JP2010108011A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】平易な操作で表示されている内容の検索を行うことが可能であり、かつ、再生速度の微調整を容易に行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置に、操作入力部上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出部と、検出された操作体の位置の時間変化に基づいて、操作体の移動方向を検知する方向検知部と、入力位置検出部により検出された操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する再生速度変更部と、画面に表示された前記コンテンツの再生方向を、方向検知部により検知された操作体の移動方向に応じて変更する再生方向変更部と、を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、タッチパネルやタッチパッド(以下、タッチパネルと称する。)を搭載した携帯型の情報処理装置が広く普及してきている。このような携帯型の情報処理装置としては、例えば、携帯電話、PHS(Personal Handy−phone System)、携帯動画プレーヤ、携帯音楽プレーヤ、PDA(Personal Digital Assistant)等がある。さらに、最近では、テレビジョン受像機、携帯ゲーム機、リモートコントローラ(以下、リモコン)等にもタッチパネルが搭載されるようになってきている。また、これらの情報処理装置の中には、タッチパネル以外の操作手段を持たないものもある。そのような情報処理装置を利用するユーザは、タッチパネルを利用してほぼ全ての操作を行うことになる。
例えば、特許文献1には、タッチパネルの表面をタッチするタッチ手段の数に応じて、画面をめくるページ数を変更する技術が開示されている。また、特許文献2には、タッチスイッチを指などで操作する際に、指の本数、操作方向、操作圧力および操作速度に応じて、装置の動作を切り替える技術が開示されている。
特開平8−76926号公報 特開平11−119911号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、表示内容の中からある情報を検索する際に、タッチパネルを操作するタッチ手段の本数を適宜変更しながら試行錯誤して所望の情報が表示されている位置を探す必要があり、検索に時間がかかるという問題があった。
また、特許文献2に記載の技術では、ユーザは、タッチスイッチを操作する際に、指の本数、操作方向、操作圧力、操作速度などの操作方法を事前に把握している必要があり、操作性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、平易な操作で表示されている内容の検索を行うことが可能であり、かつ、再生速度の微調整を容易に行うことが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、操作入力部上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出部と、検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知部と、前記入力位置検出部により検出された前記操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する再生速度変更部と、前記画面に表示された前記コンテンツの再生方向を、前記方向検知部により検知された前記操作体の移動方向に応じて変更する再生方向変更部と、を備える情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、入力位置検出部は、操作入力部上に位置する操作体の位置を検出し、方向検知部は、検出された操作体の位置の時間変化に基づいて、操作体の移動方向を検知する。また、再生速度変更部は、入力位置検出部により検出された操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する。また、再生方向変更部は、画面に表示されたコンテンツの再生方向を、方向検知部により検知された操作体の移動方向に応じて変更する。
前記入力位置検出部は、前記操作入力部上に位置した前記操作体の座標を出力し、前記再生速度変更部は、前記入力位置検出部から同時に伝送された前記操作体の座標の数に応じて、前記再生速度を変更することが好ましい。
前記再生速度変更部は、前記操作体の個数が増加するにつれて前記再生速度を増加させ、前記操作体の個数が減少するにつれて前記再生速度を減少させることが好ましい。
前記再生方向変更部は、前記移動方向が前記コンテンツにおける時間経過の方向と略同一である場合には、前記コンテンツの再生経過時間を先送りする方向に前記再生方向を変更し、前記移動方向が前記コンテンツにおける時間経過の方向と逆である場合には、前記再生方向を前記コンテンツの再生経過時間を巻き戻す方向に変更することが好ましい。
前記方向検知部は、前記操作体の個数が複数である場合に、それぞれの前記操作体が描く軌跡がつくるベクトルの和に該当する方向を、移動方向として選択してもよい。
