JPH07154714A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH07154714A
JPH07154714A JP6245707A JP24570794A JPH07154714A JP H07154714 A JPH07154714 A JP H07154714A JP 6245707 A JP6245707 A JP 6245707A JP 24570794 A JP24570794 A JP 24570794A JP H07154714 A JPH07154714 A JP H07154714A
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subtitles
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video signal
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Sunao Suzuki
直 鈴木
Toshiyuki Kurita
俊之 栗田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 字幕がブランキング期間(無画部)にある映
画ソフトに対しても字幕が欠けることなく迫力のある表
示を行えるテレビジョン受像機を提供する。 【構成】 横長のディスプレイと、字幕縮小手段とを設
けた。入力した映像信号が映画ソフトである場合、字幕
縮小手段は、入力映像信号中の字幕が表示画面内に納ま
るように縮小し、映像信号中に合成して表示する。これ
により無画部に字幕のある映画ソフトが入力した場合で
も、映像や字幕が欠けることなく迫力のある表示を行な
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーテレビジョン受像
機に関し、特に、表示画面のアスペクト比(縦横比)が
標準映像信号のアスペクト比(4:3)と異なるディス
プレイを有するテレビジョン受像機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年のVTR(ビデオテープレコー
ダ)、VDP(ビデオディスクプレーヤ)などの普及に
より、映画を記録したビデオソフト(以下、映画ソフト
と言う)が数多く市販されている。これら映画ソフトに
おいては、映像情報を全て伝えるために映像のアスペク
ト比を横長とし、表示画面の上下に無画部(映像情報の
ない部分)を挿入したものの割合が多い。この様な映画
ソフトを従来のディスプレイと異なる表示画面のアスペ
クト比(例えば16:9)を持つ横長のディスプレイに
表示する場合、その映像期間を表示画面いっぱいに表示
することによって迫力のある映像を得る方法が知られて
いる。
【0003】例えば、特開昭63−198487号公報
に記載のテレビジョン受像機では、入力される映像信号
の無画部の長さにより映画ソフトであるか否かを検出
し、映画ソフトである場合には無画部の長さに応じて水
平,垂直方向の振幅(表示画面上での水平,垂直方向の
長さ)を拡大して、横長のディスプレイに表示してい
た。さらに、表示画面上において上下の無画部の幅が異
なる場合には、その差に応じて映像の垂直位相を変化さ
せ、上下バランスのとれた表示をしようとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では映画ソフトの字幕に関する配慮がされておら
ず、以下の様な問題があった。市販されている映画ソフ
トは洋画を記録したものが多く、日本語字幕が付加され
ている。字幕の表示される位置はソフトによって異な
り、映像期間内に表示されるものと、図11(a)に示
す様に表示画面下部の無画部に表示されるものとがあ
る。
【0005】この様な無画部に字幕のある映画ソフト
を、上記従来例にて例えばアスペクト比16:9のディ
スプレイに表示する場合、水平方向の振幅を表示画面い
っぱいにとると垂直方向の振幅は4/3倍に拡大され
る。この時、字幕が無画部にあるために、垂直方向の振
幅の拡大によって表示画面から出てしまい、図11(b)
に示す様に字幕の欠けた画面となってしまう。
【0006】本発明の目的は上記した従来例の問題点を
解決し、字幕がブランキング期間(無画部)にある映画
ソフトに対しても字幕が欠けることなく迫力のある表示
を行うことのできるテレビジョン受像機を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、横長のディスプレイと、字幕縮小
