル型ディスプレイ10の押下領域の面積の割合が大きいほど、スクロール速度を早くする。また、表示制御部26は、例えば、図3に示すように、論理円に対するタッチパネル型ディスプレイ10の押下領域の面積の割合に応じて段階的にスクロール速度を決定する。
また、タッチ種別判断部23によってタッチ操作がスタイラスペンYによるものであると判断された場合、表示制御部26は、押下圧力算出部24で算出された押下の圧力に基づいて、タッチパネル型ディスプレイ10に表示する入力対象情報の表示のスクロール速度を制御する。ここでは、スタイラスペンYによる押下の圧力が強いほど、スクロール速度を早くする。また、押下の圧力に応じて段階的に変化するスクロール速度を決定してもよい。
次に、携帯端末1で行われる入力対象情報の入力処理の流れを説明する。入力対象情報を入力する場合、ユーザは、タッチパネル型ディスプレイ10に入力しようとする文字種別(50音、英文字等)を表示させる。入力しようとする文字種別と異なる入力対象情報が表示されている場合、ユーザは、前述のようにタッチパネル型ディスプレイ10上で横方向にスライド操作を行い、文字種別の切り替えを行う。そしてユーザは、ターゲット位置Zを指X又はスタイラスペンYによって長押しし、入力対象情報のスクロールを開始させる。
ユーザによる長押しが開始されると、図4に示すように、携帯端末1の押下面積算出部22は、タッチパネル型ディスプレイ10が押下されたときの押下領域の面積を算出する(ステップS101:押下面積算出ステップ)。
タッチ種別判断部23は、押下面積算出部22で算出された押下領域の面積に基づいて、タッチパネル型ディスプレイ10へのタッチ操作が、指X、及び、スタイラスペンYのいずれによるものであるかを判断する(ステップS102:タッチ種別判断ステップ)。タッチ種別判断部23は、押下領域の面積が所定の閾値α以上の場合(ステップS102:YES)に、タッチ操作が指Xによって行われたものであると判断する(ステップS103:タッチ種別判断ステップ)。また、タッチ種別判断部23は、押下面積算出部22によって算出された面積が所定の閾値α未満の場合(ステップS102:NO)に、タッチ操作がスタイラスペンYによって行われたものであると判断する(ステップS111:タッチ種別判断ステップ)。
タッチ操作が指Xによって行われたものであると判断された場合、押下中心位置算出部25は、押下の中心位置を算出する(ステップS104)。表示制御部26は、論理円の直径Nを算出する(ステップS105)。そして、表示制御部26は、算出された押下の中心位置を円の中心位置とし、算出された直径Nを円の直径とする論理円を算出する(ステップS106)。
表示制御部26は、論理円と押下面積算出部22で算出された押下領域の面積との割合を算出する(ステップS107)。そして、表示制御部26は、割合の算出結果に基づいて入力対象情報のスクロール速度を決定し、決定されたスクロール速度で入力対象情報のスクロールを制御する(ステップS108:切替速度制御ステップ)。また、表示制御部26は、スクロール速度をタッチパネル型ディスプレイ10に表示する。このステップS107及びステップS108の処理は、入力対象情報が決定されるまで、予め設定された等間隔の時間毎に繰り返し行われる。
次に、入力文字受付部21は、ユーザによるターゲット位置Zの長押しが中止されたか否かの判断を行う(ステップS109)。ターゲット位置Zの長押しが中止された場合(ステップS109:YES)、入力文字受付部21は、ターゲット位置Zの位置に表示されている入力対象情報を、ユーザが選択した文字として受け付ける(ステップS110)。ユーザによる長押しが継続している場合、長押しが中止されるまで、表示制御部26による入力対象情報のスクロール表示を継続する。
また、タッチ種別判断部23により、タッチ操作がスタイラスペンYによって行われたものであると判断された場合(ステップS111)、表示制御部26は、押下圧力算出部24で算出された押下の圧力に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を制御する(ステップS112)。また、表示制御部26は、スクロール速度をタッチパネル型ディスプレイ10に表示する。
本実施形態は以上のように構成され、タッチパネル型ディスプレイ10のターゲット位置Zへのタッチ操作が指Xによるものであると判断された場合、タッチパネル型ディスプレイ10の押下領域の面積に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度が制御される。従って、ユーザは、タッチパネル型ディスプレイ10の押下領域の面積を変化させることによって入力対象情報の表示のスクロール速度を変化させることができ、入力対象情報を選択する際の利便性が向上する。
