JP5287403B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来のタッチパネル(表示パネル)では、指、スタイラス等の操作体によるタッチパネルに対する接触状態を検知することで、タッチパネルに表示されているオブジェクトの選択等、ユーザと機器間でのインタラクションが行われる。一方、操作体による近接状態を検知することで、ユーザと機器間でのインタラクションを可能にする形式のタッチパネルが知られている。
特開2005−031799号公報
しかしながら、一般に、近接状態の検知では、接触状態の検知に比べて操作体の位置情報の検出精度が低下してしまう。このため、操作体の僅かな動作により、オブジェクト毎に設定されている検知領域の内部で検知されていた操作体が外部で検知され、または検知領域の外部で検知されていた操作体が内部で検知されることで、誤操作が発生してしまう場合がある。特に、選択対象であるオブジェクトの検知領域内で検知されていた操作体が、選択対象でないオブジェクトの検知領域内で検知されると、選択対象であるオブジェクトの代わりに選択対象でないオブジェクトが選択状態にされてしまい、誤操作が発生してしまう場合がある。
そこで、本発明は、操作体の近接状態を検知するタッチパネルの操作性を向上可能な、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供しようとするものである。
本発明の第1の観点によれば、選択状態または非選択状態にある1以上のオブジェクトが表示される表示パネルと、オブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および第1の検知領域を含み第1の検知領域より大きな第2の検知領域を、表示パネル上でオブジェクト毎に設定する検知領域設定部と、表示パネル上に近接する操作体を検知する操作体検知部と、非選択状態にあるオブジェクトの第1の検知領域内で操作体が検知される場合に、オブジェクトを選択状態にし、選択状態にあるオブジェクトの第2の検知領域内で操作体が検知されない場合に、オブジェクトを非選択状態にする状態管理部と、を備える情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、情報処理装置は、非選択状態にあるオブジェクトを、第1の検知領域内で操作体が検知されるまで選択状態とせず、選択状態にあるオブジェクトを、第1の検知領域内で操作体が検知されなくても第2の検知領域内で操作体が検知されている限り非選択状態としない。これにより、選択対象でないオブジェクトが誤って選択状態にされ難くなるとともに、選択対象であるオブジェクトが誤って非選択状態にされ難くなる。よって、操作体の僅かな動作に伴う誤操作の発生が防止されることで、タッチパネルの操作性を向上させることができる。
また、上記検知領域設定部は、表示パネルに対して水平方向でオブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および第1の検知領域を含み表示パネルに対して水平方向で第1の検知領域よりも外側に拡がる第2の検知領域を、表示パネル上でオブジェクト毎に設定し、上記状態管理部は、非選択状態にあるオブジェクトの第1の検知領域内で、表示パネルから所定の垂直距離内に近接する操作体が検知された場合に、オブジェクトを選択状態にし、選択状態にあるオブジェクトの第2の検知領域内で、表示パネルから所定の垂直距離内に近接する操作体が検知されない場合に、オブジェクトを非選択状態にしてもよい。これにより、表示パネルに対して水平方向で第1および第2の検知領域を設定し、検知領域内における操作体の検知状況に応じて、オブジェクトを選択状態/非選択状態にすることで、表示パネルに対して水平方向での操作体の僅かな動作に伴う誤操作の発生を防止することができる。
また、上記検知領域設定部は、表示パネルに対して水平方向および垂直方向でオブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および第1の検知領域を含み表示パネルに対して水平方向で第1の検知領域よりも外側に拡がり、かつ表示パネルに対して垂直方向で第1の検知領域よりも表示パネルから離間して拡がる第2の検知領域を、表示パネル上でオブジェクト毎に設定し、上記状態管理部は、非選択状態にあるオブジェクトの第1の検知領域内で操作体が検知された場合に、オブジェクトを選択状態にし、選択状態にあるオブジェクトの第2の検知領域内で操作体が検知されない場合に、オブジェクトを非選択状態にしてもよい。これにより、表示パネルに対して水平方向および垂直方向で第1および第2の検知領域を設定し、検知領域内における操作体の検知状況に応じて、オブジェクトを選択状態/非選択状態にすることで、表示パネルに対して水平方向および垂直方向での操作体の僅かな動作に伴う誤操作の発生を防止することができる。
また、上記操作体検知部は、表示パネル上に近接して移動する操作体の移動履歴を検知し、上記検知領域設定部は、操作体の移動履歴に応じて、第1の検知領域および/または第2の検知領域を表示パネル上でオブジェクト毎に設定してもよい。これにより、操作体の移動履歴に応じて、オブジェクトの第1および第2の検知領域を設定することで、操作体の僅かな動作に伴う誤操作の発生を防止することができる。
また、上記検知領域設定部は、第1の方向から第2の方向に向けて、オブジェクトの第1の検知領域の外部から内部に移動してくる操作体が第1の検知領域の内部で検知された場合に、オブジェクトの第2の検知領域を第1の方向で第2の検知領域の外側に拡張してもよい。これにより、操作体の移動履歴からユーザによるオブジェクトの選択意図を推定し、第2の検知領域を第1の方向で第2の検知領域の外側に拡張することで、選択対象であるオブジェクトが誤って非選択状態にされることを防止することができる。
