JPH09219843A - テレビジョン画面表示装置 - Google Patents

テレビジョン画面表示装置

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JPH09219843A
JPH09219843A JP8023582A JP2358296A JPH09219843A JP H09219843 A JPH09219843 A JP H09219843A JP 8023582 A JP8023582 A JP 8023582A JP 2358296 A JP2358296 A JP 2358296A JP H09219843 A JPH09219843 A JP H09219843A
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JP
Japan
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signal
television
circuit
display device
vertical
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JP8023582A
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Koji Oka
孝司 岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ED2識別信号の判別に要する時間を短縮
し、違和感のないTV画面表示装置を提供するものであ
る。 【解決手段】 チューナー1の選局操作に連動して、予
め定められた期間だけチューナー出力がCRT14へ印
加されることを阻止する阻止信号発生回路18からの阻
止信号をブランキング重畳回路19によりブランキング
信号に重畳し、その阻止期間に前記チューナー1の出力
よりED2判別回路15にてED2識別信号の検出動作
を行い、その検出出力によりテレビジョン信号の垂直偏
向振幅を変化せしめることを特徴とするテレビジョン画
面表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン信号
中に挿入されているED2識別信号を検出して、その有
無により、テレビジョン画面の垂直操作振幅切り替えを
行うテレビジョン画面表示装置(国際特許分類 H04
N 5/05)に関するもので、特に切り替え時の画面
表示に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワイド化及び高画質化のためのク
リアビジョン、EDTV−2(以下ED2と呼ぶ)放送
が実施された。このED2信号は、従来のNTSC信号
と互換性をもたせてワイドアスペクト比16:9を実現
するために、1フィールドの有効走査期間240本の水
平走査期間を、垂直主画部と呼ばれる180水平走査期
間の信号と垂直無画部(画面上下の黒い部分)と呼ばれ
る60本の水平走査期間の信号で構成されたレターボッ
クス形式で伝送され、上下の垂直無画部は画面上でみる
と黒い画面であり、16:9による垂直方向の解像度の
損失を補正するための信号が1/3圧縮されて挿入され
ている。前記ED2信号の主画部期間は従来のNTSC
信号と違い1フィールド180Hであるので、TV受信
機側では上下の黒い垂直無画部が画面上で見えないよう
にするために、前記信号と従来のNTSC信号の判別を
行い、ED2信号の場合、240/180倍に垂直振幅
を拡大し、各信号に適した垂直振幅にてTV画面上に表
示される。テレビジョン信号がED2信号の場合、映像
信号の22H、285HにED2識別信号が挿入されて
いる。
【0003】NTSC信号とED2信号を切り替える際
に、切り替わりの応答性を改善するために信号を切って
暗くするミュートをかけたり、再生信号がED2信号時
のTVとVTR一体型(以後TV一体型と呼ぶ)の場
合、垂直無画部を有する再生画像を表示後、垂直振幅を
増大して表示している。
【0004】以下に従来のTV画面表示について説明す
る。図8は、TV受像機、図9は、VTR内蔵のTV一
体型の場合のブロック図である。図8のTV受像機の場
合、チューナー1の選局時、マイクロプロセッサ16が
選局動作指令をチューナー1へ出力し、チューナー1は
