JP4900361B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4900361B2
JP4900361B2 JP2008271087A JP2008271087A JP4900361B2 JP 4900361 B2 JP4900361 B2 JP 4900361B2 JP 2008271087 A JP2008271087 A JP 2008271087A JP 2008271087 A JP2008271087 A JP 2008271087A JP 4900361 B2 JP4900361 B2 JP 4900361B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
processing result
image
display area
result display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008271087A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010102395A (ja
Inventor
統 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2008271087A priority Critical patent/JP4900361B2/ja
Priority to EP09252348A priority patent/EP2180400A3/en
Priority to US12/582,321 priority patent/US8542199B2/en
Priority to CN2009102058716A priority patent/CN101727283B/zh
Publication of JP2010102395A publication Critical patent/JP2010102395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4900361B2 publication Critical patent/JP4900361B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04845Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range for image manipulation, e.g. dragging, rotation, expansion or change of colour

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関する。
近年、情報処理技術の発達に伴い、様々な画像処理を市販の画像処理アプリケーションを用いて行うことが可能となってきた。従来の市販の画像処理アプリケーションにおける画像処理では、処理を行う画像を選択した後、画像に対して施す処理をメニューバーやアイコンから選択し、処理を実行している。
しかしながら、このような方法では、以下のような2つの問題点が存在する。第1の問題点は、画像処理アプリケーションで実行可能な処理名の把握が困難であるという点である。市販されている画像処理アプリケーションや携帯電話等に付属しているツールでは、ユーザに対して提示されるのは処理名だけである。そのため、ユーザは、処理名に対応する処理内容を把握していなければならない。
第2の問題点は、画像処理アプリケーションにおけるメニューバーやアイコンの位置の把握が必要であるという点である。市販の画像処理アプリケーション等では、処理名の把握と同様に、メニューバーを開いて目的処理を探す動作やアイコン等のオブジェクトを選択する動作が必要となる。そのため、ユーザは、どこにそのメニューバーやアイコン等が存在するかを把握していなければならないという問題がある。更には、別の処理を施す際に、再びメニューを選択する必要があり、視線の移動が大きい。そのため、ユーザは、画像処理の手間がかかり、画像処理は難しいものだと感じてしまう。
そこで、下記特許文献1では、画像加工時の操作性を向上させるために、ユーザによる操作に基づいてフィルタを選択し、画像データに選択したフィルタに対応する画像処理を実行させる方法が開示されている。
特開2000−67219号公報
しかしながら、画像処理によっては、処理を実行する際に画像処理を実行する度合いを設定するためのパラメータを入力する必要があるものもあり、ユーザは、それぞれの処理におけるパラメータの意味を理解する必要がある。その結果、ユーザの利便性が損なわれるという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザの利便性を損なうことなく、画像処理に要するパラメータを容易に設定することが可能な、新規かつ改良された画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を有する表示画面と、前記表示画面上に位置する操作体を検知し、当該操作体に対応する前記表示画面上の面領域を検出する面領域検出部と、前記面領域検出部により検出された面領域に接触した一または複数の前記処理結果表示領域を検知する接触検知部と、前記接触検知部により検知された前記処理結果表示領域に関連づけられた画像処理の実行パラメータを、当該検知された処理結果表示領域に接触している前記面領域の大きさおよび前記検知された処理結果表示領域への前記操作体による接触時間の長さの少なくともいずれか一方に応じて変化させて画像処理を実行する画像処理部と、を備える画像処理装置が提供される。
かかる構成によれば、表示画面は、指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を有する。また、面領域検出部は、表示画面上に位置する操作体を検知し、当該操作体に対応する表示画面上の面領域を検出する。また、接触検知部は、面領域検出部により検出された面領域に接触した一または複数の処理結果表示領域を検知する。また、画像処理部は、接触検知部により検知された処理結果表示領域に関連づけられた画像処理の実行パラメータを、処理結果表示領域に接触している面領域の大きさおよび処理結果表示領域への操作体による接触時間の長さの少なくともいずれか一方に応じて変化させて、画像処理を実行する。
前記処理結果表示領域には、当該処理結果表示領域に関連づけられている画像処理の実行例が例示画像として予め表示されており、前記画像処理部は、前記操作体によって所定の領域に移動された前記画像データに対して、前記処理結果表示領域に関連づけられている画像処理を実行する。
前記画像処理部は、相異なる値が設定された前記実行パラメータを用いて画像処理を行った前記例示画像を、所定の時間間隔毎に切り替えて表示させてもよい。
前記画像処理部は、前記操作体によって前記例示画像に重ねられた前記画像データに対して、画像処理を実行してもよい。
前記処理結果表示領域は、所定の形状を有しており、前記画像処理部は、前記操作体によって前記処理結果表示領域に重ねられた前記画像データの形状が前記処理結果表示領域の形状と異なる場合に、当該画像データの形状を、前記処理結果表示領域の形状に変更してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を有する表示画面上に位置する操作体を検知し、当該操作体に対応する前記表示画面上の面領域を検出するステップと、検出された前記面領域に接触した一または複数の前記処理結果表示領域を検知するステップと、検知された前記処理結果表示領域に関連づけられた画像処理の実行パラメータを、当該検知された処理結果表示領域に接触している前記面領域の大きさおよび前記検知された処理結果表示領域への前記操作体による接触時間の長さの少なくともいずれか一方に応じて変化させて画像処理を実行するステップと、を含み、前記処理結果表示領域には、当該処理結果表示領域に関連づけられている画像処理の実行例が例示画像として予め表示されており、前記画像処理を実行するステップでは、前記操作体によって所定の領域に移動された前記画像データに対して、前記処理結果表示領域に関連づけられている画像処理を実行する画像処理方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を有し、前記処理結果表示領域には、当該処理結果表示領域に関連づけられている画像処理の実行例が例示画像として予め表示されている表示画面を備えるコンピュータに、前記表示画面上に位置する操作体を検知し、当該操作体に対応する前記表示画面上の面領域を検出する面領域検出機能と、前記面領域検出機能により検出された面領域に接触した一または複数の前記処理結果表示領域を検知する接触検知機能と、前記接触検知機能により検知された前記処理結果表示領域に関連づけられた画像処理の実行パラメータを、当該検知された処理結果表示領域に接触している前記面領域の大きさおよび前記検知された処理結果表示領域への前記操作体による接触時間の長さの少なくともいずれか一方に応じて変化させて画像処理を実行するものであり、前記操作体によって所定の領域に移動された前記画像データに対して、前記処理結果表示領域に関連づけられている画像処理を実行する画像処理機能と、を実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の画像処理装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、ユーザの利便性を損なうことなく、画像処理に要するパラメータを容易に設定することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は、以下の順序で行うものとする。