また、上記検知領域設定部は、第1の方向から第2の方向に向けて、オブジェクトの第1の検知領域の内部から外部に移動していく操作体が第1の検知領域の外部で検知された場合に、オブジェクトの第1の検知領域を第1の方向で第1の検知領域の内側に縮小してもよい。これにより、操作体の移動履歴からユーザによるオブジェクトの非選択意図を推定し、第1の検知領域を第1の方向で第1の検知領域の内側に縮小することで、選択対象でないオブジェクトが誤って選択状態にされることを防止することができる。
また、上記状態管理部は、選択状態にある第1のオブジェクトの第2の検知領域と、非選択状態にある第2のオブジェクトの第1の検知領域とが重複する領域で操作体が検知された場合に、第1のオブジェクトの選択状態を維持してもよい。これにより、第1のオブジェクトの選択状態を維持することで、選択対象であるオブジェクトが誤って非選択状態にされることを防止することができる。
本発明の第2の観点によれば、選択状態または非選択状態にある1以上のオブジェクトを表示パネルに表示し、オブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および第1の検知領域を含み第1の検知領域より大きな第2の検知領域を、表示パネルでオブジェクト毎に設定し、表示パネル上に近接する操作体を検知し、非選択状態にあるオブジェクトの第1の検知領域内で操作体が検知される場合に、オブジェクトを選択状態にし、選択状態にあるオブジェクトの第2の検知領域内で操作体が検知されない場合に、オブジェクトを非選択状態にする情報処理方法が提供される。
かかる方法によれば、非選択状態にあるオブジェクトは、第1の検知領域内で操作体が検知されるまで選択状態とならず、選択状態にあるオブジェクトは、第1の検知領域内で操作体が検知されなくても第2の検知領域内で操作体が検知されている限り非選択状態とならない。これにより、選択対象でないオブジェクトが誤って選択状態にされ難くなるとともに、選択対象であるオブジェクトが誤って非選択状態にされ難くなる。よって、操作体の僅かな動作に伴う誤操作の発生が防止されることで、タッチパネルの操作性を向上させることができる。
本発明の第3の観点によれば、本発明の第2の観点による情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、操作体の近接状態を検知するタッチパネルの操作性を向上可能な、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 タッチパネルに表示されるオブジェクトの一例を示す図である。 操作体位置の検出方法を示す図である。 オブジェクト毎に設定される第1および第2の検知領域を示す模式図である。 タッチパネルに対してX−Y方向での操作体の位置に応じて、オブジェクトの状態が遷移する様子を示す模式図である。 タッチパネルに対してX−Y方向で移動する操作体の位置に応じて、オブジェクトの状態が遷移する様子を示す模式図である。 タッチパネルに対してX−Y方向で移動する操作体の位置に応じて、隣接するオブジェクトの状態が遷移する様子を示す模式図である。 タッチパネルに対してX−Y方向で移動する操作体の移動履歴に応じて、検知領域の設定を変更する方法を示す模式図である。 タッチパネルに対してZ方向に移動する操作体の位置に応じて、オブジェクトの状態が遷移する様子を示す模式図である。 タッチパネルに対してZ方向に移動する操作体の移動履歴に応じて、検知領域の設定を変更する方法を示す模式図である。 タッチパネルに対してX−Y、Z方向に移動する操作体の位置に応じて、オブジェクトの状態が遷移する様子を示す図である。 タッチパネルに対してX−Y、Z方向に移動する操作体の位置に応じて、オブジェクトの状態が遷移する様子を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[1.情報処理装置100の概要]
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の概要を示す図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100は、指、スタイラス等の操作体Mによる近接状態を検知可能なタッチパネル(表示パネル)110を有する。なお、以下では、情報処理装置100に内蔵式のタッチパネル110が設けられる場合について説明するが、情報処理装置100には、通信手段を介して外付けされるタッチパネル110が設けられてもよい。
情報処理装置100は、アイコン等の1以上のオブジェクトOをタッチパネル110に表示し、オブジェクトOの表示領域を含む検知領域Aをタッチパネル110上でオブジェクトO毎に設定する。情報処理装置100は、タッチパネル110上に近接する操作体Mを検知し、オブジェクトOの検知領域A内での操作体Mの検知状況に応じて、オブジェクトOを選択状態または非選択状態にする(以下では、選択状態および非選択状態にあるオブジェクトが濃いハッチングおよび薄いハッチングで各々に表される。)。なお、オブジェクトOには、例えば、アイコン、ボタン、サムネイル等、グラフィカルユーザインタフェースを構成する任意のオブジェクトが含まれる。
ここで、情報処理装置100は、オブジェクトOの表示領域を含む検知領域A1と併せて、検知領域A1を含み検知領域A1より大きな検知領域A2を、タッチパネル110上でオブジェクトO毎に設定する。そして、情報処理装置100は、図1の左側に示すように、非選択状態(薄いハッチング)にあるオブジェクトOの検知領域A1内で操作体Mが検知される場合に、オブジェクトOを選択状態にする。また、情報処理装置100は、図1の右側に示すように、選択状態(濃いハッチング)にあるオブジェクトOの検知領域A2内で操作体Mが検知されない場合に、オブジェクトOを非選択状態にする。
これにより、非選択状態にあるオブジェクトOは、オブジェクトOの検知領域A1内で操作体Mが検知されるまで選択状態にならず、選択状態にあるオブジェクトOは、オブジェクトOの検知領域A1内で操作体Mが検知されなくても検知領域A2内で操作体Mが検知されている限り非選択状態にならない。つまり、選択対象でないオブジェクトOが誤って選択状態にされ難くなるとともに、選択対象であるオブジェクトOが誤って非選択状態にされ難くなる。よって、操作体Mの僅かな動作に伴う誤操作の発生が防止されることで、タッチパネル110の操作性を向上させることができる。
