JPH07284056A - 映像信号の記録再生装置とその表示装置 - Google Patents

映像信号の記録再生装置とその表示装置

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JPH07284056A
JPH07284056A JP6074604A JP7460494A JPH07284056A JP H07284056 A JPH07284056 A JP H07284056A JP 6074604 A JP6074604 A JP 6074604A JP 7460494 A JP7460494 A JP 7460494A JP H07284056 A JPH07284056 A JP H07284056A
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signal
recording
video signal
reproducing
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JP6074604A
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Takashi Furuhata
隆 降旗
Hiroaki Takahashi
宏明 高橋
Masakazu Hamaguchi
昌和 濱口
Hitoshi Akiyama
仁 秋山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フレーム周波数や走査線数の異なる標順テレビ
ジョン信号と高精細テレビジョン信号を1つの装置で記
録再生できる映像信号の記録再生装置を提供する。 【構成】標準テレビジョン信号をそのフレーム周期T1
で記録してから、高精細テレビジョン信号のフレーム周
期T2で再生し、高精細テレビジョン信号と同じ走査線
数とアスペクト比の信号に変換して出力する。 【効果】1つの装置で標準テレビジョン信号と高精細テ
レビジョン信号のいずれも記録再生することができる。
特に、標準テレビジョン信号を記録した場合に、高精細
テレビジョン方式と同じ高画質な映像信号を長時間再生
できる装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTSC方式などの標
準テレビジョン信号とハイビジョン方式などの高精細テ
レビジョン信号のいずれかを効率よく記録再生可能な映
像信号の記録再生装置と該装置からの出力を表示する表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン方式としては、NT
SC方式(ないしED方式)、PAL方式(ないしPA
Lプラス方式)、SECAM方式などの標準テレビジョ
ン方式があり、NTSC方式の場合で、フレーム当たり
の走査線数は525本、フレーム周波数f1は29.9
7Hz(フィールド周波数で59.94Hz)、アスペ
クト比は4:3に定められている。一方、近年、テレビ
ジョン方式の改善により画像の高精細化が進められてお
り、上記標準テレビジョン方式の約2倍の走査線を有し
画質を飛躍的に向上させたハイビジョン方式やATV方
式などの高精細テレビジョン方式(HDTV:High
Definition TV)が考案され、放送が開始されよう
としている。ハイビジョン方式の場合で、フレーム当た
りの走査線数は1125本、フレーム周波数f2は3
0.0Hz(フィールド周波数で60.0Hz)、アス
ペクト比は16:9に定められている。このため、将来
のテレビジョン方式は、現行の上記標準テレビジョン方
式に加えて、形式の全く異なる上記高精細テレビジョン
方式が共存する形となると予想され、将来の映像信号の
記録再生装置、例えばVTR(ビデオテープレコーダ)
或いはVDP(ビデオディスクレコーダ、プレーヤ)な
どとしては、これら両方式の映像信号を1つの装置で選
択的に記録再生できることが望ましい。
【0003】このようなニーズに対して、それを実現す
る装置の一例が、発明者等によって特開平4−3342
89号公報にて提案されている。
【0004】また、最近の例では、W−VHSと称する
家庭用のVTRなどにその実用例をみることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでに実
現されている記録再生装置では、上記のように標準テレ
ビジョン信号と高精細テレビジョン信号とで信号形式が
全く異なり、特にフレーム周波数(あるいはフィールド
周波数)が両者でわずかに異なることが大きな障害とな
って、そのいずれか一方しか記録再生できず、このため
これと接続する場合、例えばテレビ受像機などの表示装
置やカメラなどの撮像装置と接続する場合、あるいは装
置間でダビング記録したり編集したりする場合などに、
各テレビジョン方式に対応する機器を個別に用意し、あ
るいは相互にテレビジョン方式を変換する機器を用意す
る必要があり、使い勝手上、経済上多大な不便が生じる
という問題があった。
【0006】また、上記提案の装置では、上記課題が一
部解決されるものの、映像信号を長時間記録する機能や
再生を多様化する機能などについては充分な配慮がされ
ていなかった。
【0007】本発明の目的は、上記標準テレビジョン信
号と高精細テレビジョン信号のように、フレーム周波数
や走査線数、アスペクト比などが異なっていても、共に
1つの装置で自由に記録することができ、しかも、その
いずれの方式にも準拠する信号を選択的に再生して出力
することができる装置を低コストで提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、所定
の周期T1(フレーム周波数にしてf1=1/T1)を
有する標準テレビジョン信号と、該標準テレビジョン信
号とは異なる周期T2(フレーム周波数にしてf2=1
/T2)を有し、かつ該標準テレビジョン信号より走査
線数が多くアスペクト比の異なる高精細テレビジョン信
号のいずれかを所定の記録媒体に記録し、あるいはそれ
を再生するように構成される装置において、上記標準テ
レビジョン信号に準じた周期T1の第1の映像信号を入
力する信号入力手段と;上記信号入力手段からの第1の
映像信号より、それと同じ周期T1を有する記録映像信
号を生成する記録映像信号生成手段と;上記記録映像信
号生成手段からの記録映像信号をそのT1の周期に基づ
き制御して上記記録媒体に記録する信号記録手段と;上
記信号記録手段により上記記録媒体に記録された映像信
号を、上記のT1の周期に基づき制御して再生する第1
のモードと上記のT2の周期に基づき制御して再生する
第2のモードのいずれかを指定するモード指定手段と;
上記モード指定手段からの出力に応答して、上記記録媒
体に記録された映像信号を再生する信号再生手段と;上
記モード指定手段からの出力に応答して、少なくとも上
記第2のモードが指定されたときに、上記信号再生手段
からの再生映像信号を処理して、上記高精細テレビジョ
ン信号と同じ走査線数を有し、かつ同じフレーム周波数
f2を有する信号に変換して出力する信号処理手段と;
を備えて構成されることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成で、上記信号記録手段と信号再生手
