JPS63148794A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、ビデオ信号を記録再生する磁気記録再生装置
（ＶＴＲ）に関するものである。

（従来の技術） 従来、ＶＴＲの再生回路は第２図または第３図に示すよ
うに構成されている。第２図は１０．７ＭＨ２のＡＭ変
変調調器用いてドロップアウト補償を行う場合の再生回
路であり、ビデオヘッド１から得られた再生映像信号は
ロータリトランス２およびプリアンプ３を介して所定の
レベルまで増幅された後、イコライザ４およびリミッタ
５を通ってＦＭ復調回路６に入力され、このＦＭ復調回
路６で輝度信号が復調される。そして、この輝度信号は
デエンファシス回路７において高周波域成分が抑制され
た後、ドロップアウト補償回路８に入力される。一方、
イコライザ４の出力信号はドロップアウト検出回路９に
入力される。ドロップアウト検出回路９は所定振幅値よ
り小ざい再生映像信号を検出したならば、このことを示
すドロップアウト検出パルスを出力し、ドロップアウト
補償回路８のスイッチＳＷをＡＭ復調器１０側に切替え
る。ＡＭ復調器１０の入力には、ドロップアウト補償回
路８（のスイッチＳＷ）の出力輝度信号をＡＭ変調器１
１において変調周波数１０．７ＭＨ２でＡＭ変調し、ざ
らにこの信号を遅延時間１日（Ｈ＝水平走査期間）の遅
延回路１２で遅延した信号が入力されている。従って、
所定振幅値より小さい再生映像信号が検出された場合に
は、復調回路６て復調し、かつデエンファシス回路７を
通った輝度信号に代えてＡＭ復調回路１０の出力輝度信
号がドロップアウト補償回路８から出力され、振幅の小
ざい輝度信号が１Ｈ前の輝度信号で埋め込まれる。

このようにしてドロップアウト補償された輝度信号は混
合回路１３において色信号変換回路（図示せず）から出
力される色信号と混合され、出力インピーダンスが７５
Ωのドライバ１４を介してライン出力として送出される
。一方、ドロップアウト補償回路８の出力信号は同期分
離回路１５にも入力され、ここで垂直同期信号成分と水
平同期信号成分が分離され、垂直同期信号■と水平同期
信号Ｈとして出力される。

第３図はドロップアウト補償を記憶時間が１ＨのＣＯＤ
素子１６を用いて行うようにしたもので、第２図の場合
と同様な動作となる。

なお、スチル再生、スロー再生、キュー再生などの特殊
再生時では、ドロップアウト補償回路８を機能させると
、ノイズ部分が長くなった場合には相関の無い信号が埋
め込まれ続けるため、特殊再生時にはドロップアウト補
償回路８の薇能を停止させている。従って、混合回路３
および同期分離回路１５にはノイズがそのまま入力され
ることになる。

以上のような再生回路において、近時、文字発生器（キ
ャラクタジェネレータ）を設け、テレビ画面に所望の文
字を挿入して表示させるようにしたものが実用化されて
いる。これは、同期分離回路１５で分離した垂直同期信
号Ｖでリセットされた後、水平同期信号Ｈをカウントす
るｙカウンタと、水平同期信号Ｈでリセットされた後、
文字を構成する単位画素に対応した周期のドツトクロッ
クをカウントするＸカウンタと、所望の文字を構成する
複数画素の信号を記憶した文字情報メモリとを有し、画
面の垂直方向および水平方向の位置が文字を表示すべき
位置に達したならば、この時点から文字情報メモリのア
ドレスを順次指定して複数画素の信号を水平同期信号に
同期して読出し、混合回路１３の出力信号に合成してラ
インに出力することにより実現されるものである。

ところが、上記のような文字発生器を設けたＶＴＲにお
いて、例えばキュー再生を行った場合には、ノイズ部分
では水平同期信号がなくなるため（疑似垂直同期信号が
挿入されるため）、前述のＸ、ｙカウンタの動作が停止
し、文字が正常に表示されなくなるという問題がある。