手段とを設けるようにした。
【0008】
【作用】入力した映像信号が映画ソフトである場合、前
記字幕縮小手段は、前記映像信号中の字幕が表示画面内
に納まるように縮小し、前記映像信号中に合成して表示
する。これにより、たとえ、無画部に字幕のある映画ソ
フトが入力した場合でも、映像や字幕が欠けることなく
迫力のある表示を行なうことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明一実施例を示すブロック図である。
【0010】同図中、101は映像信号入力端子を、1
02はアナログ/ディジタル(以下、A/Dと略す)変
換器を、103は同期分離回路を、104は映像信号処
理回路を、105は映像期間検出回路を、106は字幕
期間検出回路を、107はクロック発生回路を、108
は時間軸圧縮回路を、109は表示方法制御回路を、1
10は字幕移動回路を、111は垂直位置調整回路を、
112はディジタル/アナログ(以下、D/Aと略す)
変換器を、113は表示画面のアスペクト比16:9の
ディスプレイを、114は垂直振幅拡大回路をそれぞれ
示す。
【0011】入力端子101から入力した映像信号は、
A/D変換器102においてディジタル信号に変換され
るとともに、同期分離回路103において同期信号が分
離される。ディジタル信号に変換された映像信号は映像
信号処理回路104,映像期間検出回路105及び字幕
期間検出回路106へと供給される。また、分離された
同期信号はクロック発生回路107,表示方法制御回路
109,字幕移動回路110,垂直位置調整回路111
及びディスプレイ113へと供給される。
【0012】映像信号処理回路104では映像信号に対
する基本的な処理、例えば輝度信号/色信号分離,雑音
低減,輪郭強調などといった処理を行って時間軸圧縮回
路108へ出力する。映像期間検出回路105では、例
えば映像信号の各水平ラインにおいて1水平ライン中の
平均レベルを求め、予め設定したレベルと比較して設定
レベルよりも大きい水平ラインは映像期間であるとする
ことによって映像期間の長さを検出し、検出結果を字幕
期間検出回路106及び表示方法制御回路109へ出力
する。
【0013】字幕期間検出回路106では、例えば上記
検出した映像期間以外で予め設定したレベル以上のレベ
ルを持つ水平ラインを字幕期間であると判断することに
より字幕期間の長さを検出し、検出結果を表示方法制御
回路109へ出力する。
【0014】表示方法制御回路109では、入力した映
像期間の長さ及び字幕期間の長さを基に、まず、通常の
画像(映像のアスペクト比4:3)か映画ソフトかを判
断し、映像ソフトであると判断した場合には、さらに、
映像と字幕とを合わせて垂直方向の振幅を拡大した時に
表示画面内に納まるか否かを判断する。
【0015】ここで、通常の画像か映画ソフトかの判断
は、入力した映像期間の長さを予め設定した値と比較し
て設定値よりも大きい場合は通常の画像、小さい場合は
映画ソフトであるとすることにより行う。また、垂直方
向の振幅を拡大した時に表示画面内に納まるか否かの判
断は、映像期間の長さと字幕期間の長さとの合計を予め
設定した値と比較して設定値よりも小さい場合は納ま
り、大きい場合は納まらないとすることにより行う。
【0016】その後、表示方法制御回路109は、この
様にして判断した情報を基に、クロック発生回路10
7,字幕移動回路110,垂直位置調整回路111及び
垂直振幅拡大回路114を制御するための信号を発生し
て出力する。
【0017】以下、通常の画像であると判断した場合
と、映画ソフトであって、垂直振幅拡大時に表示画面内
に納まると判断した場合と、映画ソフトであって、垂直
振幅拡大時に表示画面内に納まらないと判断した場合と
における、それぞれの回路動作について述べる。
【0018】まず、通常の画像であると判断した場合に
は、時間軸圧縮回路108によって映像信号の時間軸を
3/4倍に圧縮する。時間軸圧縮回路108は、例えば
ラインメモリを用いて構成し、その読み出しクロックを
書き込みクロックの4/3倍の周波数とすることによ
り、映像信号を圧縮して字幕移動回路110へ出力す
る。また、この時、ラインメモリへの読出しタイミング
を制御することによって、映像データが画面の中央に、
ブランキングレベルデータが水平ブランキング期間内の
所定の位置にそれぞれなるように、映像信号を読み出
す。
【0019】尚、圧縮のためのクロックとしては、クロ
ック発生回路107において、映像信号の同期した書き
込みクロックと、その4/3倍の周波数を持ち、水晶発
振器などにより発生した安定な読み出しクロックとが、
それぞれ発生される。また、書き込みタイミング,読み
出しタイミングを制御する信号は、表示方法制御回路1
09において、上記書き込みクロック及び読み出しクロ
ックをカウントすることにより発生される。
【0020】その後、字幕移動回路110及び垂直位置
調整回路111では圧縮した映像信号に対して何も行わ
ずに通過させ、D/A変換器112においてアナログ信
号に変換してディスプレイ113に表示する。垂直振幅
拡大回路114は、通常の垂直偏向を行う様ディスプレ
イ113を制御する。また、ディスプレイ113の水平
駆動パルスは、表示方法制御回路109において上記読
み出しクロックを分周して発生する。
【0021】次に、映画ソフトであって、垂直方向の振
幅拡大時に表示画面内に納まると判断した場合には、上
記クロック発生回路107で発生する読み出しクロック
を書き込みクロックと同じ周波数の安定なクロックに切
り換え、時間軸圧縮回路108において、映像信号の時
間軸の圧縮を行わない様にする。
【0022】その後、字幕移動回路110では何も行わ
ずに通過させ、垂直位置調整回路111において表示画
面上における映像及び字幕の垂直方向の位置を変化させ
る。垂直位置調整回路111は、例えばフィールドメモ
リを用いて構成し、書き込みタイミングに対して読み出
しタイミングを水平ライン単位で変化させることによ
り、垂直方向の振幅拡大時に映像と字幕とが表示画面内
に上下バランス良く表示できる様に読み出しを行う。
【0023】垂直方向の位置の調整された映像信号は、
D/A変換器112によってアナログ信号に変換され、
ディスプレイ113に表示される。この時、垂直振幅拡
大回路114が、ディスプレイ113を制御することに
より、垂直偏向電流の振幅を変化させて、表示画面上で
の映像及び字幕の垂直方向の振幅を4/3倍する。
【0024】最後に、映画ソフトであって、垂直方向の
振幅拡大時に表示画面内に納まらないと判断した場合に
は、上記同様、時間軸圧縮回路108において、映像信
号の時間軸の圧縮は行わない。そして、字幕移動回路1
10において、表示画面上における字幕を上に移動す
る。
【0025】図2は図1における字幕移動回路の具体的
な構成を示すブロック図である。同図中、901は映像
信号入力端子を、902はフィールドメモリを、903
は書き込み制御信号入力端子を、904は同期信号入力
端子を、905は映像信号出力端子をそれぞれ示す。
【0026】まず、入力した映像信号をフィールドメモ
リ902に記憶する。この時、前記表示方法制御回路1
09からの書き込み制御信号によって図3(a)に示す
削除期間(入力画像の映像と字幕との間の期間)だけ書
き込みを禁止する。その後、記憶した映像信号を、同期
分離回路103からの同期信号を基準にして順に読み出
すことによって字幕を上に移動する。
【0027】字幕の移動がなされた映像信号に対し、垂
直位置調整回路111によって上記と同様に垂直方向の
振幅拡大時に映像と字幕とが上下バランス良く表示でき
る様に垂直方向の位置を調整する。その後、D/A変換
器112でアナログ信号に変換し、垂直振幅拡大回路1
14がディスプレイ113を制御することによって、垂
直方向の振幅を4/3倍して表示する。この時の表示画
像を図3(b) に示す。
【0028】本実施例では、時間軸圧縮回路108,字
幕移動回路110及び垂直位置調整回路111はそれぞ
れラインメモリ,フィールドメモリを用いて別々に構成
したが、1個のフィールドメモリで上記3つの回路の機
能を持たせることも可能である。
【0029】以上、本実施例によれば、ブランキング期
間に字幕のある映画ソフトに対しても、垂直方向の振幅
拡大時に字幕が欠けることなく迫力のある表示を行うこ
とができる。また、時間軸圧縮回路108からの映像信
号の読み出しを安定なクロックにより行うので、入力し
た映像信号のジッタを吸収する時間軸補正効果もある。
さらに、時間軸圧縮時には、時間軸圧縮回路108から
の映像信号の読み出しを映像データとブランキングレベ
ルデータとを別々に分けて行うので、映像を横長のディ
スプレイ113の中央に表示する場合でもレベル再生を
正しく行うことができる。
【0030】図4は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。同図中、401は字幕付加回路を示す。その
他、図1と同一符号のものは構成,機能とも同一であ