段それぞれに介在するサーボなどの制御手段において、
その制御基準の周波数を適宜代えてやることにより、コ
スト増なく極めて簡単にフレーム(ないしフィールド)
周波数の変換が行われる。
【0010】すなわち、上記標準テレビジョン信号を記
録する時に、それと同じフレーム(ないしフィールド)
周波数f1に同期した記録サーボ基準信号に基づいて所
定のサーボ制御が行われ、その再生で上記第2のモード
で再生する時には、上記高精細テレビジョン信号のフレ
ーム(ないしフィールド)周波数f2に同期した再生サ
ーボ基準信号に基づいて所定のサーボ制御が行われる。
これによって、標準テレビジョン信号と高精細テレビジ
ョン信号の両者でフレーム(ないしフィールド)周波数
が異なっていても、記録と再生の過程における上記のサ
ーボ制御の切り換えにより極めて簡単にフレーム(ない
しフィールド)周波数の変換が行われる。さらに上記信
号処理手段にて、必要に応じて走査線数とアスペクト比
の変換が行われ、その結果、フレーム周波数f1で記録
された標準テレビジョン信号は、フレーム周波数f2の
高精細テレビジョン信号と同じ形式の信号に変換されて
再生出力される。このように、走査線数の少ない標準テ
レビジョン信号でも、走査線数が増大されて高画質化さ
れた高精細テレビジョン信号として再生することができ
る。また、記録媒体に両者のいずれが記録されていて
も、互いに互換性をもって同一の高精細テレビジョン信
号として再生することができる。したがって、(標準テ
レビジョン方式に準拠する表示装置が接続されていなく
て)高精細テレビジョン方式に準拠する表示装置しか接
続されていない場合でも、標準テレビジョン信号の記録
されたプログラムを再生して表示させることが可能とな
る。
【0011】また、記録側において、上記標準テレビジ
ョン信号を従来のテレビジョン受信機あるいはカメラな
どの撮像装置から供給するように接続することにより、
従来の標準テレビジョン信号を高画質化した高精細テレ
ビジョン信号として記録再生することが容易となり、こ
れまでにない新しい付加価値をユーザに供給できる。
【0012】さらに、一般的に同一の記録媒体では、高
精細テレビジョン信号よりも情報量の少ない標準テレビ
ジョン信号の方が長い時間記録できることから、上記の
方法によりみかけ上、標準テレビジョン信号を高精細テ
レビジョン信号として長時間記録できるメリットをユー
ザに提供することができる。
【0013】また、上記の信号変換を必要なときにのみ
適宜選択できるようにしておけば、例えば標準テレビジ
ョン方式に準拠する表示装置しか接続されていないとき
には、通常の標準テレビジョン信号として出力させるこ
とができ、この場合にも標準テレビジョン信号の記録さ
れたプログラムを楽しむことが可能となる。
【0014】さらに、アスペクト比とフレーム周波数は
標準テレビジョン信号と同じで、走査線数が標準テレビ
ジョン信号の略2倍で順次走査形式のいわゆる順次走査
テレビジョン信号を表示する装置が接続されていた場合
でも、上記の構成によれば、フレーム周波数の変換は行
わずに走査線数だけの変換を行わせることができるた
め、上記同様にそのプログラムを楽しむことができる。
【0015】また、上記の標準テレビジョン信号と高精
細テレビジョン信号、さらには上記の順次走査テレビジ
ョン信号のいずれにも対応できるように複数の偏向系を
有するマルチスキャン形式の表示装置と接続すれば、互
いに異なる方式で記録されたプログラムでも、1つの受
像機だけでユーザの好みに応じて自在に各方式で再生表
示させることができ、周辺装置を含めた全体のシステム
でその付加価値を大幅に高めることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明をVTRなどの磁気記録再生装
置に適用した場合の実施例を図面を用いて説明する。
【0017】図1は、標準テレビジョン方式の映像信号
として走査線数525本、フレーム周波数f1=29.
97Hz(フィールド周波数59.94Hz)、インタ
レース比2:1、アスペクト比4:3のNTSC信号
と、高精細テレビジョン方式の映像信号として走査線数
1125本、フレーム周波数f1=30.0Hz(フィ
ールド周波数60.0Hz)、インタレース比2:1、
アスペクト比16:9のHD信号を共に記録再生可能な
本発明の一実施例を示す磁気記録再生装置のブロック図
である。
【0018】図1において、100は標準テレビジョン
信号と高精細テレビジョン信号を記録再生する記録再生
装置、10は標準テレビジョン信号として上記NTSC
信号が入力される入力端子、20,21,22は高精細
テレビジョン信号として上記HD信号のコンポーネント
信号(輝度信号Yと2つの色信号P1,P2)が入力さ
れる入力端子、30,31,32は高精細テレビジョン
信号として再生されるHD信号のコンポーネント信号
(輝度信号Yと2つの色信号P1,P2)の出力端子、
40は標準テレビジョン信号として再生されるNTSC
信号の出力端子、200は上記入力端子10からのNT
SC信号よりコンポーネント信号(輝度信号Yと2つの
色信号C1,C2)をデコードするデコード回路、21
0はその逆にコンポーネント信号(輝度信号Yと2つの
色信号C1,C2)をNTSC信号にエンコードするエ
ンコード回路、300はNTSC信号を記録するモード
(MR1)かHD信号を記録するモード(MR2)かを
指定する記録モード指定回路、400はNTSC信号を
再生するモード(MP1)かHD信号を再生するモード
(MP2)かを指定する再生モード指定回路、500は
上記記録モード指定回路300からの記録モード信号M
Rに応じて上記NTSC信号ないしHD信号を記録する
ために所定のフォーマットの信号に変換する記録信号処
理回路、610は記録変調回路、620は記録増幅回
路、630は磁気テープ、640はキャプスタン、65
0はシリンダ、651,652は複数個の磁気ヘッドで
構成される回転ヘッド、660は再生増幅回路、670
は再生復調回路、700は上記再生モード指定回路40
0からの再生モード信号MPに応じて上記の所定フォー
マットで記録された映像信号を再生して上記のNTSC
信号ないしHD信号を復元するための再生信号処理回
路、800は上記キャプスタン640で駆動するテープ
630の走行制御や上記シリンダ650の回転制御など
を行うサーボ制御回路、810は記録時のサーボ基準信
号を生成する記録基準信号生成回路、820は再生時の
サーボ基準信号を生成する再生基準信号生成回路であ
る。
【0019】まず、上記記録モード指定回路300に
て、NTSC記録モード(MR1)が指定されて標準テ
レビジョン方式のNTSC信号を記録する場合について
説明する。
【0020】入力端子10から入力されるNTSC信号
はデコード回路200にてデコードされて、輝度信号Y
と2つの色信号C1,C2のコンポーネント信号が生成
される。記録信号処理回路500において、記録モード
指定回路300にてNTSC記録モードが指定された時
に出力されるNTSC記録モード信号MR1に応じて、
このコンポーネント信号は適宜処理されて、周期T1
(=1/f1)の記録映像信号が生成される。
