JPH09214853A - 映像信号出力装置 - Google Patents

映像信号出力装置

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JPH09214853A
JPH09214853A JP2282796A JP2282796A JPH09214853A JP H09214853 A JPH09214853 A JP H09214853A JP 2282796 A JP2282796 A JP 2282796A JP 2282796 A JP2282796 A JP 2282796A JP H09214853 A JPH09214853 A JP H09214853A
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video signal
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JP2282796A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Watanabe
克行 渡辺
Hideo Nishijima
英男 西島
Akifumi Tabata
彰文 田畑
Hiroyuki Hori
博幸 堀
Tomoyuki Nonaka
智之 野中
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号出力装置において、同一画面上に複
数の画質を表示し比較して画質を設定可能とする映像信
号出力装置を提供することにある。 【解決手段】 水平同期信号または垂直同期信号(もし
くはそれに準ずる信号)を基準に水平及び垂直方向に映
像出力信号を分割する画面分割手段100と、画面分割
制御信号で分割された画面毎に画質を設定する画質設定
回路200と、分割画面毎に文字を挿入する文字挿入手
段300と、分割画面毎に画質を選択する選択手段40
0とからなる映像信号出力装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンポジットビデ
オ信号を処理し出力する映像信号出力装置にかかり、特
に画面分割時の出力画質の設定を分割画面ごとに制御す
る映像信号出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のテレビジョン技術は、2つ以上の
画面を同時に出力する機能が一般的になっている。特
に、主画面上に別の映像信号を子画面としてはめこむ機
能(一般にピクチャーインピクチャーと呼ばれている)
が代表的であり、特開昭54−105920号公報に
は、メモリを用いて2つの映像信号を合成する手段が提
案されている。一方、家庭用のビデオテープレコーダな
どの画質設定においては、ユーザーが再生画質を選択可
能なようにセットのフロントパネル上に画質切り替え用
のスイッチが設けられている例が多い。例えば、鮮鋭度
を重視した画質とN/S感を重視した画質との切り替え
を行うものである。これは、スイッチに連動して画質調
整回路(ピクチャーコントロール回路)や雑音除去回路
(以後、ノイズキャンセラーという)で周波数特性を切
り替えたりすることで実現するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先に示した従来技術
は、主画面に対し同期をとりながらフィールドメモリー
(またはフレームメモリ)への書込信号と読出信号のタ
イミング制御によって水平垂直の画素を間引いた子画面
を主画面に組み込む技術であり、主画面に対し組み込ま
れる子画面の画質が劣化する欠点がある。したがって、
例えば、同一画面でありながら画質の異なる2つ以上の
画面を設定するような場合には不適当である。さらに
は、メモリを応用して2つの画質設定を実施しようとす
ると、コストアップが大きく、低コストの製品を創出で
きない欠点もある。また、フロントスイッチに連動して
画質設定をユーザに選択させるような場合には、手動で
切り替えながらその画質の違いをユーザが見分けた上で
設定を決定することになり、操作が面倒である一方、画
質の違いを見極めることが難しいのが現状である。
【0004】本発明は、かかる従来の技術のコストアッ
プに対する問題点を解消し、同一画面上に複数の異なる
画質の画面を設定して、ユーザが画質のことなる複数の
画面を比較して画質設定できる、より画質設定のしやす
い環境を整備した映像信号出力装置を提供することを課
題とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記課題は、画質を変更
可能な画質設定回路を1個以上用意し、水平同期信号も
しくは垂直同期信号(もしくはそれに準ずる信号)を基
準に、画面の水平方向または垂直方向もしくは時間軸方
向を分割する制御信号を生成し上記画質設定回路を切り
替えることで解決できる。