(1)第1の実施形態
(1−1)画像処理装置の全体構成について
(1−2)画像処理装置の機能構成について
(1−3)表示画面の一例について
(1−4)画像処理方法について
(2)第2の実施形態
(2−1)画像処理装置の機能構成について
(2−2)画像処理方法について
(3)本発明の各実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成について
(4)まとめ
(第1の実施形態)
<画像処理装置の全体構成について>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る画像処理装置10の外観を説明するための説明図である。
図1に示すように、画像処理装置10には、タッチパネル101を備えた表示部(以下、タッチパネル101と略記する。)が設けられている。タッチパネル101には、図1に示したように、画像処理を施すことが可能な画像データのサムネイル画像などの各種情報が表示される。タッチパネル101に表示されている各種情報は、操作体12の接触や移動に対応して、スクロール等の所定の処理が施される。また、タッチパネル101には特定処理領域が設けられていてもよい。この特定処理領域には、例えば、所定の処理を実行するためのアイコン等のオブジェクトが表示されており、この特定表示領域が選択されることにより、表示されたオブジェクトに対応付けられた所定の処理が実行される。
画像処理装置10は、操作体12の接触や移動に対し、オブジェクトの選択や表示内容の移動といった特定の処理のみを実行するわけではない。例えば、操作体12がタッチパネル101に接触した状態で所定の軌跡を描きながら移動した場合、画像処理装置10は、操作体12が描いた軌跡に対応する所定の処理を実行する。つまり、画像処理装置10は、ジェスチャー入力機能を有している。例えば、所定のジェスチャーが入力された場合に、そのジェスチャーに対応付けられているアプリケーションが起動したり、あるいは、そのジェスチャーに対応付けられている所定の処理が実行されたりする。
操作体12としては、例えば、ユーザの指等が用いられる。また、操作体12として、例えば、スタイラスやタッチペン等が用いられることもある。また、タッチパネル101が光学式のものである場合、任意の物体が操作体12になり得る。例えば、タッチパネル101が光学式のものである場合、タッチパネル101の押圧が難しいブラシのような軟質の道具も操作体12として用いることができる。さらに、タッチパネル101がインセル型の光学式タッチパネルである場合、タッチパネル101に陰影が映るものであれば、どのような物体でも操作体12になり得る。
ここで、インセル型の光学式タッチパネルについて簡単に説明する。光学式タッチパネルには、いくつかの種類がある。例えば、液晶ディスプレイを構成する液晶パネルの外枠に光学センサが設けられており、この光学センサにより液晶パネルに接触した操作体12の位置や移動方向が検知される方式の光学式タッチパネルが比較的良く知られている。この方式とは異なり、インセル型の光学式タッチパネルは、液晶パネルに光学式センサアレイを搭載し、この光学式センサアレイにより液晶パネルに接触又は近接した操作体12の位置や移動方向を検知する機構を有するものである。
より詳細には、光学式タッチパネルのガラス基板上に光センサおよびリード回路が形成されており、その光センサにより外部から入射される光が検知され、その強度がリード回路により読み出されることで操作体12の陰影が認識される。このように、インセル型の光学式タッチパネルにおいては、操作体12の陰影に基づいて操作体12の形状や接触面積等が認識できる。そのため、他の光学式タッチパネルでは難しいとされていた接触「面」による操作が実現可能になる。また、インセル型の光学式タッチパネルを適用することにより、認識精度の向上や表示品質の向上、さらには、それを搭載した液晶ディスプレイ等におけるデザイン性の向上というメリットが得られる。
なお、タッチパネル101が搭載される画像処理装置10の構成は、例えば、図2のように変更することもできる。図2の例では、画像処理装置10を構成するタッチパネル101と、タッチパネル101により検出された操作体12の位置情報等を処理する演算処理装置103とが、別体として構成されている。この構成例の場合、オブジェクトの選択や表示内容の移動といった処理に応じて発生するデータの処理は、演算処理装置103により実行される。このように、画像処理装置10は、実施の態様に応じて、その構成を自由に変形することが可能である。
なお、画像処理装置10の機能は、例えば、携帯情報端末、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯ミュージックプレーヤ、放送機器、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーションシステム、または、情報家電等により実現される。
<画像処理装置の機能構成について>
続いて、図3を参照しながら、本実施形態に係る画像処理装置の機能構成について、詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態に係る画像処理装置10は、例えば図3に示したように、タッチパネル101と、面領域検出部109と、表示制御部111と、接触検知部113と、画像処理部115と、記憶部117と、を主に備える。
タッチパネル101は、オブジェクトを含む種々の画像を表示する表示機能と、画面上に接触された操作体12の接触部分を検知するセンサ機能とを有する。タッチパネル101の表示機能としては、例えば、後述する表示制御部111から入力されるオブジェクトデータや画像処理結果等を表示する機能がある。このとき、タッチパネル10は、表示制御部11からオブジェクトデータや画像処理結果等と共に入力される位置情報に基づいてこれらのデータを表示する。一方、タッチパネル101のセンサ機能に関しては、上記の通り、操作体12の接触部分を「面」領域として認識する機構が搭載されている。
図3に示すように、タッチパネル101には、光学センサ105と、リード回路107とが含まれる。光学センサ105は、タッチパネル101の外部から入射する光の強度を検知するものである。また、リード回路107は、光学センサ105により検知された光の強度を読み出して操作体12の陰影を検知するものである。例えば、タッチパネル101に操作体12が接触すると、操作体12の陰影がタッチパネル101に投影される。投影された操作体12の陰影は、光学センサ105により検知される。光学センサ105により検知された陰影は、リード回路107により読み出される。リード回路107で読み出される情報には、陰影の位置や形状等(以下、陰影データ)が含まれる。このような陰影データは、リード回路107から面領域検出部109に入力される。
面領域検出部109は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。面領域検出部109は、タッチパネル101のリード回路107から入力された陰影データに基づいて、操作体12に対応する面領域を検出する。例えば、操作体12がタッチパネル101に接触した場合、操作体12とタッチパネル101とが直接接触している部分と、所定距離以下に近接している部分とが陰影として検出され、その陰影データが面領域検出部109に入力される。陰影データには、操作体12の陰影により外光輝度が所定値よりも低い座標の集合が含まれている。そこで、面領域検出部109は、陰影データを参照し、連続した座標の塊を検出する。ただし、座標間の連続性については、座標間の距離が所定距離以下の場合に、それらの座標が連続していると判定されてもよい。面領域検出部109により検出された座標の塊は、操作体12に対応する面領域として認識される。この面領域の情報は、面領域検出部109から表示制御部111および接触検知部113に入力される。
表示制御部111は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。表示制御部111は、タッチパネル101に表示される内容を制御する制御手段である。例えば、表示制御部111は、後述する記憶部117に記録された任意の画像データのサムネイル画像などのオブジェクトデータを読み出して、タッチパネル101に表示させる。このとき、表示制御部111は、タッチパネル101に対してオブジェクトの表示位置を指定し、その表示位置にオブジェクトデータを表示させる。また、表示制御部111は、所定の画像処理が関連付けられており、指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を、タッチパネル101に表示させる。そのため、表示制御部111には、タッチパネル101に表示されるオブジェクトの表示位置や処理結果表示領域の表示位置を示す情報が保持されている。オブジェクトや処理結果表示領域の表示位置を示す情報は、表示制御部111から接触検知部113に入力される。