【0021】具体的には、例えば、特開昭61−166
284号公報などで公知の方法を用いて、上記1フレー
ム525本の走査線の内、垂直ブランキング期間を除く
例えば500本の有効走査線のコンポーネント信号の2
つの色信号C1,C2が線順次化されて輝度信号Yとそ
の水平走査線(ライン)単位で時分割で多重された形式
の信号が生成され、さらにその1フレームの期間(T
1)が単一チャンネルで2つのセグメントに分割され
て、各セグメント毎に250ラインの時分割多重信号を
含む周期T1の記録映像信号が生成される。この記録映
像信号は、記録変調回路610にて、例えばアナログ記
録する場合にはFM変調され(あるいはディジタル記録
する場合にはNRZなど適宜ディジタル変調され)て記
録増幅回路620を介して回転ヘッド651,652に
より磁気テープ630の平行な斜めのトラックに順次記
録される。この実施例のように、1フレームを単一チャ
ンネルで2セグメントに分割して記録する場合には、上
記回転ヘッド651,652それぞれに単一のヘッド
(計2ヘッド)が用いられ、これに応じて上記シリンダ
650の回転数は毎秒29.97回転に設定される。ま
た、1フレームを所定のピッチをもって2つのトラック
で記録するように上記キャプスタン640の回転数とテ
ープ630の走行速度とが適宜設定される。このシリン
ダとキャプスタンの回転数はサーボ制御回路800によ
り制御される。すなわち、このNTSC記録モードで
は、記録基準信号生成回路810にて、上記記録信号処
理回路500から供給されるNTSC信号の同期情報に
基づき周期T1のサーボ基準信号が生成され、このサー
ボ基準信号がサーボ制御回路800に供給されて、周期
T1に基づき上記キャプスタン640とシリンダ650
がサーボ制御される。したがって、周期T1の上記記録
映像信号は、その各セグメント毎に上記磁気テープ上の
平行な斜めのトラックに(この実施例では、1フレーム
の周期T1で2つのトラックに分割されて)周期ずれを
起こすことなく正しく記録される。
【0022】次に、上記により標準テレビジョン信号の
記録されたテープを再生するにあたって、再生モード指
定回路400にてHD再生モード(MP2)が指定され
て高精細テレビジョン方式のHD信号を再生出力する場
合について説明する。
【0023】再生基準信号生成回路820において、上
記再生モード指定回路400にてHD再生モードが指定
された時に出力されるHD再生モード信号MP2に応じ
て、周期T2(=1/f2)のサーボ基準信号が生成さ
れ、このサーボ基準信号がサーボ制御回路800に供給
されて、周期T2に基づきキャプスタン640とシリン
ダ650がサーボ制御される。したがって、上記テープ
630から上記回転ヘッド651,652により再生さ
れる映像信号の周期はT2となり、上記の記録時の周期
T1とは異なり、いわばこのサーボ制御を介して上記標
準テレビジョン信号のフレーム周波数の変換が行われる
ことになる。かくして、フレーム周波数変換されて再生
された映像信号は、再生増幅回路660を介し、再生復
調回路670にて、例えばアナログ記録された場合には
FM復調され(あるいはディジタル記録された場合には
NRZなど適宜ディジタル復調され)てから再生信号処
理回路700に供給される。この再生信号処理回路70
0において、再生モード指定回路400からのHD再生
モード信号MP2に応じて、この再生映像信号は適宜処
理されて、周期T2のHD信号として端子30〜32に
出力される。
【0024】ここで、この再生映像信号はフレーム周波
数がf1からf2に変換されているものの、そのフレー
ム当たりに含まれる有効な走査線数(上記実施例の場合
には500本)、アスペクト比やインタレース比などは
上記標準テレビジョン信号と同じであり、したがって、
このHD再生モードでは、上記再生信号処理回路700
にて、インタレース比は2:1のままで走査線数(と必
要に応じてアスペクト比)の変換が行われて、上記高精
細テレビジョン方式に準ずるHD信号が生成される。
【0025】このHD信号への変換の一実施例を図2と
図3を用いて説明する。図2は走査線数とインタレース
の変換、図3はアスペクト比の変換の様子を模式的に示
す図である。
【0026】上記実施例の場合につき、フレーム当たり
有効走査線500ライン(フィールド当たり250ライ
ン)を含む上記再生映像信号(図2の(a))は、その
フィールド毎に適宜走査線の補間が行われて、例えばフ
ィールド当たり2倍の500ラインを含む信号(図2の
(b))に変換される。この走査線の補間方法として、
例えば、図2の(b)に示すように、各フィールドで○
印に示す記録され再生された隣接する2つのラインの信
号を互いに1/2の重みで加算平均した信号をもって●
印のラインの信号として各ライン間を補間(あるいは、
各フィールドで前ラインないし後ラインの信号をもって
各ライン間を補間)することにより、走査線数が2倍に
変換される。このときフレーム当たりの走査線数はほぼ
2倍になるため、その各ラインの信号はほぼ2倍に時間
軸圧縮される。この倍速変換信号は、さらにその各フィ
ールドで垂直ブランキング信号に相当するラインの信号
が追加されて、フレーム当たり1125ラインを含む信
号が生成されて出力される。この実施例では、上記倍速
変換信号の各フィールド毎に62.5ライン分のブラン
キング信号を追加して、フィールド当たり562.5ラ
インの信号にすることにより2:1のインタレース信号
(図2の(c))に変換される。この2:1インタレー
スの信号に変換するときに、図2の(c)に示すよう
に、フィールド間で走査線の重心が原画像に対し垂直方
向に少しずれるため、第1フィールドに対し第2フィー
ルドでは、隣接するライン間でその距離に応じた重み
(この実施例では1/2)をもって加算平均される。
【0027】なお、このフィールド間で1/2ラインず
らす処理を行わないで、例えば、上記図2(b)の倍速
変換信号の各フィールド毎に25ライン分のブランキン
グ信号を追加して、フィールド当たり525ラインの信
号で構成するようにすれば、フレーム当たり1050ラ
インのいわゆる1:1順次走査形式(ノンインタレー
ス)の倍速変換信号を得ることができる。
【0028】また、アスペクト比については、必要に応
じて図3に示すような2つの表示モード(第1表示モー
ドと第2表示モード)のいずれかの形式の信号に変換さ
れる。すなわち、図3の(a)に示すアスペクト比4:
3を有する上記再生映像信号は、上記の走査線数変換の
処理と合わせて、その各ライン毎に適宜時間軸変換され
て、図3(b)の第1表示モードに示すような画面左右
(ないし画面片側)に無画部(ブランキング)を有する
形式でアスペクト比16:9の信号に変換され、あるい
は、図3(c)の第2表示モードに示すような画面上下
がカットされて無画部(ブランキング)を生じないよう
な形式でアスペクト比16:9の信号に変換される。こ
の第1表示モードの形式で出力するか、第2表示モード
の形式で出力するかは、上記標準テレビジョン信号が記
録されたことが上記再生信号処理回路700にて再生信
号などに基づき識別されて、かつ上記再生モード指定回
路400にてHD再生モード(MP2)が指定されたと
きに限って、図示しないが例えば、装置100の外部か