選局動作を開始するが、選局移行時にはチューナー出力
にランダムノイズが発生するために、選局の間、選局動
作に連動して阻止信号発生回路18にて約250ミリ秒
間阻止信号を出力し、この阻止信号により阻止回路2を
駆動して画像表示手段であるCRT14へのTV信号の
入力を阻止する。阻止期間、TV信号処理回路3では、
文字信号等の信号との切り替え回路8を経由し最終出力
として、CRT14へ一定のブライト電圧に依存した信
号を出力し、暗画面を表示する。
【0005】そして、阻止期間の経過後に、選局された
信号がTV信号処理回路3とED2判別回路15に入力
され、NTSC信号としてCRT14に画面表示する。
判別回路15でED2信号であると判別すると、垂直方
向の画面表示を240/180倍に拡大する。
【0006】また、図9のTV一体型の場合を説明す
る。26はチューナー受信信号27とLINE入力信号
28を切り替えるための入力切り替え回路、25は前記
切り替えられた信号と23の再生処理回路で変換された
再生映像信号を切り替えるためのEE/VV切り替え回
路である。
【0007】15は入力されたTV信号がED2信号で
あるか否かをTV信号の奇数フィールドの22Hライ
ン、偶数フィールドの285Hラインに重畳されている
識別信号により検出するためのED2判別回路であり、
判別回路の方法としては切り替え回路25を通った入力
TV信号29のペデスタル部分を一定のDC電圧にクラ
ンプし、クランプ電圧より若干高い電圧でスライスする
ことによりED2信号のブランキング期間の22H、2
85Hに重畳されたNRZ信号の2値データ1011を
検出している。16はチューナーの選局動作、入力選
択、記録再生のためのメカ動作等を制御するマイクロプ
ロセッサであり、ED2判別回路15からの判別結果か
ら現在の映像信号29がED2信号である場合には、上
下の垂直無画部を除くため、240/180倍の垂直振
幅になるよう垂直偏向回路を制御している。
【0008】実際には通常、垂直偏向用の偏向コイルに
供給する偏向電流を垂直方向に、のこぎり波状に増加さ
せており、こののこぎり波形の傾き値を240/180
倍増加させることによりブラウン管に転出される電子ビ
ームの偏向速度が増え、ブラウン管上で垂直振幅が24
0/180倍大きくなるというものである。ここで、垂
直偏向電流の可変には17の垂直振幅調整回路を用いマ
イコンからのシリアル指令によりDC電圧を可変させる
ことでこの電圧を電流変換することにより、垂直偏向コ
イルに流れる偏向電流を変えている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、TVCH選局移行時にはマイクロプロ
セッサから出力された阻止信号により阻止回路において
CH選局間(約250ミリ秒)、映像信号が阻止され、
ED2判別信号回路での判別時間100ミリ秒と合わ
せ、約350ミリ秒間かかり、また、画面表示は最初、
全体暗画面から垂直無画部を有する画面を経て、垂直無
画部を画面上から隠すための垂直振幅拡大画面表示と変
化し、違和感があるという問題があった。
【0010】またTV一体型では、チューナーにてTV
信号を受信している場合に、ED2信号の記録された記
録媒体を再生したとき、再生画面に切り替え後にED2
判別回路が動作するため、再生画面に突入したときは、
ブラウン管上の上下に垂直無画部の信号が出画され、E
D2判別の判別時間約100m秒後(識別信号3フレー
ム検出の場合)に垂直無画部を隠すように、垂直振幅が
変更されるために非常に違和感があるという問題があっ
た。更に、ED2信号のテレビジョン放送を受信してい
るときに通常のテープを再生したとき、垂直無画部を有
する再生画面出画後に画面の垂直振幅が変わるという同
様の問題点も有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するため
に、ED2信号の判別をTV選局後の選局と同時に、ま
た再生動作時は再生時と同時に開始することにより、E
D2判別に係わる時間を短縮し、かつ、TV画面の切り
替え時の違和感をなくするテレビジョン画面表示装置を
提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のテレビジョン画面表示装置は、チューナー
の選局操作に連動して、予め定められた期間だけチュー
ナー出力が画像表示手段へ印加されることを阻止し、そ
の阻止期間に前記チューナーの出力よりED2識別信号
の検出動作を行い、その検出出力により前記画像表示手
段の垂直偏向振幅を変化せしめることを特徴としたもの
であり、ED2判別に係わる時間を短くし、選局間のラ
ンダムノイズの発生を黒画面で隠し、切り替え時の応答
性の改善と違和感のない画面表示をすることが出来る。
【0013】また、現受像テレビジョン信号を、記録媒
体よりテレビジョン信号を再生する再生装置の再生テレ
ビジョン信号に切り替える際、前記再生装置の再生開始
操作に連動して、その再生テレビジョン信号をED2識
別信号判別回路に印加し、判別動作を行い、その検出出
力により前記画像表示手段の垂直偏向振幅を変化せしめ
るとともに、前記画像表示手段へ印加されている現受像
テレビジョン信号を前記再生テレビジョン信号に切り替
えることを特徴とするものであって、再生テレビジョン
信号が通常のNTSC信号、あるいはED2信号であっ
ても再生画像の出画と同時に垂直振幅を最適にすること
ができ、再生突入後に垂直振幅が変化をするという違和
感をなくすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のテレビ
ジョン画面表示装置は、テレビジョン信号の22H、2
85Hに挿入されているED2識別信号を検出し、テレ
ビジョン画面の垂直振幅を変更して映出させるテレビジ
ョン画面表示装置において、チューナーの選局操作に連
動して、予め定められた期間だけチューナー出力が画像
表示手段へ印加されることを阻止し、その阻止期間に前
記チューナーの出力よりED2識別信号の検出動作を行
い、その検出出力により前記画像表示手段の垂直偏向振
幅を変化せしめることを特徴としたものであり、ED2
判別を選局動作と同時に開始することにより、判別に係
わる時間を短縮し、切り替え時の表示画面の違和感を無
くするものである。
【0015】次に、本発明の請求項2に記載されたテレ
ビジョン画面表示装置は、請求項1において、阻止信号
は、チューナーの選局操作に連動して、現在受信してい
るテレビジョン信号の垂直同期信号に同期して開始さ
れ、選局動作受信後のテレビジョン信号の垂直同期信号
に同期して出力するよう構成されていることを特徴とし
たものであり、選局と連動して阻止信号を出力し、阻止
信号をブランキングパルスと重畳し、TV選局と同時に
判別を開始することにより、判別に係わる時間の短縮と
表示画面の違和感をなくするものである。
【0016】次に請求項3に記載されたテレビジョン画
面表示装置は、請求項1において、阻止信号は、ブラン
キングパルス信号とブランキング重畳手段にて重畳さ
れ、その重畳信号からブランキング作成手段にてブラン
キング信号を作成し、ブランキング期間中、暗画面表示
とすることを特徴としたものであり、阻止期間、暗画面
表示とすることにより、簡易な重畳回路の追加により違
和感のない、画面表示を実現することができる。
【0017】次に請求項4に記載されたテレビジョン画
面表示装置は、22H、285Hに挿入されているED
2識別信号を検出し、テレビジョン画面の垂直振幅を変
更して映出させるテレビジョン画面表示装置において、
現受像テレビジョン信号を、記録媒体よりテレビジョン
信号を再生する再生装置の再生テレビジョン信号に切り
替える際、前記再生装置の再生開始操作に連動して、そ
の再生テレビジョン信号をED2識別信号判別回路に印
加し、判別動作を行い、その検出出力により前記画像表
示手段の垂直偏向振幅を変化せしめるとともに、前記画
像表示手段へ印加されている現受像テレビジョン信号を
前記再生テレビジョン信号に切り替えることを特徴とし
たものであり、再生モードになると同時にTV表示をE
E画面に切り替えるとともに判別回路へ再生信号を印加
し、再生画面が安定になると同時に表示画面を再生画に
切り替えるので、判別に係わる時間の短縮ができるとと
もに、表示画面に違和感をなくすことが出来る。
【0018】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1に記載された発明の実施の形態について、図1から図
4を用いて説明する。
【0019】図1は、ED2の信号が入力された場合
に、奇数フィールドの22H目と偶数フィールドの28
5H目に挿入されているED2識別信号を検出し、ED
2信号であることを判別した後、上下の黒の無画部を画
面内に見えないように垂直振幅を変更し映出させること
が可能なテレビジョン画面表示装置において、チューナ
ーの選局移行時のノイズを隠すための画面ミュートをT
V信号処理回路の最終段であるブランキング回路で行う
装置の部分の構成図を示すものであり、図8に示した従
来例と同様な構成部分には同一符号を付している。
【0020】図1において、図8の従来例と異なる点
は、CH切り替え時の前後約250ミリ秒間マイクロプ
ロセッサ16内にある阻止信号発生回路18から阻止信
号を出力させ、19のブランキング重畳回路で、波形整
形されたフライバックパルスと重畳し、ブランキング作
成回路9に入力させるように構成された点である。
【0021】図1のED2判別機能を備えたテレビジョ
ン画面表示装置について、その動作を説明する。図1に
おいて、チューナー1によって選局された信号は3のT
V信号処理回路へ供給され、同期分離回路4によって垂
直同期信号、水平同期信号を分離する。また一方では復
調回路7によってR/G/B信号に復調されマイクロプ
ロセッサ16にて作成したオンスクリーンディスプレイ
の出力とR/G/B切り替え回路で切り替えられ、ブラ
ンキング作成回路9を経由してCRT14へ出力され
る。
【0022】一方、選局された信号は15のED2判別
回路に供給される。図2にED2識別信号及び識別信号
判別回路を説明する。図2(a)はED2識別信号を示
しており、TV信号の奇数フィールドの22ラインまた
は偶数フィールドの285ラインの始まりの部分に、2
値信号の1011のNRZ信号として挿入されている。
同図(b)は識別信号判別回路を示すもので、ED2判
別回路15はペデスタルクランプ回路(1)を入力段に
持っており、選局移行時には選局された信号の振幅が安
定していない場合が多いわけだが、ペデスタルクランプ
をかけることにより、判別動作を可能にしており、その
クランプをかけた信号を、(2)の抜き取り回路で22
H、285Hを抜き取り、スライサ(3)で一定レベル
でスライスして、(4)の判別部でED2信号を表す1
011信号パルスを検出するものである。
【0023】図3は選局時の同期信号と阻止信号のタイ
ミング関係を表す図面であり、同図(a)は選局動作前
のCHの垂直同期信号、(b)は選局後のCHの垂直同
期信号、(c)は前記同期信号に同期した阻止信号、
(d)はED2判別時間を表し、阻止信号の終了と同時
にED2判別が終了し、16のマイコンが制御信号を発
生する。そして、図4のブランキング重畳回路におい
て、(a)は波形整形回路13で整形された後のフライ
バックパルス信号、(b)は前記阻止信号であり、ダイ
オードOR回路にて両信号を重畳し、ブランキング作成
回路9へ出力して画面ミュートをかけることができる。
すなわち、垂直同期信号に同期して阻止信号を発生させ
るので、表示画面の暗画面表示への移行時、及び、暗画
面表示から選局された画面表示への切り替え時は、画面
の同期乱れを起こす事なくスムーズな画面表示を行うこ
とが出来る。そして、阻止信号は、図4に示すように、
ダイオードOR回路を通して、従来のブランキング作成
回路に印加することにより、新たな回路手段を追加する
事なく阻止期間中の暗画面表示を実現できる。
【0024】従って、選局移行時には画面上では映像が
ミュートされているにもかかわらずED2判別回路には
常時信号が供給されており、図3(d)で示すようにE
D2識別信号の検出は、3フレーム期間の約100ミリ
秒で完了しマイクロプロセッサ16がED2信号である
ことを認識し、選局後のチャンネルの映像の出画と同時
にED2信号に適した垂直振幅に偏向回路を動作させる
ための指令を垂直振幅調整回路17に転出し、選局時の
スムーズな画面ミュート、ED2判別及び垂直振幅制御
を実現することができる。
【0025】また、選局移行前後の信号の垂直同期信号
に同期した阻止信号でなく、任意に選局の前後の期間約
250ミリ秒、阻止信号を出力することで、同様にED
2判別を遅延させることなく選局移行時の画面ミュート
を実現することも可能である。すなわち、ED2判別時
間は図2(b)の(1)のペデスタルクランプ回路の作
用により、テレビジョン信号が切り替わり中でも判別信
号パルスを検出することが出来るので、阻止期間内の最
初の数フレーム以外の期間を除けば、図3(e)に示す
ように、ED2判別時間を阻止期間内の任意の部分に設