表示制御部111には、面領域検出部109から面領域の情報が入力される。例えば、タッチパネル101に接触している操作体12が移動すると、表示制御部111には、面領域検出部109からはリアルタイムに面領域の情報が入力される。また、後述する画像処理部115から、画像処理の処理結果例を示す例示画像の画像データや、指定された画像データに対する画像処理結果に対応する画像データが入力される。例えば、画像処理部115から、画像処理の処理結果例を示す例示画像の画像データが入力された場合には、表示制御部111は、表示画面上に存在する所定の処理結果表示領域内に、入力された例示画像を表示させる。また、画像処理部115から、ある画像データに対する画像処理結果に対応する画像データが入力された場合には、表示制御部111は、画像処理結果に対応する画像データを、所定の箇所に表示させる。
接触検知部113は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。接触検知部113には、上記の通り、面領域検出部109から面領域の情報が入力される。さらに、接触検知部113には、表示制御部111からオブジェクトや処理結果表示領域や各種の画像データの表示位置を示す情報も入力される。そこで、接触検知部113は、面領域検出部109から入力された情報が示す面領域と、表示制御部111から入力された表示位置を示す情報とを比較する。そして、接触検知部113は、その面領域に表示位置が含まれるオブジェクトや処理結果表示領域や各種の画像データ等を検知する。これにより、接触検知部113は、操作体12に対応した面領域が、処理対象画像のサムネイルなどのオブジェクトや処理結果表示領域や各種の画像と接触している接触面領域の大きさを検知することが可能となる。また、接触面領域の検知にあわせて、接触検知部113は、操作体12に対応する面領域が各種の画像データと接触している接触時間を計測することが可能である。これにより、接触検知部113は、例えば、処理対象画像に対応するサムネイルと処理結果表示領域とが接触している接触時間や、操作体12が処理結果表示領域と接触している接触時間等を計測することができる。
接触検知部113は、検知した接触面領域に関する情報と、接触時間に関する情報とを、後述する画像処理部115に伝送する。また、接触検知部113は、接触面領域に関する情報および接触時間に関する情報の何れか一方を、後述する画像処理部115に伝送してもよい。
画像処理部115は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。画像処理部115は、接触検知部113から伝送された面領域に含まれる処理結果表示領域および処理対象画像に関する情報に基づき、処理対象画像に対して処理結果表示領域に関連付けられている画像処理を実行する。
この際、画像処理部115は、例えばモザイク化処理などのように実行パラメータを必要とする処理については、接触検知部113から伝送される接触面領域および接触時間の少なくとも何れか一方に基づいて、実行パラメータを決定する。
接触面領域の大きさや接触時間の長短から実行パラメータの値を設定する方法については、適宜決定することが可能である。例えば、実行パラメータが必要な画像処理については、接触面領域または接触時間と設定される実行パラメータの値とを予めデータベース等で関連付けておき、画像処理部115は、伝送された接触面領域または接触時間に応じて実行パラメータを選択してもよい。また、接触面領域または接触時間の大きさと比例するように、比例定数を予め決定しておいてもよい。
また、例えばネガ−ポジ反転処理などのように実行パラメータを必要としない画像処理については、画像処理部115は、接触面領域や接触時間に係らず所定の処理を実行する。画像処理部115は、画像処理が施された処理対象画像の画像データを、表示制御部111に伝送する。
画像処理部115は、それぞれの処理結果表示領域に対応付けられている画像処理について、画像処理を行った場合の処理結果を示した例示画像を生成し、表示制御部111に伝送する。例えば、処理結果表示領域にネガ−ポジ反転処理が割り当てられている場合に、画像処理部115は、任意の画像データに対してネガ−ポジ反転処理を実行した結果を、例示画像として伝送する。このような処理結果の例示画像を処理結果表示領域に予め表示させることにより、ユーザは、画像処理を実行するとどのような画像が得られるのかを視認することが可能となり、ユーザは、直感的な操作を行うことが可能となる。
割り当てられた画像処理が実行パラメータを必要とするものである場合、画像処理部115は、相異なる値が設定された実行パラメータを用いて画像処理を行った例示画像を複数生成し、生成した複数の例示画像を表示制御部111に伝送してもよい。例えば、割り当てられた画像処理がモザイク化処理である場合に、画像処理部115は、複数種類の実行パラメータを用いて生成した例示画像それぞれを、表示制御部111に伝送する。表示制御部111が、相異なる値の実行パラメータによる例示画像を所定の時間間隔をあけて連続的に表示させることにより、ユーザは、実行パラメータが画像処理に与える影響の度合いを視認することが可能となる。
記憶部117は、タッチパネル101に表示されるオブジェクトデータが格納されている。ここで言うオブジェクトデータには、例えば、アイコン、ボタン、サムネイル等のグラフィカルユーザインターフェース(以下、GUI)を構成する任意のパーツ類が含まれる。また、記憶部117には、画像処理を施すことが可能な画像データのオブジェクトデータが格納されていてもよい。また、記憶部117には、個々のオブジェクトデータに対し、属性情報が対応付けて格納されている。属性情報としては、例えば、オブジェクトデータまたは実体データの作成日時、更新日時、作成者名、更新者名、実体データの種別、実体データのサイズ、重要度、優先度等がある。
また、記憶部117には、オブジェクトデータに対応する実体データも相互に対応付けて格納されている。ここで言う実体データは、タッチパネル101に表示されたオブジェクトが操作された際に実行される所定の処理に対応するデータである。例えば、画像データに対応するオブジェクトデータには、その画像データが実体データとして対応付けられている。また、記憶部117には、その画像データを表示するための画像表示アプリケーションもオブジェクトデータ、画像データ、または属性情報に対応付けて格納されている。
記憶部117に格納されているオブジェクトデータは、表示制御部111により読み出されてタッチパネル101に表示される。また、記憶部117に格納された実体データは、画像処理部115により読み出されて所定の画像処理に利用される。
また、記憶部117は、これらのデータ以外にも、画像処理装置10が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等、または、各種のデータベース等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部117は、面領域検出部109、表示制御部111、接触検知部113、画像処理部115等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
以上、本実施形態に係る画像処理装置10の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
<表示画面の一例について>
続いて、図4〜図8を参照しながら、本実施形態に係る画像処理装置における表示画面の一例について、詳細に説明する。図4〜図8は、表示画面の一例について説明するための説明図である。
まず、図4を参照する。本実施形態に係る画像処理装置10の表示画面501は、例えば図4に示したように、処理対象画像表示領域503と、画像処理実行領域505と、を有する。処理対象画像表示領域503は、画像処理を施す対象である処理対象画像に関する情報が表示される領域である。この処理対象画像表示領域503には、処理対象画像のサムネイル507などといったオブジェクトデータが表示される。また、画像処理実行領域505には、画像処理装置10で実行可能な画像処理に関する処理結果表示領域509が複数表示される。また、処理結果表示領域509には、当該処理結果表示領域に割り当てられた画像処理を実行した場合の処理結果に関する例示画像511が表示されている。
例えば、画像処理実行領域505の左上に記載されている処理結果表示領域509は、モザイク化処理が割り当てられている領域であり、例示画像511として、人物の画像がモザイク化処理されたものが表示されている。また、画像処理実行領域505の右上に記載されている処理結果表示領域509は、ネガ−ポジ反転処理が割り当てられている領域であり、例示画像511として、人物の画像が反転処理されたものが表示されている。
なお、図4において、例示画像511が示されていない処理結果表示領域509が記載されているが、これらの記載は便宜的なものであって、これらの処理結果表示領域509にも、画像処理の内容に対応した例示画像511が表示されている。
なお、画像処理実行領域505には、例えば図4に示したように、画像処理装置10で実行可能な画像処理に関するアイコン等のオブジェクトが表示される画像処理選択オブジェクト表示領域513が設けられていてもよい。また、画像処理実行領域505には、画像処理後の画像データの保存など、各種のファイル操作を実行するためのアイコン等のオブジェクトが表示されるファイル操作選択オブジェクト表示領域515が設けられていてもよい。