前記方向検知部は、前記入力位置検出部から伝送された前記操作体の座標が、所定の閾値以上変化した場合に、前記操作体は移動したと判断することが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、操作入力部上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出ステップと、検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知ステップと、検出された前記操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する再生速度変更ステップと、前記画面に表示された前記コンテンツの再生方向を、前記方向検知部により検知された前記操作体の移動方向に応じて変更する再生方向変更ステップと、を含む情報処理方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、操作入力部を有するコンピュータに、前記操作入力部上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出機能と、検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知機能と、前記入力位置検出機能により検出された前記操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する再生速度変更機能と、前記画面に表示された前記コンテンツの再生方向を、前記方向検知機能により検知された前記操作体の移動方向に応じて変更する再生方向変更機能と、を実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の情報処理装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、平易な操作で表示されている内容の検索を行うことが可能であり、かつ、再生速度の微調整を容易に行うことが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は、以下の順序で行うものとする。
(1)目的
(2)第1の実施形態
(2−1)情報処理装置の全体構成について
(2−2)情報処理装置の機能構成について
(2−3)情報処理方法について
(2−4)動画再生アプリケーションへの適用例について
(3)本発明の各実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について
(4)まとめ
<目的>
本発明の実施形体について説明するに先立ち、まず、本発明の目的とするところについて説明する。
従来のリモコン上のハードウェアボタンや、表示画面上のGUIボタンを用いた操作体系では、フラッシュ・スキップ・早送り・チャプター送りなど、シーキングスピードに応じて複数のボタンを配置する方法が取られている。このため、これら複数のボタンがリモコンや画面上での配置面積を大きく占有してしまう問題点があった。また、類似した効果を持つ複数のボタンが存在するため、コンテンツの所望の個所を検索するためにボタンを選択する際に、ユーザが混乱しやすいという問題点があった。
また、従来のタッチパネル上での指1本によるジェスチャー操作体系では、左右方向への操作をそれぞれ「前へ」「次へ」という意味へ割り当てる。しかしながら、一つのパラメータを左右方向のジェスチャー操作に割り当ててしまうと、他のパラメータは上下方向などを使わざるを得なくなるという問題点があった。例えば、カーナビゲーションシステム等の音楽再生画面において、左右のフリックは「数秒スキップ」として使用されており、上下のフリックは「次の曲/前の曲」として使用されている。しかしながら、左右方向に比べて、上下方向は「どちらが前か次か」という概念が想起しづらく、誤操作の要因となる可能性があり、操作方法についてユーザが学習を強いられるという問題点があった。
そこで、本願発明者らは、上述のような問題点を解決し、平易な操作で表示されている内容の検索を行うことが可能であり、かつ、再生速度の微調整を容易に行うことが可能な方法の提供を目的とし、以下で説明するような技術に想到した。
(第1の実施形態)
<情報処理装置の全体構成について>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の外観を説明するための説明図である。なお、以下の説明では、情報処理装置10が表示部の表示画面に地図を表示させる地図アプリケーションを実行している場合を例にとって、説明を行うものとする。
図1に示すように、情報処理装置10には、タッチパネル101を備えた表示部(以下、タッチパネル101と略記する。)が設けられている。タッチパネル101には、図1に示したように、動画コンテンツなどの各種情報が表示される。タッチパネル101に表示されている各種情報は、操作体12の接触や移動に対応して、スクロール等の所定の処理が施される。また、タッチパネル101には特定処理領域が設けられていてもよい。この特定処理領域には、例えば、所定の処理を実行するためのアイコン等のオブジェクトが表示されており、この特定表示領域が選択されることにより、表示されたオブジェクトに対応付けられた所定の処理が実行される。
情報処理装置10は、操作体12の接触や移動に対し、オブジェクトの選択や表示内容の移動といった特定の処理のみを実行するわけではない。例えば、操作体12がタッチパネル101に接触した状態で所定の軌跡を描きながら移動した場合、情報処理装置10は、操作体12が描いた軌跡に対応する所定の処理を実行する。つまり、情報処理装置10は、ジェスチャー入力機能を有している。例えば、所定のジェスチャーが入力された場合に、そのジェスチャーに対応付けられているアプリケーションが起動したり、あるいは、そのジェスチャーに対応付けられている所定の処理が実行されたりする。
操作体12としては、例えば、ユーザの指等が用いられる。また、操作体12として、例えば、スタイラスやタッチペン等が用いられることもある。また、タッチパネル101が光学式のものである場合、任意の物体が操作体12になり得る。例えば、タッチパネル101が光学式のものである場合、タッチパネル101の押圧が難しいブラシのような軟質の道具も操作体12として用いることができる。さらに、タッチパネル101がインセル型の光学式タッチパネルである場合、タッチパネル101に陰影が映るものであれば、どのような物体でも操作体12になり得る。
ここで、インセル型の光学式タッチパネルについて簡単に説明する。光学式タッチパネルには、いくつかの種類がある。例えば、液晶ディスプレイを構成する液晶パネルの外枠に光学センサが設けられており、この光学センサにより液晶パネルに接触した操作体12の位置や移動方向が検知される方式の光学式タッチパネルが比較的良く知られている。この方式とは異なり、インセル型の光学式タッチパネルは、液晶パネルに光学式センサアレイを搭載し、この光学式センサアレイにより液晶パネルに接触又は近接した操作体12の位置や移動方向を検知する機構を有するものである。
