JP2003134415A - テレビジョン受像機及び表示方法 - Google Patents

テレビジョン受像機及び表示方法

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JP2003134415A
JP2003134415A JP2001331808A JP2001331808A JP2003134415A JP 2003134415 A JP2003134415 A JP 2003134415A JP 2001331808 A JP2001331808 A JP 2001331808A JP 2001331808 A JP2001331808 A JP 2001331808A JP 2003134415 A JP2003134415 A JP 2003134415A
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video signal
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Masashi Nakajima
真史 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビジョン受像機で2画面を同時に表示して
いる場合、主画面に熱中できない。また副画面でハイラ
イトシーンが表示されたときにそのシーンを1画面にフ
ル表示してもハイライトシーンが終了している場合が多
い。そこで副画面の映像をハードディスクドライブに記
録し、かつハイライトシーンがあったときに、そのシー
ンよりも前に遡って記録映像を再生できるようにしたテ
レビジョン受像機を提供する。 【解決手段】 複数のチューナを有し、同時に複数チャ
ンネルの番組情報を受信可能とし、第1のチューナにて
選局した映像を表示するとともに、第2のチューナで選
局した映像信号を記録媒体に記録し、記録中の映像信号
が特定のシーン(ハイライトシーン)になったときにそ
れを検出して認識させ、ユーザの操作に応答して記録媒
体に記録された映像信号を特定シーンよりも前に遡って
再生して出力し、表示装置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信情報を記録可
能な記録媒体を備え、かつ2画面表示を可能にしたテレ
ビジョン受像機及び表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2画面表示を可能としたテレビシ
ョン受像機は、主画面用チューナのほかに副画面用チュ
ーナを備え、同時に2つのチャンネルの映像を左右に並
置して表示できるようにしている。
【0003】しかしながら、2画面を同時に受像した状
態で見ていると、一方の画面に集中できず、結果的に両
方の画面の内容が十分に把握できないことになる。特に
副画面にスポーツ中継番組を映しながら、主画面を中心
に見ている場合、副画面のスポーツ中継番組は、ハイラ
イトシーン、例えば野球番組ではホームランを打ったシ
ーン、サッカーではゴールしたシーン、相撲では立会い
後のシーンが見たいがために2画面で見ていることが多
い。
【0004】このように、2画面を同時に表示した状態
で見ていると、どうしても主画面に熱中できず、主画面
の内容の把握がおろそかになりがちである。また副画面
でハイライトシーンが表示された場合、そのシーンを1
画面に拡大して見たくなるが、1画面に表示し直したと
きには既にハイライトシーンが終了している場合が多
く、欲求不満が残ってしまう。
【0005】このような事情に対処するため、特開平1
0−304301号公報には、映画やドラマの名場面や
スポーツ番組のハイライトシーン等をハードディスクド
ライブに記録し、見逃したシーンや再度見たいシーンを
遡って再生できるようにした例が記載されている。この
公報に記載されている例では、記録媒体(ハードディス
クドライブ)に記録されている動画情報を所定時間毎に
分割する時間分割手段を備え、分割された所定時間毎の
動画情報をそれぞれインデックス画像として表示し、そ
のインデックス画像の中から希望する画像を指定するこ
とにより、その指定した画像を記録媒体から読み出し、
フル画面として再生表示できるようにしている。
【0006】しかしながら、この例ではタイマーで設定
した所定時間毎に分割した動画情報を表示するため、ハ
イライトシーン等の見たいシーンが確実にインデックス
画像に表示できるとは限らず、ハイライトシーンが分割
画像のいずれかに表示されるまで待つことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の2画
面表示を可能としたテレビジョン受像機では、2画面を
同時に表示した状態で見ていると、どうしても主画面に
熱中できず、また副画面でハイライトシーンが表示され
た場合、そのシーンを1画面に拡大して表示し直したと
きには既にハイライトシーンが終了している場合が多い
という不都合がある。また、ハードディスクドライブ等
の記録媒体に記録された動画情報を所定時間毎に分割
し、インデックス画像として表示するものであっても、
見たいシーンが確実にインデックス画像に表示できると
は限らず、見たいシーンが分割画像のいずれかに表示さ
れるまで待つ必要があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑み、ハイライ
トシーンの部分を追っかけ再生して即座に見られるよう
にしたテレビジョン受像機及び表示方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のチューナを有し、同時に複数チャンネルの番組情
報を受信可能なテレビション受像機であって、第1のチ
ューナにて選局したチャンネルのテレビジョン信号を処
理して映像信号及び音声信号を生成する第1の信号処理
回路と、第2のチューナにて選局したチャンネルのテレ
ビジョン信号を処理して映像信号及び音声信号を生成す
る第2の信号処理回路と、前記第2の信号処理回路から
の映像・音声信号を記録し、かつ再生可能な記録媒体
と、前記記録媒体への信号の記録及び再生状態を制御す
る制御手段と、前記第1の第1の信号処理回路からの映
像信号及び前記記録媒体からの再生映像信号がそれぞれ
入力され、これら映像信号を前記表示装置に選択的に表
示するための映像合成回路と、前記第2の信号処理回路
からの出力される映像信号の特定のシーンを検出するシ
ーン検出器と、前記シーン検出器からの検出結果に応答
して、前記記録媒体に記録している映像が特定のシーン
にあること認識させる報知手段と、ユーザ操作に応答し
て前記制御手段を制御し、前記記録媒体に記録された映
像信号を前記特定シーンよりも所定期間前の部分から再
生して出力し、この再生出力による映像を前記表示装置
に表示する追っかけ再生手段とを具備したことを特徴と
するものである。
【0010】請求項1の発明によれば、裏番組の情報を
記録可能であるとともに、ハイライトシーンになったと
きには自動的にユーザに認識させることができ、かつハ
イライトシーンに遡って映像を再生して表示することが
できるため、見たいシーンを見逃すことなく視聴でき
る。
【0011】また、請求項7の発明は、第1のチューナ
にて選局したチャンネルのテレビジョン信号を処理して
第1の映像信号及び音声信号を生成し、表示装置に表示
するステップと、第2のチューナにて選局したチャンネ
ルのテレビジョン信号を処理して第2の映像信号及び音
声信号を生成し、記録媒体に記録するステップと、前記
記録媒体に記録中の映像信号が特定のシーンにあること
を検出するステップと、前記記録媒体に記録された映像
信号を前記特定シーンよりも所定期間前の部分から再生
して出力し、前記第1の映像信号と同時又は単独で前記
表示装置に表示するステップとからなることを特徴とす
る表示方法である。
【0012】請求項7の発明によれば、裏番組の情報を
記録可能であるとともに、ハイライトシーンになったと
きには自動的にハイライトシーンに遡って映像を再生し
て表示することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明のテレビジョ
ン受像機の一実施形態を示すブロック図である。
【0014】図1において、1はアンテナであり、この
アンテナで受信された受信信号はチューナ11,21に
供給される。チューナ11,21はマイクロコンピュー
タで構成されたメインコントローラ2からのチャンネル
設定信号によって所望のチャンネルの信号が選局され、
中間周波数(IF)信号に変換される。
【0015】チューナ11,21からのIF信号はそれ
ぞれ中間周波回路12,22に供給され、ここでIF信
号が増幅され、ビデオ信号が検波され、例えばNTSC
のコンポジットビデオ信号が得られる。また中間周波出
力の4.5MHzのビート成分から音声信号が検波され
る。検波されたビデオ信号及び音声信号は、それぞれ映
像処理回路13,23及び音声復調回路14,24に供
給される。
【0016】映像処理回路13,23及び音声復調回路
14,24の出力はそれぞれ映像合成処理回路15及び
音声選択回路25に供給される。映像合成処理回路15
は、映像処理回路13,23からの映像信号、及び後述
する記録媒体から読み出した再生映像信号を入力し、チ
ューナ11からの映像信号を単独で出力したり、チュー
ナ11からの映像信号にチューナ12からの映像又は記
録媒体からの再生映像信号を合成して2画面映像信号を
出力したり、又は記録媒体からの再生映像信号を単独で
出力する処理を行うものである。
【0017】音声選択25は、音声復調回路14,24
からの音声信号、及び後述する記録媒体から読み出した
再生音声信号を入力し、チューナ11からの音声信号を
出力したり、チューナ12からの音声信号又は記録媒体
からの再生音声信号のいずれかを選択して出力するもの
である。
【0018】映像合成処理回路15から出力された映像
信号は、映像出力回路16に供給され、この映像出力回
路16は、3原色信号を形成するマトリクス回路とこの
3原色信号を増幅する映像増幅回路を有し、カラー表示
装置17をドライブするものである。また音声選択回路
25から出力された音声信号は、音声出力回路26に供
給され、スピーカ18を駆動する。
【0019】一方、前記映像処理回路23及び音声復調
回路24の出力は、記録媒体としてのHDD(ハードデ
ィスクドライブ)3に記録され、かつ読み出し可能にな
っている。即ち、前記映像処理回路23からのコンポジ
ットビデオ信号は、A/Dコンバータ31でデジタル信
号に変換され、画像圧縮回路32で圧縮処理される。ま
た音声復調回路24からの出力はA/Dコンバータ33
でデジタル信号に変換され、音声圧縮回路34で圧縮処
理される。なお、画像及び音声信号を圧縮ことで、ハー
ドディスクドライブ3に多くの情報を記録することがで
きる。
【0020】画像圧縮回路32で圧縮された画像信号、
及び音声圧縮回路34で圧縮された音声信号は、バスラ
イン6に送出され、CPUを含む記録・再生コントロー
ラ35の制御により、バスライン6を介してハードディ
スクドライブ3に記録され、画像情報及び音声情報が蓄
えられる。また、ハードディスクドライブ3に記録され
た画像情報及び音声情報は、記録・再生コントローラ3
5の制御により再生され、バスライン6を介して画像伸
長回路36及び音声伸長回路37に供給される。
【0021】画像伸長回路36からの出力は、画面処理
回路38によって子画面用の映像信号又はフル画面用の
映像信号に変換され、D/Aコンバータ39を介して映
像合成処理回路15に供給される。また音声伸長回路3
7からの出力はD/Aコンバータ40を介して音声選択
回路25に供給される。
【0022】また、前記音声復調回路24の出力は、音
声レベル検出器41に供給される。この音声レベル検出
回路41は、音声復調回路24からの音声出力レベルを
常時検出し、所定レベル以上の音声信号がある程度継続
したときに検出信号を発生し、記録・再生コントローラ
35に供給する。即ちこの音声レベル検出器41は、ス
ポーツ中継番組のように、観客の大歓声やアナウンサー
の大声等を検出し、ハイライトシーンであることを検出
し、検出信号HSを発生する。
【0023】前記記録・再生コントローラ35は、検出
信号HSを受けると、ハードディスクドライブ3に記録
された画像情報及び音声情報の再生を行なうが、その再
生はハイライトシーンから適当な時間(例えば数分前)
に遡った時点から再生を開始するように制御する。
【0024】また、音声レベル検出器41からの検出信
号HSは、前記メインコントローラ2にも供給され、こ
のメインコントローラ2に接続された文字発生回路4を
制御し、ハイライトシーンであることを検出したとき、
文字発生回路4から文字信号を発生させて映像出力回路
16に供給し、表示装置17にオンスクリーン表示する
ようにしている。
【0025】さらに、前記コントローラ2を制御する操
作手段としてリモコン5が備えられている。リモコン5
は、図2に示すように、電源キー51、チャンネル選局
用のテンキー52やチャンネルアップダウンキー53,
音量アップダウンキー54のほかに、ハードディスクド
ライブ3への記録及び再生を制御するためのキー群55
を有している。キー群55は、2画面表示用のキー5
6、リターンキー57、オート表示キー58、表示切換
キー59、ハードディスクドライブ3への記録用キー6
0、1画面キー61、記録情報を再生する再生キー6
2、戻し再生用の戻しキー63を有している。
【0026】次に本発明の動作を図2及び図3を参照し
て説明する。本発明は、チューナ11からの映像をフル
に1画面に表示する機能のほかに、チューナ21からの
映像をハードディスクドライブ3に記録し、音声レベル
検出器41によってハイライトシーンが検出され、検出
信号HSが発生されたときに、ハードディスクドライブ
3に記録した映像情報を所定時間遡ったタイミングで再
生を開始し、その再生映像を表示装置17に子画面とし
て表示するようにした点に特徴がある。
【0027】以下、各種の動作モードによる表示形態を
説明する。
【0028】通常モード:このモードはチューナ11
からの映像のみを表示装置17にフル表示するモードで
あり、リモコンのテンキー52を操作することにより所
定のチャンネルを選局し、そのチャンネルの映像信号を
映像処理回路13から出力する。映像合成処理回路15
は、映像処理回路13からの映像信号のみを出力し、映
像出力回路16を介して表示装置17に供給する。した
がってこのモードでは、図3(a)に示すように1画面
の映像が表示される。
【0029】子画面表示モード:このモードでは、リ
モコン4の2画面キー56が操作さることにより、チュ
ーナ21によって選局したチャンネルの映像及び音声信
号がハードディスクドライブ3に記録されるようにな
る。即ち、2画面キー56が操作さるとチューナ21に
よる受信出力が、IF回路22に供給され、映像信号は
映像処理回路23を介してA/Dコンバータ31に供給
され、画像圧縮回路32で圧縮される。さらに記録・再
生コントローラ35の制御により、バスライン6を介し
てハードディスクドライブ3に記録される。
【0030】一方、ハードディスクドライブ3に記録さ
れた映像情報は記録・再生コントローラ35の制御によ
り読み出され、画像伸長回路36で伸長され、画面処理
回路38に供給される。画面処理回路38では、表示装
置17の一部にハードディスクドライブ3からの再生映
像を子画面映像として表示するように処理し、D/Aコ
ンバータ39によりアナログ信号に変換して、映像合成
処理回路15に供給する。映像合成処理回路15では、
映像処理回路13からの映像信号にD/Aコンバータ3
9からの映像信号を重畳し、ピクチャー・イン・ピクチ
ャー(PIP)の映像信号を映像出力回路16に出力
し、図3(b)に示すように、チューナ11からの主画
面映像に、ハードディスクドライブ3からの映像信号が
子画面として表示される。なおこのとき、音声復調回路
24からの音声信号もA/Dコンバータ33及び音声圧
縮回路34を介してハードディスクドライブ3に記録さ
れている。
【0031】このモードでは、視聴者は子画面映像を見
ながら子画面の見たいシーンになったとき、再度2画面
キー56を押すことにより、図3(c)に示すように左
右に同等の大きさの主画面と副画面を並べて表示するよ
うに切換わる。即ち、記録・再生コントローラ35の制
御により画面処理回路38は、画像伸長回路36からの
映像出力を画面の右半分に表示するように処理すること
になる。
【0032】オート表示モード:このモードは、リモ
コン4のオート表示キー58を操作すことにより、音声
レベル検出器41の検出結果に応答して、ハードディス
クドライブ3に記録した映像信号のハイライトシーンを
自動的に子画面表示するものである。上記オート表示キ
ー58が操作されると、モードと同様にチューナ21
によって選局したチャンネルの映像及び音声信号がハー
ドディスクドライブ3に順次記録される。
【0033】また、記録されている番組がスポーツ中継
のような場合、ハイライトシーンになると観客の大歓声
やアナウンサーの大声により、通常の音声レベルに対し
音声レベルが所定期間継続して増加するため、音声レベ
ル検出器41はハイライトシーンであることを示す検出
信号HSを発生する。これにより、記録・再生コントロ
ーラ35は、ハードディスクドライブ3への記録を継続
しつつ、同時に再生処理を行ない、ハードディスクドラ
イブ3からの再生映像を子画面に表示する(図3b参
照)。又は検出信号HSを発生したときにその検出信号
をメインコントローラ2に供給し、文字発生回路4から
オンスクリーン文字を発生し、表示装置の画面上にチュ
ーナ21で受信中の映像がハイライトシーンであること
を示す表示を行なうようにしても良い。
【0034】これを受けて視聴者は再度オート表示キー
58を押すことにより、メインコントローラ2は記録・
再生コントローラ35を制御して、ハードディスクドラ
イブ3への記録を継続しつつ、記録済みのハイライトシ
ーンの数分前からの映像及び音声信号を再生し、画像伸
長回路36及び音声伸長回路37に供給する。画面処理
回路38は、画像伸長回路36からの映像信号を2画面
並置モード用の映像として表示するように処理して、D
/Aコンバータ39を介して映像合成処理回路15に供
給する。このときメインコントローラ2は映像合成処理
回路15を制御して、図3(c)に示すように、チュー
ナ11からの主画面映像と、ハードディスクドライブ3
からの映像信号が左右同等の大きさで表示されるように
コントロールする。この副画面映像信号は数分後、ハイ
ライトのシーンの映像となるため、視聴者がハイライト
シーンを見逃すことはない。
【0035】また、このオート表示モードにおいて、図
3(b)のように子画面が表示されている状態で切換キ
ー59を操作することにより、ハードディスクドライブ
3に記録されたハイライトシーンから数分前の映像及び
音声信号を再生し、図3(d)のようにフル画面で表示
し、かつD/Aコンバータ40からの音声信号を音声選
択回路25で選択して、音声出力回路26を介してスピ
ーカ18から出力するようにしても良い。
【0036】このときは、画面処理回路38は、ハード
ディスクドライブ3からの再生映像信号をフル画面表示
するように処理し、メインコントローラ2は映像合成処
理回路15を制御して、図3(d)に示すように、ハー
ドディスクドライブ3からの再生映像信号のみを1画面
にフルに表示するように制御する。
【0037】なお、リモコン5に設けた1画面キー61
は、このキーを押すことにより、前述の通常モードに
切換えるものであり、リターンキー57は、このキーを
操作することにより、前述の子画面モードに切換える
ものである。
【0038】また、2画面キー56は、それを押す毎に
子画面モードと2画面並置モードとにサイクリックに切
換わり、切換キー59は、それを押す毎にチューナ11
からの受信映像とハードディスクドライブ3からの再生
映像とが交互に1画面にフル表示されるようにサイクリ
ックに切換わる機能を有している。
【0039】また、音声レベル検出器41からハイライ
トシーンであることを示す検出信号HSが出力されたと
き、その検出信号を利用してハードディスクドライブ3
にフラグを記録するようにすることもできる。これによ
り、あとからハードディスクドライブ3に記録した裏番
組を再生するとき、フラグ検出により番組の名場面等を
素早く検索することができる。
【0040】なお、ハイライトシーンの検出は音声信号
レベルの変化を検出する例を用いているが、これは生放
送番組のように、いつハイライトシーンになるか予測が
つかない場合の検出方法として適している。また録画番
組の放送時には、ハイライトシーンが事前にわかってい
るため、放送局側でハイライトシーン部分に判別信号を
重畳して送信し、受信側で判別信号をデコードしてハイ
ライトシーンの検出を行うようにしても良い。
【0041】また、記録媒体としてハードディスクドラ
イブ3を用いる例を説明したが、この他に半導体メモリ
等を用いても良い。さらに表示装置17としては、陰極
線管や液晶ディスプレイ、またはプラズマディスプレイ
等が用いられる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明では、ハードディ
スクドライブ3を備えることにより、特にオート表示モ
ードにおいて、ハードディスクドライブ3に記録した映
像信号のハイライトシーンを自動的に子画面表示した
り、記録済みのハイライトシーンに遡って映像及び音声
信号を再生できるため、視聴者がハイライトシーンを見
逃すことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるテレビジョン受像
機を示すブロック図。
【図2】本発明のテレビジョン受像機に使用するリモコ
ンの外観を示す図。
【図3】本発明のテレビジョン受像機での表示形態を説
明するための説明図。
【符号の説明】 1…アンテナ 2…メインコントローラ 3…ハードディスクドライブ装置 4…文字発生回路 5…リモコン 6…バスライン 11,21…チューナ 12,22…中間周波回路 13,23…映像処理回路 14,24…音声復調回路 15…映像合成処理回路 16…映像出力回路 17…表示装置 18…スピーカ 25…音声選択回路 26…音声出力回路 31,33…A/Dコンバータ 32…画像圧縮回路 34…音声圧縮回路 35…記録・再生コントローラ 36…画像伸長回路 37…音声伸長回路 38…画面処理回路 39,40…D/Aコンバータ 41…音声レベル検出器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチューナを有し、同時に複数チャ
    ンネルの番組情報を受信可能なテレビション受像機であ
    って、 第1のチューナにて選局したチャンネルのテレビジョン
    信号を処理して映像信号及び音声信号を生成する第1の
    信号処理回路と、 第2のチューナにて選局したチャンネルのテレビジョン
    信号を処理して映像信号及び音声信号を生成する第2の
    信号処理回路と、 前記第2の信号処理回路からの映像・音声信号を記録
    し、かつ再生可能な記録媒体と、 前記記録媒体への信号の記録及び再生状態を制御する制
    御手段と、 前記第1の信号処理回路からの映像信号及び前記記録媒
    体からの再生映像信号がそれぞれ入力され、これら映像
    信号を前記表示装置に選択的に表示するための映像合成
    回路と、 前記第2の信号処理回路からの出力される映像信号の特
    定のシーンを検出するシーン検出器と、 前記シーン検出器からの検出結果に応答して、前記記録
    媒体に記録している映像が特定のシーンにあること認識
    させる報知手段と、 ユーザ操作に応答して前記制御手段を制御し、前記記録
    媒体に記録された映像信号を前記特定シーンよりも所定
    期間前の部分から再生して出力し、この再生出力による
    映像を前記表示装置に表示する追っかけ再生手段とを具
    備したことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】前記シーン検出器は、前記第2の信号処理
    回路からの音声信号を入力し、所定レベル以上の音声信
    号レベルが所定期間継続して入力されたときに、前記特
    定のシーンにあることを示す信号を発生する回路にて成
    ることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受像
    機。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、前記シーン検出器が特定
    のシーンを検出したとき、前記記録媒体に記録している
    映像信号を再生して、前記表示装置に子画面表示する手
    段にて成ることを特徴とする請求項1記載のテレビジョ
    ン受像機。
  4. 【請求項4】前記報知手段は、前記シーン検出器が特定
    のシーンを検出したとき、前記表示装置に文字を表示し
    て知らせるオンスクリーン手段にて成ることを特徴とす
    る請求項1記載のテレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】前記記録媒体は、ハードディスクドライブ
    にてなることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン
    受像機。
  6. 【請求項6】前記記録及び再生状態を制御する制御手段
    は、前記特定のシーンが検出されたとき、特定のシーン
    部分にフラグ情報を同時に記録するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のテレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】 第1のチューナにて選局したチャンネル
    のテレビジョン信号を処理して第1の映像信号及び音声
    信号を生成し、表示装置に表示するステップと、 第2のチューナにて選局したチャンネルのテレビジョン
    信号を処理して第2の映像信号及び音声信号を生成し、
    記録媒体に記録するステップと、 前記記録媒体に記録中の映像信号が特定のシーンにある
    ことを検出するステップと、 前記記録媒体に記録された映像信号を前記特定シーンよ
    りも所定期間前の部分から再生して出力し、前記第1の
    映像信号と同時又は単独で前記表示装置に表示するステ
    ップとからなることを特徴とする表示方法。
  8. 【請求項8】さらに前記記録媒体に記録中の映像信号が
    特定のシーンにあることを検出したとき、特定のシーン
    にあること認識させるステップを有することを特徴とす
    る請求項7記載の表示方法。
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