JP2008252746A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Yoshinobu Ito
嘉信 伊藤
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Abstract

【課題】視聴環境に応じたタイミングと方法で字幕を表示できるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】受信したコンテンツを再生提示するデジタル放送受信装置(1)において、字幕生成部(2)はコンテンツ(Sa)に関する字幕情報(Ds)を生成し、字幕情報記憶部(11)字幕情報(Ds)を蓄積し、騒音検知部(7)は周囲の騒音レベル(NL)を検出し、騒音レベル(NL)が騒音閾値(Nth)以上である時には字幕生成部(12)は字幕情報蓄積部(11)から所定時間(−T1)前に蓄積された字幕情報(Ds(―T1<t≦T0))を読み出し、字幕生成部(12)は読み出された字幕情報(Ds(―T1<t≦T0))に基づいて、字幕信号(Ss(―T1<t≦T0))を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストリーミングデータを受信してコンテンツ再生するデジタル放送受信装置に関し、さらに詳述すれば、再生環境に応じて字幕表示を行うデジタル放送受信装置に関する。
周囲の騒音が大きかったり再生音声が小さかったりして視聴困難な状況下でのテレビジョン放送やビデオなどのコンテンツ再生表示時に、字幕表示を自動的に制御する技術(特許文献1)が提案されている。
特開2005−064599号公報
しかしながら、上述の方法では、視聴困難な状況を検知して字幕表示が開始された時には、視聴者に字幕を見せたいシーンは既に終わっており、視聴者に見せたいのとは異なる字幕が表示されてしまう。つまり、視聴者が音声を聞き逃したシーンとは別のシーンの字幕が表示されるので、視聴は聞き逃したシーンの字幕を見ることができない。つまり、視聴者が必要とする字幕を実際に見る時には、その字幕のシーンは既に過ぎ去っている。
これは、字幕表示の必要性が認識された後に、必要と認識された字幕が表示されることに起因しており、字幕表示されても視聴者はすでに対応するシーンを見逃し/聞き逃している。そのために、視聴者は表示された字幕をみても、見逃したシーンをよく理解できない。この観点からは、視聴困難なシーンに対する字幕が適正なタイミングと方法で視聴者に表示されるデジタル放送受信装置が必要とされる。
しかしながら、一概に視聴困難と言っても人によって状況は異なる。よって、本発明は、視聴環境に応じたタイミングと方法で字幕を表示できるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために本発明は、コンテンツ配信システムデジタルテレビジョン放送を受信して、少なくとも音声で構成されるコンテンツを再生提示するデジタル放送受信装置であって、
前記コンテンツに関する字幕情報を生成する字幕情報生成手段と、
前記字幕情報を蓄積する字幕情報蓄積手段と、
前記コンテンツの再生環境が所定条件を満たしているか否かを判定する再生環境判定手段と、
前記再生環境が所定条件を満さないと判定された時には、前記字幕情報蓄積手段から第1の所定時間前に蓄積された字幕情報を読み出す字幕情報読み出し手段と、
前記読み出された字幕情報に基づいて、第1の字幕信号を生成する字幕信号生成手段を備える。
前記字幕信号生成手段は、さらに再生環境が所定条件を満さないと判定された時の字幕情報に基づいて、第2の字幕信号を生成することが望ましい。
前記字幕信号生成手段は、さらに前記再生環境が所定条件を満たすと判定された時の字幕情報に基づいて、第3の字幕信号を生成することが望ましい。
前記字幕信号生成手段は前記第2の字幕信号に強調処理を施す字幕強調処理手段を備えることが望ましい。
前記字幕強調処理手段は、字幕文字の大きさ、色、彩度、コントラスト、およびフォントの少なくとも1つを変化させることが望ましい。
前記字幕強調処理手段は時間の経過に応じて前記字幕文字を変化させることを特徴とすることが望ましい。
前記再生環境判定手段は、
周囲の音声のレベルを検出する騒音検出手段と、
前記レベルを所定の閾値と比較するレベル値比較手段とを備えることが望ましい。
本発明にかかるデジタル放送受信装置は、前記閾値を変更する閾値変更手段をさらに備えることが望ましい。
ユーザが必要とする視聴状況下で字幕を所望の方法で表示することによって、ユーザの視聴を補助できる。