より詳細には、光学式タッチパネルのガラス基板上に光センサおよびリード回路が形成されており、その光センサにより外部から入射される光が検知され、その強度がリード回路により読み出されることで操作体12の陰影が認識される。このように、インセル型の光学式タッチパネルにおいては、操作体12の陰影に基づいて操作体12の形状や接触面積等が認識できる。そのため、他の光学式タッチパネルでは難しいとされていた接触「面」による操作が実現可能になる。また、インセル型の光学式タッチパネルを適用することにより、認識精度の向上や表示品質の向上、さらには、それを搭載した液晶ディスプレイ等におけるデザイン性の向上というメリットが得られる。
なお、タッチパネル101が搭載される情報処理装置10の構成は、例えば、図2のように変更することもできる。図2の例では、情報処理装置10を構成するタッチパネル101と、タッチパネル101により検出された操作体12の位置情報等を処理する演算処理装置103とが、別体として構成されている。この構成例の場合、オブジェクトの選択や表示内容の移動といった処理に応じて発生するデータの処理は、演算処理装置103により実行される。このように、情報処理装置10は、実施の態様に応じて、その構成を自由に変形することが可能である。
なお、情報処理装置10の機能は、例えば、携帯情報端末、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯ミュージックプレーヤ、放送機器、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーションシステム、または、情報家電等により実現される。
<情報処理装置の機能構成について>
続いて、図3を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置の機能構成について、詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図3に示したように、タッチパネル101と、方向検知部107と、アプリケーション制御部109と、表示制御部115と、記憶部117と、を主に備える。
タッチパネル101は、本実施形態に係る情報処理装置10に設けられた操作入力部である。このタッチパネル101は、上述のような光学式タッチパネルであってもよく、インセル型の光学式タッチパネルであってもよい。このタッチパネル101は、情報処理装置100が備えるディスプレイデバイス等の表示部(図示せず。)と一体に形成されていてもよいし、別体として形成されていてもよい。このタッチパネル101は、さらに、入力位置検出部105を備える。
入力位置検出部105は、操作体12によって接触されたタッチパネル101の位置を検出する。入力位置検出部105は、操作体12により接触された際にタッチパネル101に掛かった押圧力を検知できるように構成されていてもよい。また、入力位置検出部105は、操作体12により直接接触されていなくても、タッチパネル101に近接したタッチパネル101上の空間に操作体12が存在するのを検知し、接触位置として認識できる機能を有していてもよい。つまり、ここで言う接触位置は、操作体12がタッチパネル101の画面上で空を描くように行った動作に対する位置情報を含むものであってもよい。
入力位置検出部105は、検出した接触位置に関する情報(より詳細には、接触位置の座標)を、入力位置情報として方向検知部107およびアプリケーション制御部109に伝送する。例えば、図4に示したように、検出した接触位置が1箇所である場合には、入力位置検出部105は、入力位置情報として、1つの座標(X1,Y1)を出力する。また、検出した接触位置が2箇所である場合には、入力位置検出部105は、検出した複数の座標(X1,Y1)、(X2、Y2)を出力する。
方向検知部107は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。方向検知部107は、入力位置検出部105から伝送された入力位置情報である座標値を用いて、操作体12の移動方向を検知する。
より詳細には、方向検知部107は、所定の時間間隔毎(例えば、数ミリ秒〜数百ミリ秒毎)に伝送される入力位置情報の変化に基づいて、操作体12の移動方向を検知する。例えば、図4に示したように、方向検知部107には、操作体12の移動の有無を判定するために利用される移動判定エリアが設定されている。この移動判定エリアは、タッチパネル101における隣接する2つの接触位置を区別可能な分解能等の性能に応じて、任意の広さに設定することが可能であり、例えば、半径10ピクセル程度とすることができる。方向検知部107は、伝送される入力位置情報が、この移動判定エリアの範囲を超えて変化した場合に、操作体12は移動したと判断する。また、伝送される入力位置情報が、移動判定エリアの範囲を超えないような変化をした場合には、方向検知部107は、操作体12により、いわゆるタッピング動作がなされたと判断することが可能である。この操作体12が移動したか否かに関する判断は、同じタイミングで伝送された全ての入力位置情報に対して行われる。すなわち、同じタイミングで2個の座標値が入力位置情報として伝送された場合には、方向検知部107は、この2個の座標値それぞれの時間変化について上述のような判断を行う。
また、伝送された入力位置情報が、移動判定エリアの範囲を超えて変化した場合に、方向検知部107は、伝送された入力位置情報が時間変化と共に描く軌跡がつくるベクトルの方向を、移動方向として検知する。また、上記ベクトルの大きさが、操作体12の移動量となる。
例えば、図5に示したように、入力位置検出部105から、時刻t1において座標A(X1(t1),Y1(t1))が伝送され、この入力位置情報に対応する時刻t2における位置が、座標A’(X3(t2),Y3(t2))であった場合を考える。この際、方向検知部107は、始点座標A、終点座標A’で定義されるベクトルV1が表す方向を、座標Aに接触した操作体12の移動方向として検知する。また、方向検知部107は、ベクトルV1の大きさを、操作体12の移動量とする。