また、タッチ種別判断部23が、タッチパネル型ディスプレイ10の押下領域の面積に基づいて、タッチ操作が指Xで行われたものであるか、又は、スタイラスペンYで行われたものであるかを判断することで、この判断を容易に行うことができる。
また、タッチ操作が指Xによるものであると判断された場合、表示制御部26が論理円と押下領域の面積との割合に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を制御することにより、ユーザの指の大きさによる、表示の切り替え速度の差異の発生を抑制することができる。
また、タッチ操作がスタイラスペンYによるものであると判断された場合、押下圧力算出部24で算出された押下の圧力に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を制御することにより、スタイラスペンYによる押下の場合であってもスタイラスペンYの特性に応じて表示の切り替えを好適に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成要素には同一符号を付して詳細な説明を省略する。図5に示すように、携帯端末1Aは、タッチパネル型ディスプレイ10と、入力文字処理部20Aとを含んで構成される。入力文字処理部20Aは、入力文字受付部21、押下面積算出部(押下面積算出手段)22A、タッチ種別判断部(タッチ種別判断手段)23、押下圧力算出部(押下圧力算出手段)24、及び、表示制御部(切替速度制御手段)26Aを含んで構成される。
押下面積算出部22Aは、タッチパネル型ディスプレイ10から出力された押下領域信号に基づいて、指X又はスタイラスペンYによるタッチ操作によってタッチパネル型ディスプレイ10が押下(長押し)されたときの押下領域の面積を算出する。また、押下面積算出部22Aは、指Xの先端でタッチ操作が行われたときの押下領域の面積を示す指先押下面積Maと、指Xの腹でタッチ操作が行われたときの押下領域の面積を示す指腹押下面積Mzとを算出する。この指先押下面積と指腹押下面積とは、入力対象情報の初回の入力操作時等に、携帯端末1からユーザへ、タッチパネル型ディスプレイ10への接触を指Xの先端で行うように指示を行うこと、及び、タッチパネル型ディスプレイ10への接触を指Xの腹で行うように指示を行うことで算出する。
表示制御部26Aは、タッチパネル型ディスプレイ10に表示する入力対象情報の表示の制御や、スクロール速度の表示の制御を行う。表示制御部26Aは、タッチ種別判断部23によってタッチパネル型ディスプレイ10へのタッチ操作が指Xによるものであると判断されている場合と、スタイラスペンYによるものであると判断されている場合とで異なる処理により入力対象情報の表示のスクロール速度の制御を行う。
タッチ種別判断部23によってタッチ操作が指Xによるものであると判断された場合、表示制御部26Aは、押下面積算出部22Aで算出された押下領域の面積に基づいて、タッチパネル型ディスプレイ10に表示する入力対象情報の表示のスクロール速度を制御する。より詳細には、表示制御部26Aは、まず、押下面積算出部22Aで算出された指先押下面積Maから指腹押下面積Mzまでの各面積値を、予め定められた条件に従ってグループ分けを行う。本実施形態では、指先押下面積Maから指腹押下面積Mzまでの各面積値をM分割し、M個のグループを作成する。例えば、図6では、指先押下面積Maから指腹押下面積Mzまでの各面積値を4分割し、4つのグループに分けた例を示している。
そして、表示制御部26Aは、面積値のグループ毎に、予め定められた所定のスクロール速度をそれぞれ対応付けた対応テーブルを作成する。図6に示す例では、面積値が大きいほど早いスクロール速度を対応付ける。この対応テーブルは、入力対象情報の初回の入力操作時等に、一度だけ作成し、次回以降は初回の入力操作時等に作成した対応テーブルを用いることができる。
ユーザによる入力対象情報の選択のためにタッチパネル型ディスプレイ10に入力対象情報をスクロール表示する場合、表示制御部26Aは、押下面積算出部22Aで算出された押下領域の面積(長押しされたときの面積)と、作成した対応テーブル(図6)とに基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を決定する。これにより、押下面積算出部22Aで算出された押下領域の面積に応じて、段階的に変化する表示のスクロール速度が選択される。
また、タッチ種別判断部23によってタッチ操作がスタイラスペンYによるものであると判断された場合、表示制御部26Aは、押下圧力算出部24で算出された押下の圧力に基づいて、タッチパネル型ディスプレイ10に表示する入力対象情報の表示のスクロール速度を制御する。ここでは、スタイラスペンYによる押下の圧力が強いほど、スクロール速度を早くする。また、押下の圧力に応じて段階的に変化するスクロール速度を決定してもよい。