本発明にかかるデジタル放送受信装置は、ユーザにとって適正なタイミングと方法で字幕を表示できるために、ユーザが事前あるいは逐次に指示する条件が字幕表示のトリガとして用いられる。本実施の形態においては、そのようなトリガの具体例の一つとして、ユーザの於かれている視聴環境下での騒音レベルを利用するデジタル放送受信装置について、図1、図2、図3、図4、図5、図6および図7を参照して具体的に説明する。なお、字幕の自動表示のトリガとしては、騒音レベル以外にユーザによる事前あるいは逐次の直接指示などを用いて構成できることは言うまでもない。
図1に示すように、デジタル放送受信装置1は、アンテナ部2、マイク部3、受信部4、復調部5、デコード部6、騒音検知部7、制御部8、入力部9、映像切替部10、字幕情報記憶部11、字幕生成部12、映像合成部13、および出力部14を含む。
アンテナ部2は、放送局などのコンテンツ源から発信されるデジタルテレビジョン放送波を受信する。マイク部3はデジタル放送受信装置1の周囲の音声を音声信号に変換する。入力部9は、ユーザからの操作を受け付けるためのインターフェースであり、たとえば、リモコンやキーボードなどで構成される。ユーザの操作は入力部9により電気信号化されて、制御部8に入力される。なお、本発明においては、字幕の自動表示に対するトリガとなる騒音の閾値(以降、「騒音閾値Nth」)が、ユーザの操作に応答して生成される指示信号Soによって、デジタル放送受信装置1(制御部8)に対して設定指示される。
制御部8は、デジタル放送受信機1の各構成要素を制御する手段であり、好ましくはマイクロコンピュータで構成される。より具体的に言えば、制御部8は入力部9から入力されるユーザの操作(指示)を反映した操作指示信号Soに基づいて、デジタル放送受信装置1の機能を制御する。
受信部4は、アンテナ部2を介して受信したデジタルテレビジョン放送Wbより、ユーザが所望する伝送チャンネルの重畳されている放送信号Sbを抽出する。復調部5は受信部4から出力される放送信号Sbを復調してMPEG−2トランスポートストリーム(以降、「トランスポートストリーム」)TSを出力する。デジタルテレビジョン放送においては、トランスポートストリームTSを変調して放送することは周知である。
デコーダ6は、トランスポートストリームTSからユーザの所望する番組の映像・音声のストリームを抽出し、復号を行った後に、アナログY/Pb/Prの映像信号SvとアナログL/Rの音声信号Saを出力する。映像信号Svは映像切替部10に入力され、音声信号Saは字幕生成部12および出力部14に入力される。
映像切替部10は、制御部8から入力される映像制御信号Scvによって制御されて、メッセージ信号Smおよびデコード部6から入力される映像信号Svを映像合成部13に出力する。メッセージ信号Smとは、上述のモニタの画面上に表示されるメッセージの画像を表す信号である。なお、メッセージ信号Smが表すメッセージの内容、表示位置、大きさ、色および表示方法も映像制御信号Scvに基づいて決定される。つまり、メッセージ信号Sm自身に表示方法の情報も含まれている。
字幕生成部12は、制御部8から入力される字幕表示制御信号Scsによって制御されて、デコード部6から入力される音声信号Saに基づいて、内蔵する字幕生成回路(不図示)によって対応シーンにおいて字幕として表現すべき情報(以降、「字幕情報」)Dsを生成する。なお、字幕情報Dsは音声信号Saに基づいて字幕生成部12で生成する代わりに、放送信号Sbに重畳されている情報を使用してもよい。字幕情報記憶部11は、字幕情報Dsを格納すると共に、字幕生成部12と字幕情報Dsが入出力可能に接続されている。
字幕生成部12は、リアルタイムに生成された字幕情報Dsあるいは字幕情報記憶部11から供給される過去に生成された字幕情報Dsに基づいて、字幕の映像信号(以降、「字幕映像信号」)Ssを生成して映像合成部13に出力する。字幕生成部12による字幕情報Dsと字幕映像信号Ssとの生成、字幕生成部12から映像合成部13への字幕映像信号Ssの出力、および字幕情報記憶部11による字幕情報Dsの蓄積は、字幕表示制御信号Scsによって制御される。
なお、字幕映像信号Ssの映像合成部13による合成方法(つまり、字幕映像信号Ssが表す字幕の内容、表示位置、大きさ、および色に代表される表示方法)も字幕表示制御信号Scsに基づいて決定される。つまり、字幕映像信号Ss自身に合成方法の情報も含まれている。