また、図5に示したように、入力位置検出部105から、時刻t1において、座標A(X1(t1),Y1(t1))および座標B(X2(t1),Y2(t1))が伝送された場合を考える。この場合にも、それぞれの入力位置情報に対応する時刻t2における座標A’およびB’に基づいて、それぞれベクトルV1およびベクトルV2が定義される。ここで、方向検知部107は、同じタイミングで複数個の入力位置情報が伝送された場合には、それぞれの入力位置情報から生成される個々のベクトルを移動方向とするのではなく、以下のような方法で、移動方向を決定する。
例えば、図5に示したように、方向検知部107は、2つのベクトルV1およびV2の和に該当する方向を、移動方向として決定することが可能である。また、2個の入力位置座標が伝送された場合だけでなく、3個以上の入力位置座標が同じタイミングで伝送された場合であっても、個々の入力位置座標の時間変化に伴って定義されるベクトル同士の和をとることで、移動方向を一意に決定することが可能である。複数のベクトルに基づいて移動方向を決定した場合には、方向検知部107は、ベクトルの和の大きさを移動量としてもよく、いずれか一つのベクトルの大きさを移動量としてもよい。
また、図5に示したように、方向検知部107は、2つのベクトルV1およびV2のなす角θに着目して、移動方向を決定することも可能である。この場合においても、方向検知部107は、3個以上の入力位置座標が同じタイミングで伝送された際に、まず、個々の入力位置座標の時間変化に伴って定義されるベクトルを定義する。続いて、方向検知部107は、定義したベクトルの中から1つのベクトルに着目し、この1つのベクトルと他のベクトルとのなす角を考慮することで、移動方向を決定することができる。すなわち、なす角θが所定の閾値よりも小さく、例えば鋭角である場合には、それぞれのベクトルは、同様の方向を指していることを示す。また、なす角θが所定の閾値よりも大きく、例えば鈍角である場合には、それぞれのベクトルは、互いに離れていくような方向を指していることを示す。
方向検知部107は、上述のようにして検知された操作体12の移動方向および移動量を含む方向情報を、アプリケーション制御部109に伝送する。
アプリケーション制御部109は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されており、後述する記憶部117やROM等に格納されている各種アプリケーションの実行制御を行う。アプリケーション制御部109が制御するアプリケーションは、表示部(図示せず。)の表示画面上に、時間経過に伴い内容が変化するコンテンツ、例えば、動画コンテンツや音楽コンテンツに追随する各種の静止画像等を表示する。また、アプリケーションは、表示画面上に表示されている内容を、所定の操作に応じてスクロール、すなわち、早送りしたり、巻き戻したりすることが可能なものである。このようなアプリケーションの一例として、例えば、動画コンテンツを再生するための再生アプリケーションや、音楽コンテンツや静止画像等のコンテンツを複合的に再生可能な再生アプリケーション等がある。このアプリケーション制御部109は、例えば図3に示したように、再生速度変更部111と、再生方向変更部113と、を更に備える。
再生速度変更部111は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成され、入力位置検出部105から伝送される入力位置情報に基づいて、アプリケーション制御部109が表示画面上に表示しているコンテンツの再生速度を変更する。
再生するコンテンツに対応するコンテンツデータを特別な処理をすることなく再生した場合に、コンテンツの再生が終了するまでに要する時間が標準再生時間である。コンテンツを、標準再生時間で再生が終了する速度で再生した場合の速度が、標準再生速度である。再生速度が標準再生速度の1倍超過となると、コンテンツは、標準再生時間よりも短い時間で再生が終了する。逆に、再生速度が標準再生速度の1倍未満となると、コンテンツは、標準再生時間よりも長い時間で再生が終了する。標準再生速度の1倍超過となる再生速度は、コンテンツを早送りしたり、巻き戻したりする場合に設定される。また、標準再生速度の1倍未満となる再生速度は、コンテンツのスロー再生等を行う場合に設定される。
再生速度変更部111は、より詳細には、入力位置検出部105から伝送される座標値の個数に応じて、コンテンツの再生速度を変更する。また、再生速度変更部111は、伝送される座標値の個数が増加するにつれて再生速度を増加させ、座標値の個数が減少するにつれて再生速度を減少させる。この再生速度の変更処理は、例えば連続的に行われる。
伝送された座標値の個数と、実行中のアプリケーションにおける再生速度との関係は、アプリケーション毎に自由に定義され、例えば、データベースや対応テーブルのような形で、後述する記憶部117に記録されていてもよい。また、伝送された座標値の個数と、実行中のアプリケーションにおける再生速度との関係は、予めアプリケーション中に定義されていてもよい。
再生速度変更部111は、変更した再生速度に応じて表示部(図示せず。)に表示する表示内容の切り替えタイミングを変更し、表示制御部115に表示画面の制御を要請する。
再生方向変更部113は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されており、方向検知部107から伝送される方向情報に基づいて、表示画面に表示されているコンテンツの再生方向を、操作体12の移動方向と一致させる。より詳細には、再生方向変更部113は、方向検知部107から伝送される操作体12の移動方向がコンテンツにおける時間経過の方向と略同一である場合には、コンテンツの再生経過時間を先送りする方向に再生方向を変更する。逆に、方向検知部107から伝送される操作体12の移動方向がコンテンツにおける時間経過の方向と逆である場合には、コンテンツの再生経過時間を巻き戻す方向に再生方向を変更する。例えば、動画コンテンツを構成する各画像が、表示画面の左側から右側へと進んでいく場合を考える。この際、方向検知部107から操作体12の操作方向が右方向である旨が伝送された場合に、再生方向変更部113は、動画コンテンツの再生方向を、コンテンツの再生経過時間を先送りする方向に変更する。また、操作体12の操作方向が左方向である旨が伝送された場合に、再生方向変更部113は、動画コンテンツの再生方向を、コンテンツの再生経過時間を巻き戻す方向に変更する。