そこで、疑似的な水平同期信号を発生する回路を設ける
ことが考えられているが、回路が高価になって好ましく
ないという問題がある。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の目的は、上記従来の欠点を解消するべく安価な
構成で特殊再生時の文字を正常に表示することができる
磁気記録再生装置を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、通常再生時は輝度信号のドロップアウト補償
回路の出力信号を色信号との混合回路に入力し、特殊再
生時は復調回路の出力信号を上記混合回路に入力するス
イッチ手段を設け、かつ特殊再生時は同期分離回路には
ドロップアウト補償された輝度信号を入力することによ
り、上記目的を達成するものである。

（作用） 特殊再生時には、同期分離回路にはドロップアウト補償
された輝度信号が入力されるため、ノイズがドロップア
ウト補償回路の補償範囲内であれば、水平同期信号が無
くなることはない。よって、文字表示は正常に行なわれ
る。一方、混合回路にはドロップアウト補償されていな
い輝度信号が入力されるため、相関のない輝度信号が埋
め込まれることもない。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す再生回路の構成図であ
り、第３図と同一部分は同一記号で示している。同図に
おいて、第３図の従来構成と異なる点は、通常再生時（
ノーマル）はドロップアウト補匿回路８の出力信号を混
合回路１３に入力し、特殊再生時（トリック時）はデエ
ンフ７シス回路７を通った復調回路６の出力信号を混合
回路１３に入力するスイッチ２０を設け、かつ同期分離
回路１５には回路８によってドロップアウト補償された
輝度信号を入力するようにしたことである。

この構成によれば、特殊再生時には、同期分離回路１５
にはドロップアウト補償された輝度信号が入力されるた
め、ノイズがドロップアウト補償回路１５の補償範囲内
であれば、水平同期信号が無くなることはなく、同期分
離回路は正常に垂直同期信号と水平同期信号を出力する
ことができる。

よって、これらの同期信号によって生成される文字表示
は正常に行なわれる。一方、混合回路１３にはドロップ
アウト補償されていない輝度信号が入力されるため、相
関のない信号が埋め込まれることもない。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、同期分離回路で分
離した垂直同期信号と水平同期信号とに基づいて文字を
表示する文字発生器を有するＶＴＲにおいて、特殊再生
時には、同期分離回路にはドロップアウト補供された輝
度信号を入力し、また混合回路にはドロップアウト補償
されない輝度信号を入力するため、１個のスイッチを設
けるのみの極めて安価な構成で特殊再生時の文字表示を
正常に行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は従来
のＶＴＲの再生回路の一例を示す回路図、第３図は従来
のＶＴＲの再生回路の他の例を示す回路図である。 １・・・ビデオヘッド ６・・・ＦＭ復調回路 ８・・・ドロップアウト補償回路 １３・・・混合回路 １５・・・同期分離回路 ２０・・・スイッチ 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　宇治　弘 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ビデオヘッドから得た再生映像信号から輝度信号を復調
   する復調回路と、再生映像信号が所定振幅値より小さい
   ときには直前の水平走査期間における復調輝度信号を前
   記復調回路の出力輝度信号に代えて出力するドロップア
   ウト補償回路と、このドロップアウト補償回路から出力
   される輝度信号と色信号変換回路で取出した色信号とを
   混合して出力する混合回路と、前記ドロップアウト補償
   回路から出力される輝度信号から垂直同期信号成分と水
   平同期信号成分を分離し、垂直同期信号および水平同期
   信号を出力する同期分離回路と、分離された垂直同期信
   号と水平同期信号とによつて文字信号を発生し、前記混
   合回路の出力信号に合成して出力する文字発生器とを備
   えた磁気記録再生装置において、 通常再生時は前記ドロップアウト補償回路出力信号を前
   記混合回路に入力し、特殊再生時は復調回路の出力信号
   を前記混合回路に入力するスイッチ手段を設け、かつ特
   殊再生時は同期分離回路にはドロップアウト補償された
   輝度信号を入力するように構成したことを特徴とする磁
   気記録再生装置。