映像合成部13は、主に3つの機能を有している。第1の機能は映像切替部10から入力される映像信号Svをそのまま出力部14に出力することである。第2の機能は映像信号Svに字幕映像信号Ssを合成して字幕合成映像信号Svsを生成し、同字幕合成映像信号Svsを出力部14に出力することである。第3の機能は、字幕合成映像信号Svsにメッセージ信号Smを合成してメッセージ字幕合成信号Svmを生成し、同メッセージ字幕合成信号Svmを14に出力することである。
映像合成部13は、デジタル放送受信装置1が現在受信して音声信号Saの字幕情報Dsに基づく字幕映像信号Ssばかりでなく、字幕情報記憶部11に蓄積されている過去の字幕情報Dsに基づく字幕映像信号Ssを映像信号Svに合成する。映像合成部13からの出力される信号については、後ほど図2〜図6を参照して詳述する。
騒音検出部7は、マイク部3から入力される音声信号Sacに基づいて、ユーザ(デジタル放送受信装置1)の周囲の騒音レベルNLを検知して制御部8に出力する。制御部8は、騒音レベルNLを入力騒音閾値Nthと比較して、デジタル放送受信装置1における字幕表示機能をON/OFFすると共に、字幕の表示(合成)方法、およびメッセージの表示のON/OFFおよび表示(合成)方法を決定する。なお、字幕表示機能のON/OFFは、周囲の騒音レベルNLに基づく変わりに、再生中の番組内の音声レベルに基づいて決定してもよい。
さらに制御部8は、同決定に基づいて映像制御信号Scvおよび字幕表示制御信号Scsを生成する。なお、映像制御信号Scvおよび字幕表示制御信号Scsの内容および生成は、ユーザが入力部9を介して直接デジタル放送受信装置1に指示してもよい。つまり、ユーザが字幕およびメッセージの表示方法を一意に決定し、決定内容を入力部9を介してデジタル放送受信装置1に直接指示してもよい。
次に、図2、図3、および図4を参照して、上述の映像合成部13から出力される映像信号Sv、字幕合成映像信号Svs、およびメッセージ字幕合成信号Svmに基づいて、モニタ(不図示)によって表示されるモニタ画像Ivについて説明する。図2および図3においては、映像信号Svに基づく受信画像Ivの内容が時間の経過と共に変化する様子が○、△、および□で表現されている。
図2に、上段から順番に、時刻tがT0以前(t≦T0)、時刻tがT0以降かつT2以前(T0<t<T2)、および時刻tがT2以降におけるモニタ画像Ivs(t≦T0)、モニタ画像Ivs(T2>t>T0)、およびモニタ画像Ivs(t≧T2)が表されている。本例においては、時刻T0に、制御部8で音声信号Sacの騒音レベルNLが騒音閾値Nth以上であると判断されて字幕表示がONにされる。以降、音声信号Sacの騒音レベルNLは騒音閾値Nth以上と判断され続ける。そして、時刻T2に騒音レベルNLが騒音閾値Nth以下であると判断されて、字幕表示がOFFの字幕表示がOFFにされる。
つまり、字幕は時刻T0<t<T2の期間中に表示されている。具体的には、時刻T0以前(t≦T0)には、受信画像Iv(t≦T0)に字幕画像も何も多重されずに、モニタ画像Ivs(t=T0)として表示される。時刻T0<t<2においては、受信画像Iv(T0<t<T2)の下部に、同受信画像に対応する字幕画像Is(T0<t<T2)が多重されて、モニタ画像Ivs(T0<t<T2)として表示される。そして、時刻T2以降(t≧T2)においては、時刻T0以前(t≦T0)におけるとの同様に、受信画像Iv(t≧T2)に字幕画像も何も多重されずに、モニタ画像Ivs(t≧T2)として表示される。
図3に、上段から順番に、時刻tがT1以前(−T1>t)、時刻tがT1以降かつT0以前(−T1<t≦T0)、時刻tがT0以降かつT2以前(T0<t<T2)、および時刻tがT2以降(t≧T2)におけるモニタ画像Ivs(−T1>t)、モニタ画像Ivs(−T1<t≦T0)、モニタ画像Ivs(T0<t<T2)、およびモニタ画像Ivs(t≧T2)が表されている。なお、本例においても各時刻における受信画像Iv(t)は、図2に示したものと同じである。
本例においても、時刻T0に字幕表示がONにされ、時刻T2に字幕表示がOFFにされている。つまり、字幕は時刻T0<t<T2の期間中に表示されている。ただし、本例において表示される字幕は受信画像Iv(T0<t<T2)に対する字幕画像Is(T0<t<T2)ではなく、字幕表示がONにされる前の時刻−T1<t≦T0の受信画像Iv(−T1<t≦T0)に対応する字幕画像Is(−T1<t≦T0)が表示される。このように字幕表示が必要と判断された時点より予定時間T1だけ遡って字幕表示することにより、視聴者が騒音のために聞き逃したシーンの字幕をみることができる。