また、図4では、処理対象画像表示領域503と画像処理実行領域505とは、表示画面501内の左右に配置されているが、処理対象画像表示領域503と画像処理実行領域505とは、表示画面501内の上下に配置されていてもよい。
続いて、図5を参照する。画像処理装置10のユーザは、指やスタイラス等の操作体12を操作して、処理対象画像表示領域503に表示されている処理対象画像のサムネイル507の中から、画像処理を施したいものを選択する。操作体12による操作に伴い、表示画面501内のタッチパネル101には、操作体12に対応する面領域が生じる。この面領域があるサムネイル507と接触して、タップ等の操作によって選択されると、表示制御部111は、選択された処理対象画像のサムネイル507の表示を選択状態に変更する。次に、ユーザが操作体12を操作して、選択したサムネイル507をドラッグすると、表示制御部111は、操作体12の操作に対応してサムネイル507が移動したように表示制御する。ユーザ操作により操作体12がある処理結果表示領域509と重なって、操作体12がタッチパネル101から離れた場合(すなわち、ドロップ操作がなされた場合)、画像処理装置10は、処理結果表示領域509に対応する画像処理が選択されたと判断する。具体的には、操作体12に対応する同一の面領域内に、処理対象画像のサムネイル507と処理結果表示領域509とが重畳して接触しているとき、画像処理部115は、接触している処理結果表示領域509に対応する画像処理が選択されたと判断できる。また、処理対象画像のサムネイル507の中心が、処理結果表示領域509や例示画像511内に存在する場合に、サムネイル507の中心が存在している処理結果表示領域509に対応する画像処理が選択されたと判断することも可能である。
例えば図5に示した例では、ユーザは操作体12を操作して、処理対象画像のサムネイル507を、画像処理実行領域503の左上に位置する処理結果表示領域509(モザイク化処理に対応する処理結果表示領域509)でドロップしている。この場合、画像処理部115は、モザイク化処理が選択されたと判断して、該当する処理を処理対象画像の実体データに実行する。
また、ある処理結果表示領域509にドロップされたサムネイル507を、再度異なる処理結果表示領域509にドラッグ&ドロップすることも可能である。この場合に、画像処理部115は、処理対象画像の実体データに既に施された画像処理に上書きして、新たな画像処理を実行してもよく、既に施された画像処理を解除した上で、新たな画像処理を実行してもよい。
なお、画像処理実行後の画像データの保存は、様々な方法により実行することが可能であるが、例えば、処理対象画像表示領域503におけるサムネイルが表示されていない部分517に処理後のサムネイルをドラッグ&ドロップすることで実行可能である。
なお、上述のように、実行パラメータの設定値によって処理結果が異なる画像処理の場合、相異なる値が設定された実行パラメータを用いて画像処理を行った複数の例示画像が所定の時間間隔で切り替わりながら連続して表示される。例えば、図4および図5において、画像処理実行領域503の左上に位置する処理結果表示領域509に割り当てられているモザイク化処理は、実行パラメータの設定が必要な処理である。この場合に、例えば図6に示したように、例えば3つの異なる実行パラメータによって処理がなされた処理結果の例示画像511が、所定の時間間隔(例えば数秒毎など)で切り替わりながら、連続して処理結果表示領域509に表示される。また、図4および図5において、画像処理実行領域503の右上に位置する処理結果表示領域509に割り当てられているネガ−ポジ反転処理は、実行パラメータの設定が不要であり、実行パラメータを用いずに画像処理が可能な処理である。この場合は、例えば図7に示したように、例示画像511は時間変化せずに処理結果表示領域509に表示される。
このように、実行パラメータによって処理結果が変化する場合については、所定の時間間隔で例示画像511を切り替えて表示させることにより、ユーザに実行パラメータの設定に応じて処理結果が変化することを直感的に提示することが可能となる。また、実行パラメータが必要ないものや、実行パラメータが処理結果に影響を与えない場合には、例示画像511の表示切替は行われない。そのため、ユーザは、このような画像処理では一意的な処理結果しか得られないことを、直感的に認識することが可能となる。
次に、図8を参照する。図4および図5に示した例では、画像処理実行領域503に、処理結果表示領域509がタイル状に配置されている場合について図示している。しかしながら、処理結果表示領域509の配置方法は、図4および図5に示した場合に限定されるわけではなく、例えば図8に示したように処理結果表示領域509を配置することが可能である。
図8に示した例では、画像処理実行領域503の略中央に、処理対象画像のサムネイル507等のオブジェクトをドロップ可能な領域であるオブジェクトドロップ領域519が設けられている。また、オブジェクトドロップ領域519の周囲には、オブジェクトドロップ領域519を取り囲むように、複数の処理結果表示領域509が配置されている。
オブジェクトドロップ領域519にドロップされた処理対象画像のサムネイル507は、例えば自動的にそれぞれの処理結果表示領域509へとドラッグ&ドロップされ、それぞれの処理結果表示領域509に対応する画像処理が個々に実行される。従って、例えば図8に示した例では、ユーザは、ある処理対象画像のサムネイル507をオブジェクトドロップ領域519にドロップすることで、8つの異なる画像処理を実行した場合の処理結果を同時に視認することが可能となる。また、このようなオブジェクトドロップ領域519を設けた場合であっても、ユーザは、個々の処理結果表示領域509に直接サムネイル507をドロップすることで、特定の画像処理のみを処理対象画像に施すことができる。
なお、図4、図5、図8等において、画像処理実行領域503に表示される処理結果表示領域509は、特定の画像処理が割り当てられた処理結果表示領域509が常に表示されるようにしてもよい。また、操作体12等によるスクロール操作などに応じて、表示される処理結果表示領域509が動的に変化するようにしてもよい。
<画像処理方法について>
続いて、図9〜図13を参照しながら、本実施形態に係る画像処理方法について、詳細に説明する。
[画像処理方法の流れについて]
まず、図9〜図11を参照しながら、本実施形態に係る画像処理方法の流れについて、詳細に説明する。図9は、本実施形態に係る画像処理方法を説明するための流れ図である。図10および図11は、本実施形態に係る画像処理方法を説明するための説明図である。
ユーザは、指やスタイラス等の操作体12を操作して、処理対象画像のサムネイル507等を選択し、実行したい処理に対応する例示画像511が表示されている処理結果表示領域509へと、選択したサムネイル507等をドラッグ&ドロップする。この操作の間、タッチパネル101から伝送されたデータを基に、面領域検出部109がリアルタイムに面領域の検出を行う。また、接触検知部113は、面領域検出部109および表示制御部111から取得した情報に基づいて、面領域に接触したサムネイル507や処理結果表示領域509が存在するか否かを検知している。
接触検知部113により処理対象画像のサムネイル507と処理結果表示領域509との接触が検知されると(ステップS101)、接触検知部113は、操作体12と処理結果表示領域509との接触面領域と接触時間とを検出する(ステップS103)。
より具体的には、接触検知部113は、操作体12に対応する面領域と、処理対象画像のサムネイル507および処理結果表示領域509と、がそれぞれ接触しており、サムネイル507と処理結果表示領域509とが互いに重畳して接触しているか否かを検知する。このような場合が存在するということは、操作体12によってサムネイル507が処理結果表示領域509にドラッグ&ドロップされたことを意味する。このような場合が生じると、接触検知部113は、操作体12に対応する面領域と処理結果表示領域509とが重なり合っている接触面領域の大きさと、接触時間の長さの検出を行う。
なお、接触時間の計測の開始は、サムネイル507が処理結果表示領域509に重なり始めた時点から開始してもよく、サムネイル507が処理結果表示領域509にドロップされた時点から開始してもよい。
接触検知部113は、取得した接触面領域の大きさおよび接触時間の長さを、画像処理部115に伝送する。
画像処理部115は、サムネイル507が接触している処理結果表示領域509に対応する画像処理を、サムネイル507に対応する実体データに対して実施する。具体的には、処理結果表示領域509に対応する画像処理が実行パラメータを必要とする処理である場合、画像処理部115は、接触面領域の大きさおよび接触時間の長さの少なくとも何れか一方に応じて、実行パラメータを設定する(ステップS105)。続いて、画像処理部115は、設定された実行パラメータに応じて、所定の画像処理を実行する(ステップS107)。なお、実行する画像処理が、実行パラメータを必要としない、例えばネガ−ポジ反転処理のような処理である場合には、画像処理部115は、ステップS105を行うことなく、ステップS107を実行することが可能である。
画像処理が終了すると、画像処理部115は、画像処理の結果得られた画像データを表示制御部111に伝送する。表示制御部111は、表示画面に表示されている処理対象画像を、処理結果後の画像へと変更して表示する(ステップS109)。