ら選択的に設定できるように構成される。
【0029】なお、上記標準テレビジョン信号と高精細
テレビジョン信号とで、輝度信号と色信号間のマトリク
ス係数が異なるような場合には、そのマトリクスの変換
も行われ、上記標準テレビジョン信号のコンポーネント
信号(輝度信号Yと2つの色信号C1,C2)から上記
高精細テレビジョン信号のコンポーネント信号(輝度信
号Yと2つの色信号P1,P2)が生成される。
【0030】かくして標準テレビジョン信号が記録され
たテープでも、それを高精細テレビジョン方式に準ずる
信号で再生できるため、上記端子30〜32に高精細テ
レビジョン方式に準拠する表示装置や同VTRなどを接
続して、異なる方式で記録されたテープを相互に互換性
があるかのように取り扱うことができ、機器間の相互運
用性を高めることができる。
【0031】また、上記の1125/2:1のインタレ
ース走査形式で出力するか、あるいは1050/1:1
の順次走査形式で出力するかは、必要に応じて上記再生
モード指定回路400に装置100の外部から作用させ
て選択的に設定できるように構成される。特に、この順
次走査形式で出力する場合に限って、上記再生基準信号
生成回路820より周期T1(=1/f1)のサーボ基
準信号を出力するように構成すれば、フレーム周波数の
変換を行わずに、走査線数とインタレース比の変換だけ
が行われて、フレーム周波数がf1=29.97Hzで
1050/1:1の順次走査形式の映像信号を再生出力
させることもできる。この方法によれば、例えば現在検
討の進められているED方式のテレビジョンに準拠した
(倍速信号表示機能付きの)受像機などと接続して表示
させることができ、より広汎に種々の機器と接続させて
相互運用性を高めることができる。
【0032】次に、上記により標準テレビジョン信号の
記録されたテープを再生するにあたって、再生モード指
定回路400にてNTSC再生モード(MP1)が指定
されて標準テレビジョン方式のNTSC信号を再生出力
する場合について説明する。
【0033】このNTSC再生モード(MP1)では、
上記再生基準信号生成回路820にて、周期T1(=1
/f1)のサーボ基準信号が生成され、このサーボ基準
信号がサーボ制御回路800に供給されて、周期T1に
基づきキャプスタン640とシリンダ650がサーボ制
御される。したがって、上記テープ630から上記回転
ヘッド651,652により再生される映像信号の周期
は記録時と同じT1となり、この場合にはフレーム周波
数の変換は行われない。かくして、記録時と同じフレー
ム周波数で再生された映像信号は、再生増幅回路660
を介し、再生復調回路670にて復調されてから再生信
号処理回路700に供給される。この再生信号処理回路
700において、再生モード指定回路400からのNT
SC再生モード信号MP1に応じて、この再生映像信号
は適宜処理されて、周期T1のコンポーネント信号(輝
度信号Yと2つの色信号C1,C2)が出力される。こ
のコンポーネント信号はエンコード回路210にてエン
コードされて記録時と同じ形式のNTSC信号が生成さ
れて端子40に出力される。
【0034】かくして標準テレビジョン信号が記録され
たテープを、そのまま標準テレビジョン信号で再生する
こともできるため、上記端子40に標準テレビジョン方
式に準拠する表示装置を接続すれば、従来の標準テレビ
しか持っていないユーザでも何ら問題なく標準テレビジ
ョン信号の記録されたプログラムを楽しむことができ
る。また、上記端子40に標準テレビジョン方式に準拠
するVTRなどを接続すれば、従来通り相互に互換性を
確保してダビングや編集などを行うことができ、この場
合にも機器間の相互運用性を高めることができる。
【0035】次に、上記図1の実施例で、記録モード指
定回路300にて、HD記録モード(MR2)が指定さ
れて高精細テレビジョン方式のHD信号を記録する場合
について説明する。
【0036】記録信号処理回路500において、記録モ
ード指定回路300にてHD記録モードが指定された時
に出力されるHD記録モード信号MR2に応じて、入力
端子20〜22から入力されるHD信号のコンポーネン
ト信号(輝度信号Yと2つの色信号P1,P2)は適宜
処理されて、周期T2(=1/f2)の記録映像信号が
生成される。
【0037】具体的には、例えば、特開昭62−232
284号公報などで公知の方法を用いて、上記1フレー
ム1125本の走査線の内、垂直ブランキング期間を除
く例えば1036本の有効走査線のコンポーネント信号
の2つの色信号P1,P2が線順次化されて輝度信号Y
とその水平走査線(ライン)単位で時分割で多重された
形式の信号が生成され、さらにその1フレームの期間
(T2)が2チャンネルでかつその各チャンネル毎に2
つのセグメントに分割されて、各セグメント毎に259
ラインの時分割多重信号を含む周期T2の記録映像信号
が生成される。この記録映像信号は、記録変調回路61
0にて適宜変調されて記録増幅回路620を介して上記
回転ヘッド651,652によりテープ630の平行な
斜めのトラックに順次記録される。この実施例では、1
フレームを2チャンネルで2セグメントに分割して記録
するために、上記回転ヘッド651,652それぞれに
2つのヘッド(計4ヘッド)が用いられ、これに応じて
上記シリンダの回転数は毎秒30.0回転に設定され
る。また、1フレームを所定のピッチをもって4トラッ
クで記録するように上記キャプスタン640の回転数と
テープ630の走行速度が適宜設定される。このシリン
ダとキャプスタンの回転数は、上記同様にサーボ制御回
路800により制御される。すなわち、このHD記録モ
ードでは、記録基準信号生成回路810にて、上記記録
信号処理回路500から供給されるHD信号の同期情報
に基づき周期T2のサーボ基準信号が生成され、このサ
ーボ基準信号がサーボ制御回路800に供給されて、周
期T2に基づき上記キャプスタン640とシリンダ65
0がサーボ制御される。したがって、周期T2の上記記
録映像信号は、その各セグメント毎に上記磁気テープ上
の平行な斜めのトラックに(この実施例では、1フレー
ムの周期T2で4つのトラックに分割されて)周期ずれ
を起こすことなく正しく記録される。
【0038】以上により高精細テレビジョン信号の記録
されたテープを再生するにあたって、再生モード指定回
路400にてHD再生モード(MP2)が指定されて高
精細テレビジョン方式のHD信号を再生出力する場合に
ついて説明する。
【0039】このHD再生モード(MP2)では、再生
基準信号生成回路820にて、周期T2(=1/f2)
のサーボ基準信号が生成され、このサーボ基準信号がサ
ーボ制御回路800に供給されて、周期T2に基づきキ
ャプスタン640とシリンダ650がサーボ制御され
る。したがって、上記テープ630から上記回転ヘッド
651,652により再生される映像信号の周期は記録
時と同じT2となり、この場合には、フレーム周波数の
変換は行われない。かくして、記録時と同じフレーム周
波数で再生された映像信号は、再生増幅回路660を介
し、再生復調回路670にて適宜復調されてから再生信
号処理回路700に供給される。この再生信号処理回路
700において、再生モード指定回路400からのHD
再生モード信号MP2に応じて、この再生映像信号は適
宜処理されて、周期T2のHD信号としてそのコンポー
ネント信号(輝度信号Yと2つの色信号P1,P2)が
端子30〜32に出力される。
【0040】かくして高精細テレビジョン信号が記録さ
れたテープを、そのまま高精細テレビジョン信号で再生
することができるため、上記端子30〜32に高精細テ
レビジョン方式に準拠する表示装置を接続すれば、高精
細テレビジョン信号の記録されたプログラムを楽しむこ
とができ、また、上記端子30〜32に高精細テレビジ
ョン方式に準拠するVTRなどを接続すれば、相互に互
換性を確保してダビングや編集などを行うことができ、
この場合にも機器間の相互運用性を高めることができ
る。
【0041】次に、上記により高精細テレビジョン信号
の記録されたテープを再生するにあたって、再生モード
指定回路400にてNTSC再生モード(MP1)が指
定されて標準テレビジョン方式のNTSC信号を再生出
力する場合について説明する。
【0042】このNTSC再生モード(MP1)では、
再生基準信号生成回路820にて、周期T1(=1/f
1)のサーボ基準信号が生成され、このサーボ基準信号
がサーボ制御回路800に供給されて、周期T1に基づ
きキャプスタン640とシリンダ650がサーボ制御さ
れる。したがって、上記テープ630から上記回転ヘッ
ド651,652により再生される映像信号の周期はT
1となり、上記の記録時の周期T2とは異なり、このサ
ーボ制御を介して上記高精細テレビジョン信号のフレー
ム周波数の変換が行われる。かくして、フレーム周波数
変換されて再生された映像信号は、再生増幅回路660
と再生復調回路670を介し、再生信号処理回路700
に供給される。この再生信号処理回路700において、
再生モード指定回路400からのNTSC再生モード信
号MP1に応じて、この再生映像信号は適宜処理され
て、周期T1のNTSCのコンポーネント信号として出
力される。このコンポーネント信号は、上記エンコード
回路210にてNTSC信号にエンコードされてから端
子40に出力される。
【0043】ここで、この再生映像信号はフレーム周波
数がf2からf1に変換されているものの、そのフレー
ム当たりに含まれる有効な走査線数(上記実施例の場合
には1036本)、アスペクト比やインタレース比など
は上記高精細テレビジョン信号と同じである。したがっ
て、このNTSC再生モードでは、上記再生信号処理回
路700にて、インタレース比は2:1のままで走査線
数(と必要に応じてアスペクト比)の変換が行われて、
上記標準テレビジョン方式に準ずるNTSC信号が生成
される。
【0044】このNTSC信号への変換の一実施例を図
4と図5を用いて説明する。図4は走査線数とインタレ
ースの変換、図5はアスペクト比の変換の様子を模式的
に示す図である。
【0045】上記実施例の場合につき、フレーム当たり
有効走査線1036ライン(フィールド当たり518ラ
イン)を含む上記再生映像信号(図4の(a))は、そ
のフィールド毎に適宜走査線が間引かれて、例えばフィ
ールド当たり1/2の259ラインを含む信号(図4の
(b))に変換される。なお、フレーム当たりの走査線
数がほぼ1/2になるため、その各ラインの信号の時間
軸はほぼ2倍に伸長される。この半速変換信号は、さら
にその各フィールドで垂直ブランキング信号に相当する
ラインの信号が追加されて、フレーム当たり525ライ
ンを含む信号が生成されて出力される。この実施例で
は、上記半速変換信号の各フィールド毎に3.5ライン
分のブランキング信号を追加して、フィールド当たり2
62.5ラインの信号にすることにより2:1のインタ
レース信号(図4の(c))に変換される。この2:1
インタレースの信号に変換するときに、図4の(c)に
示すように、フィールド間で走査線の重心が原画像に対
し垂直方向に少しずれるため、第1フィールドに対し第
2フィールドでは、隣接するライン間でその距離に応じ
た重みをもって、この実施例では(2n+1)番目のラ
インの重みを3/4とし、これに隣接する(2n+3)
番目のラインの重みを1/4として互いに加算平均され
る。
【0046】また、アスペクト比については、必要に応
じて図5に示すような2つの表示モード(第3表示モー
ドと第4表示モード)のいずれかの形式の信号に変換さ
れる。すなわち、図5の(a)に示すアスペクト比1
6:9を有する上記再生映像信号は、上記の走査線数変
換の処理と合わせて、その各ライン毎に適宜時間軸変換
されて、図5(b)の第3表示モードに示すような画面
上下(ないし画面片側)に無画部(ブランキング)を有
する形式でアスペクト比4:3の信号に変換され、ある
いは図5(c)の第4表示モードに示すような画面左右
がカットされて無画部(ブランキング)を生じないよう
な形式でアスペクト比4:3の信号に変換される。この
第3表示モードの形式で出力するか、第4表示モードの
形式で出力するかは、上記高精細テレビジョン信号が記
録されたことが上記再生信号処理回路700にて再生信
号などに基づき識別されて、かつ上記再生モード指定回
路400にてNTSC再生モード(MP1)が指定され
たときに限って、図示しないが例えば、装置100の外
部から選択的に設定できるように構成される。
【0047】なお、この場合にも、上記標準テレビジョ
ン信号と高精細テレビジョン信号とで、輝度信号と色信
号のマトリクス係数が異なるような場合には、そのマト
リクスの変換も行われ、上記高精細テレビジョン信号の
コンポーネント信号(輝度信号Yと2つの色信号P1,
P2)から上記標準テレビジョン信号のコンポーネント
信号(輝度信号Yと2つの色信号C1,C2)が生成さ
れる。
【0048】かくして高精細テレビジョン信号が記録さ
れたテープでも、それを標準テレビジョン方式に準ずる
信号で再生できるため、上記端子40に標準テレビジョ
ン方式に準拠する表示装置や同VTRなどを接続すれ
ば、異なる方式で記録されたテープを相互に互換性があ
るかのように取り扱うことができ、機器間の相互運用性
を高めることができる。
【0049】以上図1の実施例によれば、上記標準テレ
ビジョン信号と高精細テレビジョン信号のいずれを適用
しても、装置100の主要部を共通にできる。特に、上
記したように標準テレビジョン信号と高精細テレビジョ
ン信号のいずれも共通のフォーマット(この実施例で
は、輝度信号と色信号の各コンポーネント信号を時分割
多重した形式の信号)で記録再生することにより、上記
記録信号処理回路500と再生信号処理回路700の主
要部を共通にすることができる。また、両者の情報量の
違いに応じて記録するチャンネル数ないしセグメント数
を変える(この実施例では、標準テレビジョン信号を1
チャンネル2セグメントで記録するのに対し、情報量の
多い高精細テレビジョン信号を2チャンネル2セグメン
トで記録する)ことにより、チャンネルないしセグメン
ト当たりの信号処理の主要部を両者で共通化することが
容易となり、装置のコストを大幅に低減することができ
る。
【0050】また、この記録方法によれば、例えば、上
記の有効ライン1036を有する高精細テレビジョン方
式のHD信号は2チャンネルに分割されてチャンネル当
たりその1/2の518ラインが記録されることにな
り、これを再生して上記の標準テレビジョン方式のNT
SC信号を再生出力する場合に、この記録された2チャ
ンネルのトラックのうちの一方のチャンネルのトラック
のみを再生するように構成すれば、走査線数は1/2の
518ラインで再生されることになるため、(上記図4
の実施例で説明した走査線の間引き処理のような)格別
の信号処理を行わなくても簡単に走査線の変換を行わせ
ることができ、その信号処理を簡易化することが可能と
なる。
【0051】図1の実施例は、上記の各記録モードと再
生モードを共に記録再生装置100側にて設定できるよ
うにした場合を示したものであるが、本発明はこれに限
定されるものではない。例えば、図1の破線に示すよう
にこの記録再生装置100の記録モード指定回路300
と再生モード指定回路400それぞれに設けた外部接続
端子50と60を介して、図示しないが外部装置側に設
けたモード設定回路から上記同様のモード信号を供給す
るように構成すれば、外部装置側でもユーザが自由にモ
ード設定できるようにすることができる。また、この外
部装置として、例えばテレビ受像機などの表示装置を適
用した場合に、上記の記録側の信号処理回路(デコード
回路200、記録信号処理回路500、記録モード指定
回路300など)の一部、あるいは上記の再生側の信号
処理回路(エンコード回路210、再生信号処理回路7
00、再生モード指定回路400など)の一部をこの表
示装置側に内蔵させて、それを記録再生装置と共用する
ことにより全体のシステム規模を縮小できる。特に、比
較的回路規模が増大する上記のアスペクト比変換のため
の信号処理などは、テレビ受像機との共用性が高く、こ
れを共用することによりコストを大幅に低減できる経済
的効果が得られる。さらには、この共用により記録再生
装置と表示装置を一体化することも容易となり、様々な
プログラムの再生画を見ながらユーザが好きなように画
像操作できるなど、ユーザにとって使い勝手の良い装置
を提供することができる。
【0052】なお、上記の標準テレビジョン信号として
は、現行のNTSC方式、PAL方式、SECAM方式
などに限らず、上記したように、現在検討の進められて
いるED方式、EDII方式、PALプラス方式などの信
号にも適用できることは言うまでもない。例えば、近い
将来、国内で放送が開始されようとしているEDII方式
の信号を適用する場合に、テレビ受像機側でこのEDII
方式の信号を受信して、現行のNTSC方式に準ずる信
号(あるいは、そのコンポーネント信号の輝度信号と色
信号、ないしその3原色信号など)を復調し、あるい
は、該EDII信号に多重されている高精細情報などをデ
コードして高精細化したコンポーネント信号を生成し
て、上記記録信号処理回路500に供給するように構成
することもできる。特にこの後者の方法によれば、上記
EDII信号のデコードに必要な回路をテレビ受像機側に
内蔵させて上記記録再生装置とそれを共用することがで
き、コストを削減することができる。
【0053】また、上記の高精細テレビジョン信号とし
て、上記のハイビジョン方式に限らず、現在国内で試験
放送が行われているMUSE方式や米国で検討されてい
るディジタルのATV方式や欧州で検討されているHD
−MAC方式などにも適用できるものである。例えば、
MUSE方式の信号を受信するシステムに適用する場合
には、このMUSE方式の信号をそのまま上記記録再生
装置に供給してMUSE信号で記録再生するように構成
しても良いし、あるいは、該MUSE信号を一度デコー
ドして高精細化したコンポーネント信号(輝度信号と色
信号、ないしその3原色信号など)を生成して、上記記
録信号処理回路500に供給するように構成しても良
い。この後者の方法によれば、上記MUSE信号のデコ
ードに必要な回路をテレビ受像機側に内蔵させて上記記
録再生装置とそれを共用することができ、コストを削減
することができる。
【0054】同様に、ATV方式のようにディジタル化
された信号を受信するシステムに適用する場合にも、例
えば、このATV方式の信号をそのまま上記記録再生装
置に供給してATV信号で記録再生するように構成して
も良いし、あるいは、該ATV信号を一度デコードして
高精細化したコンポーネント信号(輝度信号と色信号、
ないしその3原色信号など)を生成して、上記記録信号
処理回路500に供給するように構成しても良い。上記
同様、この後者の方法によれば、上記ATV信号のデコ
ードに必要な回路をテレビ受像機側に内蔵させて上記記
録再生装置とそれを共用することができ、コストを削減
することができる。
【0055】なお、以上図1の実施例は、VTRなどの
磁気記録再生装置に本発明を適用した場合を示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばビデオ
ディスクレコーダやビデオディスクプレーヤなどのよう
に、回転される媒体とそれを再生するピックアップヘッ
ドとの相対速度に応じて信号を記録し再生するような装
置において、互いにフレーム周波数の異なる映像信号が
記録されていた場合に、その相対速度をそのフレーム周
波数の差に応じてわずかに変えることにより、フレーム
周波数の変換を行って、記録された信号とは異なる形式
の信号を再生するような場合にも適用きるものである。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、標
準テレビジョン信号、高精細テレビジョン信号、順次走
査テレビジョン信号などのように、フレーム周波数、走
査線数、アスペクト比、インタレース比などが異なる複
数の映像信号を1つの装置で自由に、かつ相互に互換性
をもって記録再生することができる。これにより、この
記録再生装置と接続できる機器の制約を大幅に減らすこ
とができ、相互運用性を高めた装置、システムを低コス
トで供給することができる。
【0057】また、従来からの標準テレビジョン信号を
高画質化して高精細テレビジョン信号として再生するこ
とが可能となり、しかもその録画時間を高精細テレビジ
ョン信号を直接記録する場合よりも大幅に増大すること
ができ、見かけ上、高精細テレビジョン信号を長時間記
録できる機能など、これまでにない新しい付加価値をユ
ーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す記録再生装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る走査線変換の一実施例を示す図で
ある。
【図3】本発明に係るアスペクト比変換の一実施例を示
す図である。
【図4】本発明に係る走査線変換の他の実施例を示す図
である。
【図5】本発明に係るアスペクト比変換の他の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
100…記録再生装置 200…デコード回路、 210…エンコード回路、 300…記録モード指定回路、 400…再生モード指定回路、 500…記録信号処理回路、 610…記録変調回路 620…記録増幅回路 660…再生増幅回路 670…再生復調回路 700…再生信号処理回路、 800…サーボ制御回路、 810…記録基準信号生成回路、 820…再生基準信号生成回路、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 仁 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の周期T1(フレーム周波数にしてf
    1=1/T1)を有する標準テレビジョン信号と、該標
    準テレビジョン信号とは異なる周期T2(フレーム周波
    数にしてf2=1/T2)を有し、かつ該標準テレビジ
    ョン信号より走査線数が多くアスペクト比の異なる高精
    細テレビジョン信号のいずれかを所定の記録媒体に記録
    し、あるいはそれを再生するように構成される装置にお
    いて、 上記標準テレビジョン信号に準じた周期T1の第1の映
    像信号を入力する信号入力手段と;上記信号入力手段か
    らの第1の映像信号より、それと同じ周期T1を有する
    記録映像信号を生成する記録映像信号生成手段と;上記
    記録映像信号生成手段からの記録映像信号をそのT1の
    周期に基づき制御して上記記録媒体に記録する信号記録
    手段と;上記信号記録手段により上記記録媒体に記録さ
    れた映像信号を、上記のT1の周期に基づき制御して再
    生する第1のモードと上記のT2の周期に基づき制御し
    て再生する第2のモードのいずれかを指定するモード指
    定手段と;上記モード指定手段からの出力に応答して、
    上記記録媒体に記録された映像信号を再生する信号再生
    手段と;上記モード指定手段からの出力に応答して、少
    なくとも上記第2のモードが指定されたときに、上記信
    号再生手段からの再生映像信号を処理して、上記高精細
    テレビジョン信号と同じ走査線数を有し、かつ同じフレ
    ーム周波数f2を有する信号に変換して出力する信号処
    理手段と;を備えて構成されることを特徴とする映像信
    号の記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記信号入力手段は、 上記標準テレビジョン信号に準じた信号を受信して出力
    する装置から、フレーム周波数f1の第1の映像信号を
    入力するように構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の映像信号の記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記信号入力手段は、 上記標準テレビジョン信号に準じた信号を撮像して出力
    する装置から、フレーム周波数f1の第1の映像信号を
    入力するように構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の映像信号の記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記記録映像信号生成手段は、 上記信号入力手段からの第1の映像信号に基づく輝度信
    号と色信号とをその走査線単位で時分割で多重した信号
    に変換して処理する手段を備えて構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の映像信号の記録再生装置。
  5. 【請求項5】上記信号処理手段は、 上記モード指定手段からの出力に応答して、上記第1の
    モードが指定されたときに、上記信号再生手段からの再
    生映像信号を処理して、上記標準テレビジョン信号と同
    じ走査線数を有し、かつ同じフレーム周波数f1を有す
    る信号に変換して出力する手段を備えて構成されること
    を特徴とする請求項1に記載の映像信号の記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】上記信号処理手段は、 上記モード指定手段からの出力に応答して、上記第1の
    モードが指定されたときに、上記信号再生手段からの再
    生映像信号を処理して、上記標準テレビジョン信号の略
    2倍の走査線数を有し、かつ同じフレーム周波数f1を
    有する信号に変換して出力する手段を備えて構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号の記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】所定の周期T1(フレーム周波数にしてf
    1=1/T1)を有する標準テレビジョン信号と、該標
    準テレビジョン信号とは異なる周期T2(フレーム周波
    数にしてf2=1/T2)を有し、かつ該標準テレビジ
    ョン信号より走査線数が多くアスペクト比の異なる高精
    細テレビジョン信号のいずれかが記録された記録媒体を
    再生するように構成される装置において、 上記記録媒体に上記標準テレビジョン信号と上記高精細
    テレビジョン信号のいずれが記録されているかを識別す
    る識別手段と;上記記録媒体に記録された映像信号を、
    上記のT1の周期に基づき制御して再生する第1のモー
    ドと上記のT2の周期に基づき制御して再生する第2の
    モードのいずれかを指定するモード指定手段と;上記識
    別手段からの出力に応答して、少なくとも上記記録媒体
    に上記標準テレビジョン信号が記録されていることが識
    別されたときに、上記モード指定手段からの出力に応答
    して上記記録媒体に記録された映像信号を再生する信号
    再生手段と;上記モード指定手段からの出力に応答し
    て、少なくとも上記第2のモードが指定されたときに、
    上記信号再生手段からの再生映像信号を処理して、上記
    高精細テレビジョン信号と同じ走査線数を有し、かつ同
    じフレーム周波数f2を有する信号に変換して出力する
    信号処理手段と;を備えて構成されることを特徴とする
    映像信号の再生装置。
  8. 【請求項8】上記信号処理手段は、 上記信号再生手段からの再生映像信号を処理して、上記
    高精細テレビジョン信号と同じアスペクト比を有する信
    号に変換する手段を備えて構成されることを特徴とする
    請求項7に記載の映像信号の再生装置。
  9. 【請求項9】所定の周期T1(フレーム周波数にしてf
    1=1/T1)を有する標準テレビジョン信号と、該標
    準テレビジョン信号とは異なる周期T2(フレーム周波
    数にしてf2=1/T2)を有し、かつ該標準テレビジ
    ョン信号より走査線数が多くアスペクト比の異なる高精
    細テレビジョン信号のいずれかが記録された記録媒体を
    再生するように構成される装置において、 上記記録媒体に上記標準テレビジョン信号と上記高精細
    テレビジョン信号のいずれが記録されているかを識別す
    る識別手段と;上記記録媒体に記録された映像信号を、
    上記のT1の周期に基づき制御して再生する第1のモー
    ドと上記のT2の周期に基づき制御して再生する第2の
    モードのいずれかを指定するモード指定手段と;上記識
    別手段からの出力に応答して、少なくとも上記記録媒体
    に上記標準テレビジョン信号が記録されていることが識
    別されたときに、上記モード指定手段からの出力に応答
    して上記記録媒体に記録された映像信号を再生する信号
    再生手段と;上記モード指定手段からの出力に応答し
    て、少なくとも上記第1のモードが指定されたときに、
    上記信号再生手段からの再生映像信号を処理して、上記
    標準テレビジョン信号と同じフレーム周波数f1を有
    し、かつほぼ2倍の走査線数を有する順次走査形式の信
    号に変換して出力する信号処理手段と;を備えて構成さ
    れることを特徴とする映像信号の再生装置。
  10. 【請求項10】所定の周期T1(フレーム周波数にして
    f1=1/T1)を有する第1の映像信号と、該第1の
    映像信号とは異なる周期T2(フレーム周波数にしてf
    2=1/T2)を有し、かつ該第1の映像信号とは異な
    る走査線数を有する第2の映像信号のいずれかを所定の
    記録媒体に記録し、あるいはそれを再生するように構成
    される装置において、 上記第1の映像信号を入力する第1の信号入力手段と;
    上記第2の映像信号を入力する第2の信号入力手段と;
    上記第1の映像信号を記録する第1の記録モードと上記
    第2の映像信号を記録する第2の記録モードのいずれか
    を指定する記録モード指定手段と;上記記録モード指定
    手段からの出力に応答して、上記第1の記録モードが指
    定されたときには、上記第1の信号入力手段からの第1
    の映像信号の少なくとも有効な走査線を含む信号より、
    それと同じ周期T1を有する第1のフォーマットの記録
    映像信号を生成する第1の記録映像信号生成手段と;上
    記記録モード指定手段からの出力に応答して、上記第2
    の記録モードが指定されたときには、上記第2の信号入
    力手段からの第2の映像信号の少なくとも有効な走査線
    を含む信号より、それと同じ周期T2を有する第2のフ
    ォーマットの記録映像信号を生成する第2の記録映像信
    号生成手段と;上記記録モード指定手段からの出力に応
    答して、上記第1の記録モードが指定されたときには、
    上記第1の記録映像信号生成手段からの出力をその周期
    T1に基づき制御して上記記録媒体に記録する第1の信
    号記録手段と;上記記録モード指定手段からの出力に応
    答して、上記第2の記録モードが指定されたときには、
    上記第2の記録映像信号生成手段からの出力をその周期
    T2に基づき制御して上記記録媒体に記録する第2の信
    号記録手段と;上記記録媒体に記録された映像信号を周
    期T1に基づき再生する第1の再生モードと周期T2に
    基づき再生する第2の再生モードのいずれかを指定する
    再生モード指定手段と;上記再生モード指定手段からの
    出力に応答して、上記第1の再生モードが指定されたと
    きには、上記記録媒体に記録された映像信号をT1の周
    期に基づき制御して再生する第1の信号再生手段と;上
    記再生モード指定手段からの出力に応答して、上記第2
    の再生モードが指定されたときには、上記記録媒体に記
    録された映像信号をT2の周期に基づき制御して再生す
    る第2の信号再生手段と;上記再生モード指定手段から
    の出力に応答して、上記第1の再生モードが指定された
    ときには、上記第1の信号再生手段からの再生映像信号
    を処理して、上記入力される第1の映像信号と同じ走査
    線数を有し、かつ同じフレーム周波数f1を有する信号
    に変換して出力する第1の信号処理手段と;上記再生モ
    ード指定手段からの出力に応答して、上記第2の再生モ
    ードが指定されたときには、上記第2の信号再生手段か
    らの再生映像信号を処理して、上記入力される第2の映
    像信号と同じ走査線数を有し、かつ同じフレーム周波数
    f2を有する信号に変換して出力する第2の信号処理手
    段と;上記第1ないし第2の信号処理手段からの出力の
    少なくとも一方を出力する出力手段と;を備えて構成さ
    れることを特徴とする映像信号の記録再生装置。
  11. 【請求項11】上記出力手段は、 その出力を上記第1ないし第2の映像信号のいずれかを
    選択的に表示する表示装置に供給する手段を備えて構成
    されることを特徴とする請求項10に記載の映像信号の
    記録再生装置。
  12. 【請求項12】所定の周期T1(フレーム周波数にして
    f1=1/T1)を有する第1の映像信号と、該第1の
    映像信号とは異なる周期T2(フレーム周波数にしてf
    2=1/T2)を有し、かつ該第1の映像信号とは異な
    る走査線数と異なるアスペクト比を有する第2の映像信
    号のいずれかを所定の記録媒体に記録しあるいはそれを
    再生する記録再生装置と接続されて、該第1ないし第2
    の映像信号のいずれかを選択的に表示するように構成さ
    れる装置において、 上記第1ないし第2の映像信号のいずれかを受信して上
    記記録再生装置に供給する信号供給手段と;上記信号供
    給手段より上記第1の映像信号が上記記録再生装置に供
    給されて、該第1の映像信号の周期T1に基づき上記記
    録媒体に記録されてから、周期T2に基づき該記録媒体
    より再生されて、上記第2の映像信号と同じフレーム周
    波数f2を有し、かつ同じ走査線数を有する信号に変換
    されて出力される再生映像信号を入力する信号入力手段
    と;上記信号入力手段からの再生映像信号をそのフレー
    ム周波数f2に基づき偏向して表示する信号表示手段
    と;を備えて構成されることを特徴とする映像信号の表
    示装置。
  13. 【請求項13】上記信号表示手段は、 上記信号入力手段からの再生映像信号を処理して、上記
    第1の映像信号と同じアスペクト比を有する信号に変換
    する手段を備えて構成されることを特徴とする請求項1
    2に記載の映像信号の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001035653A1 (fr) * 1999-11-10 2001-05-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif d'enregistrement/reproduction a support magnetique

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001035653A1 (fr) * 1999-11-10 2001-05-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif d'enregistrement/reproduction a support magnetique
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