また、方向検知部107から再生方向変更部113へは、時間経過と共に多数の座標が伝送されてくる。ここで、例えば図6に示したように、ある時刻t1において座標A(X1(t1),Y1(t1))が伝送され、この入力位置情報に対応する時刻t2における位置が、座標A’(X2(t2),Y2(t2))であった場合を考える。この場合、操作体12の移動方向は右方向であるため、再生方向変更部113は、再生しているコンテンツの再生方向を、先送りに該当する方向に設定する。また、一旦座標A’において操作体12の移動が停止した後に、時刻t3において座標B(X3(t3),Y3(t3))が伝送され、この入力位置情報に対応する時刻t4における位置が、座標B’(X4(t4),Y4(t4))となったとする。時刻t3〜時刻t4における操作体12の移動方向は、図6に示したように左方向である。この場合、操作体12の移動は、時刻t2から時刻t3への間で一旦停止しているため、再生方向変更部113は、時刻t2において一旦先送りの方向に設定された再生方向を、左方向に対応した巻き戻しの方向へと変更する。
このように、再生方向変更部113は、ある時刻からある時刻への間に、操作体12が動き続けていた場合には、操作体12の移動開始位置と操作体12の移動終了位置との位置関係に基づいて、再生方向を決定する。しかし、一旦操作体12の移動が停止した場合には、操作体12の移動は、2ステップであったと判断し、それぞれのステップにおける移動方向に対応した再生方向が、それぞれ決定される。
なお、再生方向を決定する操作体12の移動が行われた後に、所定のジェスチャーに対応する操作体12の移動が方向検知部107から伝送される場合が考えられる。このような場合には、アプリケーション制御部109は、一旦設定された再生速度の設定値を維持したまま、新たに伝送される操作体12の移動方向に応じた再生方向の設定を行ってもよい。
再生方向変更部113は、決定した再生方向に応じて表示部(図示せず。)に表示する表示画面に表示されているコンテンツの再生方向を変更し、表示制御部115に表示画面の制御を要請する。
表示制御部115は、任意の情報に関して、表示部(図示せず。)に情報が表示されるように制御する手段である。表示制御部115は、後述する記憶部117等に記録されている表示データを読み出して、アプリケーション制御部109の指示に基づいて、表示部(図示せず。)に表示させる。
また、表示制御部115は、再生速度変更部111から伝送された指示に基づいて、表示部に表示させているコンテンツの再生速度の制御を行う。さらに、表示制御部115は、再生方向変更部113から伝送された指示に基づいて、表示部に表示させているコンテンツの再生方向の制御を行う。その結果、表示部に表示されているコンテンツは、操作体12の移動した方向に、操作体12の個数に応じた再生速度で再生されることとなる。すなわち、先送りに対応する移動方向が入力された場合には、コンテンツは、操作体12の個数に応じた再生速度で先送りされ、ユーザは、所望のシーキング速度でコンテンツの内容を検索することが可能となる。逆に、巻き戻しに対応する移動方向が入力された場合には、コンテンツは、操作体12の個数に応じた再生速度で巻き戻され、ユーザは、所望のシーキング速度でコンテンツの内容を検索することが可能となる。
記憶部117には、本実施形態に係る情報処理装置10が備えるアプリケーション制御部109が実行する各種アプリケーションが格納されている。また、記憶部117には、アプリケーション制御部109が実行制御しているアプリケーションが表示部に表示する情報に関するデータが格納されている。記憶部117に格納されているアプリケーションは、アプリケーション制御部109により読み出されて実行される。また、実行中のアプリケーションは、記憶部117に記録されている表示データを読み出して、表示画面に表示させる。
また、記憶部117には、タッチパネル101に表示されるオブジェクトデータが格納されている。ここで言うオブジェクトデータには、例えば、アイコン、ボタン、サムネイル等のグラフィカルユーザインターフェースを構成する任意のパーツ類が含まれる。また、記憶部117には、個々のオブジェクトデータに対し、属性情報が対応付けて格納されている。属性情報としては、例えば、オブジェクトデータまたはオブジェクトデータに関連づけられた実体データの作成日時、更新日時、作成者名、更新者名、実体データの種別、実体データのサイズ、重要度、優先度等がある。
また、記憶部117は、これらのデータ以外にも、情報処理装置10が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等、または、各種のデータベース等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部117は、入力位置検出部105、方向検知部107、アプリケーション制御部109、再生速度変更部111、再生方向変更部113、表示制御部115等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
以上、本実施形態に係る情報処理装置10の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
なお、上述のような本発明の各実施形態に係る情報処理装置10の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、パーソナルコンピュータ等に実装することが可能である。
<情報処理方法について>
続いて、図7を参照しながら、本実施形態に係る情報処理方法について、詳細に説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理方法について説明するための流れ図である。