【0006】
【作用】水平同期信号を基準に1水平走査期間で High/
Low 変化するパルス、および垂直同期信号を基準に1垂
直走査期間で High/Low 変化するパルスを用いて、画質
設定回路を切り替えることによって水平方向および垂直
方向で画質の異なるエリアを設定できる。同時に、上記
パルスで文字信号発生回路(またはキャラクタ発生器と
いう)および文字挿入回路を制御することで設定画質の
条件を分割画面に重畳させて表示することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、発明の概念を図1を用いて
説明する。本発明にかかる映像信号出力装置は、コンポ
ジットビデオ信号を変換してテレビジョンに出力する装
置であり、水平同期信号または垂直同期信号の所定の時
期で画面を水平方向または垂直方向に分割する画面分割
手段100と、画面の画質を少なくとも2つ以上設定可
能な画質設定手段200と、分割画面上に文字情報を重
畳表示させる文字重畳手段300と、それぞれの分割画
面の画質を選択する選択手段400と、選択した画面設
定を確定した後1画面全体が選択された画質設定に再設
定されるように動作する制御手段500とから構成され
る。上記画面分割手段100は、コンポジットビデオ信
号の水平同期信号を基準に水平帰線期間を除いた有効画
面の1/2の期間で変化する第1の制御信号、またはコ
ンポジットビデオ信号の垂直同期信号を基準に垂直帰線
期間を除いた有効画面の1/2の期間で変化する第2の
制御信号を生成する制御信号生成回路101を有するこ
とができる。さらに、画面の分割は、画質の異なる複数
の画面を所定の時間間隔で交互に表示する出力画面を時
間軸上で少なくとも2つ以上に分割する分割手段とする
ことができる。
【0008】以下、本発明の第1の実施例を、ビデオテ
ープレコーダの再生系の構成を示す図2を用いて説明す
る。本発明にかかるビデオテープレコーダの再生系は、
磁気テープ2が周囲に巻きつけられる回転ドラム1と、
ガイドポスト3,4と、磁気ヘッド5,6と、PG(Ph
ase Generator)マグネット7と、PGセンサ8と、キ
ャプスタンモータ9と、キャプスタン10と、ビデオ信
号処理回路11と、スイッチ回路12と、文字挿入回路
(以下、OSD(ON-SCREEN-DISPLAY)13と、高画質
回路14と、キャラクタ発生器15と、システムコント
ローラ(マイコン)16と、サーボ回路17と、制御信
号入力端子18,19と、出力端子20と、同期分離回
路29からなる。
【0008】ビデオヘッド5,6から再生された信号
は、ビデオ信号処理回路11でコンポジットビデオ信号
に復調された後、たとえば高画質回路14に入力され
る。高画質回路14を通過するか否かをスイッチ回路1
2で選択した後、OSD回路13で画質設定条件を挿入
し端子20に出力する。この時、スイッチ回路12およ
びOSD回路13を制御する信号はそれぞれ(CONT
1),(CONT2)である。
【0009】図4および図5を用いて、2分割設定時の
各制御信号の生成方法に関し説明する。図4(a)に水
平2画面設定を示す。設定1の文字が挿入されている左
側画面が高画質回路14を通過した画面を示し、設定2
の文字が挿入されている右側画面が高画質回路14を通
過しない画面を示している。
【0010】この時の各制御信号タイミングチャートを
図5(a)に示す。ビデオ信号処理回路11の出力ビデ
オ信号(V)から同期分離回路29で分離された水平同
期信号(SYNC)の立上り部を基準に、画面の中央で切り
替わる制御信号(CONT1)をシステムコントローラ16
で生成し、制御信号(CONT1)が High の期間スイッチ
12を高画質回路側に接続し、制御信号(CONT1)が Lo
w の期間その反対側に接続するように制御する。その一
方、システムコントローラ16から出力される制御信号
(CGCONT)でキャラクタ発生器15を制御し文字信号
(OSDpulse)をOSD回路13に送信し、設定1,設定
2の文字をそれぞれの分割画面に挿入できる。この文字
挿入は、設定1,設定2などの表示のほかに、標準,高
画質などとその内容を具体的に示す表示とすることもで
きる。
【0011】図4(b)に垂直2画面設定を示す。設定
1の文字が挿入されている上側画面が高画質回路14を
通過した画面であり、設定2の文字が挿入されている下
側画面が高画質回路14を通過しない画面である。
【0012】この時の各制御タイミングチャートを図5
(b)に示す。回転ドラム1に装着されたPGマグネッ
ト7とPGセンサ8から得られた回転ドラム1の回転位
相を検出したパルス(PG)をサーボ回路17に取り込
み、生成されたヘッド切り替えパルス(SW30)のエッジ
部を基準に、かつ同期分離回路29で分離された水平同
期信号(SYNC)に同期をとりながら画面垂直方向の中央
で切り替わる制御信号(CONT)をシステムコントローラ