図4に、上述の各時刻における騒音レベルNLと字幕表示のON/OFFの関係を示す。同図において、横軸は時刻tの経過を示し、縦軸は騒音レベルNLを示し、時間軸に平行な点線は騒音閾値Nthを示し、折れ線は音声信号Sacの騒音レベルNLの経時的変化を示している。
次に、図5を参照して、上述の時刻T0<t<T2におけるモニタ画像Ivs(T0<t<T2)を例に字幕画像Isの表示方法について説明する。本例においては、字幕画像Isはそれぞれ異なる3つの時刻(t<T0、t=T0、t=T2)における字幕画像Is(t<T0)、Is(t=T0)、およびIs(t=T2)が一つの字幕画像Isとして表示される。このように異なる時刻の字幕画像を同時に表示することによって、視聴者は聞き逃したシーンの字幕と同時に、現在あるいは未来のシーンの字幕も見ることができるので視聴画像に対する理解が容易になる。
具体的には、字幕画像Is(t<T0)は「AAA」であり、字幕画像Is(t=T0)は「BBB」であり、字幕画像Is(t=T2)は「CCC」である。このように構成された字幕画像Isをさらにその一部である字幕画像Is(t=T0)の表示方法を変化させた例が字幕画像Is_1とIs_2である。字幕画像Is_1においては、「BBB」が拡大表示されている。字幕画像Is_2においては、「BBB」が太字表示されている。これらの例以外に、文字の色や彩度やコントラストを変化させたり、フォントを変化させたり、さらに文字を点滅させるようにしてもよい。要するに、視聴者の注意を引くような任意な表示方法を採用できる。
次に、図6を参照して、上述の図3に示した例と同じ時刻T0以前から時刻T2以降におけるモニタ画像Ivにメッセージ画像Imが重畳されて表示される例について説明する。同図において、モニタ画像Ivm(T0<t<T2)は、モニタ画像Iv(T0<t<T2)にメッセージ画像Im(T0<t<T2)が重畳されている。同様に、モニタ画像Ivm(t≧T2)は、モニタ画像Iv(t≧T2)にメッセージ画像Im(t≧T2)が重畳されている。
メッセージ画像Im(T0<t<T2)は、時刻T0に字幕表示機能のONをユーザに伝えるアナウンス文である。同様に、メッセージ画像Im(t≧T2)は、時刻T2に字幕表示機能のOFFをユーザに伝えるアナウンス文である。なお、字幕表示機能のON/OFF以外のメッセージをアナウンスするようにしてもよい。
図7に示すフローチャートを参照して、デジタル放送受信装置1による字幕表示動作について説明する。デジタル放送受信装置1に電源が投入されて、デジタルテレビジョン放送Wbの受信と音声信号Saの生成とが開始されて入力部9による以下の制御が開始する。
ステップS2において、騒音レベルNLが騒音閾値Nth以上であるか否かが判断される。Yesの場合、制御は次のステップS3に進む。
ステップS3において、字幕表示機能がONに設定され、現時刻tが時刻T0として設定される。さらに、映像制御信号Scvおよび字幕表示制御信号Scsが生成されて、それぞれ映像切替部10および字幕生成部12に出力される。そして、制御は次のステップS4に進む。
ステップS4において、字幕表示制御信号Scsに基づいて、現時刻T0より前の時刻(t<T0)の字幕画像Is(t<T0)を表示するか否かが判断される。Yesの場合、制御は次のステップS5に進む。
ステップS5において、現時刻T0より所定の時間T1以前の時刻(t=−T1)から現時点T0までの字幕情報Ds(−T1<t≦T0)が字幕情報記憶部11から字幕生成部12に読み出される。同字幕情報Ds(−T1<t≦T0)に基づいて、字幕映像信号Ss(−T1<t≦T0)が生成されて映像合成部13に出力される。そして、制御は次のステップS7に進む。
一方、上述のステップS4においてNo、つまり現時刻T0以降(t≧T0)の字幕画像Isを表示すると判断される場合には、制御はステップS6に進む。
ステップS6において、現時刻T0以降の字幕情報Ds(t≧T0)が字幕生成部12によって生成される。同字幕情報Ds(t≧T0)に基づいて、字幕映像信号Ss(t≧T0)が生成されて映像合成部13に出力される。そして、制御はステップS7に進む。
さらに、上述のステップS2においてNo、つまりデジタル放送受信装置1の周囲の騒音レベルNLがユーザの設定した騒音閾値Nthより低いと判断される場合には、制御はステップS8に進む。
ステップS8において、字幕表示機能がOFFに設定され、現時刻tが時刻T2として設定される。さらに、映像制御信号Scvおよび字幕表示制御信号Scsが生成されて、それぞれ映像切替部10および字幕生成部12に出力される。そして、制御は次のステップS9に進む。