[2.情報処理装置100の機能構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、タッチパネル(表示パネル)110、検知領域設定部120、操作体検知部130、状態管理部140、表示制御部150、記憶部160、実行処理部170を含んで構成される。
タッチパネル110は、表示制御部150から供給される表示データに基づいて、情報処理装置100による情報処理結果を表示し、特に、オブジェクトデータおよび位置データに基づいて、アイコン等のオブジェクトOを表示する。タッチパネル110は、タッチパネル110上に近接し、またはタッチパネル110に接触する操作体Mを検知する。
タッチパネル110は、光学センサ112およびリード回路114を含み、光学センサ112は、タッチパネル110へ入射する外部光の強度を検知し、リード回路114は、光学センサ112により検知された外部光の強度を読取り、操作体Mの陰影を検知する。操作体Mの陰影は、操作体Mの形状、タッチパネル110上での位置を表す陰影データとなる。操作体Mがタッチパネル110上に近接し、またはタッチパネル110に接触すると、操作体Mの陰影がタッチパネル110に投影され、投影された陰影がリード回路114により読み取られ、陰影データとして操作体検知部130に供給される。
検知領域設定部120は、タッチパネル110上でオブジェクトO毎に検知領域A1、A2を設定する。ここで、検知領域A1は、オブジェクトOの表示領域を含む領域であり、検知領域A2は、検知領域A1を含み検知領域A1より大きな領域である。検知領域設定部120は、記憶部160に格納されているオブジェクトOの位置データ、および所定の設定値に基づいて、オブジェクトOの表示領域を含む検知領域A1、A2をタッチパネル110上で設定する。ここで、設定値は、オブジェクトOの表示領域に応じて検知領域A1、A2の範囲を設定するために用いられる。
検知領域A1は、詳細は後述するが、オブジェクトOの表示領域を含むようにタッチパネル110に対して水平方向(X−Y方向)で設定される領域を、タッチパネル110に対して垂直上向き方向(Z方向)に延長した領域(空間)として設定される。また、検知領域A2は、検知領域A1(空間)を含み検知領域A1をX−Y、および/またはZ方向にさらに延長した領域(空間)として設定される。
操作体検知部130は、リード回路114から供給される陰影データに基づいて操作体Mを検知し、タッチパネル110上に近接する操作体Mの位置を検出する。操作体Mがタッチパネル110上に近接すると、操作体Mの近接距離に応じて操作体Mの陰影がリード回路114により検知され、操作体Mの形状、タッチパネル110上での位置を表す陰影データとして操作体検知部130に供給される。操作体検知部130は、例えば、陰影データを解析処理等し、指、スタイラスの先端部等、操作体Mの特定位置を検出する。操作体Mの特定位置は、操作体位置データとして、状態管理部140に供給される。
また、詳細は後述するが、検知領域A1および/または検知領域A2の設定は、タッチパネル110上を近接して移動する操作体Mの移動履歴に応じて変更することができる。この場合、操作体検知部130は、タッチパネル110上を移動する操作体Mの移動履歴を保持し、検知領域設定部120は、操作体Mの移動履歴に基づいて、検知領域A1および/または検知領域A2の設定を変更する。
状態管理部140は、タッチパネル110上に近接する操作体Mの検知状況に応じて、オブジェクトOの選択状態または非選択状態を表す状態データを変更する。状態管理部140は、各オブジェクトOの検知領域A1、A2の領域設定データを検知領域設定部120から読出し、操作体位置データを操作体検知部130から供給される。状態管理部140は、予め保持しているオブジェクトOの状態データと、領域設定データおよび操作体位置データに基づいて、状態データを変更するオブジェクトOを特定した上で、オブジェクトOの状態データを変更し、オブジェクトIDとともに実行処理部170に供給する。
状態管理部140は、非選択状態にあるオブジェクトOの検知領域A1内で操作体Mが検知される場合に、オブジェクトOの状態データを選択状態に変更する。また、状態管理部140は、選択状態にあるオブジェクトOの検知領域A2内で操作体Mが検知されない場合に、オブジェクトOの状態データを非選択状態に変更する。
表示制御部150は、タッチパネル110による情報処理結果の表示を制御し、特にオブジェクトOの表示を制御する。表示制御部150は、情報処理結果の表示を制御するために、実行処理部170から供給される処理結果に基づいて、表示データ等をタッチパネル110に供給する。表示制御部150は、特にオブジェクトOの表示を制御するために、記憶部160に格納されているオブジェクトデータおよび位置データをタッチパネル110に供給する。
記憶部160は、オブジェクトデータ、位置データ、オブジェクトOに対応する実体データ、および実体データに対応する実行アプリケーションを、オブジェクトOのオブジェクトIDに関連付けて格納している。オブジェクトデータは、例えばオブジェクトOの画像データである。位置データは、タッチパネル110上での表示位置および表示領域を指定するデータであり、オブジェクトOの移動操作が行われる場合には、移動操作に応じて更新される。
実体データとは、タッチパネル110に表示されるオブジェクトOが選択操作された場合に実行される所定の処理に対応するデータであり、オブジェクトOに対応する画像データ等である。実行アプリケーションとは、実行データに対する所定の処理を実行するためのプログラムであり、画像データの表示プログラム等である。
実行処理部170は、状態管理部140から供給される状態データおよびオブジェクトIDに基づいて、オブジェクトOに対応する所定の処理を実行する。実行処理部170は、例えば、オブジェクトOの状態データが非選択状態から選択状態に変更された場合に、オブジェクトIDに基づいて、オブジェクトOに対応する実体データ、実行アプリケーションを記憶部160から読出し、所定の処理を実行する。実行処理部170は、例えば、画像表示アプリケーションを用いて実体データである画像データを処理し、処理結果を表示制御部150に供給する。