16で生成し、制御信号(CONT)が High の期間スイッ
チ12を高画質回路14側に接続し、制御信号(CONT)
が Low の期間その反対側に接続するように制御する。
【0013】その一方、システムコントローラ16から
出力される制御信号(CGCONT)でキャラクタ発生器15
を制御し文字信号(OSDpulse)をOSD回路13に送信
し、設定1,設定2の文字を挿入できる。
【0014】図6を用いて画質設定の順序の一例を示
す。上記したような分割モードは、端子18から入力さ
れる、ビデオテープレコーダのフロントスイッチもしく
はリモートコントローラによってユーザが設定できる制
御信号(C1)が High になったときに設定され Low に
なったときに解除される。
【0015】したがって、VTR再生が開始されると
(S1)、画質設定が開始されたか否かを監視し(S
2)、制御信号(C1)が Low であるときには待機して
いる。制御信号(C1)が High で画質設定モードを選択
した場合には、水平2分割が設定されたか垂直2分割が
設定されたかを判断する(S3)。
【0016】たとえば水平2分割を選択した場合には、
図5(a)に示したような制御信号(CONT1),(OSDpu
lse)によって水平2分割設置(設定1,設定2)が実
行される(S4)。その後、制御信号入力端子19から
入力される制御信号(C2)によって設定1画面もしくは
設定2画面のいずれかが選択され(S5)、例えば制御
信号(C2)を High にすれば設定1の画面(高画質回路
オン)(S6)、制御信号(C2)を Low にすれば設定
2の画面(高画質回路オフ)(S7)に固定され再び通
常の再生動作に戻る。
【0017】ステップS3で、垂直2分割を選択した場
合には、図5(a)に示したような制御信号(CONT
1),(OSDpulse)によって垂直2分割設置(設定1,
設定2)が実行される(S8)。その後、制御信号入力
端子19から入力される制御信号(C2)によって設定1
画面もしくは設定2画面のいずれかが選択され(S
9)、例えば制御信号(C2)を High にすれば設定1の
画面(高画質回路オン)(S10)、制御信号(C2)を
Low にすれば設定2の画面(高画質回路オフ)(S1
1)に固定され再び通常の再生動作に戻り、水平2分割
を設定したときと同様の処理が行われる。
【0018】次に、図3を用いて他の実施例を説明す
る。この実施例は、図2に示した実施例に比較して、高
画質回路の部分をより細かく表現したものである。すな
わち、この実施例では、輝度信号輪郭抽出回路20と、
ディレイライン21,22と、色信号輪郭抽出回路23
と、スイッチ24,25と、加算器26,27,28を
有している点に特徴がある。ビデオ処理回路11から出
力された輝度信号に関しては、輝度輪郭抽出回路20で
輪郭を取り出しタイミング合わせのディレイライン21
で主信号を遅延させ加算器26で加算することで輝度信
号の輪郭を強調して高画質化を図っている。ビデオ処理
回路11から出力された色信号に関しては、色輪郭抽出
回路23で輪郭を取り出しタイミング合わせのディレイ
ライン22で主信号を遅延させ加算器27で加算するこ
とで色信号の輪郭を強調して高画質化を図っている。
【0019】加算器26,27の出力を加算器28で加
算しコンポジットビデオ信号としてOSD回路13に伝
える。画質設定時の制御信号(CONT1)は、スイッチ回
路24,25を制御し高画質回路をオン/オフするよう
に動作する。
【0020】次に、本発明の第3の実施例を図7を用い
て説明する。この実施例は、図8に示すような画面を4
分割設定する場合の実施例である。基本的には、画質設
定回路として図2の実施例に示した高画質回路14の画
質処理以外にもう一つ設定したものである。ここでは、
ビデオ信号処理回路30に含まれる輝度信号処理回路に
おけるピクチャーコントロール回路、ノイズキャンセラ
ーなど、カラー信号処理回路におけるCNR(カラーノ
イズリデューサ)などが対象となる。このビデオ信号処
理回路30における画質設定回路を制御信号(CONT2)
で制御し、高画質回路14のオン/オフを制御信号(CO
NT3)が制御する。
【0021】図9のタイミングチャートを用いて、この
実施例の制御動作を説明する。水平同期信号(SYNC)を
基準に水平方向に2分割する信号(CONT2),(SW30)
のエッジ部を基準に州医直方向に分割する信号(CONT
3)を生成する。制御信号(CONT3)で高画質回路14の
オン/オフを制御する。その結果、例えば下記表1に示
すような画面の設定が可能となる。
【0022】
【表1】
【0023】設定1の画面は、ノイズキャンセラーが弱
く高画質回路14がオンの状態を、設定2の画面は、ノ
イズキャンセラーが強く高画質回路14がオンの状態
を、設定3の画面は、ノイズキャンセラーが弱く高画質