例えば、画像処理部115が接触面領域の大きさに応じて実行パラメータを設定する場合を考える。例えば図10に示したように、処理対象画像のサムネイル507がモザイク化処理に対応する処理結果表示領域509にドロップされると、画像処理部115は、接触検知部113から伝送される接触面領域S1の大きさに応じて、実行パラメータの設定を行う。モザイク化の度合いを決定する実行パラメータの値は、接触面領域S1の大きさに応じて、予め設定された任意の方法に応じて適宜決定される。接触面領域S1の大きさが小さい場合には、実行パラメータとして相対的に小さな値が設定される。そのため、図10の左側に示したように、モザイク化処理の処理度合いは、軽微なものとなる。また、接触面領域S1の大きさが大きい場合には、実行パラメータとして相対的に大きな値が設定される。そのため、図10の右側に示したように、処理結果は、モザイク化処理が十分に施されたものとなる。
他方、画像処理部115が、例えば接触時間の長短に応じて実行パラメータを設定する場合を考える。例えば図11に示したように、処理対象画像のサムネイル507がモザイク化処理に対応する処理結果表示領域509にドロップされると、画像処理部115は、接触検知部113から伝送される接触時間の長短に応じて、実行パラメータの設定を行う。モザイク化の度合いを決定する実行パラメータの値は、接触時間の長さに応じて、予め設定された任意の方法に応じて適宜決定される。接触時間が短い場合には、実行パラメータとして相対的に小さな値が設定される。そのため、図11の左側に示したように、モザイク化処理の処理度合いは、軽微なものとなる。また、接触時間が長い場合には、実行パラメータとして相対的に大きな値が設定される。そのため、図11の右側に示したように、処理結果は、モザイク化処理が十分に施されたものとなる。
なお、画像処理部115は、処理結果表示領域509の外形に応じて、以下で説明する、図12および図13に示したような処理を行うことも可能である。図12は、本実施形態に係る画像処理方法を説明するための流れ図である。図13は、本実施形態に係る画像処理方法を説明するための説明図である。
図4等に示した処理結果表示領域509の外形(外枠)は、略矩形状を有しており、図8に示した処理結果表示領域509の外形は、略円形状を有している。そこで、画像処理部115は、この処理結果表示領域509の外形にあわせるように、処理対象画像の外形を変更する処理を行ってもよい。すなわち、処理結果表示領域509の外形が略矩形状である場合には、画像処理部115は、処理対象画像の形状を、処理結果表示領域509の形状とあわせて略矩形状とすることが可能である。また、処理結果表示領域509の外形が略円形状である場合には、画像処理部115は、処理対象画像の形状を、処理結果表示領域509の形状とあわせて略円形状とすることが可能である。また、処理結果表示領域509の形状は、略矩形状や略円形状に限定されるわけではなく、星型や三角形など、任意の形状にすることが可能である。そのため、画像処理部115も、処理結果表示領域509の形状にあわせて、処理対象画像を任意の形状へと変形することが可能である。
この処理対象画像の形状変更処理は、図9や図12に示したステップS107の後に追加的に実行することが可能である。すなわち、画像処理部115は、まず、ステップS107において実行した画像処理が割り当てられている処理結果表示領域509の外形を判別する(ステップS151)。続いて、画像処理部115は、判別した処理結果表示領域509の外形にあわせて、処理対象画像の外形を、判別した処理結果表示領域509の外形へと変更する(ステップS153)。画像処理部115は、処理結果表示領域509の中心を処理対象画像の中心とあわせるようにして、処理対象画像の型抜き処理を行ってもよく、処理結果表示領域509の形状にあわせて、処理対象画像を拡大または縮小してもよい。
このような処理により、例えば図13に示したように、略円形状を有する処理結果表示領域509に重ねられた略矩形状を有する処理対象画像は、処理が実行されることで、略円形状を有する画像へと変更される。
なお、図12、図13に示したような画像の外形処理は、図12に示したようにステップS107を実行した後に行っても良く、ステップS105とステップS107の間に実行してもよい。
(第2の実施形態)
<画像処理装置の機能構成について>
続いて、図14を参照しながら、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成について、詳細に説明する。図14は、本実施形態に係る画像処理装置の構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態に係る画像処理装置10は、例えば図14に示したように、タッチパネル101と、面領域検出部109と、表示制御部111と、記憶部117と、接触検知部119と、重なり領域検出部121と、画像処理部123と、を主に備える。
ここで、本実施形態に係るタッチパネル101、面領域検出部109、表示制御部111、記憶部117は、本発明の第1の実施形態に係るタッチパネル101、面領域検出部109、表示制御部111、記憶部117と同様の機能を有し、ほぼ同一の効果を奏する。そのため、本実施形態においては、詳細な説明は省略する。
また、本実施形態に係る画像処理部123は、後述する重なり領域検出部121により検出された重なり領域にのみ画像処理を実行する点以外は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理部115と同様の機能を有し、ほぼ同一の効果を奏する。また、画像処理部123は、重なり領域に対して、第1の実施形態で示したように、接触面領域や接触時間に応じて実行パラメータを設定し、画像処理を実行してもよい。そのため、本実施形態においては、詳細な説明は省略する。
接触検知部119は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。接触検知部119は、面領域検出部109から面領域の情報が入力される。さらに、接触検知部119には、表示制御部111からオブジェクトや処理結果表示領域や各種の画像データの表示位置を示す情報も入力される。そこで、接触検知部119は、面領域検出部109から入力された情報が示す面領域と、表示制御部111から入力された表示位置を示す情報とを比較する。そして、接触検知部119は、その面領域に表示位置が含まれるオブジェクトや処理結果表示領域や各種の画像データ等の接触オブジェクトを検知する。これにより、接触検知部119は、操作体12に対応した面領域が、処理対象画像のサムネイルなどのオブジェクトや処理結果表示領域や各種の画像と接触している接触面領域の大きさを検知することが可能となる。また、接触面領域の検知にあわせて、接触検知部119は、操作体12に対応する面領域が各種の画像データと接触している接触時間を計測することが可能である。これにより、接触検知部119は、例えば、処理対象画像に対応するサムネイルと処理結果表示領域とが接触している接触時間や、操作体12が処理結果表示領域と接触している接触時間等を計測することができる。
接触検知部119は、検知した接触面領域に関する情報を、重なり領域検出部121と画像処理部123とに伝送する。また、接触検知部119は、接触時間に関する情報を、画像処理部123に伝送してもよい。
重なり領域検出部121は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。重なり領域検出部121は、面領域に接触した処理対象画像や処理対象画像のサムネイル等が処理結果表示領域509の少なくとも一部と重なった場合に、処理対象画像等と処理結果表示領域とが重なった領域である重なり領域を検出する。重なり領域の検出は、接触検知部119から伝送される接触面領域に関する情報や、表示制御部111から取得する処理対象画像や処理結果表示領域の位置情報等に基づいて、検出することが可能である。具体的には、処理対象画像や処理結果表示領域の位置情報や接触面領域に関する情報等を互いに比較することで、重なり領域検出部121は、重なり領域を検出する。
処理対象画像のサムネイルが処理結果表示領域と重なった場合には、重なり領域検出部121は、サムネイルと処理対象画像の実体データとの大きさの関係等に基づいて、重なり領域の位置や大きさ等を決定することが可能である。例えば、重なり領域検出部121は、サムネイルを構成する画素と実体データを構成する画素との対応関係や、サムネイルと実体データとの大きさの比率等を利用して、実体データにおける重なり領域を特定することが可能である。
重なり領域検出部121は、検出した重なり領域に関する情報を、表示制御部111および画像処理部123に伝送する。
以上、本実施形態に係る画像処理装置10の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
なお、本実施形態に係る重なり領域のみに画像処理を実行する方法は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置に対しても適用することが可能である。
<画像処理方法について>
次に、図15および図16を参照しながら、本実施形態に係る画像処理方法について、詳細に説明する。図15は、本実施形態に係る画像処理方法について説明するための説明図である。図16は、本実施形態に係る画像処理方法について説明するための流れ図である。