まず、情報処理装置10のユーザは、指やスタイラス等の操作体12を用いてタッチパネル101を操作し、実行を希望するアプリケーションに関連づけられたアイコン等のオブジェクトを選択する。これにより、情報処理装置10のアプリケーション制御部109は、選択されたオブジェクトに関連づけられたアプリケーションを起動し、コンテンツの再生を開始する(ステップS101)。
続いて、アプリケーション制御部109は、ユーザによる入力を待ち受け、アプリケーションの終了操作が入力されたか否かを判断する(ステップS103)。ユーザによりアプリケーションの終了操作が入力された場合には、アプリケーション制御部109は、起動中のアプリケーションを終了する(ステップS105)。
また、アプリケーションの終了操作が入力されない場合には、アプリケーション制御部109は、更に、ユーザによる入力を待ち受ける。
ユーザが、操作体12を操作して、タッチパネル101に触ると、入力位置検出部105は、操作体12がタッチパネル101に接触している位置を検出し(ステップS107)、接触位置に該当する座標値を、入力位置情報として方向検知部107およびアプリケーション制御部109に伝送する。また、操作体12とタッチパネル101との接触がない場合には、アプリケーション制御部109は、コンテンツの再生速度を、通常の再生速度(すなわち、標準再生速度)に設定する(ステップS109)。
入力位置検出部105から入力位置情報が伝送された方向検知部107は、伝送された入力位置情報の時間変化に基づいて、操作体12の移動方向を検知する(ステップS111)。より詳細には、方向検知部107は、伝送された座標値の時間変化によって描かれる軌跡がつくるベクトルの向きを移動方向とし、ベクトルの大きさを移動量とする。また、同じタイミングで伝送される座標値が複数存在した場合には、方向検知部107は、各座標値の時間変化に応じたベクトルの和に該当する方向を、移動方向とする。
方向検知部107は、検知した移動方向を含む方向情報を、アプリケーション制御部109の再生方向変更部113に伝送する。
方向情報が伝送された再生方向変更部113は、方向情報に含まれる移動方向に応じて、コンテンツの再生方向を決定する。すなわち、操作体12の移動方向が左方向であった場合には、再生方向変更部113は、再生方向をコンテンツの再生時間を巻き戻す方向に設定する(ステップS113)。また、操作体12の移動方向が右方向であった場合には、再生方向変更部113は、再生方向をコンテンツの再生時間を早送りする方向に設定する(ステップS115)。再生方向変更部113は、決定した再生方向に応じて表示部(図示せず。)に表示されているコンテンツの内容を変更するように、表示制御部115に表示画面の制御を要請する。
他方、入力位置情報が伝送されたアプリケーション制御部109の再生速度変更部111は、伝送された座標値の個数(すなわち、操作体12の個数)に応じて、再生速度を変更する(ステップS117)。すなわち、操作体12の個数が1個である場合には、再生速度変更部111は、コンテンツの再生速度を2倍速に設定する(ステップS119)。また、操作体12の個数が2個である場合には、再生速度変更部111は、コンテンツの再生速度を3倍速に設定する(ステップS121)。また、操作体12の個数が3個である場合には、再生速度変更部111は、コンテンツの再生速度を4倍速に設定する(ステップS123)。続いて、再生速度変更部111は、変更後の再生速度に応じて表示部(図示せず。)に表示するコンテンツの画面切り替えの速さを変更し、表示制御部115に表示画面の制御を要請する。
アプリケーション制御部109、再生速度変更部111および再生方向変更部113から、表示画面の表示制御に関する指示要請が伝送された表示制御部115は、各処理部から伝送された指示の内容に基づいて、表示部(図示せず。)に表示している表示内容の表示制御を行う(ステップS125)。
表示内容の変更が終了すると、情報処理装置10は、再びステップS103に戻り、ユーザからの入力を待ち受ける。
なお、本実施形態に係る情報処理方法では、まず、操作体12の移動方向に基づいてコンテンツの再生方向を設定し、その後、操作体12の個数に基づいてコンテンツの再生速度を設定する場合について説明しているが、上述の例に限定されるわけではない。例えば、操作体12の個数に基づいてコンテンツの再生速度を設定した後に、操作体12の移動方向に基づいてコンテンツの再生速度を設定してもよい。また、コンテンツの再生速度と、コンテンツの再生方向との設定を、並行して行っても良い。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理方法では、入力に用いる指やスタイラス等の操作体12の本数に応じてコンテンツの再生速度を変化させ、操作体12の移動方向に応じて、コンテンツの再生方向を変化させる。これにより、本実施形態に係る情報処理方法は、シームレスかつ直感的な操作を実現することが可能となる。また、本実施形態に係る情報処理方法は、操作中に指やスタイラスの本数を調整するという簡単な操作を行うだけで再生速度の微調整が容易に行うことが可能な操作体系を提供することができる。
<動画再生アプリケーションへの適用例について>
続いて、図8を参照しながら、本実施形態に係る情報処理方法を動画再生アプリケーションに適用した場合の例について、詳細に説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理方法の適用例を説明するための説明図である。
動画再生アプリケーションでは、動画中の目的のシーンまでの早送り/巻戻し操作が頻繁に行われる。そこで、本手法を用いて左右方向に指などの操作体12をドラッグすることで再生速度を変化させ、指1本で「2倍速」、指2本で「3倍速」、指3本で「4倍速」のように、再生速度を操作体12の本数に応じて変化させることが可能である。本適用例では、例えば、左から右への操作で早送り、右から左への操作で巻き戻しを行う。
ユーザは、操作体12として例えば指のみを用い、直感的かつシームレスに速度を調整することが可能である。例えば、任意の場面まで早送り操作を行う場合、最初は指3本で大きく早送りし、目的のシーンが近づいたら指を1本離して2本で操作、さらに近づいたらもう1本離して1本で操作といった具合に、徐々に本数を減らすことで微調整も可能である。例えば図8に示したように、指の本数に応じて逐次処理を行うことで、入力デバイスであるタッチパネルに指をつけたまま、シーキング速度を変化させることが可能である。