なお、情報処理装置100の各構成要素は、汎用的な部材・回路により構成されてもよく、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されてもよい。また、各構成要素の機能のうち少なくとも一部は、CPU上で実行されるプログラムにより実現されてもよい。
[3.情報処理装置100の動作方法]
以下では、図3〜図12を参照しながら、情報処理装置100の動作方法について説明する。
図3は、タッチパネル110に表示されるオブジェクトOの一例を示す図である。図3に示すように、タッチパネル110には、ブラウザ起動用アイコンO1、カメラ撮影モード起動用アイコンO2等、各種のオブジェクトOが表示される。ユーザは、タッチパネル110上で操作体Mを移動することで、オブジェクトOの選択または非選択を操作する。オブジェクトOの選択または非選択が操作されると、情報処理装置100は、例えばブラウザ用プログラム、カメラ撮影用プログラムの実行等、オブジェクトOに対応する処理の実行を開始または終了する。
図4は、操作体位置の検出方法を示す図である。情報処理装置100は、操作体Mがタッチパネル110上に近接し、またはタッチパネル110に接触すると、タッチパネル110に投影される操作体Mの陰影を検知することで、操作体Mの近接位置または接触位置を検出する。図4には、タッチパネル110のピクセル座標が横軸に示され、ピクセル毎に検知された操作体Mの陰影が縦軸に示されている。図4に示すように、指、スタイラス等、操作体Mの陰影は、操作体Mの中央部Mmで濃くなり、輪郭部Meで薄くなる。
操作体Mがタッチパネル110に接触せずに所定の近接距離内でタッチパネル110に近接すると、所定の閾値Thaを超える陰影(実線)が検知されることで、タッチパネル110に近接する操作体Mの中央部Mmが検知される。また、操作体Mがタッチパネル110に接触すると、閾値Thaよりも大きな所定の閾値Thbを超える陰影(点線)が検知されることで、タッチパネル110に接触する操作体Mの中央部Mmおよびタッチパネル110に近接する操作体Mの輪郭部Meが検知される。これにより、タッチパネル110に対してX−Y方向での操作体Mの中央部Mm等の位置から操作体MのX−Y方向位置を検出し、陰影の濃淡から操作体MのZ方向位置を検出することで、操作体位置データを取得することができる。
図5は、タッチパネル110上でオブジェクトO毎に設定される検知領域A1、A2を示す模式図である。検知領域A1は、オブジェクトOの表示領域を含む領域であり、検知領域A2は、検知領域A1を含み検知領域A1より大きな領域である。図5に示すように、検知領域A1は、オブジェクトOの表示領域を含むようにタッチパネル110に対して水平方向(X−Y方向)で設定される領域Axy1を、タッチパネル110に対してタッチパネル110から垂直方向(Z方向)に延長した領域(空間)として設定される。また、検知領域A2は、検知領域A1を含み検知領域A1よりもX−Y方向で外側に拡がる領域Axy2を、検知領域A1よりもZ方向にさらに延長した領域(空間)として設定される。
なお、タッチパネル110に対して水平方向および垂直方向で検知領域(空間)A1、A2を設定する代わりに、水平方向のみで検知領域A1、A2を設定してもよい。この場合、タッチパネル110に対して所定の垂直距離内に位置する操作体Mが、検知領域A1の内部または外部、A2の内部または外部で検知される。
オブジェクトO毎に設定された検知領域A1、A2は、領域設定データにより特定される。例えば、検知領域A1、A2が四角柱状の領域(空間)としてタッチパネル110上に設定される場合、領域設定データは、四角柱状の領域の各頂点を指定するデータとなる。図5に示す例では、検知領域A1は、タッチパネル110上の位置P11〜P18を指定するデータにより特定され、検知領域A2は、タッチパネル110上の位置P21〜P28を指定するデータにより特定される。
図6は、タッチパネル110に対してX−Y方向での操作体Mの位置に応じて、オブジェクトOの状態が遷移する様子を示す模式図である。なお、図6〜図9については、特に断らない限り、タッチパネル110に対してZ方向で、操作体Mがタッチパネル110に近接して(例えば、図4に示した閾値Thaを超える操作体Mの陰影が検知される距離内)で移動する場合を前提として説明する。
状態6Aにおいて、検知領域設定部120は、オブジェクトOについて検知領域A1、A2の領域設定データを設定する。状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態に設定している。操作体検知部130は、検知領域A1外で操作体Mを検知し、操作体位置データを状態管理部140に供給する。状態管理部140は、領域設定データを検知領域設定部120から読出し、領域設定データおよび操作体位置データに基づいて、オブジェクトOの状態データを非選択状態に維持する。
状態6Bにおいて、検知領域A1内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態から選択状態に変更する。状態6Cにおいて、検知領域A1外かつ検知領域A2内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態に維持する。状態6Dにおいて、検知領域A2外で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態から非選択状態に変更する。なお、状態6Eにおいて、状態6Aから状態6Dへの遷移途中で、タッチパネル110に対してZ方向で所定の距離内で操作体Mが検知されなくなると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態に維持し、または選択状態から非選択状態に変更する。