ユーザは、指やスタイラス等の操作体12を操作して、処理対象画像のサムネイル507等を選択し、実行したい処理に対応する例示画像511が表示されている処理結果表示領域509へと、選択したサムネイル507等をドラッグ&ドロップする。この操作の間、タッチパネル101から伝送されたデータを基に、面領域検出部109がリアルタイムに面領域の検出を行う。また、接触検知部119は、面領域検出部109および表示制御部111から取得した情報に基づいて、面領域に接触したサムネイル507や処理結果表示領域509が存在するか否かを検出している。
接触検知部119により処理対象画像のサムネイル507と処理結果表示領域509との接触が検出されると(ステップS201)、接触検知部119は、操作体12と処理結果表示領域509との接触面領域に関する情報を、重なり領域検出部121および画像処理部123へと伝送する。
重なり領域検出部121は、接触検知部119から伝送された接触面領域に関する情報や、表示制御部111から取得した位置情報等を用いて、処理対象画像と処理結果表示領域とが互いに重なりあっている重なり領域を検出する(ステップS203)。重なり領域検出部121は、検出した重なり領域を、表示制御部111および画像処理部123へと伝送する。
画像処理部123は、伝送された重なり領域に関する情報に基づいて、処理対象画像の重なり領域に該当する部分に、画像処理を実行する(ステップS205)。なお、画像処理の実行に際して、画像処理部123は、接触検知部119から伝送された接触面領域の大きさや接触時間等に応じて実行パラメータを設定することが可能である。
画像処理が終了すると、画像処理部123は、画像処理の結果得られた画像データを表示制御部111に伝送する。表示制御部111は、表示画面に表示されている処理対象画像を、処理結果後の画像へと変更して表示する(ステップS207)。
このような処理を行うことで、処理対象画像の所望の部分にのみ、画像処理を実行することが可能となる。例えば図16に示したように、ある処理対象画像が処理結果表示領域509にドラッグ&ドロップされ、処理対象画像の右下部分が処理結果表示領域と重なっている場合を考える。この場合、図16に示した処理対象画像の右下部分が、重なり領域521となる。重なり領域検出部121は、この重なり領域521の部分や大きさを検出し、画像処理部123へと伝送する。その結果、画像処理部123は、図16の右側に示したように、処理対象画像の重なり領域521に対応する部分にのみ、画像処理を実行する。
なお、図16に示したような処理に際して、処理結果表示領域509の大きさを適宜変更することで、任意の大きさの処理対象画像における任意の部分に対して、画像処理を実行することが可能となる。
<ハードウェア構成について>
次に、図17を参照しながら、本発明の各実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成について、詳細に説明する。図17は、本発明の各実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
画像処理装置10は、主に、CPU901と、ROM903と、RAM905と、ホストバス907と、ブリッジ909と、外部バス911と、インターフェース913と、入力装置915と、出力装置917と、ストレージ装置919と、ドライブ921と、接続ポート923と、通信装置925とを備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、画像処理装置10内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。
ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、画像処理装置10の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器929であってもよい。さらに、入力装置915は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。画像処理装置10のユーザは、この入力装置915を操作することにより、画像処理装置10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置917は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなど、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、画像処理装置10が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、画像処理装置10が行った各種処理により得られた結果を、テキストまたはイメージで表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。
ストレージ装置919は、画像処理装置10の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した画像信号データ等の各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、記録媒体用リーダライタであり、画像処理装置10に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体927は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。また、リムーバブル記録媒体927は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)ポート等の、機器を画像処理装置10に直接接続するためのポートである。この接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、画像処理装置10は、外部接続機器929から直接画像信号データ等を取得したり、外部接続機器929に画像信号データ等を提供したりする。
通信装置925は、例えば、通信網931に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等である。この通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。また、通信装置925に接続される通信網931は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信等であってもよい。
以上、本発明の各実施形態に係る画像処理装置10の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
なお、上述のような本発明の各実施形態に係る画像処理装置の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、パーソナルコンピュータ等に実装することが可能である。
<まとめ>
以上説明したように、本発明の各実施形態に係る画像処理装置および画像処理方法によれば、操作体と処理結果表示領域との接触面領域の大きさや接触時間の長短に応じて、画像処理を行う際の実行パラメータが設定される。そのため、ユーザは、実行パラメータの意味を理解していなくとも実行パラメータの変更された処理結果を視認することが可能となる。これにより、本発明の各実施形態に係る画像処理装置および画像処理方法においては、ユーザの利便性を損なうことなく、画像処理に要するパラメータを容易に設定することが可能となる。
また、処理結果表示領域に画像処理を実施した場合の処理結果を例示画像として表示することが可能であるため、ユーザに対して、どのような画像処理が実行されるのかを提示することが可能となる。その結果、ユーザは、実行される画像処理の効果を直感的に把握することが可能となる。また、ユーザは、処理対象画像を処理結果表示領域にドラッグ&ドロップすることで画像処理を実行可能であるため、ユーザは、画像処理装置の操作方法を直感的に把握することが可能となる。また、ユーザは、処理対象画像や処理結果表示領域のみを注視すれば良いため、ユーザによるツールバー等の検索操作が必要なくなり、他の画像処理への切り替えを短時間で行うことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、接触面領域の大きさや接触時間の長短に応じて実行パラメータが設定される場合について説明したが、操作体によってタッチパネルをタップする回数に応じて実行パラメータを設定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、静止画データに着目して説明を行ったが、動画データに対しても本発明を適用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の外観の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る画像処理装置の外観の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る画像処理装置の機能を説明するためのブロック図である。 表示画面の一例について説明するための説明図である。 表示画面の一例について説明するための説明図である。 表示画面の一例について説明するための説明図である。 表示画面の一例について説明するための説明図である。 表示画面の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る画像処理方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係る画像処理方法を説明するための説明図である。 同実施形態に係る画像処理方法を説明するための説明図である。 同実施形態に係る画像処理方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係る画像処理方法を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の機能を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係る画像処理方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係る画像処理方法を説明するための説明図である。 本発明の各実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