回路14がオフの状態を、設定4の画面は、ノイズキャ
ンセラーが強く高画質回路14がオフの状態を示してい
る。
【0024】図12に、ビデオ信号処理回路30の具体
的な構成を示す。ビデオ信号処理回路30は、入力端子
31と、再生ヘッドプリアンプ32と、復調器33と、
ディエンファシス回路34と、ノイズキャンセラー35
とラインキャンセラー42と、ピクチャーコントローラ
43と、オートカラーコントロール(ACC)回路44
と、周波数変換回路45と、Y/Cミックス回路47
と、再生信号出力端子48と、制御信号(CONT2)入力
端子49から構成される。さらにノイズキャンセラー3
5は、ハイパスフィルタ(HPF)36と、リミッタ回
路37と、減衰器38,39と、スイッチ回路40と、
減算器41とから構成される。
【0025】再生信号は、再生ヘッドププリアンプ32
で十分に増幅される。輝度信号は、復調器33でFM変
調信号から輝度信号に復調された後、ディエンファシス
回路35で波形整形された後、ノイズキャンセラー3
5、ラインノイズキャンセラー42でノイズを低減し、
ピクチャーコントロール回路43で周波数特性を補正さ
れ、Y/Cミックス回路47に送られる。色信号は、低
域変換された色信号(flscとし、VHS規格のVTRで
はflsc=629KHz)がACC(Auto color controlle
r)回路44で一定振幅に制御された後、周波数変換回
路46でfsc=3.58MHzの色搬送波に変換され、
CNR46でノイズを低減した後、Y/Cミックス回路
47に送られ輝度信号と加算され再生信号出力端子48
から出力される。
【0026】ノイズキャンセラー35は、ハイパスフィ
ルタ(HPF)36で高域成分を抜き取り、リミッタ回路
37でノイズ成分を取り出し、減算器41で現信号から
減算してノイズを低減する。例えば、減衰器(ATT1)3
8のゲインを減衰器(ATT2)39のゲインよりも大きく
設定すると、減衰器(ATT1)38を選択したときの方が
ノイズ除去率が高くなりN/S比の改善効果が高くな
る。
【0027】前述の表1の関係を示すと、制御信号入力
端子49から入力される制御信号(CONT2)が Low レベ
ルのとき減衰器(ATT1)38を選択し、 High のとき減
衰器(ATT2)39を選択するようにスイッチ回路40を
制御すれば良いことになる。
【0028】本実施例の場合にも、図6と同様に画面分
割モードは、端子18から入力される制御信号(C1)が
High になった時に設定され Low になった時に解除さ
れる。画質設定モードを選択した場合には、図9に示し
た制御信号(CONT2),(CONT3)および(OSDpluse)に
より4分割設定(設定1,設定2,設定3,設定4)が
実行される。その後、入力端子19から入力される制御
信号(C2)(ここで(C2)はシリアルデータとする)よ
り4つの設定のうちいずれか1つが選択される。選択さ
れた後は、選択された画面が固定され再び通常の再生動
作に戻る。
【0029】次に本発明の他の実施例を図10および図
11を用いて説明する。本実施例は、映像信号を時間軸
方向に分割する場合の実施例を示したものである。図1
0のように画質の異なる画面が数秒毎(ここでは、時間
間隔を数秒間隔としているが、とくに限定されるもので
はない)に変化するような設定である。基本的なブロッ
ク図としては、図2および図3に示すものと同様であ
る。図11に、タイミングチャートを示す。NTSC放
送方式のビデオテープレコーダにおいては、回転ドラム
は、1秒間に30回転するため、ヘッド切り替え信号
(SW30)は33.3m秒であり、例えば、この(SW30)
を分周することで、(CONT1)数秒程度の信号は得られ
る。ここでは、(CONT1)が High で高画質回路をオン
し Low でオフするように設定される。
【0030】このように、同一画面上の複数の画質設
定、時間軸方向の分割(画質設定)を行うことで、例え
ば、製品において特徴的な高画質化技術などの効果を示
すために、店頭などでデモストレーションが簡単に実現
できることになる。
【0031】以上、本実施例では、ビデオテープレコー
ダの再生信号処理回路を例にとって説明してきたが、例
えば、ビデオカメラのような映像信号出力装置や、レー
ザーディスクやDVD(Digital Video Discの略)など
のディスクを用いた再生装置などにも同様に適応でき、
本発明の範疇である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、同一画面上を複数個に
分割した上で異なる画質を設定できるので、ユーザーが
画質設定する場合、設定された画質を自分の目で比較し
た上で好みの画質を選択できる効果がある。また、フィ
ールドメモリ(または、フレームメモリ)などのメモリ
を用いることなく画面を分割できるので、極めて低コス
トに実現できるメリットもある。さらに、画面分割や時