ステップS9において、字幕表示制御信号Scsに基づいて、現時刻T2より所定時間だけ以降の時刻T3までの字幕画像Is(T2<t≦T3)を表示するか否か判断される。Noと判断される場合、制御は上述のステップS2に戻る。一方、Yesと判断される場合、制御はステップS10に進む。
ステップS10において、字幕情報Ds(T2<t≦T3)が字幕生成部12によって生成される。同字幕情報Ds(T2<t≦T3)に基づいて、字幕映像信号Ss(T2<t≦T3)が生成されて映像合成部13に出力される。そして、制御はステップS7に進む。
ステップS7においては、上述のステップS5、S6、およびS10のそれぞれで出力された字幕映像信号Ss(−T1<t≦T0)、Ss(t≧T0)、およびSs(t≧T3)に基づいて、字幕画像Is(−T1<t≦T0)、Is(t≧T0)、およびIs(t≧T3)が表示される。字幕画像はそれぞれ、図2、図3、図5、および図6を参照して説明したように、字幕表示制御信号Scsの指示に基づいて種々な様態で表示される。
上述のように、本発明にかかるデジタル放送受信装置は、周囲の騒音が大きかったり、逆に番組中の音声が小さかったり等の視聴困難な状況下での字幕を自動表示することによってユーザの視聴補助を行うことができる。視聴困難な状況や字幕の自動表示は騒音や番組音声という要因以外に自由に設定できる。
本発明は、テレビジョン受信機、ビデオ再生装置、およびセットトップボックスなどを含むデジタル放送受信装置に利用できる。
本発明の実施の形態にかかるデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図 図1のデジタル放送受信装置による現在の字幕を表示の説明図 図1のデジタル放送受信装置による過去の字幕の表示の説明図 図1のデジタル放送受信装置による字幕表示機能ON/OFFの説明図 図1のデジタル放送受信装置により表示される字幕の説明図 図1のデジタル放送受信装置によるメッセージ表示の説明図 図1のデジタル放送受信装置による字幕表示動作を表すフローチャート
符号の説明
1 視聴補助付デジタル放送受信機
2 アンテナ部
3 マイク部
4 受信部
5 復調部
6 デコード部
7 騒音検知部
8 制御部
9 入力部
10 映像切替部
11 字幕記憶部
12 字幕生成部
13 映像合成部
14 出力部

Claims (8)

  1. デジタルテレビジョン放送を受信して、少なくとも音声で構成されるコンテンツを再生提示するデジタル放送受信装置であって、
    前記コンテンツに関する字幕情報を生成する字幕情報生成手段と、
    前記字幕情報を蓄積する字幕情報蓄積手段と、
    前記コンテンツの再生環境が所定条件を満たしているか否かを判定する再生環境判定手段と、
    前記再生環境が所定条件を満さないと判定された時には、前記字幕情報蓄積手段から第 1の所定時間前に蓄積された字幕情報を読み出す字幕情報読み出し手段と、
    前記読み出された字幕情報に基づいて、第1の字幕信号を生成する字幕信号生成手段を備えるデジタル放送受信装置。
  2. 前記字幕信号生成手段は、さらに再生環境が所定条件を満さないと判定された時の字幕情報に基づいて、第2の字幕信号を生成することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記字幕信号生成手段は、さらに前記再生環境が所定条件を満たすと判定された時の字幕情報に基づいて、第3の字幕信号を生成することを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記字幕信号生成手段は前記第2の字幕信号に強調処理を施す字幕強調処理手段を備える請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記字幕強調処理手段は、字幕文字の大きさ、色、彩度、コントラスト、およびフォントの少なくとも1つを変化させることを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記字幕強調処理手段は時間の経過に応じて前記字幕文字を変化させることを特徴とする請求項5に記載のデジタル放送受信装置。
  7. 前記再生環境判定手段は、
    周囲の音声のレベルを検出する騒音検出手段と、
    前記レベルを所定の閾値と比較するレベル値比較手段とを備える請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記閾値を変更する閾値変更手段をさらに備える請求項7に記載のデジタル放送受信装置。
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