10 画像処理装置
101 タッチパネル
103 演算処理装置
105 光学センサ
107 リード回路
109 面領域検出部
111 表示制御部
113,119 接触検知部
115,123 画像処理部
117 記憶部
121 重なり領域検出部

Claims (6)

  1. 指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を有する表示画面と、
    前記表示画面上に位置する操作体を検知し、当該操作体に対応する前記表示画面上の面領域を検出する面領域検出部と、
    前記面領域検出部により検出された面領域に接触した一または複数の前記処理結果表示領域を検知する接触検知部と、
    前記接触検知部により検知された前記処理結果表示領域に関連づけられた画像処理の実行パラメータを、当該検知された処理結果表示領域に接触している前記面領域の大きさおよび前記検知された処理結果表示領域への前記操作体による接触時間の長さの少なくともいずれか一方に応じて変化させて画像処理を実行する画像処理部と、
    を備え、
    前記処理結果表示領域には、当該処理結果表示領域に関連づけられている画像処理の実行例が例示画像として予め表示されており、
    前記画像処理部は、前記操作体によって所定の領域に移動された前記画像データに対して、前記処理結果表示領域に関連づけられている画像処理を実行する、画像処理装置。
  2. 前記画像処理部は、相異なる値が設定された前記実行パラメータを用いて画像処理を行った前記例示画像を、所定の時間間隔毎に切り替えて表示させる、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理部は、前記操作体によって前記例示画像に重ねられた前記画像データに対して、画像処理を実行する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記処理結果表示領域は、所定の形状を有しており、
    前記画像処理部は、前記操作体によって前記処理結果表示領域に重ねられた前記画像データの形状が前記処理結果表示領域の形状と異なる場合に、当該画像データの形状を、前記処理結果表示領域の形状に変更する、請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を有する表示画面上に位置する操作体を検知し、当該操作体に対応する前記表示画面上の面領域を検出するステップと、
    検出された前記面領域に接触した一または複数の前記処理結果表示領域を検知するステップと、
    検知された前記処理結果表示領域に関連づけられた画像処理の実行パラメータを、当該検知された処理結果表示領域に接触している前記面領域の大きさおよび前記検知された処理結果表示領域への前記操作体による接触時間の長さの少なくともいずれか一方に応じて変化させて画像処理を実行するステップと、
    を含み、
    前記処理結果表示領域には、当該処理結果表示領域に関連づけられている画像処理の実行例が例示画像として予め表示されており、
    前記画像処理を実行するステップでは、前記操作体によって所定の領域に移動された前記画像データに対して、前記処理結果表示領域に関連づけられている画像処理を実行する、画像処理方法。
  6. 指定された画像データに対して所定の画像処理を行った画像処理結果が表示される処理結果表示領域を有し、前記処理結果表示領域には、当該処理結果表示領域に関連づけられている画像処理の実行例が例示画像として予め表示されている表示画面を備えるコンピュータに、
    前記表示画面上に位置する操作体を検知し、当該操作体に対応する前記表示画面上の面領域を検出する面領域検出機能と、
    前記面領域検出機能により検出された面領域に接触した一または複数の前記処理結果表示領域を検知する接触検知機能と、
    前記接触検知機能により検知された前記処理結果表示領域に関連づけられた画像処理の実行パラメータを、当該検知された処理結果表示領域に接触している前記面領域の大きさおよび前記検知された処理結果表示領域への前記操作体による接触時間の長さの少なくともいずれか一方に応じて変化させて画像処理を実行するものであり、前記操作体によって所定の領域に移動された前記画像データに対して、前記処理結果表示領域に関連づけられている画像処理を実行する画像処理機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2008271087A 2008-10-21 2008-10-21 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Expired - Fee Related JP4900361B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271087A JP4900361B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
EP09252348A EP2180400A3 (en) 2008-10-21 2009-10-01 Image processing apparatus, image processing method, and program
US12/582,321 US8542199B2 (en) 2008-10-21 2009-10-20 Image processing apparatus, image processing method, and program
CN2009102058716A CN101727283B (zh) 2008-10-21 2009-10-21 图像处理设备、图像处理方法和程序

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271087A JP4900361B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010102395A JP2010102395A (ja) 2010-05-06
JP4900361B2 true JP4900361B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=41346703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271087A Expired - Fee Related JP4900361B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8542199B2 (ja)
EP (1) EP2180400A3 (ja)
JP (1) JP4900361B2 (ja)
CN (1) CN101727283B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD609714S1 (en) * 2007-03-22 2010-02-09 Fujifilm Corporation Electronic camera
JP5573487B2 (ja) * 2010-08-20 2014-08-20 ソニー株式会社 情報処理装置、プログラム及び操作制御方法
DE102012200636A1 (de) * 2012-01-17 2013-07-18 Robert Bosch Gmbh Anzeigesystem für ein Fahrzeug
US9035745B2 (en) * 2012-02-01 2015-05-19 International Business Machines Corporation Biometric authentication
JP2013162436A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2013178658A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Nikon Corp 画像処理装置及びプログラム、並びに電子カメラ
CN102622178B (zh) * 2012-03-09 2013-06-12 游图明 基于触屏电子设备使平面图像扭曲的方法
KR102089624B1 (ko) * 2013-09-02 2020-03-16 삼성전자주식회사 이미지를 합성하기 위한 방법 및 그 전자 장치