状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを変更すると、状態データの変更をオブジェクトIDとともに実行処理部170に通知し、実行処理部170は、状態データに応じて、オブジェクトOに対応する所定の処理の実行を開始または終了する。
図7は、タッチパネル110に対してX−Y方向で移動する操作体Mの位置に応じて、オブジェクトOの状態が遷移する様子を示す模式図である。
状態7Aにおける処理は、図6に示した状態6Aにおける処理と同様である。状態7Bにおいて、検知領域A1外から検知領域A1内へ移動した操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態から選択状態に変更する。状態7Cにおいて、検知領域A1内から検知領域A1外かつ検知領域A2内へ移動した操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態に維持する。状態7Dにおいて、検知領域A1外かつ検知領域A2内から検知領域A2外へ移動した操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態から非選択状態に変更する。なお、状態7Eにおける処理は、図6に示した状態6Eにおける処理と同様である。
図8は、タッチパネル110に対してX−Y方向で移動する操作体Mの位置に応じて、隣接するオブジェクトOa、Obの状態が遷移する様子を示す模式図である。
状態8Aにおいて、検知領域設定部120は、オブジェクトOa、Obについて、検知領域A1a、A2a、A1b、A2bの領域設定データを設定する。状態管理部140は、オブジェクトOa、Obの状態データを非選択状態に設定している。ここで、オブジェクトOaの検知領域A2aには、オブジェクトObの検知領域A1bと重複する重複領域Aoが含まれている。操作体検知部130は、オブジェクトOa、Obの検知領域A1a、A1b外で操作体Mを検知し、操作体位置データを状態管理部140に供給する。状態管理部140は、領域設定データを検知領域設定部120から読出し、領域設定データおよび操作体位置データに基づいて、オブジェクトOa、Obの状態データを非選択状態に維持する。
状態8Bにおいて、オブジェクトOaの検知領域A1a内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOaの状態データを非選択状態から選択状態に変更する。状態8Cにおいて、オブジェクトOaの検知領域A2aに含まれる重複領域Aoで操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOaの状態データを選択状態に維持する。
状態8Dにおいて、オブジェクトOaの検知領域A2a外かつオブジェクトObの検知領域A1b内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOaの状態データを選択状態から非選択状態に変更するとともに、オブジェクトObの状態データを非選択状態から選択状態に変更する。状態8Eにおいて、オブジェクトObの検知領域A1b外かつ検知領域A2b内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトObの状態データを選択状態に維持する。状態8Fにおいて、オブジェクトObの検知領域A2b外で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトObの状態データを選択状態から非選択状態に変更する。
図9は、タッチパネル110に対してX−Y方向で移動する操作体Mの移動履歴に応じて、検知領域A1、A2の設定を変更する方法を示す模式図である。
状態9Aにおける処理は、検知領域A2外で操作体Mが検知されている以外は、図6に示した状態6Aにおける処理と同様である。状態9Bにおいて、操作体MがオブジェクトOに対して右方向に移動すると、操作体検知部130は、操作体Mの移動履歴を保持する。検知領域A2外から検知領域A1内へ移動した操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態から選択状態に変更し、状態データの変更を検知領域設定部120に通知する。検知領域設定部120は、操作体検知部130から移動履歴を読出し、オブジェクトOに対して右方向に移動した操作体Mにより、オブジェクトOの状態データが非選択状態から選択状態に変更されたことを確認する。
そして、状態9Cに示すように、検知領域設定部120は、オブジェクトOに対する操作体Mの接近方向であるオブジェクトOの左側で検知領域A2をオブジェクトOの左側に拡張する。これにより、状態9Dに示すように、操作体Mが左方向へ僅かに移動しても、拡張された検知領域A2’内で操作体Mが検知されている限り、オブジェクトOが非選択状態にされることを防止することができる。
状態9Eにおける処理は、オブジェクトOの状態データが選択状態に設定され、検知領域A1内で操作体Mが検知されている以外は、図6に示した状態6Aにおける処理と同様である。状態9Fにおいて、操作体MがオブジェクトOに対して右方向に移動すると、操作体検知部130は、操作体Mの移動履歴を保持する。検知領域A1内から検知領域A2外へ移動した操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態から非選択状態に変更する。検知領域設定部120は、操作体Mの移動履歴に基づいて、オブジェクトOに対して右方向に移動した操作体Mにより、オブジェクトOの状態データが選択状態から非選択状態に変更されたことを確認する。
そして、状態9Gに示すように、検知領域設定部120は、オブジェクトOに対する操作体Mの離隔方向であるオブジェクトOの右側で検知領域A1をオブジェクトOの左側に縮小する。これにより、状態9Hに示すように、操作体Mが左方向へ僅かに移動しても、縮小された検知領域A1’外で操作体Mが検知されている限り、オブジェクトOが選択状態にされることを防止することができる。
図10は、タッチパネル110に対してZ方向に移動する操作体Mの位置に応じて、オブジェクトOの状態が遷移する様子を示す模式図である。なお、図10〜図12については、特に断らない限り、タッチパネル110に対してX−Y方向で、操作体MがオブジェクトOの検知領域A1、A2内で移動する場合を前提として説明する。
状態10Aにおいて、検知領域設定部120は、オブジェクトOについて検知領域A1、A2の領域設定データを設定する。状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態に設定している。操作体検知部130は、オブジェクトOの検知領域A1外で操作体Mを検知し、操作体位置データを状態管理部140に供給する。状態管理部140は、領域設定データを検知領域設定部120から読出し、領域設定データおよび操作体位置データに基づいて、オブジェクトOの状態データを非選択状態に維持する。
状態10Bにおいて、検知領域A1内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態から選択状態に変更する。状態10Cにおいて、検知領域A1外かつ検知領域A2内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態に維持する。状態10Dにおいて、検知領域A2外で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態から非選択状態に変更する。なお、状態10Eにおいて、状態10Aから状態10Dへの遷移途中で、タッチパネル110に対してX−Y方向で、オブジェクトOの検知領域A1、A2内で操作体Mが検知されなくなると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態に維持し、または選択状態から非選択状態に変更する。
図11は、タッチパネル110に対してZ方向に移動する操作体Mの移動履歴に応じて、検知領域A1、A2の設定を変更する方法を示す模式図である。
状態11Aにおける処理は、検知領域A2外で操作体Mが検知されている以外は、図10に示した状態10Aにおける処理と同様である。状態11Bにおいて、タッチパネル110に対してZ方向で操作体Mがタッチパネル110に近接する方向に移動すると、操作体検知部130は、操作体Mの移動履歴を保持する。検知領域A2外から検知領域A1内へ移動した操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態から選択状態に変更し、状態データの変更を検知領域設定部120に通知する。検知領域設定部120は、操作体検知部130から移動履歴を読出し、タッチパネル110に近接する方向に移動した操作体Mにより、オブジェクトOの状態データが非選択状態から選択状態に変更されたことを確認する。
そして、状態11Cに示すように、検知領域設定部120は、検知領域A2をタッチパネル110の上方に拡張する。これにより、状態11Dに示すように、操作体Mが僅かに上方向へ移動しても、拡張された検知領域A2’内で操作体Mが検知されている限り、オブジェクトOが非選択状態にされることを防止することができる。
状態11Eにおける処理は、オブジェクトOの状態データが選択状態に設定され、検知領域A1内で操作体Mが検知されている以外は、図10に示した状態10Aにおける処理と同様である。状態11Fにおいて、タッチパネル110に対してZ方向で操作体Mがタッチパネル110から離隔する方向に移動すると、操作体検知部130は、操作体Mの移動履歴を保持する。検知領域A1内から検知領域A2外へ移動した操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態から非選択状態に変更する。検知領域設定部120は、操作体Mの移動履歴に基づいて、タッチパネル110から離隔する方向に移動した操作体Mにより、オブジェクトOの状態データが選択状態から非選択状態に変更されたことを確認する。
そして、状態11Gに示すように、検知領域設定部120は、検知領域A1をタッチパネル110の下方に縮小する。これにより、状態11Hに示すように、操作体Mが僅かに下方向へ移動しても、縮小された検知領域A1’内で操作体Mが検知されない限り、オブジェクトOが選択状態にされることを防止することができる。
図12A、12Bは、タッチパネル110に対してX−Y、Z方向に移動する操作体Mの位置に応じて、オブジェクトOの状態が遷移する様子を示す図である。
状態12Aにおける処理は、図10に示した状態10Aにおける処理と同様である。ここで、操作体検知部130は、X−Y、Z方向で検知領域A1外で操作体Mを検知している。状態12Bにおいて、X−Y方向で検知領域A1内、およびZ方向において検知領域A1外で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態に維持する。なお、X−Y方向で検知領域A1外、およびZ方向で検知領域A1内で操作体Mが検知される場合も同様である。
状態12Cにおいて、X−Y、Z方向で検知領域A1内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態から選択状態に変更する。状態12Dにおいて、X−Y方向で検知領域A1外かつ検知領域A2内およびZ方向で検知領域A1内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態に維持する。なお、X−Y方向で検知領域A1内およびZ方向で検知領域A1外かつ検知領域A2内で操作体Mが検知される場合も同様である。状態12Eにおいて、X−Y方向およびZ方向で検知領域A1外かつ検知領域A2内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態に維持する。
状態12Fにおいて、X−Y方向で検知領域A2外、およびZ方向で検知領域A1外かつ検知領域A2内で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを選択状態から非選択状態に変更する。なお、X−Y方向で検知領域A1外かつ検知領域A2内、およびZ方向で検知領域A2外で操作体Mが検知される場合も同様である。状態12Gにおいて、X−Y方向およびX方向で検知領域A2外で操作体Mが検知されると、状態管理部140は、オブジェクトOの状態データを非選択状態に維持する。
[4.情報処理装置100のハードウェア構成]
図13は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
情報処理装置100は、主に、CPU901、ROM903、RAM905、ホストバス907、ブリッジ911、外部バス913、インタフェース915、入力装置917、出力装置919、ストレージ装置921、ドライブ923、接続ポート925、通信装置927を含んで構成される。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置100の動作を少なくとも部分的に制御する。ROM903は、CPU901が用いるプログラムやパラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901が実行するプログラム、プログラム実行時のパラメータ等を一時記憶する。CPU901、ROM903、RAM905は、ホストバス907により互いに接続される。ホストバス907は、ブリッジ909を介して外部バス911に接続される。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル110、ボタン、スイッチ等、ユーザが操作可能な操作手段である。また、入力装置915は、例えば、赤外線等の電波を用いた遠隔操作手段でもよく、情報処理装置100の操作に対応した携帯電話機、PDA等の外部機器929でもよい。入力装置915は、例えば上記の操作手段を用いてユーザにより入力された操作情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等を含んで構成される。情報処理装置100のユーザは、入力装置915の操作を介して、情報処理装置100に対して各種のデータを入力し、処理動作を指示する。
出力装置917は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ランプ等の表示装置、スピーカ、ヘッドフォン等の音声出力装置、プリンタ、携帯電話機、ファクシミリ等、取得された情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知可能な装置を含んで構成される。出力装置917は、情報処理装置100の処理結果を出力する。例えば、表示装置は、情報処理装置100による処理結果を、テキスト情報またはイメージ情報として表示し、音声出力装置は、再生された音声データ、音響データ等のオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。
ストレージ装置919は、データ格納用の装置であり、例えば、HDD等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等を含む。ストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラム、各種データ、外部から取得された各種データ等を格納する。
ドライブ921は、記録媒体用リーダライタであり、情報処理装置100に内蔵または外付けされる。ドライブ921は、装着される磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に対して、記録済みデータを読出してRAM905に出力し、記録対象のデータを書き込む。
接続ポート923は、例えば、USBポート、SCSIポート、RS232Cポート等、外部機器929を情報処理装置100に直接接続するためのポートである。情報処理装置100は、接続ポート923に接続された外部機器929に対して、接続ポート923を介してデータを取得し、データを提供する。
通信装置925は、通信網Nに接続するための通信デバイス等から構成される通信インタフェース913である。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN、WUSB用の通信カード、ADSL用のルータ、通信用モデム等である。通信装置925は、例えばインターネットや他の通信機器との間で、所定のプロトコルに則して信号等を送受信する。通信装置925に接続される通信網Nは、有線または無線により接続されたネットワーク等により構成され。例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信、または衛星通信等でもよい。
以上、本発明の実施形態に係る情報処理装置100の機能を実現するためのハードウェア構成の一例について説明した。なお、上記ハードウェアの各構成要素は、汎用的なデバイスを用いて構成されてもよく、各構成要素の機能の特化したデバイスを用いて構成されてもよい。
[5.まとめ]
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、非選択状態にあるオブジェクトOは、検知領域A1内で操作体Mが検知されるまで選択状態にならず、選択状態にあるオブジェクトOは、検知領域A1内で操作体Mが検知されなくても検知領域A2内で操作体Mが検知されている限り非選択状態にならない。これにより、選択対象でないオブジェクトOが誤って選択状態にされ難くなるとともに、選択対象であるオブジェクトOが誤って非選択状態にされ難くなる。よって、操作体Mの僅かな動作に伴う誤操作の発生が防止されることで、タッチパネル110の操作性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 情報処理装置
110 タッチパネル(表示パネル)
120 検知領域設定部
130 操作体検知部
140 状態管理部

Claims (8)

  1. 選択状態または非選択状態にある1以上のオブジェクトが表示される表示パネルと、