定することが出来る。なお、選局の無信号の際に阻止信
号を常時出力することで画面全体を黒画面にさせたり、
またワイド対応の横長テレビジョンでは垂直サイズの変
化がある画面モードがあり、この際にも同様の処理を行
うことにより画面モード移行の応答性を改善することが
できることは言うまでも無い。
【0026】(実施の形態2)次に、本発明の請求項3
に記載された発明の実施の形態について、図5から図7
を用いて説明する。なお、図9の従来例と同じ構成につ
いては同じ符号を用い、説明を省略する。
【0027】図5において、図9の従来例と異なる点
は、31のED2判別切り替え回路を追加して設けたこ
とであり、再生動作と同時にビデオ信号処理回路20の
ED2判別用切り替え回路31を再生側にSWし、ED
2判別回路15に再生信号を供給し、供給した信号のE
D2判別を行った後、マイクロプロセッサ16からは出
画用のEE/VV切り替え回路25が動作するように指
令信号が出されるように構成された点である。
【0028】図5において、ED2信号記録済みテープ
を再生した場合、信号抽出回路21で磁気テープより抽
出された信号は、22の信号増幅回路で増幅され、ビデ
オ信号処理回路の再生処理回路23でコンポジット信号
に信号が再生され、EE/VV切り替え回路25及びE
D2判別用出力切り替え回路31に供給される。図6
(a)の再生スタート信号、(b)のED2判別信号用
切り替え回路スタート信号で示すように再生動作と同時
にマイクロプロセッサ16からの指令によりED2判別
切り替え回路31からED2判別回路15へ再生信号が
供給される。ED2判別回路15では、奇数フィールド
の22H、偶数フィールドの285Hに挿入されている
ED2識別信号を検出することで判別を行っている。判
別方法は前述の実施の形態と同様にNRZ信号の101
1を検出する。通常、識別信号は3フレーム間で検出さ
れ、図6(c)のED2判別時間Fで示すように約0.
1秒の判別時間で判別が終了するが再生信号の安定時間
Gに約0.5秒必要であり、再生スタートから判別まで
約0.6秒かかることとなる。一方、ED2判別した結
果はマイクロプロセッサ16に転送され、マイクロプロ
セッサ16は、図6(d)のEE/VV切り替え回路2
5での再生側への切り替え信号及び垂直振幅制御スター
ト信号に示すように判別完了と同時にEE/VV切り替
え、及び、垂直振幅制御され、再生信号が出力される。
EE/VV切り替え回路25で切り替えられた出画用再
生信号はTV信号処理回路30へ供給され、R/G/B
信号に変換されてブラウン管14に出画される。一方、
マイクロプロセッサ16ではEE/VV切り替えと同時
に垂直振幅調整回路17に垂直振幅変更の指令を転送
し、垂直ドライブ回路12を制御することで、図7
(b)で示すように従来の装置では再生の際には垂直無
画部を一度表示した後、ED2判別を行ない、垂直振幅
の変化をさせ垂直無画部を隠すという違和感があった
が、本発明により、図7(a)に示すように再生映像の
出画と同時に垂直振幅をED2信号の垂直無画部を拡大
して隠すように動作させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明のテレビジョン画面
表示装置によれば、TVCH選局移行時のED2判別に
係わる時間を短縮し、ノイズや振幅変化を画面上から隠
すための画面ミュートをかけることができる。また、ワ
イド対応の横長テレビジョンでは垂直振幅の変化がある
画面モード切り替えがあり、この際にも同様の処理を行
うことにより、画面モード移行時の応答性を改善するこ
とができる。
【0030】また、TV一体型においても、再生画面の
出画と同時に垂直振幅の調整を行い、再生画面の出画後
の垂直変化をなくすことができる。なお、本発明は一例
として映像を映し出す媒体をブラウン管で説明したが、
同様にして、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ
等の媒体でも、ED2信号の再生出画時の画面モード時
の応答性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるテレビジョン画
面表示装置のブロック図
【図2】(a)ED2識別信号波形図 (b)本発明に使用されるED2識別信号判別回路を表
すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1におけるタイミングチャ
ートと阻止信号波形図
【図4】本発明の実施の形態1におけるブランキング重
畳回路図
【図5】本発明の実施の形態2におけるテレビジョン画
面表示装置のブロック図
【図6】本発明の実施の形態2における切り替え信号と
ED2判別信号のタイミングチャート
【図7】(a)本発明のテレビジョン画面表示装置のE
D2信号記録済み媒体の再生時の出画画面を示す図 (b)従来のテレビジョン画面表示装置のED2信号記
録済み媒体の再生時の出画画面の振幅変化を示す図
【図8】従来のテレビジョン画面表示装置のTV受像機
のブロック図
【図9】従来のテレビジョン画面表示装置のTV一体型
のブロック図
【符号の説明】
1 チューナー 2 信号阻止回路 3 TV信号処理回路 4 同期分離回路 5 水平同期発生回路 6 垂直同期発生回路 7 復調回路 9 ブランキング作成回路 10 水平ドライブ回路 11 フライバックトランス 12 垂直ドライブ回路 13 波形整形回路 14 ブラウン管 15 ED2判別回路 16 マイクロプロセッサ 17 垂直振幅調整回路 18 阻止信号発生回路 19 ブランキング重畳回路 20 ビデオ信号処理回路 25、26、31 切り替え回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/66 H04N 7/00 A 7/015

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号の22H、285Hに
    挿入されているED2識別信号を検出し、テレビジョン
    画面の垂直振幅を変更して映出させるテレビジョン画面
    表示装置において、 チューナの選局操作に連動して、予め定められた期間だ
    け発生される阻止信号により前記チューナの出力が画像
    表示手段へ印加されることを阻止し、その阻止期間に前
    記チューナの出力よりED2識別信号の検出動作を行
    い、その検出出力により前記画像表示手段の垂直偏向振
    幅を変化せしめることを特徴とするテレビジョン画面表
    示装置。
  2. 【請求項2】 阻止信号は、チューナの選局操作に連動
    して、現在受信しているテレビジョン信号の垂直同期信
    号に同期して開始され、選局動作受信後のテレビジョン
    信号の垂直同期信号に同期して出力するよう構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン画面
    表示装置。
  3. 【請求項3】 阻止信号は、ブランキングパルス信号と
    ブランキング重畳手段にて重畳され、その重畳信号から
    ブランキング作成手段にてブランキング信号を作成し、
    ブランキング期間中、暗画面表示とすることを特徴とす
    る請求項1記載のテレビジョン画面表示装置。
  4. 【請求項4】 テレビジョン信号の22H、285Hに
    挿入されているED2識別信号を検出し、テレビジョン
    画面の垂直振幅を変更して映出させるテレビジョン画面
    表示装置において、 現受像テレビジョン信号を、記録媒体よりテレビジョン
    信号を再生する再生装置の再生テレビジョン信号に切り
    替える際、前記再生装置の再生開始操作に連動して、そ
    の再生テレビジョン信号をED2識別信号判別回路に印
    加し、判別動作を行い、その検出出力により前記画像表
    示手段の垂直偏向振幅を変化せしめるとともに、前記画
    像表示手段へ印加されている現受像テレビジョン信号を
    前記再生テレビジョン信号に切り替えることを特徴とす
    るテレビジョン画面表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003069856A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理装置
JP2007053549A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Sony Corp 情報信号の処理装置および処理方法

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