TW201528119A (zh) * 2014-01-13 2015-07-16 Univ Nat Taiwan Science Tech 一種基於筆影偵測模擬手繪板之方法
KR102218041B1 (ko) * 2014-06-17 2021-02-19 엘지전자 주식회사 이동 단말기
JP6357391B2 (ja) 2014-09-22 2018-07-11 日本電子株式会社 情報処理装置、及び情報処理方法
CN105786252B (zh) * 2016-02-29 2019-02-12 上海中航光电子有限公司 触控装置表面触控类型的确定方法及系统
JP7091601B2 (ja) * 2016-11-07 2022-06-28 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 表示装置およびプログラム

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05241506A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Nec Home Electron Ltd 地図表示装置
JPH09214853A (ja) * 1996-02-08 1997-08-15 Hitachi Ltd 映像信号出力装置
US5953008A (en) * 1996-10-01 1999-09-14 Nikon Corporation Source file editing apparatus
JP3993922B2 (ja) * 1997-05-30 2007-10-17 富士フイルム株式会社 画像変形装置および方法
JP2000067219A (ja) * 1998-08-21 2000-03-03 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2001157020A (ja) * 1999-11-22 2001-06-08 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
US6943778B1 (en) * 2000-11-20 2005-09-13 Nokia Corporation Touch screen input technique
TW502180B (en) * 2001-03-30 2002-09-11 Ulead Systems Inc Previewing method of editing multimedia effect
JP4383004B2 (ja) * 2001-04-27 2009-12-16 オリンパス株式会社 電子カメラ
JP2003209771A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Hitachi Ltd デジタル映像再生装置及び再生方法
US7489305B2 (en) * 2004-12-01 2009-02-10 Thermoteknix Systems Limited Touch screen control
JP2006345209A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Sony Corp 入力装置、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US8085318B2 (en) * 2005-10-11 2011-12-27 Apple Inc. Real-time image capture and manipulation based on streaming data
US7878765B2 (en) 2005-12-02 2011-02-01 Entegris, Inc. System and method for monitoring operation of a pump
JP4702231B2 (ja) * 2006-09-05 2011-06-15 株式会社デンソー 操作システム
JP2008146453A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Sony Corp 映像信号出力装置、操作入力処理方法
JP2008176350A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Seiko Epson Corp 画像印刷装置および画像印刷装置における画像処理方法
US9092240B2 (en) * 2008-02-11 2015-07-28 Apple Inc. Image application performance optimization
US20090319897A1 (en) * 2008-06-20 2009-12-24 Microsoft Corporation Enhanced user interface for editing images
EP2367817A4 (en) * 2008-12-03 2012-05-09 Via Pharmaceuticals Inc INHIBITORS OF DIACYLGLYCEROL ACYLTRANSFERASE ENZYME

Also Published As

Publication number Publication date
US20100097339A1 (en) 2010-04-22
JP2010102395A (ja) 2010-05-06
CN101727283A (zh) 2010-06-09
CN101727283B (zh) 2012-11-28
EP2180400A2 (en) 2010-04-28
US8542199B2 (en) 2013-09-24
EP2180400A3 (en) 2011-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4900361B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
US10216407B2 (en) Display control apparatus, display control method and display control program
JP4605279B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US8836649B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP4666053B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US8610678B2 (en) Information processing apparatus and method for moving a displayed object between multiple displays
JP2010086230A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US9128605B2 (en) Thumbnail-image selection of applications
US20110018825A1 (en) Sensing a type of action used to operate a touch panel
JP5287403B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
TWI655572B (zh) Information processing device, information processing method and computer readable recording medium
JP2006343856A (ja) 手書き情報入力装置。
CN104423799B (zh) 接口装置和接口方法
JP2010224663A5 (ja)
JPWO2013099042A1 (ja) 情報端末、情報端末の制御方法、及び、プログラム
JPWO2010095255A1 (ja) 情報処理装置、表示制御方法および表示制御プログラム
TWI354223B (ja)
JP2014032450A (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びコンピュータプログラム
EP3001294B1 (en) Mobile terminal and method for controlling the same
JP3809424B2 (ja) 選択領域制御装置、選択領域制御方法及び選択領域制御プログラム
JP2019028720A (ja) 情報処理装置、プログラム、及び情報処理装置の制御方法
TW201331818A (zh) 電子裝置及控制電子裝置的方法
JP6027735B2 (ja) 表示装置および表示方法
JP5161359B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、ならびに、管理プログラム
JP2009070177A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4900361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees