JPH11225296A - 映像表示制御装置 - Google Patents

映像表示制御装置

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Publication number
JPH11225296A
JPH11225296A JP10024157A JP2415798A JPH11225296A JP H11225296 A JPH11225296 A JP H11225296A JP 10024157 A JP10024157 A JP 10024157A JP 2415798 A JP2415798 A JP 2415798A JP H11225296 A JPH11225296 A JP H11225296A
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JP
Japan
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signal
video signal
video
display control
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP10024157A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhei Nakama
泰平 中間
Masahito Sugiyama
雅人 杉山
Takaaki Nishiseto
孝明 西瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ番組視聴時のCM放送期間中におい
て、自動的に視聴中の番組以外の映像メディアの視聴を
可能とする。 【解決手段】 チューナ2と、映像信号処理手段2及び
音声信号処理手段4と、映像信号および音声信号からC
M放送時に特徴的な、映像信号パターンを検出する手段
5と、音声信号パターンを検出する手段6と、音声放送
モードを検出する手段7と、これらの検出結果をもとに
CM放送期間を検出する手段8と、この検出信号をもと
に制御信号を生成する手段9と、該制御信号をもとに前
記チューナにおける選局コントロールを行う手段11
と、前記映像信号処理回路からの映像信号の画面表示処
理を行う手段13とを備え、CM放送期間を示す信号を
検出すると、自動的に選局コントロール動作に移行し、
チャンネルサーチ動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンディ
スプレイ装置などに用いられる映像信号表示制御装置に
係り、特に、例えば、画面表示切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】咋近のテレビの映像ソースは、パソコ
ン、DVDなどのパッケージ系、地上波TV、BS放
送、CS放送、CATV等の放送サービス、文字放送や
インターネットなどのデータ放送など、急速に多様化、
増大化してきている。このような、映像メディアの多様
化、多受信チャンネル化とともに、TVコマーシャル放
送期間を利用して、他の豊富なチャンネルや映像メディ
アをサーチしたいという要望が、視聴者に高まってきて
いる。
【0003】上記に関連し、従来、家庭用VTRの使い
勝手機能のひとつに「CMスキップ」がある。これは、
テレビ放送の番組期間とその途中に挿入されるコマーシ
ャル期間(以下CM期間と記す)とを記録時に判別して
おき、再生時に不要なCM部分のみを自動的に早送りな
どで飛ばして、番組のみを見ることができるようにする
機能である。CM部分の判別には従来用いられていた、
放送モード(ステレオ・2か国語・モノラル)の違いを
利用する他に、音声信号や映像信号の特徴から検出する
方法が開発されている。(“TV放送のCM検出方式に
ついての一検討”:映像情報メディア学会技術報告 Vo
l.21 ,No.23,PP19〜23、VIR‘97-22,Mar.1997)
【0004】特開平7−75015号公報には、受像中
の番組の音声信号がステレオ放送であるか否かを検出
し、モノラルであるときにはコマーシャルではなく、ス
テレオであるときにはコマーシャル放送中であることを
判断して、他のチャンネルに切り替えるようにしたテレ
ビチャンネル切換装置が示されている。この方式では、
視聴する番組がステレオ放送であるときには、他のチャ
ンネルに切り換ってしまうという問題を有している。さ
らに、切り換えられたチャンネルは1チャンネルしか見
ることができず、次々と他のチャンネルを表示しなけれ
ばならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、現行
のテレビ受信機(以下テレビと記す)では、受信番組視
聴時にコマーシャルがはいっても、そのままの操作状態
では同一チャンネルでコマーシャル放送(以下CM放送
と略す)を視聴するしかなく、CMのない他局のチャン
ネルへジャンプしたり、他の放送メディアへチャンネル
移行することができなかった。
【0006】本発明の目的は、かかる不具合さに鑑みて
なされたものであって、その目的は、番組視聴時にコマ
ーシャルが入った場合、直ちに、チャンネルサーチある
いは他の放送モードや映像ソースに、自動的に移行する
ことができる映像表示制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、次のように構成される。即ち、映
像表示制御装置において、テレビ電波から選局、中間周
波信号への変換を行うチューナと、中間周波信号から映
像信号を復調する映像信号処理手段と、中間周波信号か
ら音声信号を復調する音声信号処理手段と、該復調後の
映像信号あるいはその他の入力ソースをディスプレイ等
に映出するための映像信号表示制御手段と、前記復調後
の映像信号、音声信号から、少なくとも該映像信号ある
いは音声信号レベルの所定量以上の変化点を検出する手
段と、さらにステレオ音声モードを検出する手段を有
し、これらの検出信号を用いて所定放送モード期間を識
別する手段と、この識別手段からの信号に基づいて、該
放送モード期間に、前記映像信号表示制御手段における
映像信号表示モードの切り替えを行う映像信号表示モー
ド切替手段とを備える。そして上記所定放送モード期間
を示す信号が検出されたら、上記制御信号をもとに、自
動的に選局コントロール動作に移行し、上記画面表示処
理手段によりチャンネルサーチ動作を行う。
【0008】(2)また、本発明は、映像表示制御装置
において、テレビ電波から選局、中間周波信号への変換
を行うチューナと、中間周波信号から映像信号を復調す
る映像信号処理手段と、中間周波信号から音声信号を復
調する音声信号処理手段と、文字放送デコーダと、前記
映像信号処理手段および音声信号処理手段からの映像信
号、音声信号から、所定放送モード時に特徴的な映像信
号パターン、音声信号パターン、音声放送モードをそれ
ぞれ検出する手段と、これらの検出結果をもとに、所定
放送モード期間を検出する手段と、この検出信号をもと
に制御信号を生成する手段と、該制御信号をもとに、も
との映像信号表示から上記文字放送デコーダからの文字
放送画像表示に切り替える信号切替手段とを備える。
【0009】(3)また、映像表示制御装置において、
テレビ電波から選局、中間周波信号の変換を行うチュー
ナと、中間周波信号から映像信号を復調する映像信号処
理手段と、中間周波信号から音声信号を復調する音声信
号処理手段と、外部映像信号入力手段と、これらの映像
信号処理手段および音声信号処理手段からの映像信号、
音声信号から、所定放送モード時に特徴的な映像信号パ
ターン、音声信号パターン、音声放送モードをそれぞれ
検出する手段と、これらの検出結果をもとに、所定放送
モード期間を検出する手段と、この検出信号をもとに制
御信号を生成する手段と、該制御信号をもとに、もとの
一つの映像信号表示から、当該映像とその他の外部映像
ソースとの複数画面の表示へ切り替えるための、信号表
示制御手段、信号多重手段、信号切替手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は、本発明による映像表示制御装置
の第1の実施形態を示すブロック図である。映像表示制
御装置は、図示を省略したアンテナ線より入力されるテ
レビ電波信号入力端子1と、チューナ2と、映像信号処
理回路3と、音声信号処理回路4と、映像信号出力端子
14と、音声信号出力端子15、16を有して構成され
る。さらに、本発明の映像表示制御装置は、映像信号パ
ターン検出回路5と、音声信号パターン検出回路6と、
音声放送モード検出回路7と、CM放送期間検出回路8
と、制御信号生成回路9と、切替信号生成回路10と、
選局コントロール回路11と、信号入力端子12と、画
面表示処理回路13とを有している。
【0011】チューナ2は、受信したテレビ電波から所
望の周波数を選局し、中間周波信号へ変換する。映像信
号処理回路3は、中間周波信号から映像信号を復調し、
音声信号処理回路4は、中間周波信号から音声信号を復
調する。
【0012】映像信号パターン検出回路5は、復調後の
映像信号から、コマーシャル放送時に特徴的な映像信号
パターンを検出する。音声信号パターン検出回路6は、
復調後の音声信号から、コマーシャル放送時に特徴的な
音声信号パターンを検出する。音声放送モード検出回路
7は、復調後の音声信号から、コマーシャル放送時に特
徴的な音声放送モードを検出する。
【0013】CM放送期間検出回路8は、これらの検出
回路からの検出信号を用いてコマーシャル放送期間を識
別する。制御信号生成回路9は、CM放送期間検出回路
からの信号に基づいて、映像信号表示制御手段13にお
ける映像信号表示モードの切り替えを行う。
【0014】切替信号生成回路10は、CM放送期間検
出回路からの信号に基づいて、受信周波数を切り替る信
号を生成する。選局コントロール回路11は、受信周波
数を切り替る信号に基づいて、チューナ2の選局を制御
する。
【0015】画面表示処理回路13は、復調後の映像信
号をディスプレイ等に映出するための映像信号表示制御
する。画面表示制御回路13は、通常の第1のテレビ受
信画面表示の外に、前記チャンネル選局コントロール回
路1における選局動作に同期して、選局した複数のチャ
ンネル映像を画面分割してサイクリックに順次表示する
第2の画面表示を行う機能を有している。
【0016】次に、上記映像表示制御装置の動作を説明
する。同図において、入力端子1から入力されたテレビ
電波信号は、チューナ2において複数の周波数帯域のテ
レビ電波から所定の電波を選択、増幅し、さらに中間周
波信号に変換する。この中間周波信号はそれぞれ、映像
信号処理回路3、音声信号処理回路4に送られる。映像
信号処理回路3においては、映像中間周波信号から合成
映像信号を取り出し、ビデオ信号として映像信号パター
ン検出回路5、画面表示処理回路13に入力される。音
声信号処理回路4では、音声中間周波信号をFM検波し
て2チャンネル(右/左側スピーカ用)の音声信号を取
り出し、増幅した後、右チャンネル音声信号を出力端子
15に、左チャンネル音声信号を出力端子16に出力す
る。
【0017】映像信号パターン検出回路5、音声信号パ
ターン検出回路6、音声放送モード検出回路7において
は、テレビ通常番組とCM部分の切り替わり時の映像/
音声信号パターンや音声放送モードの特徴を検出する。
【0018】次に、各検出回路における特徴の検出方法
を図2を用いて説明する。図2(a)は、映像信号処理
回路3から出力される映像信号(ビデオ信号)波形を示
し、Svは垂直同期信号部を表す。したがってVn,V
n+1,…は1フィールド分の映像信号を表している。
【0019】図2(b)は、音声信号波形を示し、Aが
信号部である。
【0020】通常テレビ放送においては番組部分とCM
部分との相関はなく、番組からCMへ切替わった場合、
フィールド間での映像信号レベルに差が生じることが知
られている。また、音声信号については、CMの開始時
および終了時には数100ミリ秒の無音声期間が存在す
ることが知られている。
【0021】したがって、図2(a)に示すように、フ
ィールド間で映像信号のレベルがVnからVn+1に変
わった時、そのレベル差を検出して、図2(c)に示す
ように、CM放送期間に入ったことを示すパルス信号V
dを生成する。これは図1の映像信号パターン検出回路
5で行う。また映像信号パターン検出回路5では、CM
放送が終わった時(図2(a)の映像信号がVn+mか
らVn+m+1に変わった時)にもそのレベル差を検出
して、同様にCM放送終了パルスVdを生成する。
【0022】図2(d)は、前述したように、CM放送
開始時と終了時における無音声状態を検出した信号Ad
を示す。無音声信号状態を“H”で表す。この信号Ad
は図1の音声信号パターン検出回路6で検出生成する。
【0023】ところで、このような信号パターンの変化
は番組中のシーン変化の際にも起こり得る。したがって
CM放送時の特徴を示す、“ステレオ音声モード”も同
時に検出、利用することで、CM放送期間の識別を確実
に行うことができる。図2(e)はステレオ音声モード
で“H”となる信号であり、これは図1の音声放送モー
ド検出回路7で検出生成する。
【0024】以上説明した、映像信号パターン検出回路
5からの信号Vdおよび音声信号パターン検出回路6か
らの信号Adならびに音声放送モード検出回路7からの
音声放送モード信号は、CM放送期間検出回路8へ入力
し、ここで図2(f)に示すようなCM放送期間検出信
号Cdを生成する。
【0025】このCM放送期間検出信号Cdは次に、図
1の制御信号生成回路9に送られ、ここでテレビ画面表
示コントロールやチューナの選局コントロール等の制御
信号を生成する。即ち、この制御信号は画面表示処理回
路13および切替信号生成回路10に供給される。
【0026】画面表示処理回路13においては、前述の
映像信号処理回路3から入力されるテレビ映像信号の画
像を、制御信号生成回路9からの制御信号に基づいて、
例えばCM放送期間にはチャンネルサーチ等のマルチ画
面表示処理された画像に切り替える。そのために、CM
放送時には前記切替信号生成回路10において、前記制
御信号生成回路9からの制御信号をもとにチャンネル選
局コントロール用の制御信号を生成する。そして、この
制御信号をもとに選局コントロール回路11で選局コン
トロールを行い、チューナ2へ選局信号をおくり、選局
コントロールを行う。なお切替信号生成回路10には、
入力端子12からユーザー指定のチャンネル設定信号が
入力される。これは上記チャンネルサーチ時の動作とは
無関係に行われる。
【0027】以上のようにCM放送期間において、チュ
ーナ2の選局コントロールを自動的に行い、前記画面表
示処理回路13において各選局された各テレビチャンネ
ルの映像をマルチ画面として表示コントロールするチャ
ンネルサーチ動作を行い、出力端子14にそのマルチ画
面映像を出力する。
【0028】図3に、上記チャンネルサーチを行う場合
の図1の画面表示処理回路13の一実施例を示す。以下
の図面において、図1に記載のものと同じ部品や回路は
同符号とする。図3において、画面表示処理回路13
は、映像信号処理回路3からの映像信号の入力端子17
と、メモリ18と、書き込み制御回路19と、読み出し
制御回路20と、信号セレクタ21と、制御信号生成回
路9からの制御信号の入力端子22とを有して構成され
る。
【0029】次に、画面表示処理回路13の動作を説明
する。入力端子17からの映像信号は、書き込み制御回
路19からの書き込み制御信号により、所定期間、所定
のタイミングでメモリ18に書き込まれる。次に、メモ
リ18に書き込まれた映像信号は、読み出し制御回路2
0からの読み出し制御信号により、所定期間、所定タイ
ミングで読み出され、セレクタ21のb端子に供給され
る。これらの制御回路19、20による映像信号の書き
込み、読み出し制御は、前述の図1のチューナ2の選局
コントロールのタイミングと選局周期期間に同期してい
る。図3のセレクタ21のa端子には、入力端子17か
らの映像信号がそのまま供給される。
【0030】このセレクタ21は、制御信号入力端子2
2からの制御信号により、少なくとも、CM放送モード
を検出している期間においては、b端子に閉じ、c端子
を介してメモリ18からの映像信号を出力端子14に出
力する。したがって、本実施の形態にかかる映像表示制
御装置は、CM放送モードでは、チャンネルサーチ動作
に切替わり、各放送チャンネルのマルチ画面表示映像信
号を出力する。
【0031】図4は、上述のチャンネルサーチ時のチュ
ーナ2の選局コントロール回路11の詳細を示したもの
である。図4において、前述の切替信号生成回路10か
らの切替信号により、選局コントロール回路11におい
て、放送チャンネルA,B,C,D,E,F,H,I,
Jに対応して配置された端子a,b,c,d,e,f,
g,h,i,jのサイクリックな開閉制御を行い、チュ
ーナ2でこれと同期して周期的な選局コントロールを行
う。
【0032】図5に、以上説明したような、CM放送モ
ード時のチャンネルサーチ時に、図1の画面表示処理回
路13から出力される映像信号の表示例を示す。図5
(a)は、通常番組でAチャンネルを表示している状態
を示し、図5(b)はこのAチャンネルがCM放送モー
ドに入り、B〜Jチャンネルのチャンネルサーチを行っ
ている状態を示す。図5(b)でのチャンネルサーチ表
示法としては、例えば、Bチャンネルを選局している時
はBチャンネルのみがリアルタイムの動画表示となり、
残りのC〜Jチャンネルは静止画表示となる。他のチャ
ンネルを選局している時もすべて同様である。矢印はチ
ャンネル選局の行われるシーケンスを示している。以上
の動作はすべて、図3で示した、画面表示処理回路1
3、および図4で示した選局コントロール回路11の働
きで行う。
【0033】図6を用いて、図1に示す映像表示制御装
置における、CM放送の検出タイミングおよび期間と、
チャンネル選局動作との関係を説明する。図6(a)
は、前述の選局コントロール回路11が選局しているチ
ャンネルの状態を示している。図6(b)は、CM放送
期間検出信号Cdであり、図1のCM放送期間検出回路
8からの信号である。また図6(c)は、CM開始タイ
ミング、図6(d)は、CM終了時を示す信号である。
図に示すように、通常番組のAチャンネルを視聴してい
た時にCM放送が入ったとすると、直ちにCM放送期間
検出信号Cdによりチャンネルサーチモードに移行し、
図6(a)に示すようにB〜Jチャンネルのサイクリッ
クな選局動作を行う。しかる後、CM放送が終了した時
点でチャンネルサーチ動作を中止し、再びAチャンネル
に選局し通常番組の視聴に戻る。
【0034】図7は、CM放送期間を検出して、他の画
面表示モードに移行する場合の、CM放送モードとチャ
ンネル選局の関係を説明する図である。この場合は例え
ば、Aチャンネルで通常番組を視聴していた時CM放送
が入ったとすると、ユーザーがあらかじめ予約しておい
た別のチャンネルFに選局移行するものである。この
時、もしFチャンネルでもCM放送期間であれば、CM
放送でない次のチャンネルを選局することも可能であ
る。これを実現する手段、構成は図1に示した装置と同
様であって、制御方法が異なるだけであるので、詳細説
明は省略する。
【0035】図8は、本発明の第2の実施の形態にかか
る映像表示制御装置の構成を示すブロック図である。こ
の実施の形態では、図1に示した映像表示制御回路に比
較して、文字放送デコーダ30と、信号セレクタ31
と、制御信号生成回路40を有している点に特徴を有し
ており、図1に示した部分と対応する部分には同一符号
を付けて重複する説明を省略する。第2の実施の形態に
かかる映像表示制御回路が、図1の実施の形態と異なる
点は、図1の実施の形態にかかる映像表示制御回路がC
M放送期間に、チャンネルサーチ動作を行う機能を有す
るのに対し、CM放送期間に文字放送画面を表示する機
能を有することである。
【0036】次に、第2の実施の形態にかかる映像表示
制御回路の動作を説明する。図8において、文字放送デ
コーダ30は、映像信号処理回路3からの映像信号に含
まれる文字放送データ信号を分離し、復号して出力す
る。文字信号は、テレビ映像信号の垂直帰線期間に重畳
されて伝送されている。デコーダ30からの文字信号
は、セレクタ31のb端子に供給される。また、セレク
タ31のa端子には映像信号処理回路3からの映像信号
が供給される。セレクタ31では、制御信号生成回路4
0からのCM放送期間を示す制御信号に基づいて、通常
番組放送の場合はa端子に、CM放送期間の場合はb端
子に閉じる。したがって、セレクタ31のc端子を介し
て、通常テレビ番組放送時はそのチャンネルの映像信号
を、またCM放送期間は文字放送信号を、映像信号出力
端子14に出力する。また、制御信号生成回路40から
の制御信号によって、画面の一部にもとの映像を、画面
の他の部分に該文字放送情報を同じに表示するように制
御してもよい。
【0037】上記図8に示した第2の実施例において
は、テレビのCM放送期間において、画面表示を文字放
送デコーダからの文字信号画像に切り替えて表示する例
を示したが、これ以外にも例えば、パソコンからの文字
/画像信号やインターネット情報、あるいはパッケージ
メディアからの画像ソースを本発明装置に取り込むこと
によて、これらの信号をCM放送期間中に切り替え表示
することも、図示しないが、上記と同様の手段で実現で
きる。
【0038】図9を用いて、本発明の第3の実施の形態
にかかる映像表示制御装置の構成を説明する。図9は、
本発明にかかる映像表示制御装置の第3の実施の形態を
示す部分ブロック図である。この映像表示制御装置は、
図1に示した第1の実施の形態あるいは図8に示した第
2の実施の形態と以下の点で異なっている。すなわち、
この実施の形態にかかる映像表示制御装置は、チューナ
2からの映像中間周波信号の入力端子32と、その他の
画像信号入力端子33と、画像表示制御回路34と、信
号多重回路35と、信号セレクタ36と、CM放送期間
検出に基づく制御信号の入力端子37とを有している。
その他の画像信号入力端子33は、入力信号としてはそ
の他のテレビチャンネル信号、あるいは外部からの画像
信号であってもよい。
【0039】次に、この実施の形態にかかる映像表示制
御装置の動作を説明する。画像表示制御回路34には、
映像信号処理回路3からのテレビチャンネル信号と、そ
の他の画像信号入力端子33からの他の画像信号が入力
される。両画像信号は、画像意表時制御回路34で、所
