JP2011130211A - 映像表示装置及び映像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の映像信号を入力しこれらの映像信号の一つ以上を出力する映像出力部と、前記複数の映像信号に対応する複数の音声信号を入力してこの音声信号の音量を解析する音声解析部と、前記映像信号およびこの映像信号に対応する音声信号の追いかけ再生を行う再生制御部と、前記解析結果に基づいて前記映像信号を出力する視聴効果を制御する効果制御部とを有することを特徴とする映像表示装置。
【選択図】 図1
Description
図1は、この発明の一実施形態を示すブロック構成図である。例えば、デジタルテレビへ組み込み、受信した複数の映像信号を一覧表示し、特に視聴者の趣向に沿った一覧表示をするための映像表示装置内のシステム構成の一例である。
まず表示効果を実施すべきという通知があったかを判定しこの通知が無いと判定されれば処理を終了し、この通知があると判定されれば次のステップS12に進む(ステップS11)。この通知は後述する3種の状態変化のフラグに相当する。
音声ストリームでの音量検出(方法は後述のフローにて分類する)結果をメインフォーカスとは異なる枠(フォーカス)を付加することにより、視聴者へ音声が出力されていない番組の重要シーンを視覚効果により通知する。
図3は、本実施例におけるシーン通知方法(拡大表示)を説明するための図である。
音声ストリームでの検出結果をもとに重要シーンの番組を拡大表示することにより、視聴者へ音声が出力されていない番組の重要シーンを視覚効果により通知する。
初期状態を図3(a)で示しており、音楽の開始を検出、または歓声が検出された場合を図3(b)で示している。
図4は、本実施例におけるシーン通知方法(立体表示)を説明するための図である。
音声ストリームでの検出結果をもとに重要シーンの番組を立体表示することにより、視聴者へ音声が出力されていない番組の重要シーンを視覚効果により通知する。
初期状態を図4(a)で示しており、音楽の開始を検出、または歓声が検出された場合を図4(b)で示している。
図5は、本実施例におけるシーン通知方法(アイコン表示)を説明するための図である。
音声ストリームでの検出結果をもとに重要シーンの番組にアイコン表示することにより、視聴者へ音声が出力されていない番組の重要シーンを視覚効果により通知する。
アイコンの表示位置は、当該番組上であれば、表示位置はどこでも構わない。アイコンの例を、図5(c)(音楽の場合)と図5(d)(歓声の場合)に示している。
図6は、本実施例におけるシーン通知方法(音声切替)を説明するための図である。
音声ストリームでの検出結果をもとに重要シーンの番組の音声の出力に自動的に切り替えることにより、視聴者へ音声が出力されていない番組の重要シーンを聴覚効果により通知する。前記視覚効果とこの聴覚効果のいずれか、あるいは合わせたものが視聴効果となる。
メインフォーカスが切り替えられるか否かは予め音声切替ON/OFFとして設定しておくことを可とするように構成しておいてもよい。
図7は、本実施形態における音量の検出位置と追いかけ再生を説明するための図である。なお、本実施形態における追いかけ再生は、既存の技術を用いることを前提としている。
(2)A放送局の放送波で開始位置が検出され、A放送局の追いかけ再生が開始されることを示している。なお、追いかけ再生開始位置は、検出された開始位置より過去の位置となる。
(5)B放送局の放送波で開始位置が検出され、B放送局の追いかけ再生が開始されることを示している。なお、追いかけ再生開始位置は、(2)同様に検出された開始位置より過去の位置となる。
(8)C放送局の放送波で終了位置が検出され、C放送局のリアルタイムの放送波へ追いつくための再生が開始されることを示している。リアルタイムへ追いつく必要があるため、等速ではなく、1.α倍速で再生する(αは正数)。
図8は、本実施例の音声解析部16の処理フローを説明するための図である。例えば1パケット(1024サンプル)または既定の複数パケットの音声ストリームの到着毎にこの処理フローは起動される。或いは1パケットに起動し複数パケット分の結果を総合判定するように構成してもよい。
ステップS82:ステップS81で番組ジャンルが音楽と判定された場合には、音楽の検出を行い検出された場合には検出された旨のフラグを立て、検出されなかった場合には同フラグをOFFし、いずれもステップS84へ進む。
なお上記3種のフラグをON/OFFするサブルーチン(定義済み処理)は、既存の技術による。既存の技術で有力のものが複数ある場合はまとめて総合判定してもよい。
ステップS91:音声解析部16より前述の3種のフラグに状態変化があった旨の通知があったか否かの判定を行い、通知が無かった場合は処理を終了し通知があった場合はステップS92へ進む。
ステップS94:前述の3種のフラグの状態変化に基づいて表示効果制御を行い、ステップS95へ進む。
ステップS95:前述の音声切替ONの設定がある場合はステップS96へ進み、音声切替ONの設定がない場合は処理を終了する。
ステップS96:追いかけ再生中で終了未検出の場合は処理を終了し、そうでない場合はステップS97へ進む。
ステップS97:追いかけ再生制御を行い、処理を終了する。
ステップS98:前述の表示効果ONの設定がある場合はステップS99へ進み、表示効果ONの設定がない場合はステップS100へ進む。
ステップS99:前述の3種のフラグの状態変化に基づいて表示効果制御を行い、ステップS100へ進む。
ステップS100:前述の音声切替ONの設定がある場合はステップS101へ進み、音声切替ONの設定がない場合は処理を終了する。
ステップS101:追いかけ再生制御を行い、処理を終了する。
上記の実施形態の効果として複数の番組を同時に視聴している場合に、音声が出力されていない番組中の重要なシーンを効果的に視聴者に通知することで重要なシーンの見逃しをなくすことができる。
Claims (7)
- 複数の映像信号を入力しこれらの映像信号の一つ以上を出力する映像出力部と、
前記複数の映像信号に対応する複数の音声信号を入力してこの音声信号の音量を解析する音声解析部と、
前記解析結果に基づいて前記映像信号を出力する視聴効果を制御する効果制御部とを
有することを特徴とする映像表示装置。 - 前記音声解析部は音声の開始ポイントまたは終了ポイントとして、前記音声信号よりCMの開始と終了を検出し、または音楽番組の音声信号より音楽の歌い出しを検出し、またはスポーツ番組の音声信号より歓声を検出することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記効果制御部は、前記音声解析部で解析した結果を基に出力する音声を更に切替え、複数の映像の表示場所または表示サイズ、あるいは前記検出結果を基にマーク(アイコン)の表示方法を決定し、前記切替のタイミングに合わせて前記再生制御部を制御し、これら前記視聴効果を制御することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記再生制御部は、前記音声解析部で解析した前記開始ポイントを基に指定時間戻り音声を含んだ映像を再生し、前記音声解析部で検出した前記終了ポイントを経過後は徐々にリアルタイムに追いつくよう再生することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記効果制御部より出力される映像信号を表示する表示部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記映像信号およびこの映像信号に対応する音声信号の追いかけ再生を行う再生制御部とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 複数の映像信号を入力しこれらの映像信号に由来する映像を同時に出力し、
前記複数の映像信号に対応する複数の音声信号を入力してこの音声信号の音量を解析し、
前記映像信号およびこの映像信号に対応する音声信号の追いかけ再生を行い、
前記解析結果に基づいて前記映像信号を出力する視聴効果を制御することを特徴とする映像表示方法。
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JP2009286953A JP2011130211A (ja) | 2009-12-17 | 2009-12-17 | 映像表示装置及び映像表示方法 |
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