る。
【0031】本実施例でも、表示方法制御回路109に
おいて、通常の画像か、映画ソフトかを、また、映画ソ
フトの場合には垂直方向の振幅拡大時に表示画面内に納
まるか否かを、それぞれ、前記図1の実施例と同様に判
断し、各回路を制御して表示方法を切り換える。以下、
それぞれの場合の回路動作について述べる。
【0032】まず、通常の画像であると判断した場合に
は、図1の実施例と同様の方法により、時間軸圧縮回路
108において映像信号の時間軸を3/4倍に圧縮す
る。その後、垂直位置調整回路111及び字幕付加回路
401では何も行わずに通過させ、D/A変換器112
によりアナログ信号に変換してディスプレイ113に表
示する。垂直振幅拡大回路114は、通常の垂直偏向を
行う様ディスプレイ113を制御する。また、ディスプ
レイ113の水平駆動パルスは表示方法制御回路109
において、クロック発生回路107より入力した読み出
しクロックを分周して発生する。
【0033】次に、映画ソフトであって、垂直方向の振
幅拡大時に表示画面内に納まると判断した場合には、図
1の実施例と同様の方法により、時間軸圧縮回路108
において、映像信号の時間軸の圧縮を止める。そして、
垂直位置調整回路111によって、垂直方向の振幅拡大
時に映像と字幕とが表示画面内に上下バランス良く表示
できる様に垂直方向の位置を調整して出力する。その
後、字幕付加回路401では何もせずに通過させ、D/
A変換器112でアナログ信号に変換してディスプレイ
113に表示する。この時、垂直振幅拡大回路114が
ディスプレイ113を制御することにより、垂直偏向電
流の振幅を変化させて、映像及び字幕の垂直方向の振幅
を4/3倍する。
【0034】最後に、映像ソフトであって、垂直方向の
振幅拡大時に表示画面内に納まらないと判断した場合に
は、上記同様、時間軸圧縮回路108において、映像信
号の時間軸の圧縮は行わない。そして、垂直位置調整回
路111によって垂直方向の振幅拡大時に映像が表示画
面の垂直方向中央付近に表示できる様に垂直方向の位置
を調整して出力する。そして、字幕付加回路401にお
いて、表示画面上における字幕を一旦消去し、その後新
たに付加する。
【0035】図5は図4における字幕付加回路の具体的
な構成を示すブロック図である。同図中、1001は映
像信号入力端子を、1002はゲート回路を、1003
は選択回路を、1004はメモリを、1005はタイミ
ング発生回路を、1006は制御信号入力端子を、10
07は同期信号入力端子を、1008は映像信号出力端
子をそれぞれ示す。
【0036】ゲート回路1002は、表示方法制御回路
109からの字幕期間を示す制御信号に応じて、入力し
た映像信号の字幕期間を黒の情報に差し替えて、元々あ
った字幕を消して選択回路1003へ出力する。メモリ
1004は、字幕期間を示す上記制御信号に応じて、映
像信号中の字幕情報(例えば、字幕期間中の映像データ
の最上位ビットMSB)のみを記憶する。
【0037】その後、タイミング発生回路1005にお
いて、同期分離回路103からの同期信号を基に発生し
た読み出しタイミング信号によって、表示画面内の予め
定められた位置となる様に字幕情報を読み出し、選択回
路1003を制御する。選択回路1003では、読み出
した字幕情報に応じて、通常は上記映像信号を選択し、
字幕部分は白に相当する固定値を選択することによって
字幕を付加する。
【0038】この様にして字幕の付加された映像信号
は、D/A変換器112によりアナログ信号に変換さ
れ、ディスプレイ113に表示される。この時、垂直振
幅拡大回路114がディスプレイ113を制御すること
によって、映像及び字幕の垂直方向の振幅を4/3倍し
て表示する。この時の表示画像を図6に示す。
【0039】本実施例では、字幕付加回路401をディ
ジタル回路によって構成したが、一般的に知られている
スーパーインポーズ,オン・スクリーン・ディスプレイ
といった技術により字幕付加処理を行っても良い。以
上、本実施例によっても前記図1の実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0040】図7は本発明の別の実施例を示すブロック
図である。同図中、501は字幕縮小回路を示す。その
他、図1と同一符号のものは構成、機能とも同一であ
る。
【0041】本実施例でも、表示方法制御回路109に
おいて、通常の画像か映画ソフトかを、また、映画ソフ
トの場合には垂直振幅拡大時に表示画面内に納まるか否
かを、それぞれ、前記図1の実施例と同様に判断し、各
回路を制御して表示方法を切り換える。以下、それぞれ
の場合の回路動作について述べる。
【0042】まず、通常の画像であると判断した場合に
は、図1の実施例と同様の方法より、時間軸圧縮回路1
08において映像信号の時間軸を3/4倍に圧縮する。
その後、字幕縮小回路501及び垂直位置調整回路11
1では何も行わずに通過させ、D/A変換器112によ
りアナログ信号に変換してディスプレイ113に表示す
る。垂直振幅拡大回路114は、通常の垂直偏向を行う
様ディスプレイ113を制御する。また、ディスプレイ
113の水平駆動パルスは表示方法制御回路109にお
いて、クロック発生回路107より入力した読み出しク
ロックを分周して発生する。
【0043】次に、映画ソフトであって、垂直方向の振
幅拡大時に表示画面内に納まると判断した場合には、図
1の実施例と同様の方法により、時間軸圧縮回路108
において、映像信号の時間軸の圧縮を止める。そして、
字幕縮小回路501では何もせずに通過させ、垂直位置
調整回路111において垂直方向の振幅拡大時に映像と
字幕とが表示画面内に上下バランス良く表示できる様に
垂直方向の位置を調整して出力する。その後、D/A変
換器112でアナログ信号に変換してディスプレイ11
3に表示する。この時、垂直振幅拡大回路114がディ
スプレイ113を制御することにより垂直偏向電流の振
幅を変化させて、映像及び字幕の垂直方向の振幅を4/
3倍する。
【0044】最後に、映画ソフトであって、垂直方向の
振幅拡大時に表示画面内に納まらないと判断した場合に
は、上記同様、時間軸圧縮回路108において、映像信
号の時間軸の圧縮は行わない。そして、字幕縮小回路5
01において字幕のみを縮小する。
【0045】図8は図7における字幕縮小回路の具体的
な構成を示すブロック図である。同図中、1101は映
像信号入力端子を、1102はゲート回路を、1103
は選択回路を、1104はメモリを、1105は間引信
号発生回路を、1106はタイミング発生回路を、11
07は制御信号入力端子を、1108は同期信号入力端
子を、1109は映像信号出力端子をそれぞれ示す。
【0046】ゲート回路1102は、表示方法制御回路
109からの字幕期間を示す制御信号に応じて、入力し
た映像信号の字幕期間を黒の情報に差し替えて、元々あ
った字幕を消して選択回路1103へ出力する。メモリ
1104は、間引信号発生回路1105により発生した
間引信号に応じて映像信号中の字幕部分のみを水平・垂
直方向に間引いて記憶する。その後、タイミング発生回
路1106において同期分離回路103からの同期信号
を基に発生した読み出しタイミング信号によって、間引
かれた字幕部分を読み出し、選択回路1103へ出力す
る。選択回路1103では、上記読み出しタイミングに
応じて通常は上記映像信号を選択し、字幕期間はメモリ
1104の出力を選択することによって字幕のみを縮小
する。
【0047】この様にして字幕の縮小された映像信号
は、垂直位置調整回路111において、垂直方向の振幅
拡大時に映像と縮小された字幕とが表示画面内に上下バ
ランス良く表示できる様に垂直方向の位置が調整され、
その後、D/A変換器112によってアナログ信号に変
換され、ディスプレイ113に表示される。この時、垂
直振幅拡大回路114がディスプレイ113を制御する
ことによって、映像及び字幕の垂直方向の振幅を4/3
倍して表示する。この時の表示画像を図9に示す。以
上、本実施例によっても前記図1の実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0048】図10は本発明のさらに他の実施例を示す
ブロック図である。本実施例は、前記図1の実施例と同
様の機能を有し、映像及び字幕の垂直方向の位置を調整
するに当り、ディスプレイ113の垂直駆動パルスの位
相を変化させる様にしたものである。同図中、801は
垂直位置調整回路を示し、その他、図1と同一符号のも
のは構成,機能とも同一である。
【0049】図1の実施例では、垂直位置調整回路11
1によって、映像信号をフィールドメモリに記憶し、そ
の読み出しタイミングを変化させることにより表示画面
上における映像及び字幕の垂直方向の位置を調整してい
た。
【0050】本実施例では、表示方法制御回路109に
おいて、映画ソフトであると判断した場合には、垂直位
置調整回路801を制御し、ディスプレイ113へ供給
する垂直駆動パルスの位相を変化させることによって映
像と字幕とを表示画面内に上下バランス良く表示する様
