JPH03145290A - 磁気再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、映像信号を記録再生する磁気記録再生装置、
特にドロップアウト補償の回路構成に関する。

（従来の技術） 第２図は従来の磁気再生装置のドロップアウト補償回路
ブロックと垂直輪郭補正回路ブロックの主要な構成を示
すものである。第２図において、１は再生輝度信号の入
力端子、２はドロップアウト検出回路、３は遅延手段、
４は輝度信号再生処理回路、５はスイッチ、６，７．８
は１水平期間遅延手段、９は輪郭補正信号発生回路、１
０は波形処理回路、１１は混合回路、１２は輝度信号の
出力端子であって、ドロップアウト検出回路２と遅延手
段３とスイッチ５と１水平期間遅延手段６でドロップア
ウト補償回路ブロックが構成され、１水平期間遅延手段
７と１水平期間遅延手段８と輪郭補正信号発生回＄９と
波形処理回路１０と混合回路１１で垂直輪郭補正回路ブ
ロックが構成されていて。

磁気再生装置で再生された輝度信号は再生輝度信号の入
力端子１に入力され輝度信号再生処理回路４とドロップ
アウト検出回路２にそれぞれ送られる。輝度信号再生処
理回路４で処理された信号はスイッチ５に送られ、ドロ
ップアウト検出回路２では再生輝度信号のドロップアウ
トを検出し、その検出信号は輝度信号再生処理回路４で
発生する処理時間に見合った遅延手段３を介してスイッ
チ５に送られスイッチ５の制御を行なう。通常スイッチ
５は輝度信号再生処理回路４からの信号を受は取り１水
平期間遅延手段６と１水平期間遅延手段７と輪郭補正信
号発生回路９に再生輝度信号を送っていて、１水平期間
遅延手段６を介した信号はスイッチ５へもどされ前記ド
ロップアウト検出回路２によりドロップアウトが検出さ
れたときにスイッチ５は１水平期間遅延手段６からの信
号を受は取るように切換えられて１水平期間遅延手段６
と１水平期間遅延手段７と輪郭補正信号発生回路９にそ
れぞれ送られるようになる。ドロップアウト検出回路２
においてドロップアウトが検出されなくなるとスイッチ
５は再び輝度信号再生処理回路４からの信号を受は取り
１水平期間遅延手段６と１水平期間遅延手段７と輪郭補
正信号発生回路９にそれぞれ再生輝度信号を送るように
している。１水平期間遅延手段７を介し１水平期間遅延
された信号は１水平期間遅延手段８と輪郭補正信号発生
回路９と混合回路１１に送られる。１水平期間遅延手段
８を介して２水平期間遅延された信号は輪郭補正信号発
生回路９に送られ、輪郭補正信号発生回路９ではスイッ
チ５から送られてくる元信号と１水平期間遅延手段７を
介した１水平期間遅延信号と１水平期間遅延手段８を介
した２水平期間遅延信号より垂直輪郭補正信号を作り、
波形処理回路１０で雑音除去・振幅増幅等の処理が行わ
れた後混合回路１１で１水平期間遅延手段７を介して１
水平期間遅延された主信号と混合して輝度信号の出力端
子１２から輝度信号が出力される。

しかし、第２図のような構成では同じ１水平期間遅延信
号を取り出す為にドロップアウト補償回路ブロックでの
１水平期間遅延手段６と垂直輪郭補正回路ブロックでの
１水平期間遅延手段７の二つの１水平期間遅延手段を用
いている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、近年の磁気再生装置は高画質化に伴う高
機能化が進み、Ｖ　Ｃ（Ｙ　、　Ｃｏ１ｏｒ）分離回路
・ノイズ低減回路・輪郭補正回路等の多種多様の付加回
路が装備されるようになってきたが、逆にこれらの高機
能回路を低価格で磁気再生装置に付加し、普及型の磁気
再生装置における高画質化を行なう必要が生じてきてい
る。

本発明は上記問題点に鑑み、再生中にドロップアウトが
生じた場合は輝度信号の垂直輪郭補正回路において有す
る１水平期間遅延手段を用いてドロップアウト補償を行
なえるようにした磁気再生装置を提供することを目的と
するものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために、磁気再生装置は、
再生中にドロップアウトを検出する検出手段と、輝度信
号再生処理系に１水平期間に遅延時間を有する遅延手段
を少なくとも一つ装備し、前記遅延手段を介した遅延信
号と前記遅延手段を介さない信号とを演算することによ
り輪郭補正信号を形成する垂直輪郭補正手段とを有する
磁気再生装置であって、前記ドロップアウト検出手段の
検出信号の検出信号により垂直輪郭補正手段において１
水平期間遅延信号を１水平期間遅延手段の入力部にもど
すように制御するように構成したものである。