間軸方向での分割を用いることで、店頭などにおいて、
製品における高画質化のデモストレーションなどを簡単
に実現でき、極めて使い勝手の良い製品を創出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号出力装置の概念を示す概念
図。
【図2】本発明の一実施例を示すビデオテープレコーダ
の再生処理回路。
【図3】本発明の一実施例を示すビデオテープレコーダ
の再生処理回路。
【図4】画面の2分割設定を示す図。
【図5】2分割画質設定時のタイミングチャート。
【図6】2分割画質設定時のフローチャート。
【図7】本発明の一実施例を示すビデオテープレコーダ
の再生処理回路。
【図8】画面の4分割設定を示す図。
【図9】4分割画質設定時のタイミングチャート。
【図10】画面の時間軸方向の分割設定を示す図。
【図11】時間軸方向の分割画質設定時のタイミングチ
ャート。
【図12】ビデオ信号処理回路の基本構成を示す図。
【符号の説明】
11,30 ビデオ信号処理回路 13 OSD回路 14 高画質回路 15 キャラクタージェネレーション 16 システムコントローラ 29 同期分離回路 35 ノイズキャンセラー 100 画面分割手段 101 制御信号生成手段 200 画質設定手段 300 文字重畳手段 400 選択手段 500 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 西島 英男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 田畑 彰文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 堀 博幸 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内 (72)発明者 野中 智之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポジットビデオ信号を処理しテレビ
    ジョン受信機に出力する装置において、1枚の画面を少
    なくとも2つ以上に分割する分割手段と、分割した画面
    に対し各々独立に画質設定できる画質設定手段を具備し
    たことを特徴とする映像信号出力装置。
  2. 【請求項2】 分割した画面の各々に対し文字を重畳す
    る文字信号挿入手段および制御手段を有したことを特徴
    とする請求項1記載の映像信号出力装置。
  3. 【請求項3】 分割手段は、コンポジットビデオ信号の
    水平同期信号を基準に水平帰線期間を除いた有効画面の
    1/2の期間で変化する第1の制御信号、またはコンポ
    ジットビデオ信号の垂直同期信号を基準に垂直帰線期間
    を除いた有効画面の1/2の期間で変化する第2の制御
    信号を生成する制御信号生成回路で構成されたことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の映像信号出力
    装置。
  4. 【請求項4】 分割された複数の画質設定画面を選択す
    る選択手段を有し、選択した画面設定を確定した後、1
    画面全体が選択された画質設定に再設定される制御手段
    を有したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれか記載の映像信号出力装置。
  5. 【請求項5】 コンポジットビデオ信号を処理しテレビ
    ジョン受像機に出力する装置において、出力画面を時間
    軸上で少なくとも2つ以上に分割する分割手段と、分割
    した画面に対し各々独立に画質設定できる画質設定手段
    を具備したことを特徴とする映像信号出力装置。
  6. 【請求項6】 分割した画面の各々に対し文字を重畳す
    る文字信号挿入手段および制御手段を有したことを特徴
    とする請求項5記載の映像信号出力装置。
  7. 【請求項7】 分割手段は、コンポジットビデオ信号の
    垂直同期信号または映像出力装置の基準となる信号を基
    準に数秒間で変化する第3の制御信号を生成する制御信
    号生成回路で構成されたことを特徴とする請求項5また
    は請求項6記載の映像信号出力装置。
JP2282796A 1996-02-08 1996-02-08 映像信号出力装置 Pending JPH09214853A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006345309A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Sony Corp 画質調整装置,画質調整方法及び画像表示装置
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