にしたものである。その他の回路動作については図1の
実施例と同様である。以上、本実施例によっても前記図
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0051】また、本実施例の様に、ディスプレイ11
3の垂直駆動パルスの位相を変化させて、表示画面上に
おける映像及び字幕の垂直方向の位置を調整する方法
は、前記図7の実施例にも適用できる。
【0052】さらに、上記4つの実施例においては、垂
直振幅拡大回路114がディスプレイ113の垂直偏向
電流を変化させて、映像及び字幕の垂直方向の振幅拡大
を行ったが、メモリなどを用いたディジタル処理によっ
て、垂直方向の振幅拡大を行う様に構成しても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明にしたように、本発明によれ
ば、無画部に字幕のある映画ソフトに対しても、表示画
面内に字幕が納まるように字幕に処理を施すことができ
るので、映像や字幕が欠けることなく迫力のある表示を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における字幕移動回路の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図3】(a)は図1において映像信号として入力され
る入力画像を示す説明図、(b)は図1においてディス
プレイの表示画面に表示される表示画像を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】図4における字幕付加回路の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図6】図4においてディスプレイの表示画面に表示さ
れる表示画像を示す説明図である。
【図7】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7における字幕縮小回路の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図9】図7においてディスプレイの表示画面に表示さ
れる表示画像を示す説明図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示すブロック図
である。
【図11】(a)は従来例において映像信号として入力
される入力画像を示す説明図、(b)は従来例において
ディスプレイの表示画面に表示される表示画像を示す説
明図である。
【符号の説明】
105…映像期間検出回路、106…字幕期間検出回
路、107…クロック発生回路、108…時間軸圧縮回
路、109…表示方法制御回路、110…字幕移動回
路、111…垂直位置調整回路、113…ディスプレ
イ、114…垂直振幅拡大回路、401…字幕付加回
路、501…字幕縮小回路、801…垂直位置調整回
路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面のアスペクト比が標準映像信号
    のアスペクト比と異なる横長のディスプレイを有するテ
    レビジョン受像機において、入力した映像信号中の字幕
    を縮小して前記映像信号中に合成する字幕縮小手段を設
    けることを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン受像機に
    おいて、前記字幕縮小手段はメモリを用いて構成し、前
    記映像信号中の字幕を間引くことにより縮小することを
    特徴とするテレビジョン受像機。
JP6245707A 1994-10-12 1994-10-12 テレビジョン受像機 Expired - Lifetime JP2642603B2 (ja)

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KR100243036B1 (ko) * 1997-03-10 2000-02-01 서평원 위성 방송 수신기의 오에스디 표시장치 및 그 방법

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JPS568974A (en) * 1979-07-03 1981-01-29 Sony Corp Character broadcast receiver
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