次に、携帯端末1Aで行われる入力対象情報の入力処理の流れを説明する。ユーザによる長押しが開始されると、図7に示すように、携帯端末1Aの押下面積算出部22Aは、タッチパネル型ディスプレイ10が押下されたときの押下領域の面積を算出する(ステップS201)。
タッチ種別判断部23は、押下面積算出部22Aで算出された押下領域の面積に基づいて、タッチパネル型ディスプレイ10へのタッチ操作が、指X、及び、スタイラスペンYのいずれによるものであるかを判断する(ステップS202)。タッチ種別判断部23は、押下領域の面積が所定の閾値α以上の場合(ステップS202:YES)に、タッチ操作が指Xによって行われたものであると判断する(ステップS203)。また、タッチ種別判断部23は、押下面積算出部22Aによって算出された面積が所定の閾値α未満の場合(ステップS202:NO)に、タッチ操作がスタイラスペンYによって行われたものであると判断する(ステップS210)。
タッチ操作が指Xによって行われたものであると判断された場合、押下面積算出部22Aは、指先押下面積Maを算出し(ステップS204)、指腹押下面積Mzを算出する(ステップS205)。そして、表示制御部26Aは、指先押下面積Maから指腹押下面積Mzまでの各面積値をグループ分けし、面積値のグループ毎に、予め定められた所定のスクロール速度をそれぞれ対応付けた対応テーブルを作成する(ステップS206)。なお、ステップS204〜S206の処理は、入力対象情報の初回の入力操作時等にのみ行われる。
表示制御部26Aは、対応テーブルと押下面積算出部22Aで算出された押下領域の面積とに基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を決定し、決定されたスクロール速度で入力対象情報のスクロールを制御する(ステップS207)。また、表示制御部26Aは、スクロール速度をタッチパネル型ディスプレイ10に表示する。このステップS207の処理は、入力対象情報が決定されるまで、予め設定された等間隔の時間毎に繰り返し行われる。
次に、入力文字受付部21は、ユーザによるターゲット位置Zの長押しが中止されたか否かの判断を行う(ステップS208)。ターゲット位置Zの長押しが中止された場合(ステップS208:YES)、入力文字受付部21は、ターゲット位置Zの位置に表示されている入力対象情報を、ユーザが選択した文字として受け付ける(ステップS209)。ユーザによる長押しが継続している場合、長押しが中止されるまで、表示制御部26Aによる入力対象情報のスクロール表示を継続する。
また、タッチ種別判断部23により、タッチ操作がスタイラスペンYによって行われたものであると判断された場合(ステップS210)、表示制御部26Aは、押下圧力算出部24で算出された押下の圧力に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を制御する(ステップS211)。また、表示制御部26Aは、スクロール速度をタッチパネル型ディスプレイ10に表示する。
本実施形態は以上のように構成され、タッチパネル型ディスプレイ10のターゲット位置Zへのタッチ操作が指Xによるものであると判断された場合、タッチパネル型ディスプレイの押下領域の面積に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度が制御される。従って、ユーザは、タッチパネル型ディスプレイ10の押下領域の面積を変化させることによって入力対象情報の表示のスクロール速度を変化させることができ、入力対象情報を選択する際の利便性が向上する。
また、表示制御部26Aは、指先押下面積Maから指腹押下面積Mzまでの各面積値をグループ分けし、面積値のグループ毎に、予め定められた所定のスクロール速度をそれぞれ対応付けた対応テーブルを作成する。タッチ操作が指Xによるものであると判断された場合、表示制御部26Aが対応テーブルと押下領域の面積との割合に基づいて、入力対象情報の表示のスクロール速度を制御することにより、ユーザの指の大きさによる、表示の切り替え速度の差異の発生を抑制することができる。
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、指X以外の入力具としてスタイラスペンYを例に説明したが、スタイラスペンY以外の入力具を用いて入力対象情報の選択を行ってもよい。また、指Xによるタッチパネル型ディスプレイ10の押下面積に基づいてスクロール速度を変化させる例として、第1実施形態のように論理円を用いる例や、第2実施形態のように指先押下面積や指腹押下面積を用いる例を示したが、指Xによるタッチパネル型ディスプレイ10の押下面積に基づいていれば、これ以外の方法を用いてもよい。