    前記オブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および前記第1の検知領域を含み前記第1の検知領域より大きな第2の検知領域を、前記表示パネル上で前記オブジェクト毎に設定する検知領域設定部と、
    前記表示パネル上に近接する操作体を検知する操作体検知部と、
    非選択状態にある前記オブジェクトの前記第1の検知領域内で前記操作体が検知される場合に、前記オブジェクトを選択状態にし、選択状態にある前記オブジェクトの前記第2の検知領域内で前記操作体が検知されない場合に、前記オブジェクトを非選択状態にする状態管理部と、
    を備え
    前記操作体検知部は、前記表示パネル上に近接して移動する前記操作体の移動履歴を検知し、
    前記検知領域設定部は、前記操作体の移動履歴に応じて、前記第1の検知領域および/または前記第2の検知領域を前記表示パネル上で前記オブジェクト毎に変更する情報処理装置。
  2. 前記検知領域設定部は、前記表示パネルに対して水平方向で前記オブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および前記第1の検知領域を含み前記表示パネルに対して水平方向で前記第1の検知領域よりも外側に拡がる第2の検知領域を、前記表示パネル上で前記オブジェクト毎に設定し、
    前記状態管理部は、非選択状態にある前記オブジェクトの前記第1の検知領域内で、前記表示パネルから所定の垂直距離内に近接する前記操作体が検知された場合に、前記オブジェクトを選択状態にし、選択状態にある前記オブジェクトの前記第2の検知領域内で、前記表示パネルから所定の垂直距離内に近接する前記操作体が検知されない場合に、前記オブジェクトを非選択状態にする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検知領域設定部は、前記表示パネルに対して水平方向および垂直方向で前記オブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および前記第1の検知領域を含み前記表示パネルに対して水平方向で前記第1の検知領域よりも外側に拡がり、かつ前記表示パネルに対して垂直方向で前記第1の検知領域よりも前記表示パネルから離間して拡がる第2の検知領域を、前記表示パネル上で前記オブジェクト毎に設定し、
    前記状態管理部は、非選択状態にある前記オブジェクトの前記第1の検知領域内で前記操作体が検知された場合に、前記オブジェクトを選択状態にし、選択状態にある前記オブジェクトの前記第2の検知領域内で前記操作体が検知されない場合に、前記オブジェクトを非選択状態にする、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記検知領域設定部は、第1の方向から第2の方向に向けて、前記オブジェクトの前記第1の検知領域の外部から内部に移動してくる前記操作体が前記第1の検知領域の内部で検知された場合に、前記オブジェクトの前記第2の検知領域を前記第1の方向で前記第2の検知領域の外側に拡張する、請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記検知領域設定部は、第1の方向から第2の方向に向けて、前記オブジェクトの前記第1の検知領域の内部から外部に移動していく前記操作体が前記第1の検知領域の外部で検知された場合に、前記オブジェクトの前記第1の検知領域を前記第1の方向で前記第1の検知領域の内側に縮小する、請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記状態管理部は、選択状態にある第1のオブジェクトの前記第2の検知領域と、非選択状態にある第2のオブジェクトの前記第1の検知領域とが重複する領域で前記操作体が検知された場合に、前記第1のオブジェクトの選択状態を維持する、請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 選択状態または非選択状態にある1以上のオブジェクトを表示パネルに表示し、
    前記オブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および前記第1の検知領域を含み前記第1の検知領域より大きな第2の検知領域を、前記表示パネルで前記オブジェクト毎に設定し、
    前記表示パネル上に近接する操作体を検知し、
    非選択状態にある前記オブジェクトの前記第1の検知領域内で前記操作体が検知される場合に、前記オブジェクトを選択状態にし、選択状態にある前記オブジェクトの前記第2の検知領域内で前記操作体が検知されない場合に、前記オブジェクトを非選択状態にし、
    さらに、前記表示パネル上に近接して移動する前記操作体の移動履歴を検知し、前記操作体の移動履歴に応じて、前記第1の検知領域および/または前記第2の検知領域を前記表示パネル上で前記オブジェクト毎に設定変更する情報処理方法。
  8. 選択状態または非選択状態にある1以上のオブジェクトを表示パネルに表示し、
    前記オブジェクトの表示領域を含む第1の検知領域、および前記第1の検知領域を含み前記第1の検知領域より大きな第2の検知領域を、前記表示パネルで前記オブジェクト毎に設定し、
    前記表示パネル上に近接する操作体を検知し、
    非選択状態にある前記オブジェクトの前記第1の検知領域内で前記操作体が検知される場合に、前記オブジェクトを選択状態にし、選択状態にある前記オブジェクトの前記第2の検知領域内で前記操作体が検知されない場合に、前記オブジェクトを非選択状態にし、
    さらに、前記表示パネル上に近接して移動する前記操作体の移動履歴を検知し、前記操作体の移動履歴に応じて、前記第1の検知領域および/または前記第2の検知領域を前記表示パネル上で前記オブジェクト毎に設定変更する情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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