通常のタッチパネル上でのジェスチャー操作では、左右方向にある機能を割り当てた場合、他の機能は上下方向のジェスチャーに割り当てたり、GUIボタンに割り当てたりするなどの必要がある。しかしながら、本手法では、左右方向のみで数段階の早送り/巻き戻しが可能である。左右方向という「次へ」「前へ」という操作を想起しやすい方向のみを用い、さらに「2倍速」「3倍速」「4倍速」といった、動作の意味は同じだが遷移量だけが違う操作を、同じ方向のジェスチャーに割り当てることが可能である。
また、操作体の本数に応じてより大きな単位を変化させることが可能であるという点も、物理世界で指の本数を多くすると力を入れやすくなり物体をより大きく動かしやすいという現象と同じであるため、ユーザにとって直感的で理解が促され、学習の負荷が小さい。
<ハードウェア構成について>
次に、図9を参照しながら、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成について、詳細に説明する。図9は、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
情報処理装置10は、主に、CPU901と、ROM903と、RAM905と、を備える。また、情報処理装置10は、更に、ホストバス907と、ブリッジ909と、外部バス911と、インターフェース913と、入力装置915と、出力装置917と、ストレージ装置919と、ドライブ921と、接続ポート923と、通信装置925とを備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置10内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。
ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、情報処理装置10の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器929であってもよい。さらに、入力装置915は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置10のユーザは、この入力装置915を操作することにより、情報処理装置10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。このような装置として、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなどがある。出力装置917は、例えば、情報処理装置10が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、情報処理装置10が行った各種処理により得られた結果を、テキストまたはイメージで表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。
ストレージ装置919は、情報処理装置10の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した音響信号データや画像信号データなどを格納する。
ドライブ921は、記録媒体用リーダライタであり、情報処理装置10に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体927は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア等である。また、リムーバブル記録媒体927は、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等であってもよい。また、リムーバブル記録媒体927は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
接続ポート923は、機器を情報処理装置10に直接接続するためのポートである。接続ポート923の一例として、USB(Universal Serial Bus)ポート、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート等がある。接続ポート923の別の例として、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)ポート等がある。この接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置10は、外部接続機器929から直接音響信号データや画像信号データを取得したり、外部接続機器929に音響信号データや画像信号データを提供したりする。
通信装置925は、例えば、通信網931に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード等である。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等であってもよい。この通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。また、通信装置925に接続される通信網931は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信等であってもよい。
以上、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
<まとめ>