定の圧縮処理を施され、次の信号多重回路35にて、例
えば図10(b)に示す左右2画面の画像表示に変換さ
れる。この2画面表示信号は、セレクタ36のb端子に
供給される。また、もとの映像信号処理回路3からのテ
レビチャンネル信号は該セレクタ36のa端子にも供給
される。視聴チャンネルが通常の番組の時は、制御信号
入力端子37からの制御信号の作用で、セレクタ36は
a端子に閉じたままで、画面表示はそのテレビチャンネ
ル映像である。
【0040】制御信号入力端子37からの制御信号がC
M放送期間モードを示す信号に変わった時は、セレクタ
36はb端子に閉じ、セレクタ36のc端子からの映像
信号は、前記信号多重回路35からの信号となる。即
ち、映像信号出力端子14にはもともとのテレビチャン
ネル信号と他の画像信号の2画面信号が出力される。
【0041】図10に、上記図9に示した第3の実施の
形態における画面表示の例を示す。図10(a)は、通
常のテレビチャンネル(Aチャンネル)を表示している
場合を表し、図10(b)は、CM放送期間を検出し
て、その期間を利用して他の画像情報(EXTRAで示
す)との2画面表示モードに移行した場合を示す。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように構成されている本発
明は、次のような効果がある。視聴者が通常のテレビ番
組を見ている時にCM放送にはいった場合、CM放送に
入ったことを検出し、CM放送期間中他の画面表示モー
ドに切替え移行することによって、自動的に、例えばチ
ャンネルサーチモードや、その他文字放送表示画面、あ
るいは外部映像信号画面等を表示できる。
【0043】したがって、視聴者はCM放送期間を有効
に利用して、自動的に他の所望の映像メディアを視聴す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる映像表示制御
装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1の映像表示装置における各部信号の波形と
タイミングを示す図。
【図3】図1の映像表示制御装置における画面表示処理
回路の一具体例を示すブロック図。
【図4】図1の映像表示制御装置における選局コントロ
ール回路の一具体例を示す図。
【図5】図1の映像表示制御装置における画面表示の一
具体例(チャンネルサーチモード)を示す図。
【図6】図1の映像表示制御装置におけるCM放送モー
ド検出と選局動作の一例を説明する図。
【図7】図1の映像表示制御装置におけるCM放送モー
ド検出と選局動作の他の例を説明する図。
【図8】本発明の第2の実施形態にかかる映像表示制御
装置の構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第3の実施形態にかかる映像表示制御
装置を示構成す部分ブロック図。
【図10】図9の映像表示制御回路における画面表示の
一例を示す図。
【符号の説明】
2 チューナ 3 映像信号処理回路 4 音声信号処理回路 5 映像信号パターン検出回路 6 音声信号パターン検出回路 7 音声放送モード検出回路 8 CM放送期間検出回路 9、40 制御信号生成回路 10 切替信号生成回路 11 選局コントロール回路 13 画面表示処理回路 18 メモリ 19 書込制御回路 20 読出制御回路 30 文字放送デコーダ 31 信号セレクタ 34 表示制御回路 35 信号多重回路 36 信号セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西瀬戸 孝明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ電波から選局、中間周波信号への
    変換を行うチューナと、中間周波信号から映像信号を復
    調する映像信号処理手段と、中間周波信号から音声信号
    を復調する音声信号処理手段と、該復調後の映像信号あ
    るいはその他の入力ソースをディスプレイ等に映出する
    ための映像信号表示制御手段と、前記復調後の映像信
    号、音声信号から、少なくとも該映像信号あるいは音声
    信号レベルの所定量以上の変化点を検出する手段と、さ
    らにステレオ音声モードを検出する手段を有し、これら
    の検出信号を用いて所定放送モード期間を識別する手段
    と、この識別手段からの信号に基づいて、該放送モード
    期間に、前記映像信号表示制御手段における映像信号表
    示モードの切り替えを行う映像信号表示モード切替手段
    とを備えたことを特徴とする映像表示制御装置。
  2. 【請求項2】 テレビ電波から選局、中間周波信号への
    変換を行うチューナと、中間周波信号から映像信号を復
    調する映像信号処理手段と、中間周波信号から音声信号
    を復調する音声信号処理手段と、該復調後の映像信号あ
    るいはその他の入力ソースをディスプレイ等に映出する
    ための映像信号表示制御手段と、前記復調後の映像信
    号、音声信号から、少なくとも該映像信号あるいは音声
    信号レベルの所定量以上の変化点を検出する手段と、さ
    らにステレオ音声モードを検出する手段を有し、これら
    の検出信号を用いて所定放送モード期間を識別する手段
    と、この識別手段からの信号に基づいて、該放送モード
    期間に、前記映像信号表示制御手段における映像信号表
    示モードの切り替えを行う切替手段とを備えた映像表示
    制御装置において、 上記チューナにおけるチャンネル選局制御を行う手段
    と、 上記映像信号表示制御手段に、通常の第1のテレビ受信
    画面表示の外に、前記チャンネル選局コントロール手段
    における選局動作に同期して、選局した複数のチャンネ
    ル映像を画面分割してサイクリックに順次表示する第2
    の画面表示を行う手段を有し、 上記所定放送モード期間識別信号に基づき、該放送モー
    ド期間に、上記映像表示切替手段により、該第2の画面
    表示モードに切り替えることを特徴とする映像表示制御
    装置。
  3. 【請求項3】 テレビ電波から選局、中間周波信号への
    変換を行うチューナと、中間周波信号から映像信号を復
    調する映像信号処理手段と、中間周波信号から音声信号
    を復調する音声信号処理手段と、該復調後の映像信号あ
    るいはその他の入力ソースをディスプレイ等に映出する
    ための映像信号表示制御手段と、前記復調後の映像信
    号、音声信号から、少なくとも該映像信号あるいは音声
    信号レベルの所定量以上の変化点を検出する手段と、さ
    らにステレオ音声モードを検出する手段を有し、これら
    の検出信号を用いて所定放送モード期間を識別する手段
    と、この識別手段からの信号に基づいて、該放送モード
    期間に、前記映像信号表示制御手段における映像信号表
    示モードの切り替えを行う切替手段とを備えた映像表示
    制御装置において、 文字放送デコーダと、 上記映像信号表示制御手段に、通常のテレビ受信画面の
    表示の外に、該文字放送デコーダからの文字情報を表示
    する手段を有し、 上記所定放送モード期間識別信号に基づき、該放送モー
    ド期間に上記映像信号切替手段により、少なくとも該文
    字情報表示モードに切り替えることを特徴とする映像表
    示制御装置。
  4. 【請求項4】 テレビ電波から選局、中間周波信号への
    変換を行うチューナと、中間周波信号から映像信号を復
    調する映像信号処理手段と、中間周波信号から音声信号
    を復調する音声信号処理手段と、該復調後の映像信号あ
    るいはその他の入力ソースをディスプレイ等に映出する
    ための映像信号表示制御手段と、前記復調後の映像信
    号、音声信号から、少なくとも該映像信号あるいは音声
    信号レベルの所定量以上の変化点を検出する手段と、さ
    らにステレオ音声モードを検出する手段を有し、これら
    の検出信号を用いて所定放送モード期間を識別する手段
    と、この識別手段からの信号に基づいて、該放送モード
    期間に、前記映像信号表示制御手段における映像信号表
    示モードの切り替えを行う切替手段とを備えた映像表示
    制御装置において、 外部映像信号入力手段を備え、 上記映像信号表示制御手段に、通常のテレビ受信画面表
    示の外に、当該テレビ受信画面と前記外部映像ソースと
    の複数画面表示を行う手段を有し、 上記所定放送モード期間識別信号に基づき、該放送モー
    ド期間に、上記映像信号切替手段により、前記複数画面
    表示モードに切り替えることを特徴とする映像表示制御
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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