（作　用） 本発明は上記の構成によって、ドロップアウト補償回路
において必要な１水平期間遅延手段を垂直輪郭補正回路
で有する１水平期間遅延手段で兼用するように構成する
ことにより、従来二つ必要であった１水平期間遅延手段
が一つの１水平期間遅延手段のみを用いればよく、コス
トの低下につながると共に回路構成も簡略化された磁気
再生装置を得ることができる。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例における磁気再生装置の基本
ブロックを示すものである。第１図において、第２図の
従来例と同一記号のものは同一の機能ブロックを示すも
のである。

次に、上記実施例の動作について説明する。第１図にお
いて、磁気再生装置で再生された輝度信号は再生輝度信
号の入力端子１に入力され、輝度信号再生処理回路４と
ドロップアウト検出回路２にそれぞれ送られる。輝度信
号再生処理回路４で処理された信号はスイッチ５に送ら
れ、ドロップアウト検出回路２では再生輝度信号のドロ
ップアウトを検出し、その検出信号は輝度信号再生処理
回路４で発生する処理時間に見合った遅延手段３を介し
てスイッチ５に送られスイッチ５の制御を行なう。通常
スイッチ５は輝度信号再生処理回路４からの信号を受は
取り１水平期間遅延手段７と輪郭補正信号発生回路９に
再生輝度信号を送り。

１水平期間遅延手段７を介した１水平期間遅延信号は輪
郭補正信号発生回路９と１水平期間遅延手段８と混合回
路１１とスイッチ５へと送られ、前記ドロップアウト検
出回路２によりドロップアウトが検出されたときにスイ
ッチ５は１水平期間遅延手段７からの信号を受は取るよ
うに切換えられて１水平期間遅延手段７と輪郭補正信号
発生回路９にそれぞれ送られるようになる。ドロップア
ウト検出回路２においてドロップアウトが検出されなく
なるとスイッチ５は再び輝度信号再生処理回路４からの
信号を受は取り１水平期間遅延手段７と輪郭補正信号発
生回路９にそれぞれ再生輝度信号を送るようにしている
。１水平期間遅延手段８を介して２水平期間遅延された
信号は輪郭補正信号発生回路９に送られ１輪郭補正信号
発生回路９ではスイッチ５から送られてくる元信号と１
水平期間遅延手段７を介した１水平期間遅延信号と１水
平期間遅延手段８を介した２水平期間遅延信号より垂直
輪郭補正信号を作り、波形処理回路１０で雑音除去・振
幅増幅等の処理が行なわれた後混合回路１１で１水平期
間遅延手段７を介した１水平期間遅延された主信号と混
合して輝度信号の出力端子１２から輝度信号が出力され
る。

以上のように本実施例によれば、ドロップアウト補償回
路ブロックでの１水平期間遅延手段を輪郭補正信号発生
回路ブロックでの１水平期間遅延手段で兼用することに
よりドロップアウト補償回路ブロックでの１水平期間遅
延手段を省略することができる。

（発明の効果） 本発明は上記実施例から明らかなように、ドロップアウ
ト補償回路ブロックでの１水平期間遅延手段と輪郭補正
信号発生回路ブロックでの１水平期間遅延手段を兼用す
るように構成することにより、コストを下げることがで
きる−と共に回路構成も簡略化が行なえ、省スペース化
が図れるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気再生装置の主要
ブロック図、第２図は従来の磁気再生装置の主要ブロッ
ク図である。 １　・・・再生輝度信号の入力端子、　２　・・・ドロ
ップアウト検出回路、　３　・・・遅延手段、　４　・
・・輝度信号再生処理回路、　５・・・スイッチ、　６
．７．８　・・・　１水平期間遅延手段、　９　・・・
輸郭脅正信号発生回路、１０・・・波形処理回路、１１
・・・混合回路、１２・・・輝度信号の出力端子。 特許出顆人　松下電器産業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 再生中にドロップアウトを検出する検出手段と、輝度信
   号再生処理系に１水平期間の遅延時間を有する遅延手段
   を少なくとも一つ備え、前記遅延手段を介した遅延信号
   と、前記遅延手段を介さない信号とを演算することによ
   り輪郭補正信号を形成する垂直輪郭補正手段とを有する
   磁気再生装置であって、前記ドロップアウトを検出する
   検出手段の検出信号により前記垂直輪郭補正手段におい
   て１水平期間遅延信号を１水平期間遅延手段の入力部に
   もどすように制御することを特徴とする磁気再生装置。