1,1A…携帯端末、10…タッチパネル型ディスプレイ、20,20A…入力文字処理部、21…入力文字受付部、22,22A…押下面積算出部(押下面積算出手段)、23…タッチ種別判断部(タッチ種別判断手段)、24…押下圧力算出部(押下圧力算出手段)、25…押下中心位置算出部(押下中心位置算出手段)、26,26A…表示制御部(切替速度制御手段)、X…指、Y…スタイラスペン(入力具)。

Claims (6)

  1. 入力対象情報を表示すると共にタッチ操作による入力を受け付けるタッチパネル型ディスプレイと、
    前記タッチ操作によって前記タッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下領域の面積を算出する押下面積算出手段と、
    前記タッチ操作が、指、及び、入力具のいずれによるものであるかを判断するタッチ種別判断手段と、
    前記タッチ種別判断手段によって前記タッチ操作が指によるものであると判断された場合、前記押下面積算出手段で算出された押下領域の面積に基づいて、前記タッチ操作が継続している間、前記タッチパネル型ディスプレイにおいて所定の順序で順次表示する複数の前記入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する切替速度制御手段と、
    を備える入力装置。
  2. 前記タッチ種別判断手段は、前記押下面積算出手段によって算出された面積が所定の閾値以上の場合に前記タッチ操作が指によって行われたものであると判断し、前記押下面積算出手段によって算出された面積が所定の閾値未満の場合に前記タッチ操作が入力具によって行われたものであると判断する、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記タッチ操作によって前記タッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下の中心位置を算出する押下中心位置算出手段を、更に備え、
    前記押下面積算出手段は、前記タッチ操作が継続している間における前記押下領域の最大径を算出し、
    前記切替速度制御手段は、前記押下中心位置算出手段で算出された前記押下の中心位置を円の中心とすると共に、前記押下面積算出手段で算出された最大径に基づく長さを円の直径とする論理円を算出し、前記論理円と前記押下面積算出手段で算出された押下領域の面積との割合に基づいて、前記入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する、
    請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 前記押下面積算出手段は、指先でタッチ操作が行われたときの押下領域の面積を示す指先押下面積と、指の腹でタッチ操作が行われたときの押下領域の面積を示す指腹押下面積とを算出し、
    前記切替速度制御手段は、前記指先押下面積から前記指腹押下面積までの各面積値を予め定められた条件に従ってグループ分けを行うと共にグループ毎に予め定められた所定の速度をそれぞれ対応付け、前記押下面積算出手段で算出された押下領域の面積と面積値のグループ毎に対応付けられた所定の速度とに基づいて、前記入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する、
    請求項1又は2に記載の入力装置。
  5. 前記タッチ操作によって前記タッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下の圧力を算出する押下圧力算出手段を、更に備え、
    前記切替速度制御手段は、前記タッチ種別判断手段によって前記タッチ操作が入力具によるものであると判断された場合、前記押下圧力算出手段で算出された押下の圧力に基づいて、前記入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の入力装置。
  6. 入力対象情報を表示すると共にタッチ操作による入力を受け付けるタッチパネル型ディスプレイを備える入力装置において行われる入力方法であって、
    前記タッチ操作によって前記タッチパネル型ディスプレイが押下されたときの押下領域の面積を算出する押下面積算出ステップと、
    前記タッチ操作が、指、及び、入力具のいずれによるものであるかを判断するタッチ種別判断ステップと、
    前記タッチ種別判断ステップにおいて前記タッチ操作が指によるものであると判断された場合、前記押下面積算出ステップで算出された押下領域の面積に基づいて、前記タッチ操作が継続している間、前記タッチパネル型ディスプレイにおいて所定の順序で順次表示する複数の前記入力対象情報の表示の切り替え速度を制御する切替速度制御ステップと、
    を含む入力方法。
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