以上説明したように、本発明の各実施形態に係る情報処理装置および情報処理方法では、操作体の操作方向とコンテンツの再生方向が一致しているという、直感的な操作体系を実現することが可能である。また、操作体系に一貫性があるため、ユーザは混乱をきたさない。また、操作体の本数に応じて、シームレスに再生速度の調整を行うことが可能であって、操作中に操作体の本数を調整することで、微調整が容易な操作体系を実現することができ、操作結果が想起されやすい方向での、複数パラメータの変化が可能となる。また、操作体の移動方向および個数に基づいてパラメータの変化が可能であるため、情報処理装置に対して複数の操作ボタンを配置する必要がなく、情報処理装置のサイズダウンに効果的である。このように、本発明の各実施形態に係る情報処理装置および情報処理方法では、物理世界で経験した現象を再現し、直感的で理解が促される操作体系を実現することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、コンテンツとして動画コンテンツの場合を例にとって説明したが、音楽コンテンツ等であっても同様に本方式を適用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の外観の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置の外観の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理装置の機能を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係る情報処理方法の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理方法の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理方法の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る情報処理方法の流れを説明するための流れ図である。 同実施形態に係る情報処理方法の一例を説明するための説明図である。 本発明の各実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
10 情報処理装置
12 操作体
101 タッチパネル
103 演算処理装置
105 入力位置検出部
107 方向検知部
109 アプリケーション制御部
111 再生速度変更部
113 再生方向変更部
115 表示制御部
117 記憶部

Claims (8)

  1. 操作入力部上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出部と、
    検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知部と、
    前記入力位置検出部により検出された前記操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する再生速度変更部と、
    前記画面に表示された前記コンテンツの再生方向を、前記方向検知部により検知された前記操作体の移動方向に応じて変更する再生方向変更部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記入力位置検出部は、前記操作入力部上に位置した前記操作体の座標を出力し、
    前記再生速度変更部は、前記入力位置検出部から同時に伝送された前記操作体の座標の数に応じて、前記再生速度を変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記再生速度変更部は、前記操作体の個数が増加するにつれて前記再生速度を増加させ、前記操作体の個数が減少するにつれて前記再生速度を減少させる、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記再生方向変更部は、前記移動方向が前記コンテンツにおける時間経過の方向と略同一である場合には、前記コンテンツの再生経過時間を先送りする方向に前記再生方向を変更し、前記移動方向が前記コンテンツにおける時間経過の方向と逆である場合には、前記再生方向を前記コンテンツの再生経過時間を巻き戻す方向に変更する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記方向検知部は、前記操作体の個数が複数である場合に、それぞれの前記操作体が描く軌跡がつくるベクトルの和に該当する方向を、移動方向として選択する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記方向検知部は、前記入力位置検出部から伝送された前記操作体の座標が、所定の閾値以上変化した場合に、前記操作体は移動したと判断する、請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 操作入力部上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出ステップと、
    検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知ステップと、
    検出された前記操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する再生速度変更ステップと、
    前記画面に表示された前記コンテンツの再生方向を、前記方向検知部により検知された前記操作体の移動方向に応じて変更する再生方向変更ステップと、
    を含む、情報処理方法。
  8. 操作入力部を有するコンピュータに、
    前記操作入力部上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出機能と、
    検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知機能と、
    前記入力位置検出機能により検出された前記操作体の個数に応じて、画面に表示される時間経過に伴い内容が変化するコンテンツの再生速度を変更する再生速度変更機能と、
    前記画面に表示された前記コンテンツの再生方向を、前記方向検知機能により検知された前記操作体の移動方向に応じて変更する再生方向変更機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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